JP2004023578A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、表示装置を備えた携帯電話に関し、静止画像や動画像の画質を変更して表示することができる方法を提供することにある。
【解決手段】前記携帯電話に、静止画像や動画像の画質を変更して表示することができる機能を設けることにより達成できる。
【効果】本発明によれば、携帯電話に静止画像や動画像の明るさや色相の画質を変更して表示することができる機能を設けることにより、個々の静止画像や動画像を変更して表示することができるようになり使い勝手が向上する。
【選択図】 図2
【解決手段】前記携帯電話に、静止画像や動画像の画質を変更して表示することができる機能を設けることにより達成できる。
【効果】本発明によれば、携帯電話に静止画像や動画像の明るさや色相の画質を変更して表示することができる機能を設けることにより、個々の静止画像や動画像を変更して表示することができるようになり使い勝手が向上する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置を備えた携帯電話に関し、インターネットに接続してダウンロードした画像や、カメラ付き携帯電話にて撮影した画像の明るさや色相等の画質をユーザーの好みに合わせて可変して表示することができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが所有する端末装置(パーソナルコンピュータ、PDAあるいは携帯電話等)に画像データを供給して、端末装置側で画質調整できるものが特開2001−148068号公報に記載されている。また、色変換テーブルにより色相を調整できるデジタルカメラが特開平11−88906号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2001−148068号公報に記載された従来技術では、画像印刷販売機から画像データが記録媒体を介して、またはコネクタ接続あるいは非接触型の近距離通信手段を介してユーザが所有する端末装置(パーソナルコンピュータ、PDAあるいは携帯電話等)に画像データが供給される。このとき、色、明るさ等の印刷時の画質を指定する情報が送信され、ユーザはこの情報を用いて自分の端末装置で画質の調整をすることができる。
【0004】
しかし、この従来技術では、端末装置側での具体的な調整方法については何ら開示されておらず、さらに端末装置が特に携帯電話やPDAのように大きさの制限や入力操作装置の制約がある場合の調整方法については配慮されていなかった。
【0005】
また、特開平11−88906号公報に記載された従来技術ではインターネット等からの外部から入力された画像データの処理については開示されていない。
【0006】
本発明の目的は、外部から入力した画像や内蔵カメラで撮影した画像の画像データを画素毎に調整でき、画質調整の容易な携帯電話を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、外部から入力された画像データを表示用の画素データに変換する画像データ変換部と、画素データを保存する第1の記憶部と、画素データの値を変更するための情報が記憶された画素データ変換部と、第1の記憶部から読み出された画素データに基づいた画像を表示できる表示部と、通信に関する操作及び表示に関する操作を入力することができる操作部と、通信及び表示に関する制御を行う制御部を備えた携帯端末装置であって、操作部は表示部の画面上でのカーソルの移動を制御するカーソルキーを備え、制御部が前記画素データの値を変更する処理を行うときはカーソルキーの操作により画素データ変換部から画素データの値を変更するための情報が選択されて、この選択された情報により第1の記憶部から読み出された画素データの値が変更されて表示部に表示されるよう構成されたことを特徴とする。
ことを特徴とする。これにより、インターネット等の外部から入力した画像をユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0008】
好ましい実施態様においては、画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、制御部が画像データを表示する処理を行うときは第2の記憶部に記憶されている画素データを読み出すよう構成されたことを特徴とする。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができる。
【0009】
好ましい他の実施態様においては、画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、カーソルキーの操作により画素データ変換部から画素データの値を変更するための情報が選択されたときはこの選択された情報により変更された画素データの値を表示時の設定値として第2の記憶手段に記憶することを特徴とする。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができるようになる。
【0010】
また、本発明は、画像データ変換部が外部から入力された画像データの代わりに撮影装置で撮影されて画像データに変換された信号を表示用の画素データに変換するよう構成されたものであってもよい。これにより、内蔵カメラで撮影した画像もユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0011】
なお、携帯端末装置は携帯電話機あるいは携帯情報端末(PDA)であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
画像を表示するための液晶等の表示装置に、内蔵カメラまたは外付けカメラにて撮影した画像を、該表示装置に表示できる機能を備えた携帯電話が広く一般的に知られている。さらに、カメラにて撮影した画像を相手に送信及び受信して表示することのできる機能が、市場で注目を集めてきている。
【0013】
カメラにて撮影する場合、周囲の明るさ等の環境により撮影された画像が影響を受けることが知られている。例えば、暗い環境で撮影した場合は、撮影された画像は暗くなり、黒い部分が見づらくなる。このような場合、従来は、液晶等の表示装置の表示全体の明るさを調整するために、表示装置の照明を明るくしたり、表示装置への信号レベルを大きくしたりする技術により、撮影した画像を明るくして見やすい画像に調整できるようにしている。
【0014】
しかしながら、この技術では画像とは関係のない同時に表示されている文字情報等も一緒に明るさが変化してしまうため、文字情報等が見づらくなる場合があるという問題があり、この問題を改善するために、カメラ内蔵の携帯電話については、撮影時に内蔵カメラの露出を変えて撮影したり、カメラからの画像信号レベルを数段階に可変する等撮影画像を改善できるものが知られている。
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態を図1〜図5及び図7、図8を用いて説明する。本実施の形態は、本発明をカメラ付き携帯電話機に適用したものである。図1は本実施の形態の携帯電話の内部ブロック図である。100は携帯電話、101は無線部、102は制御部、103はマイク、104はスピーカ、105は表示部、106は操作部、107はFlashROM、108はRAM、109は電源部、110はカメラ部である。本実施の形態では、携帯電話100は通常の音声通話の他にインターネットに接続でき、これにより画像データをダウンロードできる機能を備えている。
【0016】
無線部101は各種のデータの送受信を基地局と行う。また基地局から受信したデータを制御部102に伝達し、制御部102から受け取ったデータを基地局に送信する。データには音声通信(電話機能)を行うための音声データ、インターネットに接続しておこなう電子メールなどの文字データ、本発明に関連した画像データなどがある。
【0017】
制御部102はCPUを内蔵し携帯電話100を制御するとともに画像データ及び文字データを表示部105に表示するための表示データへの変換、マイク103からの音声を音声データへの変換、受信した音声データをスピーカ104から音声として出力するために音声データへの変換等の各種の信号処理も行う。
