JP2004012232A - 透明部分を有するワークの検出センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】ワークの搬送装置に使用される検出センサとして、一部に透明部分を有するワークあるいは略々全体が透明であるワークでも確実に検出することができるワークの検出センサを提供することを目的とする。
【解決手段】ワークの搬送装置1は、ベルトコンベヤ2と、補助搬送コンベヤ3と、投入コンベヤ5とからなる。ワークの検出センサ4は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力センサ4bとで構成される。ワークWがエア吹き出し口4aのところに来ると空気流が遮断され、これを圧力センサ4で検知するので、透明部分を有するワークでも先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】ワークの搬送装置1は、ベルトコンベヤ2と、補助搬送コンベヤ3と、投入コンベヤ5とからなる。ワークの検出センサ4は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力センサ4bとで構成される。ワークWがエア吹き出し口4aのところに来ると空気流が遮断され、これを圧力センサ4で検知するので、透明部分を有するワークでも先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄板状、毎葉状、あるいは直方体状の少なくとも一部分に透明部分を有するワークをベルトコンベヤ上に載置して搬送するワークの搬送装置に使用されるワークの検出センサに関し、特に、一部にビニールなど透明部分を有する郵便物、あるいは書類、郵便物などを挟み込んだ透明なプラスチックファイルなどのワークをその搬送中に検知することができる透明部分を有するワークの検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば郵便物を仕分けしてベルトコンベヤ上に載置して搬送し、投入コンベヤを駆動してバスケットに投入するようにした搬送装置として、図13に示すような郵便物の搬送装置が考えられている。この郵便物の搬送装置41は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ42と、このベルトコンベヤ42の上方に設けられた補助搬送コンベヤ43と、ワーク(郵便物)の検出センサ44と、郵便物の後端部に係合するアタッチメント45aを有する投入コンベヤ45とで構成されている。
【0003】
上記のように構成されている郵便物の搬送装置41は、ベルトコンベヤ42上に郵便物が立てて載置され、補助搬送コンベヤ43で倒れないように支持されつつ搬送されて、投入コンベヤ45側に送り出される。この場合、光源44aと光センサ44bとからなる検出センサ44で光軸の遮光により郵便物の先端部が検出された後に、光軸の受光により送り出された郵便物の後端部が検出される。この後端部の検出時における検知信号により、投入コンベヤ45が駆動され、投入コンベヤのアタッチメントが郵便物の後端部に係合して郵便物をバスケットに投入する。このバスケットに投入された郵便物は、所定位置にバスケットが移動したところで所定の集積箱に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、光源44aと光センサ44bとからなるワークの検出センサ44を用いた場合、不透明部分だけからなるワークの先端部及び後端部を検出することはできるが、一部にビニールなどの透明部分を有する郵便物のようなワークの場合、あるいは透明なプラスチックファイルなどに、小さい書類、郵便物などが挟み込まれて、一部に透明部分を有するワークの場合、図12に示すように、ワークWの先端部あるいは後端部に透明部分Aがあり、中間部に不透明部分Bがあると、透明部分Aでは光軸が遮光されないため、ワークの先端部あるいは後端部を正確に検知することができないという問題があり、その結果、投入コンベヤが誤作動してタイミング良くワークWを搬出できないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解消し、ワークの搬送装置に使用される検出センサとして、一部に透明部分を有するワークあるいは略々全体が透明であるワークでもその先端部及び後端部を確実に検知することができるワークの検出センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、各請求項に係る本発明は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ2上に載置したワークWを、該ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤ3で支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤ5を駆動してワークWを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサにおいて、第1の解決手段(請求項1)として、ワークの検出センサ4を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力検知手段(4b)とで構成したものである。
【0007】
第2の解決手段(請求項2)として、ワークの検出センサ11を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口12aを有するエアダクト12と、該エアダクトの途上に設けられた圧力検知手段(13)とで構成したものである。
【0008】
第3の解決手段(請求項3)として、ワークの検出センサ17、23、27を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口18a、24a、28aを有するエア吸い込みパイプ18、24、28と、このエア吸い込みパイプの途上に設けられた圧力検知手段(19,25、29)とで構成したものである。
【0009】
第4の解決手段(請求項4)として、ワークの検出センサ32を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配置されたエア吹き出し口33aを有するエアパイプ33と、このエアパイプ33が装着されたレバー34と、このレバー34が枢支されたマイクロスイッチ35とで構成したものである。
【0010】
【作用】
前記第1の解決手段によれば、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されると、吹き出しエアの遮断により圧力検知手段が風圧、空気流量を検知してワークWの先端部を検出し、さらなるワークWの送り出しでワークWが通過すると風圧、空気流量が変化することによりワークWの後端部を検出する。ワークWの後端部の検出により下流側にある投入コンベヤ5が駆動されて、ベルトコンベヤ2上に載置されているワークWが搬送されてバスケットに投入される。
【0011】
前記第2の解決手段によれば、ワークの検出センサ11は、補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの先端部が検出センサのエア吹き出し口12aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト12内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力検知手段(13)で検知してワークWの先端部を検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところを通過すると、エアダクト12内の圧力が低下し、それを圧力検知手段(13)で検知してワークWの後端部を検出する。
