JP2000205639A - 送風ユニットの送風グリル - Google Patents

送風ユニットの送風グリル

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JP2000205639A
JP2000205639A JP207899A JP207899A JP2000205639A JP 2000205639 A JP2000205639 A JP 2000205639A JP 207899 A JP207899 A JP 207899A JP 207899 A JP207899 A JP 207899A JP 2000205639 A JP2000205639 A JP 2000205639A
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blower
airflow
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grill
blades
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Shimei Tei
志明 鄭
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風グリルのブレード部での騒音、圧損を低
減することを目的とする。 【解決手段】 送風ユニットの送風グリルを構成するブ
レード部前縁に気流調整部を設けて小さな渦を発生さ
せ、旋回気流を巻き込んでブレードからの剥離を防止す
ることにより騒音および圧損を低減する。また、気流調
整部で境界層流れの発達を抑制し、ブレードと旋回気流
の摩擦抵抗を低減することで圧損の低減が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ファン運転時に
空気吹出用の送風グリル部で生じる騒音および圧損を低
減するようにした送風ユニットの送風グリルの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】送風ユニットの一例である空気調和機の
室外機1は、例えば図16および図17に示されるよう
に、一般に本体ケーシング1aの内部に熱交換器2、プ
ロペラファンFを備えている一方、上記本体ケーシング
1aの前面側空気吹出口にはファンガードとしての送風
グリル4が設けられている。そして、上記プロペラファ
ンFが回転すると、背面側空気吸込口から吸い込まれて
熱交換器2を通過した空気は、当該プロペラファンFの
回転方向に旋回する旋回気流となって上記送風グリル4
を介して室外機前方へ吹き出される。
【0003】ところで、上記ファンガードとしての送風
グリル4は、外観重視の見地から、左右水平方向に延び
る多数枚の断面長円状のブレード5,5・・・と、該ブ
レード5,5・・・に直交して上下垂直方向に配置さ
れ、当該ブレード5,5・・・を支持固定する扁平な複
数本の支持桟6,6・・・とからなる格子状のグリルに
形成されている。このように構成すると、例えば外部斜
め方向から見た時に室外機1内部のプロペラファンFが
見えにくくなり、本体ケーシング1a全体としてエクス
テリア性に秀れ、デザイン的にも調和がとれた構造の室
外機となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、送風グリル4から吹出される風は、ファンFの回転
方向に旋回する旋回気流であるため、上記送風グリル4
のブレード5,5・・・を通過する際にブレード5,5
・・・から気流が剥離しやすく、騒音の発生や圧損の増
大を招く問題がある。
【0005】すなわち、一般に上記のような構造の送風
グリル4では、室外機1のファンFから吹出される旋回
気流の旋回方向とブレード5,5・・・との関係から、
ファンFの回転軸中心を通るブレード5,5・・・に垂
直な線O−O′によって、その吹出領域が気流方向を異
にする左側領域Aと右側領域Bとの二つの吹出領域に分
けられる。この二つの吹出領域の内、例えば今ファンF
が図16のように反時計方向(CCW)に回転している
とすると、左側領域Aでは例えば図18および図19の
ように旋回気流がブレード5,5・・・に対して上方側
から下方側に吹き降ろすことになる一方、右側領域Bで
は旋回気流が図20および図21に示すようにブレード
5,5・・・に対して下方側から上方側に吹き上げるこ
とになる。
【0006】このように、左側領域Aではブレード5,
