JP2004021354A - 共同受発注システム及びそのサーバシステム並びに方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信用や体力の少ない企業の市場参加を容易にする共同受発注システムを提供する。
【解決手段】仲介者サーバシステム102が提示した納期までの、受注者クライアントシステム103−1〜103−Nの各受注者からの納品総数をU、予定総受注量をnとすると、発注量がTiの発注者iは(U/n)×Tiの数量の製品を受け取る旨を、仲介者サーバシステム102が算出する。発注者クライアントシステム104−1〜104−Mの各発注者は、仲介者サーバシステム102が提示した納期までに受け取った数量分の支払いを行う。受注者jが納期までに仲介者に納めた製品数をSj、期日までに発注者から仲介者に支払われた金額の総額をV、仲介者の利益率をαとすると、受注者jは約束した期日までにV×(1−α)×Sj/nの金額の支払いを受ける旨を、仲介者サーバシステム102が算出する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、共同受発注システム及びそのサーバシステム並びに方法に関し、より詳しくは、複数の受注者および複数の発注者の間を取り持ち、受発注の仲介をする業務におけるリスク管理に好適な、共同受発注システム及びそのサーバシステム並びに方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、受発注において、受注者が納期までに製品を納品できない場合、そのリスクは発注者が負うことになる。また、発注者が請求日までに契約金を支払えない場合、そのリスクは受注者が負うことになる。従来の一対一の受注者・発注者のやり取りでは、このようなリスクは直接的に受注者および発注者が負うことになり、その結果、中小企業のような大企業に比して信用や体力の少ない企業は、低い製品価格のみをもって大企業と対等に競争することが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の受発注においては、発注者が受注者から納期までに所定の数量の製品を受け取れないリスク、および受注者が発注者から請求日までに所定の契約金を支払ってもらえないリスクが存在する。
【0004】
このため、信用や体力の少ない企業は市場に容易には参加し難いという解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、信用や体力の少ない企業の市場参加を容易にする共同受発注システム及びそのサーバシステム並びに方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の共同受発注システムは、通信ネットワークに接続されており受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供するためのサーバシステムと、前記通信ネットワークを介して前記サーバシステムにアクセス可能な、受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステム及び発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムとを有する共同受発注システムであって、前記サーバシステムは、前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録手段と、前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録手段と、前記受注者登録手段によって登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理手段と、前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記総数処理手段によって保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理手段と、前記発注者登録手段によって登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理手段と、前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記総額処理手段によって保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明の共同受発注システムのサーバシステムは、受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステム及び発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムにより、通信ネットワークを介してアクセス可能であり、受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供するための共同受発注システムのサーバシステムであって、前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録手段と、前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録手段と、前記受注者登録手段によって登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理手段と、前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記総数処理手段によって保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理手段と、前記発注者登録手段によって登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理手段と、前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記総額処理手段によって保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
ここで、前記サーバシステムは、前記納品可能数処理手段によって保持された納品可能数を、前記発注者登録手段によって登録された発注者の発注者クライアントシステムに報知する納品可能数報知手段をさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0009】
