JP2004013857A - 集卵コンベア用の鶏卵カウンター - Google Patents
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Abstract
【課題】集卵ベルト、割れた卵の殻、その他塵等によるカウントの誤動作を起こさない集卵コンベア用鶏卵カウンターの提供。
【解決手段】卵を搬送する集卵コンベア7と、該集卵コンベア7上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部9aと、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部9bとから成る鶏卵カウンターにおいて、該赤外線発光部9aと赤外線受光部9bとは1つの収納用ケース9f内に設置され、また赤外線発光部9aは発光を狭指向性に変化させる制御部を備え、該赤外線発光部9aと赤外線受光部9bとは集卵コンベア7の移動方向前方から角度を持たせて位置決めしたことを特徴とする。
【選択図面】図2
【解決手段】卵を搬送する集卵コンベア7と、該集卵コンベア7上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部9aと、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部9bとから成る鶏卵カウンターにおいて、該赤外線発光部9aと赤外線受光部9bとは1つの収納用ケース9f内に設置され、また赤外線発光部9aは発光を狭指向性に変化させる制御部を備え、該赤外線発光部9aと赤外線受光部9bとは集卵コンベア7の移動方向前方から角度を持たせて位置決めしたことを特徴とする。
【選択図面】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が狭指向性の指向特性を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアに対して傾斜して位置決めしたことを特徴とする集卵コンベア用の鶏卵カウンターに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、上述の集卵コンベア用の鶏卵カウンターは、ほぼ水平に設けられた卵載置用の集卵コンベアの上方位置で、且つ垂直下方に向けて赤外線発光素子を設置し、さらに、この赤外線発光素子と平行して赤外線受光素子を設け、この赤外線受光素子によって得られた信号に基づいて、集卵した卵の数をカウントしていた。
【0003】
上述のようなカウンターでは、集卵ベルトからの反射と、対象とする卵からの反射が条件次第で同様の反射として機械が判断し、カウントの誤動作を起こしていた(図8上側を参照)、さらに集卵ベルト自体からの反射には問題が無かった場合でも、集卵ベルト上に乗る卵の壊れた一部(殻)が、上記と同様にカウントの誤動作を起こしていた(図8下側を参照)。
【0004】
【発明が解決すべき課題】
以上のように、集卵ベルトもしくは割れた卵の殻などによって、引き起こされるカウントのエラーは、卵載置用の集卵コンベアの下側に設けられた卵の殻やその他の塵を受ける塵受け板の表面部分によって、ごみ受け板に乗る卵の殻によって、あるいは、集卵コンベアを使用しない場合に利用する卵載置用のベルトコンベア上に載置された卵の殻などに起因して、これらの反射をカウントしてエラーが生じていたことが知見される。そして、上記ベルトコンベアや、ごみ受け板を反射性の少ない素材にしても、それら表面が濡れて反射を起こすことを防止することは困難であり、さらにこれらの上に卵の殻が乗った場合においても、カウントエラーが生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1で定義される集卵コンベア用の鶏卵カウンターでは、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が該発光を狭指向性に変化させる狭指向性制御部を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアの移動方向前方から斜めに(直角では無い)位置決めしたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した一実施例を参照しながら本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターの実施の形態について説明する。
【0007】
図1は、本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターを備えたケージユニットの概略側面図であり、
図2は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図であり、
図3は鶏卵カウンター9の発光部および受光部周辺の部分拡大断面図であり、やや下側に視点を設けている。
【0008】
図4は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【0009】
図5は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【0010】
図6は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略して、遮光用ベース部9dのみを使用した状態における多方向から見た図面である。
【0011】
