JP2004023728A - ネットワークサーバ - Google Patents

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Tetsuzo Ogawa
小河 哲三
Masahiro Sasaki
佐々木 雅宏
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Panasonic Communications Co Ltd
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Abstract

【課題】ネットワークを介して接続された各複合機のジョブ情報を収集する際、ネットワークとしての利用効率を低下させることなく、利用頻度の高い複合機についてはジョブ情報の収集漏れを防止すること。
【解決手段】所定時間毎にネットワーク101を介して各複合機から利用状況を示すジョブ情報を収集する際、各複合機のジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果、所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この複合機に対しては所定時間を短縮する制御を行う。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して複数の複合機に接続され、各複合機のジョブ情報を一元的に管理するネットワークサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィス内に複数の複合機を設置する場合、各複合機を相互にネットワークに接続し、さらにネットワークサーバをネットワークに接続することが行われている。
【0003】
各複合機は、どの部門がどれだけ利用したかを示すジョブ情報を保持し、一方、ネットワークサーバは、所定時間毎にネットワークを介して全複合機にアクセスし、各複合機からジョブ情報を収集する。こうすることで、ネットワークサーバにおいて、ネットワークに接続された全複合機のジョブ情報を管理することが可能となり、ネットワーク全体としてどの部門がどれだけ利用したかなどの情報を一元的に把握していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の技術では、以下のような問題が生じていた。
【0005】
即ち、各複合機において、保有できるジョブ情報の数はメモリ容量の制約により上限がある。例えば、各複合機において、保有できるジョブ情報の数を30個とすると、31個目のジョブ情報は1個目のジョブ情報に上書きして保存される。そのため、ネットワークサーバがジョブ情報を収集する前に、未収集のジョブ情報が上書きされることも生じていた。この場合、ジョブ情報の収集に漏れが生じることになり、ネットワーク全体としてどの部門がどれだけ利用したかなどの情報を正確に把握できないという問題が生じる。
【0006】
かかる問題に対しては、ネットワークサーバが各複合機にアクセスする所定時間の間隔を短くすることで対応できる。しかし、ネットワークに接続された各複合機は全て同じ頻度で利用されているわけではなく、頻繁に利用される複合機も存在すれば、利用度が少ない複合機も存在する。そのため、単に所定時間の間隔を短くしただけでは、利用度が少ない複合機に対しても不必要に頻繁にアクセスすることになり、ネットワークサーバの負荷が過渡に増大するという問題が生ずることになる。
【0007】
さらに、ネットワークサーバが各複合機にアクセスする際、ネットワークはジョブ情報の収集作業のために占有されるため、アクセスの頻度が多くなるとそれだけネットワークとしての利用効率が低下するという問題も生ずる。
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、ネットワークを介して接続された各複合機のジョブ情報を収集する際、ネットワークとしての利用効率を低下させることなく、利用頻度の高い複合機についてはジョブ情報の収集漏れを防止できるネットワークサーバを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定時間毎にネットワークを介して各複合機から利用状況を示すジョブ情報を収集する際、各複合機のジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果、所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この複合機に対しては所定時間を短縮する制御を行うようにしたものである。
【0010】
これによれば、所定時間毎にネットワークを介して各複合機のジョブ情報を収集する際、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値に基づき所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高いと判別された複合機に対しては所定時間を短縮するので、利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係るネットワークサーバは、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この複合機に対しては前記所定時間を短縮する制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
