JP2004013980A - デュアルポートメモリのテスト回路 - Google Patents

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谷山 昌之
Takayuki Minemaru
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Abstract

【課題】デュアルポートメモリのテスト回路において、集積度の低下を抑え、テストパターンの生成を容易にすることを目的とする。
【解決手段】デュアルポートメモリ11のテスト回路のAポートに入力されるクロック信号TACK、ポートイネーブル信号TACSをBポートのクロック信号、ポートイネーブル信号とし、Aポートに入力されるアドレスTAADRをアドレス変換手段14により変換したアドレスTBADRをBポートのアドレスとして入力し、Aポートのリードライトイネーブル信号TARWを反転した信号を、Bポートのリードライトイネーブル信号として入力する構成とする。この構成により、デュアルポートメモリ11用に独立したテスト回路を持つ必要がなく、これまでのマーチパターンのメモリテストを行えるため、テスト回路の配線や端子を増やすことなく、回路規模を抑えてデュアルポートメモリ11のテストを実現することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムLSIなどの集積回路におけるデュアルポートメモリのテスト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
システムLSIなどの集積回路は、回路規模が増大し、その中で実現される機能も多機能となってきているため、処理の高速化が要求されてきている。それに伴い、用いられるメモリも高速化に対応するために、これまで用いられてきたシングルポートメモリに代わって、同一メモリセルアレイ(ただし同一セルは不可)に2つのポートから独立して、同時に読み書きできるデュアルポートメモリが搭載されるようになってきている。
【0003】
従来のデュアルポートメモリのテスト回路を図6に示す。
図6において、61はデュアルポート、すなわちAポートのアドレスポートAADR,入力データポートADATI,クロックポートACK,チップセレクトポートACS,リードライトイネーブルポートARW,出力データポートADATOと、BポートのアドレスポートBADR,入力データポートBDATI,クロックポートBCK,チップセレクトポートBCS,リードライトイネーブルポートBRW,出力データポートBDATOを備え、これらのそれぞれのポートに信号、データを入力することで、独立してメモリセルに読み書きできるデュアルポートメモリである。
【0004】
図6に示すメモリテスト回路では、このようなデュアルポートメモリ61に対して、それぞれのポートに、LSI外部あるいはテスト回路を制御する回路、たとえばBIST(BUILT IN SELF TEST)回路により生成されたテストTA(TB)用のアドレスADR、入力データDATI、クロック信号CK、チップセレクト信号CS、リードライト制御信号RWを入力し、その出力データDATOに対して期待値比較を行なっている。
【0005】
また、通常の処理に使用する通常処理用UA(UB)の信号およびデータと、テストに使用するテスト用TA(TB)の信号およびデータは、モード選択信号TCTRLに応じてセレクタ62a,62b,62c,62d,62e,63a,63b,63c,63d,63eにより選択されてデュアルポートメモリ61へ入力される。たとえば、通常の処理に使用するアドレスUAADRとテストに用いるアドレスTAADRはセレクタ62aに入力され、そのときのモード選択信号TCTRLが“0”であればUAADRが選択され、モード選択信号TCTRLが“1”であればTADDRが選択される。他のチップセレクト信号CS、クロック信号CK、リードライト制御信号RWおよびデータについても同様であり、モード選択信号TCTRLを“0”とすることで、通常の処理に使用する信号およびデータが選択され、通常の処理が可能となり、モード選択信号TCTRLを“1”とすることで、テストに使用する信号およびデータが選択され、テスト回路からのテストが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のメモリテスト回路ではアドレスとデータおよび制御信号の組がそれぞれ独立しており、制御するための多くの外部端子あるいは制御回路が必要であり、よって端子数の増加あるいはテスト回路の増加に伴う、アドレスおよびデータなどの配線増加による集積度の低下などの課題が生じる。
【0007】
さらに、各ポートが独立してアクセスすることが可能であるために、同一アドレスに各ポートからアクセスすることを考慮して、テストパターンを生成する必要があるなどの課題がある。
【0008】
本発明は、このようなデュアルポートメモリのテスト回路において、集積度の低下を抑え、テストパターンの生成を容易にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のデュアルポートメモリのテスト回路は、行方向および列方向に配列された1つ以上のメモリセルと前記メモリセルに対し互いに独立してアクセス可能な第1ポートと第2ポートを備えたデュアルポートメモリをテストする回路であって、
