JP2004022128A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクの2枚挿入を確実に検出することができるディスク装置を提供すること。
【解決手段】ディスク102が挿入されるディスク挿入口が形成された基板部材110と、ディスク挿入口近傍に配置され、ディスクの外周部に当接しながらローディングすることにより作動する摺動板120と、摺動板120に当接しながら回動するレバー部材130と、レバー部材130よりもローディング方向A奥側に配置され、ディスクの外周部に当接しながらローディングすることにより回動するレバー動部材140と、レバー部材130の動作を検出する光検出部150と、レバー動部材140の動作を検出する光検出部151と、光検出部150および光検出部151の検出結果に基づいて、ディスク挿入口に挿入されたディスクの挿入状態を識別する識別部とを備えるように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などのディスクに情報を記録するあるいはあらかじめ記録された情報を再生するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスク装置としては、例えば、特開2000−163840号公報に開示されたディスク装置が知られている。このような従来のディスク装置は、ディスクの外周部に当接しながら作動する作動部材と、作動部材の動作およびディスクの記録面の通過を検出する複数の光検出部とを備えており、光検出部によって検出された作動部材の動作タイミングおよびディスクの通過タイミングに基づいてディスクの挿入状態を識別し、ディスクの2枚挿入を検出するようになっていた。
【0003】
図20および図21において、従来のディスク装置300は、ディスクが挿入されるディスク挿入口311が形成された基板部材310と、ディスクの外周部に当接しながら摺動する摺動板320と、摺動板320の動作およびディスクの記録面の通過を検出する複数の光検出部360、361とを備えている。
【0004】
基板部材310は、ディスク装置の筐体301に固定された下基板312と、下基板312に支持されて回動可能な上基板313とを有している。ディスク挿入口311は、上基板313と下基板312との間に形成されている。上基板313には、小孔316、317が形成されている。
【0005】
摺動板320は、上基板313に形成されたガイド溝313aに挿入された軸320aと、上基板313に形成されたガイド溝313bに挿入された軸320bとを有しており、上基板313の上面に摺動可能に支持されている。摺動板320は、軸320a、320bがガイド溝313a、313bに沿ってそれぞれ移動することにより、図20中の左右方向に摺動するようになっている。摺動板320は、一端が上基板313に係止されるとともに他端が摺動板320に係止されたバネ321の弾性力により、図20中の右方向に付勢されている。摺動板320は、摺動板320の一端に植設されたピン322を有しており、このピン322は、上基板313の切欠部を通ってディスク挿入口311内に突出している。摺動板320には、小孔323および大孔324が形成されている。
【0006】
光検出部360は、下基板312に取り付けられた受光素子360aと、ディスク装置の図示しない筐体に取り付けられ、受光素子360aに対向する発光素子360bとを有しており、ディスク挿入口311の幅方向の左端部側に配置されている。光検出部361は、下基板312に取り付けられた受光素子361aと、ディスク装置の図示しない筐体に取り付けられ、受光素子361aに対向する発光素子361bとを有しており、ディスク挿入口311の幅方向のほぼ中央に配置されている。
【0007】
このように構成されたディスク装置300は、光検出部360によって検出された摺動板320の動作タイミングおよびディスクの通過タイミングに基づいて、ディスクの挿入状態を識別するようになっている。以下、ディスクの挿入状態を識別する動作について説明する。
【0008】
図21および図22において、ディスク挿入口311に1枚のディスクが挿入された場合には、摺動板320は、図22に示す初期位置から、ディスク302の外周部にピン322が当接しながらローディングすることにより左方向に移動し、上基板313の小孔316を閉成する。このとき、上基板313の小孔317は、摺動板320の大孔324によって閉成されている。ディスク302がさらに挿入されると、摺動板320は左方向に移動し、ディスク302の外周部にピン322が当接した後、摺動板320は右方向に摺動する。ディスク302がさらに挿入されると、摺動板320は、図22に示す初期位置に戻り、上基板313の小孔316は、摺動板320の小孔323によって開成される。
【0009】
ここで、光検出部360は、発光素子360bの光が摺動板320またはディスク302の記録面によって遮光されて受光素子360aに受光されないときにHiを出力し、発光素子360bの光が受光素子360aに受光されたときにLoを出力するようになっているので、1枚のディスクがディスク挿入口311に挿入されてから、ディスクを装置内に搬入する動作であるディスクのローディングが完了するまでの光検出部360の出力は、ディスクの通過に伴って順にLo、Hi、Loとなる。
【0010】
一方、図21および図23において、ディスク挿入口311に2枚のディスクが挿入された場合には、光検出部360の出力は、ディスク挿入口311に挿入された1枚目のディスク302の通過に伴って順にLo、Hi、Loとなる。続いて、ディスク挿入口311に2枚目のディスク305が挿入されると、光検出部360の出力は、ディスク305の通過に伴って、さらにLo、Hiとなる。また、ディスク305が透明な場合には、光検出部360の出力は、摺動板320の動作に伴ってLo、Hiとなる。これにより、ディスク挿入口311に2枚のディスクが挿入された場合の光検出部360の出力は、順にLo、Hi、Lo、Hiとなる。
【0011】
したがって、ディスク装置300は、ディスクのローディングが完了する前に光検出部360の出力が2回Hiになった場合に、ディスク挿入口311に2枚のディスクが挿入されたと判定していた。そして、ディスク挿入口311に2枚のディスクが挿入されたと判定した場合には、ディスクのローディングを停止し、ディスクを装置外に搬出する動作であるディスクのイジェクトを行っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスク装置においては、ディスク挿入口に挿入されたディスクの外周部に当接する1つの部材の動作タイミングに基づいてディスクの挿入状態を識別していたため、2枚のディスクのずらし量が小さい場合にはディスクの2枚挿入を誤検出する可能性があるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、このような問題を解決するため、ディスクの2枚挿入を確実に検出することができるディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された基板部材と、前記ディスクの挿入口近傍に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら作動する作動部材と、前記作動部材に当接しながら回動する第1の回動部材と、前記第1の回動部材よりも前記ディスクの挿入方向奥側に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら回動する第2の回動部材と、前記第1の回動部材の動作を検出する第1の検出手段と、前記第2の回動部材の動作を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクの挿入状態を識別する識別手段とを備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスク挿入口に挿入されたディスクの外周部に当接する複数の部材の動作タイミングを比較することによりディスクの挿入状態を識別することができ、ディスクの2枚挿入を確実に検出することができる。