図7は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。
【0012】
図8は、従来技術を示す説明図である。
【0013】
図中、符号1は多段式ケージユニットを示している。このケージユニット1は、複数のケージ室2に仕切られたケージ列3を垂直方向に複数重ねたもので、各ケージ列3に沿って集卵コンベア4が設けられ、これら集卵コンベア4で各ケージ室2内に収容されている鶏が生んだ卵を、ケージユニット1の一方の端部(図1では左端)に向けて移送するように構成されている。
【0014】
前述のように集卵コンベア4によって卵が移送されて来るケージユニット1の左端部にはコントロールコンベア5及び集卵機10が設けられており、前記コントロールコンベア5の上方には、ケージユニット1の長手方向に略直交する方向に伸びる1本の集卵コンベア7が集卵機10の上部に隣接するように設置されている(所望により集卵コンベア7は集卵機10の下部に設けることができる)。また、集卵コンベア7上の両側には卵の軌道修正用板7e、7fが備えられる。そして、軌道修正用板7e、7fとの間に卵が集中する集卵コンベア7の上側に、鶏卵カウンター9が支持部材13を介して設置されている。
【0015】
図2は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図である。図中において、下方には、集卵コンベア7が配置される。この集卵コンベア7の構成は、送り方向(図中右から左の方向)に対して直交して設けられた卵載置用のコントロールコンベア7dが卵の直径よりも狭い間隔で、等間隔に配置される。なお、これらコントロールコンベアのシャフトの両端はチェーンに接続されているが、この図面では省略している。また該コントロールコンベア7dの下方にはゴミ受け板7aが平行して設けられている。このゴミ受け板7a上には、7bで示したような、卵の殻などの破片が落ちている可能性がある。なお、この集卵コンベア7は、コントロールコンベア7dを並設したタイプであるが、このコントロールコンベア7dを省略して、ゴミ受け板7a上に卵がじかに乗るようなものとすることができる。
【0016】
以上の集卵コンベア7の上方には、支持部材13(図1参照)を介して鶏卵カウンター9が配置されている。この集卵カウンター9は、上記支持部材13と水平もしくは集卵カウンター9と平行に連結される設置用部材9cが下方に備えられ、この設置用部材9cに対して、30゜から60゜の範囲に角度を付けて収納用ケース9fが設置されている(同図面においては、38゜に設定している。また、この角度は所望に応じて変化できる機構が設けられ得る)。図2において、説明のために収納用ケース9fの上側の蓋は取られている(実使用においては、蓋が閉められている)。また、収納用ケース9fの部分的に破断して、その構造を示したように、集卵コンベア7側には収納用ケース9fと同じ角度で傾斜しているパネル面9gが設けられ、このパネル面9gの中央より集卵コンベア7側には、光の吸収を促す色、即ち暗調色もしくは黒色のラバーで形成された遮光用ベース部9dがパネル面9gの表裏に貫通する状態で設けられ、パネル面9dの外側面に対して、遮光用ベース部は1〜5ミリほど突出させている。同図面では5ミリほど突出した状態に設定してある。
【0017】
この遮光用ベース部9dには、パネル面に対して直交する円筒状の穴が等間隔に8つ設けられ、この穴に遮光用筒部9eを介して赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bが埋設されている。また、図示したように、これら9aおよび9bは隣接しているが、遮光用ベース部9dに埋設するように形成されているので、隣接同士に直接赤外線が届くことを防止している。また、遮光用筒部9eは、所望に応じて着脱が自由であり、この図では、遮光用ベース部9dに対して、さらに外方に向かって10ミリほど突出させている。
【0018】
この赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bの先端部はパネル面の外側の面の位置に合わせて設置している。従って、赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bの先端部に対して、遮光用ベース部9dは5ミリ外側へ突出し、また、遮光用筒部9eは15ミリ突出している。さらに、同一のパネル面上にこの赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bは、設置されているので、発光と受光の角度は安定し、また、このパネル面を備えた集卵カウンター全体の角度を調節したり、あるいは、別の設置箇所へ移動を行っても、同一条件で発光と受光が行われ得る。
【0019】
この赤外線発光部9aから赤外線を放出するための電源ならびに発光を促す回路が設けられる(図示せず)、さらに、赤外線受光部9bで上記放出した赤外線が集卵コンベア7へ向かい、そこで比較的広い面積の、例えば卵から反射を受けて、赤外線受光部9bに入り且つ電気信号に変換され、そしてこの電気信号は、図示しない分析回路により解析されて、卵の数をカウントするようになされている。
【0020】
図4(a)は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。また、光の経路9hは、カウントすべき卵に対して照射された赤外線が反射して赤外線受光部9bへ十分な光量が伴って受光した状態を示している。
【0021】
