JP2002083183A - 配布物受発注システム - Google Patents

配布物受発注システム

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JP2002083183A
JP2002083183A JP2000271088A JP2000271088A JP2002083183A JP 2002083183 A JP2002083183 A JP 2002083183A JP 2000271088 A JP2000271088 A JP 2000271088A JP 2000271088 A JP2000271088 A JP 2000271088A JP 2002083183 A JP2002083183 A JP 2002083183A
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Chikako Saito
及子 齊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チラシ等の配布物を配布する目的
に合った配布業者を簡単に探し出すことができて、その
配布業者に配布物の配布を安心して依頼することがで
き、また、複数の配布業者が協力し合って、配布物の配
布を効率的に行うことのできる配布物受発注システム及
び配布物受発注方法を提供すること。 【解決手段】 発注者と配布者とを、又は複数の
配布業者とをサーバを介してネットワークで結び、発注
者又は配布業者の配布依頼の内容に応じて、その配布依
頼を受注する配布業者を選定する配布物受発注システム
及び配布物受発注方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配布物受発注シ
ステム及び配布物受発注方法に関し、さらに詳しくは、
インターネットを使用して、チラシ等の配布物を効率良
く発注及び受注することができる配布物受発注システム
及び配布物受発注方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チラシ等の配布物を配布する配布業者
は、その規模、能力、スケジュール及び経営方針等によ
って、配布することのできる配布物の種類、量、地域、
及び時期等が制限されている。したがって、チラシ等の
配布物を配布してもらいたいと思う者が、その者が希望
する期日、地域、及び枚数等の条件を満たすように配布
することのできる配布業者を探すのは簡単ではない。
【0003】たとえば、このような配布業者を探すに
は、その者は、電話帳等により配布業者を探し、その配
布業者に一件一件前記条件等を伝えて、配布の可否を確
認するという作業を強いられ、その者がその作業の多大
な労力を費やさなければならない。特に、遠隔地に配布
する場合には、その地方についての情報が限られている
ので、その労力はさらに大きくなる。また、そのような
配布業者が見つかり、その配布業者に配布を依頼して
も、その配布業者が依頼者の依頼通りに配布物を配布す
るという保証はなく、さらにその依頼者が、その配布業
者がその依頼者の依頼通りに配布物を配布したかどうか
を確認することはきわめて困難である。
【0004】また、配布業者にとっては、配布物を広範
囲の地域に配布しなければならない場合、大量に配布し
なければならない場合、又は短時間に配布しなければな
らない場合等においては、配布作業はかなりの重労働と
なり、また、配布依頼があっても、処理能力に限界があ
ることから、自社のみでは請け負えない場合がある。こ
のような場合には、配布業者自身が、自己が配布すべき
配布物の一部の配布を他の配布業者に依頼することがで
きれば便利である。また、配布業者同士が配布物を交換
し合い、一方の配布業者が配布すべき配布物の一部を他
方の配布業者が配布すると同時に、その他方の配布業者
が配布すべき配布物の一部をその一方の配布業者が配布
することができれば、例えば、双方の配布地域が重なり
合っている場合に、その重複を解消し、互いの配布地域
を縮小すること等により、配布作業の効率化、又は負担
軽減を図ることができ、たいへん便利である。このよう
に配布物を交換し合う配布業者が三社以上になれば、さ
らに前記の効率化、負担軽減等のメリットは大きくな
る。
【0005】しかし、現実には、自己の配布物の一部を
配布することのできる他の配布業者を探すことは、前述
の場合と同様に困難であり、また、他の配布業者がその
ときに抱えている配布物の内容を知る手段は存在しな
い。したがって、前記のような配布業者同士の協力によ
り、配布物を効率良く配布することは現状では不可能で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、チラシ等
の配布物を配布する目的に合った配布業者を簡単に探し
出すことができて、その配布業者に配布物の配布を安心
して依頼することができ、また、複数の配布業者が協力
し合って、配布物の配布を効率的に行うことのできる配
布物受発注システム及び配布物受発注方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明は、配布物の配布を依頼する発注者が使用す
る客先端末装置と、配布物を配布する複数の配布業者が
それぞれ使用する複数の配布者端末装置と、該客先端末
装置及び該複数の配布者端末装置にネットワークで接続
される中央管理装置とを有して成り、前記中央管理装置
は、前記複数の配布業者に関する配布者データを記憶す
るデータ記憶手段と、前記客先端末装置から送信される
前記発注者による配布依頼データを受信し、記憶する受
注手段と、該受注手段が受信した前記配布依頼データと
前記データ記憶手段に記憶された配布者データとを照合
し、前記配布依頼データに基づく作業を実施するのに適
した配布業者を前記複数の配布業者の中から選定する検
索手段と、該検索手段によって選定された配布業者が使
用する前記配布者端末装置に、前記発注者からの配布依
頼データに基づく配布依頼を送信する発注手段とを有す
ることを特徴とする配布物受発注システムであり、前記
配布物受発注システムの好適な態様として、前記中央管
理装置は、前記客先端末装置から送られる、前記中央管
理装置への登録に必要な前記発注者に関する客先データ
を受信し、記憶する登録受け付け手段と、前記中央管理
装置への前記発注者の登録を認めるか否かの基準となる
登録要件を記憶する登録要件記憶手段と、前記登録受け
付け手段に記憶された前記客先データが前記登録要件記
憶手段に記憶された登録要件を具備するか否かを判断
し、前記発注者の客先データが前記登録要件を具備する
と判断された場合には、前記発注者が使用する前記客先
端末装置にID番号及びパスワードを送信し、前記発注
者の客先データが前記登録要件を具備しないと判断され
た場合には、前記発注者が使用する前記客先端末装置に
登録が不可であることの通知を送信する審査手段を有
し、前記中央管理装置は、前記客先端末装置から前記I
D番号及びパスワードを受信した場合にのみ、前記検索
手段による検索を実行させる選別手段を有し、前記複数
の配布業者の配布業務に関する所定のデータは、発注者
特定事項、配布条件特定事項、印刷条件特定事項、及び
料金条件特定事項である。
【0008】前記目的を達成するための他の発明は、配
布物を配布する複数の配布業者がそれぞれ使用する複数
の配布者端末装置と、該複数の配布者端末装置にネット
ワークで接続される中央管理装置とを有して成り、前記
中央管理装置は、前記複数の配布業者に関する配布者デ
ータを記憶するデータ記憶手段と、前記配布者端末装置
から送信された複数の前記配布業者からの複数の配布依
頼データを受信し、記憶する受注手段と、前記複数の配
布依頼データと前記配布者データとを照合し、前記複数
の配布依頼データに基づく作業を実施するのに適した配
布業者を、前記複数の配布依頼データを送信した前記複