【0012】
前記第3の解決手段によれば、ワークの検出センサ17、23、27は、補助搬送コンベヤから送り出されたワークWの先端部が検出センサのエア吸引口18a、24a、28aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ18、24、28内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力検知手段(19,25、29)で検知してワークWの先端部を検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサのエア吸引口のところを通過すると、エア吸い込みパイプ内の圧力が上昇し、それを圧力検知手段で検知してワークWの後端部を検出する。
【0013】
前記第4の解決手段によれば、ワークの検出センサ32は、補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの先端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってレバー34が回動し、マイクロスイッチ35が作動(例えば、オン)してワークWを検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところを通過すると、レバー34の回動復帰によりマイクロスイッチ35が作動(例えば、オフ)してワークWの後端部を検出する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例1を図1〜図3に基づき説明する。郵便物などを仕分けして搬送するワークの搬送装置1は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ2と、このベルトコンベヤ2の上面に対して略々垂直なベルトが並行して走行する補助搬送コンベヤ3と、ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直なベルトが並行して走行する投入コンベヤ5とで構成され、このワークの搬送装置1には、ベルトコンベヤ2上に載置されて搬送されるワークを検知するワークの検出センサ4が設けられている。また、投入コンベヤ5の表面には、ワークWの後端部に係合するワーク押し出し用のアタッチメント5aが設けられる。
【0015】
ベルトコンベヤ2の下流側、すなわち投入コンベヤ5の下流側には、ワークWが投入されるバスケット6が設けられている。このバスケット6は、図3に示すように、ターンテーブル7に設けられるもので、ターンテーブル7の下方に吊下されている。尚、図3中の5’はワーク押さえ用のベルトであるが、ワーク押さえ用のベルト5’の代わりに、板状の押さえプレートを設置してもよい。
【0016】
ワークの検出センサ4は、ノズルにより形成されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力検知手段である圧力センサ4bとで構成され、ベルトコンベヤ5の上方で、かつ補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間にエア吹き出し口4aと、該エア吹き出し口に対峙して設けられた圧力センサ4bとが配設される。図中の2aはベルトコンベヤ2のベルト、3aは補助搬送コンベヤ3のベルト、4cはエアダクト、8は検出センサ4設置用のケース(図1では図示を省略)、9はコンプレッサである。尚、エア吹き出し口4aはノズルで形成せずに、エアダクト4cの先端にノズルを設けないでそのままのもの(すなわち、図4に示すようなエア吹き出し口4a)としてもよい。
【0017】
検出センサ4が設けられたワークの搬送装置1の作用について説明する。仕分けされた郵便物などのワークWは、ベルトコンベヤ2のベルト2a上に立てて載置され、このベルトコンベヤ2と同期して走行する補助搬送コンベヤ3のベルト3aで支えられつつ搬送され、補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ4のところに到達すると、エア吹き出し口4aから常時吹き出されている空気流、すなわち風圧が遮断されることにより、圧力センサ4bがワークWを検知してワークWの先端部を検出し、その検知信号により、後記する後端部の検出により投入ベルト5が駆動されたとき、丁度アタッチメント5aがワークの後端部に係合されるような所定の位置に投入ベルト5が停止待機される。
【0018】
次いで、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ4のところを通過すると、圧力センサ4bが吹き出し空気流、風圧の変化を検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動させてワークWの後端部にアタッチメント5aを係合させて、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。この場合、投入コンベヤ5をベルトコンベヤ2と同速で駆動してもよいが、ベルトコンベヤ2より高速で駆動してもよい。
【0019】
上記のように、ワークの検出センサ4は、エア吹き出し口4aと圧力センサ4bとで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。その結果、投入コンベヤ5の誤作動を防止することができ、ワークWを正確にバスケット6に投入することができる。
【0020】
実施例2を図4に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例2のワークの搬送装置は、図4に示すように、前記実施例1のワークの搬送装置1全体を例えば約30°傾けたもので、このように傾けると、ベルトコンベヤ2のベルト2a上に載置されたワークWは、補助搬送コンベヤ3のベルト3aでも支えられて安定して搬送される。
【0021】
そして、前記実施例1と同じように、エア吹き出し口4aと圧力検知手段である圧力センサ4bとで構成されるワークの検出センサ4により、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0022】
実施例3を図5に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例3のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であるが、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサが異なる。
【0023】
すなわち、ワークの検出センサは、図5に示すように、上下一対のエア吹き出し口4a,4aと、この上下一対のエア吹き出し口4a,4aに対峙して設けられた上下一対の圧力センサ4b、4bとで構成される。そして、前記実施例1と同じように、エア吹き出し口4a,4aから吹き出しされた空気流を圧力センサで検知することにより、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0024】
