JP2004341923A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

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【課題】色変換した後の最終的な画像データが色飛びしないように色処理条件を設定できるようにすることを目的とする。
【解決手段】撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データを該所定の色範囲内に再配置する再配置工程と、前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタルカメラにおいては、デジタルカメラ内部にあらかじめ複数の色処理パラメータを保持し、その中から1つを選択し、選択したモードに応じた色処理パラメータを使用して、撮影した画像データの色処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデジタルカメラにおいては、あらかじめ用意されているモードのみしか設定できず、ユーザの好みの色再現を実現することが出来ない。
【0004】
そこで、本発明の発明者は特願2002−318480において、デジタルカメラの色再現をユーザの好みによって自由に設定できるような装置を提供することを目的として、色処理パラメータカスタマイズ装置を提案した。この装置においては、肌色や空・草の色、原色などを含むカラーチャートをデジタルカメラで撮影したときの撮影データを、カラーチャートの本来の色、または肌色や空・草の色、原色などを自分が好ましいと思う色(以後ターゲットデータと称す)に近づくような最適な色処理パラメータを求めたりすることが出来る。
【0005】
しかしこの装置においては、ターゲットデータが最終的に目標とする色空間(sRGB、AdobeRGBなど)の内部にある場合には比較的良好な色再現が得られるものの、ターゲットデータが前記色空間の外部にある場合には、そのターゲットデータ自体の色再現を実現できないばかりか、最終的な画像データがデータの再現範囲の最大値、又は最小値で飽和してしまう、いわゆる色とびを起こしてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、色変換した後の最終的な画像データが色飛びしないように色処理条件を設定できるようにすることを目的とする。
【0007】
また、特定の色相を簡単に調整できるようにすることを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
【0009】
本願請求項1の発明は、撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データを該所定の色範囲内に再配置する再配置工程と、前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有することを特徴とする。
【0010】
本願請求項5の発明は、撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、前記目標色再現データと前記色データとを同一平面上に表示し、該目標色再現データを任意に調整する調整工程と、前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有し、前記調整工程は、任意の色相範囲を指定する指定工程と、前記指定された色相範囲内に属する目標色再現データの色相を一律変更する変更工程とを有することを特徴とする。
【0011】
本願請求項6の発明は、撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データに対応する重み値を変更する重み値変更工程と、前記色データと、前記再配置された目標色再現データと、前記重み値を用いて、色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態のシステム構成を図1に示す。
【0013】
図1において、1はデジタルカメラ、2は色補正パラメータカスタマイズ装置、3は色票である。
【0014】
また、101は撮影レンズとCCD等の画像センサよりなる撮像手段、102は画像データおよび色処理パラメータの外部とのインターフェイスであるデータ入出力手段、103は撮像手段で取得した被写体像から、色処理パラメータ保持手段104に格納された色処理パラメータを用いて処理を行い、画像データを形成する画像処理手段、104は色処理パラメータを保持する色処理パラメータ保持手段、105は撮影中の画像を表示する液晶ディスプレイ等の表示手段、201は画像データおよび色処理パラメータ、ターゲットデータの外部とのインターフェイスであるデータ入出力手段、202は撮像手段で取得した被写体像から、色処理パラメータ保持手段206に格納された色処理パラメータを用いて処理を行い、画像データを形成する画像処理手段、203はデータ入出力手段201から入力した画像データの各パッチのRGB平均値を算出する平均値算出手段、204は入力データおよびターゲットデータをCIELABで規定される色空間のab平面上にプロットしたデータを表示し、ターゲットデータを必要に応じてUI上で好みの色になるように変更することの出来る変更手段、205は色処理パラメータ保持手段206に格納されている色処理パラメータを例えばDLS法などを用いて最適化するパラメータ最適化手段、206はデジタルカメラの色処理パラメータを保持する色処理パラメータ保持手段、207は入力データ、およびターゲットデータを保持する入力データ、ターゲットデータ保持手段、208はデータ入出力手段から読み込んだ画像データを、画像処理手段を通して処理した後の画像を表示する表示手段。
【0015】
209はある色相範囲内にあるターゲットデータを指定する指定手段。
【0016】
