JP2004023681A - 俳句の補助装置および記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
機器の利点を生かすとともに使い易さに配慮した俳句の補助装置を提供する。
【解決手段】
記憶された画像と記憶された俳句とを関連付けて表示する。記憶する画像のための撮像部を持つ。画像、俳句、選句結果を必要に応じ送受信する通信部を有する。記憶された俳句と記憶された選句情報とを関連付けて表示する。記憶された俳句を表示するとともに、時間の経過と選句操作とに基づいて選句すべき句の滞留情報を表示する。記憶された画像と歳時記記憶とを関連付けて表示する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が関連する技術分野】
この発明は、俳句の補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットや携帯電話の普及により、近年、俳句の世界でもこれらを利用したバーチャルな句会が試みられている。
【0003】
また、特開平8−129583では、句会等の運営及び管理の効率向上、および句会参加の制約軽減を目的とした句会等の運営・管理支援装置が提案されている。
【0004】
しかしながら、現状では使い易さの面などでまだまだ問題点もも多く、幅広い支持は得られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、使用する機器の利点を生かすとともに使い易さに配慮した俳句の補助装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、複数の画像を記憶する画像記憶部と、複数の俳句を記憶する俳句記憶部と、画像記憶部に記憶された画像と俳句記憶部に記憶された俳句とを関連付けて表示する表示部とを有することを特徴とする俳句の補助装置を提供する。なお、一つの俳句に複数の画像が関連付けられてもよいし、その逆であってもよい。これによって画像と俳句とを組にして一つの作品とするような俳句の楽しみ方が可能となるとともに、下記のような種々の効果が生まれる。
【0007】
この発明の具体的な特徴によれば、デジタルカメラなど撮像部を有する機器が俳句補助装置となっており、撮影した画像を画像記憶部に記憶することが可能である。これによって、吟行などで心惹かれた風景や事物があったとき、その場で俳句を作らない場合でも、とりあえずその景を撮影して記録しておくことができる。そして後日表示部でその景を表示しながら、俳句記憶部に俳句を入力するような擬似吟行が可能となる。そして入力された俳句は景と関連付けて表示することができる。
【0008】
この発明の具体的な特徴によれば、携帯電話など通信部を有する機器が俳句補助装置となっており、受信された画像を画像記憶部に記憶するとともに、画像記憶部に記憶された画像を送信することが可能である。これによって、俳句と関連する景を遠隔地間で共有することができる。
【0009】
また、携帯電話など通信部を有する機器を俳句補助装置とした場合は、俳句記憶部に記憶された俳句を送信するとともに受信された俳句を俳句記憶部に記憶することが可能である。これによって句会への投句や選句の対象となる全句の受信などが可能となる。
【0010】
この発明の他の特徴によれば、俳句記憶部に記憶された俳句を選句のために表示部に表示するとともに、時間の経過と選句操作とに基づいて選句すべき句の滞留情報が表示部に表示される。実際の句会においては、自分の選句が遅いと前の人から回覧されてくる清記用紙が何枚も自分の前に滞留するが、この発明の滞留情報の表示部によればこのような状況を模すことができ、単なる選句制限時間の表示によるよりも緊張感が増し、句会参加の臨場感を楽しむことができる。
【0011】
また、携帯電話など通信部を有する機器を俳句補助装置とした場合において、自分の選句結果を選句情報として送信するとともに披講情報として受信された選句情報を選句情報記憶部に記憶することが可能である。
【0012】
この発明の他の特徴によれば、俳句記憶部に記憶された俳句と選句情報記憶部に記憶された選句情報とを関連付けて表示する表示部が設けられる。これによって、一つの俳句に対して複数の人からの選句情報がある場合であっても、表示の際には全ての選句情報が俳句と関連づけられ、披講の際の整理などが不要となる。
【0013】
この発明の他の特徴によれば、複数の画像を記憶する画像記憶部と、複数の季語情報を記憶する歳時記記憶部と、画像記憶部に記憶された画像と歳時記記憶部に記憶された季語情報とを関連付けて表示する表示部とを有することを特徴とする俳句の補助装置が提供される。これによって、季語に対応する動植物や行事などの画像を記録した景画像と歳時記とのリンクをとることが可能となり、ビジュアルな歳時記を構成することができる。また、仲間同士で景画像の交換を行うことにより、実際に見たことのない動植物や行事などであっても季語に関する情報を豊富にすることができる。
【0014】
この発明の詳細な特徴は、以下に図面とともに説明する発明の実施の形態からさらに明らかとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の俳句の補助装置における実施の形態のシステムブロック図である。システムには、デジタルカメラ一体型携帯電話1とサーバセンター2が含まれており、デジタルカメラ一体型携帯電話1は無線通信3によってサーバセンター2と通信可能である。無線通信3の具体例としては、携帯電話システムにおける公衆回線を介して直接サーバセンター2と通信する場合の他、公衆回線を介してプロバイダーに接続し、インターネット経由でサーバセンター2に接続する方法、無線LANなどの近距離無線通信によってプロバイダーに接続し、以降インターネット経由でサーバセンター2に接続する方法、サーバセンター2の専用回線に接続する方法などが考えられる。
【0016】
デジタルカメラ一体型携帯電話1は、制御/処理部4によって制御されており、通常の通話の際には、LCD表示部5のメニューを見ながら操作部6で電話モードを選択し、操作部6のテンキーにより通話相手にダイヤルする。ダイヤル先を確認したあと操作部6で送信操作をすると、通信部7から発呼信号が発信され、電話が繋がれば、送受話部8で通話を行う。
【0017】
一方、通常のデジタルカメラとして使用する場合は、LCD表示部5のメニューを見ながら操作部6で通常撮影モードまたは通常再生モードを選択する。通常撮影モードが選択された場合、撮像部9によってレンズ(不図示)からの光学像が繰り返し電子画像信号に変換される。シャッタレリーズが行われるまでは、制御/処理部4からの制御により撮像部9からは間引き読出しが行われ、これがA/D変換されて制御/処理部4に送られる。制御/処理部4は、間引き画像データを表示画像データに変換してLCD表示部5送る。これによって、LCD表示部5はデジタルカメラとして使用する際のファインダとして機能する。
【0018】