【0016】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された基板部材と、前記ディスクの挿入口近傍に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら作動する作動部材と、前記作動部材に当接しながら回動する第1の回動部材と、前記第1の回動部材よりも前記ディスクの挿入方向奥側に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら回動する第2の回動部材と、前記第2の回動部材の回動軸の外側に設けられた被係合部に係合する係合部を有し、前記第1の回動部材の回動軸と同一の回動軸を中心に回動する第3の回動部材と、前記第3の回動部材が前記第1の回動部材に当接する方向に前記第3の回動部材を付勢する付勢部材と、前記第3の回動部材の動作を検出する第1の検出手段と、前記第2の回動部材の動作を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクの挿入状態を識別する識別手段とを備えた構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスク挿入口に挿入されたディスクの外周部に当接する複数の部材の動作タイミングを比較することによりディスクの挿入状態を識別することができ、ディスクの2枚挿入や1枚挿入途中の抜き取りなどを確実に検出することができる。
【0018】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記第1の検出手段は、発光体と受光体とを有するフォトインタプラタによって構成された構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明のディスク装置は、非接触型の検出器を用いることにより検出器の磨耗を防止することができ、検出器の故障の可能性を低減することができる。
【0020】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記第2の検出手段は、発光体と受光体とを有するフォトインタプラタによって構成された構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明のディスク装置は、非接触型の検出器を用いることにより、検出器の磨耗を防止することができ、検出器の故障の可能性を低減することができる。
【0022】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記ディスク挿入口に沿って配置され、前記ディスクの通過を検出する複数の光検出手段と、前記基板部材に回転可能に支持され、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクを搬送するローラ部材と、前記識別手段の識別結果および前記光検出手段の検出結果に基づいて、前記ローラ部材の動作を制御する制御手段とを備えた構成を有している。
【0023】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスクが正常に挿入された場合にはディスクの装置内への搬入を継続することができるとともにディスクが正常に挿入さなかった場合にはディスクの装置内への搬入を中止することができ、装置内へのディスクの2枚挿入を確実に防止することができる。
【0024】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの1枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクを装置内に搬入するように前記ローラ部材の動作を制御する構成を有している。
【0025】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスクが正常に挿入された場合にはディスクを装置内に搬入することができ、ディスクの記録、再生などの動作を継続させることができる。
【0026】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの1枚挿入途中の抜き取りを検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの挿入待ち状態になるように前記ローラ部材の動作を制御する構成を有している。
【0027】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスクが正常に挿入されなかった場合でも、装置に損傷を与える可能性がない場合には、次のディスクを挿入可能な状態を維持することができ、装置の操作性を向上することができる。
【0028】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの2枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの装置内への搬入を停止するように前記ローラ部材の動作を制御する構成を有している。
【0029】
この構成により、本発明のディスク装置は、2枚挿入されたディスクの装置内への搬入を確実に停止することができ、装置が誤動作する可能性および装置に損傷を与える可能性を低減することができる。
【0030】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの2枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの装置内への搬入を停止するとともに前記ディスクを装置外に搬出するように前記ローラ部材の動作を制御する構成を有している。
【0031】
この構成により、本発明のディスク装置は、2枚挿入されたディスクの装置内への搬入を確実に停止することができるとともに2枚挿入されたディスクを装置外に確実に搬出することができ、装置が誤動作する可能性および装置に損傷を与える可能性を低減することができる。
【0032】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記制御手段は、前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ローラ部材による前記ディスクの装置内への搬入が完了したことを検出する構成を有している。
【0033】
この構成により、本発明のディスク装置は、検出器の数量を低減することができ、装置の製造コストを低減することができる。
【0034】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、前記基板部材は、前記ローラ部材を前記ディスクの厚み方向に移動可能に支持する支持部と、前記ディスクの厚み方向に移動する前記ローラ部材を前記ディスクの2枚挿入を防止する位置に規制する規制部とを有する構成を有している。
【0035】
この構成により、本発明のディスク装置は、装置内へのディスクの2枚挿入を確実に防止することができ、装置が誤動作する可能性および装置に損傷を与える可能性を低減することができる。
【0036】
上記の課題を解決するために、本発明の電子装置は、ディスク装置を備えた構成を有している。
【0037】
この構成により、本発明の電子装置は、ディスク挿入口に挿入されたディスクの外周部に当接する2つの部材の動作タイミングを比較することによりディスクの挿入状態を識別することができ、ディスクの2枚挿入を確実に検出することができる。
【0038】
上記の課題を解決するために、本発明の車載用電子装置は、ディスク装置を備えた構成を有している。
【0039】
この構成により、本発明の車載用電子装置は、ディスク挿入口に挿入されたディスクの外周部に当接する2つの部材の動作タイミングを比較することによりディスクの挿入状態を識別することができ、ディスクの2枚挿入を確実に検出することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
【0041】
図1から図13は、本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置を示す図である。なお、本実施の形態において、ディスクの挿入方向およびディスクの装置内への搬入方向であるローディング方向は矢印Aで示され、ディスクの排出方向、ディスクの抜き取り方向およびディスクの装置外への搬出方向であるイジェクト方向は矢印Bで示され、ディスク挿入口の幅方向は矢印Cで示され、ディスクの厚み方向は矢印Dで示されている。