【0012】
この構成によれば、所定時間毎にネットワークを介して各複合機のジョブ情報を収集する際、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値に基づき所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高いと判別された複合機に対しては所定時間を短縮するので、利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0013】
本発明の第2の態様に係るネットワークサーバは、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この判別された複合機に対しては前記所定時間を短縮する一方、前記判別がされなかった複合機に対しては前記所定時間を維持する制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
【0014】
この構成によれば、所定時間毎にネットワークを介して各複合機のジョブ情報を収集する際、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値に基づき所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高いと判別された複合機に対しては所定時間を短縮する一方、他の複合機に対しては所定時間を維持するので、ネットワークとしての利用効率を低下させることなく、且つ利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0015】
本発明の第3の態様に係るネットワークサーバは、各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記第1の所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この判別された複合機に対しては前記第1の所定時間を短縮した第2の所定時間経過後に収集する制御を行う制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記第2の所定時間を複数時間有し、まず最小時間を設定しそこから前記第1の所定時間へと段階的に引き上げていく構成を採る。
【0016】
この構成によれば、第1の所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性がある場合に第1の所定時間を短縮するが、その際に、短縮時間を複数時間有し、まず最小の短縮時間を選択しそこから順次第1の所定時間へと近づけていく。これにより、上書きの可能性に対しては緊急に対応すると共に、上書きの可能性の減少に伴い段階的に第1の所定時間に戻すので、ネットワークとしての利用効率の低下を最小限度に押えつつ、利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0017】
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様に係るネットワークサーバにおいて、前記制御手段は、前記第3値に対する前記第2値の増加比率に対応した係数に前記第3値を掛け合わせた数値が前記第1値以上になった場合に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機と判別する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値に対して、今回収集したジョブ情報数の増加比率に応じて未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機が判別されるので、上書きされる可能性の高い複合機を確実に判別することができる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態にかかるネットワークサーバについて図面を参照して具体的に説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態のネットワークサーバ100が接続されるネットワークの構成を示す概略図である。
【0021】
同図に示すように、本ネットワークサーバ100は、ネットワーク101を介して複数の複合機に接続されている。ここで、ネットワーク101は、例えば、会社内に構築されたLAN(Local Area Network)等のネットワークが想定される。しかし、これに限らず、本ネットワークサーバ100は、WAN(Wide Area
Network)やインターネット等のネットワークにも適用可能である。
