JP2004021306A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の光源のオン/オフ制御を行う。
【解決手段】指示を入力する操作部12と、操作部12から入力した指示に応じた画像を表示する表示部13と、情報処理装置本体から所定の距離に指示の入力者がいるかどうかを検知するための距離センサ15と、表示部13の光源をオンしているときであって操作部12が操作されていないときに、距離センサ15によって有効範囲内に物体があるかどうかを測定させ、有効範囲内に物体があれば表示部13の光源のオンを継続し、有効範囲内に物体がない場合には表示部13の光源をオフする制御部11と、制御部11で所要の動作を行うためデータが格納されたメモリ14とを備える。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に関し、特に、携帯電話機、PDAなどの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PHSや携帯電話機などは、電池を搭載することによって電源を確保しているが、小型化や多機能化が進み長時間の連続使用が課題となっている。
【0003】
連続長時間使用のためには省電力化が必須であり多くの電気を消費する表示部等の光源のオン/オフ制御は重要となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は、表示部の光源のオン/オフ制御を主として、操作が行われない時間をカウントするタイマ制御により表示部のバックライトオフ等がされているが、これは利用者が表示部を見ているときにも、操作が行われないことでバックライトオフの制御がされてしまう問題がある。この現象を減らすためタイマの時間を長くすると、使用していない状況での消費電力が増えてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、他の手法によって表示部の光源のオン/オフ制御を行うことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、指示を入力する操作部と、前記操作部から入力した指示に応じた画像を表示する表示部と、情報処理装置本体から所定の距離に指示の入力者がいるかどうかを検知するための距離センサと、前記表示部の光源をオンしているときであって前記操作部が操作されていないときに、前記距離センサによって有効範囲内に物体があるかどうかを測定させ、当該有効範囲内に物体があれば前記表示部の光源のオンを継続し、当該有効範囲内に物体がない場合には前記表示部の光源をオフする制御部とを備える。
【0007】
すなわち、本発明は、表示部と操作部を備える携帯電話機等に距離センサを搭載し、利用者が携帯電話機等を使用する際、携帯電話機等から近傍の物体との間を距離センサにて測定し、前記センサにて測定した物体までの距離が、携帯電話機内に設定した有効範囲に納まるかどうかを判別して、判別結果に応じて表示部光源を制御している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0009】
(実施形態1)
[構成の説明]
図1は、本発明の実施形態1の携帯電話機の模式的な外観図である。図1には、指示を入力する操作部12と、操作部12から入力した指示に応じた画像を表示する表示部13と、携帯電話機本体から所定の距離に利用者がいるかどうかを検知するための距離センサ15とを示している。
【0010】
なお、ここでは、距離センサ15を、表示部13と同じ面に搭載している様子を図示しているが、携帯電話機本体から所定の距離に利用者がいるかどうか検知さえできれば他の位置に搭載してもよい。
【0011】
図2は、図1の携帯電話機の模式的な内部構成図である。図2には、図1に示した操作部12,表示部13及び距離センサ15の他に、携帯電話機本体の動作を制御する制御部11と、操作部12から入力された情報や制御部11で所要の動作を実行するための情報が格納されたメモリ14とを示している。
【0012】
[動作の説明]
図3は、図1の携帯電話機で利用者までの距離を測定するメカニズムの説明図である。
【0013】
図4は、図1の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。
【0014】
表1は、本実施形態及び後述の実施形態2〜4で登場するパラメータを説明する表である。
【0015】
【表1】
Figure 2004021306