210はターゲットデータがあらかじめ定めた所定の領域(sRGB、AdobeRGBなど)内に入っているかどうかを判定し、所定の領域内に入っていなかった場合は、所定の領域内に再配置する再配置手段。
【0017】
<デジタルカメラ1での処理>
まず撮影においては、ユーザは不図示の電源スイッチをONにした後、撮像手段101を通して取得した画像データから色処理パラメータ保持手段104に格納されたパラメータを使用して、画像処理手段103で表示用画像を生成し、表示手段105に表示する。ユーザは表示手段105に表示された画像を見て、カメラの構図を決め、不図示のシャッターボタンを押し、撮影を行う。シャッターボタンが押されると、撮像手段101で取得した画像データから色処理パラメータ保持手段104に格納されたパラメータを使用して、画像処理手段103により色、明るさの処理等が行われ、さらにデータ入出力手段102を通して出力される。このとき、ケーブルなどを介して色処理パラメータ編集装置に直接データを出力しても良いし、コンパクトフラッシュ(R)などの記録媒体に出力しても良い。
【0018】
またこのとき、色処理パラメータ保持手段104に、撮像手段101から取得した画像データをそのままデータ入出力手段102に出力するようなパラメータを設定すれば、撮像手段101を通して取得した画像データそのものを取得することが出来る。
【0019】
<色票3>
図2に色票3の例を示す。色票は、たとえばグレタグマクベス社のColorCheckerなど、色設計に使用可能なチャートを使用するとよい。
【0020】
<色処理パラメータ編集装置2>
図3に色処理パラメータ編集装置2における処理の流れを示す。
【0021】
ステップS1において、画像入出力手段201において画像データを読み込む。読み込むときは、ケーブルなどを介してデジタルカメラから直接読み込んでも良いし、コンパクトフラッシュ(R)などの記録媒体から読み込むようにしても良い。
【0022】
ステップS2において、平均値算出手段203において先に読み込んだ画像データの各パッチのRGB平均値を求める。
【0023】
ステップS3において、画像処理手段202においてあらかじめ色処理パラメータ保持手段206に設定されている色処理パラメータを使用して、先に算出したRGB平均値に対して色処理を行う。そして、処理後のRGBデータをIEC61966−2−1で規定されるsRGBと仮定し、白色点をD65としてCIELABに変換したものを入力データとする。
【0024】
ステップS4において、ターゲットデータを入力する。ターゲットデータは、先に算出した入力データと同じにしても良いし、例えば色票3の各色パッチ自体をグレタグマクベス社のSpectroLinoなどで測色したCIELABをターゲットデータとしても良い。
【0025】
ステップS5において、変更手段204で先に算出した入力データ、ターゲットデータを表示する。表示手段での表示例を図4に示し、詳細を後述する。
【0026】
ステップS6において、変更手段204上で必要に応じてターゲットデータを編集する。このとき、好みによってたとえば肌色の赤味を強めたり、空の青色を強めたりすることが出来る。指定手段209である色相範囲を指定し、該色相範囲内にあるターゲットデータの色相を一律に変更することも出来る。ターゲットデータの色相の変更方法は、図8を用いて詳細を後述する。
【0027】
さらに、ターゲットデータがあらかじめ定めた所定の領域(sRGB、AdobeRGBなど)内に入っているかどうかを判定し、所定の領域内に入っていなかった場合は、所定の領域内に再配置する。再配置方法の詳細は図7を用いて後述する。
【0028】
ステップS7において、パラメータ最適化手段205において、色処理パラメータの最適化を行う。最適化の際には、図6の左半分に示す流れで各入力データに対して色変換とCIELAB変換したデータを(L*i、a*i、b*i)、対応する各ターゲットデータを(L*Ti、a*Ti、b*Ti)とし、DLS法などを用いて全ての色処理後の入力データが対応するターゲットデータになるべく近くなるように色処理パラメータを最適化する。このとき、各色パッチの評価関数をEi、全体の評価関数をEとし、
【外1】
Figure 2004341923
を最小とするようなパラメータを算出するようにすると良い。また、各色パッチに重みを個別に設定しても良い。そのときの評価関数は重み値をwiとすると、
【外2】
Figure 2004341923
のように算出される。
【0029】
ステップS8において、各色パッチの評価関数Ei及びEを表示するとともに、最適化された色処理パラメータを用いて画像処理手段202において画像処理を行い、表示手段208に表示する。ここで、EiおよびEは、例えば図5に示すように各色パッチのターゲットデータ、最適化後のパラメータで入力データを処理した後の入力データ(図5では最適化後入力データと記述)、重み値wi、評価関数Eiを一覧で表示し、最後に評価関数Eを表示するようにすると、判断しやすい。
【0030】
ステップS9において、ステップS8で算出したEi、及びE、さらには表示手段208に表示された画像を元に、最適化を終了するかどうかの判断をする。再び最適化を行うときはステップS6へ進む。最適化を終了するときは、ステップS10に進む。
【0031】
ステップS10において、最適化された色処理パラメータをデータ入出力手段201に出力、デジタルカメラ1にアップロードする。
【0032】
ここで、ステップS3におけるsRGB→CIELABへの変換式の例を以下に示す。
【0033】
(sRGB→CIEXYZへの変換式)
【外3】
Figure 2004341923
【0034】
(CIEXYZ→CIELABへの変換式)
【外4】
Figure 2004341923
【0035】
<変更手段204での表示例>
図4に変更手段204での表示例を示す。
【0036】
表示手段204上には、各パッチの入力データ2041、ターゲットデータ2042が表示されている。データ自体は、CIELABで規定された空間の、a*b*平面、L*a*平面、L*b*平面のいずれかにマッピングしたものを表示している。ターゲットデータはポインタ2043で変更することが出来るようにすると、画面上で視覚的にターゲットが変更できて良い。