また、前記サーバシステムは、前記支払い可能額処理手段によって保持された支払い可能額を、前記受注者登録手段によって登録された受注者の受注者クライアントシステムに報知する支払い可能額報知手段をさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0010】
また、前記総数処理手段は、前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、納期までに納品された前記製品の納品数を保持する納品数保持手段と、該納品数保持手段によって保持された納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する納品総数処理手段とを有し、前記サーバシステムは、前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記納品数保持手段によって保持された納品数のチェックを行い、前記製品が納期までに納品されたか否かを判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0011】
さらに、前記総額処理手段は、前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額を保持する支払い額保持手段と、該支払い額保持手段によって保持された支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する支払い総額処理手段とを有し、前記サーバシステムは、前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記支払い額保持手段によって保持された支払い額のチェックを行い、前記製品の支払い額が支払い期日までに支払われたか否かを判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0012】
また、上記目的を達成するために、本発明の共同受発注方法は、受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステムと発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムとが、通信ネットワークを介してサーバシステムにアクセス可能であり、該サーバシステムによって受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供する共同受発注方法であって、前記サーバシステムにより、前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録ステップと、前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録ステップと、前記受注者登録ステップにおいて登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理ステップと、前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、前記総数処理ステップにおいて保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理ステップと、前記発注者登録ステップにおいて登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理ステップと、前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、前記総額処理ステップにおいて保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理ステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】
ここで、前記サーバシステムにより、前記納品可能数処理ステップにおいて保持された納品可能数を、前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者の発注者クライアントシステムに報知する納品可能数報知ステップをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0014】
また、前記サーバシステムにより、前記支払い可能額処理ステップにおいて保持された支払い可能額を、前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者の受注者クライアントシステムに報知する支払い可能額報知ステップをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0015】
また、前記総数処理ステップは、前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、納期までに納品された前記製品の納品数を保持する納品数保持ステップと、該納品数保持ステップにおいて保持された納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する納品総数処理ステップとを有し、前記サーバシステムにより、前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、前記納品数保持ステップにおいて保持された納品数のチェックを行い、前記製品が納期までに納品されたか否かを判定する判定ステップをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0016】
さらに、前記総額処理ステップは、前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額を保持する支払い額保持ステップと、該支払い額保持ステップにおいて保持された支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する支払い総額処理ステップとを有し、前記サーバシステムより、前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、前記支払い額保持ステップにおいて保持された支払い額のチェックを行い、前記製品の支払い額が支払い期日までに支払われたか否かを判定する判定ステップをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0017】