【0018】
マイク103は音声通信時にユーザーが話した音声を制御部102に送出する。スピーカ104は受信した音声信号を制御部102から受け取り再生する。表示部105は液晶の表示装置であり、操作部106により入力された入力データを表示したり、インターネットに接続しダウンロードした画像データの表示を行ったりする。操作部106は携帯電話100のキー入力部であり電話時には電話番号の入力、インターネット接続時にはアドレスの入力、表示を変更する等の操作入力などをおこなう。FlashROM107は制御部102にあるCPUの動作プログラム等を内蔵するメモリである。また読み書き可能であるためユーザー用のデータの保存を行うこともできる。RAM108は制御部102にあるCPUが処理中のデータの一時保存、表示部105に表示する表示データの保存等を行う。電源部109は携帯電話100を動作させるためのバッテリーを含む電源供給部である。カメラ部110は操作部106の操作により撮影することができ、撮影した画像は表示部105に表示される。
【0019】
次に、動作の概略を説明する。まず、携帯電話100がインターネットに接続されて、ダウンロードした画像データを表示する場合について説明する。無線部101により受信した画像データは制御部102に送られ、表示部105の表示装置に表示できるようにするために制御部102で表示用の画素データに変換され、RAM108に展開され格納される。RAM108に展開された表示用の画素データは制御部102により読み出され、表示部105に送られ表示部105にある液晶表示装置に表示することができる。ここで、ユーザーが明るさや色相の画質を調整したい場合は、操作部106から所定の操作を行うと、RAM108に格納されている表示用の画素データを読み出して画素毎にデータ値すなわち画像の信号のレベルを画素データ変換部としての変換テーブルを用いて変更し、再度RAM108に展開格納し、その後読み出し表示部105に調整後の画像を表示する。なお、画素データ変換部にはRAM108から読み出された画素データの値を変更するための情報が記憶されている。この情報は画素データごとに数値の情報あるいは関数として記憶される。
【0020】
ここで、RAM108への表示用の画素データの展開について説明する。説明を液晶表示装置に関連付けて説明する。液晶表示装置は平面上に一様に画素電極がマトリクス状に配置されており、階調のない(白/黒)液晶表示装置の場合は、この画素電極各々をON/OFFすることにより表示(白色表示)/非表示(黒色表示)を行っている。このON/OFFされた画素電極が集まり全体として画像を表示するので、どの画素電極をONするかOFFするかの割り付けを行うために、RAM108のメモリアドレスと画素電極のアドレスを対応させ、画素電極をONするかOFFするかの情報を画素毎に画素電極アドレスに対応したメモリアドレスに保存することがダウンロードした画像データのRAM108への表示用の画素データの展開である。
【0021】
さらに、階調を持った液晶表示装置の場合は、この画素電極のONの割合を変えることができる。すなわち、同じ黒い色を表示しても薄い黒、濃い黒などの中間色いわゆる灰色を表示することができる。さらにカラー液晶では各画素が赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類あるためこれら各画素のONの割合を変えることによりカラー画像を表示することができる。このため、本実施の形態における携帯電話の場合は、カラー画像用の液晶表示装置であるので、赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類に対応した表示用の画素データに制御部102が変換し画素毎にRAM108に展開格納する。
【0022】
尚、ここではカラーの液晶表示装置に関連付けて説明したが、表示装置はこれに限ったものではなく、他の表示装置でも構わない。すなわち、画像上の画素アドレスとRAM108のメモリアドレスが対応付けられて画素データが保存されるようになっていれば、他の表示装置でも同じように表示が行える。
【0023】
ここで、明るさ及び色相を調整する方法の概略を説明する。明るさを調整する場合は、RAM108に格納されている赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データの値すなわち画像の信号レベルを同じ割合で変更することにより明るさを調整することができる。また、色相を調整する場合は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データの値をそれぞれ違う割合で変更することにより実現できる。
【0024】
次に携帯電話100に内蔵されているカメラ部110により撮影した画像データを表示する場合について説明する。カメラ部110で撮影された画像は制御部102に送られ、制御部102で赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データに変換されRAM108に展開される。RAM108に展開された後の処理は上記インターネットに接続し、ダウンロードした画像データを表示する場合と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0025】
本実施の形態による処理の流れの一実施例を図2を用いて説明する。図2はインターネットに接続してダウンロードした静止画像や動画像の明るさや色相の画質を調整して表示するためのフローチャートである。
【0026】
ステップ201で画像データのダウンロード処理が行われると、ステップ202でダウンロードされた画像データは制御部102によりRAM108の画素アドレスに対応付けられたメモリアドレスに表示用の画素データとして展開し格納する。ステップ203で制御部102はRAM108から表示用の画素データを読取り、表示部105に画像を表示する。ここで、ユーザーは表示された画像を見て画質の調整を行うか判断する。ステップ204でユーザーにより操作部106が操作されて画質調整が行われたと判断された場合は、ステップ205で操作により指定された画質の変更量に対応して画質調整用の画素データ変換テーブル値を変更し、制御部102はRAM108に格納されている表示用の画素データを読み出し、読み出した表示用の画素データの値を変更された画素データ変換テーブル値に従い変更して、ステップ202に戻り再度RAM108に格納する。そしてステップ203で表示部105の液晶表示装置に変更後の画質調整された画像が表示される。
【0027】
尚、画素データ変換テーブル値の変更方法については後述する。また、画質調整用の画素データ変換テーブル値はFlashROM107に格納されている。
【0028】
ステップ204でユーザーが画質調整の操作が行われなかったと判断されたい場合には、ステップ206で表示終了の操作が行われたかを判断し、操作がされなかった場合はステップ204に戻り、ユーザーによる操作が行われるまで表示に関しては現在の表示の状態を保持する。ステップ206で表示終了の操作が行われたと判断された場合には、ステップ207で表示を終了する。これにより、インターネット等の外部から入力した画像をユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0029】
本実施例では、変更後の表示用の画素データを一旦RAM108に展開し、展開された表示用の画素データを再度読み出して表示するようにしたが、変更後の表示用の画素データを表示部105の送るとともにRAM108に格納することにしてもよい。このようにすることにより、表示までの時間を短縮することが可能となる。
【0030】
ここで、ステップ205でユーザー操作により変更された表示用の画素データをFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができるようになる。
【0031】
さらにここで、ステップ205でユーザー操作により変更された画素データ変換テーブル値を次に表示するときの設定値としてFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができるようになる。例えば、肌色が赤いほうが好きなユーザーは設定しておけば、常に好みの赤味がかった肌色で見ることができる。