【0022】
本ネットワークサーバ100は、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従ってネットワーク管理を行う。すなわち、本ネットワークサーバ100がSNMPマネージャとして機能し、各複合機がSNMPエージェントとして機能する。
【0023】
ネットワーク101に複数の複合機1〜複合機Nが接続されている。複合機とは、プリンタ機能、コピー機能及びファックス機能のいずれか2つ以上の機能を有する装置を呼ぶものとする。本実施の形態において、複合機は、これらの3つの機能を全て有するものとする。各複合機は、後述するように、利用者から指示されたジョブ情報を一定数だけ管理する機能を有する。
【0024】
図2は、複合機1〜複合機Nのいずれかの複合機の構成を示すブロック図である。同図に示すように、各複合機は、装置全体の制御を行うCPU201を備える。CPU201は、主メモリ202に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。
【0025】
CPU201にバス203を介してネットワークコントローラ204、プリンタコントローラ205及びファクスコントローラ206が接続されている。ネットワークコントローラ204は、CPU201の制御の下、ネットワーク101を介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)等との間におけるデータ通信を制御する。
【0026】
プリンタコントローラ205は、CPU201の制御の下、直接接続されたPC等から受け取ったプリント要求や、ネットワーク101からネットワークコントローラ204を介して受け取ったプリント要求の解析・実行を制御する。ファックスコントーラ206は、CPU201の制御の下、ネットワーク101を介して通信先との間でファクシミリ通信を制御する。
【0027】
また、CPU201にバス203を介してレーザープリンタ部207が接続されている。レーザープリンタ部207は、CPU201の制御の下、プリンタコントローラ205やファックスコントローラ206から受け取った画像データのプリントを実行する。
【0028】
主メモリ202には、当該複合機の製造情報や与えられたジョブ情報を管理するための領域(エリア)が設けられている。これらの製造情報やジョブ情報は、主メモリ202に設けられたMIB(Message Information Base)管理情報エリア208に登録されている。
【0029】
図3は、MIB管理情報エリア208に登録された情報の内容を説明するための図である。同図に示すように、MIB管理情報エリア208は、主として3つの情報が管理されている。具体的には、▲1▼製品情報、▲2▼カウンタ情報、▲3▼ジョブ情報が管理されている。
【0030】
製品情報には、当該複合機を識別するための情報が管理されている。具体的には、当該複合機の種別、機能、付与された名称といった情報が管理されている。特に本実施の形態に係る複合機では、与えられたジョブ情報を管理可能な数(以下、「ジョブテーブル数」という)を示す情報が管理されている。図3に示す例では、ジョブテーブル数が30であり、30個のジョブ情報が管理可能な場合について示している。
【0031】
カウンタ情報には、後述するジョブ情報を、当該複合機を利用した部門毎に分けてカウントした情報が管理されている。具体的には、ある部門におけるファックス通信回数や、コピー枚数などが管理されている。
【0032】
ジョブ情報には、当該複合機に与えられた全てのジョブ情報の詳細が管理されている。当該複合機では、30個のジョブ情報を管理できるようになっており、31個目のジョブ情報は最初に格納されたジョブ情報(1個目)に上書きされる。なお、ネットワーク101上の各複合機のジョブテーブル数は仕様により異なる。
【0033】
図4は、本実施の形態に係るネットワークサーバ100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本ネットワークサーバ100は、装置全体の制御を行うCPU401を備える。CPU401は、主メモリ402に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。
【0034】
CPU401にバス403を介してネットワークカード404、外部インターフェース405が接続されている。本ネットワークサーバ100は、ネットワークカード404を介してネットワーク101上の複合機等と通信を行い、外部インターフェース405を介して接続されたモニタに画像データを出力し、キーボードから指示入力を受け付ける。
【0035】
CPU401にバス403を介してハードディスク(HD)コントローラ部406が接続されている。HDコントローラ部406は、CPU401の制御の下、外部記憶装置として取り付けられたハードディスクへの読み書きを制御する。特に、本実施の形態では、HDコントローラ部406は、ハードディスク内で管理されるジョブ情報データベース(DB)407への読み書きを制御する。