実施例4を図6に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例4のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成で、このワークの搬送装置1全体を例えば約15°傾けたものであるが、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサ11が異なる。
【0025】
すなわち、ワークの検出センサ11は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部に配設されたエア吹き出し口12aを有するエアダクト12と、該エアダクト12の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ13とで構成される。尚、同図中の14aは検出センサ11設置用のケース14に形成された排気口であり、15はコンプレッサである。
【0026】
ワークの検出センサ11は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト12内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力センサ13で検出してワークWを検知し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5が停止待機し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところを通過すると、エアダクト12内の圧力が低下し、それを圧力センサ13で検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWをアタッチメントで押し出してバスケット6に投入する。
【0027】
このように、ワークWの有無により変化するエアダクト12内の圧力を圧力センサで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0028】
実施例5を図7に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例5のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であり、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサ17が異なる。
【0029】
すなわち、ワークの検出センサ17は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口18aを有するエア吸い込みパイプ18と、このエア吸い込みパイプ18の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ19とで構成される。尚、同図中の20は吸引ポンプ、21は検出センサ17設置用のケースである。
【0030】
ワークの検出センサ17は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ17のエア吸引口18aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ18内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力センサ19で検知してワークWの先端部を検出し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5を停止待機させ、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ17のエア吸引口18aのところを通過すると、エア吸い込みパイプ18内の圧力が上昇し、それを圧力センサ19で検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。
【0031】
このように、ワークWの有無により変化するエア吸い込みパイプ18内の圧力を圧力センサで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0032】
実施例6を図8に基づいて説明する。この実施例6のワークの検出センサ23は前記実施例5のワークの検出センサ17の変形例であり、実施例5と同一の態様部材には同一符号を付して説明する。
【0033】
ワークの検出センサ23は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口24aを有するエア吸い込みパイプ24と、このエア吸い込みパイプ24の途上の分流パイプ24b内に設けられた圧力検知手段である圧力センサ25とで構成される。
【0034】
ワークの検出センサ23は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ23のエア吸引口24aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ24内及び分流パイプ24b内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力センサ25で検出してワークWを検知し、また、ワークWがさらに送り出されて後端部が検出センサ23のエア吸引口24aのところを通過すると、エア吸い込みパイプ24内及び分流パイプ24b内の圧力が上昇し、それを圧力センサ25で検出してワークWの後端部を検出する。
【0035】
実施例7を図9に基づいて説明する。この実施例7のワークの検出センサ27は前記実施例5のワークの検出センサ17の変形例であり、実施例5と同一の態様部材には同一符号を付して説明する。
【0036】
ワークの検出センサ27は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口28aを有するエア吸い込みパイプ28と、このエア吸い込みパイプ28の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ29とで構成され、エア吸い込みパイプ28の途上には、ワークWの接近により吸引力が過度に増大するのを防ぐ分流用透孔28bが形成され、また、エア吸い込みパイプ28の端部にはエアを排出するモータファン30が設けられている。尚、この圧力検知手段は流量センサであってもよい。
【0037】
ワークの検出センサ27は、前記実施例5と同じように、ワークWの先端部及び後端部を検出センサ27により検出する。この場合、エア吸い込みパイプ28の途上に分流用透孔28bが形成されていることにより、ワークWの接近により吸引力が過度に増大するのを防止することができ、ワークWがエア吸引口28aに吸着するのを防止する。
【0038】
実施例8を図10、図11に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例8のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であるが、ワークの検出センサが前記実施例1のものと異なる。
【0039】
