JP2004019376A - 手すり構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】風切り音を低減した手すり構造を提供する。
【解決手段】複数本の手すり子5を等間隔で縦又は横に並列配置した手すり構造において、前記手すり子5の両面の手すり子長手方向に沿って、手すり子横断面長手方向の中心又は中心から等距離の位置で相互に反対方向の位置にあるいは相互にずれた位置に突起7を設けた。これにより、風切り音の低減効果が得られる。
【選択図】 図2
【解決手段】複数本の手すり子5を等間隔で縦又は横に並列配置した手すり構造において、前記手すり子5の両面の手すり子長手方向に沿って、手すり子横断面長手方向の中心又は中心から等距離の位置で相互に反対方向の位置にあるいは相互にずれた位置に突起7を設けた。これにより、風切り音の低減効果が得られる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物のベランダ等に設ける手すり構造に関する。本明細書の「手すり」又は「手すり構造」は、手すり子が縦方向に並列配置された手すりに限定されず、手すり子が横方向に並列配置された手すりやルーバー状構造物を含み、ルーバー状構造物の場合の手すり子はルーバーの羽根(ルーバーフィン)を指す。
【0002】
【従来の技術】
ベランダ等の手すりは、複数本の縦長の板状の手すり子を等間隔で並列配置して形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような手すりは、風を受けると風速や風向に応じて風切り音や振動を発生する。このような風切り音は不快な騒音となる。
【0004】
本発明は、このような風切り音を低減した手すり構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、前記手すり子の両面の手すり子長手方向に沿って、手すり子横断面長手方向の中心又は中心から等距離の位置で相互に反対方向の位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造を提供する。
【0006】
この構成によれば、縦方向又は横方向に長い板状の手すり子の両面に、その手すり子の長手方向に沿って、横断面での長手方向に関し中心又は中心から相互に反対方向に等距離の位置に突起を形成することにより、風切り音の低減効果が得られる。このことは実験により確認された。
【0007】
好ましい構成例では、前記突起は、横断面が略半円形であることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、滑らかに突出する略半円形の突起を設けることにより風切り音の発生が効果的に抑えられる。なお、略半円形とは、真の半円形に限らず、半楕円形や半長円形状等の滑らかな曲面状に突出する形状をいう。このような突起は、手すり子の長手方向全長にわたって連続して設けることが望ましいが、製造上又はデザイン上全長より短くてもよいし又は途中で分割されてもよい。
【0009】
好ましい構成例では、前記手すり子の突起形成面は、手すり子の並び方向に対し直角に配置されたことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、板状の手すり子の両面を配列方向に対し直角に配置することにより、その両面の突起による風切り音低減効果が顕著になる。
【0011】
さらに好ましい構成例では、前記手すり子は横断面が長方形であり、該長方形の角部に面取り又は曲面加工が施されたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、長方形断面の板状手すり子の角部を平面状に又は丸みを帯びるように加工することにより、風切り音がさらに低減する。
【0013】
本発明ではさらに、複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、前記手すり子の両面に、手すり子横断面長手方向に関し相互にずれた位置に、又は両端部以外で両面の同じ位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造を提供する。
【0014】
この構成によれば、手すり子の両面に設けられた同じ位置又は相互にずれた位置の突起により、手すりの風切り音が低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される手すりの正面図である。
手すり1は、左右の支柱2,2と上枠3及び下枠4との間に複数の板状の手すり子5を一定ピッチPの間隔で並列したものや、不連続(不等間隔)で並んだものなどを装着したものである。手すり1はベランダ等の床6上に設置される。
【0016】
図2(A)(B)(C)(D)及び(E)は、それぞれ本発明の実施形態に係る手すり子の横断面図である。
(A)〜(E)の各例ともに、手すり子5は、幅W、厚さTの板材からなり、その両面に半円形断面の突起7を設けたものである。突起7は、手すり子5の長手方向(図面に直角な方向)に連続して設けられる。各例ともに、長方形断面の角部は丸みを帯びるように曲面加工(又は面取り加工)されている。
【0017】
(A)の例では、両面の突起7は、手すり子5の両面ともにその中心Cの位置に設けられる。
(B)の例では、両面の突起7は、それぞれ中心Cから等距離で相互に反対方向の位置に設けられる。
【0018】
(C)の例では、両面の突起7は、相互に反対側の端部に設けられる。
(D)の例では、突起7は、手すり子5の両面の中心からずれた同じ位置に設けられる。
(E)の例では、突起7は、手すり子5の両面の相互にずれた位置に設けられる。
【0019】
図3(A)(B)(C)は、それぞれ図2の(A)(B)(C)各例を並列させた手すりに対する風向きの説明図である。
図示したように、各例ともに、手すり子5はその両面が並び方向に対し直角に配置される。このように手すり子5が配設された手すりに対し、風Fが風向(迎え角)θの角度で吹抜けた場合、各例ともに風切り音が低減することが実験で確認された。
【0020】
図4〜図9は、風切り音の実験結果を示すグラフである。各グラフは、横軸に周波数(Hz)、縦軸に音圧レベル(dB)を示したものである。
【0021】