【0042】
まず、本実施の形態に係るディスク装置の構成について説明する。
【0043】
図1から図4において、ディスク装置100は、筐体101と、ディスク102が挿入されるディスク挿入口111が形成された基板部材110と、筐体101内のディスク挿入口111近傍に配置され、挿入されたディスク102の外周部に当接しながらローディングすることにより作動する作動部材としての摺動板120と、摺動板120に当接しながら回動する第1の回動部材としてのレバー部材130と、レバー部材130よりもローディング方向A奥側に配置され、ディスクの外周部に当接しながらローディングすることにより回動する第2の回動部材としてのレバー部材140と、レバー部材130の動作を検出する第1の検出手段としての光検出部150と、レバー部材140の動作を検出する第2の検出手段としての光検出部151と、光検出部150および光検出部151の検出結果に基づいて、ディスク挿入口111に挿入されたディスク102の挿入状態を識別する識別手段としての識別部152とを備えている。
【0044】
基板部材110は、筐体101に固定された下基板112と、下基板112に支持されて回動可能な上基板113とを有している。ディスク挿入口111は、上基板113と下基板112との間に形成されている。下基板112には、ディスク挿入口111に挿入されたディスク102のディスク挿入口の幅方向Cの動作を規制するガイド部114、115が設けられている。上基板113には、小孔116、117が形成されている。
【0045】
摺動板120は、上基板113に形成されたガイド溝113aに挿入された軸120aと、上基板113に形成されたガイド溝113bに挿入された軸120bとを有しており、上基板113の上面に摺動可能に支持されされている。摺動板120は、軸120a、120bがガイド溝113a、113bに沿ってそれぞれ移動することにより、図1中の左右方向、即ち、ディスク挿入口の幅方向Cに摺動するようになっている。摺動板120は、一端が上基板113に係止されるとともに他端が摺動板120に係止されたバネ121により図1中の右方向、即ち、ディスク挿入口の幅方向Cの右向きに付勢されている。摺動板120は、摺動板120の一端に植設されたピン122を有しており、このピン122は、上基板113の切欠部を通ってディスク挿入口111に突出している。摺動板120には、小孔123および大孔124が形成されている。
【0046】
レバー部材130は、筐体101に支持され、回動軸131を中心に回動可能となっている。レバー部材130は、筐体101に設けられた突起103に当接する突起132と、摺動板120の一端に当接する突起133とを有しており、図示しないバネにより図1中の反時計回り方向に付勢されている。レバー部材130は、筐体101の突起103に突起132が当接することにより図1に示す初期位置に保持されている。レバー部材130は、図1中の左方向に移動した摺動板120の一端に突起133が当接しながら図1中の時計回り方向に回動するようになっている。
【0047】
レバー部材140は、筐体101に支持され、回動軸141を中心に回動可能となっている。レバー部材140は、筐体101に設けられた突起104に当接する突起142と、ディスク挿入口111に挿入されたディスクに当接する突起143とを有しており、図示しないバネにより図1中の時計回り方向に付勢されている。レバー部材140は、筐体101の突起104に突起142が当接することにより図1に示す初期位置に保持されている。レバー部材140は、ディスク挿入口111に挿入されたディスクに突起143が当接しながら図1中の反時計回り方向に回動するようになっている。
【0048】
光検出部150は、発光体としての発光素子と発光素子に対向する受光体としての受光素子とを有するフォトインタプラタによって構成されており、筐体101に設けられている。光検出部150は、レバー部材130に設けられた突起134の動作を検出することにより、レバー部材130の動作を検出するようになっている。光検出部150は、HiまたはLoを示す信号を識別部152に出力するようになっており、レバー部材130の突起134が発光素子と受光素子との間の光路に侵入して発光素子の光が受光素子に受光されないときにHiを出力し、レバー部材130の突起134が発光素子と受光素子との間の光路から退出して発光素子の光が受光素子に受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0049】
光検出部151は、発光体としての発光素子と発光素子に対向する受光体としての受光素子とを有するフォトインタプラタによって構成されており、筐体101に設けられている。光検出部151は、レバー部材140に設けられた突起144の動作を検出することにより、レバー部材140の動作を検出するようになっている。光検出部151は、HiまたはLoを示す信号を識別部152に出力するようになっており、レバー部材140の突起144が発光素子と受光素子との間の光路に侵入して発光素子の光が受光素子に受光されないときにHiを出力し、レバー部材140の突起144が発光素子と受光素子との間の光路から退出して発光素子の光が受光素子に受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0050】
また、ディスク装置100は、ディスク挿入口111に沿って配置され、ディスク102の通過を検出する複数の光検出手段としての光検出部160、161、162と、下基板112に回転可能に支持され、ディスク挿入口111に挿入されたディスクをローディング方向Aおよびイジェクト方向Bに搬送するローラ部材170と、ローラ部材170をディスクの厚み方向Dに沿って図2中の下側に付勢する図示しない付勢部材と、ローラ部材170の一端に設けられたギヤ171に係合し、ローラ部材170を回転させる動力源としてのモータ172と、識別部152の識別結果および光検出部160、161、162の検出結果に基づいて、モータ172の回転方向および回転速度を制御することによりローラ部材170の動作を制御する制御手段としての制御部180とを備えている。
【0051】
光検出部160は、下基板112に取り付けられた受光素子160aと、ディスク装置100の図示しない筐体に取り付けられ、受光素子160aに対向する発光素子160bとを有しており、ディスク挿入口の幅方向Cの左端部側に配置されている。光検出部160は、HiまたはLoを示す信号を制御部180に出力するようになっており、発光素子160bの光が摺動板120またはディスク102の記録面によって遮光されて受光素子160aに受光されないときにHiを出力し、発光素子160bの光が受光素子160aに受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0052】
光検出部161は、下基板112に取り付けられた受光素子161aと、ディスク装置100の図示しない筐体に取り付けられ、受光素子161aに対向する発光素子161bとを有しており、ディスク挿入口の幅方向Cのほぼ中央に配置されている。光検出部161は、HiまたはLoを示す信号を制御部180に出力するようになっており、発光素子161bの光がディスク102の記録面によって遮光されて受光素子161aに受光されないときにHiを出力し、発光素子161bの光が受光素子161aに受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0053】
光検出部162は、下基板112に取り付けられた受光素子162aと、ディスク装置100の図示しない筐体に取り付けられ、受光素子162aに対向する図示しない発光素子とを有しており、光検出部161に対してローディング方向Aの下流側に配置されている。光検出部162は、HiまたはLoを示す信号を制御部180に出力するようになっており、発光素子の光がディスク102の記録面によって遮光されて受光素子162aに受光されないときにHiを出力し、発光素子の光が受光素子162aに受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0054】
