JP2004012641A - ズームレンズ及びこれを用いたビデオカメラとディジタルスチルカメラ。 - Google Patents

ズームレンズ及びこれを用いたビデオカメラとディジタルスチルカメラ。 Download PDF

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JP2004012641A JP2002163493A JP2002163493A JP2004012641A JP 2004012641 A JP2004012641 A JP 2004012641A JP 2002163493 A JP2002163493 A JP 2002163493A JP 2002163493 A JP2002163493 A JP 2002163493A JP 2004012641 A JP2004012641 A JP 2004012641A
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Kazutake Boku
朴 一武
Keizo Ishiguro
石黒 敬三
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/145Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only
    • G02B15/1451Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive
    • G02B15/145129Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive arranged +-+++

Abstract

【課題】ペッツバール和が良好で、かつ収差性能も良好に整えつつ、小型に構成できるズームレンズを提供する。
【解決手段】第1レンズ群11、第2レンズ群12、第3レンズ群13、第4レンズ群14の合成焦点距離をそれぞれf1、f2、f3、f4とし、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目、3番目、4番目のレンズのd線屈折率をそれぞれn2、n3、n4とすると、
4.0<|f1/fw|<5.0、
0.75<|f2/fw|<0.85、
2.5<|f3/fw|<3.0、
2.0<|f4/fw|<3.0、
n2>1.7、1.65<n3<1.76、n4>1.85の関係を満足する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明のズームレンズに関し、特にビデオカメラやディジタルスチルカメラに好適な、ズーム比が10倍程度と高倍率でありながら、F1.8からと明るく、且つ小型で高解像度な非球面ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ズームレンズの開発においては、その市場競争力強化のために、高変倍でありながら高解像力を有するズームレンズを小型で実現することが強く望まれている。その要望に応えてCCD(電荷結像素子)は年々小型化してきており、それにあわせてズームレンズの小型化も進んでいる。
【0003】
ズームレンズの小型化を達成するためには、できるだけ少ないレンズ枚数でズームレンズを構成するとともに、ワイド端からテレ端へのズーミングの際に光軸上を移動するバリエーターの移動量を少なくする必要がある。
【0004】
ズーム比が10倍程度の高倍率ズームレンズとしては、例えば特開平9−281392号公報に、高画質でワイド端において60度程度の画角を有するズームレンズが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−281392号公報に提案されたズームレンズは、10枚という少ないレンズ枚数で高画質化を実現しているものの、バリエーターの移動量が大きいために全長も長く、第1レンズの有効径も大きくなっている。
【0006】
高画質を維持しつつ小型化を実現するためには、バリエーターの焦点距離を小さくして移動量を少なくする必要があるが、そのようにするとズーミング領域における単色収差のバランスが悪くなり、良好な光学性能を確保することが困難となってしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有し固定された第1レンズ群と、負の屈折力を有し光軸上を移動して変倍作用を行う第2レンズ群と、固定された絞りと、正の屈折力を有し固定された第3レンズ群と、正の屈折力を有し前記第2レンズ群及び被写体とする物体の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動する第4レンズ群とが配置されており、
前記第1レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合され像面側に凹面を向けた正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズの順に配置され、前記第1レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第2レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合された負レンズと、正レンズの順に配置され、前記第2レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第3レンズ群のレンズは、物体側から順に、正レンズ、正レンズ、像面側の前記正レンズに接合され像面側に凹面を向けた負レンズの順に配置され、前記第3レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第4レンズ群は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズで構成されており、
第1レンズ群の合成焦点距離をf1、第2レンズ群の合成焦点距離をf2、第3レンズ群の合成焦点距離をf3、第4レンズ群の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズのd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズのd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズのd線屈折率をn4とすると、