テストモード時に、前記第1ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号を、前記第2ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号として入力し、前記第1ポートのアドレスを変換したアドレスを、前記第2ポートのアドレスとして入力し、前記第1ポートのリードライトイネーブル信号の反転信号を、前記第2ポートのリードライトイネーブル信号として入力する構成としたこととしたものである。
【0010】
この本発明によれば、集積度の低下を抑え、テストパターンの生成を容易にするデュアルポートメモリのテスト回路が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、行方向および列方向に配列された1つ以上のメモリセルと前記メモリセルに対し互いに独立してアクセス可能な第1ポートと第2ポートを備えたデュアルポートメモリをテストする回路であって、
テストモード時に、前記第1ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号を、前記第2ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号として入力し、前記第1ポートのアドレスを変換したアドレスを、前記第2ポートのアドレスとして入力し、前記第1ポートのリードライトイネーブル信号の反転信号を、前記第2ポートのリードライトイネーブル信号として入力する構成としたこととしたものであり、
第1ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号が第2ポートで共通に使用され、また第1ポートと第2ボートのアクセス状態時のライトとリードが常に逆となり、さらに第1ポートに入力されるアドレスが変換されて、第1ポートに入力されるアドレスとは異なったアドレスが第2ポートのアドレスとして入力されることにより、それぞれのポートに対して独立したテスト回路が必要でなくなり、不要な配線や外部端子を減らすことができ、よって集積度の低下を抑えることができ、さらに第1ポートと第2ボートのアドレスが異なることにより、同一メモリセルへ同時にアクセスすることがなくなり、テストパターンの生成が容易となり、テストパターンの開発の負担を軽減することができる、という作用を有する。
【0012】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、テストモード時に前記第1ポートの書き込みデータを前記第2ポートの書き込みデータとして入力する構成とし、テストモード時に前記第2ポートへ入力するリードライトイネーブル信号として、前記第1ポートのリードライトイネーブル信号とその反転信号の一方を選択する構成としたこととしたものであり、
第2ポートへ第1ポートのリードライトイネーブル信号を入力することにより第1ポートと第2ポートを同時にライト状態とすることが可能となり、よって第1ポートと第2ポートから同じ書き込みデータを異なるアドレスのメモリセルに同時に書き込むことが可能となり、テストパターンを半分とすることができる、という作用を有する。
【0013】
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、テストモード時に、前記第1ポートがリードのアクセス状態のとき、前記第2ポートを非アクセス状態とする構成としたこととしたものであり、
第1ポートがリードのアクセス状態となると、第2ポートは非アクセス状態となることにより、第2ポートからのメモリセルへのアクセスなしで第1ポートからリードを実行できる、という作用を有する。
【0014】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記第1ポートのアドレスから前記第2ポートのアドレスへの変換を、前記第1ポートのアドレスに予め設定された設定値を加算または減算することにより実行する構成としたこととしたものであり、
アドレスの変換を、第1ポートのアドレスに予め設定された設定値を加算または減算することにより実行することにより、第2ポートのアドレスを任意の設定値に設定することができる、という作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。
【0016】
図1において、11は、デュアルポート、すなわちAポートのアドレスポートAADR,入力データポートADATI,クロックポートACK,チップセレクトポートACS,リードライトイネーブルポートARW,出力データポートADATOと、BポートのアドレスポートBADR,入力データポートBDATI,クロックポートBCK,チップセレクトポートBCS,リードライトイネーブルポートBRW,出力データポートBDATOを備え、これらのそれぞれのポートに信号、データを入力することで独立してメモリセルに読み書きできるデュアルポートメモリ、すなわち行方向および列方向に配列された複数(1つ以上)のメモリセルと前記メモリセルに対し互いに独立してアクセス可能なAポート(第1ポート)とBポート(第2ポート)を備えたデュアルポートメモリである。
【0017】