以上のように本発明では、同一仕様の製品の受発注において、複数の受注者および複数の発注者を集い、仲介者を立てる。仲介者はサーバシステムの処理により、複数の受注者が納期までに収めた製品を複数の発注者に分配し、複数の発注者が請求日までに支払った契約金を複数の受注者に分配する。またより多くの受注者および発注者を募るために、通信ネットワークとして、インターネット、デジタル放送、電話などのインタラクティブな通信サービスの利用が好適である。
【0018】
以上の構成により、受注者が納期までに製品を納品できないリスクおよび発注者が請求日までに契約金を支払えないリスクを緩和することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。
【0020】
(システム構成)
図1は、本実施形態の共同受発注システムの説明図である。図1において、共同受発注システム101は、仲介者サーバシステム102、1以上の受注者クライアントシステム103−1〜103−N、1以上の発注者クライアントシステム104−1〜104−M、通信ネットワーク111を含む。
【0021】
受注者クライアントシステム103−1〜103−Nは、製品の受注と納品を行う受注者のパーソナル・コンピュータ(以下、PCと呼ぶ)等であり、ブラウザおよびメーラ等を搭載している。各受注者は受注者クライアントシステム103−1〜103−Nのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイトにアクセスし、以下で詳述されるが、図1における受注情報108を送信し仲介者サーバシステム102に各自の情報を登録し、共同受発注システム101のサービスを利用する。
【0022】
発注者クライアントシステム104−1〜104−Mは、製品の発注と購入を行う発注者のPC等であり、ブラウザおよびメーラ等を搭載している。各発注者は発注者クライアントシステム104−1〜104−Mのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイトにアクセスし、以下で詳述されるが、図1における発注情報110を送信し仲介者サーバシステム102に各自の情報を登録し、共同受発注システム101のサービスを利用する。
【0023】
通信ネットワーク111は、仲介者サーバシステム102および上述の各クライアントシステム等を接続する。通信ネットワーク111としては、インターネット等が好適であり、データの送受信にはTCP/IP(transmission controlprotocol/internet protocol )、HTTP(hypertext transfer protocol)、SMTP(simple mail transfer protocol)、FTP(file transfer protocol)等通常のプロトコルを使用すればよい。
【0024】
仲介者サーバシステム102は、共同受発注システム101のサービスを提供する仲介者によって管理運営されるコンピュータシステムで、上記各クライアントシステムからの問い合わせに応じて、保持しているデータへのアクセスとデータ処理、各クライアントシステムへのサービスを行う。本実施形態の仲介者サーバシステム102は、CPU102a、サーバエンジン102b等を有し、外部へ公開するWEBサイト102cが構築されている。また、記憶装置に構築されている受注情報データベース(database;以下DB)105および発注情報DB106にアクセス可能である。
【0025】
CPU102aは、仲介者サーバシステム102全体の制御を行う。
【0026】
WEBサイト102cは、仲介者が提供するWEBコンテンツであり、それを構成する各WEBページのデータから成る。WEBページはHTML(Hyper TextMarkup Language)またはXML(extensible markup language)等の言語で記載されたテキスト形式のドキュメントである。
【0027】
サーバエンジン102bは仲介者サーバシステム102で実行される制御プログラムであり、各クライアントシステムのブラウザから送信されるURL(uniform resource locators)で指定されたWEBページにアクセスするためのHTTP要求の受信処理、データベース処理およびその他の制御を行う。
【0028】
図2は、受注情報DB105の構成図である。受注情報DB105は、受注募集情報105a、受注情報テーブル105b、受注者ブラックリスト105c等を保持する。受注募集情報105aは、共同受発注システム101のサービスを利用する受注者を募るための情報であり、WEBサイト102c上で提示される。受注情報テーブル105bは、以下で詳述されるが、図1における各受注者からの受注情報108に基づき更新される。受注者ブラックリスト105cは、取引停止対象の受注者のリストである。
【0029】
図3は、発注情報DB106の構成図である。発注情報DB106は、発注募集情報106a、発注情報テーブル106b、発注者ブラックリスト106c等を保持する。発注募集情報106aは、共同受発注システム101のサービスを利用する発注者を募るための情報であり、WEBサイト102c上で提示される。発注情報テーブル106bは、以下で詳述されるが、図1における各発注者からの発注情報110に基づき更新される。受注者ブラックリスト106cは、取引停止対象の発注者のリストである。
【0030】
(動作説明)
上述のシステム構成において、以下、図1〜図3を用いて、本実施形態における共同受発注システム101の動作を説明する。
【0031】
仲介者は、仲介者サーバシステム102によりインターネット上に公開したWEBサイト102cに、図2に示す受注募集情報105aを提示して受注者を複数募る。受注募集情報105aは、図2に示すように製品仕様A、納期B、価格C、支払い期日D、1受注者あたりの受注数量Sから構成される。
【0032】
各受注者は受注者クライアントシステム103−1〜103−Nのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし受注募集情報105aを閲覧する。そして受注者は、受注募集情報105aに係る製品仕様Aの製品を受注希望する場合、ブラウザから受注情報108を仲介者サーバシステム102へ送信し、各自の情報を登録し共同受発注システム101のサービスを利用したい旨を報知する。
【0033】
受注情報108は、図1に示すように受注者情報108a、その他情報108b等を含む。受注者情報108aは受注者特定が可能な受注者にユニークな情報で、例えば受注者クライアントシステムのIPアドレス、受注者の連絡先等である。