4.0<|f1/fw|<5.0、
0.75<|f2/fw|<0.85、
2.5<|f3/fw|<3.0、
2.0<|f4/fw|<3.0、
n2>1.7、
1.65<n3<1.76、
及びn4>1.85
の関係を満足することを特徴とする。
【0008】
次に、本発明の第2のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有し固定された第1レンズ群と、負の屈折力を有し光軸上を移動して変倍作用を行う第2レンズ群と、固定された絞りと、正の屈折力を有し固定された第3レンズ群と、正の屈折力を有し前記第2レンズ群及び被写体とする物体の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動する第4レンズ群とが配置されており、
前記第1レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合され像面側に凸面を向けた正レンズ、物体側に凹面を向けた正レンズの順に配置され、前記第1レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第2レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合された負レンズと、正レンズの順に配置され、前記第2レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第3レンズ群のレンズは、物体側から順に、正レンズ、正レンズ、像面側の前記正レンズに接合され像面側に凹面を向けた負レンズの順に配置され、前記第3レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
前記第4レンズ群は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズで構成されており、
第1レンズ群の合成焦点距離をf1、第2レンズ群の合成焦点距離をf2、第3レンズ群の合成焦点距離をf3、第4レンズ群の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズのd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズのd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズのd線屈折率をn4とすると、
4.0<|f1/fw|<5.0、
0.75<|f2/fw|<0.85、
2.5<|f3/fw|<3.0、
2.0<|f4/fw|<3.0、
n2>1.7、
1.65<n3<1.76、
及びn4>1.85
の関係を満足することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、第1レンズ群の合成焦点距離をf1、第2レンズ群の合成焦点距離をf2、第3レンズ群の合成焦点距離をf3、第4レンズ群の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズのd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズのd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズのd線屈折率をn4とすると、
4.0<|f1/fw|<5.0、
0.75<|f2/fw|<0.85、
2.5<|f3/fw|<3.0、
2.0<|f4/fw|<3.0、
n2>1.7、
1.65<n3<1.76、
及びn4>1.85
の関係を満足することにより、ペッツバール和が良好で、かつ収差性能も良好に整えつつ、ズームレンズをコンパクトに構成できる。
【0010】
本発明の前記第1レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr11、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr19とすると、
1.2<r11/r19<1.3
の関係を満足することが好ましい。下限を下回ると、歪曲収差が補正不足となり、画面周辺部に歪んだ画像が発生するとともに、テレ端における球面収差が補正不足となり、上限を越えると、ノーマル位置からテレ端にかけて非点格差が大きくなり、サジタル像面とメリディオナル像面がアンバランスとなるとともに、テレ端における球面収差が補正過剰となるためである。
【0011】
また、前記第2レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr21、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr29とすると、
1.25<r21/r29<1.35
の関係を満足することが好ましい。下限を下回ると、球面収差が補正不足となり、十分な収差性能が得られなくなり、上限を越えると、球面収差、特に近距離撮影時の球面収差が補正不足となり、十分な収差性能が得られなくなるためである。
【0012】
また、前記第3レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr31、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr39とすると、
0.5<r31/r39<0.7
の関係を満足することが好ましい。下限を下回ると、球面収差が補正不足となり、十分な収差性能が得られなくなり、上限を越えると、球面収差が補正過剰になるとともに、コマフレアが発生しやすくなるためである。
【0013】
また、前記第4レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr41、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr49とすると、
0.65<r41/r49<0.7
の関係を満足することが好ましい。下限を下回り、又は上限を越えると、ワイド端からテレ端にかけてのトータルな収差バランスが崩れてしまい、十分な収差性能が得られなくなるためである。
【0014】
