JP2004021611A - 不動産物件検索システム及び不動産物件検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】提供可能な不動産物件を、効率的に不動産物件利用希望者に提供する。
【解決手段】不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する不動産物件提供情報受信手段と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する不動産物件利用情報受信手段と、前記不動産物件利用情報を記憶する不動産物件利用情報記憶手段と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する不動産物件検索手段と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する不動産利用者情報検索手段とを含む、不動産物件検索システム。
【選択図】図1
【解決手段】不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する不動産物件提供情報受信手段と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する不動産物件利用情報受信手段と、前記不動産物件利用情報を記憶する不動産物件利用情報記憶手段と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する不動産物件検索手段と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する不動産利用者情報検索手段とを含む、不動産物件検索システム。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不動産物件検索システム及び不動産物件検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の不動産物件検索方法は、不動産物件を購入又は賃借を希望する者がその条件を入力し、予め収集してある不動産物件に関する情報に基づいて、前記条件に合致した不動産物件を検索するというものである。
【0003】
例えば、新たに家を借りたい者が、インターネット等を介して不動産会社のホームページにアクセスし、希望条件等を入力する。すると、不動産会社の管理するコンピュータが、その希望条件に基づいて検索を実行し、その希望条件に合致した不動産物件の情報を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、提供可能な不動産物件を、早急に且つ効率的に不動産物件利用希望者に提供できるようにすることを1つの目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信手段と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信手段と、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶手段と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索手段と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段とを含む、不動産物件検索システムを提供する。
【0006】
前記不動産物件検索システムは、前記不動産物件検索手段によって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件送信手段を含むことが好ましい。
【0007】
また、前記不動産物件検索システムは、前記不動産利用者情報検索手段によって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信手段を含むことが好ましい。
【0008】
本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信手段と、不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信手段とを含む不動産物件提供希望者用端末を提供する。
【0009】
また、本発明は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信手段と、不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信手段と、を含む不動産物件利用希望者用端末を提供する。
【0010】
本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索ステップと、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップとを含む、不動産物件検索方法を提供する。
【0011】
また、本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信ステップと、前記不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信ステップと、前記不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、前記不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信ステップとを含む、不動産物件検索方法を提供する。
【0012】
本明細書において、「不動産物件の提供」とは、不動産物件の賃貸し、売却等を意味する。また、「不動産物件の利用」とは、不動産物件の購入、賃借等を意味する。
【0013】
ここで、「不動産物件情報」として、例えば、所有者名、ビル名、ビルの階数、面積、築年数、間取り、最寄の駅、最寄の駅からの距離、希望する賃料、希望する売却額等の項目が挙げられる。「不動産物件提供希望条件」として、例えば、希望する、(賃借りする又は購入する)営業店舗の種類、賃料、売却額等の項目が挙げられる。また、不動産物件情報を構成する項目と不動産物件希望条件を構成する項目は一部重複していてもよい。
【0014】
また、「不動産物件利用者情報」として、例えば、利用者の名称、営業予定の営業店舗の種類、希望する賃料、希望する購入額等が挙げられる。「不動産物件利用希望条件」として、例えば、希望する、ビルの階数、面積、築年数、間取り、最寄の駅、最寄の駅からの距離、賃料、購入額等の項目が挙げられる。
【0015】