通常撮影モードにおいて、シャッタレリーズボタンとして割り当てられている操作部6のキーを押すと、制御/処理部4からの制御により撮像部9からの読出しが全画素読出しとなり、これがA/D変換されて制御処理部4に送られる。制御/処理部4では、送られた画像に補間、ホワイトバランス調整などの処理処理や圧縮処理などを施した後、通常画像ファイルとしてこれを記憶部10の画像データベース11に格納する。記憶部10はデジタルカメラ一体型携帯電話1に内蔵されていてもよいし、メモリカードや小型ハードディスクなどの着脱可能な記憶媒体として構成されてもよい。また、記憶部10全体は内蔵タイプとするとともに、そのうちの画像データベース11をメモリカードや小型ハードディスクなどの着脱可能な記憶媒体として構成し、通常の画像ファイルのようにデジタルカメラ一体型携帯電話1から取出せるようにしてもよい。
【0019】
一方、操作部6で通常再生モードが選択されたときは、画像データベース11の所定数の画像ファイルからサムネイルが出力され、LCD表示部5に表示される。この状態で、LCD表示部5に表示されたサムネイルの一つを操作部6により選択すれば、対応する画像ファイルの画像が画像データベース11から読み出され、制御/処理部4で伸張/間引きされてLCD表示部5に表示される。以下同様にして、サムネイルを一つ選択するたびに対応する画像ファイルの画像が画像データベース11から読み出され、LCD表示部5に表示される。LCD表示部5に表示された画像ファイルは、電話モードにより任意の相手に送信することも可能である。
【0020】
次に、俳句の補助システムおよび装置としての使用について説明する。俳句の補助装置としてデジタルカメラ一体型携帯電話1を使用する場合は、LCD表示部5のメニューを見ながら操作部6で景撮影モードを選択する。景撮影モードにおいて操作部6のキーでシャッタレリーズを行うと、通常撮影モードと同様にして撮影が実行されるが、制御/処理部4はこれを後述のファイル構造を持つ景画像ファイルとして記憶部10の画像データベース11に格納する。なお、撮影後であっても、通常再生モードにおいて操作部6を操作することにより通常画像ファイルを景画像ファイルに変更することが可能である。また、逆に、景再生モードにおいて操作部6を操作することにより景画像ファイルを通常画像ファイルに変更することが可能である。
【0021】
景撮影モードの活用法の主なものとしては、まず、吟行などにおいて心を惹かれた風景や事物があったとき、その場で俳句を作らない場合でも後日その景に触発されて俳句を作ろうと思ったときに、とりあえずその景を撮影して記録しておく場合である。このようなとき、景画像ファイルとしてその画像を画像データベース11に格納しておくと、次に述べるように、後日の画像の検索および句作りに便利である。
【0022】
景撮影モードは、上記のような句作りの補助としての活用の他、写真そのものも作品として活かす場合にも有効である。すなわち、写真と俳句とを組にして一つの作品とする場合などにおいても景画像ファイルが有効となる。
【0023】
景撮影モードの活用法としてはさらに、後述の歳時記データベース13とのリンクがある。つまり、季語に対応する動植物や行事などの画像を記録した景画像と歳時記データベース13の季語とのリンクをとることにより、ビジュアルな歳時記を構成することができる。このような目的のためには、予め歳時記データベース13とのリンクがとられた景画像を購入して画像データベース11に格納する場合の他、自分で撮影した景画像を季語データベース11とのリンクをとって画像データベースに格納する場合が考えられる。また、自作の景画像については、仲間同士で景画像ファイルの交換を行うことにより、実際に見たことのない動植物や行事などであっても季語に関する情報を豊富にすることができる。
【0024】
操作部6で景再生モードが選択されたときは、通常画像ファイルと景画像ファイルを格納している画像データベース11から景画像ファイルのみが抽出され、そのうちの所定数からサムネイルが出力されてLCD表示部5に表示される。この状態で、LCD表示部5に表示されたサムネイルの一つを操作部6により選択すれば、対応する画像ファイルの画像が画像データベースから読み出され、LCD表示部5に表示される。このとき、リンクする俳句があれば景画像とともにその俳句がLCD表示部に表示される。一つの景画像が複数の俳句とリンクしていてもよいし、その逆に一つの俳句が複数の景画像とリンクしていてもよい。一方、リンクする俳句がなければ、俳句を入力するためのスペースとともに景画像が表示される。そして、このような表示の入力スペースを利用して新しい俳句が入力されると、記憶部10の俳句データベース12に記憶される。これらの詳細については後述する。
【0025】
操作部6によって俳句データベースモードが選択されたときは、俳句データベース12から所定数の俳句が読み出され、LCD表示部5に表示される。このような俳句データベースモードの表示を利用して、操作部6の操作で新しい俳句を入力することも可能である。新しい俳句を作る場合、操作部6によって歳時記モードを選択すれば、歳時記データベース13から季語を検索しLCD表示部5に表示することも可能である。なお、上述のように歳時記データベース13と画像データベース11の間でリンクがとられていれば、季語に関する画像をLCD表示部5に表示することも可能である。
【0026】
さらに、サーバセンター2で句会が開催されているときは、操作部6によって投句モードを選択することにより、俳句データベース12から選択した自作の俳句を通信部7を介してサーバセンター2に投句することができる。なお、このときリンクする景画像ファイルがある場合には併せて画像データベース11からサーバセンター2に送信する。サーバセンター2に投句された俳句は通信部14から俳句サーバ15に送られ、作者名と投句日のデータと共に蓄積される。また、リンクする景画像ファイルとともに投句があった場合は、俳句サーバ15に蓄積する俳句とのリンクを取った上でその景画像ファイルを画像サーバ16に蓄積する。
【0027】
サーバセンター2では、投句を締め切ったあと、全参加者からの投句をランダムに配列し、通信部14から句会の全参加者にそれぞれ送信する。なお、このとき、投句者本人の句はそれぞれ除外して送信する。これは投句者本人の俳句データベース12に同じ俳句が二重に格納されることを避けるためである。送信された全投句はデジタルカメラ一体型携帯電話1の通信部7を介して受信され、俳句データベース12に格納される。このように、句会において受信した句を自作とともにデータベース12に格納しても、後述のように区別は可能である。選句の際には、操作部6によって選句モードを選択する。これによって、受信した句が所定数づつLCD表示部5に表示される。これを操作部6の操作で選択していく。なお、後述のように、選句の際には投句者名は非表示となっていて作者はわからない。選句結果は、選句ファイルとして選句締め切り時間内に通信部7からサーバセンター2に送信する。このとき選句ファイルには選んだ句の批評も入力する。
【0028】
サーバセンター2では、全参加者からの選句ファイルを選句サーバ17に格納していく。なお、このとき一般参加者だけでなく句会のリーダである「主宰」の選句による選句ファイルも併せて選句サーバ17に格納する。選句サーバ17は、選句を締め切ったあと、その句会における全ての選句ファイルを披講データとして全参加者に送信する。このとき選ばれた句にリンクする景画像データがあれば併せて送信する。ただし、投句者本人の景画像データは送付から除外される。これは投句者本人の画像データベース11に同じ景画像データが二重に格納されることを避けるためである。受信した選句ファイルは選句データベース18に格納される。また、選ばれた句にリンクする景画像データを併せて受信したときには、俳句データベース12とリンクを取って画像データベース11に格納する。なお、披講データの中には投句者本人の句が選ばれて入っている場合があるが、後述のように俳句IDにより俳句データベース12とのリンクがとれている。