図4(b)は、(a)の同一条件において、カウントを目的としていない卵の殻の破片などがゴミ受け板7a上に乗っていて、しかもその卵の殻7bに、赤外線発光部から発光した光が当たり、反射し、赤外線受光部側へ向かっている状態を示している。この殻7bは、不特定の条件で割れて、ベルトコンベア上に乗ってきたものであるが、同図においては、少なくともコントロールコンベア7dの高さ9jよりも低い状態の殻がゴミ受け板7a上に残り、一時的に放置されている。この高さ9jに匹敵する殻の大きさは、同図の右側の卵に示したように、最大で、52゜を越える部分だけが、該当する殻の大きさであることが理解できる。この最大の大きさの殻7bが、ゴミ受け板7a上に乗った場合、その殻7bの縁部分で反射した、僅かな量の光が赤外線受光部9b側へ到達するが、卵としてカウント可能な光の量としては、十分でなく(該縁側から反射して来る光のレベルでは、カウントがなされないように、受光感度のレベル設定をすることで達成される)その結果として、殻7bは、卵1個としてカウントされないように設計され得る。
【0022】
また、図4(b)の光の軌跡9iは、赤外線発光部9aからの光がカウント可能である十分な光量として届く状態の反射経路を示しており、この場合、赤外線受光部9bへに対しては赤外線は十分到達せず。結果としては、落ちている殻をカウントされることが無い状態を示している。
【0023】
ところで、図4(b)に示した殻7bは、説明した通りコントロールコンベア7dの高さで制限されたものであるが、このコントロールコンベア7dを用いないタイプ即ち、図5(c)のようにベルトコンベアー上に直接卵を乗せるようなタイプでは、この殻7bの高さに制限はないが、このような場合には、ベルトコンベアを分割して、分割した隙間から殻等の塵だけが落ちるような構成を取ることにより、達成し得る。
【0024】
図5(c)は、ゴミ受け板7aへ向かった赤外線が戻ってくる状態を説明する図である。また、9Lは赤外線発光部9aの指向特性を示しており、赤外線発光部9aの中心9Mが最も発光の量が多く、ゴミ受け板7aに向かって、赤外線受光部9bへ戻る経路9kを生じさせる光量は、その中心方向に対して、5分の1程度に下がっている状態を示している。この光量が光軸に対して角度を付けると弱くなるようにさせるために、遮光用ベース部9d、遮光用筒部9eおよび赤外線発光部9aを用いて、その指向特性を強くした。基本的にこれら3点によって、指向特性を強くさせている。また、遮光用ベース部9dはさらに、互いに隣接する赤外線発光部9aから、受光部9bへ直接リークする様な光を遮断するためにも利用されている。
【0025】
好ましい実施例としては、複数もしくは単数の作用により、指向性を持たせた赤外線発光部9aと、それに隣接しかつほぼ平行に設けた赤外線受光部9bを用い、これら9aと9bとをカウント対象とする集卵コンベア7に対して、斜めに向けて設置したものである。この構成により少なくともゴミ受け板7aから反射してきた光によって、カウントのエラーを起こすことが防止できる。また、更に上述のように殻7bからの反射によって生じるエラーを排除するには、その殻7bの高さに応じて、パネル面9gを30゜〜60゜以上、即ち、赤外線発光部9aからの照射する中心の角度は、集卵コンベア7に対して60゜〜30゜の傾斜を必要としている。
【0026】
図6は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略して、遮光用ベース部9dのみを使用した状態において、正面、背面平面、底面、右側面および斜視図を描いた多方向から見た図面であり、本実施例において、赤外線発光部の指向性は、同赤外線発光部自身が備えている、先端方向に対して強く、側方に対して弱い状態で発光を形成するタイプを用い。さらに、この赤外線発光部の素子が2ミリほど深く入る状態に位置決めされるように、遮光用ベース部の設置条件を、決定している(該赤外線発光部との相対位置を決定する)。
【0027】
図7は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。このベルトコンベア7gには、一例として卵の殻などのゴミ7bが乗っている状態を示している。一方、鶏卵用カウンターの下方部分に設けられる設置用部材9cには、回動可能な回転の中心軸9qを介して、図示はしていない支持部材13(図1参照)と連結されている。また、調節用長穴9rを通過するように固定用ボルト9sが貫通され、この固定用ボルト9sの両端は支持部材13に接続されるとともに、ナットによって(図示せず)両側から螺子止めをして、その結果として、支持部材13に対して、設置用部材9cは固定される。また、このナットによる螺子止めをする前に調節用長穴9rの遊びの範囲内で、設置用部材9cすなわち、鶏卵カウンター9全体の角度が調節でき、上記のようのナットにより螺子止めをすることで、その所望の角度調節が固定される。
【0028】
【発明の効果】
請求項1で定義される発明の集卵コンベア用の鶏卵カウンターでは、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が該発光を狭指向性に変化させる狭指向性制御部を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアの移動方向前方から角度を持たせて位置決めしたことを特徴としている。
【0029】