【0034】
仲介者サーバシステム102は受注情報108を受信すると、それに基づき受注情報テーブル105bを更新する。例えば、受注情報テーブル105bに既にj−1人分の受注情報が登録済みの場合、受注情報108はj番目に登録される情報のため、受注者IDが「受注者j」の受注者jレコード105dに、その受注者情報108aが登録される。同時に受注者数レコード105eがインクリメント(+1)され、総受注数レコード105fが更新される。
【0035】
仲介者サーバシステム102は、インターネット上に公開したWEBサイト102cを用いて受注者数レコード105eがNに達するまで、受注者を募集する。図2の受注情報テーブル105bは、このようにして集まった受注者数がN(受注者数レコード105eがN)の場合を示している。
【0036】
また仲介者は、仲介者サーバシステム102によりインターネット上に公開したWEBサイト102cに、図2に示す発注募集情報106aを提示して発注者を複数募る。発注募集情報106aは、図3に示すように製品仕様A、受注者の納期よりbだけ後にした納期「B+b」、受注者の価格に手数量を上乗せした価格「C+手数料」、受注者への支払い期日よりdだけ前に設定した支払い期日「D−d」から構成される。
【0037】
各発注者は発注者クライアントシステム104−1〜104−Mのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし発注募集情報106aを閲覧する。そして発注者は、発注募集情報106aに係る製品仕様Aの製品を発注希望する場合、ブラウザから発注情報110を仲介者サーバシステム102へ送信し、各自の情報を登録し共同受発注システム101のサービスを利用したい旨を報知する。
【0038】
発注情報110は、図1に示すように発注者情報110a、発注数110b、その他情報等を含む。発注者情報110aは発注者特定が可能な発注者にユニークな情報で、例えば発注者クライアントシステムのIPアドレス、発注者の連絡先等である。発注数110bは発注者の製品購入希望数である。
【0039】
仲介者サーバシステム102は発注情報110を受信すると、それに基づき発注情報テーブル106bを更新する。例えば、発注情報テーブル106bに既にi−1人分の発注情報が登録済みの場合、発注情報110はi番目に登録される情報のため、発注者IDが「発注者i」の発注者iレコード106dに、その発注者情報110a、発注数110bの値Tiが登録される。同時に発注者数レコード106eがインクリメント(+1)され、総発注数レコード106fの値Tが更新される。
【0040】
仲介者サーバシステム102は、インターネット上に公開したWEBサイト102cを用いて総発注数レコード106fが総受注数レコード105fに達するまで、発注者を募集する。図2の発注情報テーブル106bは、総発注数レコード106fのTが総受注数レコード105fのS×Nに達するまでに集まった発注者数がM(発注者数レコード106eがM)の場合を示している。
【0041】
仲介者は不図示の端末から、受注者に提示した納期Bまでに納品された受注者IDが受注者j(1≦j≦N)の納品数Sjを仲介者サーバシステム102に入力し、受注情報テーブル105bの受注者jレコード105dにその納品数Sjを登録する。同時に仲介者サーバシステム102は、納品数Sjの総和である納品総数レコード105gの値Uを更新する。
【0042】
仲介者サーバシステム102は、納期Bまでに算出された納品総数レコード105gのUを各発注者の発注数に応じて振り分け、仲介者はその振り分け結果に応じた数の製品を発注者に提示した納期「B+b」までに各発注者に納める。
【0043】
すなわち、仲介者サーバシステム102は、発注者IDが発注者i(1≦i≦M)の納品可能数Li(=(U/(S×N))×Ti)を算出し、発注情報テーブル106bの発注者iレコード106dにその納品可能数Liを登録する。発注者IDが発注者iの発注者は発注者クライアントシステムのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし発注情報テーブル106bの納品可能数Liを閲覧できる。同様に仲介者は、仲介者サーバシステム102の不図示の端末のブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし発注情報テーブル106bの納品可能数Liを確認し、それに応じた数の製品を納期「B+b」までに、発注者IDが発注者iの発注者に納める。
【0044】
また、仲介者サーバシステム102は、受注情報テーブル105bの納品数Sjをチェックし、納期Bまでに納品できなかった受注者jレコード105dを受注者ブラックリスト105cに登録し、受注者IDが受注者jの受注者については、今後の取引を停止する。
【0045】
発注者は、仲介者から指定された納期「B+b」までに受け取った製品のその数量分の支払いを行う。仲介者は、発注者に提示した支払い期日「D−d」までに支払われた発注者IDが発注者i(1≦i≦M)の支払い額Piを仲介者サーバシステム102に入力し、発注情報テーブル106bの発注者iレコード106dにその支払い額Piを登録する。同時に仲介者サーバシステム102は、支払い額Piの総和である支払い総額レコード106gの値Vを更新する。
【0046】
仲介者サーバシステム102は、支払い期日「D−d」までに算出された支払い総額レコード106gのVを各受注者の納品数に応じて振り分け、仲介者はその振り分け結果に応じた金額を受注者に提示した支払い期日Dまでに各受注者に支払う。
【0047】
すなわち、仲介者サーバシステム102は、仲介者の利益率をαとした場合、発注者IDが発注者j(1≦j≦N)の支払い可能数Fj(=V×(1−α)×Sj/(S×N))を算出し、受注情報テーブル105bの受注者jレコード105dにその支払い可能数Fjを登録する。受注者IDが受注者jの受注者は受注者クライアントシステムのブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし受注情報テーブル105bの支払い可能数Fjを閲覧できる。同様に仲介者は、仲介者サーバシステム102の不図示の端末のブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし受注情報テーブル105bの支払い可能数Fjを確認し、それに応じた金額を支払い期日Dまでに、受注者IDが受注者jの受注者に支払う。
【0048】