5・・・に対して気流が上方側から下方側に吹き降ろす
ため、ブレード5,5・・・の下面側で気流が剥離して
騒音、圧損の増大が生じ、また右側領域Bではブレード
5,5・・・に対して気流が下方側から上方側に吹き上
げるため、逆にブレード5,5・・・の上面側で気流が
剥離して騒音、圧損の増大が生じていた。
【0007】本願発明は、このような送風ユニットの送
風グリル部の騒音、圧損を低減させた送風ユニットの送
風グリルを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、上記の目
的を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【0009】(1) 請求項1の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、ファンFから
の風を送風グリル4を介して送風する送風ユニット1に
おいて、上記送風グリル4を構成するブレード5の前縁
部5aに負圧面側への気流の剥離を抑制する気流調整部
7,8,9を設けたことを特徴としている。
【0010】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部7,8,9が、当該ブレード
5,5・・・の前縁部5a,5a・・・における渦発生
器の作用を果たし、ブレード5,5・・・の前縁部5
a,5a・・・の前縁端から気流方向に応じた負圧面側
にかけて、同負圧面側に向けて、剥離しようとする気流
を巻き込む小さな渦流を発生するようになり、それが従
来のような大きな剥離を抑制するようになる。
【0011】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0012】(2) 請求項2の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、上記請求項1
の発明の構成における上記気流調整部7,8,9が、ブ
レード5の前縁部5aの両面側に設けられていることを
特徴としている。
【0013】したがって、例えば当該送風グリル部のブ
レード5に対してファンFからの旋回気流が何のような
角度で流入したとしても、それに対応した両面側何れか
の気流調整部7,8,9の作用で適切な剥離抑制作用を
実現することができる。
【0014】(3) 請求項3の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、上記請求項1
の発明の構成において、上記気流調整部7,8,9が、
上記ブレード5の前縁部5aの剥離面側のみに設けられ
ていることを特徴としている。
【0015】したがって、該構成では、ファンFからの
旋回気流の旋回方向に対応した当該ブレード5,5・・
・への気流の流入角に応じて生じる剥離面側の気流の剥
離を適切に抑制することができる。
【0016】(4) 請求項4の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、上記請求項
1,2又は3の発明の構成において、上記気流調整部7
は、ブレード5の前縁部5aの表面にあって長手方向に
平行に延びて形成された複数の溝部7b,7b・・・か
らなることを特徴としている。
【0017】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部7の複数の溝部7b,7b・・
・がブレード5,5・・・の前縁部5a,5a・・・に
おける渦発生器の作用を果たし、ブレード5,5・・・
の前縁部5a,5a・・・の前縁端から気流方向に応じ
た負圧面側にかけて同負圧面側に気流を巻き込む小さな
渦流を発生するようになり、それが従来のような大きな
剥離を抑制するようになる。
【0018】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0019】(5) 請求項5の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、上記請求項
1,2又は3の発明の構成において、上記気流調整部8
が、ブレード5の前縁部5aの表面にあって所定幅長手
方向に延びて形成された粗面部8aからなることを特徴
としている。
【0020】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部8の粗面部8aがブレード5,
5・・・の前縁部5a,5a・・・における渦発生器の
作用を果たし、ブレード5,5・・・の前縁部5a,5