【0036】
本ネットワークサーバ100は、後述するように、ネットワーク管理者に設定された所定時間(あるいは当該所定時間よりも短い時間)毎に全ての複合機にアクセスし、各複合機に与えられたジョブ情報等の情報を収集する。ここで収集されたジョブ情報等の情報がジョブ情報DB407に書き込まれる。
【0037】
図5は、ジョブ情報DB407に書き込まれたデータの内容を説明するための図である。同図に示すように、ジョブ情報DB407には、図5(a)に示す複合機1〜複合機Nに関する情報(以下、「複合機情報」という)及び図5(b)に示す各複合機から与えられた全てのジョブ情報が書き込まれている。
【0038】
複合機情報には、複合機毎に、それぞれの複合機から取得した▲1▼製品情報、▲2▼ジョブテーブル数、▲3▼最終取得ジョブテーブル番号、▲4▼最終取得ジョブ情報、▲5▼最終取得ジョブ情報数、▲6▼前回取得ジョブ情報数、▲7▼平均収集ジョブ情報数、▲8▼過去収集回数が書き込まれている。また、ネットワーク管理者又は後述するデバイス定義やジョブ情報収集の処理フローで定義等される▲9▼定義情報が書き込まれる。ジョブ情報には、全ての複合機から与えられたジョブ情報の詳細がジョブ情報毎に書き込まれている。
【0039】
ここで、▲1▼製品情報及び▲2▼ジョブテーブル数は、上述した通りであり、ジョブテーブル数は、製品情報の中に含まれるものである。▲3▼最終取得ジョブテーブル番号は、前回のジョブ情報の収集の際に最後に取得したジョブテーブル番号を示す。次回のジョブ情報の収集の際にポインタとしての役割を果たすものである。▲4▼最終取得ジョブ情報は、前回のジョブ情報の収集の際に取得したジョブ情報の内容を示す。▲5▼最終取得ジョブ情報数は、前回のジョブ情報の収集の際に取得したジョブ情報数を示す。
【0040】
また、▲6▼前回取得ジョブ情報数は、前々回のジョブ情報の収集の際に取得したジョブ情報数を示す。▲7▼平均ジョブ情報数は、当該複合機におけるジョブ情報の収集の際に取得される平均ジョブ情報数を示す。▲8▼過去収集回数は、当該複合機におけるジョブ情報の収集の累積回数を示す。
【0041】
図6は、本実施の形態のネットワークサーバ100が複合機からジョブ情報を収集する際のシーケンス図である。
【0042】
ジョブ情報を収集する際の前段階の処理として、ネットワーク管理者により本ネットワークサーバ100に対してデバイス定義が行われる(ST601)。デバイス定義では、ネットワーク管理者が本ネットワークサーバ100に管理すべきデバイス(ここでは、複合機)やそのデバイスに対する管理内容が定義される。本実施の形態では、特にジョブ情報を収集する間隔が定義される。なお、デバイス定義における処理フローについては後述する。
【0043】
デバイス定義により管理対象となるデバイス(複合機)が定義されると、本ネットワークサーバ100は、定義された複合機のMIB情報を収集するため、当該複合機に対して情報要求(get−request)を出力する。デバイス定義が行われた直後にMIB情報を収集するのは、定義された複合機の存在を確認するためである。
【0044】
この情報要求(get−request)を受けると、複合機は、情報要求応答(get−response)を出力する。本ネットワークサーバ100と複合機との間で、情報要求(get−request)と情報要求応答(get−response)が複数回交換されるのはMIB情報がツリー構造を有するためである。
【0045】
デバイス定義が完了した後、原則としてデバイス定義により定義されたジョブ情報の収集間隔で本ネットワークサーバ100がジョブ情報収集を行う(ST602)。ジョブ情報は、各複合機において、MIB情報として管理されているため、ジョブ情報収集はMIB情報の収集と同様の処理となる。
【0046】
すなわち、当該複合機のジョブ情報を収集するため、当該複合機に対して情報要求(get−request)を出力する。この情報要求(get−request)を受けると、複合機は、ジョブ情報を含む情報要求応答(get−response)を出力する。なお、ジョブ情報収集の処理フローについては後述する。
【0047】
通常、本ネットワークサーバ100は、デバイス定義によって定義されたジョブ情報の収集間隔に従ってジョブ情報を収集する。ST602では、この通常の場合におけるジョブ情報収集を示している。本実施の形態のネットワークサーバ100では、定義されたジョブ情報の収集間隔でジョブ情報を収集した場合にジョブ情報の収集漏れが生ずるか判断し、ジョブ情報の収集間隔を短縮する制御を行う。ST603では、このような緊急時におけるジョブ情報収集を示している。なお、ST603におけるジョブ情報収集の処理フローは、ST602におけるジョブ情報収集の処理フローと同様に処理される。
【0048】
以下、本ネットワークサーバ100におけるデバイス定義の処理フローについて図7を用いて、ジョブ情報収集の処理フローについて図8を用いて説明する。図7及び図8においては、左方側に本ネットワークサーバ100の処理フローを示し、右方側に本ネットワークサーバ100の処理に対応した複合機の処理フローを示している。