数の配布業者の中から優先的に選定する検索手段と、該
検索手段によって選定された配布業者が使用する前記配
布者端末装置に、前記配布依頼データに基づく配布依頼
を送信する発注手段とを有することを特徴とする配布物
受発注システムであり、前記配布物受発注システムの好
適な態様として、前記複数の配布業者の配布業務に関す
る所定のデータは、発注者特定事項、配布条件特定事
項、印刷条件特定事項、及び料金条件特定事項である。
【0009】前記目的を達成するための他の発明は、配
布物の配布を依頼する発注者が使用する客先端末装置
と、配布物を配布する複数の配布業者がそれぞれ使用す
る複数の配布者端末装置とをネットワークで中央管理装
置に接続し、前記発注者によって前記客先端末装置から
送信された配布依頼データを受信した前記中央管理装置
が、前記配布依頼データと前記中央管理装置に記録され
た前記複数の配布業者に関する配布者データとを照合す
ることにより、前記配布依頼データに基づく作業を実施
するのに適した配布業者を前記複数の配布業者の中から
選定する検索作業を行い、その選定された配布業者が使
用する前記配布者端末装置に、前記発注者からの配布依
頼データに基づく配布依頼を送信することを特徴とする
配布物受発注方法であり、前記配布物受発注方法の好適
な態様として、前記中央管理装置は、前記客先端末装置
から送信された、前記中央管理装置への登録に必要な前
記発注者に関する客先データを受信し、その客先データ
が、前記中央管理装置に記憶された登録要件を具備する
か否かを判断し、前記発注者の客先データが前記登録要
件を具備すると判断された場合には、前記発注者が使用
する前記客先端末装置にID番号及びパスワードを送信
し、前記発注者の客先データが前記登録要件を具備しな
いと判断された場合には、前記発注者が使用する前記客
先端末装置に登録が不可であることの通知を送信し、前
記中央管理装置は、前記客先端末装置から前記ID番号
及びパスワードを受信した場合にのみ、前記検索作業を
実行し、前記複数の配布業者の配布業務に関する所定の
データは、発注者特定事項、配布条件特定事項、印刷条
件特定事項、及び料金条件特定事項である。
【0010】また、前記目的を達成するための他の発明
は、配布物を配布する複数の配布業者がそれぞれ使用す
る複数の配布者端末装置をネットワークで中央管理装置
に接続し、前記配布業者によって前記配布者端末装置か
ら送信された複数の配布依頼データを受信した前記中央
管理装置が、前記複数の配布依頼データと前記中央管理
装置に記録された前記複数の配布業者に関するデータと
を照合することにより、前記複数の配布依頼データに基
づく作業を実施するのに適した配布業者を前記複数の配
布依頼データを送信した配布業者の中から優先的に選定
する検索作業を行い、その選定された配布業者が使用す
る前記配布者端末装置に、前記配布依頼データに基づく
配布依頼を送信することを特徴とする配布物受発注方法
であり、前記配布物受発注方法の好適な態様として、前
記複数の配布業者の配布業務に関する所定のデータは、
発注者特定事項、配布条件特定事項、印刷条件特定事
項、及び料金条件特定事項である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、この発明に係る配布物受
発注システムの一具体例である配布物受発注システム1
のハードウエア構成図を示す。以下、配布物としてチラ
シを例にして配布物受発注システム1を説明するが、配
布物受発注システム1は、チラシに制限されず、配布物
一般、例えば折り込み広告紙、配布用ティッシューペー
パ、広告宣伝のための表示を有する配布用のボールペ
ン、広告宣伝のための表示を有する団扇等の配布物に対
して使用可能である。なお、以下の説明において、「配
布依頼」とは、配布のみの依頼、又は、配布及び印刷の
依頼をいう。
【0012】配布物受発注システム1は、客先端末装置
2と、複数の配布者端末装置3と、該客先端末装置2及
び該複数の配布者端末装置3にネットワーク4で接続さ
れる中央管理装置10とを有して成る。
【0013】ネットワーク4としては、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネット
ワーク)、インターネット及びイントラネットを挙げる
ことができる。この発明においては、このネットワーク
4は、www(ワールドワイドウェブ)のサービスを享
受可能であることが好ましい。
【0014】客先端末装置2は、配布物受発注システム
1を利用してチラシの配布を依頼する発注者、又は、配
布物受発注システム1に登録をしようとする者が使用す
る装置であって、ネットワーク4を介して中央管理装置
10と通信可能である。前記発注者は、客先端末装置2
によってチラシの配布依頼等を送信し、また、その依頼
したチラシの配布を請け負う配布業者が決定したことの
通知、及び配布作業の報告等を受信する。
【0015】配布者端末装置3は、チラシを配布する配
布業者が使用する装置であって、複数個存在し、複数の
前記配布業者がそれぞれ使用し、ネットワーク4を介し
て中央管理装置10と通信可能である。前記配布業者
は、配布者端末装置3によってチラシの配布依頼等を受
信し、また、その配布依頼を請け負うか否かの通知、配
布作業の報告、及び報酬の請求等を送信する。なお、こ
こでいう「配布業者」には、配布物の印刷のみを行う業
者も含まれる。
【0016】中央管理装置10は、前記発注者によって
客先端末装置2から送信されたチラシの配布依頼を受信
し、この配布物受発注システム1に登録されている複数
の配布業者の中から、前記配布依頼内容に適した配布業
者を決定し、その決定された配布業者が使用する配布者
端末装置3に、前記発注者からの配布依頼を送信する装
置である。
【0017】中央管理装置10は、受注手段11、デー
タ記憶手段12、検索手段13、発注手段14、登録受
け付け手段15、登録要件記憶手段16、審査手段1
7、及び選別手段18を有する。
【0018】受注手段11は、客先端末装置2から送ら
れる前記発注者によるチラシの配布に関する配布依頼デ
ータを受信し、その配布依頼データを記憶する手段であ
る。
【0019】前記配布依頼データとしては、発注者を特
定するために必要な発注者特定事項、依頼する配布の条
件を特定する配布条件特定事項、配布に当たり印刷につ
いての条件を特定する印刷条件特定事項、及び料金につ
いての条件を特定する料金条件特定事項等を、目的に応
じて適宜決定することができる。
【0020】例えば、前記発注者特定事項としては、発
注者の氏名又は名称、住所又は居所、電話番号、ファッ
クス番号、メイルアドレス、ID番号及びパスワード、
並びに業種等を挙げることができる。前記配布条件特定
としては、配布するチラシの種類、大きさ、形状、重量
及び材料、配布量、配布地域、並びに配布日等を挙げる
ことができる。前記印刷条件特定事項としては、チラシ
の印刷が必要であるか必要でないか、印刷がモノクロで
あるかカラーであるか、及び印刷に使用する色数等を挙
げることができる。前記料金条件特定事項としては、予
算、料金支払い方法、及び支払い時期等を挙げることが
できる。
【0021】データ記憶手段12は、この配布物受発注
システム1に登録されている前記複数の配布業者の配布
業務に関する配布者データを記憶する手段である。
【0022】前記配布者データとしては、配布物受発注
システム1に登録されている配布業者が、前記発注者が
依頼するチラシの配布作業を実施することができる配布
業者であるか否かを判別することができる事項等を、受
注手段11に記憶された前記配布依頼データに応じて適
宜決定することができ、例えば、配布業者の名称及び連
絡先、配布可能なチラシの種類、大きさ、形状、重量及
び材料、配布可能な量、配布可能な地域、配布可能な
日、印刷の可否、料金の概算、並びに、料金支払い方法
等を挙げることができる。これらの配布者データは、配