このように構成した本発明は、集卵コンベアのコンベア自身に対して赤外線発光部からの光はわずかしか届かず、従って、ベルトコンベアから反射して性外線受光部で受ける光も微量であるために、ベルトコンベア自身からの反射で間違ってカウントを起こすことを防止できる。また、同一のパネル面上にこの赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bは、設置されているので、発光と受光の角度は、安定し、また、このパネル面を備えた集卵カウンター全体の角度を調節したり、あるいは、別の箇所へ移動を行っても、同一条件で発光と受光が行われ得る。従来のように、ベルトコンベアに対して直角方向に設置する場合においては、発光素子と受光素子の角度の関係は常に、ベルトコンベアに対して直角とするという単純なものであるが、角度を付ける場合、その条件はベルトコンベアに対して、鶏卵カウンターの高さによっても、角度の違いが生じる。角度の取り方が多種有る場合、発光素子と受光素子はの角度の変化は一度に行われることが重要であり、独立して離れて設けた場合には、その調節は多くの時間を必要とするが、本発明では、それが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターを備えたケージユニットの概略側面図であり、
【図2】は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図であり、
【図3】は、鶏卵カウンター9の発光部および受光部周辺の部分拡大断面図であり、やや下側に視点を設けている。
【図4】は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【図5】は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【図6】は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略し、遮光用ベース部9dのみを使用した状態における多方向から見た図面である。
【図7】は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。
【図8】は、従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1…多段式ケージユニット
2…ケージ室
3…ケージ列
4…集卵コンベア
5…コントロールコンベア
9…鶏卵カウンター
9a…赤外線発光部
9d…遮光用ベース部
9f…収納用ケース
9g…パネル面
9b…赤外線受光部
9c…設置用部材
7a…ベルトコンベア
7d…集卵コンベア
【発明の属する技術分野】
本発明は、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が狭指向性の指向特性を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアに対して傾斜して位置決めしたことを特徴とする集卵コンベア用の鶏卵カウンターに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、上述の集卵コンベア用の鶏卵カウンターは、ほぼ水平に設けられた卵載置用の集卵コンベアの上方位置で、且つ垂直下方に向けて赤外線発光素子を設置し、さらに、この赤外線発光素子と平行して赤外線受光素子を設け、この赤外線受光素子によって得られた信号に基づいて、集卵した卵の数をカウントしていた。
【0003】
上述のようなカウンターでは、集卵ベルトからの反射と、対象とする卵からの反射が条件次第で同様の反射として機械が判断し、カウントの誤動作を起こしていた(図8上側を参照)、さらに集卵ベルト自体からの反射には問題が無かった場合でも、集卵ベルト上に乗る卵の壊れた一部(殻)が、上記と同様にカウントの誤動作を起こしていた(図8下側を参照)。
【0004】
【発明が解決すべき課題】
以上のように、集卵ベルトもしくは割れた卵の殻などによって、引き起こされるカウントのエラーは、卵載置用の集卵コンベアの下側に設けられた卵の殻やその他の塵を受ける塵受け板の表面部分によって、ごみ受け板に乗る卵の殻によって、あるいは、集卵コンベアを使用しない場合に利用する卵載置用のベルトコンベア上に載置された卵の殻などに起因して、これらの反射をカウントしてエラーが生じていたことが知見される。そして、上記ベルトコンベアや、ごみ受け板を反射性の少ない素材にしても、それら表面が濡れて反射を起こすことを防止することは困難であり、さらにこれらの上に卵の殻が乗った場合においても、カウントエラーが生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1で定義される集卵コンベア用の鶏卵カウンターでは、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が該発光を狭指向性に変化させる狭指向性制御部を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアの移動方向前方から斜めに(直角では無い)位置決めしたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した一実施例を参照しながら本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターの実施の形態について説明する。
【0007】
図1は、本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターを備えたケージユニットの概略側面図であり、