まず、携帯電話機の操作部12が操作されたり、着信などにより携帯電話機イベントが発生し(ステップA101)、それを制御部11で検出すると、制御部11は表示部13の光源をオンする(ステップA102)。
【0016】
つぎに、操作部12が操作されたかどうかを制御部11で判別する(ステップA103)。
【0017】
判別の結果、操作されている場合には、ステップA103へ戻る。
【0018】
一方、判別の結果、操作されていない場合には、さらに制御部11で、操作部12が前回操作されていると判別されたときから一定時間経過したかどうか判別される(ステップA104)。
【0019】
判別の結果、前回操作されていると判別されたときから一定時間経過してない場合には、ステップA103へ戻る。
【0020】
一方、判別の結果、前回操作されていると判別されたときから一定時間経過している場合には、制御部11は距離センサ15をオンし、距離センサ15は以下説明する有効範囲内に利用者が位置するかどうかを判別するために、有効範囲内に物体があるかどうかを測定する(ステップA105)。
【0021】
なお、例えば着信に対して、利用者が応答しないときのように、表示部13の光源がオンしてから操作部12が操作されずに、一定時間経過したときにも、ステップA105へ移行する。
【0022】
ここで、図3に示すように、携帯電話機の使用時には、利用者が表示部13に対向するようになり、利用者の顔と距離センサ15との距離は、通常所定の範囲内に納まる。すなわち、利用者の顔と距離センサ15との距離が極端に狭くなったり、遠くなったりするケースは少ない。
【0023】
具体的には、だいたい利用者の顔と距離センサ15との距離は30cm前後になると考えられるので、基準距離Laとして30cm、さらに基準距離Laに対して±例えば10cm(Lmax,Lmin)の範囲を有効範囲と設定し、実際に距離センサ15で測定した物体までの測定距離Lが有効範囲内に納まっているかどうかを判別する(ステップA106)。
【0024】
判別の結果、測定距離Lが有効範囲内に納まっている場合には、今回と前回との測定距離に差があるかどうか判別する(ステップA109)。
【0025】
判別の結果、今回と前回との測定距離に差があれば、測定対象が人であることが考えられるため、利用者が携帯電話機を使用していると判断してステップA103へ戻る(ステップA110)。
一方、判別の結果、測定距離Lが有効範囲内に納まっていない場合、利用者が携帯電話機を使用していないと判断してステップA108へ移行し、判別の結果今回と前回との測定距離に差がなければ、測定対象が物であることが考えられるため、利用者が携帯電話機を使用していないと判断してステップA108へ移行する(ステップA107)。
【0026】
それから、表示部103の光源をオフして図4に示す処理を終了する(ステップA108)。
【0027】
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。なお、本実施形態の携帯電話機の構成は図1,図2と同様である。
【0028】
本実施形態では、利用者に応じて基準距離Laを変えられるようにして、より精度よく利用者の携帯電話機の使用の有無を検知できるようにしている。
【0029】
まず、携帯電話機の操作部12が操作されたり、着信などにより携帯電話機イベントが発生し(ステップB101)、それを制御部11で検出すると、制御部11は表示部13の光源をオンする(ステップB102)。
【0030】
つぎに、制御部11はメモリ14を参照して、利用者専用の基準距離Laを読み出す(ステップB103)。
【0031】
なお、以下説明する利用者専用の基準距離Laの更新前、すなわち初期状態では、実施形態1で説明したように、基準距離Laは例えば30cmに設定されている。
【0032】
つづいて、制御部11で、操作部12が前回の距離センサによる距離測定から一定時間経過したかどうか判別される(ステップB104)。
【0033】
判別の結果、前回の距離センサによる距離測定から一定時間経過してない場合には、ステップB114へ遷移する。
【0034】
一方、判別の結果、前回の距離センサによる距離測定から一定時間経過している場合には、制御部11は距離センサ15をオンし、距離センサ15は以下説明する有効範囲内に利用者が位置するかどうかを判別するために、有効範囲内に物体があるかどうかを測定するとともに、基準距離Laを補正するためにその物体までの距離を測定して測定距離Lを求める(ステップB105)。
【0035】