a・・・の前縁端から気流方向に応じた負圧面側にかけ
て同負圧面側に気流を巻き込む小さな渦流を発生するよ
うになり、それが従来のような大きな剥離を抑制するよ
うになる。
【0021】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0022】(6) 請求項6の発明 この発明の送風ユニットの送風グリルは、上記請求項
1,2又は3の発明の構成において、上記気流調整部9
が、ブレード5の少なくとも前縁部5aの表面にあって
気流方向に平行に延びて形成された複数の溝部9b,9
b・・・からなることを特徴としている。
【0023】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部9の気流方向に平行に延びた複
数の溝部9b,9b・・・がブレード5,5・・・の前
縁部5a,5a・・・から後縁部5b,5b・・・方向
にかけて境界層流れの発達を抑制する作用を果たし、そ
れが従来のような大きな剥離を抑制するようになる。
【0024】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上の結果、本願各発明の送風ユニット
の送風グリルによれば、ブレード部に所定の気流調整部
を設けるだけの簡単な構成で、ブレード部負圧面におけ
る気流の剥離を有効に防止し、気流の剥離に伴う騒音、
圧損を有効に低減することができる。また、同時に上記
気流調整部で、効果的に境界層流れの発達をも抑制し、
ブレードと気流間の摩擦抵抗を低減することにより、さ
らに圧損を低減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)先ず図1〜図4
は、本願発明の実施の形態1に係る空気調和機用室外機
等送風ユニットの送風グリルの構成を示すものである。
【0027】本実施の形態の場合にも、送風ユニットと
して前述した図16および図17のものと同様の室外機
が採用されており、例えば図16および図17のように
本体ケーシング1a内部に熱交換器2、プロペラファン
Fを備えて構成されている。そして、その本体ケーシン
グ1aの前面側空気吹出口にはファンガードとして送風
グリル4が設けられ、プロペラファンFが回転すると背
面側空気吸込口より吸込まれて上記熱交換器2を通過し
た空気は、プロペラファンFの回転方向に旋回する旋回
気流となって上記送風グリル4から室外機前方へ吹き出
されるようになっている。
【0028】そして、上記ファンガードとしての送風グ
リル4は外観重視の見地から、例えば図1に示すような
左右方向に延びる断面略長円状のブレード5,5・・・
と該ブレード5,5・・・と直交して上下垂直方向に配
置されていて該ブレード5,5・・・を支持固定する扁
平な支持桟6,6・・・とからなる格子状のものに形成
されている。そして、この実施の形態の場合には、前述
した従来のものと異なり、上記ブレード5,5・・・の
前縁部5a,5a・・・の前面および上下両面には、当
該ブレード5,5・・・の長手方向に平行に伸びる断面
V字形の複数本の溝部7b,7b・・・(頂部7a,7
a・・・)からなる気流調整部7が設けられている。
【0029】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部7の断面V字形の溝部7b,7
b・・・がブレード5,5・・・の前縁部5a,5a・
・・における渦発生器の作用を果たし、ブレード5,5
・・・の前縁部5a,5a・・・の前縁端から気流方向
に応じた負圧面側にかけて同負圧面側に気流を巻き込む
小さな渦流を発生するようになり、それが従来のような
大きな剥離を抑制するようになる。
【0030】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0031】なお、すでに述べたように、上記送風グリ
ル4はプロペラファンFから吹き出される旋回気流の旋
回方向とブレード5,5・・・との関係から、上記プロ
ペラファンFの回転中心軸を通る上記ブレード5,5・
・・に垂直な線O−O′を中心として左右に区分される
領域Aと領域Bとの気流方向を異にする二つの領域に分
けられる(図16参照)。今上記プロペラファンFが図
16に示すように、反時計方向(CCW)に回転するよ
うに設定されているとすると、上記二つの領域の内、例
えば領域Aでは旋回気流が上記ブレード5,5・・・に
対して上方側から下方側に吹き降ろすような角度で通過
する一方、領域Bでは旋回気流が上記ブレード5,5・