図4において、制御部180は、識別部152がディスクの1枚挿入を検出した場合にはディスクのローディングを行い、識別部152がディスクの1枚挿入途中の抜き取りを検出した場合にはディスクの挿入待ち状態になり、識別部152がディスクの2枚挿入を検出した場合にはディスクのローディングを停止するとともにディスクのイジェクトを行うように、ローラ部材170の動作を制御するようになっている。また、制御部180は、光検出部151の検出結果に基づいて、ローラ部材170によるディスクのローディングが完了したと判定するようになっている。
【0055】
下基板112のガイド部114、115には、図3に示すように、ローラ部材170をディスクの厚み方向Dに移動可能に支持する支持部118と、ディスクの厚み方向Dに移動するローラ部材170をディスクの2枚挿入を防止する位置に規制する規制部119とが設けられている。ディスク挿入口111に1枚のディスクが挿入された場合には、ローラ部材170は、ディスクの厚み方向Dに沿って図3中の上側に移動し、規制部119に当接しない位置で、ローラ部材170と下基板112との間に1枚のディスク102の厚みにほぼ等しい間隙を形成するようになっている。一方、ディスク挿入口111に2枚のディスクが挿入された場合には、ローラ部材170は、ディスクの厚み方向Dに沿って図3中の上側に移動し、規制部119に当接した位置で、ローラ部材170と下基板112との間に2枚のディスク102の厚みよりも小さい間隙を形成するようになっている。
【0056】
次に、本実施の形態に係るディスク装置の動作について説明する。
【0057】
まず、図5から図7において、ディスクの1枚挿入が行われた場合の動作について説明する。
【0058】
ディスク挿入口111にディスクが挿入される前の状態、即ち、ディスクの挿入待ち状態では、光検出部150の出力は、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路に侵入しているためHiであり、光検出部151の出力は、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路から退出しているためLoである。また、光検出部160、161、162の出力はLoである。
【0059】
ディスク挿入口111にディスク102が挿入されると、ディスク102の通過によって発光素子161bから受光素子161aへの光が遮光され、光検出部161の出力がLoからHiに変化する。光検出部161の出力がLoからHiに変化すると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに挿入されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのローディングを開始する。
【0060】
ディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接し、ローディングが継続することにより摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。レバー部材130が時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路から退出して光検出部150の出力がHiからLoに変化する。
【0061】
ディスク102がローディング方向Aにさらに搬入されると、摺動板120が左方向に移動するとともにレバー部材130が時計回り方向に回動する。そして、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材130が反時計回り方向に回動する。レバー部材130が反時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路に侵入して光検出部150の出力がLoからHiに変化し、筐体101の突起103にレバー部材130の突起132が当接することによりレバー部材130が初期位置に停止する。レバー部材130が初期位置に停止した後、摺動板120が右方向にさらに移動して停止する。
【0062】
また、ディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接しながらレバー部材140が反時計回り方向に回動する。レバー部材140が反時計回り方向に回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路に侵入して光検出部151の出力がLoからHiに変化する。レバー部材140が反時計回り方向にさらに回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路から退出して光検出部151の出力がHiからLoに変化する。そして、ディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接した後、レバー部材140が時計回り方向に回動する。
【0063】
ローディング方向Aに搬入されたディスク102が図示しないディスク収納部に収納された状態では、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路に侵入して光検出部151の出力がLoからHiに変化している。このとき、制御部180は、光検出部151の出力がLoからHiに変化したことを検出することによりディスクのローディングが完了したと判定する。
【0064】
次に、図8において、ディスクのイジェクトが行われた場合の動作について説明する。
【0065】
ディスク102が図示しない検出部によって図示しないディスク収納部またはディスク記録再生部から排出されたことが検出されると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに排出されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのイジェクトを開始する。
【0066】
ディスク102がイジェクト方向Bに搬出されると、ディスク102の通過によって発光素子の光が受光素子162aに受光され、光検出部162の出力がHiからLoに変化する。そして、光検出部162の出力がHiからLoに変化したときに、ローラ部材170の回転を停止してディスクのイジェクトを完了する。ディスクのイジェクトが完了したときには、ディスク102はローラ部材170に係合する位置に保持されており、装置から落下することはない。また、操作者がディスク102をローディング方向Aに押し込むことにより、ディスクのローディングを開始することを可能にしている。
【0067】
次に、図9から図11において、ディスクの2枚挿入が行われた場合の動作について説明する。
【0068】
ディスク挿入口111に1枚目のディスク102が挿入されると、ディスク102の通過によって発光素子161bから受光素子161aへの光が遮光され、光検出部161の出力がLoからHiに変化する。光検出部161の出力がLoからHiに変化すると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに挿入されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのローディングを開始する。
【0069】
ディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。レバー部材130が時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路から退出して光検出部150の出力がHiからLoに変化する。
【0070】
ディスク102がローディング方向Aにさらに搬入されると、摺動板120が左方向に移動するとともにレバー部材130が時計回り方向に回動する。そして、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材130が反時計回り方向に回動する。
【0071】
2枚のディスクのずらし量が小さい場合には、2枚目のディスク105の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。このとき、レバー部材130の突起134は光検出部150の光路に侵入せず、図10に示すように、光検出部150の出力はLoのままである。
【0072】