つぎに、ステップB103で読み出した基準距離Laと、ステップB105で求めた測定距離Lとの差を算出し、その差と所定の基準値との大小を判別する(ステップB106)。
【0036】
判別の結果、基準距離Laと測定距離Lとの差が所定の基準値よりも小さい場合には、設定されている基準距離Laが適切な距離だと判別して、図4のステップA106に移行する(ステップB111)。
【0037】
一方、判別の結果、基準距離Laと測定距離Lとの差が所定の基準値以上の場合には、基準距離Laと測定距離Lとのいずれが長いかを判別する(ステップB107)。
【0038】
判別の結果、基準距離Laよりも測定距離Lの方が短い場合には、想定よりも距離センサ15に近いところで利用者が携帯電話機を使用していると判別する (ステップB108)。
【0039】
そして、ステップB106で算出した基準距離Laと測定距離Lとの差から補正値を定義し、それまで設定していた基準距離Laを補正値分だけ短くして、有効範囲を表示部に近づく方向へ移動させる(ステップB109)。
【0040】
一方、判別の結果、基準距離Laよりも測定距離Lの方が長い場合には、想定よりも距離センサ15に遠いところで利用者が携帯電話機を使用していると判別する (ステップB112)。
【0041】
そして、ステップB106で算出した基準距離Laと測定距離Lとの差から補正値を定義し、それまで設定していた基準距離Laを補正値分だけ長くして、有効範囲を表示部13から遠ざける方向へ移動させる(ステップB113)。
【0042】
それから、制御部11はメモリ14に記憶してある補正値を更新して、図4のステップA106に移行する(ステップB110)。
【0043】
なお、本実施形態でも、実施形態1で説明したステップA109を加えて、測定対象が人であるか物であるかを判別してもよい。
【0044】
(実施形態3)
図6は、本発明の実施形態3の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。なお、本実施形態の携帯電話機の構成は図1,図2と同様であるが、制御部11内に3つのタイマと、2つのカウンタとを備えている。
【0045】
本実施形態では、表示部13の光源のオン/オフ制御を、より使用状況を踏まえて行うようにしているものであり、ここでは、実施形態2で説明した補正値Ldの具体的変更手順(ステップC121〜C131)と、利用者が携帯電話機を使用しているかどうかの具体的判別手順(ステップC108〜C114,C119,120)と、測定対象物が人かどうかの具体的判別手順(ステップC132〜C136)とを説明する。
【0046】
まず、携帯電話機の操作部12が操作されたり、着信などにより携帯電話機イベントが発生し(ステップC101)、それを制御部11で検出すると、制御部11は表示部13の光源をオンする(ステップC102)。
【0047】
つぎに、制御部11はメモリ14を参照して、実施形態2で更新した補正値Ldを読み出す(ステップC103)。
【0048】
それから、制御部11は、内蔵するタイマt1〜t3をスタートする(ステップC104)。タイマt1〜t3は、以下説明する各制御を行うタイミングを計る際に利用するものであり、タイマt1は携帯電話機の操作部12の直前の操作完了時からの時間を計測するものであり、タイマt2は有効範囲に測定距離Lが納まるかどうかの直前の判別からの時間を計測するものであり、タイマt3は補正値の直前の更新からの時間を計測するものである。
【0049】
つぎに、制御部11は、タイマt1,t2をそれぞれリセットして、T1=0,T2=0とする(ステップC105,C106)。
【0050】
それから、制御部11は、タイマt3のタイマ値と所定のT3max(例えば10秒)とを比較する(ステップC107)。換言すると、例えば10秒ごとに補正値Ldを変更するための処理を開始する。比較の結果、T3がT3maxを超えている場合、すなわち直前の補正値Ld変更のための処理を開始してから例えば10秒後に、距離センサ15によって対象物までの距離Lを測定する(ステップC121)。
【0051】
そして、制御部11は、利用者の使用を想定した基準距離Laに補正値Ldを加えた値から、例えば5cm程の許容差D1を差し引いた値と、実際の距離Lとを比較する(ステップC122)。
【0052】
ここで、許容差D1とは、図3に示すように、測定距離Lと基準距離Laとには数cmの差があるので、これを考慮したものである。
【0053】
比較の結果、実際の距離Lの方が短ければ、制御部11は元の補正値Ldから例えば1cm程度の変化量D2分だけ差し引いて、それを新たな補正値Ldとする(ステップC123)。