・・に対して下方側から上方側に吹き上げるような角度
で通過することになる。このため、領域Aでは上記ブレ
ード5,5・・・の下面側が負圧面となって剥離が生じ
やすくなる一方、領域Bでは上記ブレード5,5・・・
の上面が負圧面となって剥離が生じやすくなる。そこ
で、この実施の形態では、上述のように前縁部5a,5
a・・・の前面部とともに上下両面側に上記のような小
渦流発生による剥離抑制作用を果たす断面V字形の溝部
7b,7b・・・よりなる気流調整部7を設けている。
【0032】したがって、気流の旋回方向如何に拘わら
ずA,B何れ側の領域においても、上記図1と同様の作
用を実現することができ、気流調整部7で発生した小さ
な渦流が剥離しようとする負圧面側の気流をブレード面
側に効率良く巻き込んでブレード5,5・・・の負圧面
側の剥離を抑制する。その結果、A,B何れの領域にお
いても有効に騒音、圧損が低減される。
【0033】ここで、上記気流調整部7を設ける範囲I
が、例えば図3に示すブレード5,5・・・の翼弦長L
の0.1倍以下になると、上記剥離する気流を巻き込む
だけの渦流の発生は困難であり、上述のような剥離抑制
効果を十分に得ることができない。一方、上記気流調整
部7の範囲Iが、上記ブレード5の翼弦長Lの0.5倍
以上になると広範囲に渦流が発生してしまうため、逆に
気流の抵抗になってしまう。よって、上記気流調整部7
を設ける範囲Iは、上記ブレード5,5・・・の前縁部
5a,5a・・・前端から上記ブレード5の翼弦長Lの
0.1倍から0.5倍までの範囲であることが望まし
い。
【0034】また、例えば図4に示すように、上記気流
調整部7の溝ピッチをP、溝深さをHとすると、例えば
溝ピッチPが溝深さHの0.5倍以下になると溝7bが
深すぎるため剥離しようとする気流を巻き込むことので
きる有効な渦流が発生せず、また溝ピッチPが溝深さH
の2倍以上になると溝7bが浅くなりすぎて、剥離しよ
うとする気流を巻き込むような小さな渦流が発生しなく
なるため剥離抑制効果が得られない。よって、気流調整
部7を構成する溝7bの溝ピッチPと溝深さHとの関係
は、溝ピッチPが溝深さHの0.5倍から2倍までの範
囲が望ましい。
【0035】また溝ピッチPと溝深さHの寸法は上記ブ
レード5の厚さTとの関係も重要であり、溝ピッチPま
たは溝深さHがブレード5の厚さTの0.01倍以下に
なると溝7bが小さすぎて剥離しようとする気流を巻き
込むことのできる渦流が生じず、溝ピッチPまたは溝深
さHがブレード5の厚さTの0.3倍以上になると溝7
bが大きくなりすぎて気流の抵抗となってしまい、剥離
抑制効果が得られない。よって、溝ピッチPまたは溝深
さHは、ブレード5の厚さTの0.01倍から0.3倍
までの範囲が望ましい。
【0036】(実施の形態2)次に図5および図6は、
本願発明の実施の形態2に係る空気調和機用室外機等送
風ユニットの送風グリルの構成を示すものである。
【0037】前述のように、送風グリル4部分は、プロ
ペラファンFから吹出される旋回気流の旋回方向とブレ
ード5,5・・・との関係から、プロペラファンFの回
転軸の中心を通るブレード5,5・・・に垂直な線O−
O′によって通過する気流方向が異なる領域Aと領域B
との左右二つの領域に分けられる。この左右二つの領域
では、例えば図5のように、プロペラファンFの回転方
向を時計方向(CW)に設定したとすると、領域Aでは
旋回気流がブレード5,5・・・に対して下方側から上
方側に吹き上げるようになる一方、領域Bでは旋回気流
がブレード5,5・・・に対して上方側から下方側に吹
き降ろすようになる。このため、領域Aではブレード
5,5・・・の上面側が負圧面となって剥離が生じやす
くなる一方、領域Bではブレード5,5・・・の下面側
が負圧面となって剥離が生じやすくなる。
【0038】他方、例えば図6に示すように、上記プロ
ペラファンFの回転方向を反時計方向(CCW)に設定
したとすると、それらの関係が逆になる。
【0039】そこで、この実施の形態では、上記実施の
形態1と同様の断面V字形の溝7b,7bよりなる気流
調整部7を、プロペラファンFの回転方向CW又はCC
Wに応じて、図5(CW方向)の場合には、領域Aでは
上面側に、領域Bでは下面側に設ける一方、図6(CC
W方向)の場合には、その逆に領域Aでは下面側に、領
域Bでは上面側に設けている。
【0040】したがって、それぞれその時のプロペラフ
ァンFの回転方向に応じた気流方向に対応して必要な領
域にのみ無駄なく気流調整部7を設けることができ、同