不動産物件利用者情報を構成する項目と、不動産物件利用希望条件を構成する項目は一部重複していてもよい。
【0016】
上述のとおり、不動産物件情報、不動産提供希望条件、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用条件は1又は複数の項目で構成されている。
【0017】
ここで、本明細書において「項目を比較」するとは、不動産物件情報と不動産物件利用条件との間、又は、不動産物件利用者情報と不動産提供希望条件との間で対応する項目の内容を比べることをいう。例えば、不動産物件情報を構成する項目の「希望売却額」と、不動産物件利用希望条件を構成する項目の「希望購入額」とを比較することをいう。
【0018】
また、「合致」とは比較する項目が互いに一致、一方が他方に含まれている、又は、一部重複していることをいう。例えば、不動産物件情報を構成する項目の「希望売却額」が1000万円以上で、不動産物件利用希望条件を構成する項目の「希望購入額」が1500万円以下であれば、希望購入額(希望売却額)の項目で「合致」したものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る不動産物件検索方法について詳細に説明する。
【0020】
本実施の形態は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信ステップと、前記不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信ステップと、前記不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、前記不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信ステップとを含む不動産物件検索である。
【0021】
次に、本実施形態について、図1の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図、図2の不動産物の検索を示すフローチャート及び図3の不動産物件利用者情報検索を示したフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
【0022】
(ネットワークの構成)
【0023】
本発明の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図である図1に示すように、本発明の不動産物件検索システムは、センターシステム1、少なくとも1台の不動産物件提供者のための提供希望者用端末2及び少なくとも1台の不動産物件利用者のための利用希望者用端末3を含む。センターシステム1、不動産物件提供希望者用端末2及び不動産物件利用希望者用端末3は、例えば、インターネット、専用回線等の電気通信回線で接続される。
【0024】
図1に示すように、センターシステム1は、
不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信手段101と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段102と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信手段103と、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶手段104と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索手段105と、不動産物件検索手段105によって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信手段106と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段107と、不動産利用者情報検索手段107によって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信手段108とを有する。
【0025】
センターシステム1としては、例えばコンピュータシステム等が挙げられる。またセンターシステム1の送信手段及び受信手段(例えば、不動産物件提供情報受信手段101等)として、例えばモデムやTA等が挙げられる。また、センターシステム1の記憶手段として、例えばハードディスク等が挙げられる。
【0026】
また図1に示すように、不動産物件提供希望者用端末2は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信手段201と、不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信手段202とを有する。
【0027】
不動産物件提供希望者用端末2としては、例えば、コンピュータシステム等が挙げられる。また、不動産物件利用希望送信手段201、不動産物件検索結果受信手段202等の送受信手段として、例えばモデムやTA等が挙げられる。
【0028】
また図1に示すように、不動産物件利用希望者用端末3は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信手段301と、不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信手段302とを有する。
【0029】
不動産物件利用希望者用端末3としては、例えば、コンピュータシステム等が挙げられる。また、不動産物件提供情報送信手段301、不動産物件利用者情報検索結果受信手段302等の送受信手段として、例えばモデムやTA等が挙げられる。
【0030】
本実施例では、不動産物件提供希望者から、不動産物件提供情報を収集し、また、不動産物件利用希望者から、不動産物件利用情報を収集する。
【0031】
前記不動産物件提供情報は、不動産物件情報及び不動産提供希望条件を含む。また、不動産物件利用情報は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む。
【0032】
このように収集した情報に基づいて、前記不動産物件利用希望条件に合致した前記不動産物件情報を検索(不動産物件検索)をすること、及び、前記不動産提供希望条件に合致した前記不動産物件利用者情報を検索(不動産物件利用者検索)をすることができる。
【0033】
以下、本実施例を不動産物件利用希望者に不動産物件検索結果を提供する、「不動産物件検索」と、不動産物件提供希望者に不動産物件利用者情報検索結果を提供する、「不動産物件利用者情報検索」とに分けて説明する。
【0034】
(不動産物件検索)
【0035】