布業者が配布物受発注システム1に登録するときにデー
タ記憶手段12に入力される。また、前記配布者データ
の変更があったときには、その都度変更されたデータが
入力される。特に、前記配布可能な日等は、配布業者の
スケジュール等により大きく変動するので、逐次変更さ
れたデータが入力される。前記配布者データの入力は、
前記配布業者が使用する配布者端末装置3から配布業者
自身が行うようにしてもよく、また中央管理装置を操作
する者が、前記配布業者からデータ変更の連絡を受けて
行ってもよい。
【0023】また、データ記憶手段12は、配布業者の
登録手段でもある。したがって、配布物受発注システム
1は、データ記憶手段12を有することによって、所定
の登録要件を満たす配布業者のみを登録し、その登録し
た配布業者のみが配布物受発注システム1を利用可能に
することができる。このことによって事前に、信頼性の
ない配布業者を排除することができるので、発注者は安
心して、配布物受発注システム1を利用して配布物の配
布を依頼することができる。
【0024】検索手段13は、受注手段11が受信した
前記配布依頼データと、データ記憶手段12に記憶され
た前記配布者データとを照合し、前記配布依頼データに
基づく配布作業を実施するのに適した配布業者を前記複
数の配布業者の中から選定する手段である。
【0025】前記配布作業を実施するのに適した配布業
者を選定する方法は、目的に応じて適宜決定することが
できる。
【0026】例えば、受注手段11に記憶された前記配
布依頼データに含まれる配布条件特定事項中の諸条件に
対応して、前記発注者が配布を希望するチラシの種類
が、配布業者の配布可能なチラシの種類に該当するか否
か、前記発注者が配布を希望するチラシの量が、配布業
者の配布可能な量の範囲内であるか否か、前記発注者が
配布を希望する地域が、配布業者の配布可能な地域内で
あるか否か、及び、前記発注者が配布を希望する日が、
配布業者の配布可能な日に該当するか否か等をチェック
し、前記配布条件特定事項中の諸条件に適合する前記配
布者データの項目数が多い順番に前記配布業者に順位を
つける。前記配布条件特定事項中の諸条件のすべてに適
合する配布者データを有する配布業者がある場合には、
その配布業者を選定することができ、前記配布条件特定
事項中の諸条件のすべてに適合する配布者データを有す
る配布業者が複数ある場合には、さらに、どの配布業者
が最も料金が安いか、どの配布業者の所在地が最も前記
発注者の住所に近いか等の基準を採用して最適の配布業
者を選定することもできる。前記配布条件特定事項中の
諸条件のすべてに適合する前記配布者データを有する配
布業者がない場合には、前記順位が最上位である配布業
者を選定することができる。
【0027】また、前記配布条件特定事項中の諸条件の
すべてに適合する配布者データを有する配布業者がない
場合に、前記発注者に前記配布条件特定事項中の諸条件
中から除外することのできない重要度の高い条件を指定
させ、その条件に適合する配布者データを有する配布業
者の中から最適の配布業者を選定するようにすることも
できる。例えば、前記発注者から配布日だけは絶対にず
らすことができないとの指示があれば、前記発注者が指
定する配布日の条件に適合する配布者データを有する配
布業者をまず選別し、その選別された配布業者の中か
ら、前記発注者が指定する他の条件に適合する最も多く
の配布者データを有する配布業者を選定するようにする
ことができる。
【0028】前記配布作業を実施するのに適した配布業
者を選定するに当たって、前記発注者が配布を依頼する
チラシを前記発注者自身が用意できるのか、又は、前記
発注者自身ではチラシを用意することができず、チラシ
の印刷も同時に依頼するのかということも重要な要素と
なる。前記発注者がチラシの印刷も依頼する場合には、
選定される配布業者としては、チラシの配布作業とチラ
シの印刷作業とを同時に請け負うことのできる配布業者
が最も好ましいが、そのような配布業者がない場合に
は、チラシの配布作業とチラシの印刷作業とを分離し
て、それぞれの作業ごとに適した配布業者を別々に選定
することもできる。
【0029】前記のようにして選定される配布業者の数
は、目的に応じて適宜決定することができ、例えば、前
記配布作業を実施するのに最適な一つの配布業者のみを
選定することもでき、また前記配布作業を実施するのに
適した複数の配布業者を選定することもできる。また、
一つの配布作業を分業化させて、複数の作業分とし、そ
の各作業分を担当することのできる複数の配布業者を選
定するようにすることもでき、例えば、配布地域が広範
囲であるために、その全地域を一つの配布業者のみでは
配布することができない場合には、その配布地域を例え
ばA地区、B地区、及びC地区の三つの地区に分割し、
それぞれの地区に配布することができる三つの配布業者
を選定するようにすることもできる。
【0030】発注手段14は、検索手段13によって選
定された配布業者(以下、「選定配布業者」という)が
使用する配布者端末装置3に、前記発注者からの配布依
頼データを発信し、その選定配布業者からその配布依頼
データに基づく作業依頼を受諾するとの承諾通知を受信
したときには、前記発注者が使用する客先端末装置2に
前記選定配布業者に関するデータを発信し、さらに、そ
のデータを受けた前記発注者から、前記配布物を配布す
る配布業者がその選定配布業者でよいとの承諾通知を受
信したときには、最終的に前記配布依頼データに基づく
作業の発注を、前記選定配布業者が使用する配布者端末
装置3に送信する手段である。
【0031】また、発注手段14は、前記の場合におい
て、前記選定配布業者から前記作業依頼を受諾しないと
の拒否通知を受信した場合、又は前記発注者からその選
定配布業者ではよくないとの拒否通知を受信した場合に
は、再度、検索手段13を作動させて、前記配布依頼デ
ータに基づく作業を実施するのに適した新たな配布業者
を選定させ、それ以降、前記配布業者及び前記発注者か
ら前記の承諾通知が得られるまで上記の操作を繰り返
す。前記配布業者及び前記発注者から前記の承諾通知が
得られなかった場合には、前記配布依頼データの内容で
は依頼を受注することができないことを示す通知を、そ
の発注者が使用する客先端末装置2に送信する。
【0032】登録受け付け手段15は、配布物受発注シ
ステム1を利用することのできる者、つまり前記発注者
になることができる者の登録を受け付ける手段であり、
客先端末装置2から送られる、中央管理装置10への登
録に必要な登録希望者に関する客先データを受信し、記
憶する。
【0033】前記客先データとしては、登録の可否の判
断を行うことのできるような項目等を目的に応じて適宜
決定することができ、例えば、会社名、住所、電話番
号、担当者、及び業種等を挙げることができる。
【0034】登録要件記憶手段16は、中央管理装置1
0への前記登録希望者の登録を認めるか否かの基準とな
る登録要件を記憶する手段である。
【0035】前記登録要件としては、発注者の登録の可
否を判断することができる事項等を、登録受け付け手段
15に記憶された前記客先データの内容に応じて適宜決
定することができ、例えば、登録を認める発注者の業種
等を挙げることができる。
【0036】審査手段17は、登録受け付け手段15に
記憶された前記客先データが、登録要件記憶手段16に
記憶された登録要件を具備するか否かを判断し、前記登
録希望者の客先データが前記登録要件を具備すると判断
された場合には、その登録希望者が使用する客先端末装
置2にID番号及びパスワードを送信し、前記登録希望
者の客先データが前記登録要件を具備しないと判断され
た場合には、その登録希望者が使用する客先端末装置2
に登録が不可であることの通知を送信する手段である。
【0037】前記客先データが前記登録要件を具備する
か否かを判断する方法は、目的に応じて適宜決定するこ
とができる。たとえば、前記登録要件が、登録を認める
