JP2004024624A - 遊技機 - Google Patents

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Shohachi Ugawa
鵜川 詔八
Kazutoshi Nakajima
中島 和俊
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Abstract

【目的】遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる遊技機を提供する。
【構成】回転ドラム36の動作によって可変入賞球装置20内における遊技球の流下方向に変化を与えると共に、回転ドラム36外周に設けられたラウンド抽選図柄の表示結果に基づいて特定遊技状態の態様を選択的に決定する。このように構成することにより、可変入賞球装置20内における遊技球の流下方向に変化を与える構成にラウンド抽選図柄を可変表示する機能を併合させることで、遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技領域に設けられた始動入賞領域への打球の入賞を検出する始動球検出手段の球検出により遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にとって有利な第2の状態となる始動動作を行う可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装置に設けられた特定入賞領域への打球の入賞を検出する特定球検出手段の球検出により前記始動動作よりも遊技者にとってさらに有利な特定の態様で前記可変入賞球装置を第2の状態に移行する特定遊技状態を発生させる遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、可変表示手段を備えた遊技機としての一例である第2種の弾球遊技機は、始動入賞口(始動入賞領域)への打球の入賞に伴って大入賞口(可変入賞球装置)を開放し、大入賞口の特定入賞領域への入賞(これをV入賞ともいう)により特定遊技状態を発生して大入賞口を連続開放するようになっていた。また、このような第2種の弾球遊技機には、表示器の表示結果によって特定遊技状態の態様(例えば、ラウンド回数、1ラウンド毎での大入賞口の開放回数、大入賞口の内部構造変化の態様、賞球数等)を選択的に決定するものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のように表示器の表示結果によって特定遊技状態の態様を選択的に決定する構成では、遊技領域内に専用の表示器を設けていた。このため、コストがかかると共に遊技領域内の設計自由度が低下していた。なお、第2種の弾球遊技機には、遊技球の流下方向に変化を与えるための回転ドラム(外周面に遊技球を吸引する磁石を埋設)を可変入賞球装置内に設けたものが提案されていたが、このような回転ドラムは、遊技球の流下方向に変化を与えるだけの構成であり、取り分けて識別情報を可変表示するものとはなっていなかった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、可変入賞球装置の特定入賞領域への打球の入賞に基づいて特定遊技状態を発生させる遊技機において、遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた始動入賞領域への打球の入賞を検出する始動球検出手段の球検出により遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にとって有利な第2の状態となる始動動作を行う可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装置に設けられた特定入賞領域への打球の入賞を検出する特定球検出手段の球検出により前記始動動作よりも遊技者にとってさらに有利な特定の態様で前記可変入賞球装置を第2の状態に移行する特定遊技状態を発生させる遊技機であって、前記可変入賞球装置内に入賞した遊技球の流路の一部をなすと共に識別情報を可変表示する可変表示手段と、該可変表示手段を予め定められた動作形態で動作させる電気的駆動源と、該電気的駆動源を駆動制御する制御手段と、所定条件の成立に基づいて前記特定遊技状態の態様を選択的に決定する特定遊技状態態様制御手段と、該特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記特定遊技状態を制御する特定遊技状態制御手段と、前記特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記可変表示手段における識別情報の表示結果を導出表示する表示結果導出手段と、を備え、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより前記予め定められた動作形態で動作させ、前記可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与えることを特徴とする。このように構成することにより、可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与える構成に識別情報を可変表示する機能を併合させることで、遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる。
【0005】
また、請求項2の発明においては、前記特定遊技状態制御手段は、前記可変入賞球装置を所定のラウンド回数を繰り返し上限回数として前記第2の状態に移行制御し、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0006】