また、前記ズームレンズにおいて、全系の合成焦点距離をテレ端から1%ワイド側へ変化させるために必要な前記第2レンズ群の光軸上の移動距離をΔt2、前記第2レンズ群の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つようにするために必要な前記第4レンズ群の光軸上の移動距離をΔt4とすると、
Δt4/Δt2<4.5
の関係を満足することが好ましい。上限を越えると、テレ端付近のズーミング時において第2レンズ群の移動量に対する第4レンズ群の移動量が大きくなり、ワイド端からテレ端までのトラッキングカーブを一定に作成できなくなり、テレ端付近で急峻なカーブを描く必要があり、トラッキングカーブの構成が困難になるためである。
【0015】
また、前記第1レンズ群の最も像面側に位置する面の曲率半径と、前記第2レンズ群の最も物体側に位置する面の曲率半径とが略同一であることが好ましい。このことにより、第1レンズ群の最も像面側の面と第2レンズ群の最も物体側の面とが、レンズ周辺部に行くにしたがって、面間隔が小さくなっていくことを防ぐことができ、鏡筒作成が容易になる。
【0016】
また、前記第4レンズ群と像面との間に配置された赤外カットフィルターが、光軸上から任意に待避することができることが好ましい。このことにより、夜間等の低照度時においても補助灯などを必要とせず、十分撮影可能な明るさを得ることができる。
【0017】
また、前記光学的ローパスフィルターが撮像素子のフェースプレートに形成されていることが好ましい。このことにより、バックフォーカスを短くすることができるので、ズームレンズを小型化できる。
【0018】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るズームレンズの構成図を示している。本図に示したズームレンズは、物体側(図1では左側)から像面側(図1では右側)に向かって、第1レンズ群11、第2レンズ群12、絞り13、第3レンズ群14、第4レンズ群15、平板ガラス16の順に、各レンズが配置されている。平板ガラス16は、水晶フィルターや撮像デバイスのフェースプレート等に等価なものである。
【0020】
第1レンズ群11は、正の屈折力を有し、変倍時、及びフォーカス時において、像面17に対して固定されている。第2レンズ群12は、負の屈折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行う。絞り13は、変倍時、及びフォーカス時において像面17に対して固定されている。
【0021】
第3レンズ群14は、正の屈折力を有し、変倍時、及びフォーカス時において像面17に対して固定されている。第4レンズ群15は、正の屈折力を有し、第2レンズ群12及び被写体となる物体の移動に伴って変動する像面17を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動することにより、変倍による像の移動とフォーカス調整とを同時に行う。
【0022】
第1レンズ群11は、物体側から負レンズ1a、正レンズ1b、正レンズ1cの順に各レンズが配置されている。負レンズ1aと正レンズ1bとは接合されている。正レンズ1bは像面側に凹面を向けており、正レンズ1cは物体側に凸面を向けている。第1レンズ群11のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。
【0023】
第2レンズ群12は、物体側から負レンズ2a、負レンズ2b、正レンズ2cの順に各レンズが配置されている。負レンズ2bと正レンズ2cとは接合されている。第2レンズ群12のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。
【0024】
第3レンズ群14は、物体側から正レンズ3a、正レンズ3b、負レンズ3cの順に各レンズが配置されている。正レンズ3bと負レンズ3cとは接合されている。第3レンズ群14のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。第4レンズ群15は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズ4aで構成されている。
【0025】
第1レンズ群11の合成焦点距離をf1、第2レンズ群12の合成焦点距離をf2、第3レンズ群14の合成焦点距離をf3、第4レンズ群15の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズ(レンズ1b)のd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズ(レンズ1c)のd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズ(レンズ2a)のd線屈折率をn4とすると、下記の式(1)〜(7)を満足している。
【0026】
式(1)  4.0<|f1/fw|<5.0
式(2) 0.75<|f2/fw|<0.85
式(3)  2.5<|f3/fw|<3.0
式(4)  2.0<|f4/fw|<3.0
式(5)       n2>1.7
式(6)    1.65<n3<1.76
式(7)       n4>1.85
式(1)は、第1レンズ群11の屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、第1レンズ群11の屈折力が大きくなり、長焦点側における球面収差、及び軸外におけるコマ収差の補正が困難となってしまう。上限を越えると、レンズ全長が長くなり、ズームレンズのコンパクト化が困難となってしまう。
【0027】
式(2)は、第2レンズ群12の屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、全系のペッツバール和が大きくなり、像面湾曲の補正が困難となる。上限を越えると、ペッツバール和は小さくなるが、ズーミング時における第2レンズ群12の移動量が大きくなり、全系が長くなってしまうため、ズームレンズのコンパクト化が困難となってしまう。
【0028】
式(3)は、第3レンズ群14の屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、第3レンズ群14の屈折力が大きくなり、水晶フィルター等を挿入するためのバックフォーカスを確保することができなくなるとともに、球面収差の補正も困難になってしまう。上限を越えると、ペッツバール和が大きくなって、像面湾曲の補正が困難となることに加え、全系が必要以上に長くなってしまう。