図4は、手すり子5が図示したように、突起のない形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、突起のない形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0022】
この例では、浅い迎え角で発生しやすいルーバー音による騒音はあまり発生しないが、迎え角が90度に近づくとストロハル数0.2のカルマン渦による騒音が大きくなり、また同じ迎え角の範囲で1.7kHzのルーバー音も発生している。
【0023】
図5は、手すり子5が図示したように、前述の図2(A)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、その両面の中央に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
この例では、図4の例に比べカルマン渦の騒音が低減されている。
【0024】
図6は、手すり子5が図示したように、前述の図2(C)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、その両面の相互に反対側の端部に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0025】
この例では、ルーバー音及びカルマン渦音ともに、20m/sまでの風速に対し風切り音はほとんど問題にならない程度に低減されている。カルマン渦音の低減は、手すり子両面に交互に表れるカルマン渦が突起と干渉して消され、放出される渦同士が同期しなくなるためと考えられる。
【0026】
図7は、手すり子5が図示したように、前述の図2(C)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=40mm、厚さT=15mmであって、角部に丸み加工を施していない形状であって、その両面の相互に反対側の端部に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=80mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0027】
この例では、上記図6の例と同様に、ルーバー音及びカルマン渦音ともに、20m/sまでの風速に対し風切り音はほとんど問題にならない程度に低減されている。
【0028】
図8及び図9は、手すり子5が図9に示したように、前述の図2(A)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=40mm、厚さT=15mmであって、角部に丸み加工を施していない形状であって、その両面の中央に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=80mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
この例では、上記図5の例と同様に、カルマン渦の騒音が低減されている。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、縦方向又は横方向に長い板状の複数の手すり子を、その両面が並び方向に対し直角になるように配置した手すり構造において、各手すり子の両面の同じ位置に、又はその横断面において長手方向に沿って相互にずれた位置にあるいは中心から相互に反対方向に等距離の位置に手すり子の長手方向に連続する突起を形成することにより、風切り音を有効に低減させることができる。
【0030】
この場合、前記突起の横断面が略半円形とすることにより、この滑らかに突出する略半円形の突起により風切り音の発生が効果的に抑えられる。
【0031】
また、長方形断面の板状手すり子の角部を平面状に又は丸みを帯びるように加工することにより、風切り音がさらに低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される手すりの正面図。
【図2】本発明の実施形態に係る手すり子の形状説明図。
【図3】図2の手すり子を用いた手すりの風向説明図。
【図4】風切り音実験の突起なしの場合のグラフ。
【図5】風切り音実験の中央突起で角部丸み有りの場合のグラフ。
【図6】風切り音実験の端部突起で角部丸み有りの場合のグラフ。
【図7】風切り音実験の端部突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【図8】風切り音実験の中央突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【図9】風切り音実験の中央突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【符号の説明】
1:手すり、2:支柱、3:上枠、4:下枠、5:手すり子、6:床、
7:突起。
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物のベランダ等に設ける手すり構造に関する。本明細書の「手すり」又は「手すり構造」は、手すり子が縦方向に並列配置された手すりに限定されず、手すり子が横方向に並列配置された手すりやルーバー状構造物を含み、ルーバー状構造物の場合の手すり子はルーバーの羽根(ルーバーフィン)を指す。
【0002】
【従来の技術】
ベランダ等の手すりは、複数本の縦長の板状の手すり子を等間隔で並列配置して形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような手すりは、風を受けると風速や風向に応じて風切り音や振動を発生する。このような風切り音は不快な騒音となる。
【0004】
本発明は、このような風切り音を低減した手すり構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、前記手すり子の両面の手すり子長手方向に沿って、手すり子横断面長手方向の中心又は中心から等距離の位置で相互に反対方向の位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造を提供する。
【0006】
この構成によれば、縦方向又は横方向に長い板状の手すり子の両面に、その手すり子の長手方向に沿って、横断面での長手方向に関し中心又は中心から相互に反対方向に等距離の位置に突起を形成することにより、風切り音の低減効果が得られる。このことは実験により確認された。