また、仲介者サーバシステム102は、発注情報テーブル106bの支払い額Piをチェックし、支払い期日「D−d」までに全額((C+手数料)×Li)支払いできていない場合、即ちPi<((C+手数料)×Li)の場合、発注者iレコード106dを発注ブラックリスト106cに登録し、発注者IDが発注者jiの発注者については、今後の取引を停止する。仲介者は支払いができていない発注者を特定しペナルティを課したい場合、仲介者サーバシステム102の不図示の端末のブラウザを使用して、仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスし発注ブラックリスト106cを確認することで、それに登録されている発注者を特定できる。
【0049】
(仲介者サーバシステム処理)
上記のシステム構成において、上述した本実施形態の共同受発注システム101における仲介者サーバシステム102の処理手順を以下、上述の図1〜3と合わせて図4〜6のフローチャートを用いて説明する。
【0050】
図4の処理手順は、仲介者サーバシステム102の受注者発注者登録処理の内容を示し、図5の処理手順は、仲介者サーバシステム102の納品数処理の内容を示し、図6の処理手順は、仲介者サーバシステム102の支払い処理の内容を示す。図4〜6に示す処理手順は、仲介者サーバシステム102のCPU102aがサーバエンジン102bの制御プログラムを実行することにより行われる。また、各クライアントシステムからのページ送信要求、入力データ送信等のHTTP要求に対して、連携したデータベース処理その他のバックエンド・プログラムを処理するには、周知のCGI(common gateway interface)、SSI(server side include)等の技術を利用すればよい。
【0051】
図1に示すように、各受注者クライアントシステム103−1〜103−Nのブラウザから仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスがあり、受注募集情報105aの閲覧が要求されると、CPU102aは受注募集情報105aを提示するためのWEBページのデータを、要求のあった受注者クライアントシステムへ送信する(図中符号107)。そして受注募集情報105aを提示するWEBページを見た受注者が、受注募集情報105aに係る製品仕様Aの製品を受注希望する場合、受注者クライアントシステムのブラウザから受注情報108が仲介者サーバシステム102へ送信される。
【0052】
図4において、CPU102aは受注情報108を監視しておりそれを受信すると、受注者情報108aを基にその受注者が受注者ブラックリスト105cに登録されているか否かを判定する(ステップS400→S405)。CPU102aは、ブラックリスト対照の受注者である場合はその受注情報108を破棄し(ステップS405→スタート)、ブラックリスト対照外の受注者である場合は受注者数レコード105fをチェックし、受注情報108がN番目の受注者数か否かを判定する(ステップS405→S410)。
【0053】
CPU102aは、受注情報108がN番目の受注者数でないと判定した場合、例えば、受注情報テーブル105bに既にj−1人分の受注情報が登録済みの場合、受注者IDが「受注者j」の受注者jレコード105dに、その受注者情報108aを登録する。同時に受注者数レコード105eをインクリメントし、総受注数レコード105fを更新する(ステップS410→S420→スタート)。
【0054】
CPU102aは、受注情報108がN番目の受注者数であると判定した場合、受注情報テーブル105bに既にN−1人分の受注情報が登録済みなので、受注者IDが「受注者N」の受注者Nレコードに、その受注者情報108aを登録する。同時に受注者数レコード105eをインクリメントしてNとし、総受注数レコード105fをS×Nに更新し(ステップS410→S430)、処理をステップS440へ進める。
【0055】
図1に示すように、各発注者クライアントシステム104−1〜104−Mのブラウザから仲介者サーバシステム102が公開しているWEBサイト102cにアクセスがあり、発注募集情報106aの閲覧が要求されると、CPU102aは発注募集情報106aを提示するためのWEBページのデータを、要求のあった発注者クライアントシステムへ送信する(図中符号109)。そして発注募集情報106aを提示するWEBページを見た発注者が、発注募集情報106aに係る製品仕様Aの製品を購入望する場合、発注者クライアントシステムのブラウザから発注情報110が仲介者サーバシステム102へ送信される。
【0056】
再度図4のステップS440において、CPU102aは発注情報110を監視しておりそれを受信すると、発注者情報110aを基にその発注者が発注者ブラックリスト106cに登録されているか否かを判定する(ステップS440→S450)。CPU102aは、ブラックリスト対照の発注者である場合はその発注情報110を破棄し(ステップS450→S440)、ブラックリスト対照外の発注者である場合は総発注数レコード106fのTをチェックし、それが総受注数レコード105fのS×Nに達しているか否かを判定する(ステップS450→S460)。
【0057】
CPU102aは、総発注数レコード106fのTが総受注数レコード105fのS×Nに達していないと判定した場合に、例えば、発注情報テーブル106bに既にi−1人分の発注情報が登録済みの場合、発注者IDが「発注者i」の発注者iレコード106dに、発注情報110の発注者情報110a、発注数110bの値Tiを登録する。同時に発注者数レコード106eがインクリメント(+1)され、総発注数レコード106fの値Tが更新される(ステップS460→S470→S440)。
【0058】
CPU102aは、総発注数レコード106fのTが総受注数レコード105fのS×Nに達していると判定した場合に、受注情報テーブル105bに既にM−1人分の発注情報が登録済みの場合、発注者IDが「発注者M」の発注者Mレコードに、発注情報110の発注者情報110a、発注数110bの値Tiを登録する。同時に発注者数レコード106eをインクリメントしてMとし、総発注数レコード106fのTを更新する(ステップS460→S480→エンド)。
【0059】
次に図5において、CPU102aは納期Bと納品された受注者jの納品数Sjの入力とを監視しており、納品数Sjの入力を検知した場合、それを受注情報テーブル105bの受注者jレコード105dに登録する(ステップS500→S510→S520→スタート)。
【0060】