【0029】
操作部6によって披講モードを選択すると、俳句データベース12およびこれとリンクされている選句データベース18のデータにより披講データがLCD表示部5に表示される。また、このとき、後述のように、選ばれた句の作者名も表示されて明らかとなる。
【0030】
以上のような句会に参加するには、予めサーバセンター2に登録しておく必要があるが、この登録データはユーザサーバ19に格納される。
図2は、俳句データベース12に格納される俳句のファイル構造を示す表である。図2において、「俳句ID」は、自作の俳句に付与されるもので、作成時にデジタルカメラ一体型携帯電話1によって自動的に付与される。「投句ID」は句会において俳句を特定するためのデータであり、投句されてきた俳句ファイルに対し俳句サーバ15が自動的に付与する。したがって、自作の俳句ファイルでは、「俳句ID」に何らかのIDが付与されているとともに、「投句ID」のデータ項目はブランクになっている。一方、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルには「投句ID」が付与されている。なお、他人の俳句ファイルには「俳句ID」も付与されているが、これは投句者本人以外には意味のないデータである。
【0031】
「俳句」のデータ項目には、自作の俳句ファイルでは自作の俳句が操作部6により手入力されるとともに、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルでは、投句者の俳句が既に入力されている。また、「作者名」のデータ項目には、自作の場合、予め設定した俳号がデジタルカメラ一体型携帯電話1によって作成時に自動入力されるとともに、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルでは、投句者名が既に入力されている。但し、後述のように、他人の俳句ファイルでは、「作者名」のデータは選句の段階では非表示となる。
【0032】
「作者名表示フラグ」のデータ項目は、「作者名」のデータをデジタルカメラ一体型携帯電話1において表示可能とするかどうかを決めるデータであり、自作の俳句ファイルでは作成時において「表示」となっていて、必要に応じ作者名を表示することができる。一方、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルでは、俳句サーバにおいてこの項が「非表示」に変更されているので、俳句ファイルがあるだけではデジタルカメラ一体型携帯電話1において作者名を表示することができない。そして、後述のように投句IDの一致する選句ファイルがサーバセンター2から送付されてこれが選句データベース18に格納されたときに限り、「作者名」の表示が許可される。したがって選ばれた句については作者名を知ることができる。
【0033】
「季」データは、自作の場合は手入力する。なお、用いられている季語と歳時記データベース13の一致から自動付与するように構成してもよい。一方、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルでは、俳句サーバ15の管理により「季」データを付与する。場合によっては、投句者の付与した「季」データを変更する。
【0034】
「日付」データは、自作の場合は作成の際にデジタルカメラ一体型携帯電話1がその日の日付を自動付与する。なお、後日添削を起こった場合に添削操作によって「日付」データを添削日に書換えてもよいし、別途「添削日データ」を俳句ファイル構造に付加して作成日と添削日の両者が記録できるようにしてもよい。一方、選句の際にサーバセンターから送られてきた他人の俳句ファイルでは、俳句サーバ15の管理により投句者の俳句ファイルの「日付」データを変更し、選句のために俳句ファイルを送付した日付を付与する。
【0035】
「投句日」データは基本的には自作の管理のために利用されるデータであり、投句のために通信部7より送信する操作をした俳句ファイルに対し、デジタルカメラ一体型携帯電話1が自動付与する。したがって、未投句の自作俳句の場合はこのデータ項目がブランクになっている。
【0036】
「選句」データは、自作を投句のために選択する際の管理のために利用されるとともに、句会において他人の句を選句する際にも利用されるデータである。選択する句には丸印または二重丸印を手入力するが、選択の候補としない句については、このデータ項目はブランクにしておいてよい。
【0037】
「画像ID」データは、俳句データベース12と画像データベース11のリンクを撮るためのものである。具体的には、景再生モードにおいて俳句を入力するためのスペースとともに景画像が表示されている際に、この入力スペースを利用して新しい俳句を入力したとき、作成される俳句ファイル「画像ID」に表示されている景画像のIDが自動付与される。
【0038】
図3および図4は、LCD表示部5における俳句データベースモードでの表示画面の例を示したものである。俳句データベースモードでは、自作の全ての俳句が、作った日付、自選/投句マーク、句会における選マーク、画像データベース11とのリンクとともに表示される。表示は、五句づつ一覧表示する形態と、一句づづ拡大表示する形態とで切換え可能である。図3aは、一覧表示の例を示し、ページ表示部21は表示されているページが全251ページ中の第48ページであることを示している。ページの送りは操作部6の操作によって可能である。なお、表示の形態は全句の表示だけでなく、操作部6の操作によって検索条件を設定すれば、例えば選を受けたものだけが抽出されて表示される。
【0039】
図3aから明らかなように、LCD表示部5には俳句ファイルの「俳句」が俳句表示部22に表示されるとともに、俳句ファイルの「日付」が日付表示部23に表示される。また、俳句ファイルの「投句日」のデータがブランクでない句については、自選/投句表示部24に「V」マークが表示される。自選/投句表示部24に何も表示されていない第四句は自選も投句もしていない句であることを示す。
【0040】
さらに、後述の選句ファイルのデータ、および選句ファイルの数のカウントに基づいて、選句表示部25には、句会における成績が表示される。例えば図3aの「落花生」の句の「2」は二人の選者が選んでくれた句であることを示す。また、「うそ寒や」の句の二重丸印は主宰の特選を得た句、「乾きたる」の句の丸印は主宰の並選を得た句であることを示す。俳句データベースモードでは、主宰選のあった句は、他の撰者があっても人数の表示は省略する。「秋深し」の句は、投句したものの誰からも選を得られなかった句である。なお、後述のように、選を得た句については、操作部6によって一句を指定し、選句データモードにすれば、選句ファイルの情報に基づいて主宰以外の撰者名および各撰者の批評を表示することができる。
【0041】
図3bは、ページ表示部21に示すように俳句データベースモードにおける全句一覧表示の最新ページの例である。この例では、最新ページはまだ第四句までしか埋まっていない。俳句データベースモードにおける表示画面は、新しい俳句の入力画面を兼ねており、操作部6により新しい俳句が入力されると図3bの第五句のスペースに表示される。また、第251ページが埋まると自動的に第252ページが用意され、さらに次の新しい句を入力するための入力画面となる。