【0049】
なお、以下に用いる定義について説明する。「A」は、ネットワーク管理者により定義されたジョブ情報の収集間隔(以下、「定義された収集間隔」という)を示す。以下に示す説明では、定義された収集間隔(A)として「2分」が設定されるものとする。「B」は、デバイス定義された管理対象となる複合機のジョブテーブル数を示す。以下に示す説明では、管理対象となる複合機が「30個」のジョブテーブル数(B)を有するものとする。「C」は、本ネットワークサーバ100がジョブ情報の収集間隔をカウントする場合に用いるタイマのカウント値を示す。「D」は、ネットワーク管理者に定義された収集間隔(A)を最大値とし、かつ、定義された収集間隔(A)よりも短い間隔に設定される実際のジョブ情報の収集間隔(以下、「実収集間隔」という)を示す。以下に示す説明では、定義された収集間隔(A)である「2分」を最大値として、30秒間隔で設定される「0秒」、「30秒」、「1分」及び「1分30秒」が実収集間隔(D)として設定されるものとする。「E」は、当該複合機から今回収集したジョブ情報数を示す。「F」は、当該複合機における平均収集ジョブ情報数を示す。「G」は、予測困難係数を示す。この予測困難係数については後述する。これらの「A」〜「G」の情報(「C」を除く)はジョブ情報DB407の各複合機の定義情報に書き込まれる。
【0050】
上述のように、デバイス定義とは、ネットワーク管理者により本ネットワークサーバ100が管理すべきデバイス(ここでは、複合機)の情報やそのデバイスに対する管理内容を定義することをいう。
【0051】
デバイス定義の処理フローでは、まず、ネットワーク管理者により管理対象となる複合機のIPアドレス及びジョブ情報の収集間隔が定義される(ST701)。ここで定義されたジョブ情報の収集間隔が定義された収集間隔(A)に設定される。ここでは、定義された収集間隔(A)として「2分」が設定される。
【0052】
これらの定義を受けると、本ネットワークサーバ100は、定義されたデバイス(複合機)が実際に存在するかネットワーク101上を検索する(ST702)。具体的には、情報要求(get−request)を出力し、定義されたデバイスを検索する。
【0053】
情報要求(get−request)を受けると、複合機では、この情報要求(get−request)の内容を解析し、情報要求に応答する(ST703)。具体的には、情報要求応答(get−response)を出力し、自己の存在を通知する。
【0054】
デバイスを検索した後、本ネットワークサーバ100は、当該デバイスの有無を判断する(ST704)。具体的には、複合機からの応答の有無に応じて、複合機の有無を判断する。
【0055】
複合機があると判断したならば、当該複合機のジョブテーブル数を取得するために情報要求(get−request)を出力する(ST705)。この情報要求(get−request)を受けると、複合機では、その内容を解析し、製品情報及びジョブテーブル数を含む情報要求応答(get−response)を出力する(ST706)。
【0056】
本ネットワークサーバ100は、ここで取得したジョブテーブル数をジョブテーブル数(B)に設定する(ST707)。ここでは、管理対象となる複合機が30個のジョブテーブル数を有するので、本ネットワークサーバ100は、ジョブテーブル数(B)として「30」が設定される。
【0057】
ジョブテーブル数(B)を設定した後、本ネットワークサーバ100は、タイマのカウント値(C)に「0」を設定し、ジョブ情報の実収集時間(D)に「0」を設定する(ST708)。ここまで処理した後、本ネットワークサーバ100は、デバイス定義の処理フローを終了する。
【0058】
このように本ネットワークサーバ100では、デバイス定義が行われると、実収集間隔(D)の初期値として「0」を設定する。これは、ネットワーク管理者により定義されたばかりのデバイスでは、定義された収集間隔(A)が適切でない場合があり、ジョブ情報の収集漏れを回避すべく即時にジョブ情報を収集することを意図している。
【0059】
次に、ジョブ情報収集の処理フローについて説明する。ここで、ジョブ情報収集とは、管理対象とされた複合機に利用者から与えられたジョブ情報を収集することをいう。ジョブ情報収集の処理フローでは、まず、本ネットワークサーバ100は、デバイス定義が有るか否かを判断する(ST801)。ここで、ジョブ情報収集の対象となる複合機は、直前にデバイス定義された複合機であるものとする。
【0060】
デバイス定義が有るならば、このデバイス定義によって指定される複合機の定義情報を参照し、実収集間隔(D)が定義された収集間隔(A)よりも長いか判断する(ST802)。具体的には、実収集間隔(D)として設定された「0」(秒)が定義された収集間隔(A)よりも長いか判断される。
【0061】
実収集間隔(D)が定義された収集間隔(A)よりも長い場合には、ネットワーク管理者により定義された収集時間(A)を実収集時間(D)に設定した後(ST803)、タイマのカウント値(C)が実収集間隔(D)を超えたか判断する(ST804)。一方、実収集間隔(D)が定義された収集間隔(A)よりも短い場合には、本ネットワークサーバ100は、処理を直接ST804に移行し、タイマのカウント値(C)が実収集間隔(D)を超えたか判断する。