このデュアルポートメモリ11のAポートへのアクセスは、通常時に使用するデータおよび信号{アドレスUAADR,入力データUADATI,クロック信号UACK,チップセレクト信号(ポートイネーブル信号)UACS,リードライト制御信号UARW}と、テストモード時に使用するデータおよび信号{アドレスTAADR,入力データTADATI,クロック信号TACK,チップセレクト信号(ポートイネーブル信号)TACS,リードライト制御信号TARW}の一方が、モード選択信号TCTRLにより制御されるセレクタ12a,12b,12c,12d,12eにより選択されて実行される。本実施の形態では、モード選択信号TCTRLが“1”のときに、前記テストモード時に使用するデータおよび信号が選択されるものとしている。
【0018】
一方、デュアルポートメモリ11のBポートのクロックポートBCKおよびチップセレクトBCSへのテストモード時の入力として、それぞれAポートのテストモード時(TCTRL=1)の信号と同じクロック信号TACKとチップセレクト信号(ポートイネーブル信号)TACSが、これらBポートへのクロックBCKのクロック信号TBCKおよびチップセレクトBCSのチップセレクト信号(ポートイネーブル信号)TBCSとなるように、セレクタ13c,13dにより、通常時に使用される信号(クロック信号UACK,チップセレクト信号UACS)と選択されるように構成されている。
【0019】
また、BポートのアドレスポートBADRへ入力されるアドレスTBADRは、セレクタ13aにより、テストモード時のAポートへのアドレスTAADRをアドレス変換手段14で変換したアドレスと、Bポートへの通常アドレスUBADRの一方が選択されるように構成されている。
【0020】
また、BポートのリードライトイネーブルポートBRWへのリードライトイネーブル信号TBRWは、セレクタ13eにより、テストモード時のAポートへのリードライトイネーブル信号TARWを反転器(第1ポートのリードライトイネーブル信号を反転する反転手段)15により反転させた信号と、Bポートへの通常信号UBRWの一方が選択されるように構成されている。この構成によりテストモード時には、AポートとBポートではリードとライトが逆になるように、リードライトイネーブル信号が入力され、AポートとBポートがアクセス状態のとき、リードとライトが逆の状態になる。
【0021】
またテストモード時には、Bポートの出力データポートBDATOの出力データをテストモード時の出力データTDATOとしている。
前記アドレス変換手段14は、AポートとBポートのアクセスが同一メモリセルに対して発生しないようにするために、Aポートのアドレスを変換して、BポートへのアドレスTBADRを生成する変換手段であり、図1に示すように、予めAポートのアドレスTAADRに対して加算する値(プラスの値またはマイナスの値)が設定されたレジスタ(第1ポートのアドレスに対して加算または減算する値が予め設定された記憶手段)17と、AポートのアドレスTAADRとレジスタ17の設定値を加算する加算器(第1ポートのアドレスと前記記憶手段の設定値を加算する加算手段)18から構成されている。このように、AポートのアドレスTAADRとレジスタ17の設定値を加算する加算器18で構成することにより、BポートのアドレスTBADRを任意の設定値に設定できることができる。たとえば、アドレス変換手段14が式(1)、式(2)に示される場合、マーチパターンを生成することができる。また、この2つの式はレジスタ17の設定により、切り替えられるように構成される。
【0022】
TBADR = TAADR + 1 …(1)
TBADR = TAADR − 1 …(2)
マーチパターンのアルゴリズム(メモリテスト)を図2を参照しながら説明する。
【0023】
まず全てのメモリセルを初期化し{図2(a)}、最初のメモリセルから“L”を読み出して期待値と比較し{図2(b)}、次に読み出したメモリセルに“1”を書き込む{図2(c)}。この期待値比較と“1”の書き込みという処理を、以降アドレスをインクリメントしながら全メモリセルに対して行う{図2(b)(c)}。次に、最後に書き込みを行ったメモリセルから“H”を読み出し{図2(d)}、続いて“0”を書きこむ{図2(e)}。この期待値比較と“0”の書き込みという処理をアドレスTAADRをデクリメントしながら全メモリセルに対して行う{図2(d)(e)}。さらに、これらのシーケンスをデータ入力、期待値を反対にして再度繰り返す。
【0024】
本実施の形態の場合、マーチパターンは、図3に示すアルゴリズムで実現することができる。図3でメモリセル内に書かれている0/1の数字はライトを示し、L/Hの記号はリードを示し、記号がない場合は不定であることを示している。
【0025】
初期化するために、Aポートから全メモリセルに“0”を書きこむ(ライト;W)。メモリセルに“0”を書きこむと同時に、リードライトイネーブル信号TARWが反転することによりBポート(出力データポートBDATO)のアドレスTBADR(=TAADR+1)からデータの読み出し(リード;R)が行われる{図3(a)}。このとき、Bポートから読み出したデータは、初期化前のデータであり期待値との比較は行わない。ただし、最後のアドレスにAポートから“0”を書きこむ場合に、Bポートから読み出される最初のアドレスのデータは、“L”が読み出されているので、期待値との比較を行う{図3(b)}。
【0026】