発注者の業種であるときは、前記客先データとして記憶
された登録希望者の業種が、前記登録要件として記憶さ
れた業種の一つに一致したときは、その登録希望者の客
先データが前記登録要件を具備すると判断され、また、
前記客先データとして記憶された登録希望者の業種が、
前記登録要件として記憶された業種の一つに一致しない
ときは、その登録希望者の客先データが前記登録要件を
具備しないと判断される。したがって、配布物受発注シ
ステム1において、風俗営業関係者からのチラシの配布
依頼を排除しようとするときには、前記登録要件から風
俗営業関連の業種名を除外しておけば、風俗営業関係の
登録希望者の客先データは、前記登録要件を具備しない
と判断され、その登録希望者には前記ID番号及びパス
ワードが送信されない。
【0038】前記ID番号及びパスワードについては、
現実に使用可能である限り特に制限はない。
【0039】選別手段18は、客先端末装置2から前記
ID番号及びパスワードを受信した場合にのみ、検索手
段13による検索を実行させる手段である。選別手段1
8は、審査手段17によって登録が認められた者に送信
されたすべてのID番号及びパスワードを記憶する認証
データ領域を有しており、受注手段11が客先端末装置
2から受信し、記憶した配布依頼データ中の「ID番
号」及び「パスワード」欄に入力されたデータと一致す
るデータが、前記認証データ領域に記憶されたID番号
及びパスワードの中にあるか否かを調査し、前記「ID
番号」及び「パスワード」欄に入力されたデータと一致
するデータが、前記認証データ領域に記憶されたID番
号及びパスワードの中にある場合にのみ検索手段13に
よる検索を実行させ、前記「ID番号」及び「パスワー
ド」欄に入力されたデータと一致するデータが、前記認
証データ領域に記憶されたID番号及びパスワードの中
にない場合、又は前記「ID番号」及び「パスワード」
欄に名号が入力されていない場合等には、検索手段13
による検索を行わず、配布依頼を受け付けないことを示
す通知を前記客先端末装置2に送信する。したがって、
発注者は、正規のID番号及びパスワードを前記配布依
頼データ中に入力して中央管理装置10に送信しない限
り、配布物受発注システム1を利用することはできな
い。つまり、発注者が配布物受発注システム1を利用す
るときには、必ず中央管理装置10への事前の登録を必
要とする。
【0040】さらに、選別手段18は、前記「ID番
号」及び「パスワード」欄に入力されたデータと一致す
るデータが、前記認証データ領域に記憶されたID番号
及びパスワードの中にある場合には、前記配布依頼デー
タ中に前記発注者特定事項が入力されていなくても、検
索手段13による検索を実行させる。したがって、前記
発注者は、配布依頼をするときには、前記ID番号及び
パスワードを入力さえすれば、氏名及び住所等のその他
の前記発注者特定事項を入力する必要がない。つまり、
前記発注者は、初めに中央管理装置10に登録をして、
ID番号及びパスワードを取得すれば、それ以降は、氏
名及び住所等のその他の前記発注者特定事項を入力する
という煩雑な操作をすることなく、配布物受発注システ
ム1に対して配布依頼を発注することができる。
【0041】配布物受発注システム1は、上記のよう
に、登録受け付け手段15、登録要件記憶手段16、審
査手段17、及び選別手段18を有することにより、所
定の登録要件を満たす者のみを登録し、その登録した者
のみが配布物受発注システム1を利用可能にすることが
できる。このようにすることによって、暴力団やカルト
集団等の反社会的な団体、非合法的な団体、又は、風俗
営業者その他の好ましくない者による配布物受発注シス
テム1の利用を排除してすることができ、配布業者も安
心して配布物受発注システム1からの配布依頼を受注す
ることができる。
【0042】以上の構成を有する配布物受発注システム
1の作用を、図2に示した流れ図を用いながら説明す
る。
【0043】配布依頼をする者が客先端末装置2から中
央管理装置10にアクセスすると、客先端末装置2の画
面上に、新規登録であるか、既登録であるかを問う表示
が現れる。
【0044】その者が新規登録を要するときは、前記画
面上の新規登録の欄をクリックするなどして、新規登録
であることを入力する。
【0045】すると、客先端末装置2の画面上には、新
規登録用ページが現れる。前記新規登録用ページの一例
を図3に示す。前記画面上に必要事項、つまり客先デー
タを入力し、画面上の登録ボタンをクリックすることに
より、前記客先データを中央管理装置10に送信する。
【0046】中央管理装置10に送信された客先データ
は、前述のように、中央管理装置10の登録受け付け手
段15に記憶され、登録要件記憶手段16に記憶された
登録要件を具備するか否かを審査手段17によって審査
される。そして、前記客先データが登録要件を具備する
場合には、中央管理装置10から客先端末装置2にID
番号及びパスワードが送信される。前記客先データが登
録要件を具備しない場合には、登録が拒絶され、客先端
末装置2に登録が不可であることの通知が送信される。
前記ID番号及びパスワードが送信された者は、既登録
者となり、以下の操作をすることが可能になる。
【0047】配布依頼をする者が既に登録済みであると
きは、前記画面上の既登録の欄をクリックするなどし
て、既登録であることを入力する。
【0048】すると、客先端末装置2の画面上には、配
布依頼用ページが現れる。前記配布依頼用ページの一例
を図4に示す。前記画面上に必要事項、つまり配布依頼
データを入力する。この操作においては、既登録者を対
象としているので、発注者の特定は、ID番号及びパス
ワードを用いて行うことができ、ID番号及びパスワー
ド以外の前記発注者特定事項の入力は要求されない。そ
して、画面上の申し込みボタンをクリックすることによ
り、前記配布依頼データが中央管理装置10に送信され
る。
【0049】中央管理装置10に送信された配布依頼デ
ータは、前述のように、中央管理装置10の受注手段1
1に記憶される。中央管理装置10の選別手段18は、
受注手段11に記憶された前記配布依頼データ中の「I
D番号」及び「パスワード」が、選別手段18の前記認
証データ領域に記憶されたID番号及びパスワードの中
にあるか否かを判断し、ある場合には検索手段13に検
索を開始させ、ない場合には配布依頼の申し込みが拒絶
され、申し込みが不可であることの通知が客先端末装置
2に送信される。
【0050】選別手段18による実効開始の指示を受け
て、検索手段13は、前述のように、受注手段11に記
憶された前記配布依頼データ中の配布条件特定事項及び
料金条件特定事項等と、データ記憶手段12に記憶され
た配布者データとを照合し、前記配布依頼データに基づ
く作業を行うのに適した配布業者を選定する。以下、前
記に示した通りに、前記選定配布業者及び前記発注者の
双方から承諾通知が得られるまで前記操作を繰り返す。
前記選定配布業者及び前記発注者の双方から承諾通知を
受信したときには、前記選定配布業者に最終的に前記配
布依頼の発注を、前記選定配布業者が使用する配布者端
末装置3に発信する。
【0051】以上により、チラシ配布の受発注が成立す
る。これにより、前記発注者は、自己の配布依頼を請け
負った配布業者の名称、所在地、及び電話番号等を知る
ことができ、その配布依頼を請け負った配布業者は、そ
の配布依頼の内容、並びにその配布依頼を行った発注者
の名称、所在地、及び電話番号等を知ることができるの
で、前記発注者及び前記配布依頼を請け負った配布業者
は以下の手続を行うことが可能になる。
【0052】前記発注者自身がチラシを持ち込む場合に
は、前記発注者は、前記配布依頼を請け負った配布業者
にチラシを送付する。
【0053】また、前記発注者がチラシの配布と同時に
チラシの印刷も依頼するときには、前記発注者は、前記
配布依頼に対応した作業のうちのチラシ印刷を実施する
