JP2004024320A - 生体用電極 - Google Patents

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【課題】生体と接触する電極が容易に交換可能であると共に、万一の場合には生体と接触する電極がなくても生体情報が検出可能な構造を有する生体用電極を提供する。
【解決手段】本願発明に係る生体用電極は、生体に接触して使用される生体用電極において、本体装置と電線を介して接続されると共に、略平板状の本体部と、該本体部の略中央に形成された凹部と、該凹部の周縁に所定の範囲で形成される突出電極部とによって構成される金属電極部と、前記凹部に対して着脱自在である生体接触電極部とによって構成され、さらに前記生体接触電極部は、不織布からなる芯部と、該芯部に含浸されて保持されると共に導電性材料粉末を含む軟質ポリウレタン樹脂層と、生体接触側側面に配される導電性シートと、該導電性シートと対峙する側面に配される前記凹部に対する接着部とによって構成される。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、生体に接触して使用される生体用電極であって、心電計、低周波治療機等の本体装置と接続して使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−98954号に開示される生体用端子電極は、生体に粘着される基体部と測定端の端子部とのいずれかに磁石を配置し、その吸引力により基体部と端子部とを接続するものであり、また、基体部は、ベースシートと、ベースシートに固定された電極部及び粘着シートとにより構成され、電極部は絶縁シートの片面に電極を形成し、他方の面との間に金属磁性片を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記引例の生体用端子電極は、電極を有する基体部自体の構成が複雑であり、電極の導電能力が低下した場合には容易に交換することができないという不具合があった。また、電極自体が脱落した場合には、計測が不可能であるという不具合があった。
【0004】
このため、本願発明は、生体と接触する電極が容易に交換可能であると共に、万一の場合には生体と接触する電極がなくても生体情報が検出可能な構造を有する生体用電極を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
したがって、本願発明に係る生体用電極は、生体に接触して使用される生体用電極において、本体装置と電線を介して接続されると共に、略平板状の本体部と、該本体部の略中央に形成された凹部と、該凹部の周縁に所定の範囲で形成される突出電極部とによって構成される金属電極部と、前記凹部に対して着脱自在である生体接触電極部とによって構成されることにある。また、この突出電極は、前記本体部の所定に位置に突出する突出部によって構成されるものであっても良いものである。
【0006】
さらに、前記生体接触電極部は、不織布からなる芯部と、該芯部に含浸されて保持されると共に導電性材料粉末を含む軟質ポリウレタン樹脂層と、生体接触側側面に配される導電性シートと、該導電性シートと対峙する側面に配される前記凹部に対する接着部とによって構成される。尚、前記導電性シートは、導電性ウレタンによって形成されることが望ましい。また、前記導電性材料粉末としては、塩化銀パウダーであることが望ましい。
【0007】
さらに、前記接着部は強磁性体金属によって形成されると共に、前記凹部には永久磁石が固着されるものであっても良い。
【0008】
さらにまた、前記接着部は、銀メッキが施されることが望ましい。
【0009】
また、前記接着部は、導電性の粘着材によって形成されるものであっても良い。
【0010】
さらに、前記金属電極部の本体部には、前記生体接触電極部の脱着を容易にするために前記凹部と連通する溝部が形成されることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面により説明する。
【0012】
図1に示すように、本願発明に係る生体用電極1は、図示しない本体装置と電線2を介して接続される金属電極部3と、図示しない生体と接触する生体接触電極部4とによって構成される。
【0013】
前記金属電極部3は、例えば、図2及び図3に示すように、平板状の本体部31と、略中央に形成された凹部32と、該凹部32内に固着される永久磁石34と、前記凹部32の周縁に所定の範囲で形成された突出電極部33とによって構成される。また、この実施の形態では、一対の突出電極部33の間には、下記する生体接触電極部4の着脱をようにするために切れ込み部35が形成されている。また、この突出電極部33は、前記本体部31の所定の位置に突出する突出部によって構成されるものであっても良いものである。
【0014】
前記生体接触電極部4は、不織布からなる芯部41と、この芯部41に含浸されて保持される導電性の軟質ポリウレタン樹脂層42と、この軟質ポリウレタン樹脂層42の生態接触側側面に配される導電性シート43と、この導電性シート44と対峙する側面に配される前記凹部32に対する接着部44とによって構成されている。また、この実施の形態では、この接着部44は、ステンレス等の強磁性体金属によって形成され、さらにその表面には銀メッキが施されているものである。
【0015】
通常、軟質ポリウレタン樹脂層42は、電極の接点部を生体の形状や凹凸に合致させ、接触面積を確保するために有効であるが、不必要に広がりやすい傾向があるため、芯材として不織布を用い、これによって軟質ポリウレタン樹脂を保持するようにしたものである。また、軟質ポリウレタン樹脂層42には、導電性を持たせるために、導電性材料の粉末、例えば塩化銀パウダー等が混入される。
【0016】
また、前記導電性シート43は、従来のように、この面の粘着力により生体に密着するために設けられるのではなく、なるべく粘着力を弱くして生体に余分な化学物質を残さないようにするために設けられているものである。このため、側適時には、例えば、手で押さえる、バンドで固定する等の方法が必要となる場合もあるが、これによって、電極に起因する被れを防止できるようになるものである。
【0017】
以上の構成を有する生体接触電極部4を、前記金属電極部3の凹部32に装着することによって、生体用電極1を構成することができるものである。また、上記生体接触電極部4は、従来の電極に比べて安価であり且つ大量生産が可能であることから、生体接触電極部4の接触性又は検出性を低下した場合に容易に取り替えることができるため、接触性及び検出性を高く維持できると共に、生体用電極自体の寿命を長くすることができるものである。
【0018】
また、上記構成においては、万一生体接触電極部4がなくなった場合でも、突出電極部33及び本体部31によってある程度の生体電極を計測することができるという利点を有する。
【0019】
図5及び図6において示される第2の実施の形態に係る生体用電極1は、前記切れ込み部31の構造をさらに改良したもので、前記切れ込み部31から径方向外方に向けて延出する溝部50を形成したものである。これによって、生体接触電極部4の着脱をさらに容易に行うことができるようになるものである。尚、この第2の実施の形態において、前述した第1の実施の形態と同一の個所又は同様の効果を奏する個所には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、生体接触電極部を着脱自在とすると共に、金属電極部だけでも検出が可能な構造をしているので、万一の場合に心配がなく、また生体接触電極部が交換可能であることから衛生的にも良く、また検出制度を長く維持することができる。
【0021】
さらに、導電性シートを用いたことにより、生体に余分な化学物質が残留することを防止できるので、従来の電極より被れが少ないという効果を奏する。
【0022】
また、従来の電極は、水分を多く含んでいるために、水分の蒸発により、導電率の悪化、タック率の低下等の問題があったが、本願発明に係る生体用電極は、水分を含んでいないため、長時間の使用が可能となるものである。
【0023】
さらに、軟質の樹脂を用いることから、生体表面の皮膚の凹凸のトレーサビリティを向上させたことから、測定中の振動(手の震え、振動、体動)などに対して電気抵抗が変化しないため、良好な心電図波形が得られる。
【0024】
また、本願発明に係る生体用電極は、万一の場合には、金属電極部のみでも電極として、ある程度の役割を果たすことができるという特徴も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係る生体用電極の一例を示した断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態に係る生体用電極の金属電極部の断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態に係る生体用電極の金属電極部の平面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態に係る生体用電極の生体接触電極部の断面図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態に係る生体用電極の断面図である。
【図6】本願発明の第2の実施の形態に係る生体用電極の平面図である。
【符号の説明】
1 生体用電極
2 電線
3 金属電極部
4 生体接触電極部
31 本体部
32 御初心
33 突出電極部
34 永久磁石
35 切り欠き部
41 芯部
42 軟質ポリウレタン樹脂層
43 導電性シート
44 接着部
50 溝部