【0032】
次に図3、図4、図7、図8を用いて、ユーザー操作に従い画素データ変換テーブル値を変更することにより、画質を調整する方法について詳しく説明する。
【0033】
図3は画質調整用の画素データ変換テーブル値の一実施例である。画素データ変換テーブル値は階調を持ったカラー液晶用のものとする。横軸に変更前の画素データの値、縦軸に変更後の画素データの値を取り、画素データ変換テーブル値を直線301及び曲線302、303、304で表している。ここで、曲線の選択変更はユーザー操作による画質の変更量に対応して、曲線302から曲線304を選択変更するようになっている。
【0034】
尚、本実施例では曲線は4本で4段階に変更できるようになっているが、これに限ったものではなく、複数段階または連続的に変更できるようになっていればよい。
【0035】
画素データの値(以下、画素値と称す)とは液晶表示装置での赤(R)、緑(G)、青(B)各画素のONの割合であり液晶表示装置の明るさを示す。すなわち表示画面上の画素アドレス毎の信号レベルを示す。本実施例では0から255の256段階に分割されており、「0」では表示はOFF(黒)であり、「255」ではON(最も明るい白)として説明する。
【0036】
曲線301は変更前、変更後の画素値が同じ値になるようになっているため変更を行っていない状態である。例えば、変更前の画素値「128」を変更しても変更後の画素値は「128」のままである。曲線302は変更後の画素値が変更前の画素値に比べて大きくなっている。つまり変換を行うと元の明るさよりも明るくなることを示している。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「174」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「174/128」倍明るくなる。曲線303は曲線302に比べ変更後の画素値が更に大きくなっている。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「186」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「186/128」倍明るくなる。曲線304は変更後の画素値が変更前の画素値に比べて小さくなっている。つまり変更を行うと元の明るさよりも暗くなることを示している。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「82」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「82/128」倍の暗さになる。
【0037】
カラーの液晶表示装置は1ドットが赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの画素より構成されているためこれら3つの画素の値が全て「0」であると黒表示、全て「255」であると白表示となる。また赤(R)が「255」、緑(G)、青(B)が「0」であれば赤のドット表示となる。「128」は「128/255」だけONした状態であるため「255」であるときの約半分の明るさを示す。赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの画素全が「128」になると白と黒の中間の色である灰色表示となる。
【0038】
図4、図7、図8を用いて本実施の形態をさらに詳しく説明する。図4は液晶表示装置の各画素の拡大図である。401から409は液晶表示装置の各画素を示す。図7は、図3の画素データ変換テーブル値による変更前の図4の液晶表示装置のドットの状態を表したものである。ドット701、702、703は液晶表示装置の1ドットを示す。また、ドット701は画素R401、画素G402、画素B403で構成されている。同様にドット702は画素4040、405、406で、ドット703は画素407、408、409で構成されている。704、705、706は液晶表示装置のドット701、702、703の明るさを表す。図8は、図7に示したドット701、702、703を図3の画素データ変換テーブル値の曲線303により変更を行った後のドットの状態を表したものである。ドット801、802、803は液晶表示装置の1ドットを示す。804、805、806は液晶表示装置のドット801、802、803の明るさを表す。
【0039】
図7において、画素R401、画素G402、画素B403の画素値は「255」でありドット701は白色となりそのときの明るさは704であり最も明るい状態である。画素R404、画素G405、画素B406の画素値は「0」でありドット702は黒色となりそのときの明るさは705であり最も暗い状態である。画素R407、画素G408、画素B409の画素値は「128」でありドット703は灰色となりそのときの明るさは706である。これらの画素401から409の画素値を図3の曲線303により変更をすると、ドット701に対応するドット801、ドット702に対応するドット802は画素データ
変換テーブル値が同じであるため変化はない。ドット703は画素R407、画素G408、画素B409の値が「128」から「186」に変更されるため明るさは706から806に変更される。このため画素703の灰色よりも画素803の灰色の方がより白色に近い明るめの灰色となる。このようにして、明るさを調整することができる。
【0040】
次に、色相を調整する場合を説明する。インターネットからダウンロードした画像の人物像の肌色の色合いが白っぽく見えるためもう少し赤の色合いを強くしたい場合などは緑(G)、青(B)の画素値の変更は直線301のままとし、液晶表示装置全ての赤(R)の画素値を曲線302により順番に変更する。すなわち赤(R)の画素だけが明るくなり、変更後の画像は変更前の画像に比べて全体的に赤の色合いが強くなり人物像の肌色の色合いが赤みを帯びる。これにより画質を調整することができる。画素データ変換テーブル値である図3の直線301の特性をユーザー操作により曲線302、303、304のように可変できるようにしておくことにより、ユーザーは自由に表示されている画像の明るさや色相の画質を調整することができる。尚、内蔵カメラからの画像についても同様である。
【0041】
図5を用いてユーザー操作による色相の調整の方法を説明する。図5は、携帯電話にて図3の画素データ変換テーブル値による表示画像の画質変更するための操作画面の一実施例を示したものである。501は携帯電話、502は液晶表示装置、503はカーソルの移動方向を制御する方向キー、504は液晶表示装置502に表示される画素R(赤)の変更バー、505は液晶表示装置502に表示される画素G(緑)の変更バー、506は液晶表示装置502に表示される画素B(青)の変更バー、507は方向キー503により選択された画素R(赤)の変更バー504の値の位置を示すカーソルを表す。方向キー503は、上下方向に押すことによりカーソル507が上下に移動し、左右方向に押すことによりカーソル507は左右に移動する(なお、上下左右は図5を液晶表示装置502が上になるよう正面から見たときの上下左右に対応する)。
【0042】
方向キー503を上下方向に押すことにより変更すべき画素(R、G、Bのいずれか)が選択され、次に方向キー503の中央を押すことにより選択された画素(図ではR)が確定される。そのあとに方向キー503を左右方向に押すことにより当該画素の画素データ変換テーブル値すなわち図3の曲線の特性が変化する。図5の例ではカーソル507を右に動かして行くと、赤色の画素の画素値のみが図3の画素データ変換テーブル上で値が曲線302、303へと変化し、画面上で赤色が強くなる。この場合にも変更する量が決まったら方向キー503の中央を押すことにより確定する。すなわち、方向キー503を操作することにより画素データ変換テーブルから画素データを変更するための情報(この場合は色の濃淡)が選択される。図2のフローチャートに従い画素データ変換テーブル値を変更する毎に変換テーブル値に従い表示画面の変更が行われ液晶表示装置502に表示されるため、ユーザーは画面を見ながら画像の調整を行うことができる。
【0043】