気流調整部7で発生した小さな渦が剥離面における気流
を効率良く負圧面側に巻き込んで、適切にブレード5,
5・・・面に引き寄せるようになるため、プロペラファ
ンFの回転方向に応じて異なる面となる負圧面側の気流
の剥離が有効に抑制され、それに伴って騒音、圧損も有
効低減される。
【0041】それらの結果を図7に示す。
【0042】(実施の形態3)先ず図8および図9は、
本願発明の実施の形態3に係る空気調和機用室外機等送
風ユニットの送風グリルの構成を示すものである。
【0043】本実施の形態の場合にも、送風ユニットと
して前述した図16および図17のものと同様の室外機
が採用されており、例えば図16および図17のように
本体ケーシング1a内部に熱交換器2、プロペラファン
Fを備えて構成されている。そして、その本体ケーシン
グ1aの前面側空気吹出口にはファンガードとして送風
グリル4が設けられ、プロペラファンFが回転すると背
面側空気吸込口より吸込まれて上記熱交換器2を通過し
た空気は、プロペラファンFの回転方向に旋回する旋回
気流となって上記送風グリル4から室外機前方へ吹き出
されるようになっている。そして、上記ファンガードと
しての送風グリル4は外観重視の見地から、例えば図8
に示すような左右方向に延びる断面略長円状のブレード
5,5・・・と該ブレード5,5・・・と直交して上下
垂直方向に配置されていて該ブレード5,5・・・を支
持固定する扁平な支持桟6,6・・・とからなる格子状
のものに形成されている。そして、この実施の形態の場
合には、前述した従来のものと異なり、上記ブレード
5,5・・・の前縁部5a,5a・・・の前面および上
下両面には当該ブレード5,5・・・の長手方向に平行
に伸びる所定幅の粗面部8aよりなる気流調整部8が設
けられている。
【0044】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部8の所定幅の粗面部8aがブレ
ード5,5・・・の前縁部5a,5a・・・における渦
発生器の作用を果たし、ブレード5,5・・・の前縁部
5a,5a・・・の前縁端から気流方向に応じた負圧面
側にかけて同負圧面側に気流を巻き込む小さな渦流を発
生するようになり、それが従来のような大きな剥離を抑
制するようになる。
【0045】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0046】なお、すでに述べたように、上記送風グリ
ル4はプロペラファンFから吹き出される旋回気流の旋
回方向とブレード5,5・・・との関係から、上記プロ
ペラファンFの回転中心軸を通る上記ブレード5,5・
・・に垂直な線O−O′を中心として左右に区分される
領域Aと領域Bとの気流方向を異にする二つの領域に分
けられる。今上記プロペラファンFが、例えば図16に
示すように、反時計方向(CCW)に回転するように設
定されているとすると、上記二つの領域の内、例えば領
域Aでは旋回気流が上記ブレード5,5・・・に対して
上方側から下方側に吹き降ろすような角度で通過する一
方、領域Bでは旋回気流が上記ブレード5,5・・・に
対して下方側から上方側に吹き上げるような角度で通過
することになる。このため、領域Aでは上記ブレード
5,5・・・の下面側が負圧面となって剥離が生じやす
くなる一方、領域Bでは上記ブレード5,5・・・の上
面側が負圧面となって剥離が生じやすくなる。そこで、
この実施の形態では、上述のように前縁部5a,5a・
・・の前面部とともに上下両面側に上記のような小渦流
発生による剥離抑制作用を果たす所定幅の粗面部8aよ
りなる気流調整部8を設けている。
【0047】したがって、気流の旋回方向如何に拘わら
ずA,B何れ側の領域においても、上記図8と同様の作
用を実現することができ、気流調整部8で発生した小さ
な渦流が剥離しようとする負圧面側の気流をブレード面
側に効率良く巻き込んでブレード5,5・・・の負圧面
側の剥離を有効に抑制する。その結果、A,B何れの領
域においても有効に騒音、圧損が低減される。
【0048】ここで、上記気流調整部8の設置範囲Iが
ブレード5の翼弦長Lの0.1倍以下になると、剥離し
ようとする気流を巻き込むだけの渦流の発生が困難であ
り剥離抑制効果を十分に得ることができない。一方、上
記気流調整部8の設置範囲Iが上記ブレード5の翼弦長
Lの0.5倍以上になると広範囲に渦流が発生してしま
うため、逆に気流の抵抗になってしまう。よって、上記
気流調整部8を設ける範囲Iは、上記ブレード5の前縁