【0042】
図3bの「改札を」の句と「浮き寝鳥」の句の自選/投句表示部24には、投句の候補として自選マーク丸印または二重丸印が表示されているが、これは図2の「選句」のデータに基づくものである。また、図3bなどの表示画面から操作部6の操作で各句についての自選/投句表示部24の表示を変更することが可能であり、その結果によって、対応する句についての図2の「選句」のデータが変更される。後述のように丸印は投句候補に付され、二重丸印は投句対象に付される。なお、投句操作が行われ、図2の「投句日」に日付データが入ると、自選/投句表示部24の表示は二重丸印から「V」に変更される。
【0043】
リンクする景画像ファイルが存在して図2の俳句ファイルの「画像ID」にデータがある場合、景画像リンク表示部26には、第四句のように星印が表示される。星印が表示されている句を指定して操作部6を操作すると後述の景画像データ表示画面に移行することができる。
【0044】
図4aは、操作部6の操作により呼び出した投句自選画面である。投句自選画面において抽出される俳句は、まず図2の「投句日」に入力がある句、すなわち自選/投句表示部24では「V」マークが付されている句は、投句済みであるから除かれる。抽出対象については操作部6の設定により季を限定することが可能である。季の設定は句会が開催される季節によって行われるが普通なので、投句自選画面を呼び出した日時のデータによって自動的に設定することも可能である。図4aの抽出条件表示部31には「春」が表示されており、春の季語をもつ俳句だけが抽出されている。なお、句会に席題があって季語が決まっている場合には、その季語を持つ句だけが抽出されるとともに、抽出条件表示部には席題となっている季語が並列表示される。自選/投句表示部24を二重丸印とするか、丸印とするか、またはブランクとするかは、図3aまたは図3bと同様、操作部6によって変更可能であり、その結果として図2における各句の「選句」データ項目の内容も書きかえられる。したがって、操作部6によってページを送りながら、二重丸印や丸印を変更し、今回の句会に投句する自選句の候補を絞り込む。
【0045】
図4bは、操作部6の操作により呼び出した投句候補画面である。投句候補画面において抽出される俳句は、図2における「選句」データが二重丸印または丸印のものに限られる。句数表示部32には抽出された句の総数と、そのうちの二重丸印が付された句の数を示している。図4bの場合、抽出された句の総数、すなわち「選句」データが二重丸印の句と丸印の句の和は17句であり、内「選句」データが二重丸印の句の数は6句であることを示す。句会に投句できる句の数が三句であるとすると、二重丸印の句が三句になるようさらに絞り込む必要があるので、四ページにわたっている17句を操作部6でページ送りしながら、二重丸印と丸印の変更を行っていく。なお、この際、丸印であったものを二重丸印に変更することも可能である。
【0046】
二重丸印を付した句を三句に絞ったあと、操作部6により投句操作を行うと、サーバセンター2への自動発呼が行われ、接続に成功すると投句候補画面において図2の「選句」データが二重丸印になっている三つの俳句ファイルがコピーされ、サーバセンター2に送信される。この際、コピーした俳句ファイルの「選句」における二重丸のデータは削除してこのデータ項目をブランクとする。なお、このような「選句」のデータ項目をブランクとする操作は、投句を受けつけたサーバセンター側で一括して行ってもよい。
【0047】
サーバセンターから受信の旨の確認通知が来ると、俳句データベース12における送信対象となった俳句ファイルの図2の「投句日」に投句日データが自動入力される。これによって、対応する句の自選/投句表示部24の表示が二重丸印から「V」に変わる。なお、句会に投句する句の数を設定しておくと、二重丸印を付した句がその数より多いかまたは少ない状態で操作部6により投句操作を行っても、エラー表示となり、サーバセンター2への自動発呼は行われない。
【0048】
上記のように発呼によってサーバセンター2に接続した上で投句を行う場合の他、デジタルカメラ一体型携帯電話1とサーバセンター2が常時接続状態になっている場合では、操作部6により投句操作を行うと直ちに句の送信が実行され、確認通知が返信される。この場合でも、二重丸印を付した句が句会への投句数に一致しない状態で操作部6により投句操作を行ったときは、エラー表示となり、サーバセンター2への句の送信は実行されない。
【0049】
既に述べたように、サーバセンター2に送信された各参加者の投句についての俳句ファイルは俳句サーバ15に集結されるとともに、各参加者のデジタルカメラ一体型携帯電話1はこれら全投句についての俳句ファイルをサーバセンター2から受信し、俳句データベース12に格納することができる。そして、その内から選んだ句についてそれぞれ作成される選句ファイルをサーバセンター2に送信する。サーバセンター2では選句ファイルを受信すると同時に確認通知をデジタルカメラ一体型携帯電話1に返信する。なお、送信した段階の選句ファイルは選句データベース18には格納されない。一方、サーバセンター2では、全参加者および主宰による選句ファイルを選句サーバ17に集結するとともに、選句締め切り後にこれらを披講データとして全参加者に送信する。デジタルカメラ一体型携帯電話1によって受信された選句ファイルは選句データベース18に格納される。図5aは、このようにしてデジタルカメラ一体型携帯電話1とサーバセンター2でやりとりされる選句ファイルのファイル構造を示す表である。
【0050】
句会の対象になっている全句について、図2の俳句ファイルの「投句ID」には選句における句の特定のためにセーバセンター2によって付与されたIDが入力されているが、操作部6により選句結果の確定操作を行うと、選ばれた句のそれぞれについて図5aの選句ファイルが自動作成される。この際、選句ファイルの「投句ID」のデータ項目には、選択した句についての俳句ファイルにおける「投句ID」の内容が自動的に入力される。また、このとき同時に、投句者のデータである俳句ファイルの「俳句ID」の内容も、選句ファイルの「俳句ID」のデータ項目に自動的にコピーされる。この「俳句ID」のコピーは、投句者の句が選ばれたことを投句者自身にフィードバックするために必要なものである。投句者自身の俳句データベース12においては、投句した自身の句の俳句ファイルに「投句ID」のデータがないからである。
【0051】
図5aの選句ファイルにおける「撰者名」のデータ項目には、「俳句ID」や「選句ID」と同様、句が選択されて選句ファイルが作成される際に、デジタルカメラ一体型携帯電話1の操作者名またはユーザサーバ19に登録した句会参加者IDが自動入力される。
【0052】
図5aの選句ファイルにおける「披講日」のデータ項目は、選句の際にサーバセンター2に選句ファイルを送信する段階ではブランクである。しかしながら、サーバセンター2から披講データとして選句ファイルが送信されてくるとき、サーバセンター2によって披講日のデータが付与されてくる。また、「主宰選」のデータ項目は一般参加者からの選句ファイルではブランクであり、主宰からの選句ファイルにのみ特選または並選の別が入力されている。このデータ項目がブランクであるかどうかは、一般参加者による選句ファイルなのか主宰による選句ファイルなのかを簡便に区別する役割も有する。さらに、「批評」のデータ項目は一般参加者および主宰が選んだ句に批評を書き込むためのものであり、サーバセンター2に送信する前に操作部6によって手入力する。