次に図3(c)に示すように、Aポートから最初のアドレスのメモリセルに“1”を書き込む(アドレスTAADRにおけるライト;W)と同時にBポートのアドレスTBADR(=TAADR+1)からデータを読み出し(リード;R)、Bポートから読み出しているデータが“L”(=0)であること確認しながら(期待値との比較を行いながら)、AポートのアドレスTAADRをインクリメントし、全アドレスに“1”が書き込まれるまで行う。
【0027】
次にAポートのアドレスTAADRをデクリメントしながら“0”を書き込んでいくことになり、式(2)を用いるようにアドレス変換手段14を設定する。しかし、このとき最終のアドレスのメモリセルからBポートに“H”(=1)を読み出す機会がなくなる。そこで、最初のアドレスのメモリセルにAポートから“1”を書きこむ(ライト;W)と同時に最終アドレスからBポートに“H”を読み出し(リード;R)、期待値と比較する{図3(d)}。
【0028】
次にAポートのアドレスTAADRをデクリメントし、Aポートから“0”を書き込むと同時に、BポートのアドレスTBADR(=TAADR−1)からデータを読み出し、このデータが“H”(=1)であること確認する(期待値と比較する){図3(e)}。同様にアドレスTAADRをデクリメントし、全メモリセルに“0”が書き込まれるまで繰り返す{図3(f)}。
【0029】
さらにデータと期待値を反転して図3(a)〜(f)のテストを実行する。
このように本実施の形態1のメモリ回路によれば、Aポートのクロック信号TACKおよびチップセレクト信号(ポートイネーブル信号)TACSがBポートで共通に使用され、またAポートとBボートのアクセス状態時のライトとリードが常に逆となり、さらにAポートに入力されるアドレスTAADRが変換されて、Aポートに入力されるアドレスとは異なったアドレスTBADRがBポートのアドレスとして入力されることにより、デュアルポートメモリ用に独立したテスト回路を持つ必要がなく、これまでのマーチパターンのメモリテストを行えるため、2つのAポート,Bポートそれぞれにテスト回路を持った場合より多少のテストパターン数(あるいはテスト時間)増加で、テスト回路の配線や外部端子の増加を回避でき(不要な配線や外部端子を減らすことができ)、集積度の低下を抑える(回路規模を抑える)ことができる。
【0030】
またアドレス変換手段14によりAポートに入力されるアドレスTAADRが変換されて、このアドレスTAADRとは異なったアドレスがBポートのアドレスTBADRとして入力されることにより、同一メモリセルへの同時アクセスがなくなり、よってテストパターンの生成が容易となり、テストパターンの開発の負担を軽減することができる。
【0031】
また合わせてデュアルポートメモリ11への同時アクセスを容易に行えるため、ビット線、ワード線間のショートも検出することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2を示すデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。なお、図1の構成と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
図4に示すように、Bポートの入力データポートBDATIの入力データとして、通常時のデータUBDATIとAポートの入力データTADATIの一方をセレクタ43bにより選択できるように構成し、さらに、BポートのリードライトイネーブルポートBRWのテストモード時の信号として、Aポートのリードライトイネーブル信号TARWとこのAポートのリードライトイネーブル信号TARWの反転信号の一方を選択信号TBRWSELによりセレクタ41で選択できるように構成している。
【0033】
このような実施の形態2のメモリ回路によれば、テストモード時に、BポートのリードライトイネーブルポートBRWのテストモード時の信号として、セレクタ41を用いてAポートのリードライトイネーブル信号TARWを選択することにより、A,Bポートの双方をライト状態として、アドレス変換手段14による異なるアドレスのメモリセルに、同時に同じ入力データTADATI“0”を書き込むことができ、よって図3(a)にある初期化を1/2のテストパターン数で実行することができ、テスト時間を削減することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3を示すデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。なお、図1の構成と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
Aポートのチップセレクト信号TACSとAポートのリードライトイネーブル信号TARWとのNANDゲート51が新たに設けられ、このNANDゲート51の出力信号と、通常のチップセレクト信号UBCSの一方がセレクタ13dにより選択され、BポートのチップセレクトポートBCSへ入力されている。
【0035】
なお実施の形態3では、リードライトイネーブルポートARW,BRWが“1”のとき、各ポートを読み出し(リード)状態とし、チップセレクトポートACS,BCSが“1”のとき、各ポートを読み出し/書き込み状態(アクセス状態)としている。
【0036】