部5aから上記ブレード5の翼弦長Lの0.1倍から
0.5倍までの間が望ましい。
【0049】また、上記気流調整部8を構成する粗面部
8aの表面の粗さをk(mm)とすると、表面の粗さk
が上記ブレード5の厚さTの0.01倍以下になると表
面が細かすぎて剥離しようとする気流を巻き込むことの
できるだけの有効な渦流を発生することができず、他方
表面の粗さkが上記ブレード5の厚さTの0.1倍以上
になると表面が粗すぎて逆に流れの抵抗となってしまう
ために、剥離抑制効果が十分に得られない。よって、粗
面部8aの表面の粗さkは、上記ブレード5の厚さTの
0.01倍から0.1倍までのものが望ましい。
【0050】(実施の形態4)次に図10および図11
は、本願発明の実施の形態4に係る空気調和機用室外機
等送風ユニットの送風グリルの構成を示すものである。
【0051】前述のように、送風グリル4部分は、プロ
ペラファンFから吹出される旋回気流の旋回方向とブレ
ード5,5・・・との関係から、プロペラファンFの回
転軸の中心を通るブレード5,5・・・に垂直な線O−
O′によって通過する気流方向が異なる領域Aと領域B
との左右二つの領域に分けられる。この左右二つの領域
では、例えば図10のように、プロペラファンFの回転
方向を時計方向(CW)に設定したとすると、領域Aで
は旋回気流がブレード5,5・・・に対して下方側から
上方側に吹き上げるようになる一方、領域Bでは旋回気
流がブレード5,5・・・に対して上方側から下方側に
吹き降ろすようになる。このため、領域Aではブレード
5,5・・・の上面側が負圧面となって剥離が生じやす
くなる一方、領域Bではブレード5,5・・・の下面側
が負圧面となって剥離が生じやすくなる。
【0052】他方、例えば図11に示すように、上記プ
ロペラファンFの回転方向を反時計方向(CCW)に設
定したとすると、それらの関係が逆になる。
【0053】そこで、この実施の形態では、上記実施の
形態3と同様の粗面部8aよりなる気流調整部8を、プ
ロペラファンFの回転方向CW又はCCWに応じて、図
10(CW方向)の場合には、領域Aでは上面側に、領
域Bでは下面側に設ける一方、図11(CCW方向)の
場合には、その逆に領域Aでは下面側に、領域Bでは上
面側に設けている。
【0054】したがって、それぞれその時のプロペラフ
ァンFの回転方向に応じた気流方向に対応して必要な領
域にのみ無駄なく気流調整部8を設けることができ、同
気流調整部8で発生した小さな渦が剥離面における気流
を効率良く負圧面側に巻き込んで、適切にブレード5,
5・・・面に引き寄せるようになるため、プロペラファ
ンFの回転方向に応じて各々異なる面となるブレード5
負圧面側の気流の剥離が有効に抑制され、それに伴って
騒音、圧損も有効低減される。
【0055】それらの結果を図12に示す。
【0056】(実施の形態5)次に図13および図14
は、本願発明の実施の形態5に係る空気調和機用室外機
等送風ユニットの送風グリルの構成を示すものである。
【0057】本実施の形態の場合にも、送風ユニットと
して前述した図16および図17ののような空気調和機
の室外機が採用されており、本体ケーシング1a内部に
熱交換器2、プロペラファンFを備えて構成されてい
る。そして、その本体ケーシング1aの前面側空気吹出
口にはファンガードとして送風グリル4が設けられ、プ
ロペラファンFが回転すると背面側空気吸込口より吸込
まれて上記熱交換器2を通過した空気は、プロペラファ
ンFの回転方向に旋回する旋回気流となって上記送風グ
リル4から室外機前方へ排出されるようになっている。
そして、上記ファンガードとしての送風グリル4は外観
重視の見地から、例えば図13に示すような左右方向に
延びる断面略長円状のブレード5,5・・・と該ブレー
ド5,5・・・と直交して上下垂直方向に配置されてい
て該ブレード5,5・・・を支持固定する扁平な支持桟
6,6・・・とからなる格子状のものに形成されてい
る。そして、この実施の形態の場合には、前述した各実
施の形態のものと異なり、上記ブレード5,5・・・の
前縁部5a,5a・・・の前面部から後縁部5b,5b
・・・までの上下両面には気流方向に平行に伸びる断面
V字形の複数本の溝9b,9b・・・からなる気流調整
部9が設けられている。
【0058】したがって、該構成のブレード5,5・・
・では、上記気流調整部9の気流方向に平行に延びる断
面V字形の複数本の溝9b,9b・・・がブレード5,
5・・・の前縁部5a,5a・・・から後縁部5b,5
b・・・に到るブレード面上における境界層流れの発達