【0053】
図5bは、画像データベース11に格納される景画像ファイルのファイル構造を示す表である。景画像ファイルは基本的には一般規格に基づく画像ファイルフォーマットに準拠している。デジタルカメラによって作成される画像データのための画像ファイルは、一般に、画像データを格納する画像データ部と種々の管理データを格納するヘッダ情報部を有する。そして、ヘッダ情報部は規格化されたデータを約束事によって書き込む領域とともに自由な使用が認められた領域がある。景画像ファイルは、この自由な使用が認められた領域を利用して、これを俳句に関する使用のためにルール化したものである。図5bにおいて、「画像ID」から「季語」までのデータ項目がヘッダ情報部に相当し、「画像データ」が画像データ部に相当する。また、ヘッダ情報部のうち、「画像ID」および「通常データ」が約束事によって書き込む領域であり、「俳句ID」以下のデータ項目が、自由な使用が認められた領域を俳句に関する使用のためにルール化した部分である。
【0054】
「画像ID」のデータ項目の内容は、通常、撮影時にデジタルカメラ一体型携帯電話1が自動的に付与するが、景画像ファイルとして受信した際に送信元で付与されていたIDをデジタルカメラ一体型携帯電話1でリネームして書換えてもよい。「通常データ」のデータ項目では、撮影者名、撮影日、撮影機種名、撮影条件、などの他、撮影位置を示す全地球測位システム(GPS)などの情報が予め決められた領域に入力される。
【0055】
景画像ファイルの「俳句ID」のデータ項目には、俳句とのリンクをとる際において、対応する俳句ファイルの「俳句ID」の内容が自動的に入力される。また、句会において、俳句ファイルとのリンクをとってサーバセンター2に送信された景画像があったときは、対応する俳句ファイルの「投句ID」のデータ項目に付与されるのと同じIDが、サーバセンター2によって景画像ファイルの「投句ID」のデータ項目にも付与される。
【0056】
景画像ファイルの「俳句/作者」のデータ項目は、操作部6の操作によって俳句ファイルの「俳句」および「作者名」の内容をコピーすることができる領域である。「俳句ID」または「投句ID」によって俳句ファイルとのリンクをとっている限りは、「俳句/作者」のデータ項目は必要がないが、このデータ項目を設けておくことによって、景画像ファイルを通常の画像ファイルのように単独でデジタルカメラ一体型携帯電話1から取出した場合でも、写真と俳句を組にした作品として取扱うことが可能となる。
【0057】
また、景画像ファイルの「季語」のデータ項目は、歳時記データベース13とのリンクをとるために歳時記データベース13における季語を入力することができるデータ項目である。このデータ項目を利用する場合、入力した季語に対応する動植物や行事などの画像を「画像データ」のデータ項目に記録する。そして「季語」のデータ項目を通じて、歳時記データベース13とのリンクをとることにより、歳時記データベース13における季語の説明および例句と関連付ければ、文字だけでなく画像でも季語の説明がなされたビジュアルな歳時記を構成することができる。
【0058】
また、「季語」のデータ項目に入力がある場合には、「俳句/作者」のデータ項目にその季語を用いた句しか入力できないよう構成し、さらに季語に対応する動植物や行事などの画像を「画像データ」のデータ項目に記録するようにすれば、景画像ファイル単独で、季語とその写真と例句とが一組にまとまった情報となる。そして、このような景画像ファイルを集積していけば、「季語」のデータ項目に入力のある景画像ファイルの集合は、文章による説明はないものの、ビジュアルで直感的な歳時記となり、デジタルカメラ一体型携帯電話1から取出して外部で活用することもできる。
【0059】
「季語/作者」のデータ項目に季語の例句を入力する方法としては、まず、その季語を使った例句の俳句ファイルを作成し、「俳句ID」によってこの俳句ファイルとのリンクをとってその「俳句」および「作者名」の内容を景画像ファイルの「俳句/作者」のデータ項目にコピーするやり方がある。また、これに代えて、景画像ファイルの「俳句/作者」のデータ項目に直接俳句と作者を入力するようにしてもよい。このとき、景画像ファイルの「俳句ID」および「投句ID」のデータ項目はブランクとなり、俳句ファイルとのリンクはとられない。なお、このように景画像ファイルの「俳句/作者」のデータ項目に直接俳句と作者を入力する場合において、対応する俳句ファイルが自動的に作成されるようにして俳句ファイルとのリンクが必ずとられるようにしてもよい。
【0060】
上記のように構成された景画像ファイルは、通常の画像ファイルと同様にしてデジタルカメラ一体型携帯電話1から取出し、独立した情報として取り扱うこともできる。
【0061】
以上、景画像ファイルのファイル構造について説明したが、歳時記データベース13に格納される歳時記も、個々の季語毎に、季語、季、季語の説明、例句、例句の作者などのデータ項目を格納するためのファイル構造をもつとともに、「画像ID」のデータ項目を持ち、歳時記データベース13から画像データベース11へのリンクを取ることが可能である。さらに、歳時記データベース13のファイル構造は「俳句ID」のデータ項目を持ち、俳句データベース12とのリンクをとることによって、俳句データベース12に格納される俳句を歳時記データベース13の季語の例句とすることができる。このようなリンクにより、季語と例句の関係をフレキシブルに増減できる。
【0062】
図6aは、LCD表示部5における選句モードでの表示画面の例を示したものである。既に述べたように、選句モードでは、サーバセンター2から受信して俳句DBに格納された句会の全投句が所定数づつLCD表示部5に表示される。今回の句会での投句であるかどうかは俳句ファイルの「投句ID」および「日付」に基づいて俳句データベース12から抽出される。また、表示配列はサーバセンター2によって付された「投句ID」にしたがってランダムとなっており、多数の投句者の句がバラバラに入り混じっている。図6aでは選句の対象となる全投句が一ページに五句づつ表示されており、句会において回覧される清記用紙を模している。ページ表示部21はこの「清記用紙」が全56ページ中の第27ページであることを示している。選句の際には、各ページを一覧し、その中に選句の候補としたい句があれば、操作部6によって対応する選句表示部41に丸印を入れる。また、この時点で特に注目した句があれば二重丸印を入れておいてもよい。なお、選句対象の俳句ファイルの「作者名表示フラグ」は「非表示」となっているので、投句者名はLCD表示部5に表示されず、作者はわからない。
【0063】