【0007】
好ましい構成例では、前記突起は、横断面が略半円形であることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、滑らかに突出する略半円形の突起を設けることにより風切り音の発生が効果的に抑えられる。なお、略半円形とは、真の半円形に限らず、半楕円形や半長円形状等の滑らかな曲面状に突出する形状をいう。このような突起は、手すり子の長手方向全長にわたって連続して設けることが望ましいが、製造上又はデザイン上全長より短くてもよいし又は途中で分割されてもよい。
【0009】
好ましい構成例では、前記手すり子の突起形成面は、手すり子の並び方向に対し直角に配置されたことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、板状の手すり子の両面を配列方向に対し直角に配置することにより、その両面の突起による風切り音低減効果が顕著になる。
【0011】
さらに好ましい構成例では、前記手すり子は横断面が長方形であり、該長方形の角部に面取り又は曲面加工が施されたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、長方形断面の板状手すり子の角部を平面状に又は丸みを帯びるように加工することにより、風切り音がさらに低減する。
【0013】
本発明ではさらに、複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、前記手すり子の両面に、手すり子横断面長手方向に関し相互にずれた位置に、又は両端部以外で両面の同じ位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造を提供する。
【0014】
この構成によれば、手すり子の両面に設けられた同じ位置又は相互にずれた位置の突起により、手すりの風切り音が低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される手すりの正面図である。
手すり1は、左右の支柱2,2と上枠3及び下枠4との間に複数の板状の手すり子5を一定ピッチPの間隔で並列したものや、不連続(不等間隔)で並んだものなどを装着したものである。手すり1はベランダ等の床6上に設置される。
【0016】
図2(A)(B)(C)(D)及び(E)は、それぞれ本発明の実施形態に係る手すり子の横断面図である。
(A)〜(E)の各例ともに、手すり子5は、幅W、厚さTの板材からなり、その両面に半円形断面の突起7を設けたものである。突起7は、手すり子5の長手方向(図面に直角な方向)に連続して設けられる。各例ともに、長方形断面の角部は丸みを帯びるように曲面加工(又は面取り加工)されている。
【0017】
(A)の例では、両面の突起7は、手すり子5の両面ともにその中心Cの位置に設けられる。
(B)の例では、両面の突起7は、それぞれ中心Cから等距離で相互に反対方向の位置に設けられる。
【0018】
(C)の例では、両面の突起7は、相互に反対側の端部に設けられる。
(D)の例では、突起7は、手すり子5の両面の中心からずれた同じ位置に設けられる。
(E)の例では、突起7は、手すり子5の両面の相互にずれた位置に設けられる。
【0019】
図3(A)(B)(C)は、それぞれ図2の(A)(B)(C)各例を並列させた手すりに対する風向きの説明図である。
図示したように、各例ともに、手すり子5はその両面が並び方向に対し直角に配置される。このように手すり子5が配設された手すりに対し、風Fが風向(迎え角)θの角度で吹抜けた場合、各例ともに風切り音が低減することが実験で確認された。
【0020】
図4〜図9は、風切り音の実験結果を示すグラフである。各グラフは、横軸に周波数(Hz)、縦軸に音圧レベル(dB)を示したものである。
【0021】
図4は、手すり子5が図示したように、突起のない形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、突起のない形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0022】
この例では、浅い迎え角で発生しやすいルーバー音による騒音はあまり発生しないが、迎え角が90度に近づくとストロハル数0.2のカルマン渦による騒音が大きくなり、また同じ迎え角の範囲で1.7kHzのルーバー音も発生している。
【0023】
図5は、手すり子5が図示したように、前述の図2(A)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、その両面の中央に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
この例では、図4の例に比べカルマン渦の騒音が低減されている。
【0024】
図6は、手すり子5が図示したように、前述の図2(C)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=60mm、厚さT=10mmであって、その両面の相互に反対側の端部に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=70mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0025】
この例では、ルーバー音及びカルマン渦音ともに、20m/sまでの風速に対し風切り音はほとんど問題にならない程度に低減されている。カルマン渦音の低減は、手すり子両面に交互に表れるカルマン渦が突起と干渉して消され、放出される渦同士が同期しなくなるためと考えられる。
【0026】
図7は、手すり子5が図示したように、前述の図2(C)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=40mm、厚さT=15mmであって、角部に丸み加工を施していない形状であって、その両面の相互に反対側の端部に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=80mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
【0027】