【0054】
ここで、許容差D2とは、たまたま携帯電話機の利用者と携帯電話機との距離が一時的に変わっただけで、補正値Ldが大きく変動しないようにするために用いるものである。
【0055】
そして、制御部11は新たな補正値Ldと所定の最変動可能値−Dmax(例えば−15cm)とを比較する(ステップC124)。
【0056】
比較の結果、補正値Ldの方が小さければ、制御部11は、その補正値Ldを最変動可能値−Dmaxとしたものを新たな補正値Ldとし (ステップC125)、補正値Ldの方が大きければ、そのままの状態でメモリ14に記憶してある補正値を新たな補正値Ldとして(ステップC126)、タイマt3をリセットしてT3=0として、補正値Ld算出の制御を終了し、ステップC107に戻る(ステップC127)。
【0057】
一方、比較の結果、実際の距離Lの方が長ければ、利用者の使用を想定した基準距離Laと補正値Ldとを加えた値に、例えば5cm程の許容差D1を加えた値と、実際の距離Lとを比較する(ステップC128)。
【0058】
比較の結果、実際の距離Lの方が長ければ、制御部11は元の補正値Ldに例えば1cm程度の変化量D2分を加えて、それを新たな補正値Ldとする(ステップC129)。
【0059】
一方、比較の結果、実際の距離Lの方が短ければ、ステップC127に移行する。
【0060】
つぎに、制御部11は新たな補正値Ldと所定の最変動可能値Dmax(例えば15cm)とを比較する(ステップC130)。
【0061】
比較の結果、新たな補正値Ldの方が長ければ、制御部11はその補正値LdをDmaxとしたものを新たな補正値Ldとして、ステップC126へ移行する(ステップC131)。
【0062】
その後、ステップC107に戻ると、タイマt3のタイマ値は0になったばかりで、T3maxよりも少ないため、制御部11は利用者による携帯電話機の操作部12の操作の有無を判別する(ステップC108)。
【0063】
判別の結果、携帯電話機の操作部12の操作があれば、ステップC105へ戻る。なお、ステップC105では、ステップC108での判別結果もリセットしている。
【0064】
一方、判別の結果、携帯電話機の操作部12の操作がなければ、タイマt2と所定のT2max(例えば5秒)とを比較して(ステップC109)、タイマt2の方が少なければステップC107へ戻り、タイマt2の方が多ければ距離センサ15を用いて対象物までの距離Lを測定する(ステップC110)。
【0065】
つづいて、測定距離Lが有効範囲内(Lmin+Ld<L<Lmax+Ld)にあるかどうかの判別する(ステップC111,C112)。対象物が表示部13より近すぎたり遠すぎたりして、測定距離Lが有効範囲外の場合には、利用者が表示部13を見ていないと判断し、制御部11に内蔵しているカウンタのカウント値C1を増加する(ステップC119)。
【0066】
ここで、カウント値C1のカウンタとは、測定距離Lが有効範囲外のときの回数を計測しており、たまたま一時的に測定距離が有効範囲内から外れたときに表示部13の光源がオフしないようにするものである。
【0067】
カウント値C1と規定回数C1max(例えば2)とを比較し(ステップC120)、カウント値C1の方が大きい場合、表示部13の光源をオフし(ステップC115)、タイマt1〜t3を停め、カウント値C1をリセットし、図6に示す処理を終了する(ステップC117)。
【0068】
一方、測定距離Lが有効範囲内にある場合には、カウント値C1をリセットしてC1=0とする(ステップC113)。そして、今回の測定距離Lと前回の測定距離L1との差の2乗と、測定距離Lの許容最小変位D3(例えば0.5cm)の2乗との長短を比較する(ステップC132)。
【0069】
比較の結果、測定距離Lの許容最小変位D3の2乗の方が長かったら、元のカウント値C2に1を加えたものを新たなカウント値C2とする(ステップC135)。
【0070】
ここで、カウント値C2のカウンタとは、測定距離Lの変位が許容最小変位D3以下だった回数を示しており、測定対象が利用者であるか物であるかを判別するためのものである。
【0071】
そして、カウント値C2と、表示部13の光源をオフするための最大値C2max(例えば2)とを比較する(ステップC136)。
【0072】
比較の結果、カウント値C2の方が大きければ、ステップC115へ移行する。一方、カウント値C2の方が小さければ、ステップC134へ移行する。
【0073】