【0029】
式(4)は、第4レンズ群15の屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、全系のレンズ系が大きくなって小型化が困難となってしまう。上限を越えると、近距離撮影時と遠距離撮影時の軸外収差をバランス良く補正することが困難となってしまう。
【0030】
式(5)は、第1レンズ群11の正レンズ1bの屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、正レンズ1bの物体側曲率半径が小さくなってしまい、レンズ加工が困難となってしまう。
【0031】
式(6)は、第1レンズ群11の正レンズ1cの屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、正レンズ1cの物体側曲率半径が小さくなることでケラレ限界が小さくなってしまうので、組立公差が厳しくなる。上限を越えると、ペッツバール和が大きくなり像面湾曲の補正が困難となる。
【0032】
式(7)は、第2レンズ群12の凹レンズ2aの屈折力に関する条件式である。下限を下回ると、ペッツバール和が大きくなり、像面湾曲の補正が困難となってしまう。
【0033】
また、第1レンズ群11の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr11、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr19、第2レンズ群12の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr21、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr29、第3レンズ群14の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr31、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr39、第4レンズ群15の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr41、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr49とすると、以下の式(8)〜(11)を満足している。これらの条件式を満足することにより、ズームレンズの高い解像度を実現するために十分な性能を得ることができる。
【0034】
式(8)   1.2<r11/r19<1.3
式(9)  1.25<r21/r29<1.35
式(10)  0.5<r31/r39<0.7
式(11) 0.65<r41/r49<0.7
式(8)は、第1レンズ群11の非球面レンズの非球面量に関する条件式である。下限を下回ると、歪曲収差が補正不足となってしまい、画面周辺部に歪んだ画像が発生してしまうとともに、テレ端における球面収差が補正不足となってしまう。上限を越えると、ノーマル位置からテレ端にかけて非点格差が大きくなり、サジタル像面とメリディオナル像面がアンバランスとなってしまうとともに、テレ端における球面収差が補正過剰となってしまう。
【0035】
式(9)は、第2レンズ群12の非球面レンズの非球面量に関する条件式である。下限を下回ると、球面収差が補正不足となってしまい、十分な収差性能が得られなくなってしまう。上限を越えると、球面収差、特に近距離撮影時の球面収差が補正不足となってしまい、十分な収差性能が得られなくなってしまう。
【0036】
式(10)は、第3レンズ群14の非球面レンズの非球面量に関する条件式である。下限を下回ると、球面収差が補正不足となってしまい、十分な収差性能が得られなくなってしまう。上限を越えると、球面収差が補正過剰になるとともに、コマフレアが発生しやすくなる。
【0037】
式(11)は、第4レンズ群15の非球面レンズの非球面量に関する条件式である。下限を下回り、又は上限を越えると、ワイド端からテレ端にかけてのトータルな収差バランスが崩れてしまい、十分な収差性能が得られなくなってしまう。
【0038】
また、全系の合成焦点距離をテレ端から1%ワイド側へ変化させるために必要な第2レンズ群12の光軸上の移動距離をΔt2、第2レンズ群12の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つようにするために必要な第4レンズ群15の光軸上の移動距離をΔt4としたとき、下記の式(12)を満足している。
【0039】
式(12) Δt4/Δt2<4.5
式(12)は、トラッキングカーブに関する条件式である。上限を越えると、テレ端付近のズーミング時において第2レンズ群12の移動量に対する第4レンズ群15の移動量が大きくなる。このようになると、ワイド端からテレ端までのトラッキングカーブを一定に作成できなくなり、テレ端付近で急峻なカーブを描く必要があり、トラッキングカーブの構成が困難になってしまう。
【0040】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、第1レンズ群11の最も像面側に位置する面(rd5)の曲率半径と第2レンズ群12の最も物体側に位置する面(rd6)の曲率半径とが略同一である。このことにより、第1レンズ群11の最も像面側の面と第2レンズ群12の最も物体側の面とが、レンズ周辺部に行くにしたがって、面間隔が小さくなっていくことを防ぐことができるので、鏡筒作成が容易になる。
【0041】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、第4レンズ群15と像面17との間に配置された赤外カットフィルターが、光軸上から任意に退避することができる。このことより夜間等の低照度時においても補助灯などを必要とせず、十分撮影可能な明るさを得ることができる。
【0042】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、光学的ローパスフィルターが撮像素子のフェースプレートに形成されている。これにより、バックフォーカスを短くすることができるので、ズームレンズの小型化を達成することができる。
【0043】
(実施例1)