Claims (7)

  1. 生体に接触して使用される生体用電極において、
    本体装置と電線を介して接続されると共に、略平板状の本体部と、該本体部の略中央に形成された凹部と、該凹部の周縁に所定の範囲で形成される突出電極部とによって構成される金属電極部と、
    前記凹部に対して着脱自在である生体接触電極部とによって構成されることを特徴とする生体用電極。
  2. 前記生体接触電極部は、不織布からなる芯部と、該芯部に含浸されて保持されると共に導電性材料粉末を含む軟質ポリウレタン樹脂層と、生体接触側側面に配される導電性シートと、該導電性シートと対峙する側面に配される前記凹部に対する接着部とによって構成されることを特徴とする請求項1記載の生体用電極。
  3. 前記導電性シートは、導電性ウレタンによって形成されることを特徴とする請求項2記載の生体用電極。
  4. 前記接着部は強磁性体金属によって形成されると共に、前記凹部には永久磁石が固着されることを特徴とする請求項2又は3記載の生体用電極。
  5. 前記接着部は、銀メッキが施されることを特徴とする請求項4記載の生体用電極。
  6. 前記接着部は、導電性の粘着材によって形成されることを特徴とする請求項2又は3記載の生体用電極。
  7. 前記金属電極部の本体部には、前記生体接触電極部の脱着を容易にするために前記凹部と連通する溝部が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の生体用電極。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015521514A (ja) * 2012-06-29 2015-07-30 サンスター スイス エスエー ゲルパッド分注器
JP2016027137A (ja) * 2014-06-26 2016-02-18 東洋インキScホールディングス株式会社 電極シートおよびそれを用いたセンサー
JP2016026552A (ja) * 2014-06-26 2016-02-18 東洋インキScホールディングス株式会社 電極シートおよびそれを用いたセンサー
CN110063713A (zh) * 2018-01-24 2019-07-30 伟伦公司 具有固定座和能可拆卸地附接于固定座上的设备模块的生理参数监测器

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