不動産物件利用希望者が、その者の不動産物件利用希望条件に合致した検索結果を得るまでの過程を、不動産物件検索を示したフローチャートである図2を用いて、説明する。
【0036】
ここで、不動産物件利用希望者とは、例えばビルの空室の賃借りを希望する者が挙げられる。また、不動産物件提供希望者とは、例えばビルの空き室の賃貸しを希望する者が挙げられる。
【0037】
まず、不動産物件提供希望者は、不動産物件提供希望者用端末2を用いて不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報をセンターシステム1に送信する(S501)。
【0038】
センターシステム1は、前記不動産物件提供情報を受信し(S502)、前記不動産物件提供情報を記憶する(S503)。ここで、センターシステムを管理する者が予め不動産物件提供情報を有している場合には、その情報をセンターシステムに記憶させておくことができる。
【0039】
一方、不動産物件利用希望者は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を、不動産物件利用希望者用端末3を用いてセンターシステム1に送信する(S504)。
【0040】
センターシステム1は、前記不動産物件利用情報を受信し(S505)、前記不動産物件利用情報を記憶する(S506)。
【0041】
次に、センターシステム1は、記憶した前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件情報を検索する(S507)。
【0042】
例えば、ある不動産物件の不動産物件情報Aが(面積:80平米、場所:中央区、最寄りの駅:東京駅、希望賃料:月額100万円以上)であり、また、不動産物件利用希望条件Bとして(希望面積:90平米以上、場所:中央区、最寄りの駅:東京駅、銀座駅、希望賃料:月額800万円以下)であると仮定する。この場合、「場所」及び「最寄りの駅」の2つの項目について、不動産物件利用希望条件と不動産物件情報とは合致している。そこで、不動産物件利用希望条件Bに合致する不動産物件として、当顔不動産物件を検索抽出し検索結果とする。しかしながら、「面積」及び「希望賃料」の項目については合致していないため、前記検索結果として、合致する項目の数を検索結果に含めることができる。この場合、場所と最寄りの駅で合致しているため、合致する項目の数は2となる。
【0043】
センターシステム1は、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を、不動産利用希望者へ送信する(S508)。送信は、不動産物件利用希望者用端末3に電子メールを送信すること、ホームページ上で開示すること等によって行われる。また、図示してはいないが、検索された不動産物件の提供を希望している不動産物件提供希望者に、不動産物件の利用希望者がいる旨、その者の利用希望者情報等を電子メール等で送信することができる。
【0044】
不動産物件利用希望者用端末3は前記不動産物件検索結果を受信する(S509)。前記受信は、電子メールや、センターシステム1によって作成されたホームページを閲覧すること等によって行われる。
【0045】
なお、不動産物件検索結果は、郵便やファックス等で不動産物件利用希望者に伝達することもできる。
【0046】
(不動産物件利用者情報検索)
【0047】
不動産物件利用希望者が、その者の不動産物件提供希望条件に合致した検索結果を得るまでの過程を、不動産物件利用者情報検索を示したフローチャートである図3を用いて説明する。
【0048】
まず、不動産物件利用希望者は、不動産物件利用希望者用端末3を用いて、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する(S601)。
【0049】
センターシステム1は前記不動産物件利用情報を受信し(S602)、前記不動産物件利用情報を記憶する(S603)。
【0050】
一方、不動産物件提供希望者は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を不動産物件提供希望者用端末2を用いて送信する(S604)。
【0051】
センターシステム1は前記不動産物件提供情報を受信し(S605)、前記不動産物件提供情報を記憶する(S606)。
【0052】
次に、センターシステム1は、記憶した前記不動産物件利用者情報を構成する項目と前記不動産物件提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する(S607)。
【0053】
例えば、ある不動産物件の不動産物件利用者情報Cが(営業店舗の種類:服飾販売、希望賃料:月額100万円以下)であり、また、不動産物件提供希望条件Dとして(希望する営業店舗の種類:服飾販売、希望賃料:月額150万円以上)であると仮定する。この場合、「営業店舗の種類」について、不動産物件利用者情報Cと不動産物件提供希望条件Dとは合致している。そこで、不動産物件提供希望条件Dに合致する不動産物件として、当該不動産物件を検索抽出し検索結果とする。しかしながら、希望賃料の項目については合致していない。このような場合には、前記検索結果として、合致する項目の数を検索結果に含めることができる。この場合、「営業店舗の種類」で合致しているため、合致する項目の数は1となる。
【0054】
センターシステム1は、前記不動産物件利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する(S608)。送信は、不動産物件提供希望者用端末2に電子メールを送信すること、ホームページ上で開示すること等によって行われる。また、図示してはいないが、検索された不動産物件の利用を希望している不動産物件利用希望者に、不動産物件の提供希望者がいる旨、その者の不動産物件情報等を電子メール等で送信することができる。
【0055】
不動産物件提供希望者用端末2は前記不動産利用者情報検索結果を受信する(S609)。前記受信は、電子メールや、センターシステム1によって作成されたホームページを閲覧すること等によって行われる。
【0056】
なお、不動産物件検索結果は、郵便やファックス等で不動産物件利用希望者に伝達することもできる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によって、不動産物件利用希望者の不動産物件利用希望者情報と、不動産物件提供希望者の不動産物件提供希望者情報とを所有することによって、早急に、且つ、効率的に、提供可能な不動産物件を不動産物件利用希望者に提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図