本実施の形態では、携帯電話機の方向キーで画素データの値の変更処理を行うよう構成したので、キーの数も少なくパソコンのようにマウスなどの外部入力装置を標準で備えていない携帯電話であっても、図5の例のように画素の選択や変更量の設定の操作性を向上させることができる。これによりユーザーの操作性が大幅に向上する。また、方向キーを用いることにより画素選択や変更量設定時のカーソル移動を直感的にすばやく行うことができる。
【0044】
本実施例では、曲線を予めテーブル値として持っている例で説明したが、曲線302、303は下記の数式で表すことができるため、方向キー503でカーソル507を動かす毎に「γ」の値を変えることにより曲線の傾き(=変換テーブル値)を変えることができるようにしてもよい。例えば、曲線302はγ=1.8、曲線303はγ=2.2のようにする。
【0045】
【数1】
【0046】
以上のことから本実施の形態は、メモリ上に展開格納した特定の表示用の画素データの画素値を変更して表示することができる機能すなわち画素データ変換テーブル値および当該画素データ変換テーブル値に応じた変更処理を行うプログラムを設けることにより達成できる。
【0047】
次に、本発明の第2の実施の形態における携帯電話機における処理の流れの一実施例を図6を用いて説明する。本実施の形態はカメラの画像データの画質を調整できるようにしたものである。図6はカメラ110を使用して撮影した静止画像や動画像の明るさや色相の画質をユーザーの好みに合わせて調整して表示するためのフローチャートである。ステップ601でカメラによる撮影データを入手し、RAM108へ展開し、ユーザーの画質調整操作により、画素値を変更して表示する。これにより、ユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。尚、本第1の発明で図2を用いて説明した内容とは、ステップ201の画像データのダウンロード処理が、ステップ601のカメラによる撮影画像データの入手に置き換わっただけであり、その他の処理は全く同じであるため、ここでは詳細の説明は省略する。
【0048】
ここで、ステップ605でユーザー操作により変更された表示用の画素データをFlashROM107に格納することにしてもよい。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができるようになる。
【0049】
さらにここで、ステップ605でユーザー操作により変更された画素データ変換テーブル値を次に表示するときの設定値としてFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができる。
【0050】
以上の実施の形態によれば、携帯電話において、ダウンロード等の外部から入力した画像や内蔵カメラからの画像を、メモリ上に展開格納した特定の表示用の画素データの画素値を変更して表示することができる機能すなわち画素データ変換テーブル値および当該画素データ変換テーブル値に応じた変更処理を行うプログラムを設けることにより、画像の画質を調整して表示することができるようになりユーザの使い勝手が向上する。
【0051】
以上の実施の形態は、携帯端末装置が携帯電話機である例について説明したが、これに限ることはなく、本発明を携帯情報端末(PDA)にしたものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、外部から入力した画像や内蔵カメラで撮影した画像の画像データを画素毎に調整でき、画質調整の容易な携帯電話を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の内部ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機をインターネットに接続してダウンロードした静止画像や動画像の画質を変更して表示するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の画質調整用の変換テーブルの例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の液晶表示装置の各画素の拡大図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機にて図3の変換テーブル値による表示画像の画質変更操作画面を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における携帯電話機の画像データをユーザーの好みに合わせて変換して表示するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の図3の画素データ変換テーブル値による変更前の図4の液晶表示装置のドットの状態を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の図3の画素データ変換テーブル値(曲線303)により変更を行った後の図4の液晶表示装置のドットの状態を示す図である。
【符号の説明】
100…携帯電話、101…無線部、102…制御部、103…マイク、
104…スピーカ、105…表示部、106…操作部、
107…FlashROM、108…RAM、109…電源部、
110…カメラ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置を備えた携帯電話に関し、インターネットに接続してダウンロードした画像や、カメラ付き携帯電話にて撮影した画像の明るさや色相等の画質をユーザーの好みに合わせて可変して表示することができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが所有する端末装置(パーソナルコンピュータ、PDAあるいは携帯電話等)に画像データを供給して、端末装置側で画質調整できるものが特開2001−148068号公報に記載されている。また、色変換テーブルにより色相を調整できるデジタルカメラが特開平11−88906号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2001−148068号公報に記載された従来技術では、画像印刷販売機から画像データが記録媒体を介して、またはコネクタ接続あるいは非接触型の近距離通信手段を介してユーザが所有する端末装置(パーソナルコンピュータ、PDAあるいは携帯電話等)に画像データが供給される。このとき、色、明るさ等の印刷時の画質を指定する情報が送信され、ユーザはこの情報を用いて自分の端末装置で画質の調整をすることができる。
【0004】
しかし、この従来技術では、端末装置側での具体的な調整方法については何ら開示されておらず、さらに端末装置が特に携帯電話やPDAのように大きさの制限や入力操作装置の制約がある場合の調整方法については配慮されていなかった。
【0005】
また、特開平11−88906号公報に記載された従来技術ではインターネット等からの外部から入力された画像データの処理については開示されていない。
【0006】
本発明の目的は、外部から入力した画像や内蔵カメラで撮影した画像の画像データを画素毎に調整でき、画質調整の容易な携帯電話を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、外部から入力された画像データを表示用の画素データに変換する画像データ変換部と、画素データを保存する第1の記憶部と、画素データの値を変更するための情報が記憶された画素データ変換部と、第1の記憶部から読み出された画素データに基づいた画像を表示できる表示部と、通信に関する操作及び表示に関する操作を入力することができる操作部と、通信及び表示に関する制御を行う制御部を備えた携帯端末装置であって、操作部は表示部の画面上でのカーソルの移動を制御するカーソルキーを備え、制御部が前記画素データの値を変更する処理を行うときはカーソルキーの操作により画素データ変換部から画素データの値を変更するための情報が選択されて、この選択された情報により第1の記憶部から読み出された画素データの値が変更されて表示部に表示されるよう構成されたことを特徴とする。
ことを特徴とする。これにより、インターネット等の外部から入力した画像をユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0008】