また、ディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接しながらレバー部材140が反時計回り方向に回動する。レバー部材140が反時計回り方向に回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路に侵入して光検出部151の出力がLoからHiに変化する。レバー部材140が反時計回り方向にさらに回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路から退出して光検出部151の出力がHiからLoに変化する。このように、2枚のディスクのずらし量が小さい場合には、図10に示すように、光検出部151の出力がHiからLoに変化したときに光検出部150の出力がLoのままである。このとき、識別部152は、光検出部151の出力がHiからLoに変化した後で光検出部150の出力がLoになっていることを検出することによりディスクの2枚挿入が行われたことを識別する。
【0073】
一方、2枚のディスクのずらし量が大きい場合には、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材130が反時計回り方向に回動する。レバー部材130が反時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路に侵入して、図11に示すように、光検出部150の出力がLoからHiに変化する。そして、2枚目のディスク105の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。レバー部材130が時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路から退出して、図11に示すように、光検出部150の出力がHiからLoに変化する。
【0074】
また、ディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接しながらレバー部材140が反時計回り方向に回動する。レバー部材140が反時計回り方向に回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路に侵入して光検出部151の出力がLoからHiに変化する。レバー部材140が反時計回り方向にさらに回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路から退出して光検出部151の出力がHiからLoに変化する。このように、2枚のディスクのずらし量が大きい場合には、図11に示すように、光検出部151の出力がHiからLoに変化した後で光検出部150の出力がHiからLoに変化する。このとき、識別部152は、光検出部151の出力がHiからLoに変化した後で光検出部150の出力がLoになっていることを検出することによりディスクの2枚挿入が行われたことを識別する。
【0075】
次に、図12および図13において、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りが行われた場合の動作について説明する。
【0076】
ディスク挿入口111にディスク102が挿入されると、ディスク102の通過によって発光素子161bから受光素子161aへの光が遮光され、光検出部161の出力がLoからHiに変化する。光検出部161の出力がLoからHiに変化すると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに挿入されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのローディングを開始する。
【0077】
ディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。レバー部材130が時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路から退出して光検出部150の出力がHiからLoに変化する。
【0078】
ディスク102がローディング方向Aにさらに搬入されると、摺動板120が左方向に移動するとともにレバー部材130が時計回り方向に回動する。そして、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材130が反時計回り方向に回動する。レバー部材130が反時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路に侵入して光検出部150の出力がLoからHiに変化する。このとき、ディスク102がイジェクト方向Bに抜き取られると、抜き取られるディスク102の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材130の突起133が当接しながらレバー部材130が時計回り方向に回動する。レバー部材130が時計回り方向に回動すると、レバー部材130の突起134が光検出部150の光路から退出して光検出部150の出力がHiからLoに変化する。
【0079】
また、ディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接しながらレバー部材140が反時計回り方向に回動する。レバー部材140が反時計回り方向に回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路に侵入して光検出部151の出力がLoからHiに変化する。このとき、ディスク102がイジェクト方向Bに抜き取られると、抜き取られるディスク102の外周部にレバー部材140の突起143が当接しながらレバー部材140が時計回り方向に回動する。レバー部材140が時計回り方向に回動すると、レバー部材140の突起144が光検出部151の光路から退出して光検出部151の出力がHiからLoに変化する。このように、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りを行う場合には、光検出部151の出力がHiからLoに変化したときに光検出部150の出力がHiからLoに変化する。このとき、識別部152は、光検出部151の出力がHiからLoに変化した後で光検出部150の出力がLoになっていることを検出することによりディスクの1枚挿入途中の抜き取りが行われたことを識別する。
【0080】
このように、識別部152は、光検出部150の出力を検出することにより、ディスクの2枚挿入、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りなど、ディスクが正常に挿入されなかったことを識別することができる。そして、ディスクが正常に挿入されなかったことを識別した場合には、制御部180が、ローラ部材170の回転を停止することによりディスクのローディングを停止するとともに、ローラ部材170の回転方向を逆転することによりディスクのイジェクトを行う。
【0081】
なお、本実施の形態において、識別部152が、ディスクの2枚挿入、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りなど、ディスクが正常に挿入されなかったことを識別した場合には、制御部180が、ディスクのローディングを停止するとともにディスクのイジェクトを行うように構成されているが、ローラ部材170の回転を停止することによりディスクのローディングを停止するように構成してもよい。
(第2の実施の形態)
【0082】
図14から図19は、本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置を示す図である。
【0083】
まず、本実施の形態に係るディスク装置の構成について説明する。なお、第1の実施の形態に係るディスク装置の構成とほぼ同様な構成については、第1の実施の形態において使用した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0084】