またCPU102aは、納期Bとなったことを検知した場合、受注情報テーブル105bの納品数Sjをチェックし、納期Bまでに納品できなかった受注者jレコード105dを受注者ブラックリスト105cに登録し(ステップS500→S510→S530)、処理をステップS540へ進める。
【0061】
ステップS540においてCPU102aは、受注情報テーブル105bの納品数Sjの総和である納品総数レコード105gの値Uを算出する。そしてCPU102aは、発注者iの納品可能数Li(=(U/(S×N))×Ti)を算出し、発注情報テーブル106bの発注者iレコード106dにその納品可能数Liを登録する(ステップS550)。
【0062】
ここでCPU102aは各発注者クライアントシステムからの納品可能数要求を監視しており、発注者iの発注者クライアントシステムのブラウザから、発注情報テーブル106bの納品可能数Liの閲覧が要求されると、納品可能数Liを提示するためのWEBページのデータを、発注者iの発注者クライアントシステムへ送信する(ステップS560→S570→S560、図1の符号109)。
【0063】
次に図6において、CPU102aは支払い期日「D−d」と支払われた発注者iの支払い額Piの入力とを監視しており、支払い額Piの入力を検知した場合、それを発注情報テーブル106bの発注者iレコード106dにその支払い額Piを登録する(ステップS600→S610→S620→スタート)。
【0064】
またCPU102aは、支払い期日「D−d」となったことを検知した場合、発注情報テーブル106bの支払い額Piをチェックし、支払い期日「D−d」までに全額((C+手数料)×Li)支払いできていない、即ちPi<((C+手数料)×Li)の発注者iレコード106を発注ブラックリスト106cに登録し(ステップS600→S610→S630)、処理をステップS640へ進める。
【0065】
ステップS640においてCPU102aは、発注情報テーブル106bの支払い額Piの総和である支払い総額レコード106gの値Vを算出する。そしてCPU102aは、仲介者の利益率をαとした場合、発注者jの支払い可能数Fj(=V×(1−α)×Sj/(S×N))を算出し、受注情報テーブル105bの受注者jレコード105dにその支払い可能数Fjを登録する。(ステップS650)。
【0066】
ここでCPU102aは各受注者クライアントシステムからの支払い可能額要求を監視しており、受注者jの受注者クライアントシステムのブラウザから、受注情報テーブル105bの支払い可能数Fjの閲覧が要求されると、支払い可能数Fjを提示するためのWEBページのデータを、受注者jの受注者クライアントシステムへ送信する(ステップS660→S670→S660、図1の符号107)。
【0067】
上述の実施形態は本発明の例示のために説明したが、上述の実施形態の他にも変形が可能である。その変形が特許請求の範囲で述べられている本発明の技術思想に基づく限り、その変形は本発明の技術的範囲内となる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、サーバシステムにより、受注者クライアントシステムから送信された製品の受注情報を受け付け、それに関連する受注者の情報を登録し、発注者クライアントシステムから送信された上記製品の発注情報を受け付け、それに関連する発注者の情報を登録し、登録された各受注者により納期までに納品された上記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持し、登録された発注者毎に、保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持し、登録された各発注者により支払い期日までに支払われた上記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持し、登録された受注者毎に、保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する。
【0069】
これにより、発注者が受注者から納期までに所定の数量の製品を受け取れないリスク、および受注者が発注者から請求日までに所定の契約金を支払ってもらえないリスクを緩和することが可能となる。
【0070】
この結果、信用や体力の少ない企業でも市場に参加することが容易となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の共同受発注システムの説明図である。
【図2】本発明の実施形態の受注情報DBの構成図である。
【図3】本発明の実施形態の発注情報DBの構成図である。
【図4】本発明実施形態の仲介者サーバシステムの受注者発注者登録処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明実施形態の仲介者サーバシステムの納品数処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明実施形態の仲介者サーバシステムの支払い処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 共同受発注システム
102 仲介者サーバシステム
102a CPU
102b サーバエンジン
102c WEBサイト
103−1〜103−N 受注者クライアントシステム
104−1〜104−M 発注者クライアントシステム
105 受注情報DB
105a 受注募集情報
105b 受注情報テーブル
105c 受注者ブラックリスト
105d 受注者jレコード
105e 受注者数レコード
105f 総受注数レコード
105g 納品総数レコード
106 発注情報DB
106a 発注募集情報
106b 発注情報テーブル
106c 発注者ブラックリスト
106d 発注者iレコード
106e 発注者数レコード
106f 総発注数レコード
106g 支払い総額レコード
108 受注情報
108a 受注者情報
110 発注情報
110a 発注者情報
110b 発注数
111 通信ネットワーク

Claims (15)

  1. 通信ネットワークに接続されており受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供するためのサーバシステムと、前記通信ネットワークを介して前記サーバシステムにアクセス可能な、受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステム及び発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムとを有する共同受発注システムであって、