また、請求項3の発明においては、前記可変入賞球装置の内部構造を前記特定入賞領域に打球が流入し易い状態に変化させる内部構造変化手段を備え、前記特定遊技状態制御手段は、前記特定遊技状態の発生中に所定のラウンド回数を上限として前記内部構造変化手段によって前記可変入賞球装置の内部構造を変化させ、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0007】
また、請求項4の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段の複数種類の動作形態のうちより、いずれかを選択して前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させることを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作による演出を多彩にできる。
【0008】
また、請求項5の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を前記特定球検出手段に誘導する球誘導制御を実行すると共に、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記識別情報を可変表示する可変表示制御を実行し、前記球誘導制御と前記可変表示制御とでは前記可変表示手段の動作形態を異ならせることを特徴とする。このように構成することにより、特定球検出手段に遊技球を誘導する動作と識別情報を可変表示する動作とのうち、いずれの動作が行われているのかを分り易くできる。
【0009】
また、請求項6の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段が動作中である旨を示す信号を作成する動作信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が動作しているか否かを外部で容易に把握することができる。
【0010】
また、請求項7の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段が識別情報の可変表示中である旨を示す信号を作成する可変表示信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の可変表示信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が識別情報を可変表示しているか否かを外部で容易に把握することができる。
【0011】
また、請求項8の発明においては、前記可変表示手段は、前記特定遊技状態における進行中のラウンド回数を報知する表示を行うことを特徴とする。このように構成することにより、遊技者は進行中のラウンド回数を確認することができる。また、この構成によれば、別途、ラウンド回数を報知するための表示器等を設ける必要がないので、コスト削減と省スペース化を招来することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形態に係る遊技機としての一例である弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発射された打球を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3を形成している。遊技領域3のほぼ中央には、本実施形態の要部をなす可変入賞球装置20が配置されている。可変入賞球装置20の下方には、それぞれ始動球検出器5a〜5c(図5参照)を内蔵した左・中・右の始動入賞口4a〜4cが配置されている。始動入賞口4a〜4cに打球が入賞すると、これを始動球検出器5a〜5cが検出することで、可変入賞球装置20を所定期間開放するようになっている。なお、始動入賞口4a〜4cのうち左右の始動入賞口4a,4cに入賞した場合は、可変入賞球装置20を1回開放し、始動入賞口4a〜4cのうち中央の始動入賞口4bに入賞した場合は、可変入賞球装置20を2回開放するようになっている。また、このように始動球検出器5a〜5cの入賞検出に伴って可変入賞球装置20が開放動作を行う状態を始動遊技状態という。また、遊技領域3には、上記した構成以外にも、風車ランプ7a,7bを内蔵した風車6a,6b、風車8a,8b、サイドランプ10a,10b(図5参照)を内蔵したサイドランプ飾り9a,9b、アウト口11、等が設けられている。
【0013】
次に、本実施形態の要部をなす可変入賞球装置20について、図2及び図3を参照して説明する。可変入賞球装置20は、図2及び図3に示すように、当該可変入賞球装置20を遊技盤1の表面に取り付けるための取付基板21を有し、該取付基板21には、上部入賞空間22と下部入賞空間30が形成されている。上部入賞空間22には、左右一対の開閉片23a,23bが回転可能に設けられている。開閉片23a,23bは、それぞれ周知のリンク機構を介してソレノイド24a,24bが連結され、該ソレノイド24a,24bがONしたときに、上部入賞空間22を開放する方向に回転する一方、ソレノイド24a,24bがOFFしたときに、上部入賞空間22を閉鎖する方向に回転するようになっている。上部入賞空間22の底壁部分には、上部入賞空間22に入賞した打球を検出する左右一対の入賞球検出器25a,25b(図5参照)が設けられている。なお、入賞球検出器25a,25bで検出された入賞球は、入賞球検出器25a,25bを通過した後、取付基板21の左右両側に形成された球通路26a,26bを通って球排出口27a,27bから下部入賞空間30に送り込まれるようになっている。また、上部入賞空間22内の後面壁には、後で詳述する特定遊技状態での開閉片23a,23bの残り開放回数を表示する残り回数表示器28と、可変入賞球装置20への入賞個数を表示する入賞個数表示器29、が設けられている。