図14および図15において、ディスク装置200は、摺動板120に当接しながら回動する第1の回動部材としてのレバー部材230と、レバー部材230よりもローディング方向A奥側に配置され、ディスクの外周部に当接しながらローディングすることにより回動する第2の回動部材としてのレバー部材240と、レバー部材230の回動軸231と同一の回動軸を中心に回動する第3の回動部材としてのレバー部材290と、レバー部材290がレバー部材230に当接する方向にレバー部材290を付勢する付勢部材としてのバネ271と、レバー部材290の動作を検出する第1の検出手段としての光検出部250と、レバー部材240の動作を検出する第2の検出手段としての光検出部251と、光検出部250および光検出部251の検出結果に基づいて、ディスク挿入口111に挿入されたディスクの挿入状態を識別する識別手段としての識別部252とを備えている。
【0085】
レバー部材230は、筐体101に支持され、回動軸231を中心に回動可能となっている。レバー部材230は、筐体101に設けられた突起103に当接する突起232と、摺動板120の一端に当接する突起233とを有しており、図示しないバネにより図14中の反時計回り方向に付勢されている。レバー部材230は、筐体101の突起103に突起232が当接することにより図14に示す初期位置に保持されている。レバー部材230は、図14中の左方向に移動した摺動板120の一端に突起233が当接しながら図14中の時計回り方向に回動するようになっている。
【0086】
レバー部材240は、筐体101に支持され、回動軸241を中心に回動可能となっている。レバー部材240は、筐体101に設けられた突起104に当接する突起242と、ディスク挿入口111に挿入されたディスクに当接する突起243とを有しており、図示しないバネにより図14中の時計回り方向に付勢されている。レバー部材240は、筐体101の突起104に突起242が当接することにより図14に示す初期位置に保持されている。レバー部材240は、ディスク挿入口111に挿入されたディスクに突起243が当接しながら図14中の反時計回り方向に回動するようになっている。
【0087】
レバー部材290は、筐体101に支持され、回動軸231を中心に回動可能となっている。レバー部材290は、レバー部材240の回動軸241の外側に設けられた被係合部245に係合する係合部292と、レバー部材230に設けられた突起235に当接する突起294とを有しており、バネ271により図14中の時計回り方向に付勢されている。レバー部材290は、レバー部材230の突起235に突起294が当接することにより図14に示す初期位置に保持されている。レバー部材240およびレバー部材290が初期位置に保持されている場合には、被係合部245と係合部292との間の隙間は極少に保たれている。
【0088】
光検出部250は、発光体としての発光素子と発光素子に対向する受光体としての受光素子とを有するフォトインタプラタによって構成されており、筐体101に設けられている。光検出部250は、レバー部材290の突起294の動作を検出することにより、レバー部材290の動作を検出するようになっている。光検出部250は、HiまたはLoを示す信号を識別部252に出力するようになっており、レバー部材290の突起294が発光素子と受光素子との間の光路に侵入して発光素子の光が受光素子に受光されないときにHiを出力し、レバー部材290の突起294が発光素子と受光素子との間の光路から退出して発光素子の光が受光素子に受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0089】
光検出部251は、発光体としての発光素子と発光素子に対向する受光体としての受光素子とを有するフォトインタプラタによって構成されており、筐体101に設けられている。光検出部251は、レバー部材240に設けられた突起244の動作を検出することにより、レバー部材240の動作を検出するようになっている。光検出部251は、HiまたはLoを示す信号を識別部252に出力するようになっており、レバー部材240の突起244が発光素子と受光素子との間の光路に侵入して発光素子の光が受光素子に受光されないときにHiを出力し、レバー部材240の突起244が発光素子と受光素子との間の光路から退出して発光素子の光が受光素子に受光されたときにLoを出力するようになっている。
【0090】
また、ディスク装置200は、識別部252の識別結果および光検出部160、161、162の検出結果に基づいて、モータ172の回転方向および回転速度を制御することによりローラ部材170の動作を制御する制御手段としての制御部280とを備えている。
【0091】
図15において、制御部280は、識別部252がディスク102の1枚挿入を検出した場合にはディスクのローディングを行い、識別部252がディスクの1枚挿入途中の抜き取りを検出した場合にはディスクの挿入待ち状態になり、識別部252がディスク102の2枚挿入を検出した場合にはディスクのローディングを停止するとともにディスクのイジェクトを行うように、ローラ部材170の動作を制御するようになっている。また、制御部280は、光検出部251の検出結果に基づいて、ローラ部材170によるディスクのローディングが完了したことを検出するようになっている。
【0092】
次に、本実施の形態に係るディスク装置の動作について説明する。
【0093】
まず、図16および図17において、ディスクの1枚挿入が行われた場合の動作について説明する。
【0094】
ディスク挿入口111にディスクが挿入される前の状態、即ち、ディスクの挿入待ち状態では、光検出部250の出力は、レバー部材290の突起294が光検出部250の光路に侵入しているためHiであり、光検出部251の出力は、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路から退出しているためLoである。また、光検出部160、161、162の出力はLoである。
【0095】
ディスク挿入口111にディスク102が挿入されると、ディスク102の通過によって発光素子161bから受光素子161aへの光が遮光され、光検出部161の出力がLoからHiに変化する。光検出部161の出力がLoからHiに変化すると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに挿入されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのローディングを開始する。
【0096】
ディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接し、ローディングが継続することにより摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材230の突起233が当接しながらレバー部材230が時計回り方向に回動する。レバー部材230が時計回り方向に回動すると、レバー部材240の被係合部245にレバー部材290の係合部292が係合することによりレバー部材290の時計回り方向の回動が防止され、レバー部材290が初期位置に保持される。このとき、レバー部材290の突起294は光検出部150の光路に侵入しているので、光検出部250の出力はHiのままである。
【0097】
ディスク102がローディング方向Aにさらに搬入されると、摺動板120が左方向に移動するとともにレバー部材230が時計回り方向に回動する。そして、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材230が反時計回り方向に回動し、筐体101の突起103にレバー部材230の突起232が当接することによりレバー部材230が初期位置に停止する。レバー部材230が初期位置に停止した後、摺動板120が右方向にさらに移動して停止する。
【0098】
また、ディスク102の外周部にレバー部材240の突起243が当接しながらレバー部材240が反時計回り方向に回動する。レバー部材240が反時計回り方向に回動すると、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路に侵入して光検出部251の出力がLoからHiに変化する。レバー部材240が反時計回り方向、即ち、レバー部材240の被係合部245がレバー部材290の係合部292から離隔する方向に回動すると、初期位置に停止しているレバー部材230の突起235にレバー部材290の突起294が当接することによりレバー部材290の時計回り方向の回動が防止され、レバー部材290が初期位置に保持される。このとき、レバー部材290の突起294は光検出部150の光路に侵入しているので、光検出部250の出力はHiのままである。