を抑制する作用を果たし、それが従来のような大きな剥
離を抑制するようになる。
【0059】その結果、騒音および圧損を低減すること
ができる。
【0060】なお、すでに述べたように、上記送風グリ
ル4はプロペラファンFから吹き出される旋回気流の旋
回方向とブレード5,5・・・との関係から、上記プロ
ペラファンFの回転中心軸を通る上記ブレード5,5・
・・に垂直な線O−O′を中心として左右に区分される
領域Aと領域Bとの気流方向を異にする二つの領域に分
けられる。今上記プロペラファンFが図16に示すよう
に、反時計方向(CCW)に回転するように設定されて
いるとすると、上記二つの領域の内、例えば領域Aでは
旋回気流が上記ブレード5,5・・・に対して上方側か
ら下方側に吹き降ろすような角度で通過する一方、領域
Bでは旋回気流が上記ブレード5,5・・・に対して下
方側から上方側に吹き上げるような角度で通過すること
になる。このため、領域Aでは上記ブレード5,5・・
・の下面側が負圧面となって剥離が生じやすくなる一
方、領域Bでは上記ブレード5,5・・・の上面が負圧
面となって剥離が生じやすくなる。そこで、この実施の
形態では、上述のようにブレード5,5・・・の前面部
とともに上下両面側にも上記のような境界層流れの発達
を抑制して剥離を抑制する断面V字形の溝9b,9b・
・・よりなる気流調整部9を設けている。
【0061】したがって、気流の旋回方向如何に拘わら
ずA,B何れ側の領域においても、上記図13と同様の
作用を実現することができ、A,B何れの領域において
も有効に騒音、圧損が低減される。
【0062】(その他の実施の形態) (1) 本願発明の送風ユニットの送風グリルは、また
上記実施の形態1の構成において、上記気流調整部7を
構成するブレード5,5・・・の長手方向に平行に延び
る断面V字形の複数本の溝部7b,7b・・・の溝ピッ
チP、溝深さHを、ブレード5,5・・・前縁部の上面
側と下面側とで異なるパターンに形成し、上述のように
ファン軸中心を通りブレード5,5・・・に垂直な線で
分けられる左側領域Aと右側領域Bで、上記各パターン
を剥離が生じやすい面とそうでない面にそれぞれ適切に
対応させ、相互に逆側の面が同じパターンになるように
構成することもできる。
【0063】したがって、例えば剥離の生じやすい面の
溝パターンは効果的に境界層流れの発達を抑制するよう
な溝ピッチP、溝深さHで構成する一方、剥離の生じに
くい面の溝パターンは可能な限り摩擦抵抗を減少させる
ような溝ピッチP、溝深さHで構成するようにすれば、
プロペラファンFから吹出される旋回気流がグリル部を
通過する際に、剥離の生じやすい面では境界層流れの発
達が有効に抑制されて気流の剥離による騒音、圧損の低
減が図られる一方、剥離の生じにくい面ではブレード
5,5・・・と気流との摩擦抵抗が可及的に減少して有
効に圧損が低減される。
【0064】これと同様の考え方および構成は、例えば
上記実施の形態3の粗面による気流調整部7の場合にも
全く同様に適用することができる。
【0065】(2) 本願発明の送風ユニットの送風グ
リルは、また上記実施の形態1の構成において、上記気
流調整部7を構成するブレード5,5・・・の長手方向
に平行に延びる断面V字形の複数本の溝部7b,7b・
・・は、ブレード5,5・・・の風下方向に向かって溝
ピッチP、溝深さHの内の少なくとも何れか一方又は両
方が小さくなるように構成することもできる。
【0066】このようにすると、相対的に剥離の生じや
すい風上側(前縁部側)では境界層流れの発達が有効に
抑制される一方、風下側の相対的に剥離の生じにくい部
分では摩擦抵抗を減少させることができるようになるた
め、気流の剥離による騒音、圧損の低減とブレード部全
体での圧損の低減が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る送風ユニットの
送風グリルの構造を示す断面図である。
【図2】同送風グリルの要部の構成を示す一部切欠斜視
図である。
【図3】同送風グリルの要部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】同送風グリルの要部の構成を示す拡大断面図で
ある。
【図5】本願発明の実施の形態2に係る送風ユニットの
送風グリルの構造を送風ユニットのファン反時計回転方
向に対応させて示す第1例の断面図である。
【図6】同送風ユニットの送風グリルの構造を送風ユニ
ットのファン時計回転方向に対応させて示す断面図であ