【0014】
一方、下部入賞空間30には、球排出口27a,27bから送り込まれた入賞球を後方に向かって転動させる下部転動板31と、該下部転動板31の下流端に形成された開口32と、該開口32を開閉する開閉板34と、該開閉板34の上方位置で回転する可変表示手段としての回転ドラム36と、該回転ドラム36の上端部後方に配された上部転動板40、が設けられている。開閉板34は、ソレノイド35(図5参照)が連結され、該ソレノイド35がONしたときに、開口32を閉鎖する方向に進出移動する一方、ソレノイド35がOFFしたときに、開口32を開放する方向に退行移動するようになっている。回転ドラム36は、各連結ギヤ37a〜37cを介して電気的駆動源としてのモータ38(図5参照)が連結され、該モータ38の駆動に伴って常時一定速度で一方向(図3に示す矢印方向)に回転するようになっている。また、回転ドラム36の周面には、複数個の永久磁石39が埋設されている。これにより、回転ドラム36は、開閉板34による開口32の閉鎖状態で、開閉板34上に停留される球を永久磁石39の磁力によって吸引し、これを回転動作に伴って上部転動板40に送り込むようになっている。なお、複数個の永久磁石39は、回転ドラム36の横幅方向に沿って左・中・右に3個並列されると共に、この3個の並列が回転ドラム36の全周に沿って所定間隔を置いて4箇所に設けられている。また、回転ドラム36の外周面には、図4に示すように、「1〜15」の15個のラウンド抽選図柄が設けられている(描かれている)。このラウンド抽選図柄は、後で詳述するラウンド抽選時に用いられる図柄であり、回転ドラム36の前方右側部分(球排出口27aの上方の側壁部分)には、回転ドラム36の前側中央部分に停止表示されるラウンド抽選図柄、言い換えればラウンド抽選図柄の表示結果を指し示す矢印形状の指示突起部33が設けられている。
【0015】
上部転動板40の後方側には、中央を境として左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a,40bが形成されており、該傾斜部40a,40bの下流側(左右両側)には、傾斜部40a,40bを転動した球を再度下部転動板31上に送り込む球通路41a,41bが形成されている。なお、傾斜部40a,40bは、後方側へも若干下り傾斜している。また、上部転動板40の後方中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入口42の前方には、左右一対の可動部材43a,43bが設けられている。可動部材43a,43bには、それぞれ回転軸(図示しない)が一体的に取り付けられ、該回転軸の後端には、ソレノイド45(図5参照)を連結した連結部材(図示しない)が一体的に取り付けられている。なお、連結部材は、ソレノイド45を構成するプランジャの進退動作を回転軸(可動部材43a,43b)の回転動作に変換するものである。これにより、可動部材43a,43bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受入口42の前方を遮断する方向に回転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、特定受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するようになっている。また、特定受入口42の外周には、装飾用のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受入口42の内部には、特定受入口42に入った球を検出する特定球検出器48が設けられている。
【0016】
図5は、主基板50における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図5には、払出制御基板60、音制御基板61、及びランプ制御基板62も示されている。主基板50には、プログラムに従って弾球遊技機を制御する基本回路51と、特定球検出器48、始動球検出器5a〜5c、入賞球検出器25a,25b、及びクリアスイッチ63からの信号を基本回路51に与えるスイッチ回路52と、各種ソレノイド24a,24b,35,45を基本回路51からの指令に従って駆動するソレノイド回路53と、モータ38を基本回路51からの指令に従って駆動するモータ回路54と、基本回路51から与えられるデータに従って大当り情報、始動情報、あるいは賞球情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部機器に対して出力する情報出力回路55と、システムリセット回路56と、が搭載されている。
【0017】
基本回路51は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM51a、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM51b、プログラムに従って制御動作を行う制御手段としてのCPU51c、及びI/Oポート部51dを含む。そして、このような基本回路51を備えた主基板50は、払出制御基板60を介して球払出装置64を制御し、音制御基板61を介してスピーカ65を制御し、更にはランプ制御基板62を介してサイドランプ10a,10b、風車ランプ7a,7b、及び各種LED表示器28,29,47を制御するようになっている。
【0018】