ワークの検出センサ32は、前記実施例1と同じように、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられる。図10、図11には、ワークの搬送装置に設けられたワークの検出センサ32を上方からみた平面図を示す(補助搬送ベルト、ベルトコンベヤの図示省略)。ワークの検出センサ32は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配置されたエア吹き出し口33aを有するエアパイプ33と、このエアパイプ33が装着されたレバー34と、このレバー34が枢支されたマイクロスイッチ35とで構成される。この場合、レバー34は弱いコイルばねなどにより付勢されている。尚、同図中の36aは検出センサ32設置用のケース36に形成された排気口であり、37はコンプレッサである。
【0040】
ワークの検出センサ32は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところに到達すると、図11に示すように、ワークWによりエア吹き出し抵抗が増大し、それに伴ってレバー34が弱いばねの付勢に抗して回動し、マイクロスイッチ35が作動(例えば、オン)してワークWを検出し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5が停止待機する。
【0041】
さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところを通過すると、弱いばね付勢によるレバー34の回動によりマイクロスイッチ35が作動(例えば、オフ)してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。
【0042】
このように、ワークWの有無によりエア吹き出し口33aのところの抵抗反力の変化を利用してレバーを回動させ、この回動をマイクロスイッチで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0043】
以上各実施例において、圧力検知手段が圧力センサであるものについて説明したが、流量センサであってもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、各請求項に係る本発明によれば、ワークの搬送装置が略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出する構成であるので、ベルトコンベヤ上にワークを立てて搬送することができ、その結果、ワークを立てた状態のままで収納するようになっているバスケットへの投入を容易に行うことができる。
【0045】
請求項1に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口と、該エア吹き出し口に対峙して設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、ベルトコンベヤ上に載置されて、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部を吹き出しエアの遮断により圧力検知手段で検出することができ、さらにワークが送り出されてワークが通過すると風圧が変化することによりワークの後端部を検出することができ、この後端部の検出により下流側にある投入コンベヤを駆動させて、ベルトコンベヤ上に載置されているワークをバスケットに投入することができる。
【0046】
請求項2に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口を有するエアダクトと、このエアダクトの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吹き出し口のところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力検知手段で検知してワークを検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吹き出し口のところを通過すると、エアダクト内の圧力が低下し、それを圧力検知手段で検知してワークWの後端部を検出することができる。
【0047】
請求項3に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吸引口を有するエア吸い込みパイプと、該エア吸い込みパイプの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワーク、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吸引口のところに到達すると、ワークによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力検知手段で検知してワークの先端部を検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吸引口のところを通過すると、エア吸い込みパイプ内の圧力が上昇し、それを圧力検知手段で検知してワークの後端部を検出することができる。
【0048】
請求項4に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配置されたエア吹き出し口を有するエアパイプと、このエアパイプが装着されたレバーと、このレバーが枢支されたマイクロスイッチとで構成されているので、一部に透明部分を有するワーク、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吹き出し口のところに到達すると、ワークによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってレバーが回動し、マイクロスイッチが作動してワークの先端部を検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吹き出し口のところを通過すると、レバーの回動復帰によりマイクロスイッチが作動してワークWの後端部を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示し、ワークの搬送装置の斜視図である。
【図2】同上、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図3】同上、ワークの搬送装置の概略平面図である。
【図4】実施例2を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図5】実施例3を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図6】実施例4を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図7】実施例5を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図8】実施例6を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図9】実施例7を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図10】実施例8を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図11】同上、ワーク検出時におけるワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図12】ワークの平面図である。
【図13】従来のワークの搬送装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ワークの搬送装置 2 ベルトコンベヤ
2a ベルトコンベヤのベルト
3 補助搬送コンベヤ