【0062】
ここでは、実収集間隔「0(秒)」が、定義された収集間隔「2分」よりも短いので、処理がST804に移行される。ST804では、タイマのカウント値が1秒でもカウントしていれば、実収集間隔「0秒」を超えたと判断される。
【0063】
タイマのカウント値(C)が実収集間隔(D)を超えていると判断されたならば、当該複合機が格納しているジョブ情報を取得すべく情報要求(get−request)を出力する(ST805)。
【0064】
この情報要求(get−request)を受けると、複合機では、その内容を解析し(ST806)、ジョブ情報等の情報を含む情報要求応答(get−response)を出力する(ST807)。本ネットワークサーバ100は、ここで取得したジョブ情報の数を今回収集ジョブ情報数(E)に設定する(ST808)。ここでは、今回収集ジョブ情報数(E)として、「8個」が設定されたものとする。
【0065】
今回収集ジョブ数(E)を設定した後、本ネットワークサーバ100は、タイマのカウント値(C)をリセットし(ST809)、予測ルーチンに移行する(ST810)。
【0066】
予測ルーチンとは、ジョブ情報の収集漏れが生ずる可能性が高い複合機を判断するため、次回収集するジョブ情報の数を予測するためのルーチンである。この予測ルーチンでは、今回収集ジョブ情報数(E)が今までに収集した平均収集ジョブ情報数(F)に比べて顕著に増加しているかを判断し、次回収集するジョブ情報の数を予測する。ここで、予測ルーチンの処理フローについて図9を用いて説明する。
【0067】
予測ルーチンの処理フローでは、まず、本ネットワークサーバ100は、最新の平均収集ジョブ情報数を算出する(ST901)。具体的には、今回収集ジョブ情報数(E)に、過去収集回数に平均収集ジョブ情報数(F)を掛け合わせた数値を、過去収集回数に1を加えた数値で割ることで最新の平均収集ジョブ情報数を算出する。
【0068】
ここで算出した最新の平均収集ジョブ数を平均収集ジョブ情報数「F」に設定すると共に、過去収集回数に1を加えた数値を過去収集回数に設定する(ST902)。ここでは、平均収集ジョブ情報数(F)として「5個」が設定されたものとする。
【0069】
さらに、予測困難係数(G)に「1」を設定する(ST903)。予測困難係数(G)は、この予測ルーチンでジョブ情報の収集漏れが生ずる可能性が高い複合機を予測するために基準となる数値である。ここでは、初期値として「1」を設定する。
【0070】
これ以降、今回収集ジョブ情報数(E)を平均収集ジョブ情報数(F)で割った数値(以下、「予測基準値(X)」という)がどのような数値を示すか判断することで、その予測基準値(X)に対応した予測困難係数(G)を設定していく。なお、上述のように今回収集ジョブ情報数(E)は「8個」であり、平均収集ジョブ情報数(F)は「5個」である。
【0071】
まず、予測基準値(X)が1.2〜1.5の数値を示すか判断する(ST904)。予測基準値(X)が該当する数値である場合には、本ネットワークサーバ100は、予測困難係数(G)に「2」を設定する(ST905)。
【0072】
次に、予測基準値(X)が1.5〜2.0の数値を示すか判断する(ST906)。予測基準値(X)が該当する数値である場合には、本ネットワークサーバ100は、予測困難係数(G)に「3」を設定する(ST907)。
【0073】
さらに、予測基準値(X)が2.0より大きい数値を示すか判断する(ST908)。予測基準値(X)が該当する数値である場合には、本ネットワークサーバ100は、予測困難係数(G)に「10」を設定する(ST909)。ここでは、予測基準値(X)が1.6の数値を示す(今回収集ジョブ情報数(E)「8個」/平均収集ジョブ情報数(F)「5個」)こととなるため、予測困難係数(G)に「3」が設定される。
【0074】
このように予測困難係数(G)を設定した後、あるいは、ST904〜ST908の判断で予測基準値(X)がいずれの数値にも該当しない場合、本ネットワークサーバ100は、平均収集ジョブ情報数(F)に予測困難係数(G)を掛け合わせた数値がジョブテーブル数(B)以上であるか判定する(ST910)。
【0075】
ST910では、今回収集ジョブ情報数(E)と平均収集ジョブ情報数(F)とから求めた予測困難係数(G)に、平均収集ジョブ情報数(F)を掛け合わせた数値がジョブテーブル数(B)以上であるかを判断することで、次回収集され得るジョブ情報数が予測できるか判断している。
【0076】
そして、この算出した数値がジョブテーブル数(B)以上である場合には、ジョブ情報が増加しているため、次回収集するジョブ情報の数が予測できないと判断して(ST911)、予測ルーチンを終了する。一方、算出した数値がジョブテーブル数(B)未満である場合には、次回収集するジョブ情報の数が予測できると判断して(ST912)、予測ルーチンを終了する。