次に、上記した主基板50による可変入賞球装置20の作動制御について説明する。先ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴ってソレノイド24a,24bが所定時間ONされて開閉片23a,23bが開放する。その開放動作中に打球が上部入賞空間22内に入賞すると、その入賞球は入賞球検出器25a,25bを通って下部入賞空間30に送り込まれる。また、開閉板34は、主基板50によるソレノイド35のON制御により、入賞球検出器25a,25bが入賞球を検出してから所定時間が経過するまで開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、下部入賞空間30に送り込まれた球は、開口32の閉鎖時間内で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39に吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って上部転動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34上に停留された入賞球が3個並列のうち左右の永久磁石39に吸引された場合、その入賞球は、100%の確率で球通路41a,41bに送られる。なお、この時点で、開閉板34は、主基板50によるソレノイド35のOFF制御により、開口32を開放する方向に移動している。そして、球通路41a,41bに送られた球は、下部転動板31を通って開口32を落下する。一方、開閉板34上に停留された入賞球が3個並列のうち中央の永久磁石39に吸引された場合、その入賞球は、かなり高い確率(100%ではない)で特定受入口42に送られて、特定球検出器48を通過する(V入賞する)。そして、特定球検出器48での球の通過(特定球検出器48による球の検出)によって特定遊技状態が発生する。
【0019】
上記した特定遊技状態においては、主基板50によりソレノイド35がON/OFF制御されることで、開閉片23a,23bが所定時間の開放動作を18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。なお、開閉サイクルが18回終了する以前に、10個の入賞球が検出された場合には、その時点で開閉片23a,23bの開放動作を終了する。また、開閉片23a,23bの開閉サイクル中は、各ソレノイド35,45が常時ONされることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖し、可動部材43a,43bは常に特定受入口42の前方を遮断する。これにより、開閉サイクル中に可変入賞球装置20に入賞した球は、開閉サイクルの終了時点までは開口32を落下することがない。従って、開閉板34上に停留された入賞球が左右の永久磁石39に吸引された場合、その入賞球は、球通路41a,41bを通って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板34上に停留される。一方、開閉板34上に停留された入賞球が中央の永久磁石39に吸引された場合、その入賞球は、特定受入口42前方の可動部材43a,43bに受け止められる。その後、開閉サイクルの終了と同時に、各ソレノイド35,45がOFFされることで、開閉板34は開口32を開放し、可動部材43a,43bは特定受入口42前方の遮断を解除する。これにより、可動部材43a,43bに受け止められた入賞球は、上部転動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口42に入る。そして、特定受入口42に入った球は、特定球検出器48を通過する(V入賞する)ことで、以上のような18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、所定のインターバル時間の経過後に再度開閉片23a,23bを開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数は、最高15回(15ラウンド)まで許容されるようになっている。また、このような特定遊技状態において、残り回数表示器28は、開閉片23a,23bの残り開放回数(残りのラウンド回数あるいはラウンドにおける残りの開閉片の開放回数)を表示し、入賞個数表示器29は、1ラウンド毎に入賞個数を表示するようになっている。
【0020】
次に、回転ドラム36の具体的な動作形態について図6(A)(B)を参照して説明する。回転ドラム36の動作形態には、図6(A)に示す態様と図6(B)に示す態様との2種類がある。図6(A)に示す動作形態は、回転ドラム36の回転によって遊技球を特定球検出器48側に誘導する(可変入賞球装置20内における遊技球の流下方向に変化を与える)動作形態である。具体的には、可変入賞球装置20(開閉片23a,23b)の開放動作中に打球が上部入賞空間22内に入賞し、その入賞球が入賞球検出器25a,25bを通過すると、図6(A)に示すように、入賞球検出器25a,25bによる球検出と同時に、モータ38の駆動に伴う回転ドラム36の回転動作(遊技球を特定球検出器48側に誘導する動作)が開始される。そして、その回転動作は、所定期間T1継続された後に終了する。
【0021】