【図2】不動産物件検索を示したフローチャート
【図3】不動産物件利用者情報検索を示したフローチャート
【符号の説明】
1 センターシステム
101 不動産物件提供情報受信手段
102 不動産物件提供情報記憶手段
103 不動産物件利用情報受信手段
104 不動産物件利用情報記憶手段
105 不動産物件検索手段
106 不動産物件検索結果送信手段
107 不動産利用者情報検索手段
108 不動産利用者情報検索結果送信手段
2 不動産物件提供希望者用端末
201 不動産物件利用希望送信手段
202 不動産物件検索結果受信手段
3 不動産物件利用希望者用端末
301 不動産物件提供情報送信手段
302 不動産物件利用者情報検索結果受信手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、不動産物件検索システム及び不動産物件検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の不動産物件検索方法は、不動産物件を購入又は賃借を希望する者がその条件を入力し、予め収集してある不動産物件に関する情報に基づいて、前記条件に合致した不動産物件を検索するというものである。
【0003】
例えば、新たに家を借りたい者が、インターネット等を介して不動産会社のホームページにアクセスし、希望条件等を入力する。すると、不動産会社の管理するコンピュータが、その希望条件に基づいて検索を実行し、その希望条件に合致した不動産物件の情報を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、提供可能な不動産物件を、早急に且つ効率的に不動産物件利用希望者に提供できるようにすることを1つの目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信手段と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信手段と、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶手段と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索手段と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段とを含む、不動産物件検索システムを提供する。
【0006】
前記不動産物件検索システムは、前記不動産物件検索手段によって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件送信手段を含むことが好ましい。
【0007】
また、前記不動産物件検索システムは、前記不動産利用者情報検索手段によって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信手段を含むことが好ましい。
【0008】
本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信手段と、不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信手段とを含む不動産物件提供希望者用端末を提供する。
【0009】
また、本発明は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信手段と、不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信手段と、を含む不動産物件利用希望者用端末を提供する。
【0010】
本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索ステップと、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップとを含む、不動産物件検索方法を提供する。
【0011】
また、本発明は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信ステップと、前記不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信ステップと、前記不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、前記不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信ステップとを含む、不動産物件検索方法を提供する。
【0012】
本明細書において、「不動産物件の提供」とは、不動産物件の賃貸し、売却等を意味する。また、「不動産物件の利用」とは、不動産物件の購入、賃借等を意味する。
【0013】
ここで、「不動産物件情報」として、例えば、所有者名、ビル名、ビルの階数、面積、築年数、間取り、最寄の駅、最寄の駅からの距離、希望する賃料、希望する売却額等の項目が挙げられる。「不動産物件提供希望条件」として、例えば、希望する、(賃借りする又は購入する)営業店舗の種類、賃料、売却額等の項目が挙げられる。また、不動産物件情報を構成する項目と不動産物件希望条件を構成する項目は一部重複していてもよい。
【0014】
また、「不動産物件利用者情報」として、例えば、利用者の名称、営業予定の営業店舗の種類、希望する賃料、希望する購入額等が挙げられる。「不動産物件利用希望条件」として、例えば、希望する、ビルの階数、面積、築年数、間取り、最寄の駅、最寄の駅からの距離、賃料、購入額等の項目が挙げられる。
【0015】
不動産物件利用者情報を構成する項目と、不動産物件利用希望条件を構成する項目は一部重複していてもよい。
【0016】
上述のとおり、不動産物件情報、不動産提供希望条件、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用条件は1又は複数の項目で構成されている。
【0017】
ここで、本明細書において「項目を比較」するとは、不動産物件情報と不動産物件利用条件との間、又は、不動産物件利用者情報と不動産提供希望条件との間で対応する項目の内容を比べることをいう。例えば、不動産物件情報を構成する項目の「希望売却額」と、不動産物件利用希望条件を構成する項目の「希望購入額」とを比較することをいう。
【0018】
また、「合致」とは比較する項目が互いに一致、一方が他方に含まれている、又は、一部重複していることをいう。例えば、不動産物件情報を構成する項目の「希望売却額」が1000万円以上で、不動産物件利用希望条件を構成する項目の「希望購入額」が1500万円以下であれば、希望購入額(希望売却額)の項目で「合致」したものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る不動産物件検索方法について詳細に説明する。