好ましい実施態様においては、画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、制御部が画像データを表示する処理を行うときは第2の記憶部に記憶されている画素データを読み出すよう構成されたことを特徴とする。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができる。
【0009】
好ましい他の実施態様においては、画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、カーソルキーの操作により画素データ変換部から画素データの値を変更するための情報が選択されたときはこの選択された情報により変更された画素データの値を表示時の設定値として第2の記憶手段に記憶することを特徴とする。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができるようになる。
【0010】
また、本発明は、画像データ変換部が外部から入力された画像データの代わりに撮影装置で撮影されて画像データに変換された信号を表示用の画素データに変換するよう構成されたものであってもよい。これにより、内蔵カメラで撮影した画像もユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0011】
なお、携帯端末装置は携帯電話機あるいは携帯情報端末(PDA)であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
画像を表示するための液晶等の表示装置に、内蔵カメラまたは外付けカメラにて撮影した画像を、該表示装置に表示できる機能を備えた携帯電話が広く一般的に知られている。さらに、カメラにて撮影した画像を相手に送信及び受信して表示することのできる機能が、市場で注目を集めてきている。
【0013】
カメラにて撮影する場合、周囲の明るさ等の環境により撮影された画像が影響を受けることが知られている。例えば、暗い環境で撮影した場合は、撮影された画像は暗くなり、黒い部分が見づらくなる。このような場合、従来は、液晶等の表示装置の表示全体の明るさを調整するために、表示装置の照明を明るくしたり、表示装置への信号レベルを大きくしたりする技術により、撮影した画像を明るくして見やすい画像に調整できるようにしている。
【0014】
しかしながら、この技術では画像とは関係のない同時に表示されている文字情報等も一緒に明るさが変化してしまうため、文字情報等が見づらくなる場合があるという問題があり、この問題を改善するために、カメラ内蔵の携帯電話については、撮影時に内蔵カメラの露出を変えて撮影したり、カメラからの画像信号レベルを数段階に可変する等撮影画像を改善できるものが知られている。
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態を図1〜図5及び図7、図8を用いて説明する。本実施の形態は、本発明をカメラ付き携帯電話機に適用したものである。図1は本実施の形態の携帯電話の内部ブロック図である。100は携帯電話、101は無線部、102は制御部、103はマイク、104はスピーカ、105は表示部、106は操作部、107はFlashROM、108はRAM、109は電源部、110はカメラ部である。本実施の形態では、携帯電話100は通常の音声通話の他にインターネットに接続でき、これにより画像データをダウンロードできる機能を備えている。
【0016】
無線部101は各種のデータの送受信を基地局と行う。また基地局から受信したデータを制御部102に伝達し、制御部102から受け取ったデータを基地局に送信する。データには音声通信(電話機能)を行うための音声データ、インターネットに接続しておこなう電子メールなどの文字データ、本発明に関連した画像データなどがある。
【0017】
制御部102はCPUを内蔵し携帯電話100を制御するとともに画像データ及び文字データを表示部105に表示するための表示データへの変換、マイク103からの音声を音声データへの変換、受信した音声データをスピーカ104から音声として出力するために音声データへの変換等の各種の信号処理も行う。
【0018】
マイク103は音声通信時にユーザーが話した音声を制御部102に送出する。スピーカ104は受信した音声信号を制御部102から受け取り再生する。表示部105は液晶の表示装置であり、操作部106により入力された入力データを表示したり、インターネットに接続しダウンロードした画像データの表示を行ったりする。操作部106は携帯電話100のキー入力部であり電話時には電話番号の入力、インターネット接続時にはアドレスの入力、表示を変更する等の操作入力などをおこなう。FlashROM107は制御部102にあるCPUの動作プログラム等を内蔵するメモリである。また読み書き可能であるためユーザー用のデータの保存を行うこともできる。RAM108は制御部102にあるCPUが処理中のデータの一時保存、表示部105に表示する表示データの保存等を行う。電源部109は携帯電話100を動作させるためのバッテリーを含む電源供給部である。カメラ部110は操作部106の操作により撮影することができ、撮影した画像は表示部105に表示される。
【0019】
次に、動作の概略を説明する。まず、携帯電話100がインターネットに接続されて、ダウンロードした画像データを表示する場合について説明する。無線部101により受信した画像データは制御部102に送られ、表示部105の表示装置に表示できるようにするために制御部102で表示用の画素データに変換され、RAM108に展開され格納される。RAM108に展開された表示用の画素データは制御部102により読み出され、表示部105に送られ表示部105にある液晶表示装置に表示することができる。ここで、ユーザーが明るさや色相の画質を調整したい場合は、操作部106から所定の操作を行うと、RAM108に格納されている表示用の画素データを読み出して画素毎にデータ値すなわち画像の信号のレベルを画素データ変換部としての変換テーブルを用いて変更し、再度RAM108に展開格納し、その後読み出し表示部105に調整後の画像を表示する。なお、画素データ変換部にはRAM108から読み出された画素データの値を変更するための情報が記憶されている。この情報は画素データごとに数値の情報あるいは関数として記憶される。
【0020】
ここで、RAM108への表示用の画素データの展開について説明する。説明を液晶表示装置に関連付けて説明する。液晶表示装置は平面上に一様に画素電極がマトリクス状に配置されており、階調のない(白/黒)液晶表示装置の場合は、この画素電極各々をON/OFFすることにより表示(白色表示)/非表示(黒色表示)を行っている。このON/OFFされた画素電極が集まり全体として画像を表示するので、どの画素電極をONするかOFFするかの割り付けを行うために、RAM108のメモリアドレスと画素電極のアドレスを対応させ、画素電極をONするかOFFするかの情報を画素毎に画素電極アドレスに対応したメモリアドレスに保存することがダウンロードした画像データのRAM108への表示用の画素データの展開である。
【0021】
さらに、階調を持った液晶表示装置の場合は、この画素電極のONの割合を変えることができる。すなわち、同じ黒い色を表示しても薄い黒、濃い黒などの中間色いわゆる灰色を表示することができる。さらにカラー液晶では各画素が赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類あるためこれら各画素のONの割合を変えることによりカラー画像を表示することができる。このため、本実施の形態における携帯電話の場合は、カラー画像用の液晶表示装置であるので、赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類に対応した表示用の画素データに制御部102が変換し画素毎にRAM108に展開格納する。
【0022】
尚、ここではカラーの液晶表示装置に関連付けて説明したが、表示装置はこれに限ったものではなく、他の表示装置でも構わない。すなわち、画像上の画素アドレスとRAM108のメモリアドレスが対応付けられて画素データが保存されるようになっていれば、他の表示装置でも同じように表示が行える。