滞留表示部42は、実際の句会での清記用紙の回覧において、前の人から選句済の清記用紙がどんどん回ってくるのに対し、自分は選句済の清記用紙を後の人に回すのが遅れ、清記用紙が自分の前に滞留していく場合を模したもので、句会参加の臨場感を演出するためのものである。図6aの例では、滞留表示部42に三つの菱形マークが横に並んで表示されているが、これは今見ている第27ページのあとにさらに三ページ(第28ページから第30ページ)の「清記用紙」が前の人から既に回ってきて自分の前に滞留していることを模している。そして、前回のページ送り操作から所定時間内に操作部6を操作してページ送りをすれば、次の第28ページにおける滞留表示部42では菱形マークが一つ減ることになる。これとは逆に、所定時間を超えてページ送りの操作をしなかったときには第27ページにおいて菱形マークがさらに一つ追加され、四つ表示される。このようにして、句会の擬似体験を楽しみながら、選句時間の自己管理を行う。所定時間内に要領よくページ送り操作をしていけば、操作の都度時間カウントがリセットスタートし、菱形マークが表示されることはない。なお、一ページあたりに許される「所定時間」はデジタルカメラ一体型携帯電話1の所有者が自分のペースに合わせて楽しめるよう任意に設定しておくことができるが、緊張感を増すためには、やや短かめに設定するのが望ましい。
【0064】
なお、上記の実施の形態では、滞留表示部42の表示をページ単位としているが、表示形式はこれに限られるものではない。例えば、俳句の表示を五句づつ一覧表示する形態から、一句づづ拡大表示する形態とに切換えた場合は、表示を句単位で行うことができる。この場合、滞留している句の数を数次で滞留表示部42に表示してもよいし、句の数をアナログ的なバーの長さで表現して滞留表示部42に表示してもよい。
【0065】
図6bは、選句モードにおいて候補抽出操作をした場合のLCD表示部5における表示画面の例を示したものである。図6bでは、選句表示部41が丸印または二重丸印になっている句だけが抽出され、表示される。句数表示部32には抽出された句の総数と、そのうちの二重丸印が付された句の数を示している。図6bの場合、抽出された句の総数、すなわち「選句」データが二重丸印の句と丸印の句の和は48句であり、内「選句」データが二重丸印の句の数は7句であることを示す。選句できる句の数が三句であるとすると、二重丸印の句が三句になるようさらに絞り込む必要があるので、10ページにわたっている48句を操作部6でページ送りしながら、二重丸印と丸印の変更を行っていく。なお、この際、丸印であったものを二重丸印に変更することも可能である。
【0066】
二重丸印を付した句を三句に絞ったあと、操作部6により批評入力操作を行うと、それらの句それぞれについて図5aにおける選句ファイルが自動的に作成されるとともに、図7aの確定選句画面が表示される。なお、なお、句会において選句する句の数を設定しておくと、二重丸印を付した句がその数より多いかまたは少ない状態で批評入力操作を行っても、エラー表示となり、選句ファイルの自動作成は行われないとともに、図7aの確定選句画面も表示されない。
【0067】
図7aの確定選句画面において三句のうちの一句を指定すると、図7bにおけるようなその句の批評入力画面がLCD表示部5に表示される。批評入力画面は、、俳句データベース12における指定した句の俳句ファイルの「俳句」から得た句と、この俳句ファイルと「投句ID」でリンクする選句ファイルの「批評」のデータ項目への入力スペース51とを並列したものである。この画面から操作部6を操作して批評を書き込むと、その内容が選句ファイルの「批評」のデータ項目に入力される。
【0068】
選択した三句について批評の入力が完了すると、操作部6によって送信操作を行う。これによって、サーバセンター2への自動発呼が行われ、接続に成功するとこれら三句についての選句ファイルがサーバセンター2に送信されるとともに、サーバセンターから受信の旨の確認通知が来る。なお、投句の場合と同様、デジタルカメラ一体型携帯電話1とサーバセンター2が常時接続状態になっている場合では、送信操作により、直ちに句の送信が実行され、確認通知が返信される。
【0069】
以上は一般参加者による選句であるが、主宰も同様の選句を行う。但し、主宰の選句の場合には、図6bにおいて二重丸印をつけた句だけでなく丸印をつけた句についても、選句ファイルが作成される。そして二重丸印をつけた句は特選、丸印をつけた句は並選としてそれぞれのデータが選句ファイルの「主宰選」のデータ項目に入力される。また、二重丸印および丸印をつける句の数にはそれぞれ制限はなく、主宰の感動に任される。
【0070】
既に述べたように、全ての一般参加者および主宰の選句ファイルはサーバセンター2から各参加者のデジタルカメラ一体型携帯電話1に送信され、選句データベース18に格納される。この後、披講日を指定して披講モードを選択すると披講データがLCD表示部5表示される。表示は、選句データベース18における選句ファイルおよびこれとリンクがとられた俳句データベース12の俳句ファイルに基づいて行われる。表示される俳句は、指定された「披講日」データを持つ選句ファイルが存在するものに限られる。すなわち、選句ファイルの「俳句ID」または「投句ID」に基づいて、対応する俳句ファイルの俳句が表示される。同じ俳句に複数の選句ファイルがある場合は、重複して表示されることはない。その代わりに、同じ俳句に対する一般参加者からの選句ファイルの数がカウントされるとともに、主宰からの選句ファイルがあった場合は「主宰選」のデータ項目が特選と並選のどちらであるかが検出される。
【0071】
図8aは、披講モードが選択された場合のLCD表示部5における表示画面の例を示したものである。互選表示部61にはその俳句に対する一般参加者からの選句ファイルの数が表示される。一方、主宰選表示部62には選句ファイルの「主宰選」のデータに基づいて主宰選の有無および選の種類が表示される。互選表示部61または主宰選表示部62のいずれか一方がブランクでなければ、披講モードにおいて俳句が表示される。さらに、披講モードの表示画面では、俳句ファイルの「作者名フラグ」が「非表示」になっている場合であっても、対応する選句ファイルが選句データベース18中に存在することを条件にその俳句ファイルの「作者名」のデータが作者表示部63に表示される。また、「飛魚」の句や「ぬりたての」の句のように景画像リンク表示部64に星印が表示されている句がある場合、操作部6によってこれを指定すると後述の景画像データ表示画面に移行し、選ばれた俳句にリンクする投句者からの景画像を画像データベース11から呼び出して表示することができる。
【0072】
以上のような披講モードの表示の制御は、プログラムされた機能に基づいて制御/処理部4によって実行される。例えば、図8aにおける「飛魚」の句は、二人の一般参加者から選ばれた句であるとともに、主宰の特選を得た句であることがわかる。また「ぬりたての」の句は一般参加者からの選はなかったが主宰の並選を得た句である。一方「少数派」の句は主催の選はないが一般参加者十人の支持を集めた高点句である。
【0073】
図8aの披講画面において一句を指定すると、図8bにおけるようなその句の批評画面がLCD表示部5に表示される。批評画面は、、俳句データベース12中における指定した句の俳句ファイルの「俳句」から得た句と、この俳句ファイルと「投句ID」でリンクする選句データベース18中の全ての選句ファイルにおける「批評」および「撰者名」の内容とを一覧表示したものである。なお、主宰による選句ファイルの場合、「批評」の内容は主宰評表示スペース65に表示され、一般参加者による選句ファイルの場合、「批評」の内容は撰者評表示スペース66に表示される。例えば、図8aにおいて「飛魚」の句を指定すると、図8bにおけるように、主宰の批評および一般参加者二人の批評が撰者名つきで一覧表示される。一般参加者からの選が多くて撰者評表示スペース66が長い場合は画面のスクロールによってこれを見ることができる。