このような実施の形態3のメモリ回路によれば、Aポートのチップセレクト信号TACSが“1”で、リードライトイネーブル信号TARWが“0”のとき、Aポートはライトのアクセス状態となり、このときNANDゲート51によりBポートのチップセレクトポートBCSへ入力されるチップセレクト信号TBCSは“1”となることから、Bポートはリードのアクセス状態となる。またAポートのチップセレクト信号TACSとリードライトイネーブル信号TARWがともに“1”のとき、Aポートはリードのアクセス状態となり、このときNANDゲート51によりBポートのチップセレクトポートBCSへ入力されるチップセレクト信号TBCSは“0”となることから、Bポートは非アクセス状態となる(ライトアクセスが制限される)。
【0037】
よって、マーチパターンでのテストにおいて最終アドレスの期待値比較を行う場合に、図3(d)に示すように最初のアドレスにAポートから“1”を書き込むと同時に最終のアドレスからBポートに“H”を読み出しているが、この最終アドレスのデータの読み出しを、Aポートをリード(リードライトイネーブル信号TARWを“1”)としてAポートから行うように変更することにより、図3(d)に示される場合の無駄なAポートからの書き込みを無くすことができ、テスト時間を削減することができる。このとき、Bポートからのライトアクセスが制限されているのでメモリセルのデータが変更されることはない。
【0038】
なお、上記実施の形態1〜3では、デュアルポートメモリ11の各ポートにリードライトイネーブル兼用のリードライトイネーブルポートARWとリードライトイネーブルポートBRWを備えているが、各ポートに、リードイネーブルポートとライトイネーブルポートがそれぞれ備わっているときには、テストモード時にAポートのリードイネーブル信号をBポートのライトイネーブル信号として、Aポートのライトイネーブル信号をBポートのリードイネーブル信号として接続する。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、デュアルポートメモリ用に独立したテスト回路を持つ必要がなく、これまでのマーチパターンのメモリテストを行えるため、テスト回路の配線や端子を増やすことなく、回路規模を抑えてデュアルポートメモリのテストを実現することができる、という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。
【図2】マーチパターンの説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるデュアルポートメモリのテスト回路におけるマーチパターンの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態3におけるデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。
【図6】従来のデュアルポートメモリのテスト回路の構成図である。
【符号の説明】
11  デュアルポートメモリ
12a aポートアドレスセレクタ
12b aポートデータ入力セレクタ
12c aポートクロックセレクタ
12d aポートポートイネーブルセレクタ
12e aポートリードライトイネーブルセレクタ
13a bポートアドレスセレクタ
13c bポートクロックセレクタ
13d bポートポートイネーブルセレクタ
13e bポートリードライトイネーブルセレクタ
14  アドレス変換手段
15  反転器
17  加算値用レジスタ
18  アドレス変換手段用加算器
41  第2bポートリードライトイネーブルセレクタ
43b bポートデータ入力セレクタ
51  NANDゲート

Claims (4)

  1. 行方向および列方向に配列された1つ以上のメモリセルと前記メモリセルに対し互いに独立してアクセス可能な第1ポートと第2ポートを備えたデュアルポートメモリをテストする回路であって、
    テストモード時に、
    前記第1ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号を、前記第2ポートのクロック信号およびポートイネーブル信号として入力し、
    前記第1ポートのアドレスを変換したアドレスを、前記第2ポートのアドレスとして入力し、
    前記第1ポートのリードライトイネーブル信号の反転信号を、前記第2ポートのリードライトイネーブル信号として入力する
    構成としたこと
    を特徴とするデュアルポートメモリのテスト回路。
  2. テストモード時に前記第1ポートの書き込みデータを前記第2ポートの書き込みデータとして入力する構成とし、
    テストモード時に前記第2ポートへ入力するリードライトイネーブル信号として、前記第1ポートのリードライトイネーブル信号とその反転信号の一方を選択する構成としたこと
    を特徴とする請求項1に記載のデュアルポートメモリのテスト回路。
  3. テストモード時に、前記第1ポートがリードのアクセス状態のとき、前記第2ポートを非アクセス状態とする構成としたこと
    を特徴とする請求項1に記載のデュアルポートメモリのテスト回路。
  4. 前記第1ポートのアドレスから前記第2ポートのアドレスへの変換を、前記第1ポートのアドレスに予め設定された設定値を加算または減算することにより実行する構成としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデュアルポートメモリのテスト回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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