【0023】
ここで、明るさ及び色相を調整する方法の概略を説明する。明るさを調整する場合は、RAM108に格納されている赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データの値すなわち画像の信号レベルを同じ割合で変更することにより明るさを調整することができる。また、色相を調整する場合は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データの値をそれぞれ違う割合で変更することにより実現できる。
【0024】
次に携帯電話100に内蔵されているカメラ部110により撮影した画像データを表示する場合について説明する。カメラ部110で撮影された画像は制御部102に送られ、制御部102で赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類の表示用の画素データに変換されRAM108に展開される。RAM108に展開された後の処理は上記インターネットに接続し、ダウンロードした画像データを表示する場合と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0025】
本実施の形態による処理の流れの一実施例を図2を用いて説明する。図2はインターネットに接続してダウンロードした静止画像や動画像の明るさや色相の画質を調整して表示するためのフローチャートである。
【0026】
ステップ201で画像データのダウンロード処理が行われると、ステップ202でダウンロードされた画像データは制御部102によりRAM108の画素アドレスに対応付けられたメモリアドレスに表示用の画素データとして展開し格納する。ステップ203で制御部102はRAM108から表示用の画素データを読取り、表示部105に画像を表示する。ここで、ユーザーは表示された画像を見て画質の調整を行うか判断する。ステップ204でユーザーにより操作部106が操作されて画質調整が行われたと判断された場合は、ステップ205で操作により指定された画質の変更量に対応して画質調整用の画素データ変換テーブル値を変更し、制御部102はRAM108に格納されている表示用の画素データを読み出し、読み出した表示用の画素データの値を変更された画素データ変換テーブル値に従い変更して、ステップ202に戻り再度RAM108に格納する。そしてステップ203で表示部105の液晶表示装置に変更後の画質調整された画像が表示される。
【0027】
尚、画素データ変換テーブル値の変更方法については後述する。また、画質調整用の画素データ変換テーブル値はFlashROM107に格納されている。
【0028】
ステップ204でユーザーが画質調整の操作が行われなかったと判断されたい場合には、ステップ206で表示終了の操作が行われたかを判断し、操作がされなかった場合はステップ204に戻り、ユーザーによる操作が行われるまで表示に関しては現在の表示の状態を保持する。ステップ206で表示終了の操作が行われたと判断された場合には、ステップ207で表示を終了する。これにより、インターネット等の外部から入力した画像をユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。
【0029】
本実施例では、変更後の表示用の画素データを一旦RAM108に展開し、展開された表示用の画素データを再度読み出して表示するようにしたが、変更後の表示用の画素データを表示部105の送るとともにRAM108に格納することにしてもよい。このようにすることにより、表示までの時間を短縮することが可能となる。
【0030】
ここで、ステップ205でユーザー操作により変更された表示用の画素データをFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができるようになる。
【0031】
さらにここで、ステップ205でユーザー操作により変更された画素データ変換テーブル値を次に表示するときの設定値としてFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができるようになる。例えば、肌色が赤いほうが好きなユーザーは設定しておけば、常に好みの赤味がかった肌色で見ることができる。
【0032】
次に図3、図4、図7、図8を用いて、ユーザー操作に従い画素データ変換テーブル値を変更することにより、画質を調整する方法について詳しく説明する。
【0033】
図3は画質調整用の画素データ変換テーブル値の一実施例である。画素データ変換テーブル値は階調を持ったカラー液晶用のものとする。横軸に変更前の画素データの値、縦軸に変更後の画素データの値を取り、画素データ変換テーブル値を直線301及び曲線302、303、304で表している。ここで、曲線の選択変更はユーザー操作による画質の変更量に対応して、曲線302から曲線304を選択変更するようになっている。
【0034】
尚、本実施例では曲線は4本で4段階に変更できるようになっているが、これに限ったものではなく、複数段階または連続的に変更できるようになっていればよい。
【0035】
画素データの値(以下、画素値と称す)とは液晶表示装置での赤(R)、緑(G)、青(B)各画素のONの割合であり液晶表示装置の明るさを示す。すなわち表示画面上の画素アドレス毎の信号レベルを示す。本実施例では0から255の256段階に分割されており、「0」では表示はOFF(黒)であり、「255」ではON(最も明るい白)として説明する。
【0036】
曲線301は変更前、変更後の画素値が同じ値になるようになっているため変更を行っていない状態である。例えば、変更前の画素値「128」を変更しても変更後の画素値は「128」のままである。曲線302は変更後の画素値が変更前の画素値に比べて大きくなっている。つまり変換を行うと元の明るさよりも明るくなることを示している。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「174」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「174/128」倍明るくなる。曲線303は曲線302に比べ変更後の画素値が更に大きくなっている。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「186」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「186/128」倍明るくなる。曲線304は変更後の画素値が変更前の画素値に比べて小さくなっている。つまり変更を行うと元の明るさよりも暗くなることを示している。例えば、変更前の画素値が「128」である場合、変更後の画素値は「82」となる。変更前の明るさに比べ変更後は「82/128」倍の暗さになる。
【0037】
カラーの液晶表示装置は1ドットが赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの画素より構成されているためこれら3つの画素の値が全て「0」であると黒表示、全て「255」であると白表示となる。また赤(R)が「255」、緑(G)、青(B)が「0」であれば赤のドット表示となる。「128」は「128/255」だけONした状態であるため「255」であるときの約半分の明るさを示す。赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの画素全が「128」になると白と黒の中間の色である灰色表示となる。
【0038】
図4、図7、図8を用いて本実施の形態をさらに詳しく説明する。図4は液晶表示装置の各画素の拡大図である。401から409は液晶表示装置の各画素を示す。図7は、図3の画素データ変換テーブル値による変更前の図4の液晶表示装置のドットの状態を表したものである。ドット701、702、703は液晶表示装置の1ドットを示す。また、ドット701は画素R401、画素G402、画素B403で構成されている。同様にドット702は画素4040、405、406で、ドット703は画素407、408、409で構成されている。704、705、706は液晶表示装置のドット701、702、703の明るさを表す。図8は、図7に示したドット701、702、703を図3の画素データ変換テーブル値の曲線303により変更を行った後のドットの状態を表したものである。ドット801、802、803は液晶表示装置の1ドットを示す。804、805、806は液晶表示装置のドット801、802、803の明るさを表す。