【0074】
図9aは、景撮影モードによって撮影した画像を景再生モードによって再生した場合におけるLCD表示部5による景画像データ表示画面の一例である。図9aの例はリンクする俳句がない場合であり、景画像71とともに、俳句を入力するための俳句スペース72が表示されている。このような景画像データ表示画面において操作部6を操作し、俳句スペース72に新しい俳句を入力すると、新たに俳句ファイルが作成され、記憶部10の俳句データベース12に記憶される。このとき、表示されている景画像ファイルの「画像ID」の内容が、新たに作成された俳句ファイルの「画像ID」に自動付与される。既に述べたように、このような機能を利用することにより、機会ある毎に撮影しておいた風景や事物の景画像を後日呼び出して、それを見ながら俳句を作るような擬似吟行を楽しむことができる。
【0075】
図9bは、景画像データ表示画面において俳句スペースに俳句73を入力した場合におけるLCD表示部5の表示の一例である。図9bのような景画像データ表示画面表示は、このような場合の他、リンクする俳句のある景画像ファイルを再生した場合や、図3bまたは図8aにおいて星印のある俳句を指定した場合でも同様の表示となる。一つの景画像ファイルを複数の俳句ファイルとリンクさせておいた場合は、操作部6によって俳句の送り操作をすることによって次の俳句ファイルが呼び出され、俳句73が次の俳句に置き換わる。逆に、一つの俳句ファイルに複数の景画像をリンクさせておいた場合は、操作部6によって景の送り操作をすることによって次の景画像ファイルが呼び出され、景画像71が次の景に置き換わる。
【0076】
なお、上記のように一つの景画像ファイルを複数の俳句ファイルとリンクさせておいた場合、またはその逆の場合において、複数の景画像ファイルまたは複数の俳句ファイルを上記のように一つづづ置き換えて表示する場合の他、一つの俳句ファイルまたは景画像ファイルにリンクする複数の景画像または俳句を同時に一覧表示するような表示レイアウトも可能である。
【0077】
既に述べたように、上記のようなリンク機能は、写真と俳句とを組にして一つの作品とする場合などの鑑賞に有効である。また、景画像ファイルをビジュアル歳時記として利用する場合は、操作部6により季語を指定することによって、季語を説明する画像と例句を図9bのような表示形式で表示することができる。
【0078】
なお、図3における俳句データベースモードなどの表示において複数の俳句を一覧表示する場合、文字数の多い俳句があった場合は文字を小さくするかまたは二行に分かち書きする必要が生じる場合がある。分かち書きを行った場合、行スペースの関係で一ページに五句づつではなく、四句以下しか一覧表示できない。字数の多い句が連続したときは一覧表示できる句の数が三句または二句のみとなる場合さえある。ある。このような場合において、図6aにおけるような選句モードの表示では、配列はランダムでよいので、各句の字数を検出し、分かち書きの必要のある句が一ページに一句以下となるよう配列すれば各ページに常に四句以上一覧表示でき、煩雑なページ送り操作をすることなく選句を楽しむことができる。このような、各句の字数の検出による句の配列変更はデジタルカメラ一体型携帯電話1への送付の前にサーバセンター2で行っておいてもよいし、LCD表示部5の能力による必要性に応じ、デジタルカメラ一体型携帯電話1側で選句用の俳句を受信してから行ってもよい。
【0079】
この発明は、上記の実施の形態に限るものではなく、サーバセンターなしで、デジタルカメラ一体型携帯電話をもつ者同士で実施することも可能である。この場合、句会の参加者はサーバセンターに投句するのではなく、自分以外の全参加者に同報通知で自分の投句を送付する。これを全参加者がお互いに行う。但し、送付する俳句ファイルに対し次の操作を行う。まず、「投句ID」には、重複が生じないよう句会で予め決めた付与ルールに従い、投句者自身がIDの付与を行う。また、「作者名フラグ」を非表示に設定する。さらに、「日付」を句会で設定した投句日に書換える。これらの操作が句会への投句の際に自動的に行われるようデジタルカメラ一体型携帯電話1を設定しておくこともできる。一方、選句ファイルについても、同様に、サーバセンターではなく、自分以外の全参加者に同報通知でお互いに送付すればよい。なお、選句ファイル送付の際、「披講日」のデータ項目に句会で設定した日付を入力しておく。このようなサーバセンターを介さない句会においても、参加者の一人が主宰となることができる。
【0080】
また、この発明は、デジタルカメラ一体型携帯電話による実施の形態に限るものではない。例えば、大型表示部を有する据え置き電話機に、俳句データベース、選句データベース、歳時記データベースおよび画像データベースを設けることによっても、この発明の実施は可能である。この場合、大型表示部による見易い表示によって、句作り、俳句データベースの表示、句会の選句作業などを楽しむことができる。据え置き電話機の場合、これを持ち出して画像の撮影を行うのには適さないが、別体の通常のデジタルカメラで撮影した画像をケーブル接続、メモリカードの着脱、通信など適宜の手段で据え置き型電話機入力し、景画像ファイルの形で画像データベースに蓄積するようにすればよい。また、デジタルカメラが一体化されていない携帯電話や通信機能つきPDAにおいて、上記の据え置き型電話機と同様にして、俳句データベース、選句データベース、歳時記データベースおよび画像データベースを設けることも可能である。さらに、場合によっては、画像データベースを省略し、構成を簡略化することも可能である。これらの実施の形態におけるように、この発明は、俳句の補助装置が撮影機能を持っていない場合でも実施可能である。
【0081】
なお、この発明は、通信機能を有するパーソナルコンピュータでも実施することが可能である。この場合、この発明の機能は、パーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムによって実現される。従って、このようなアプリケーションプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータ及び必要に応じ接続されるその周辺器機がこの発明による俳句の補助装置となる。この場合、この発明の機能を実現するためにインターネットなどにより流通するアプリケーションプログラム自体又はそれを記録したCD−ROMなどの記録媒体もこの発明の対象である。
【0082】
さらに、この発明は、必要に応じ、通信機能のないデジタルカメラにおいて簡略な形で実施することも可能である。この場合、句会への参加はできないが、俳句データベース、歳時記データベースおよび画像データベースのリンクにより、ビジュアルな要素を加味して俳句作りを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のシステムブロック図。
【図2】俳句データベースに格納される俳句のファイル構造を示す表。
【図3】a LCD表示部における俳句データベースモードでの表示画面。
b 俳句データベースモードの最新ページの表示画面。
【図4】a 俳句データベースモードにおける投句自選画面。
b 俳句データベースモードにおける投句候補画面。
【図5】a 選句ファイルのファイル構造を示す表。
b 景画像ファイルのファイル構造を示す表。
【図6】a LCD表示部5における選句モードでの表示画面。