【0037】
指定手段209及び変更手段204での色相範囲の指定方法と、指定された範囲内にあるターゲットデータの色相の変更方法の1例について説明する。
【0038】
図8に指定手段209での色相範囲の指定方法を示す。色相は、CIELAB色空間ではab平面上にプロットしたときの正のa軸からの角度で表すことが出来る。つまり、正のa軸と重なっているデータの色相は0°、正のa軸と正のb軸の、中間の直線上にあるデータの色相は45°といった具合である。そして、変更方法は先に指定した範囲内にあるデータを回転させる角度を指定する。回転の際にはLabデータのうちaとbだけを変化させる。
【0039】
本実施形態のしきそう範囲変更方法によれば、ターゲットデータの色相を、範囲を指定して一律に変更することで、特定色相のみを好みの色相に変化させることができる。
【0040】
<再配置手段210で処理>
図7に再配置手段210での処理の例を示す。
【0041】
再配置の際に、最終的なターゲットデータ(変更手段204によって変更された場合は変更後のターゲットデータ)をひとつずつ調べていき、最終的に目標とする色空間(sRGBやAdobeRGBなど)の内部か外部かを判定する。そして、外部だと判定されたときには内部に再配置する。最終的に目標とする色空間とは、デジタルカメラが出力する信号が依存する色空間に相当する。
【0042】
判定の方法は、たとえば最終的に目標とする色空間をsRGBとするとき、ターゲットデータをCIELABで規定されているL*a*b*値から白色点をD65とし、IEC61966−2−1で規定されるsRGBのRGB値に変換する。変換は以下の式に従う。
【0043】
(CIELAB→CIEXYZへの変換)
【外5】
Figure 2004341923
【0044】
(CIEXYZ→sRGBへの変換)
【外6】
Figure 2004341923
【0045】
このとき上記(18)式の演算結果、0≦Rl、Gl、Bl≦1.0の範囲外になってしまったときに色空間範囲外だと判定する。
【0046】
そして、色空間範囲内に再配置する方法は、0≦R、G、B≦1.0になってしまった成分を0(0未満のとき)もしくは1(1より大きいとき)にして、再びL*a*b*値を計算して新しいターゲットデータとしたり、該ターゲットデータのL*a*b*値から一番近い色空間範囲内にあるデータのL*a*b*値を新しいターゲットデータとしたり、該ターゲットデータの座標(L*、a*、b*)と(L*、0、0)を結んだ直線上の点のうち、色空間範囲内にある一番(L*、a*、b*)に近い点の座標を新しいターゲットデータとしたりするといった方法が考えられる。
【0047】
(実施形態2)
本実施形態は、実施形態1の変形例であり、ターゲットデータが最終的に目標とする色空間範囲外である場合の処理が、実施形態1と異なる。
【0048】
実施形態1では、ターゲットデータが、最終的に目標とする色空間範囲外である場合は、図7に示されるように、色空間範囲内に再配置していた。これに対して、本実施形態では、ターゲットデータが最終的に目標とする色空間範囲外である場合は、該当ターゲットデータの重み値wiを再配分する。
【0049】
図10に本実施形態のシステム構成を示し、図11に色処理パラメータ編集装置2における本実施形態の処理の流れを示し、図9に重み値再配分手段211の処理の例を示す。本実施形態のシステム構成は、実施形態1の再配置手段210を重み値再配分手段211に変更しているところが実施形態1と異なる。そして、処理の流れは、ステップS26において、再配分手段211を用いて重み値を再配分することが異なる。
【0050】
重み値再配分手段211は、以下の処理を行う。再配分の際に、ターゲットデータをひとつずつ調べていき、最終的に目標とする色空間(sRGBやAdobeRGBなど)の内部か外部かを判定する(判定方法は実施形態1と同様の方法を用いる)。そして、外部だと判定されたときには該当ターゲットデータの重み値wiを再配分する。重み値wiの初期値はすべて1.0である。
【0051】
再配分の方法は、図9に示されるように、例えば外部だと判定されたターゲットデータの重み値を0.5にして、かわりに該ターゲットデータに一番近い色空間内部のターゲットデータの重み値を0.5増加させたり、外部だと判定されたターゲットデータと色空間内の最近傍点との距離Lを算出し、該ターゲットデータの重み値を1/(L+1)にし、かわりに該ターゲットデータに一番近い色空間内部のターゲットデータの重み値をL/(L+1)増加させたりといったことが考えられる。
【0052】
本実施形態によれば、ターゲットそのものの値を変更することなく、色変換した後の最終的な画像データが色飛びしにくくすることができる。
【0053】
(他の実施の形態)
前記実施例においては、デジタルカメラ、色処理パラメータ編集装置で構成され、デジタルカメラと色処理パラメータ編集装置を、ケーブルなどを用いて直接接続することでデータのやり取りを行っていたが、コンパクトフラッシュ(R)などの記録媒体を用いてデータのやり取りを行っても良いことは言うまでもない。
【0054】
また、前記実施例においては、評価関数として▲1▼であらわされる式を使用していたが、下記の式で表される△E94を使用しても良いことは言うまでもない。
【0055】
【外7】
Figure 2004341923
【0056】
また前述した実施形態のうち、色処理パラメータ編集装置の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。たとえば、画像処理をコンピュータにインストールされたドライバソフト上で行うものも含まれる。
【0057】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、色変換した後の最終的な画像データが色飛びしないように色処理条件を設定できるようにすることができる。