また、比較の結果、測定距離Lの許容最小変位D3の2乗の方が短かったら、カウント値C2をリセットして、C2=0とする(ステップC133)。
【0074】
そして、前回の測定距離L1に今回の測定距離Lを代入して、今回の測定距離Lを、前回の測定距離L1として更新する(ステップC134)。
【0075】
つづいて、タイマt1と操作部12の操作なしの時間T1max(例えば120秒)とを比較する(ステップC114)。比較の結果、タイマt1の方が小さければステップC106へ戻る。タイマt1の方が大きければステップC115へ移行する(ステップC114)。
【0076】
(実施形態4)
図7は、本発明の実施形態4の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。なお、本実施形態の携帯電話機の構成は図1,図2と同様であるが、制御部11に測定距離Lの直前の計測からの時間を計測するタイマt4を内蔵している。
【0077】
本実施形態では、携帯電話機の使用開始時に表示部13の光源をオンするときの制御について説明する。
【0078】
まず、制御部11によって、携帯電話機の光源オフを検知すると(ステップD201)、実施形態2で説明した補正値Ldをメモリ14から読み出す(ステップD202)。
【0079】
その後、タイマt4をスタートさせ(ステップD203)、一度、タイマt4をリセットしてT4=0とする(ステップD204)。
【0080】
それから、携帯電話機の操作部12が操作されたり、着信などにより携帯電話機イベント発生がされたかどうか制御部11判別する(ステップD205)。
【0081】
判別の結果、操作部12が操作等されていれば、制御部11は表示部13の光源をオンして、図7に示す処理を終了する(ステップD210)。
【0082】
一方、判別の結果、操作部12が操作等されていなければ、タイマt4のタイマ値と所定のしきい値T4maxとを比較する(ステップD206)。
【0083】
ここで、タイマt4は、所定時間(しきい値T4max)ごとに、距離センサ15を駆動するためのものである。
【0084】
このため、タイマt4のタイマ値がしきい値T4maxよりも小さければ、ステップD205へ戻る。一方、タイマt4のタイマ値がしきい値T4maxよりも大きければ、距離センサ15において対象物までの距離を測定する(ステップD207)。
【0085】
つづいて、測定距離Lが有効範囲内(Lmin+Ld<L<Lmax+Ld)にあるかどうかの判別する(ステップD208,D209)。対象物が表示部13より近すぎたり遠すぎたりして、測定距離Lが有効範囲外の場合にはステップD204へ戻り、測定距離Lが有効範囲内の場合には、今回の測定距離Lと前回の測定距離L1との差の2乗と、測定距離Lの許容最小変位D3(例えば0.5cm)の2乗との長短を比較する(ステップD211)。
【0086】
比較の結果、測定距離Lの許容最小変位D3の2乗の方が短かったら、元のカウント値C2に1を加えたものを新たなカウント値C2とする(ステップD212)。
【0087】
そして、カウント値C2と、表示部13の光源をオンするための最大値C2max(例えば2)とを比較する(ステップD213)。
【0088】
比較の結果、カウント値C2の方が小さければ、ステップD204へ移行する。一方、カウント値C2の方が大きければ、ステップD210へ移行する。
【0089】
また、比較の結果、測定距離Lの許容最小変位D3の2乗の方が長かったら、カウント値C2をリセットして、C2=0とする(ステップD214)。
【0090】
そして、前回の測定距離L1に今回の測定距離Lを代入して、今回の測定距離Lを、前回の測定距離L1として更新する(ステップD215)。
【0091】
なお、携帯電話機が折畳式のものである場合には、携帯電話機を折り畳んでいる状態から開くと、本制御により表示部13の光源をオンして、利用者の操作性の利便を図ることも可能となる。
【0092】
本発明の各実施形態では、表示部13の光源のオン/オフを制御する場合を例に説明したが、携帯電話機内の動作中のアプリケーション(動画再生、ゲーム等)停止/再開を制御するようにしてもよい。特に、動画再生等のアプリケーションは消費電力が大きいので有効である。
【0093】
また、携帯電話機が、GPS衛星との間で電波の送受信をして位置検出を行えるものの場合には、位置検出の実行/停止の制御を行えるようにしてもよい。
【0094】
さらに、各実施形態では、携帯電話機を例に説明したが、PDAや、パーソナルコンピュータや、テレビ等の表示部を備えた装置であればよい。