以下の表1に、本実施形態の実施例1を示す。表1中、rd(mm)はレンズの曲率半径、th(mm)はレンズの肉厚又はレンズの空気間隔、ndは各レンズのd線に対する屈折率、νはレンズのd線に対するアッベ数である。このことは、表4についても同様である。また、表1の面番号1〜19は、図1のrd1〜rd19に対応し、表1のthは上から順に、図1のth1〜th18に対応する。このことは、表4と図5との関係についても同様である。
【0044】
【表1】
Figure 2004012641
【0045】
また、非球面を有する面(表1の面番号の横に*印で表示)については、下記の式(13)によって規定される。このことは、実施例2についても同様である。
【0046】
【数1】
Figure 2004012641
【0047】
但し、上式において
Z:光軸からの高さがyの非球面形状の非球面頂点の接平面からの距離
y:光軸からの高さ
c:非球面頂点の曲率
k:円錐定数
D、E、F、G:非球面係数
以下の表2に、非球面係数の数値例を示す。
【0048】
【表2】
Figure 2004012641
【0049】
また、以下の表3に、物点が無限遠の場合において、ズーミングによって可変な空気間隔(mm)を、ズームレンズの状態がワイド端、標準位置、及びテレ端の場合で示す。標準位置は、第3レンズ群14と第4レンズ群15とが最接近する位置である。表3中、FNo.はFナンバーである、ω(度)は入射半画角であり、各空気間隔は図1に示している。これらの、表3に関する説明は、実施例2の表6についても同様である。
【0050】
【表3】
Figure 2004012641
【0051】
また、前記式(1)〜(12)の値を以下に示す。
【0052】
|f1/fw|=4.59
|f2/fw|=0.81
|f3/fw|=2.73
|f4/fw|=2.47
n2=1.73
n3=1.69
n4=1.88
r11/r19=1.25
r21/r29=1.27
r31/r39=0.63
r41/r49=0.66
Δt4/Δt2=3.9
図2〜4に、本実施例のズームレンズのワイド端(図2)、標準位置(図3)、テレ端(図4)における諸収差を示す。図2〜4の各収差図において、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)、軸上色収差(mm)、倍率色収差(mm)を示している。
【0053】
図2(a)の球面収差図において、実線が球面収差である。図2(b)の非点収差図において、実線はサジタル像面湾曲であり、破線はメリディオナル像面湾曲である。図2(d)、(e)の軸上色収差図、倍率色収差図において、実線はd線、短いピッチの破線はF線、長いピッチの破線はC線に対する値である。これらの収差図から明らかなように、本実施例のズームレンズは良好な収差性能を示している。
【0054】
なお、図2〜4の図(a)〜(e)に関する説明は、図6〜8についても同様である。
【0055】
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係るズームレンズの構成図を示している。本図に示したズームレンズは、物体側(図5では左側)から像面側(図5では右側)に向かって、第1レンズ群21、第2レンズ群22、絞り23、第3レンズ群24、第4レンズ群25、平板ガラス26の順に、各レンズが配置されている。平板ガラス26は、水晶フィルターや撮像デバイスのフェースプレート等に等価なものである。
【0056】
第1レンズ群21は、正の屈折力を有し、変倍時、及びフォーカス時において、像面27に対して固定されている。第2レンズ群22は、負の屈折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行う。絞り23は、変倍時、及びフォーカス時において像面27に対して固定されている。
【0057】
第3レンズ群24は、正の屈折力を有し、変倍時、及びフォーカス時において像面27に対して固定されている。第4レンズ群25は、正の屈折力を有し、第2レンズ群22及び被写体となる物体の移動に伴って変動する像面27を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動することにより、変倍による像の移動とフォーカス調整とを同時に行う。
【0058】
第1レンズ群21は、物体側から負レンズ5a、正レンズ5b、正レンズ5cの順に各レンズが配置されている。負レンズ5aと正レンズ5bとは接合されている。正レンズ5bは像面側に凸面を向けており、正レンズ5cは物体側に凸面を向けている。第1レンズ群21のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。
【0059】
第2レンズ群22は、物体側から負レンズ6a、負レンズ6b、正レンズ6cの順に各レンズが配置されている。負レンズ6bと正レンズ6cとは接合されている。第2レンズ群22のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。
【0060】
第3レンズ群24は、物体側から正レンズ7a、正レンズ7b、負レンズ7cの順に各レンズが配置されている。正レンズ7bと負レンズ7cとは接合されている。第3レンズ群24のレンズのうち、少なくとも1面が非球面である。第4レンズ群25は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズ8aで構成されている。
【0061】
本実施形態においても、実施形態1と同様に、前記式(1)〜(7)、(8)〜(11)、及び(12)を満足しており、このことによる効果は、実施形態1と同様である。
【0062】
また、実施形態1と同様に、第1レンズ群21の最も像面側に位置する面(rd5)の曲率半径と第2レンズ群22の最も物体側に位置する面(rd6)の曲率半径同一である構成、第4レンズ群25と像面27との間に配置された赤外カットフィルターが、光軸上から任意に待避することができる構成、及び光学的ローパスフィルターが撮像素子のフェースプレートに形成されている構成を備えており、このことによる効果も、実施形態1と同様である。
【0063】
(実施例2)
以下の表4に本実施形態の実施例を示し、表5に非球面係数の数値例を示す。
【0064】
【表4】
Figure 2004012641
【0065】
【表5】
Figure 2004012641
【0066】
また、下記の表6に、物点が無限遠の場合において、ズーミングによって可変な空気間隔(mm)を、ズームレンズの状態がワイド端、標準位置、及びテレ端の場合で示す。