図2は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図であり、
図3は鶏卵カウンター9の発光部および受光部周辺の部分拡大断面図であり、やや下側に視点を設けている。
【0008】
図4は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【0009】
図5は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【0010】
図6は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略して、遮光用ベース部9dのみを使用した状態における多方向から見た図面である。
【0011】
図7は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。
【0012】
図8は、従来技術を示す説明図である。
【0013】
図中、符号1は多段式ケージユニットを示している。このケージユニット1は、複数のケージ室2に仕切られたケージ列3を垂直方向に複数重ねたもので、各ケージ列3に沿って集卵コンベア4が設けられ、これら集卵コンベア4で各ケージ室2内に収容されている鶏が生んだ卵を、ケージユニット1の一方の端部(図1では左端)に向けて移送するように構成されている。
【0014】
前述のように集卵コンベア4によって卵が移送されて来るケージユニット1の左端部にはコントロールコンベア5及び集卵機10が設けられており、前記コントロールコンベア5の上方には、ケージユニット1の長手方向に略直交する方向に伸びる1本の集卵コンベア7が集卵機10の上部に隣接するように設置されている(所望により集卵コンベア7は集卵機10の下部に設けることができる)。また、集卵コンベア7上の両側には卵の軌道修正用板7e、7fが備えられる。そして、軌道修正用板7e、7fとの間に卵が集中する集卵コンベア7の上側に、鶏卵カウンター9が支持部材13を介して設置されている。
【0015】
図2は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図である。図中において、下方には、集卵コンベア7が配置される。この集卵コンベア7の構成は、送り方向(図中右から左の方向)に対して直交して設けられた卵載置用のコントロールコンベア7dが卵の直径よりも狭い間隔で、等間隔に配置される。なお、これらコントロールコンベアのシャフトの両端はチェーンに接続されているが、この図面では省略している。また該コントロールコンベア7dの下方にはゴミ受け板7aが平行して設けられている。このゴミ受け板7a上には、7bで示したような、卵の殻などの破片が落ちている可能性がある。なお、この集卵コンベア7は、コントロールコンベア7dを並設したタイプであるが、このコントロールコンベア7dを省略して、ゴミ受け板7a上に卵がじかに乗るようなものとすることができる。
【0016】
以上の集卵コンベア7の上方には、支持部材13(図1参照)を介して鶏卵カウンター9が配置されている。この集卵カウンター9は、上記支持部材13と水平もしくは集卵カウンター9と平行に連結される設置用部材9cが下方に備えられ、この設置用部材9cに対して、30゜から60゜の範囲に角度を付けて収納用ケース9fが設置されている(同図面においては、38゜に設定している。また、この角度は所望に応じて変化できる機構が設けられ得る)。図2において、説明のために収納用ケース9fの上側の蓋は取られている(実使用においては、蓋が閉められている)。また、収納用ケース9fの部分的に破断して、その構造を示したように、集卵コンベア7側には収納用ケース9fと同じ角度で傾斜しているパネル面9gが設けられ、このパネル面9gの中央より集卵コンベア7側には、光の吸収を促す色、即ち暗調色もしくは黒色のラバーで形成された遮光用ベース部9dがパネル面9gの表裏に貫通する状態で設けられ、パネル面9dの外側面に対して、遮光用ベース部は1〜5ミリほど突出させている。同図面では5ミリほど突出した状態に設定してある。
【0017】
この遮光用ベース部9dには、パネル面に対して直交する円筒状の穴が等間隔に8つ設けられ、この穴に遮光用筒部9eを介して赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bが埋設されている。また、図示したように、これら9aおよび9bは隣接しているが、遮光用ベース部9dに埋設するように形成されているので、隣接同士に直接赤外線が届くことを防止している。また、遮光用筒部9eは、所望に応じて着脱が自由であり、この図では、遮光用ベース部9dに対して、さらに外方に向かって10ミリほど突出させている。
【0018】
この赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bの先端部はパネル面の外側の面の位置に合わせて設置している。従って、赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bの先端部に対して、遮光用ベース部9dは5ミリ外側へ突出し、また、遮光用筒部9eは15ミリ突出している。さらに、同一のパネル面上にこの赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bは、設置されているので、発光と受光の角度は安定し、また、このパネル面を備えた集卵カウンター全体の角度を調節したり、あるいは、別の設置箇所へ移動を行っても、同一条件で発光と受光が行われ得る。