【0039】
図7において、画素R401、画素G402、画素B403の画素値は「255」でありドット701は白色となりそのときの明るさは704であり最も明るい状態である。画素R404、画素G405、画素B406の画素値は「0」でありドット702は黒色となりそのときの明るさは705であり最も暗い状態である。画素R407、画素G408、画素B409の画素値は「128」でありドット703は灰色となりそのときの明るさは706である。これらの画素401から409の画素値を図3の曲線303により変更をすると、ドット701に対応するドット801、ドット702に対応するドット802は画素データ
変換テーブル値が同じであるため変化はない。ドット703は画素R407、画素G408、画素B409の値が「128」から「186」に変更されるため明るさは706から806に変更される。このため画素703の灰色よりも画素803の灰色の方がより白色に近い明るめの灰色となる。このようにして、明るさを調整することができる。
【0040】
次に、色相を調整する場合を説明する。インターネットからダウンロードした画像の人物像の肌色の色合いが白っぽく見えるためもう少し赤の色合いを強くしたい場合などは緑(G)、青(B)の画素値の変更は直線301のままとし、液晶表示装置全ての赤(R)の画素値を曲線302により順番に変更する。すなわち赤(R)の画素だけが明るくなり、変更後の画像は変更前の画像に比べて全体的に赤の色合いが強くなり人物像の肌色の色合いが赤みを帯びる。これにより画質を調整することができる。画素データ変換テーブル値である図3の直線301の特性をユーザー操作により曲線302、303、304のように可変できるようにしておくことにより、ユーザーは自由に表示されている画像の明るさや色相の画質を調整することができる。尚、内蔵カメラからの画像についても同様である。
【0041】
図5を用いてユーザー操作による色相の調整の方法を説明する。図5は、携帯電話にて図3の画素データ変換テーブル値による表示画像の画質変更するための操作画面の一実施例を示したものである。501は携帯電話、502は液晶表示装置、503はカーソルの移動方向を制御する方向キー、504は液晶表示装置502に表示される画素R(赤)の変更バー、505は液晶表示装置502に表示される画素G(緑)の変更バー、506は液晶表示装置502に表示される画素B(青)の変更バー、507は方向キー503により選択された画素R(赤)の変更バー504の値の位置を示すカーソルを表す。方向キー503は、上下方向に押すことによりカーソル507が上下に移動し、左右方向に押すことによりカーソル507は左右に移動する(なお、上下左右は図5を液晶表示装置502が上になるよう正面から見たときの上下左右に対応する)。
【0042】
方向キー503を上下方向に押すことにより変更すべき画素(R、G、Bのいずれか)が選択され、次に方向キー503の中央を押すことにより選択された画素(図ではR)が確定される。そのあとに方向キー503を左右方向に押すことにより当該画素の画素データ変換テーブル値すなわち図3の曲線の特性が変化する。図5の例ではカーソル507を右に動かして行くと、赤色の画素の画素値のみが図3の画素データ変換テーブル上で値が曲線302、303へと変化し、画面上で赤色が強くなる。この場合にも変更する量が決まったら方向キー503の中央を押すことにより確定する。すなわち、方向キー503を操作することにより画素データ変換テーブルから画素データを変更するための情報(この場合は色の濃淡)が選択される。図2のフローチャートに従い画素データ変換テーブル値を変更する毎に変換テーブル値に従い表示画面の変更が行われ液晶表示装置502に表示されるため、ユーザーは画面を見ながら画像の調整を行うことができる。
【0043】
本実施の形態では、携帯電話機の方向キーで画素データの値の変更処理を行うよう構成したので、キーの数も少なくパソコンのようにマウスなどの外部入力装置を標準で備えていない携帯電話であっても、図5の例のように画素の選択や変更量の設定の操作性を向上させることができる。これによりユーザーの操作性が大幅に向上する。また、方向キーを用いることにより画素選択や変更量設定時のカーソル移動を直感的にすばやく行うことができる。
【0044】
本実施例では、曲線を予めテーブル値として持っている例で説明したが、曲線302、303は下記の数式で表すことができるため、方向キー503でカーソル507を動かす毎に「γ」の値を変えることにより曲線の傾き(=変換テーブル値)を変えることができるようにしてもよい。例えば、曲線302はγ=1.8、曲線303はγ=2.2のようにする。
【0045】
【数1】
【0046】
以上のことから本実施の形態は、メモリ上に展開格納した特定の表示用の画素データの画素値を変更して表示することができる機能すなわち画素データ変換テーブル値および当該画素データ変換テーブル値に応じた変更処理を行うプログラムを設けることにより達成できる。
【0047】
次に、本発明の第2の実施の形態における携帯電話機における処理の流れの一実施例を図6を用いて説明する。本実施の形態はカメラの画像データの画質を調整できるようにしたものである。図6はカメラ110を使用して撮影した静止画像や動画像の明るさや色相の画質をユーザーの好みに合わせて調整して表示するためのフローチャートである。ステップ601でカメラによる撮影データを入手し、RAM108へ展開し、ユーザーの画質調整操作により、画素値を変更して表示する。これにより、ユーザーの操作により最適な画質に調整ができる。尚、本第1の発明で図2を用いて説明した内容とは、ステップ201の画像データのダウンロード処理が、ステップ601のカメラによる撮影画像データの入手に置き換わっただけであり、その他の処理は全く同じであるため、ここでは詳細の説明は省略する。
【0048】
ここで、ステップ605でユーザー操作により変更された表示用の画素データをFlashROM107に格納することにしてもよい。これにより、見やすくなった画質調整後の画像を好きな時に呼び出して表示できるとともに、メールと一緒に調整後の画像を相手に送信することができるようになる。
【0049】
さらにここで、ステップ605でユーザー操作により変更された画素データ変換テーブル値を次に表示するときの設定値としてFlashROM107に格納するようにしてもよい。これにより、次回からの表示はユーザーにより好みの表示に調整された画質で表示させることができる。
【0050】
以上の実施の形態によれば、携帯電話において、ダウンロード等の外部から入力した画像や内蔵カメラからの画像を、メモリ上に展開格納した特定の表示用の画素データの画素値を変更して表示することができる機能すなわち画素データ変換テーブル値および当該画素データ変換テーブル値に応じた変更処理を行うプログラムを設けることにより、画像の画質を調整して表示することができるようになりユーザの使い勝手が向上する。
【0051】
以上の実施の形態は、携帯端末装置が携帯電話機である例について説明したが、これに限ることはなく、本発明を携帯情報端末(PDA)にしたものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、外部から入力した画像や内蔵カメラで撮影した画像の画像データを画素毎に調整でき、画質調整の容易な携帯電話を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の内部ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機をインターネットに接続してダウンロードした静止画像や動画像の画質を変更して表示するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の画質調整用の変換テーブルの例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の液晶表示装置の各画素の拡大図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機にて図3の変換テーブル値による表示画像の画質変更操作画面を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における携帯電話機の画像データをユーザーの好みに合わせて変換して表示するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の図3の画素データ変換テーブル値による変更前の図4の液晶表示装置のドットの状態を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の図3の画素データ変換テーブル値(曲線303)により変更を行った後の図4の液晶表示装置のドットの状態を示す図である。