    前記サーバシステムは、
    前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録手段と、
    前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録手段と、
    前記受注者登録手段によって登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理手段と、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記総数処理手段によって保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理手段と、
    前記発注者登録手段によって登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理手段と、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記総額処理手段によって保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理手段と
    を備えたことを特徴とする共同受発注システム。
  2. 請求項1に記載の共同受注システムにおいて、
    前記サーバシステムは、
    前記納品可能数処理手段によって保持された納品可能数を、前記発注者登録手段によって登録された発注者の発注者クライアントシステムに報知する納品可能数報知手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システム。
  3. 請求項1に記載の共同受注システムにおいて、
    前記サーバシステムは、
    前記支払い可能額処理手段によって保持された支払い可能額を、前記受注者登録手段によって登録された受注者の受注者クライアントシステムに報知する支払い可能額報知手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システム。
  4. 請求項1または2に記載の共同受注システムにおいて、
    前記総数処理手段は、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、納期までに納品された前記製品の納品数を保持する納品数保持手段と、
    該納品数保持手段によって保持された納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する納品総数処理手段とを有し、
    前記サーバシステムは、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記納品数保持手段によって保持された納品数のチェックを行い、前記製品が納期までに納品されたか否かを判定する判定手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システム。
  5. 請求項1または3に記載の共同受注システムにおいて、
    前記総額処理手段は、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額を保持する支払い額保持手段と、
    該支払い額保持手段によって保持された支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する支払い総額処理手段とを有し、
    前記サーバシステムは、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記支払い額保持手段によって保持された支払い額のチェックを行い、前記製品の支払い額が支払い期日までに支払われたか否かを判定する判定手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システム。
  6. 受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステム及び発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムにより、通信ネットワークを介してアクセス可能であり、受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供するための共同受発注システムのサーバシステムであって、
    前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録手段と、
    前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録手段と、
    前記受注者登録手段によって登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理手段と、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記総数処理手段によって保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理手段と、
    前記発注者登録手段によって登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理手段と、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記総額処理手段によって保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理手段と
    を備えたことを特徴とする共同受発注システムのサーバシステム。
  7. 請求項6に記載の共同受注システムのサーバシステムにおいて、
    前記納品可能数処理手段によって保持された納品可能数を、前記発注者登録手段によって登録された発注者の発注者クライアントシステムに報知する納品可能数報知手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システムのサーバシステム。
  8. 請求項6に記載の共同受注システムのサーバシステムにおいて、
    前記支払い可能額処理手段によって保持された支払い可能額を、前記受注者登録手段によって登録された受注者の受注者クライアントシステムに報知する支払い可能額報知手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システムのサーバシステム。