この例では、上記図6の例と同様に、ルーバー音及びカルマン渦音ともに、20m/sまでの風速に対し風切り音はほとんど問題にならない程度に低減されている。
【0028】
図8及び図9は、手すり子5が図9に示したように、前述の図2(A)に対応した形状である。この実験の例は、横断面が幅W=40mm、厚さT=15mmであって、角部に丸み加工を施していない形状であって、その両面の中央に半径3mmの半円形断面の突起7を設けた形状の手すり子をピッチP=80mmで並列配置した手すりの実験グラフである。
この例では、上記図5の例と同様に、カルマン渦の騒音が低減されている。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、縦方向又は横方向に長い板状の複数の手すり子を、その両面が並び方向に対し直角になるように配置した手すり構造において、各手すり子の両面の同じ位置に、又はその横断面において長手方向に沿って相互にずれた位置にあるいは中心から相互に反対方向に等距離の位置に手すり子の長手方向に連続する突起を形成することにより、風切り音を有効に低減させることができる。
【0030】
この場合、前記突起の横断面が略半円形とすることにより、この滑らかに突出する略半円形の突起により風切り音の発生が効果的に抑えられる。
【0031】
また、長方形断面の板状手すり子の角部を平面状に又は丸みを帯びるように加工することにより、風切り音がさらに低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される手すりの正面図。
【図2】本発明の実施形態に係る手すり子の形状説明図。
【図3】図2の手すり子を用いた手すりの風向説明図。
【図4】風切り音実験の突起なしの場合のグラフ。
【図5】風切り音実験の中央突起で角部丸み有りの場合のグラフ。
【図6】風切り音実験の端部突起で角部丸み有りの場合のグラフ。
【図7】風切り音実験の端部突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【図8】風切り音実験の中央突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【図9】風切り音実験の中央突起で角部丸み無しの場合のグラフ。
【符号の説明】
1:手すり、2:支柱、3:上枠、4:下枠、5:手すり子、6:床、
7:突起。
Claims (5)
- 複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、
前記手すり子の両面の手すり子長手方向に沿って、手すり子横断面長手方向の中心又は中心から等距離の位置で相互に反対方向の位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造。 - 前記突起は、横断面が略半円形であることを特徴とする請求項1に記載の手すり構造。
- 前記手すり子の突起形成面は、手すり子の並び方向に対し直角に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の手すり構造。
- 前記手すり子は横断面が長方形であり、該長方形の角部に面取り又は曲面加工が施されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の手すり構造。
- 複数本の手すり子を並列配置した手すり構造において、
前記手すり子の両面に、手すり子横断面長手方向に関し相互にずれた位置に、又は両端部以外で両面の同じ位置に突起を設けたことを特徴とする手すり構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179351A JP2004019376A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 手すり構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179351A JP2004019376A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 手すり構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004019376A true JP2004019376A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31176762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179351A Pending JP2004019376A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 手すり構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004019376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247331A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Univ Of Yamanashi | 防風構造体 |
JP2018172961A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-08 | 三協立山株式会社 | 格子体 |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179351A patent/JP2004019376A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247331A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Univ Of Yamanashi | 防風構造体 |
JP2018172961A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-08 | 三協立山株式会社 | 格子体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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