b 選句モードにおいて候補抽出操作をした場合の表示画面。
【図7】a 選句モードにおける確定選句画面。
b 選句モードにおける批評入力画面。
【図8】a 披講モードにおける表示画面。
b 披講モードにおける批評表示画面。
【図9】a 景再生モードにおける景画像データ表示画面。
b 景画像データ表示画面に俳句を入力した場合の表示画面。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ一体型携帯電話
2 サーバセンター
5 LCD表示部
6 操作部
11 画像データベース
12 俳句データベース
13 歳時記データベース
15 俳句サーバ
16 画像サーバ
17 選句サーバ
18 選句データベース
19 ユーザサーバ
21 ページ表示部
22 俳句表示部
23 日付表示部
24 自選/投句表示部
25 選句表示部
26 景画像リンク表示部
31 抽出条件表示部
32 句数表示部
41 選句表示部
42 滞留表示部
51 批評入力スペース
61 互選表示部
62 主宰選表示部
63 作者表示部
64 景画像リンク表示部
65 主宰評表示スペース
66 撰者評表示スペース
71 景画像
72 俳句スペース
73 俳句

Claims (25)

  1. 複数の画像を記憶する画像記憶部と、複数の俳句を記憶する俳句記憶部と、前記画像記憶部に記憶された画像と前記俳句記憶部に記憶された俳句とを関連付けて表示する表示部とを有することを特徴とする俳句の補助装置。
  2. 撮像部を有し、前記撮像部によって得られた画像を前記画像記憶部に記憶することが可能であることを特徴とする請求項1記載の俳句の補助装置。
  3. 通信部を有し、前記通信部で受信された画像を前記画像記憶部に記憶するとともに、前記画像記憶部に記憶された画像を前記通信部から送信することが可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の俳句の補助装置。
  4. 前記俳句記憶部に記憶された俳句を前記通信部から送信するとともに前記通信部で受信された俳句を前記俳句記憶部に記憶することが可能であることを特徴とする請求項3記載の俳句の補助装置。
  5. 前記俳句記憶部に記憶された俳句を選句のために前記表示部に表示するとともに、選句操作部を設け、時間の経過と前記選句操作部の操作とに基づいて選句すべき句の滞留情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項3または4に記載の俳句の補助装置。
  6. 前記俳句記憶部に記憶された俳句に対する選句情報を記憶する選句情報記憶部を有し、前記表示部は、前記俳句記憶部に記憶された俳句と前記選句情報記憶部に記憶された選句情報とを関連付けて表示することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  7. 前記選句情報記憶部に記憶された選句情報を前記通信部から送信するとともに前記通信部で受信された選句情報を前記選句情報記憶部に記憶することが可能であることを特徴とする請求項6記載の俳句の補助装置。
  8. 複数の季語情報を記憶する歳時記記憶部を有し、前記表示部は、前記画像記憶部に記憶された画像と前記歳時記記憶部に記憶された季語情報とを関連付けて表示することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  9. 前記表示部は、一つの俳句に複数の画像を関連付けて表示することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  10. 前記表示部は、一つの画像に複数の俳句を関連付けて表示することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  11. 前記画像記憶部に記憶される画像は前記俳句記憶部に記憶される俳句との関連付け情報を持っていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  12. 前記俳句記憶部に記憶される俳句は前記画像記憶部に記憶される画像との関連付け情報を持っていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  13. 複数の画像を記憶する画像記憶部と、複数の季語情報を記憶する歳時記記憶部と、前記画像記憶部に記憶された画像と前記歳時記記憶部に記憶された季語情報とを関連付けて表示する表示部とを有することを特徴とする俳句の補助装置。
  14. 撮像部を有し、前記撮像部によって得られた画像を前記画像記憶部に記憶することを特徴とする請求項13記載の俳句の補助装置。
  15. 通信部を有し、前記通信部で受信された画像を前記画像記憶部に記憶するとともに、前記画像記憶部に記憶された画像を前記通信部から送信することが可能であることを特徴とする請求項13または14に記載の俳句の補助装置。
  16. 前記画像記憶部に記憶される画像は前記歳時記記憶部に記憶される季語情報との関連付け情報を持っていることを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  17. 前記歳時記記憶部に記憶される季語情報は前記画像記憶部に記憶される画像との関連付け情報を持っていることを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載の俳句の補助装置。
  18. 画像データと、外部に記憶される俳句との関連付けデータとをデータ項目に含むことを特徴とする画像の記憶媒体。
  19. 画像データと、外部に記憶される季語情報との関連付けデータとをデータ項目に含むことを特徴とする画像の記憶媒体。
  20. 画像データと、俳句とをデータ項目に含むことを特徴とする画像の記憶媒体。
  21. 画像データと、季語とをデータ項目に含むことを特徴とする画像の記憶媒体。
  22. 通信部と、複数の俳句を記憶する俳句記憶部と、前記俳句記憶部に記憶された俳句を表示する表示部と、前記俳句記憶部に記憶された俳句に対する選句情報を記憶する選句情報記憶部とを有し、前記俳句記憶部に記憶された俳句を前記通信部から送信するとともに前記通信部で受信された俳句を前記俳句記憶部に記憶すること、および前記選句情報記憶部に記憶された選句情報を前記通信部から送信するとともに前記通信部で受信された選句情報を前記選句情報記憶部に記憶することが可能であることを特徴とする俳句の補助装置。
  23. 複数の俳句を記憶する俳句記憶部と、前記俳句記憶部に記憶された俳句に対する選句情報を記憶する選句情報記憶部と、前記俳句記憶部に記憶された俳句と前記選句情報記憶部に記憶された選句情報とを関連付けて表示する表示部とを有することを特徴とする俳句の補助装置。
  24. 複数の俳句を記憶する俳句記憶部と、前記俳句記憶部に記憶された俳句を選句のために表示する表示部と、選句操作部と、時間の経過と前記選句操作部の操作とに基づいて選句すべき句の滞留情報を前記表示部に表示する選句管理部とを有することを特徴とする俳句の補助装置。
  25. コンピュータに、請求項1から17、23および24のいずれかに記載の機能を実現させるプログラム。
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