一方、図6(B)に示す動作形態は、回転ドラム36の回転によってラウンド抽選図柄を可変表示する動作形態である。本実施形態では、図6(B)に示すように、特定遊技状態の発生を決定するV入賞があると(特定球検出器48がONすると)、これに伴う特定遊技状態の発生以前にラウンド抽選(ラウンド回数の上限回数の決定)を行うようになっている。このラウンド抽選は、主基板50を構成するマイクロコンピュータ(基本回路51)に設けられた図示しないランダム数(15個の乱数)の抽出によって行われる(特定遊技状態態様制御手段)。具体的には、ラウンド抽選用として回転ドラム36外周に描かれた「1〜15」の15個のラウンド抽選図柄(図4参照)が15個の乱数と対応して設けられる。そして、ラウンド抽選時には、モータ38の駆動に伴う回転ドラム36の回転動作によってラウンド抽選図柄が可変表示され、乱数の抽出値と対応したラウンド抽選図柄が表示結果として導出表示される。即ち、特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づくラウンド抽選図柄が指示突起部33によって指し示される位置で停止表示される(表示結果導出手段)。これにより、ラウンド抽選図柄の数字が特定遊技状態中の最高発生ラウンド回数として設定され、これに基づいた特定遊技状態が開始される(特定遊技状態制御手段)。また、ラウンド抽選時の回転ドラム36の動作形態は、ラウンド抽選図柄を1図柄ずつコマ送り変動するように所定期間T2の回転と停止(完全に停止するものでなく、小刻みに正転・逆転している状態であってもよく、ラウンド抽選図柄が視認できる状態であればよい)を交互に繰り返し行うようになっている。
【0022】
また、回転ドラム36は、上記したラウンド抽選によって決定された特定遊技状態の最高発生ラウンド回数において、進行中のラウンド毎でそのラウンド回数に応じた数字をラウンド抽選図柄で表示する(指示突起部33が進行中のラウンド回数に応じた数字を指し示すように回転ドラム36が回転する)ことで、遊技者に進行中のラウンド回数を報知するようになっている。
【0023】
以上のように、本実施形態の構成によれば、遊技領域(3)に設けられた始動入賞領域(始動入賞口4a〜4c)への打球の入賞を検出する始動球検出手段(始動球検出器5a〜5c)の球検出により遊技者にとって不利な第1の状態(閉鎖状態)から遊技者にとって有利な第2の状態(開放状態)となる始動動作を行う可変入賞球装置(20)を備え、該可変入賞球装置に設けられた特定入賞領域(特定受入口42)への打球の入賞を検出する特定球検出手段(特定球検出器48)の球検出により前記始動動作よりも遊技者にとってさらに有利な特定の態様で前記可変入賞球装置を第2の状態に移行する特定遊技状態を発生させる遊技機であって、前記可変入賞球装置内に入賞した遊技球の流路の一部をなすと共に識別情報(ラウンド抽選図柄)を可変表示する可変表示手段(回転ドラム36)と、該可変表示手段を予め定められた動作形態で動作させる電気的駆動源(モータ38)と、該電気的駆動源を駆動制御する制御手段(主基板50を構成する基本回路51のCPU51cによりモータ38を駆動制御する機能)と、所定条件の成立(特定球検出器48での球検出)に基づいて前記特定遊技状態の態様を選択的に決定する特定遊技状態態様制御手段(主基板50を構成する基本回路51のCPU51cにより特定遊技状態の態様を選択的に決定する機能)と、該特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記特定遊技状態を制御する特定遊技状態制御手段(主基板50を構成する基本回路51のCPU51cにより特定遊技状態を発生させる機能)と、前記特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記可変表示手段における識別情報の表示結果を導出表示する表示結果導出手段(主基板50を構成する基本回路51のCPU51cにより選択的に決定したラウンド回数をラウンド抽選図柄の表示結果として導出表示させる機能)と、を備え、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより前記予め定められた動作形態で動作させ、前記可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与えることを特徴とする。このように構成することにより、可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与える構成に識別情報を可変表示する機能を併合させることで、遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる。
【0024】
また、前記特定遊技状態制御手段は、前記可変入賞球装置を所定のラウンド回数を繰り返し上限回数として前記第2の状態に移行制御し、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0025】
なお、実施形態中では、特定遊技状態態様制御手段によって選択的に決定される特定遊技状態の態様を最高発生ラウンド回数としているが、これに限定するものではない。例えば、1ラウンド毎での可変入賞球装置の開放回数、可変入賞球装置の内部構造変化、賞球数等としてもよい。具体的に、上記した実施形態に則して可変入賞球装置20の内部構造変化について説明すると、最高発生ラウンド回数は、予め定められた上限回数(例えば、15ラウンド)が設定されている。そして、前記図6(B)に示したラウンド抽選によってラウンド回数が決定されると、そのラウンド回数を上限として、可動部材43a,43b(内部構造変化手段)が遊技球を受け止める状態、言い換えれば、特定受入口42に打球が流入し易い状態(V入賞して継続権が成立し易い状態)に可動部材43a,43bを変化させる制御を行う。即ち、可動部材43a,43bが特定受入口42の手前で遊技球を一旦受け止め、この状態から可動部材43a,43bによる受け止めを解除して遊技球を特定受入口42に向けて放出する。これにより、遊技球が特定受入口42へ向けて逸れてしまうことを少なくでき、ひいてはV入賞し易くなる。
【0026】