配布業者に、版下又は印刷用プログラム等を送付する。
前記配布依頼に対応した作業のうちのチラシ配布を実施
する配布業者と前記配布依頼に対応した作業のうちのチ
ラシ印刷を実施する配布業者とが異なる場合には、前記
チラシ印刷を実施する配布業者は、チラシを印刷した
後、そのチラシを、前記チラシ配布を実施する配布業者
に送付する。
【0054】前記チラシ配布を実施する配布業者は、チ
ラシの受領後、又はチラシの印刷後、その配布作業を実
施し、その終了報告又は中間報告等を配布者端末装置3
から中央管理装置10の発注手段14に送信し、発注手
段14は、前記報告等を前記発注者が使用する客先端末
装置2に送信する。例えば、客先端末装置2の画面上に
は、図5に示すような中間報告が表示される。
【0055】前記発注者の料金の支払いは、前記発注者
及び前記配布業者の条件に適合する限り任意の方法で可
能であり、例えば、中央管理装置10の発注手段14か
ら前記作業の終了報告を受けた後に、銀行振込等のより
支払うことができる。
【0056】また、配布物受発注システム1において
は、配布閉め日を設け、配布閉め日ごとに配布依頼の処
理及び料金支払い等を管理すると効率的である。
【0057】図6に、この発明に係る配布物受発注シス
テムの他の具体例である配布物受発注システム21のハ
ードウエア構成図を示す。以下、配布物としてチラシを
例にして配布物受発注システム21を説明するが、配布
物受発注システム21は、チラシに制限されず、配布物
一般に対して使用可能である。
【0058】配布物受発注システム21は、配布物受発
注システム1における客先端末装置を使用せず、複数の
配布業者が使用する複数の配布者端末装置のみを中央管
理装置に接続し、中央管理装置を通して、配布業者相互
間でチラシの配布の受発注を行うシステムである。した
がって、配布物受発注システム21は、複数の配布業者
が、それぞれの配布すべきチラシを交換し合い、ある配
布業者が、自己の配布すべきチラシの一部又は全部を他
の配布業者に配布してもらう一方、他の配布業者が配布
すべきチラシの一部又は全部を配布することを可能にす
るシステムである。このような配布業者間の協力を、以
下「抱き合わせ」という。
【0059】配布物受発注システム21は、複数の配布
者端末装置23と、該複数の配布者端末装置23にネッ
トワーク24で接続される中央管理装置30とを有して
成る。ネットワーク24については、配布物受発注シス
テム1において説明したネットワーク4と同様である。
【0060】配布者端末装置23は、チラシを配布する
配布業者が使用する装置であって、複数個存在し、複数
の前記配布業者がそれぞれ使用し、ネットワーク24を
介して中央管理装置30と通信可能である。前記配布業
者は、配布者端末装置23によってチラシの配布依頼を
送信し、又はチラシの配布依頼を受信し、さらに、その
配布依頼を請け負うか否かの通知、配布作業の報告、及
び報酬の請求等を受信又は送信する。
【0061】中央管理装置30は、チラシの配布を依頼
する前記配布業者(以下、「依頼配布業者」という)に
よって、その依頼配布業者が使用する配布者端末装置2
3から送信されたチラシの配布依頼を受信し、この配布
物受発注システム21に登録されている複数の配布業者
の中から、前記依頼内容に適した配布業者を決定し、そ
の決定された配布業者が使用する配布者端末装置23
に、前記依頼配布業者からの配布依頼を送信する装置で
ある。
【0062】中央管理装置30は、受注手段31、デー
タ記憶手段32、検索手段33、発注手段34、受け付
け手段35、登録要件記憶手段36、審査手段37、及
び選別手段38を有する。
【0063】受注手段31は、複数の依頼配布業者によ
り配布者端末装置23から送られるチラシの配布に関す
る複数の配布依頼データを受信することができ、その複
数の配布依頼データを記憶することができる手段であ
る。前記配布依頼データとしては、例えば、依頼配布業
者を特定するために必要な依頼配布業者特定事項、依頼
する配布の条件を特定する配布条件特定事項、配布に当
たり印刷についての条件を特定する印刷条件特定事項、
料金についての条件を特定する料金条件特定事項、及び
抱き合わせを希望するか否かを示す抱き合わせ特定条件
等を挙げることができる。さらに、例えば、前記依頼配
布業者特定事項としては、依頼配布業者の氏名、連絡
先、ID番号及びパスワード、及び業種等を挙げること
ができ、前記配布条件特定事項中の諸条件特定事項とし
ては、配布するチラシの種類、大きさ、形状、重量及び
材料、配布量、配布地域、並びに配布日等を挙げること
ができ、前記印刷条件特定事項としては、チラシの印刷
が必要であるか必要でないか、印刷がモノクロであるか
カラーであるか、及び印刷に使用する色数等を挙げるこ
とができ、前記料金条件特定事項としては、予算及び料
金支払い方法等を挙げることができる。
【0064】データ記憶手段32は、配布物受発注シス
テム21に登録されている前記複数の配布業者に関する
配布者データを記憶する手段である。
【0065】前記複数の配布業者に関する配布者データ
としては、例えば、配布物受発注システム1おけるデー
タ記憶手段12に記憶される配布者データと同様に決定
することができる。
【0066】検索手段33は、受注手段31が受信した
配布依頼データと、データ記憶手段32に記憶された前
記配布者データとを照合し、前記配布依頼に基づく配布
作業を実施するのに適した配布業者を前記複数の配布業
者の中から選定する手段である。
【0067】検索手段33は、受注手段31が受信した
配布依頼データ中に抱き合わせ希望があることを示すデ
ータ(以下、「抱き合わせ希望データ」という)がある
場合と、抱き合わせ希望データがない場合とで異なる作
用を示す。
【0068】抱き合わせ希望データがない場合には、そ
の配布依頼データは、実質的に、配布物受発注システム
1における配布依頼データと同じであり、検索手段33
は、配布物受発注システム1における検索手段13と同
様の作用を示す。したがって、この場合の検索手段33
が示す作用の説明は省略する。
【0069】抱き合わせ希望データがある場合には、検
索手段33は、受注手段31が受信した抱き合わせ希望
のある複数の配布依頼データと、データ記憶手段32に
記憶された前記配布者データとを照合し、抱き合わせ希
望のある前記複数の依頼配布業者の中から抱き合わせが
成立する複数の依頼配布業者を選択して、これらの依頼
配布業者から成る抱き合わせグループを形成させ、その
抱き合わせグループに属する依頼配布業者の前記複数の
配布依頼データに基づく作業を実施するのに適した配布
業者を、その抱き合わせグループに属する依頼配布業者
の中から優先的に選定する。
【0070】前記抱き合わせグループを形成する方法
は、目的に応じて適宜決定することができる。
【0071】例えば、受注手段31に記憶された前記配
布依頼データに挙げられた配布条件特定事項中の諸条件
に対応して、前記依頼配布業者が配布を希望するチラシ
の種類が、他の依頼配布業者の配布可能なチラシの種類
に該当するか否か、前記依頼配布業者が配布を希望する
チラシの量が、依頼配布業者の配布可能な量の範囲内で
あるか否か、前記依頼配布業者が配布を希望する地域
が、依頼配布業者の配布可能な地域内であるか否か、及
び、前記依頼配布業者が配布を希望する日が、依頼配布
業者の配布可能な日に該当するか否か等をチェックし、
それぞれの項目において合致する複数の依頼配布業者を
選択して、これらの複数の依頼配布業者を1つの抱き合
わせグループとすることができる。
【0072】抱き合わせグループ内で、それに属する依
頼配布業者の前記複数の配布依頼データに基づく作業を
実施するのに適した配布業者を、その抱き合わせグルー
プに属する依頼配布業者の中から選定する方法として
は、目的に応じて適宜決定することができ、例えば、配
布物受発注システム1の検索手段13における方法と同