【0095】
なお、パーソナルコンピュータや、テレビの場合には、表示部13の光源のみならず、音声のオン/オフ制御も行い、さらにこれらをオフにした場合には、距離センサ15だけをオン状態としておき、利用者が有効範囲内に戻ってきたら、これらをオンに戻せばよい。
【0096】
ちなみに、 表1のパラメータは携帯電話機用なので、このパラメータはそれぞれの媒体に応じた値に変更すればよい。
【0097】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によると、操作部が操作されていないときに、距離センサによって有効範囲内に物体があるかどうかを測定させ、有効範囲内に物体があれば表示部の光源のオンを継続し、有効範囲内に物体がない場合には表示部の光源をオフするので、操作が行われないことによって、表示部の光源がオフされることをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の携帯電話機の模式的な外観図である。
【図2】図1の携帯電話機の模式的な内部構成図である。
【図3】図1の携帯電話機で利用者までの距離を測定するメカニズムの説明図である。
【図4】図1の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態2の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態3の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態4の携帯電話機の表示部13の光源のオン/オフを制御する手法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 メモリ
15 距離センサ

Claims (7)

  1. 指示を入力する操作部と、
    前記操作部から入力した指示に応じた画像を表示する表示部と、
    情報処理装置本体から所定の距離に指示の入力者がいるかどうかを検知するための距離センサと、
    前記表示部の光源をオンしているときであって前記操作部が操作されていないときに、前記距離センサによって有効範囲内に物体があるかどうかを測定させ、当該有効範囲内に物体があれば前記表示部の光源のオンを継続し、当該有効範囲内に物体がない場合には前記表示部の光源をオフする制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記距離センサによって有効範囲内に物体があるかどうかを少なくとも2回測定させ、
    当該有効範囲内に物体があれば各測定距離に差があるかどうか判別し、
    各測定距離に差がある場合には前記表示部の光源のオンを継続し、
    各測定距離に差がない場合には前記表示部の光源をオフすることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記距離センサの測定結果と予め定めているしきい値とに基づいて情報処理装置本体に対する前記有効範囲の位置を変えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記表示部の光源をオンするたびに、前記距離センサによって有効範囲内に物体があるかどうかを測定させ、当該距離センサの測定結果と予め定めているしきい値とに基づいて情報処理装置本体に対する前記有効範囲の位置を変えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の情報処理装置。
  5. さらに、前記制御部はタイマを内蔵しており、当該タイマのタイムアウトをトリガとして前記距離センサに測定をさせ、前記有効範囲の位置を更新するたびに前記タイマをスタートすることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の情報処理装置。
  6. さらに、当該有効範囲内に物体がない場合であっても、前記表示部の光源をオフする前に、再度、前記距離センサに測定をさせ、再測定によって前記有効範囲内に物体があれば前記表示部の光源のオンを継続することを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置本体は携帯電話機であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の情報処理装置。
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