【0077】
具体的には、ST910において、平均収集ジョブ情報数(5個)に予測困難係数(3)を掛け合わせた数値がジョブテーブル数(30個)以上であるかが判定される。ここでは、ジョブテーブル数(B)未満であるので、次回収集されるジョブ情報の数が予測可能であると判断され、予測ルーチンを終了する。
【0078】
ST811では、このような予測ルーチンにより求められた結果が、予測可能又は予測不可能であるかを判定する。すなわち、当該複合機から次回収集するジョブ情報が予測可能であるか、予測不可能であるかを判断することで、当該複合機が、ジョブ情報の収集漏れが生ずる可能性が高い複合機であるかを判定する。
【0079】
予測可能であるならば、現在の実収集間隔(D)に30秒追加した収集間隔を設定する(ST812)。ここでは、今まで実収集間隔(D)が「0秒」であったため、ST812の処理を介して実収集間隔(D)に「30秒」が設定される。これにより、実収集間隔(D)に30秒追加した収集間隔で次回のジョブ情報の収集を行うようになる。
【0080】
一方、予測可能でないならば、実収集間隔(D)に30秒を強制的に設定する(ST813)。この場合には、ジョブ情報の収集漏れが生ずる可能性を考慮して、本ネットワークサーバ100で最も短い収集間隔でジョブ情報の収集を行うようになる。
【0081】
そして、このように実収集間隔(D)にそれぞれの数値を設定した後、処理をST801に戻して、同様の処理を繰り返す。このようなジョブ情報収集の処理フローを管理対象となっている複合機の全てについて行う。これにより、ジョブ情報の収集漏れが生ずる可能性が高い複合機については、ジョブ情報の収集間隔を短縮することでジョブ情報の収集漏れを防止することができる。
【0082】
このように本実施の形態のネットワークサーバ100によれば、実収集間隔(D)でネットワーク101を介して各複合機から利用状況を示すジョブ情報を収集する際、各複合機のジョブ情報の最大格納数を示すジョブテーブル数(B)、今回収集ジョブ情報数(E)及び平均収集ジョブ情報数(F)に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果、実収集間隔(D)以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この複合機に対しては実収集間隔(D)を短縮する制御を行う。
【0083】
これにより、ジョブテーブル数(B)、今回収集ジョブ情報数(E)及び平均収集ジョブ情報数(F)に基づき実収集間隔(D)以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高いと判別された複合機に対してはこの実収集間隔(D)を短縮するので、利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0084】
また、本実施の形態のネットワークサーバ100によれば、実収集間隔(D)の初期値として「0」を設定した後、ジョブ情報の収集漏れが予測されない場合にネットワーク管理者によって定義された収集間隔(A)へ段階的に引き上げていく。これにより、上書きされる可能性の高い複合機に対しては緊急に対応すると共に、上書きの可能性の減少に伴い段階的に定義された収集間隔(A)に引き上げていくので、ネットワークとしての利用効率の低下を最小限度に押えつつ、利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0085】
なお、本実施の形態では、実収集間隔(D)以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機と判別されなかった複合機に対しては、実収集間隔(D)に30秒を追加する制御を行う場合について示しているが、これに限定されず、実収集間隔(D)を維持するように制御することも考えられる。この場合にも本実施の形態と同様に、ネットワークとしての利用効率を低下させることなく、且つ利用頻度の高い複合機についてジョブ情報の収集漏れを防止できる。
【0086】
ところで、ネットワーク101上の複数の複合機が管理対象となっている場合、本ネットワークサーバ100は、ジョブ情報の実収集間隔が短い順にジョブ情報の収集を行う。このため、新たなデバイス(複合機)が接続され、そのデバイス(複合機)が管理対象となった場合には、ジョブ情報の収集の順序を変更する必要が生ずる。
【0087】
図10は、本ネットワークサーバ100におけるジョブ情報の収集順序を変更する処理を説明するためのフロー図である。
【0088】
本ネットワークサーバ100は、常時、新たなデバイス(複合機)が接続されるのを監視しており(ST1001)、新たなデバイスが接続されたのを検出すると、ジョブ情報DB407の所定領域に設けられたデバイス管理テーブルへ新規デバイスを登録する(ST1002)。
【0089】
このデバイス管理テーブルは、ジョブ情報を収集する順序を決定する場合に用いられ、このデバイス管理テーブルにおける順序に従ってジョブ情報の収集が行われる。
【0090】