様の方法等を挙げることができる。
【0073】このようにして、検索手段33において
は、前記配布作業を実施するのに適した配布業者は、ま
ず、その抱き合わせグループに属する前記依頼配布業者
の中から優先的に選定される。そして、前記配布作業の
一部を実施するのに適した配布業者が、その抱き合わせ
グループに属する前記依頼配布業者の中にない場合に
は、その一部を実施するのに適した配布業者を、抱き合
わせ希望のある前記依頼配布業者以外の配布物受発注シ
ステム21に登録された前記配布業者の中から選定す
る。
【0074】前記複数の配布依頼に基づく作業を配布業
者に分担させる態様としては、様々に決定可能で、例え
ば、抱き合わせグループに属する配布業者がA社、B
社、及びC社の3社であった場合、A社の依頼に基づく
作業を二分割して、それぞれの作業分をB社及びC社に
担当させ、同様に、B社の依頼に基づく作業をA社及び
C社に担当させ、C社の依頼に基づく作業をA社及びB
社に担当させる態様、A社の依頼に基づく作業を全部B
社に担当させ、同様に、B社の依頼に基づく作業を全部
C社に担当させ、C社の依頼に基づく作業を全部A社に
担当させる態様、前記3社の配布依頼に基づく作業の一
部を、前記3社で分担し合い、残りの作業分を、前記抱
き合わせグループの属する3社以外の配布業者に担当さ
せる態様等を挙げることができる。
【0075】また、配布物受発注システム1の場合と同
様に、前記配布作業を実施するのに適した配布業者を選
定するに当たって、前記依頼配布業者がチラシの印刷も
依頼するのかどうかも重要な要素となる。したがって、
検出手段33は、前記発注者がチラシの印刷も依頼する
場合には、選定される配布業者として、チラシの配布作
業とチラシの印刷作業とを同時に請け負うことのできる
配布業者を最優先に選定するが、そのような配布業者が
ない場合には、チラシの配布作業とチラシの印刷作業と
を分離して、それぞれの作業ごとに適した配布業者を別
々に選定することもできる。
【0076】なお、配布物受発注システム21が指定す
る所定期間内に、中央管理装置30が抱き合わせ希望デ
ータを有する複数の配布依頼データを受信しない場合、
又は、中央管理装置30が抱き合わせ希望データを有す
る複数の配布依頼データを受信した場合であっても、そ
れらの配布依頼データに示された条件に適合する配布業
者が、その複数の配布依頼データを送信した配布業者の
中にないときには、抱き合わせは成立しない。この場合
には、抱き合わせ希望データのある配布依頼データを送
信した配布業者が使用する配布者端末装置23に、抱き
合わせは成立しないことが発注手段34により通知され
る。
【0077】発注手段34は、検索手段33によって前
記複数の配布依頼に基づく作業を担当する配布業者とし
て選定された配布業者(以下、「選定配布業者」とい
う)が使用する配布者端末装置23に、その選定配布業
者が担当する作業の依頼の内容を送信し、その依頼の内
容を受けたすべての前記選定配布業者からその依頼を受
諾するとの承諾通知を受信したときには、最終的に前記
内容での作業の依頼を前記選定配布業者が使用する配布
者端末装置23に送信し、前記依頼配布業者の一部又は
全部から前記配布依頼を受諾しないとの拒否通知を受信
した場合には、再度、検索手段13を作動させて、その
拒否通知を送信した選定配布業者が担当する予定であっ
た作業、又は、前記複数の配布依頼に基づく全作業を実
施するのに適した配布業者を新たに選定し、全選定配布
業者から前記の承諾通知が得られるまで上記の操作を繰
り返す。
【0078】登録受け付け手段35は、配布物受発注シ
ステム21を利用することのできる者の登録を受け付け
る手段であり、配布者端末装置23から送られる、中央
管理装置30への登録に必要な前記配布者に関する配布
者登録データを受信し、記憶する。
【0079】前記配布者登録データとしては、例えば、
データ記憶手段32に記憶された配布者データと同様に
することができる。このようにすると、登録希望者が配
布物受発注システム21に登録された後、この配布者登
録データをデータ記憶手段32に転送することによっ
て、この配布者登録データを前記配布者データとして使
用することができる。
【0080】登録要件記憶手段36は、中央管理装置3
0への前記登録希望者の登録を認めるか否かの基準とな
る登録要件を記憶する手段である。
【0081】前記登録要件としては、発注者の登録の可
否を判断することができる事項等を、登録受け付け手段
35に記憶された前記配布者登録データの内容に応じて
適宜決定することができ、例えば、登録希望者の業種、
及び配布能力等を挙げることができる。
【0082】審査手段37は、登録受け付け手段35に
記憶された前記配布者登録データが、登録要件記憶手段
36に記憶された登録要件を具備するか否かを判断し、
前記配布者の配布者登録データが前記登録要件を具備す
ると判断された場合には、前記配布者が使用する配布者
端末装置3にID番号及びパスワードを送信し、前記配
布者の配布者登録データが前記登録要件を具備しないと
判断された場合には、前記配布者が使用する配布者端末
装置3に登録が不可であることの通知を送信する手段で
ある。
【0083】前記客先データが前記登録要件を具備する
か否かを判断する方法は、目的に応じて適宜決定するこ
とができる。たとえば、前記登録要件が、登録を認める
業種であるときは、前記配布者登録データとして記憶さ
れた登録希望者の業種が、前記登録要件として記憶され
た業種の一つに一致したときは、前記登録者の配布者登
録データが前記登録要件を具備すると判断され、前記配
布者登録データとして記憶された登録希望者の業種が、
前記登録要件として記憶された業種の一つに一致しない
ときは、前記登録希望者の配布者登録データが前記登録
要件を具備しないと判断される。
【0084】前記ID番号及びパスワードとしては、中
央管理装置30がその発注者を特定することができれば
特に制限はなく、例えば、配布物受発注システム1にお
いて使用されるID番号及びパスワード等と同様にする
ことができる。
【0085】選別手段38は、配布者端末装置23から
前記ID番号及びパスワードを受信した場合にのみ、検
索手段33による検索を実行させる手段である。選別手
段38は、審査手段37によって登録が認められた配布
者に送信されたすべてのID番号及びパスワードをすべ
て記憶する認証データ領域を有しており、受注手段31
が配布者端末装置23から受信し、記憶した配布依頼デ
ータ中の「ID番号」及び「パスワード」欄に入力され
たデータと一致するデータが、前記認証データ領域に記
憶されたID番号及びパスワードの中にあるか否かを調
査し、前記「ID番号」及び「パスワード」欄に入力さ
れたデータと一致するデータが、前記認証データ領域に
記憶されたID番号及びパスワードの中にある場合にの
み検索手段13による検索を実行させ、前記「ID番
号」及び「パスワード」欄に入力されたデータと一致す
るデータが、前記認証データ領域に記憶されたID番号
及びパスワードの中にない場合、又は前記「ID番号」
及び「パスワード」欄に名号が入力されていない場合等
には、検索手段33による検索を行わず、配布依頼を受
け付けないことの通知を前記配布者端末装置23に送信
する。したがって、配布業者は、正規のID番号及びパ
スワードを前記配布依頼データ中に入力して中央管理装
置30に送信しない限り、配布物受発注システム21を
利用することはできない。つまり、配布者が配布物受発
注システム21を利用するときには、必ず中央管理装置
30への事前の登録を必要とする。
【0086】さらに、選別手段38は、前記「ID番
号」及び「パスワード」欄に入力されたデータと一致す
るデータが、前記認証データ領域に記憶されたID番号
及びパスワードの中にある場合には、前記配布依頼デー
タ中に前記配布者特定事項の入力されていなくても、検
索手段33による検索を実行させる。したがって、前記