【0020】
本実施の形態は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信ステップと、前記不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信ステップと、前記不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、前記不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信ステップと、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、前記不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信ステップとを含む不動産物件検索である。
【0021】
次に、本実施形態について、図1の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図、図2の不動産物の検索を示すフローチャート及び図3の不動産物件利用者情報検索を示したフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
【0022】
(ネットワークの構成)
【0023】
本発明の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図である図1に示すように、本発明の不動産物件検索システムは、センターシステム1、少なくとも1台の不動産物件提供者のための提供希望者用端末2及び少なくとも1台の不動産物件利用者のための利用希望者用端末3を含む。センターシステム1、不動産物件提供希望者用端末2及び不動産物件利用希望者用端末3は、例えば、インターネット、専用回線等の電気通信回線で接続される。
【0024】
図1に示すように、センターシステム1は、
不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信手段101と、前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段102と、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信手段103と、前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶手段104と、前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索手段105と、不動産物件検索手段105によって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信手段106と、前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段107と、不動産利用者情報検索手段107によって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信手段108とを有する。
【0025】
センターシステム1としては、例えばコンピュータシステム等が挙げられる。またセンターシステム1の送信手段及び受信手段(例えば、不動産物件提供情報受信手段101等)として、例えばモデムやTA等が挙げられる。また、センターシステム1の記憶手段として、例えばハードディスク等が挙げられる。
【0026】
また図1に示すように、不動産物件提供希望者用端末2は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信手段201と、不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信手段202とを有する。
【0027】
不動産物件提供希望者用端末2としては、例えば、コンピュータシステム等が挙げられる。また、不動産物件利用希望送信手段201、不動産物件検索結果受信手段202等の送受信手段として、例えばモデムやTA等が挙げられる。
【0028】
また図1に示すように、不動産物件利用希望者用端末3は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信手段301と、不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信手段302とを有する。
【0029】
不動産物件利用希望者用端末3としては、例えば、コンピュータシステム等が挙げられる。また、不動産物件提供情報送信手段301、不動産物件利用者情報検索結果受信手段302等の送受信手段として、例えばモデムやTA等が挙げられる。
【0030】
本実施例では、不動産物件提供希望者から、不動産物件提供情報を収集し、また、不動産物件利用希望者から、不動産物件利用情報を収集する。
【0031】
前記不動産物件提供情報は、不動産物件情報及び不動産提供希望条件を含む。また、不動産物件利用情報は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む。
【0032】
このように収集した情報に基づいて、前記不動産物件利用希望条件に合致した前記不動産物件情報を検索(不動産物件検索)をすること、及び、前記不動産提供希望条件に合致した前記不動産物件利用者情報を検索(不動産物件利用者検索)をすることができる。
【0033】
以下、本実施例を不動産物件利用希望者に不動産物件検索結果を提供する、「不動産物件検索」と、不動産物件提供希望者に不動産物件利用者情報検索結果を提供する、「不動産物件利用者情報検索」とに分けて説明する。
【0034】
(不動産物件検索)
【0035】
不動産物件利用希望者が、その者の不動産物件利用希望条件に合致した検索結果を得るまでの過程を、不動産物件検索を示したフローチャートである図2を用いて、説明する。
【0036】
ここで、不動産物件利用希望者とは、例えばビルの空室の賃借りを希望する者が挙げられる。また、不動産物件提供希望者とは、例えばビルの空き室の賃貸しを希望する者が挙げられる。
【0037】
まず、不動産物件提供希望者は、不動産物件提供希望者用端末2を用いて不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報をセンターシステム1に送信する(S501)。
【0038】