【0099】
レバー部材240がさらに反時計回り方向に回動すると、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路から退出して光検出部251の出力がHiからLoに変化する。そして、ディスク102の外周部にレバー部材240の突起243が当接した後、レバー部材240が時計回り方向に回動する。
【0100】
ローディング方向Aに搬入されたディスク102が図示しないディスク収納部に収納された状態では、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路に侵入して光検出部251の出力がLoからHiに変化している。このとき、制御部280は、光検出部251の出力がLoからHiに変化したことを検出することによりディスクのローディングが完了したと判定する。
【0101】
次に、ディスクのイジェクトが行われた場合の動作について説明する。
【0102】
ディスク102が図示しない検出部によって図示しないディスク収納部またはディスク記録再生部から排出されたことが検出されると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに排出されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのイジェクトを開始する。
【0103】
ディスク102がイジェクト方向Bに搬出されると、ディスク102の通過によって発光素子の光が受光素子162aに受光され、光検出部162の出力がHiからLoに変化する。そして、光検出部162の出力がHiからLoに変化したときに、ローラ部材170の回転を停止してディスクのイジェクトを完了する。ディスクのイジェクトが完了したときには、ディスク102はローラ部材170に係合する位置に保持されており、装置から落下することはない。また、操作者がディスク102をローディング方向Aに押し込むことにより、ディスクのローディングを開始することを可能にしている。
【0104】
ディスクのイジェクトが行われた場合の光検出部250および光検出部251の出力は、図17に示した光検出部250および光検出部251の出力をローディング終了側からローディング開始側に経過させたものと同じであり、ディスクの1枚挿入が行われた場合およびディスクのイジェクトが行われた場合には、光検出部250の出力は常にHiになっている。また、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りが行われた場合でも同様に、光検出部250の出力は常にHiになっている。
【0105】
次に、図18および図19において、ディスクの2枚挿入が行われた場合の動作について説明する。
【0106】
ディスク挿入口111に1枚目のディスク102が挿入されると、ディスク102の通過によって発光素子161bから受光素子161aへの光が遮光され、光検出部161の出力がLoからHiに変化する。光検出部161の出力がLoからHiに変化すると、モータ172の駆動力を受けてローラ部材170が回転する。ディスク102がさらに挿入されると、ローラ部材170がディスク102に接触してディスクのローディングを開始する。
【0107】
ディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材230の突起233が当接しながらレバー部材230が時計回り方向に回動する。レバー部材230が時計回り方向に回動すると、レバー部材240の被係合部245にレバー部材290の係合部292が係合することによりレバー部材290の時計回り方向の回動が防止され、レバー部材290が初期位置に保持される。このとき、レバー部材290の突起294は光検出部150の光路に侵入しているので、光検出部250の出力はHiのままである。
【0108】
ディスク102がローディング方向Aにさらに搬入されると、摺動板120が左方向に移動するとともにレバー部材130が時計回り方向に回動する。そして、ディスク102の外周部にピン122が当接した後、摺動板120が右方向に移動するとともにレバー部材130が反時計回り方向に回動する。
【0109】
また、ディスク102の外周部にレバー部材240の突起243が当接しながらレバー部材240が反時計回り方向、即ち、レバー部材240の被係合部245がレバー部材290の係合部292から離隔する方向に回動する。レバー部材240が反時計回り方向に回動すると、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路に侵入して光検出部251の出力がLoからHiに変化する。レバー部材240が反時計回り方向にさらに回動すると、レバー部材240の突起244が光検出部251の光路から退出して光検出部251の出力がHiからLoに変化する。
【0110】
2枚目のディスク102がローディング方向Aに搬入されると、ディスク102の外周部にピン122が当接しながら摺動板120が左方向に移動する。摺動板120が左方向に移動すると、摺動板120の一端にレバー部材230の突起233が当接しながらレバー部材230が時計回り方向に回動する。このとき、レバー部材240の被係合部245がレバー部材290の係合部292から離隔する方向に回動しているので、バネ271に付勢されたレバー部材290は時計回り方向に回動する。
【0111】
レバー部材290が時計回り方向に回動すると、レバー部材290の突起294が光検出部250の光路から退出して光検出部250の出力がHiからLoに変化する。このように、ディスクの2枚挿入が行われた場合には、光検出部251の出力がHiからLoに変化した後で光検出部250の出力がHiからLoに変化する。このとき、識別部252は、光検出部251の出力がHiからLoに変化した後で光検出部250の出力がLoになっていることを検出することによりディスクの2枚挿入が行われたことを識別する。
【0112】
このように、識別部252は、光検出部250の出力を検出することにより、ディスクの2枚挿入が行われたことを識別することができる。そして、ディスクの2枚挿入が行われたことを識別した場合には、制御部280が、ローラ部材170の回転を停止することによりディスクのローディングを停止するとともに、ローラ部材170の回転方向を逆転することによりディスクのイジェクトを行う。
【0113】
また、識別部252は、光検出部250の出力を検出することにより、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りが行われたことを識別することができる。そして、ディスクの1枚挿入途中の抜き取りが行われたことを識別した場合には、制御部280が、ローラ部材170の動作を制御することにより通常の挿入待ち状態で待機することができる。
【0114】
なお、本実施の形態において、識別部252が、ディスクの2枚挿入など、ディスクが正常に挿入されなかったことを識別した場合には、制御部280が、ディスクのローディングを停止するとともにディスクのイジェクトを行うように構成されているが、ローラ部材170の回転を停止することによりディスクのローディングを停止するように構成してもよい。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスクの2枚挿入を確実に検出することができるディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置の上面図
【図2】図1に示されたディスク装置の正面図
【図3】図1に示されたディスク装置の基板部材の側面図
【図4】図1に示されたディスク装置の概略構成を示すブロック図