【0067】
【表6】
Figure 2004012641
【0068】
また、前記式(1)〜(12)の値を以下に示す。
【0069】
|f1/fw|=4.63
|f2/fw|=0.81
|f3/fw|=2.66
|f4/fw|=2.36
n2=1.73
n3=1.75
n4=1.88
r11/r19=1.21
r21/r29=1.28
r31/r39=0.63
r41/r49=0.67
Δt4/Δt2=3.8
図6〜8に、本実施例のズームレンズのワイド端(図6)、ノーマル位置(図7)、テレ端(図8)における諸収差を示す。これらの収差図から明らかなように、本実施例のズームレンズは良好な収差性能を示している。
【0070】
(実施の形態3)
図9に、実施形態3に係るビデオカメラの構成図を示している。本図に示したビデオカメラは、ズームレンズ100、赤外カットフィルター101、ローパスフィルター102、撮像素子103、信号処理回路104、液晶ビューファインダー105、記録系106、及び液晶モニター107が筐体108内に配置されている。
【0071】
本実施形態では、ズームレンズ100として、前記実施形態1に係るズームレンズが用いられている。このことにより、ズーム比が10倍程度と高倍率でありながら、小型で高機能なビデオカメラを実現することができる。なお、前記実施形態2のズームレンズを用いてもよく、同様な効果が得られる。
【0072】
(実施の形態4)
図10に、実施形態4に係るディジタルスチルカメラの構成図を示している。本図に示したディジタルスチルカメラは、ズームレンズ110、赤外カットフィルター111、ローパスフィルター112、撮像素子113、信号処理回路114、光学ビューファインダー115、記録系116、及び液晶モニター117が、筐体118内にに配置されている。
【0073】
本実施形態では、ズームレンズ110として、前記実施形態1に係るズームレンズが用いられている。このことにより、ズーム比が10程度と高倍率でありながら、小型で高機能なビデオカメラを実現することができる。なお、前記実施形態2のズームレンズを用いてもよく、同様な効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明のズームレンズによれば、前記式(1)〜(7)に示したような、屈接力に関する条件式を満足することにより、ペッツバール和が良好で、かつ収差性能も良好に整えつつ、ズームレンズをコンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るズームレンズの構成図
【図2】本発明の実施形態1に係るズームレンズのワイド端における収差性能図
【図3】本発明の実施形態1に係るズームレンズの標準位置における収差性能図
【図4】本発明の実施形態1に係るズームレンズのテレ端における収差性能図
【図5】本発明の実施形態2に係るズームレンズの構成図
【図6】本発明の実施形態2に係るズームレンズのワイド端における収差性能図
【図7】本発明の実施形態2に係るズームレンズのノーマル位置における収差性能図
【図8】本発明の実施形態2に係るズームレンズのテレ端における収差性能図
【図9】本発明の一実施形態に係るビデオカメラの構成図
【図10】本発明の一実施形態に係るディジタルスチルカメラの構成図
【符号の説明】
11,21 第1レンズ群
12,22 第2レンズ群
13,23 絞り
14,24 第3レンズ群
15,25 第4レンズ群
16,26 平板ガラス
17,7 像面
100,110 ズームレンズ
101,111 赤外カットフィルター
102,12 ローパスフィルター
103、113 撮像素子
104、114 信号処理回路
105、115 ビューファインダー
106、116、記録系
107、117 液晶モニター
108、118 筐体

Claims (12)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有し固定された第1レンズ群と、負の屈折力を有し光軸上を移動して変倍作用を行う第2レンズ群と、固定された絞りと、正の屈折力を有し固定された第3レンズ群と、正の屈折力を有し前記第2レンズ群及び被写体とする物体の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動する第4レンズ群とが配置されており、
    前記第1レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合され像面側に凹面を向けた正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズの順に配置され、前記第1レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第2レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合された負レンズと、正レンズの順に配置され、前記第2レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第3レンズ群のレンズは、物体側から順に、正レンズ、正レンズ、像面側の前記正レンズに接合され像面側に凹面を向けた負レンズの順に配置され、前記第3レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第4レンズ群は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズで構成されており、
    第1レンズ群の合成焦点距離をf1、第2レンズ群の合成焦点距離をf2、第3レンズ群の合成焦点距離をf3、第4レンズ群の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズのd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズのd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズのd線屈折率をn4とすると、
    4.0<|f1/fw|<5.0、
    0.75<|f2/fw|<0.85、
    2.5<|f3/fw|<3.0、
    2.0<|f4/fw|<3.0、
    n2>1.7、
    1.65<n3<1.76、