【0019】
この赤外線発光部9aから赤外線を放出するための電源ならびに発光を促す回路が設けられる(図示せず)、さらに、赤外線受光部9bで上記放出した赤外線が集卵コンベア7へ向かい、そこで比較的広い面積の、例えば卵から反射を受けて、赤外線受光部9bに入り且つ電気信号に変換され、そしてこの電気信号は、図示しない分析回路により解析されて、卵の数をカウントするようになされている。
【0020】
図4(a)は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。また、光の経路9hは、カウントすべき卵に対して照射された赤外線が反射して赤外線受光部9bへ十分な光量が伴って受光した状態を示している。
【0021】
図4(b)は、(a)の同一条件において、カウントを目的としていない卵の殻の破片などがゴミ受け板7a上に乗っていて、しかもその卵の殻7bに、赤外線発光部から発光した光が当たり、反射し、赤外線受光部側へ向かっている状態を示している。この殻7bは、不特定の条件で割れて、ベルトコンベア上に乗ってきたものであるが、同図においては、少なくともコントロールコンベア7dの高さ9jよりも低い状態の殻がゴミ受け板7a上に残り、一時的に放置されている。この高さ9jに匹敵する殻の大きさは、同図の右側の卵に示したように、最大で、52゜を越える部分だけが、該当する殻の大きさであることが理解できる。この最大の大きさの殻7bが、ゴミ受け板7a上に乗った場合、その殻7bの縁部分で反射した、僅かな量の光が赤外線受光部9b側へ到達するが、卵としてカウント可能な光の量としては、十分でなく(該縁側から反射して来る光のレベルでは、カウントがなされないように、受光感度のレベル設定をすることで達成される)その結果として、殻7bは、卵1個としてカウントされないように設計され得る。
【0022】
また、図4(b)の光の軌跡9iは、赤外線発光部9aからの光がカウント可能である十分な光量として届く状態の反射経路を示しており、この場合、赤外線受光部9bへに対しては赤外線は十分到達せず。結果としては、落ちている殻をカウントされることが無い状態を示している。
【0023】
ところで、図4(b)に示した殻7bは、説明した通りコントロールコンベア7dの高さで制限されたものであるが、このコントロールコンベア7dを用いないタイプ即ち、図5(c)のようにベルトコンベアー上に直接卵を乗せるようなタイプでは、この殻7bの高さに制限はないが、このような場合には、ベルトコンベアを分割して、分割した隙間から殻等の塵だけが落ちるような構成を取ることにより、達成し得る。
【0024】
図5(c)は、ゴミ受け板7aへ向かった赤外線が戻ってくる状態を説明する図である。また、9Lは赤外線発光部9aの指向特性を示しており、赤外線発光部9aの中心9Mが最も発光の量が多く、ゴミ受け板7aに向かって、赤外線受光部9bへ戻る経路9kを生じさせる光量は、その中心方向に対して、5分の1程度に下がっている状態を示している。この光量が光軸に対して角度を付けると弱くなるようにさせるために、遮光用ベース部9d、遮光用筒部9eおよび赤外線発光部9aを用いて、その指向特性を強くした。基本的にこれら3点によって、指向特性を強くさせている。また、遮光用ベース部9dはさらに、互いに隣接する赤外線発光部9aから、受光部9bへ直接リークする様な光を遮断するためにも利用されている。
【0025】
好ましい実施例としては、複数もしくは単数の作用により、指向性を持たせた赤外線発光部9aと、それに隣接しかつほぼ平行に設けた赤外線受光部9bを用い、これら9aと9bとをカウント対象とする集卵コンベア7に対して、斜めに向けて設置したものである。この構成により少なくともゴミ受け板7aから反射してきた光によって、カウントのエラーを起こすことが防止できる。また、更に上述のように殻7bからの反射によって生じるエラーを排除するには、その殻7bの高さに応じて、パネル面9gを30゜〜60゜以上、即ち、赤外線発光部9aからの照射する中心の角度は、集卵コンベア7に対して60゜〜30゜の傾斜を必要としている。
【0026】
図6は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略して、遮光用ベース部9dのみを使用した状態において、正面、背面平面、底面、右側面および斜視図を描いた多方向から見た図面であり、本実施例において、赤外線発光部の指向性は、同赤外線発光部自身が備えている、先端方向に対して強く、側方に対して弱い状態で発光を形成するタイプを用い。さらに、この赤外線発光部の素子が2ミリほど深く入る状態に位置決めされるように、遮光用ベース部の設置条件を、決定している(該赤外線発光部との相対位置を決定する)。
【0027】
図7は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。このベルトコンベア7gには、一例として卵の殻などのゴミ7bが乗っている状態を示している。一方、鶏卵用カウンターの下方部分に設けられる設置用部材9cには、回動可能な回転の中心軸9qを介して、図示はしていない支持部材13(図1参照)と連結されている。また、調節用長穴9rを通過するように固定用ボルト9sが貫通され、この固定用ボルト9sの両端は支持部材13に接続されるとともに、ナットによって(図示せず)両側から螺子止めをして、その結果として、支持部材13に対して、設置用部材9cは固定される。また、このナットによる螺子止めをする前に調節用長穴9rの遊びの範囲内で、設置用部材9cすなわち、鶏卵カウンター9全体の角度が調節でき、上記のようのナットにより螺子止めをすることで、その所望の角度調節が固定される。