センターシステム1は、前記不動産物件提供情報を受信し(S502)、前記不動産物件提供情報を記憶する(S503)。ここで、センターシステムを管理する者が予め不動産物件提供情報を有している場合には、その情報をセンターシステムに記憶させておくことができる。
【0039】
一方、不動産物件利用希望者は、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を、不動産物件利用希望者用端末3を用いてセンターシステム1に送信する(S504)。
【0040】
センターシステム1は、前記不動産物件利用情報を受信し(S505)、前記不動産物件利用情報を記憶する(S506)。
【0041】
次に、センターシステム1は、記憶した前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件情報を検索する(S507)。
【0042】
例えば、ある不動産物件の不動産物件情報Aが(面積:80平米、場所:中央区、最寄りの駅:東京駅、希望賃料:月額100万円以上)であり、また、不動産物件利用希望条件Bとして(希望面積:90平米以上、場所:中央区、最寄りの駅:東京駅、銀座駅、希望賃料:月額800万円以下)であると仮定する。この場合、「場所」及び「最寄りの駅」の2つの項目について、不動産物件利用希望条件と不動産物件情報とは合致している。そこで、不動産物件利用希望条件Bに合致する不動産物件として、当顔不動産物件を検索抽出し検索結果とする。しかしながら、「面積」及び「希望賃料」の項目については合致していないため、前記検索結果として、合致する項目の数を検索結果に含めることができる。この場合、場所と最寄りの駅で合致しているため、合致する項目の数は2となる。
【0043】
センターシステム1は、前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を、不動産利用希望者へ送信する(S508)。送信は、不動産物件利用希望者用端末3に電子メールを送信すること、ホームページ上で開示すること等によって行われる。また、図示してはいないが、検索された不動産物件の提供を希望している不動産物件提供希望者に、不動産物件の利用希望者がいる旨、その者の利用希望者情報等を電子メール等で送信することができる。
【0044】
不動産物件利用希望者用端末3は前記不動産物件検索結果を受信する(S509)。前記受信は、電子メールや、センターシステム1によって作成されたホームページを閲覧すること等によって行われる。
【0045】
なお、不動産物件検索結果は、郵便やファックス等で不動産物件利用希望者に伝達することもできる。
【0046】
(不動産物件利用者情報検索)
【0047】
不動産物件利用希望者が、その者の不動産物件提供希望条件に合致した検索結果を得るまでの過程を、不動産物件利用者情報検索を示したフローチャートである図3を用いて説明する。
【0048】
まず、不動産物件利用希望者は、不動産物件利用希望者用端末3を用いて、不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する(S601)。
【0049】
センターシステム1は前記不動産物件利用情報を受信し(S602)、前記不動産物件利用情報を記憶する(S603)。
【0050】
一方、不動産物件提供希望者は、不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を不動産物件提供希望者用端末2を用いて送信する(S604)。
【0051】
センターシステム1は前記不動産物件提供情報を受信し(S605)、前記不動産物件提供情報を記憶する(S606)。
【0052】
次に、センターシステム1は、記憶した前記不動産物件利用者情報を構成する項目と前記不動産物件提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する(S607)。
【0053】
例えば、ある不動産物件の不動産物件利用者情報Cが(営業店舗の種類:服飾販売、希望賃料:月額100万円以下)であり、また、不動産物件提供希望条件Dとして(希望する営業店舗の種類:服飾販売、希望賃料:月額150万円以上)であると仮定する。この場合、「営業店舗の種類」について、不動産物件利用者情報Cと不動産物件提供希望条件Dとは合致している。そこで、不動産物件提供希望条件Dに合致する不動産物件として、当該不動産物件を検索抽出し検索結果とする。しかしながら、希望賃料の項目については合致していない。このような場合には、前記検索結果として、合致する項目の数を検索結果に含めることができる。この場合、「営業店舗の種類」で合致しているため、合致する項目の数は1となる。
【0054】
センターシステム1は、前記不動産物件利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する(S608)。送信は、不動産物件提供希望者用端末2に電子メールを送信すること、ホームページ上で開示すること等によって行われる。また、図示してはいないが、検索された不動産物件の利用を希望している不動産物件利用希望者に、不動産物件の提供希望者がいる旨、その者の不動産物件情報等を電子メール等で送信することができる。
【0055】
不動産物件提供希望者用端末2は前記不動産利用者情報検索結果を受信する(S609)。前記受信は、電子メールや、センターシステム1によって作成されたホームページを閲覧すること等によって行われる。
【0056】
なお、不動産物件検索結果は、郵便やファックス等で不動産物件利用希望者に伝達することもできる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によって、不動産物件利用希望者の不動産物件利用希望者情報と、不動産物件提供希望者の不動産物件提供希望者情報とを所有することによって、早急に、且つ、効率的に、提供可能な不動産物件を不動産物件利用希望者に提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不動産物件検索システムのネットワークを示す模式図
【図2】不動産物件検索を示したフローチャート
【図3】不動産物件利用者情報検索を示したフローチャート
【符号の説明】
1 センターシステム
101 不動産物件提供情報受信手段
102 不動産物件提供情報記憶手段
103 不動産物件利用情報受信手段
104 不動産物件利用情報記憶手段
105 不動産物件検索手段
106 不動産物件検索結果送信手段
107 不動産利用者情報検索手段
108 不動産利用者情報検索結果送信手段
2 不動産物件提供希望者用端末
201 不動産物件利用希望送信手段