配布者は、配布依頼をするときには、前記ID番号及び
パスワードを入力さえすれば、氏名及び住所等のその他
の前記発注者特定事項を入力する必要がない。つまり、
前記配布者は、初めに中央管理装置30に登録をして、
ID番号及びパスワードを取得すれば、それ以降は、氏
名及び住所等のその他の前記依頼配布者特定事項を入力
するという煩雑な操作をすることなく、配布物受発注シ
ステム21を利用することができる。
【0087】以上の構成を有する配布物受発注システム
21の作用を、図7に示した流れ図を用いながら説明す
る。
【0088】配布物受発注システム21の作用は、図7
に示された「新規、既登録?」、「登録受け付け」、
「審査」、「ID番号、PW送信」、「登録拒絶」、配
布依頼」、「ID番号、PW」、及び「受け付け拒絶」
については、配布物受発注システム1の作用の場合と同
様である。
【0089】図7に示された「ID番号、PW」の作用
に対応して、中央管理装置10の選別手段38が、受注
手段31に記憶された前記配布依頼データ中の「ID番
号」及び「パスワード」が、選別手段38の前記認証デ
ータ領域に記憶されたID番号及びパスワードの中にあ
ると判断した場合には、検索手段33に検索を開始させ
る。
【0090】選別手段38による実効開始の指示を受け
て、検索手段33は、受信手段31に記憶された前記配
布依頼データ中に、抱き合わせ希望データがあるか否か
を判断する。配布物受発注システム21は、抱き合わせ
希望データがない場合には、それ以降、配布物受発注シ
ステム1と同様に作用し、抱き合わせ希望データがある
場合には、以下のように作用する。
【0091】検索手段33は、前述のように、受注手段
31が受信した抱き合わせ希望のある複数の配布依頼デ
ータと、データ記憶手段32に記憶された前記配布者デ
ータとを照合し、抱き合わせ希望のある前記複数の依頼
配布業者の中から抱き合わせが成立する複数の依頼配布
業者を選択し、これらの依頼配布業者から成る抱き合わ
せグループを形成させる。その抱き合わせグループに属
する依頼配布業者の前記複数の配布依頼データに基づく
作業を実施するのに適した配布業者を、その抱き合わせ
グループに属する依頼配布業者の中から優先的に選定す
る。
【0092】発注手段34は、前記各配布業者の使用す
る配布者端末装置3に、その配布業者が担当する作業に
ついての配布依頼を送信する。前記各配布業者は、その
配布依頼を請け負うか否かの通知を、配布者端末装置3
から中央管理装置30の発注手段34に送信する。発注
手段34は、前記配布業者のすべてから承諾通知を受信
したときには、前記各配布業者に最終的に前記配布依頼
の発注を、前記各配布業者が使用する配布者端末装置3
に送信し、前記配布業者の一部又は全部から拒否通知を
受信したときには、前記と同様の操作を行い、新たに前
記各配布業者の作業分を決定し、前記配布業者のすべて
から承諾通知が得られるまで前記操作を繰り返す。
【0093】以上により、チラシ配布の受発注が成立す
る。これにより、前記各依頼配布業者は、抱き合わせグ
ループに属する他の配布業者、及び自己の配布依頼を請
け負ったその他の配布業者の名称、所在地、及び電話番
号等を知ることができ、以下の手続を行うことが可能に
なる。
【0094】前記依頼配布業者自身がチラシを持ち込む
場合には、前記依頼配布業者は、その依頼配布業者の配
布依頼に基づく作業を請け負った配布業者に、その配布
業者が担当する枚数分のチラシを送付する。
【0095】また、前記依頼配布業者がチラシの印刷も
依頼するときには、前記依頼配布業者は、その依頼配布
業者の印刷依頼に対応した作業のうちのチラシ印刷を実
施する配布業者に、版下又は印刷用プログラム等を送付
する。前記配布依頼に対応した作業のうちのチラシ配布
を実施する配布業者と前記配布依頼に対応した作業のう
ちのチラシ印刷を実施する配布業者とが異なる場合に
は、前記チラシ印刷を実施する配布業者は、チラシを印
刷した後、そのチラシを、前記チラシ配布を実施する配
布業者に送付する。
【0096】前記チラシ配布を実施する配布業者は、そ
の配布作業を実施し、その終了報告又は中間報告等を配
布者端末装置23から中央管理装置30の発注手段34
に送信し、発注手段34は、前記報告等を前記依頼配布
業者が使用する配布者端末装置23に送信する。
【0097】前記配布業者の料金の支払いは、前記配布
業者及び他の配布業者の条件に適合する限り任意の方法
で可能であり、例えば、中央管理装置30の発注手段3
4から前記作業の終了報告を受けた後に、銀行振込等の
より支払うことができる。
【0098】また、配布物受発注システム2において
は、配布閉め日を設け、配布閉め日ごとに抱き合わせグ
ループの作成、配布依頼の処理及び料金支払い等を管理
すると効率的である。
【0099】この発明に係る配布物受発注方法について
も、図2又は図7に示した流れ図等に従って、上記に示
した通りにして実施することができる。
【0100】
【発明の効果】この発明に係る配布物受発注システム及
び配布物受発注方法によると、チラシ等の配布物の配布
を依頼する者が、その配布の作業の目的に合った配布業
者を自動的に探し出すことができ、配布業者探しに要す
る労力を大幅に削減させることができる。
【0101】この発明にかかる配布物受発注システム及
び配布物受発注方法においては、登録される配布業者
は、すべて所定の登録要件を満たしているので、悪質な
業者は事前に排除されており、配布を依頼する者は安心
して発注することができる。配布を依頼する者は、配布
作業の終了報告又は中間報告を必要に応じて受けること
ができるので、自己が依頼した配布作業の進行状況を確
実に把握することができる。
【0102】同様に、配布を依頼する者についても所定
の要件を満たす者に限って依頼を受け付けることができ
るので、好ましくない配布物の配布作業を排除すること
ができ、配布業者も安心して配布依頼を受注することが
できる。
【0103】また、この発明に係る配布物受発注システ
ム及び配布物受発注方法では、チラシの印刷も配布依頼
と同時に依頼することができるので、チラシの印刷を要
するときには、配布及び印刷を行う業者を同時に探すこ
とができ、さらに効率的である。
【0104】さらに、この発明に係る配布物受発注シス
テム及び配布物受発注方法を利用すると、複数の配布業
者が互いの配布物を分担し合って配布することが可能に
なるので、1社のみでは配布能力が足りないことから請
け負えない仕事を請け負うことができるようになって、
企業収益を挙げることができ、また、1社のみで配布す
るよりも広範囲に配布することができるようになり、配
布に要する労力の軽減及び人件費の削減等を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、配布物受発注システム1のハードウエ
ア構成図である。
【図2】図2は、配布物受発注システム1の作用を示し
た流れ図である。
【図3】図3は、配布物受発注システム1において、客
先端末装置2の画面上に現れる新規登録用ページの一例
である。
【図4】図4は、配布物受発注システム1において、客
先端末装置2の画面上に現れる配布依頼用ページの一例
である。
【図5】図5は、配布物受発注システム1において、客
先端末装置2の画面上に現れる中間報告の一例である。
【図6】図6は、配布物受発注システム21のハードウ
エア構成図である。
【図7】図7は、配布物受発注システム21の作用を示
した流れ図である。
【符号の説明】
1・・配布物受発注システム、2・・客先端末装置、3
・・配布者端末装置、4・・ネットワーク、10・・中
央管理装置、11・・受注手段、12・・データ記憶手
段、13・・検索手段、14・・発注手段、15・・登
録受け付け手段、16・・登録要件記憶手段、17・・
審査手段、18・・選別手段、21・・配布物受発注シ
ステム、23・・配布者端末装置、30・・中央管理装