【0059】
また、特定の色相を簡単に調整できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のシステム構成を示す図
【図2】色票3の例を示す図
【図3】色処理パラメータ編集装置2における処理の流れを示す図。
【図4】変更手段204の例を示す図
【図5】最適化後の各色パッチの入力データ、ターゲットデータ、重み値、評価関数Eiの表示例を示す図
【図6】最適化の流れを示す図
【図7】ターゲットデータの再配置方法を示す図
【図8】ターゲットデータの色相の変更例を示す図
【図9】ターゲットデータの再配置方法を示す図
【図10】実施形態1のシステム構成を示す図
【図11】実施形態2における色処理パラメータ編集装置2における処理の流れを示す図。

Claims (11)

  1. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、
    前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データを該所定の色範囲内に再配置する再配置工程と、
    前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記撮像部を有する撮影装置は、前記所定の色範囲に応じた色データを生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. さらに、前記目標色再現データと前記色データとを同一平面上に表示し、該目標色再現データを任意に調整する調整工程を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  4. 前記色処理条件生成工程は、前記色データを前記生成された色処理条件で処理した結果と、前記目標色再現データとの差の合計が小さくなるようにすることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、
    前記目標色再現データと前記色データとを同一平面上に表示し、該目標色再現データを任意に調整する調整工程と、
    前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有し、
    前記調整工程は、
    任意の色相範囲を指定する指定工程と、
    前記指定された色相範囲内に属する目標色再現データの色相を一律変更する変更工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理方法であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力工程と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力工程と、
    前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データに対応する重み値を変更する重み値変更工程と、
    前記色データと、前記再配置された目標色再現データと、前記重み値を用いて、色処理条件を生成する色処理条件生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記重み値変更工程は、前記所定の色範囲外である目標色再現データに、近い該所定範囲内の目標色再現データの重みを増やすことを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理方法を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理装置であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力手段と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力手段と、
    前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データを該所定の色範囲内に再配置する再配置手段と、
    前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理装置であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力手段と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力手段と、
    前記目標色再現データと前記色データとを同一平面上に表示し、該目標色再現データを任意に調整する調整手段と、
    前記色データを前記再配置された目標色再現データに変換するための色処理条件を生成する色処理条件生成手段とを有し、
    前記調整手段は、
    任意の色相範囲を指定する指定手段と、
    前記指定された色相範囲内に属する目標色再現データの色相を一律変更する変更手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 撮像部によって撮影された画像に対して行う色処理に用いる色処理条件を生成するための画像処理装置であって、
    前記撮像部によって撮影された画像の色データを入力する色データ入力手段と、
    前記色データに対応する目標色再現データを入力する目標色再現データ入力手段と、
    前記目標色再現データが所定の色範囲外である場合は、該目標色再現データに対応する重み値を変更する重み値変更手段と、
    前記色データと、前記再配置された目標色再現データと、前記重み値を用いて、色処理条件を生成する色処理条件生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
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