【図5】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図6】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図7】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図8】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図9】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図10】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図11】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図12】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図13】図1に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図14】本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置の上面図
【図15】図14に示されたディスク装置の概略構成を示すブロック図
【図16】図14に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図17】図14に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図18】図14に示されたディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図19】図14に示されたディスク装置のディスク識別動作を示すタイミングチャート
【図20】従来のディスク装置の上面図
【図21】図20に示された従来のディスク装置の正面図
【図22】図20に示された従来のディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【図23】図20に示された従来のディスク装置のディスク識別動作を示す上面図
【符号の説明】
100、200 ディスク装置
102、105 ディスク
110 基板部材
111 ディスク挿入口
118 支持部
119 規制部
120 摺動板(作動部材)
130 レバー部材(第1の回動部材)
140 レバー部材(第2の回動部材)
150 光検出部(第1の検出手段)
151 光検出部(第2の検出手段)
152 識別部(識別手段)
160、161、162 光検出部(光検出手段)
170 ローラ部材
180 制御部(制御手段)
230 レバー部材(第1の回動部材)
231 回動軸
240 レバー部材(第2の回動部材)
241 回動軸
245 被係合部
250 光検出部(第1の検出手段)
251 光検出部(第2の検出手段)
252 識別部(識別手段)
271 バネ(付勢部材)
280 制御部(制御手段)
290 レバー部材(第3の回動部材)
292 係合部

Claims (13)

  1. ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された基板部材と、
    前記ディスクの挿入口近傍に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら作動する作動部材と、
    前記作動部材に当接しながら回動する第1の回動部材と、
    前記第1の回動部材よりも前記ディスクの挿入方向奥側に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら回動する第2の回動部材と、
    前記第1の回動部材の動作を検出する第1の検出手段と、
    前記第2の回動部材の動作を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクの挿入状態を識別する識別手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された基板部材と、
    前記ディスクの挿入口近傍に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら作動する作動部材と、
    前記作動部材に当接しながら回動する第1の回動部材と、
    前記第1の回動部材よりも前記ディスクの挿入方向奥側に配置され、前記ディスクの外周部に当接しながら回動する第2の回動部材と、
    前記第2の回動部材の回動軸の外側に設けられた被係合部に係合する係合部を有し、前記第1の回動部材の回動軸と同一の回動軸を中心に回動する第3の回動部材と、
    前記第3の回動部材が前記第1の回動部材に当接する方向に前記第3の回動部材を付勢する付勢部材と、
    前記第3の回動部材の動作を検出する第1の検出手段と、
    前記第2の回動部材の動作を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクの挿入状態を識別する識別手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  3. 前記第1の検出手段は、発光体と受光体とを有するフォトインタプラタによって構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク装置。
  4. 前記第2の検出手段は、発光体と受光体とを有するフォトインタプラタによって構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のディスク装置。
  5. 前記ディスク挿入口に沿って配置され、前記ディスクの通過を検出する複数の光検出手段と、
    前記基板部材に回転可能に支持され、前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクを搬送するローラ部材と、
    前記識別手段の識別結果および前記光検出手段の検出結果に基づいて、前記ローラ部材の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のディスク装置。
  6. 前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの1枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクを装置内に搬入するように前記ローラ部材の動作を制御することを特徴とする請求項5に記載のディスク装置。
  7. 前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの1枚挿入途中の抜き取りを検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの挿入待ち状態になるように前記ローラ部材の動作を制御することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のディスク装置。
  8. 前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの2枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの装置内への搬入を停止するように前記ローラ部材の動作を制御することを特徴とする請求項5から請求項8までの何れかに記載のディスク装置。
  9. 前記制御手段は、前記識別手段が前記ディスクの2枚挿入を検出した場合には、前記ローラ部材が前記ディスクの装置内への搬入を停止するとともに前記ディスクを装置外に搬出するように前記ローラ部材の動作を制御することを特徴とする請求項5から請求項8までの何れかに記載のディスク装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記ローラ部材による前記ディスクの装置内への搬入が完了したことを検出することを特徴とする請求項5から請求項9までの何れかに記載のディスク装置。
  11. 前記基板部材は、前記ローラ部材を前記ディスクの厚み方向に移動可能に支持する支持部と、前記ディスクの厚み方向に移動する前記ローラ部材を前記ディスクの2枚挿入を防止する位置に規制する規制部とを有することを特徴とする請求項5から請求項10までの何れかに記載のディスク装置。
  12. 請求項1から請求項11までの何れかに記載のディスク装置を備えたことを特徴とする電子装置。
  13. 請求項1から請求項11までの何れかに記載のディスク装置を備えたことを特徴とする車載用電子装置。
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