置、31・・受注手段、32・・データ記憶手段、33
・・検索手段、34・・発注手段、35・・登録受け付
け手段、36・・登録要件記憶手段、37・・審査手
段、38・・選別手段、

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配布物の配布を依頼する発注者が使用す
    る客先端末装置と、配布物を配布する複数の配布業者が
    それぞれ使用する複数の配布者端末装置と、該客先端末
    装置及び該複数の配布者端末装置にネットワークで接続
    される中央管理装置とを有して成り、 前記中央管理装置は、前記複数の配布業者に関する配布
    者データを記憶するデータ記憶手段と、 前記客先端末装置から送信される前記発注者による配布
    依頼データを受信し、記憶する受注手段と、 該受注手段が受信した前記配布依頼データと前記データ
    記憶手段に記憶された配布者データとを照合し、前記配
    布依頼データに基づく作業を実施するのに適した配布業
    者を前記複数の配布業者の中から選定する検索手段と、 該検索手段によって選定された配布業者が使用する前記
    配布者端末装置に、前記発注者からの配布依頼データに
    基づく配布依頼を送信する発注手段とを有することを特
    徴とする配布物受発注システム。
  2. 【請求項2】 前記中央管理装置は、前記客先端末装置
    から送られる、前記中央管理装置への登録に必要な前記
    発注者に関する客先データを受信し、記憶する登録受け
    付け手段と、 前記中央管理装置への前記発注者の登録を認めるか否か
    の基準となる登録要件を記憶する登録要件記憶手段と、 前記登録受け付け手段に記憶された前記客先データが前
    記登録要件記憶手段に記憶された登録要件を具備するか
    否かを判断し、前記発注者の客先データが前記登録要件
    を具備すると判断された場合には、前記発注者が使用す
    る前記客先端末装置にID番号及びパスワードを送信
    し、前記発注者の客先データが前記登録要件を具備しな
    いと判断された場合には、前記発注者が使用する前記客
    先端末装置に登録が不可であることの通知を送信する審
    査手段を有する請求項1に記載の配布物受発注システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記中央管理装置は、前記客先端末装置
    から前記ID番号及びパスワードを受信した場合にの
    み、前記検索手段による検索を実行させる選別手段を有
    する請求項2に記載の配布物受発注システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の配布業者の配布業務に関する
    所定のデータは、発注者特定事項、配布条件特定事項、
    印刷条件特定事項、及び料金条件特定事項である請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の配布物受発注システム。
  5. 【請求項5】 配布物を配布する複数の配布業者がそれ
    ぞれ使用する複数の配布者端末装置と、該複数の配布者
    端末装置にネットワークで接続される中央管理装置とを
    有して成り、 前記中央管理装置は、前記複数の配布業者に関する配布
    者データを記憶するデータ記憶手段と、 前記配布者端末装置から送信された複数の前記配布業者
    からの複数の配布依頼データを受信し、記憶する受注手
    段と、 前記複数の配布依頼データと前記配布者データとを照合
    し、前記複数の配布依頼データに基づく作業を実施する
    のに適した配布業者を、前記複数の配布依頼データを送
    信した前記複数の配布業者の中から優先的に選定する検
    索手段と、 該検索手段によって選定された配布業者が使用する前記
    配布者端末装置に、前記配布依頼データに基づく配布依
    頼を送信する発注手段とを有することを特徴とする配布
    物受発注システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の配布業者の配布業務に関する
    所定のデータは、発注者特定事項、配布条件特定事項、
    印刷条件特定事項、及び料金条件特定事項である請求項
    5に記載の配布物受発注システム。
  7. 【請求項7】 配布物の配布を依頼する発注者が使用す
    る客先端末装置と、配布物を配布する複数の配布業者が
    それぞれ使用する複数の配布者端末装置とをネットワー
    クで中央管理装置に接続し、前記発注者によって前記客
    先端末装置から送信された配布依頼データを受信した前
    記中央管理装置が、前記配布依頼データと前記中央管理
    装置に記録された前記複数の配布業者に関する配布者デ
    ータとを照合することにより、前記配布依頼データに基
    づく作業を実施するのに適した配布業者を前記複数の配
    布業者の中から選定する検索作業を行い、その選定され
    た配布業者が使用する前記配布者端末装置に、前記発注
    者からの配布依頼データに基づく配布依頼を送信するこ
    とを特徴とする配布物受発注方法。
  8. 【請求項8】 前記中央管理装置は、前記客先端末装置
    から送信された、前記中央管理装置への登録に必要な前
    記発注者に関する客先データを受信し、その客先データ
    が、前記中央管理装置に記憶された登録要件を具備する
    か否かを判断し、前記発注者の客先データが前記登録要
    件を具備すると判断された場合には、前記発注者が使用
    する前記客先端末装置にID番号及びパスワードを送信
    し、前記発注者の客先データが前記登録要件を具備しな
    いと判断された場合には、前記発注者が使用する前記客
    先端末装置に登録が不可であることの通知を送信する請
    求項7に記載の配布物受発注方法。
  9. 【請求項9】 前記中央管理装置は、前記客先端末装置
    から前記ID番号及びパスワードを受信した場合にの
    み、前記検索作業を実行する請求項8に記載の配布物受
    発注方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の配布業者の配布業務に関す
    る所定のデータは、発注者特定事項、配布条件特定事
    項、印刷条件特定事項、及び料金条件特定事項である請
    求項7〜9のいずれか1項に記載の配布物受発注方法。
  11. 【請求項11】 配布物を配布する複数の配布業者がそ
    れぞれ使用する複数の配布者端末装置をネットワークで
    中央管理装置に接続し、前記配布業者によって前記配布
    者端末装置から送信された複数の配布依頼データを受信
    した前記中央管理装置が、前記複数の配布依頼データと
    前記中央管理装置に記録された前記複数の配布業者に関
    するデータとを照合することにより、前記複数の配布依
    頼データに基づく作業を実施するのに適した配布業者を
    前記複数の配布依頼データを送信した配布業者の中から
    優先的に選定する検索作業を行い、その選定された配布
    業者が使用する前記配布者端末装置に、前記配布依頼デ
    ータに基づく配布依頼を送信することを特徴とする配布
    物受発注方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の配布業者の配布業務に関す
    る所定のデータは、発注者特定事項、配布条件特定事
    項、印刷条件特定事項、及び料金条件特定事項である請
    求項11に記載の配布物受発注方法。
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