202 不動産物件検索結果受信手段
3 不動産物件利用希望者用端末
301 不動産物件提供情報送信手段
302 不動産物件利用者情報検索結果受信手段
Claims (7)
- 不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信手段と、
前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶手段と、
不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信手段と、
前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶手段と、
前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索手段と、
前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、
を含む、不動産物件検索システム。 - 前記不動産物件検索手段によって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件送信手段を含む、請求項1に記載の不動産物件検索システム。
- 前記不動産利用者情報検索手段によって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信手段を含む、請求項1又は2に記載の不動産物件検索システム。
- 不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信手段と、
不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信手段と、
を含む不動産物件提供希望者用端末。 - 不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信手段と、
不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信手段と、
を含む不動産物件利用希望者用端末。 - 不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、
前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、
不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、
前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、
前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、
前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、
前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索ステップと、
前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、
を含む、不動産物件検索方法。 - 不動産物件情報及び不動産物件提供希望条件を含む不動産物件提供情報を送信する、不動産物件提供情報送信ステップと、
前記不動産物件提供情報を受信する、不動産物件提供情報受信ステップと、
前記不動産物件提供情報を記憶する、不動産物件提供情報記憶ステップと、
不動産物件利用者情報及び不動産物件利用希望条件を含む不動産物件利用情報を送信する、不動産物件利用希望送信ステップと、
前記不動産物件利用情報を受信する、不動産物件利用情報受信ステップと、
前記不動産物件利用情報を記憶する、不動産物件利用情報記憶ステップと、
前記不動産物件情報を構成する項目と前記不動産物件利用希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件を検索する、不動産物件検索ステップと、
前記不動産物件検索ステップによって検索された不動産物件検索結果を送信する、不動産物件検索結果送信ステップと、
前記不動産物件検索結果を受信する、不動産物件検索結果受信ステップと、
前記不動産利用者情報を構成する項目と前記不動産提供希望条件を構成する項目とを比較し、合致する項目がある不動産物件利用者情報を検索する、不動産利用者情報検索手段と、
前記不動産利用者情報検索ステップによって検索された不動産利用者情報検索結果を送信する、不動産利用者情報検索結果送信ステップと、
前記不動産物件利用者情報検索結果を受信する、不動産物件利用者情報検索結果受信ステップと、
を含む、不動産物件検索方法。
Priority Applications (1)
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JP2002175735A JP2004021611A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 不動産物件検索システム及び不動産物件検索方法 |
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JP2002175735A Pending JP2004021611A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 不動産物件検索システム及び不動産物件検索方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019032575A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社オークローンマーケティング | 候補物件の適性評価装置、適性評価方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002175735A patent/JP2004021611A/ja active Pending
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JP2019032575A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社オークローンマーケティング | 候補物件の適性評価装置、適性評価方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 |
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