デバイス管理テーブルに新規デバイスを登録した後、当該デバイスを含めた全てのデバイスのデバイス管理テーブル上の順序を、ジョブ情報の収集間隔の短い順に並び換える(ST1003)。
【0091】
デバイス管理テーブル上の順序を並び換えた後、本ネットワークサーバ100は、ジョブ情報の収集間隔が短い順にジョブ情報の収集処理を行っていく(ST1004〜ST1007)。このように新規デバイスが接続される都度、デバイス管理テーブルの順序を並び換えるようにしたので、ジョブ情報の収集間隔が短い順にジョブ情報を収集することができ、効率的にジョブ情報収集動作を実行することができる。
【0092】
本実施の形態に係るネットワークサーバ100の利用形態として、ジョブ情報から課金情報を算出することが考えられる。ジョブ情報には、どのようなジョブがどの部門から指示されたかを示す情報が含まれる。したがって、このようなネットワークサーバ100を課金管理システムに用いることで、ジョブ情報の収集漏れを防止することができるので、正確な課金情報を管理することができる課金管理システムを実現することができる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワークを介して接続された各複合機のジョブ情報を収集する際、ネットワークとしての利用効率を低下させることなく、利用頻度の高い複合機についてはジョブ情報の収集漏れを防止できるネットワークサーバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るネットワークサーバが接続されるネットワークの構成を示す概略図
【図2】上記実施の形態に係るネットワークサーバにより管理される複合機の構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る複合機のMIB管理情報エリアに登録された情報の内容を説明するための図
【図4】上記実施の形態に係るネットワークサーバの構成を示すブロック図
【図5】上記実施の形態に係るネットワークサーバのジョブ情報DBに書き込まれたデータの内容を説明するための図
【図6】上記実施の形態に係るネットワークサーバが複合機からジョブ情報を収集する際のシーケンス図
【図7】上記実施の形態に係るネットワークサーバにおけるデバイス定義の処理を説明するためのフロー図
【図8】上記実施の形態に係るネットワークサーバにおけるジョブ情報収集の処理を説明するためのフロー図
【図9】上記実施の形態に係るネットワークサーバにおける予測ルーチンの処理を説明するためのフロー図
【図10】上記実施の形態に係るネットワークサーバにおけるジョブ情報の収集順序を変更する処理を説明するためのフロー図
【符号の説明】
100 ネットワークサーバ
101 ネットワーク
201,401 CPU
208 MIB管理情報エリア
407 ジョブ情報データベース(DB)

Claims (4)

  1. 各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この複合機に対しては前記所定時間を短縮する制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とするネットワークサーバ。
  2. 各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この判別された複合機に対しては前記所定時間を短縮する一方、前記判別がされなかった複合機に対しては前記所定時間を維持する制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とするネットワークサーバ。
  3. 各複合機の利用状況を示すジョブ情報の最大格納数を示す第1値、今回収集したジョブ情報の数を示す第2値及び今回収集したジョブ情報までに収集したジョブ情報の平均値を示す第3値を複合機毎に保持する記憶手段と、所定時間毎にネットワークを介して各複合機からジョブ情報を収集する際、前記第1値〜第3値に基づいて次回収集されるジョブ情報の数を複合機毎に予測し、この予測の結果前記第1の所定時間以内に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機を判別し、この判別された複合機に対しては前記第1の所定時間を短縮した第2の所定時間経過後に収集する制御を行う制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記第2の所定時間を複数時間有し、まず最小時間を設定しそこから前記第1の所定時間へと段階的に引き上げていくことを特徴とするネットワークサーバ。
  4. 前記制御手段は、前記第3値に対する前記第2値の増加比率に対応した係数に前記第3値を掛け合わせた数値が前記第1値以上になった場合に未収集のジョブ情報が上書きされる可能性が高い複合機と判別することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワークサーバ。
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