即ち、前記可変入賞球装置の内部構造を前記特定入賞領域に打球が流入し易い状態に変化させる内部構造変化手段(可動部材43a,43b)を備え、前記特定遊技状態制御手段は、前記特定遊技状態の発生中に所定のラウンド回数を上限として前記内部構造変化手段によって前記可変入賞球装置の内部構造を変化させ、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。但し、内部構造変化手段は、可動部材43a,43bに限定するものではなく、可変入賞球装置の内部構造を特定入賞領域に打球が流入し易い状態に変化させるものであれば、いずれの構成であってもよい。
【0027】
また、特定遊技状態の態様を選択的に決定するタイミングは、大当り決定(V入賞)時点に限定するものではない。例えば、特定遊技状態の発生が決定していない始動入賞(始動球検出器5a〜5cでの球検出)時点で態様を決定する等してもよい。また、回転ドラム36の動作形態は、実施形態中に記載のものに限定しない。例えば、識別情報の可変表示となる動作形態としては、遊技球を特定球検出器48側に誘導する回転ドラム36の回転方向とは逆の回転を行わせる等してもよい。
【0028】
また、前記制御手段は、前記可変表示手段の複数種類の動作形態のうちより、いずれかを選択して前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させることを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作による演出を多彩にできる。このように構成することにより、可変表示手段の動作による演出を多彩にできる。
【0029】
また、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を前記特定球検出手段に誘導する球誘導制御(図6(A)に示す動作形態での回転ドラム36の回転制御)を実行すると共に、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記識別情報を可変表示する可変表示制御(図6(B)に示す動作形態での回転ドラム36の回転制御)を実行し、前記球誘導制御と前記可変表示制御とでは前記可変表示手段の動作形態を異ならせることを特徴とする。このように構成することにより、特定球検出手段に遊技球を誘導する動作と識別情報を可変表示する動作とのうち、いずれの動作が行われているのかを分り易くできる。
【0030】
また、前記可変表示手段は、前記特定遊技状態における進行中のラウンド回数を報知する表示を行うことを特徴とする。このように構成することにより、遊技者は進行中のラウンド回数を確認することができる。また、この構成によれば、別途、ラウンド回数を報知するための表示器等を設ける必要がないので、コスト削減と省スペース化を招来することができる。
【0031】
また、本実施形態の構成に加えて、可変表示手段の動作中(遊技球を誘導する動作)あるいは識別情報の可変表示中にその旨を示す信号を主基板のCPU(動作信号作成手段、可変表示信号作成手段)で作成し、この信号(動作信号、可変表示信号)を外部(例えば、ホールコンピュータ等)に出力するようにしてもよい。即ち、前記制御手段は、前記可変表示手段が動作中である旨を示す信号を作成する動作信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が動作しているか否かを外部で容易に把握することができる。また、前記制御手段は、前記可変表示手段が識別情報の可変表示中である旨を示す信号を作成する可変表示信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の可変表示信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が識別情報を可変表示しているか否かを外部で容易に把握することができる。さらには、可変表示手段を動作させる電気的駆動源の駆動制御を制御手段(主基板)とは別の制御基板(サブ基板)で行うようにしてもよく、こうした場合には、主基板の制御負担を軽減できる。また、このような構成では、可変表示手段が動作中である旨を示す信号を作成する動作信号作成手段は、主基板とは別の制御基板(サブ基板)によって構成されるものである。また、制御基板を主基板とサブ基板とに分けて、個々の制御基板で各種制御を分担する構成とした場合には、1つの制御基板にかかる制御負担を軽減することができるので、より確実な制御を行うことができる。
【0032】
また、上記した実施形態(変形例を含む)は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では可変表示手段を回転ドラムで構成しているが、特にこれに限定するものではなく、LCD、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラズマ等の表示器や、ルーフ式、又はベルト式で構成することも可能である。また、可変表示手段を予め定められた動作形態で動作させる電気的駆動源としては、実施形態中に記載のモータに限定せず、ソレノイド等いずれの電気的駆動源であってもよい。また、遊技機の構成として、コインゲーム等の遊技機であってもよい。
【0033】
また、以上説明した実施形態から把握できる発明として以下のものがある。
(1)前記特定遊技状態態様制御手段は、前記所定のラウンド回数の1ラウンド毎で前記可変入賞球装置が第2の状態に移行する回数を前記特定遊技状態の態様として選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