る。
【図7】同送風グリルの騒音および圧損低減効果を従来
のものと対比して示すグラフである。
【図8】本願発明の実施の形態3に係る送風ユニットの
送風グリルの構造を示す断面図である。
【図9】同送風グリルの要部の構成を示す一部切欠斜視
図である。
【図10】本願発明の実施の形態4に係る送風ユニット
の送風グリルの構造を送風ユニットのファン反時計回転
方向に対応させて示す第1例の断面図である。
【図11】同送風ユニットの送風グリルの構造を送風ユ
ニットのファン時計回転方向に対応させて示す第2例の
断面図である。
【図12】同送風グリルの騒音および圧損低減効果を従
来のものと対比して示すグラフである。
【図13】本願発明の実施の形態5に係る送風ユニット
の送風グリルの構造を示す断面図である。
【図14】同送風グリルの要部の構成を示す一部切欠斜
視図である。
【図15】同送風グリルの騒音および圧損低減効果を従
来のものと対比して示すグラフである。
【図16】送風グリルを備えた一般的な送風ユニットの
構成例を示す正面図である。
【図17】同送風ユニットの構造を示す断面図である。
【図18】同送風ユニットの風吹き降し時の送風グリル
の要部の構成と作用を示す一部切欠側面図である。
【図19】同送風グリルの風吹き降し時の要部の構成と
作用を示す拡大断面図である。
【図20】同送風グリルの風吹き上げ時の要部の構成と
作用を示す断面図である。
【図21】同送風ユニットの風吹き上げ時の送風グリル
の構成と作用を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1は室外機(送風ユニット)、2は熱交換器、4は送風
グリル、5はブレード、5aはブレード前縁部、7,
8,9は気流調整部である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン(F)からの風を送風グリル
    (4)を介して送風する送風ユニット(1)において、
    送風グリル(4)を構成するブレード(5)の前縁部
    (5a)に負圧面側への気流の剥離を抑制する気流調整
    部(7),(8),(9)を設けたことを特徴とする送
    風ユニットの送風グリル。
  2. 【請求項2】 気流調整部(7),(8),(9)は、
    ブレード(5)の前縁部(5a)の両面側に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の送風ユニットの送
    風グリル。
  3. 【請求項3】 気流調整部(7),(8),(9)は、
    ブレード(5)の前縁部(5a)の剥離面側のみに設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の送風ユニッ
    トの送風グリル。
  4. 【請求項4】 気流調整部(7)は、ブレード(5)の
    前縁部(5a)の表面にあって長手方向に平行に延びて
    形成された複数の溝部(7b),(7b)・・・からな
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の送風ユニ
    ットの送風グリル。
  5. 【請求項5】 気流調整部(8)は、ブレード(5)の
    前縁部(5a)の表面にあって長手方向に延びて形成さ
    れた所定の幅の粗面部(8a)からなることを特徴とす
    る請求項1,2又は3記載の送風ユニットの送風グリ
    ル。
  6. 【請求項6】 気流調整部(9)は、ブレード(5)の
    少なくとも前縁部(5a)の表面に気流方向に平行に延
    びて形成された複数の溝部(9b),(9b)・・・か
    らなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の送風
    ユニットの送風グリル。
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JP2003090593A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fujitsu General Ltd 空気調和機の左右風向板
EP3348926A4 (en) * 2015-09-10 2019-04-10 Mitsubishi Electric Corporation AIR CONDITIONER

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