【0028】
【発明の効果】
請求項1で定義される発明の集卵コンベア用の鶏卵カウンターでは、養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、該赤外線発光部が該発光を狭指向性に変化させる狭指向性制御部を備え、該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアの移動方向前方から角度を持たせて位置決めしたことを特徴としている。
【0029】
このように構成した本発明は、集卵コンベアのコンベア自身に対して赤外線発光部からの光はわずかしか届かず、従って、ベルトコンベアから反射して性外線受光部で受ける光も微量であるために、ベルトコンベア自身からの反射で間違ってカウントを起こすことを防止できる。また、同一のパネル面上にこの赤外線発光部9aおよび赤外線受光部9bは、設置されているので、発光と受光の角度は、安定し、また、このパネル面を備えた集卵カウンター全体の角度を調節したり、あるいは、別の箇所へ移動を行っても、同一条件で発光と受光が行われ得る。従来のように、ベルトコンベアに対して直角方向に設置する場合においては、発光素子と受光素子の角度の関係は常に、ベルトコンベアに対して直角とするという単純なものであるが、角度を付ける場合、その条件はベルトコンベアに対して、鶏卵カウンターの高さによっても、角度の違いが生じる。角度の取り方が多種有る場合、発光素子と受光素子はの角度の変化は一度に行われることが重要であり、独立して離れて設けた場合には、その調節は多くの時間を必要とするが、本発明では、それが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係る集卵コンベア用の鶏卵カウンターを備えたケージユニットの概略側面図であり、
【図2】は、図1の集卵コンベア7の一部および鶏卵カウンター9を選択的に表した部分断面斜視図であり、
【図3】は、鶏卵カウンター9の発光部および受光部周辺の部分拡大断面図であり、やや下側に視点を設けている。
【図4】は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【図5】は、図1および図2で示した集卵コンベア7および鶏卵カウンター9を真横から見た説明図である。
【図6】は、図2で示した鶏卵カウンター9に対して、カバーを施し且つ、遮光用筒部を省略し、遮光用ベース部9dのみを使用した状態における多方向から見た図面である。
【図7】は、鶏卵をベルトコンベア7gの上に直接置いた(図2ではコントロールコンベアに鶏卵を載置していた)状態を示す別の実施例を表している斜視図である。
【図8】は、従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1…多段式ケージユニット
2…ケージ室
3…ケージ列
4…集卵コンベア
5…コントロールコンベア
9…鶏卵カウンター
9a…赤外線発光部
9d…遮光用ベース部
9f…収納用ケース
9g…パネル面
9b…赤外線受光部
9c…設置用部材
7a…ベルトコンベア
7d…集卵コンベア
Claims (1)
- 養鶏用ケージで産卵される卵を回収し、該卵を搬送する集卵コンベアと、
該集卵コンベア上に配置され、該卵へ赤外線を照射する赤外線発光部と、
該発光部からの光を受けた該卵から反射した光を感知可能に受ける赤外線受光部とから成り、
該赤外線発光部が狭指向性の指向特性を備え、
該赤外線受光部と赤外線発光部とは1つのカウンター内に設置され、
該赤外線受光部と赤外線発光部とを集卵コンベアに対して傾斜して位置決めした、
ことを特徴とする集卵コンベア用の鶏卵カウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002170711A JP2004013857A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 集卵コンベア用の鶏卵カウンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002170711A JP2004013857A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 集卵コンベア用の鶏卵カウンター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004013857A true JP2004013857A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30436859
Family Applications (1)
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Country | Link |
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-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002170711A patent/JP2004013857A/ja active Pending
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