(2)前記特定遊技状態態様制御手段は、前記可変入賞球装置内への入賞に基づいて払い出される賞球の数を前記特定遊技状態の態様として選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた始動入賞領域への打球の入賞を検出する始動球検出手段の球検出により遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にとって有利な第2の状態となる始動動作を行う可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装置に設けられた特定入賞領域への打球の入賞を検出する特定球検出手段の球検出により前記始動動作よりも遊技者にとってさらに有利な特定の態様で前記可変入賞球装置を第2の状態に移行する特定遊技状態を発生させる遊技機であって、前記可変入賞球装置内に入賞した遊技球の流路の一部をなすと共に識別情報を可変表示する可変表示手段と、該可変表示手段を予め定められた動作形態で動作させる電気的駆動源と、該電気的駆動源を駆動制御する制御手段と、所定条件の成立に基づいて前記特定遊技状態の態様を選択的に決定する特定遊技状態態様制御手段と、該特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記特定遊技状態を制御する特定遊技状態制御手段と、前記特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記可変表示手段における識別情報の表示結果を導出表示する表示結果導出手段と、を備え、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより前記予め定められた動作形態で動作させ、前記可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与えることを特徴とする。このように構成することにより、可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与える構成に識別情報を可変表示する機能を併合させることで、遊技領域内の設計自由度を低下させることなく、然もコストを削減して特定遊技状態の態様を選択的に決定することができる。
【0035】
また、請求項2の発明においては、前記特定遊技状態制御手段は、前記可変入賞球装置を所定のラウンド回数を繰り返し上限回数として前記第2の状態に移行制御し、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0036】
また、請求項3の発明においては、前記可変入賞球装置の内部構造を前記特定入賞領域に打球が流入し易い状態に変化させる内部構造変化手段を備え、前記特定遊技状態制御手段は、前記特定遊技状態の発生中に所定のラウンド回数を上限として前記内部構造変化手段によって前記可変入賞球装置の内部構造を変化させ、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする。このように構成することにより、特定遊技状態を多様化することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
【0037】
また、請求項4の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段の複数種類の動作形態のうちより、いずれかを選択して前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させることを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作による演出を多彩にできる。
【0038】
また、請求項5の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を前記特定球検出手段に誘導する球誘導制御を実行すると共に、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記識別情報を可変表示する可変表示制御を実行し、前記球誘導制御と前記可変表示制御とでは前記可変表示手段の動作形態を異ならせることを特徴とする。このように構成することにより、特定球検出手段に遊技球を誘導する動作と識別情報を可変表示する動作とのうち、いずれの動作が行われているのかを分り易くできる。
【0039】
また、請求項6の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段が動作中である旨を示す信号を作成する動作信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の動作信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が動作しているか否かを外部で容易に把握することができる。
【0040】
また、請求項7の発明においては、前記制御手段は、前記可変表示手段が識別情報の可変表示中である旨を示す信号を作成する可変表示信号作成手段を含むことを特徴とする。このように構成することにより、可変表示手段の可変表示信号を外部に送る構成とすることで、可変表示手段が識別情報を可変表示しているか否かを外部で容易に把握することができる。
【0041】
また、請求項8の発明においては、前記可変表示手段は、前記特定遊技状態における進行中のラウンド回数を報知する表示を行うことを特徴とする。このように構成することにより、遊技者は進行中のラウンド回数を確認することができる。また、この構成によれば、別途、ラウンド回数を報知するための表示器等を設ける必要がないので、コスト削減と省スペース化を招来することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面図である。
【図2】可変入賞球装置を示す正面図である。