  9. 請求項6または7に記載の共同受注システムのサーバシステムにおいて、
    前記総数処理手段は、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、納期までに納品された前記製品の納品数を保持する納品数保持手段と、
    該納品数保持手段によって保持された納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する納品総数処理手段とを有し、
    前記サーバシステムは、
    前記受注者登録手段によって登録された受注者毎に、前記納品数保持手段によって保持された納品数のチェックを行い、前記製品が納期までに納品されたか否かを判定する判定手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システムのサーバシステム。
  10. 請求項6または8に記載の共同受注システムのサーバシステムにおいて、
    前記総額処理手段は、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額を保持する支払い額保持手段と、
    該支払い額保持手段によって保持された支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する支払い総額処理手段とを有し、
    前記サーバシステムは、
    前記発注者登録手段によって登録された発注者毎に、前記支払い額保持手段によって保持された支払い額のチェックを行い、前記製品の支払い額が支払い期日までに支払われたか否かを判定する判定手段
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注システムのサーバシステム。
  11. 受注者によって使用される複数の受注者クライアントシステムと発注者によって使用される複数の発注者クライアントシステムとが、通信ネットワークを介してサーバシステムにアクセス可能であり、該サーバシステムによって受注者及び発注者へ製品の受発注のサービスを提供する共同受発注方法であって、
    前記サーバシステムにより、
    前記受注者クライアントシステムから送信された前記製品の受注情報を受け付け、当該受け付けた受注情報に関連する受注者の情報を登録する受注者登録ステップと、
    前記発注者クライアントシステムから送信された前記製品の発注情報を受け付け、当該受け付けた発注情報に関連する発注者の情報を登録する発注者登録ステップと、
    前記受注者登録ステップにおいて登録された各受注者により納期までに納品された前記製品の納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する総数処理ステップと、
    前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、前記総数処理ステップにおいて保持された納品総数を分配した納品可能数を算出して保持する納品可能数処理ステップと、
    前記発注者登録ステップにおいて登録された各発注者により支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する総額処理ステップと、
    前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、前記総額処理ステップにおいて保持された支払い総額を分配した支払い可能額を算出して保持する支払い可能額処理ステップと
    を備えたことを特徴とする共同受発注方法。
  12. 請求項11に記載の共同受注方法において、
    前記サーバシステムにより、
    前記納品可能数処理ステップにおいて保持された納品可能数を、前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者の発注者クライアントシステムに報知する納品可能数報知ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注方法。
  13. 請求項11に記載の共同受注方法において、
    前記サーバシステムにより、
    前記支払い可能額処理ステップにおいて保持された支払い可能額を、前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者の受注者クライアントシステムに報知する支払い可能額報知ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注方法。
  14. 請求項11または12に記載の共同受注方法において、
    前記総数処理ステップは、
    前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、納期までに納品された前記製品の納品数を保持する納品数保持ステップと、
    該納品数保持ステップにおいて保持された納品数の総数から成る、納品総数を算出して保持する納品総数処理ステップとを有し、
    前記サーバシステムにより、
    前記受注者登録ステップにおいて登録された受注者毎に、前記納品数保持ステップにおいて保持された納品数のチェックを行い、前記製品が納期までに納品されたか否かを判定する判定ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注方法。
  15. 請求項11または13に記載の共同受注方法において、
    前記総額処理ステップは、
    前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、支払い期日までに支払われた前記製品の支払い額を保持する支払い額保持ステップと、
    該支払い額保持ステップにおいて保持された支払い額の総額から成る、支払い総額を算出して保持する支払い総額処理ステップとを有し、
    前記サーバシステムより、
    前記発注者登録ステップにおいて登録された発注者毎に、前記支払い額保持ステップにおいて保持された支払い額のチェックを行い、前記製品の支払い額が支払い期日までに支払われたか否かを判定する判定ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする共同受発注方法。
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