JP2004016328A - マスカラブラシ - Google Patents

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Mayumi Sato
佐藤 真由美
Takako Mikami
三上 貴子
Tatsuya Eto
衛藤 達也
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Kose Corp
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Abstract

【課題】本発明は従来のものと比べ、マスカラ液の付着度合いとカールアップ度合いをコントロールすることができる等、より使い勝手の良いマスカラブラシを提供すること。
【解決手段】ブラシ毛を芯部材に放射状に取り付けることにより形成されるブラシ部分を軸部に保持せしめたマスカラブラシにおいて、芯部材を三つの円弧で形成される曲線状とすることにより、ブラシ部分を大略W字型に形成せしめてなるマスカラブラシ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスカラブラシに関し、更に詳細には、ブラシ部分の形状を調整したことにより、マスカラ液の付着度合いや、カールアップ度合いをコントロールすることのできるマスカラブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
マスカラ液を睫毛に塗布するために、マスカラブラシが使用されている。このマスカラブラシとしては、円筒状や、円錐の先端部を除いた形状のブラシが多く使用されているが、最近では、これら円筒状のマスカラブラシの一部を切り欠いた形状(特開平8−33518号、特開平9−238740号等)や、中央部を窪ませた形状のもの(特開平10−80322号等)が提供されている。また、これ以外の形状のものとしては、ブラシの中心軸を円弧の形状とした、曲がった形状のブラシも知られている(実開昭58−88912号、実開平5−1411号、特開2001−286340号等)。
【0003】
しかしながら、上記のようなマスカラブラシでも、満足のゆく使い勝手のものであるとはいえず、より使い勝手の良いマスカラブラシが求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は従来のものと比べ、より使い勝手の良いマスカラブラシ、特に、マスカラ液の付着度合いとカールアップ度合いをコントロールすることのできるマスカラブラシの提供をその課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、マスカラブラシの形状に関し、鋭意検討を行っていたところ、マスカラブラシのブラシ毛を取り付ける芯部材を一定の曲線状とすることにより、マスカラブラシの部分ごとに違った使い方をすることができ、今までにない使用性を付与できることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち本発明は、ブラシ毛を芯部材に放射状に取り付けることにより形成されるブラシ部分を軸部に保持せしめたマスカラブラシにおいて、芯部材を3つの円弧で形成される曲線状とすることにより、ブラシ部分を大略W字型に形成せしめてなるマスカラブラシである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマスカラブラシの実施態様を示す図面と共に説明を行う。
【0008】
図1は、マスカラブラシの外観を、図2は、芯部材の円弧の大きさ及びその位置をそれぞれ示す図面である。図中、1はマスカラブラシ、2はブラシ毛、3は芯部材、4はブラシ部分、5は軸部、6は芯部材先端部をそれぞれ示す。
【0009】
図1に示すマスカラブラシ1は、ブラシ毛2を芯部材3に放射状に取り付けることによりブラシ部分4を形成し、これを軸部5に保持せしめることにより作成される。使用されるブラシ毛2としては、この種のブラシに使用されるものであれば、特に制約なく使用できる。例えば、天然繊維、合成樹脂繊維等を使用でき、中実繊維でも中空繊維でも良い。また、この繊維は、断面が円形、だ円形、多角形、凸部や凹部を有する形状等、何れの形状であっても良い。更に、直毛であっても、曲毛であっても良い。一方、このブラシ毛2を取り付ける芯部材3としては、例えば金属製ワイヤやプラスチック材料が使用でき、例えば金属性ワイヤを使用する場合は、折り返して2本とした後、これを捻り、その隙間にブラシ毛を植毛しても良いし、また、プラスチック材料を使用する場合は、これとブラシ毛を埋め込み成型しても良いし、また、挟み込むような形態としても良い。
【0010】
本発明における特徴的な点は、上記のブラシ毛2を芯部材3に取り付けて形成されるブラシ部分4が、大略W型(逆に見た場合はM型)といわれる形状になっていることである。ブラシ部分4をこのような形状とするためには、ブラシ部分の中心となる芯部材を3つの円弧で形成される曲線状とすることが必要である。
【0011】
例えば、図2を例に取ると、まず、ブラシ毛2を取り付けた芯部材3をほぼ同じ長さに4等分し、軸部5に対する芯部材3の取り付け部から順にS、S、S、S(芯部材先端部)する。そして、S部分を中心に円弧Rで曲げる。次いで、S部分を中心に円弧Rで、円弧Rと逆方向に曲げる。更に、S部分を中心に、円弧Rで、円弧Rと逆方向に曲げる。このようにすることにより、三つの円弧で、大略W型といいうる形状のブラシ部分4が形成される。