【図3】可変入賞球装置の各種構成部材を示す斜視図である。
【図4】回転ドラムの外周面に設けられたラウンド抽選図柄を示す説明図である。
【図5】各種遊技動作を制御する遊技制御回路基板を示すブロック図である。
【図6】同図(A)は特定球検出器側に遊技球を誘導する回転ドラムの動作形態を示すタイムチャートであり、同図(B)はラウンド抽選図柄を可変表示する回転ドラムの動作形態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤
3 遊技領域
4a〜4c 始動入賞口(始動入賞領域)
5a〜5c 始動球検出器(始動球検出手段)
20 可変入賞球装置
23a,23b 開閉片
25a,25b 入賞球検出器
28 残り回数表示器
29 入賞個数表示器
31 下部転動板
33 指示突起部
34 開閉板
36 回転ドラム(可変表示手段)
38 モータ(電気的駆動源)
39 永久磁石
40 上部転動板
42 特定受入口(特定入賞領域)
43a,43b 可動部材(内部構造変化手段)
48 特定球検出器(特定球検出手段)
50 主基板
51 基本回路
51c CPU(制御手段、特定遊技状態態様制御手段、特定遊技状態制御手段、表示結果導出手段)

Claims (8)

  1. 遊技領域に設けられた始動入賞領域への打球の入賞を検出する始動球検出手段の球検出により遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にとって有利な第2の状態となる始動動作を行う可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装置に設けられた特定入賞領域への打球の入賞を検出する特定球検出手段の球検出により前記始動動作よりも遊技者にとってさらに有利な特定の態様で前記可変入賞球装置を第2の状態に移行する特定遊技状態を発生させる遊技機であって、
    前記可変入賞球装置内に入賞した遊技球の流路の一部をなすと共に識別情報を可変表示する可変表示手段と、
    該可変表示手段を予め定められた動作形態で動作させる電気的駆動源と、
    該電気的駆動源を駆動制御する制御手段と、
    所定条件の成立に基づいて前記特定遊技状態の態様を選択的に決定する特定遊技状態態様制御手段と、
    該特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記特定遊技状態を制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記特定遊技状態態様制御手段の決定結果に基づいて前記可変表示手段における識別情報の表示結果を導出表示する表示結果導出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより前記予め定められた動作形態で動作させ、前記可変入賞球装置内における遊技球の流下方向に変化を与えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定遊技状態制御手段は、前記可変入賞球装置を所定のラウンド回数を繰り返し上限回数として前記第2の状態に移行制御し、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記可変入賞球装置の内部構造を前記特定入賞領域に打球が流入し易い状態に変化させる内部構造変化手段を備え、前記特定遊技状態制御手段は、前記特定遊技状態の発生中に所定のラウンド回数を上限として前記内部構造変化手段によって前記可変入賞球装置の内部構造を変化させ、前記特定遊技状態態様制御手段は、前記特定遊技状態の態様としての前記所定のラウンド回数を複数のラウンド回数のうちから選択的に決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記制御手段は、前記可変表示手段の複数種類の動作形態のうちより、いずれかを選択して前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記制御手段は、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記可変入賞球装置に入賞した遊技球を前記特定球検出手段に誘導する球誘導制御を実行すると共に、前記可変表示手段を前記電気的駆動源を駆動制御することにより動作させ、前記識別情報を可変表示する可変表示制御を実行し、前記球誘導制御と前記可変表示制御とでは前記可変表示手段の動作形態を異ならせることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 前記制御手段は、前記可変表示手段が動作中である旨を示す信号を作成する動作信号作成手段を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記制御手段は、前記可変表示手段が識別情報の可変表示中である旨を示す信号を作成する可変表示信号作成手段を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 前記可変表示手段は、前記特定遊技状態における進行中のラウンド回数を報知する表示を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011115196A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2018196472A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 株式会社三洋物産 遊技機

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