【符号の説明】
100…携帯電話、101…無線部、102…制御部、103…マイク、
104…スピーカ、105…表示部、106…操作部、
107…FlashROM、108…RAM、109…電源部、
110…カメラ部
Claims (11)
- 外部から入力された画像データを表示用の画素データに変換する画像データ変換部と、前記画素データを保存する第1の記憶部と、前記画素データの値を変更するための情報が記憶された画素データ変換部と、前記第1の記憶部から読み出された画素データに基づいた画像を表示できる表示部と、通信に関する操作及び表示に関する操作を入力することができる操作部と、通信及び表示に関する制御を行う制御部を備えた携帯端末装置であって、前記操作部は前記表示部の画面上でのカーソルの移動を制御するカーソルキーを備え、前記制御部が前記画素データの値を変更する処理を行うときは前記カーソルキーの操作により前記画素データ変換部から前記画素データの値を変更するための情報が選択されて、この選択された情報により前記第1の記憶部から読み出された画素データの値が変更されて上記表示部に表示されるよう構成されたことを特徴とする携帯端末装置。
- 請求項1に記載の携帯端末装置において、前記画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、前記制御部が画像データを表示する処理を行うときは前記第2の記憶部に記憶されている画素データを読み出すよう構成されたことを特徴とする携帯端末装置。
- 請求項1に記載の携帯端末装置において、前記画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、前記カーソルキーの操作により前記画素データ変換部から前記画素データの値を変更するための情報が選択されたときはこの選択された情報により変更された画素データの値を表示時の設定値として前記第2の記憶手段に記憶することを特徴とする携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜3に記載の携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は携帯情報端末(PDA)であることを特徴とする請求項1〜3に記載の携帯端末装置。
- 被写体を撮影して画像データに変換する撮影装置と、この撮影装置の画像データを表示用の画素データに変換する画像データ変換部と、前記画素データを保存する第1の記憶部と、前記画素データの値を変更するための情報が記憶された画素データ変換部と、前記第1の記憶部から読み出された画素データに基づいた画像を表示できる表示部と、通信に関する操作及び表示に関する操作を入力することができる操作部と、通信及び表示に関する制御を行う制御部を備えた携帯端末装置であって、前記操作部は前記表示部の画面上でのカーソルの移動を制御するカーソルキーを備え、前記制御部が前記画素データの値を変更する処理を行うときは前記カーソルキーの操作により前記画素データ変換部から前記画素データの値を変更するための情報が選択されて、この選択された情報により前記第1の記憶部から読み出された画素データの値が変更されて上記表示部に表示されるよう構成されたことを特徴とする携帯端末装置。
- 請求項6に記載の携帯端末装置において、前記画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、前記制御部が画像データを表示する処理を行うときは前記第2の記憶部に記憶されている画素データを読み出すよう構成されたことを特徴とする携帯端末装置。
- 請求項6に記載の携帯端末装置において、前記画素データ変換部の情報に基づいて変更された画素データを記憶する第2の記憶部を備え、前記カーソルキーの操作により前記画素データ変換部から前記画素データの値を変更するための情報が選択されたときはこの選択された情報により変更された画素データの値を表示時の設定値として前記第2の記憶手段に記憶することを特徴とする携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は携帯電話機であることを特徴とする請求項6〜8に記載の携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は携帯情報端末(PDA)であることを特徴とする請求項6〜8に記載の携帯端末装置。
- 外部から画像データを入力する手段と、前記画像データを表示用の画素データに変換するとともに各種の制御を行う制御部と、前記画素データを保存する第1の記憶部と、前記第1の記憶部から読み出された画素データにより画像を表示可能な表示部と、各種の操作を入力することができる操作部を有する携帯端末装置において、前記画素データの値を変更するための画素データ変換テーブルを備え、前記操作部から所定の操作がなされたときはこの所定の操作に対応した前記画素データ変換テーブルの値により前記画素データの値を変更し、変更後の画素データによる画像を前記表示部に表示するよう構成されたことを特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002177881A JP2004023578A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002177881A JP2004023578A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 携帯端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004023578A true JP2004023578A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31175757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002177881A Pending JP2004023578A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004023578A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009237373A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 画質調整装置、携帯端末装置及びプログラム |
JP2013031066A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Furyu Kk | 画像提供システム、画像処理方法、およびプログラム |
-
2002
- 2002-06-19 JP JP2002177881A patent/JP2004023578A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009237373A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 画質調整装置、携帯端末装置及びプログラム |
JP2013031066A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Furyu Kk | 画像提供システム、画像処理方法、およびプログラム |
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