    及びn4>1.85
    の関係を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 物体側から順に、正の屈折力を有し固定された第1レンズ群と、負の屈折力を有し光軸上を移動して変倍作用を行う第2レンズ群と、固定された絞りと、正の屈折力を有し固定された第3レンズ群と、正の屈折力を有し前記第2レンズ群及び被写体とする物体の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動する第4レンズ群とが配置されており、
    前記第1レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合され像面側に凸面を向けた正レンズ、物体側に凹面を向けた正レンズの順に配置され、前記第1レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第2レンズ群のレンズは、物体側から、負レンズ、前記負レンズに接合された負レンズと、正レンズの順に配置され、前記第2レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第3レンズ群のレンズは、物体側から順に、正レンズ、正レンズ、像面側の前記正レンズに接合され像面側に凹面を向けた負レンズの順に配置され、前記第3レンズ群の少なくとも1面が非球面であり、
    前記第4レンズ群は、少なくとも1面が非球面である正の屈折力を有するレンズで構成されており、
    第1レンズ群の合成焦点距離をf1、第2レンズ群の合成焦点距離をf2、第3レンズ群の合成焦点距離をf3、第4レンズ群の合成焦点距離をf4、ワイド端における全系の合成焦点距離をfw、物体側から数えて2番目のレンズのd線屈折率をn2、物体側から数えて3番目のレンズのd線屈折率をn3、物体側から数えて4番目のレンズのd線屈折率をn4とすると、
    4.0<|f1/fw|<5.0、
    0.75<|f2/fw|<0.85、
    2.5<|f3/fw|<3.0、
    2.0<|f4/fw|<3.0、
    n2>1.7、
    1.65<n3<1.76、
    及びn4>1.85
    の関係を満足することを特徴とするズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr11、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr19とすると、
    1.2<r11/r19<1.3
    の関係を満足する請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr21、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr29とすると、
    1.25<r21/r29<1.35
    の関係を満足する請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr31、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr39とすると、
    0.5<r31/r39<0.7
    の関係を満足する請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  6. 前記第4レンズ群の非球面レンズにおいて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr41、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半径をr49とすると、
    0.65<r41/r49<0.7
    の関係を満足する請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  7. 前記ズームレンズにおいて、全系の合成焦点距離をテレ端から1%ワイド側へ変化させるために必要な前記第2レンズ群の光軸上の移動距離をΔt2、前記第2レンズ群の移動に伴い変動する像面を基準面から一定の位置に保つようにするために必要な前記第4レンズ群の光軸上の移動距離をΔt4とすると、
    Δt4/Δt2<4.5
    の関係を満足する請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群の最も像面側に位置する面の曲率半径と、前記第2レンズ群の最も物体側に位置する面の曲率半径とが略同一である請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  9. 前記第4レンズ群と像面との間に配置された赤外カットフィルターが、光軸上から任意に待避することができる請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  10. 前記光学的ローパスフィルターが撮像素子のフェースプレートに形成されている請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載のズームレンズを備えたビデオカメラ。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載のズームレンズを備えたディジタルスチルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209751A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nikon Corp ズームレンズと、これを有する光学装置
JP2009205064A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Sony Corp レンズ鏡筒および撮像装置
KR101134539B1 (ko) 2005-04-08 2012-04-13 삼성전자주식회사 줌렌즈 광학계
US8320051B2 (en) 2009-10-13 2012-11-27 Panasonic Corporation Zoom lens system, imaging device and camera

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