【0012】
上記図2において、円弧RないしRは、同一平面上に配置された同じ大きさの円弧であるが、必要に応じて円弧の大きさを変更することもできるし、同一平面上に配置されていなくても良い。また、円弧の位置も、芯部材3を等分した位置としているが、これには限らない。また、ブラシ部分4の断面形状自体は、径がφの円形となっているが、これのみに限らず、楕円形等としても良い。
【0013】
本発明のマスカラブラシでは、上記ブラシ部分4を軸部5に着装し、保持させることにより作成される。この着装の手段としては、公知の方法が使用され、軸部5の中心に設けた穴の中に芯部材3の末端部を挿入し、接着剤等で接着する方法や、軸部5の材料として熱硬化性プラスチックを用い、芯部材3の末端部と共に成型、固着する方法等を使用することができる。なお、ブラシ部分4を軸部5に着装するに当たっては、軸部5に対するブラシ部分4の取り付け部と、芯部材3の先端部6が、軸部5の中心線(X)上にあるようにしておくことが、収納上も、また、使用上からも好ましい。
【0014】
上記した、本発明のマスカラブラシは、単独で用いても良いが、例えば図3に示すように通常のマスカラブラシ7と組み合わせ、胴体部8に取り付けて用いても良い。また、後記するように、本発明のマスカラブラシは、使用する位置により化粧効果が大きく異なるので、正しい位置で使用できるような目印9、例えば、使用時に指が当たる位置に小突起や小孔を設けても良い。更に、目立つ位置にM型、W型といった表記(図示せず)を行っても良い。
【0015】
以上のようにして作成される本発明マスカラブラシは、睫毛に対し、マスカラブラシを、中央が窪み、両側が盛り上がっている状態(以下、「M型使用」という)と、この状態から軸部5を180度回転させた、中央が盛り上がり、両側が窪んでいる状態(以下、「W型使用」という)で使用することができる。
【0016】
まず、M型使用では、使用に当たり、ブラシ毛2が密な窪み部分にマスカラ液が多く付着し、両端のブラシ毛2が疎な盛り上がり部分にはマスカラ液が少ししか付着しないため、窪み部分を目元の中央部分(黒目部分の上)の睫毛に当てることにより、睫毛中央にはマスカラ液が多く塗布し、両側には適度な量のマスカラ液を塗布することが可能となる。すなわち、睫毛の中央にマスカラ液をたっぷり、両サイドは適度にというようにマスカラ液の付着度合いをコントロールすることができる。
【0017】
一方、W型使用では、中央の盛り上がった部分が睫毛の中央部分に強く接触し、他の部分ではほとんど接触しないので、この部分を特にカールアップさせることが可能となる。すなわち、睫毛の中央を高く押し上げ、両サイドを適度にカールアップさせるというようにカールアップの状態を適度にコントロールすることができるのである。
【0018】
このように、1本のマスカラブラシで、M型使用およびW型使用の2通りの使用ができ、これらを組み合わせることにより、目の中央部分に位置する睫毛にマスカラ液をより多く付着させ、かつ、その部分をよりしっかりとカールアップさせることができる。
【0019】
【作用】
従来のマスカラブラシは、睫毛の一本一本に均一にマスカラ液を付着させることを目的としたものであったが、本発明は、このような考え方を離れ、睫毛の特に目立つ部分に多めのマスカラ液を塗布し、かつ部分的にカールアップしようというものである。そして、このような目的は、ブラシ部分を三つの円弧に沿って曲げ、マスカラ液を付着させるときのM型使用および睫毛をカールアップする際のW型使用により達成されたのである。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマスカラブラシは、従来のマスカラブラシと異なり、特に目立つ睫毛中央部のマスカラ処理を行うことができるものであるため、今までにない新しいタイプの、使い勝手の良いマスカラブラシとして広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マスカラブラシの外観を示す図面
【図2】本発明マスカラブラシの芯部材の円弧の大きさ及びその位置を示す図面
【図3】通常のマスカラブラシと組み合わせた本発明マスカラブラシを示す図面
【符号の説明】
1 … … マスカラブラシ
2 … … ブラシ毛
3 … … 芯部材
4 … … ブラシ部分
5 … … 軸部
6 … … 芯部材先端部
7 … … 通常のマスカラブラシ
8 … … 胴体部
9 … … 目印
以  上

Claims (5)

  1. ブラシ毛を芯部材に放射状に取り付けることにより形成されるブラシ部分を軸部に保持せしめたマスカラブラシにおいて、芯部材を三つの円弧で形成される曲線状とすることにより、ブラシ部分を大略W字型に形成せしめてなるマスカラブラシ。
  2. 三つの円弧が、同じ半径の円弧である請求項第1項記載のマスカラブラシ。
  3. 三つの円弧が、同一平面上に配置されたものである請求項第1項または第2項記載のマスカラブラシ。
  4. 軸部に対する芯部材の取り付け部と、芯部材の先端部が、軸部の中心線上にある請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載のマスカラブラシ。
  5. 軸部上に、マスカラブラシの使用位置を示すための目印が設けられたものである請求項第1項ないし第4項の何れかの項記載のマスカラブラシ。
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