3a 補助搬送コンベヤのベルト
4 ワークの検出センサ 4a エア吹き出し口
4b 圧力センサ 4c エアダクト
5 投入コンベヤ 5a アタッチメント
6 バスケット 7 ターンテーブル
8 ケース 9 コンプレッサ
11 ワークの検出センサ 12 エアダクト
12a エア吹き出し口 13 圧力センサ
14 ケース 14a 排気口
17 ワークの検出センサ 18a エア吸引口
18 エア吸い込みパイプ 19 圧力センサ
20 吸引ポンプ 21 ケース
23 ワークの検出センサ 24 エア吸い込みパイプ
24a エア吸引口 24b 分流パイプ
25 圧力センサ 27 ワークの検出センサ
28 エア吸い込みパイプ
28a エア吸引口 28b 分流用透孔
29 圧力センサ 30 モータファン
32 ワークの検出センサ 33 エアパイプ
33a エア吹き出し口 34 レバー
35 マイクロスイッチ 36 ケース
36a 排気口 37 コンプレッサ
W ワーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄板状、毎葉状、あるいは直方体状の少なくとも一部分に透明部分を有するワークをベルトコンベヤ上に載置して搬送するワークの搬送装置に使用されるワークの検出センサに関し、特に、一部にビニールなど透明部分を有する郵便物、あるいは書類、郵便物などを挟み込んだ透明なプラスチックファイルなどのワークをその搬送中に検知することができる透明部分を有するワークの検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば郵便物を仕分けしてベルトコンベヤ上に載置して搬送し、投入コンベヤを駆動してバスケットに投入するようにした搬送装置として、図13に示すような郵便物の搬送装置が考えられている。この郵便物の搬送装置41は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ42と、このベルトコンベヤ42の上方に設けられた補助搬送コンベヤ43と、ワーク(郵便物)の検出センサ44と、郵便物の後端部に係合するアタッチメント45aを有する投入コンベヤ45とで構成されている。
【0003】
上記のように構成されている郵便物の搬送装置41は、ベルトコンベヤ42上に郵便物が立てて載置され、補助搬送コンベヤ43で倒れないように支持されつつ搬送されて、投入コンベヤ45側に送り出される。この場合、光源44aと光センサ44bとからなる検出センサ44で光軸の遮光により郵便物の先端部が検出された後に、光軸の受光により送り出された郵便物の後端部が検出される。この後端部の検出時における検知信号により、投入コンベヤ45が駆動され、投入コンベヤのアタッチメントが郵便物の後端部に係合して郵便物をバスケットに投入する。このバスケットに投入された郵便物は、所定位置にバスケットが移動したところで所定の集積箱に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、光源44aと光センサ44bとからなるワークの検出センサ44を用いた場合、不透明部分だけからなるワークの先端部及び後端部を検出することはできるが、一部にビニールなどの透明部分を有する郵便物のようなワークの場合、あるいは透明なプラスチックファイルなどに、小さい書類、郵便物などが挟み込まれて、一部に透明部分を有するワークの場合、図12に示すように、ワークWの先端部あるいは後端部に透明部分Aがあり、中間部に不透明部分Bがあると、透明部分Aでは光軸が遮光されないため、ワークの先端部あるいは後端部を正確に検知することができないという問題があり、その結果、投入コンベヤが誤作動してタイミング良くワークWを搬出できないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解消し、ワークの搬送装置に使用される検出センサとして、一部に透明部分を有するワークあるいは略々全体が透明であるワークでもその先端部及び後端部を確実に検知することができるワークの検出センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、各請求項に係る本発明は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ2上に載置したワークWを、該ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤ3で支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤ5を駆動してワークWを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサにおいて、第1の解決手段(請求項1)として、ワークの検出センサ4を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力検知手段(4b)とで構成したものである。
【0007】
第2の解決手段(請求項2)として、ワークの検出センサ11を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吹き出し口12aを有するエアダクト12と、該エアダクトの途上に設けられた圧力検知手段(13)とで構成したものである。
【0008】
第3の解決手段(請求項3)として、ワークの検出センサ17、23、27を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口18a、24a、28aを有するエア吸い込みパイプ18、24、28と、このエア吸い込みパイプの途上に設けられた圧力検知手段(19,25、29)とで構成したものである。
【0009】
第4の解決手段(請求項4)として、ワークの検出センサ32を補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配置されたエア吹き出し口33aを有するエアパイプ33と、このエアパイプ33が装着されたレバー34と、このレバー34が枢支されたマイクロスイッチ35とで構成したものである。
【0010】
【作用】
前記第1の解決手段によれば、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されると、吹き出しエアの遮断により圧力検知手段が風圧、空気流量を検知してワークWの先端部を検出し、さらなるワークWの送り出しでワークWが通過すると風圧、空気流量が変化することによりワークWの後端部を検出する。ワークWの後端部の検出により下流側にある投入コンベヤ5が駆動されて、ベルトコンベヤ2上に載置されているワークWが搬送されてバスケットに投入される。
【0011】
前記第2の解決手段によれば、ワークの検出センサ11は、補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの先端部が検出センサのエア吹き出し口12aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト12内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力検知手段(13)で検知してワークWの先端部を検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところを通過すると、エアダクト12内の圧力が低下し、それを圧力検知手段(13)で検知してワークWの後端部を検出する。
【0012】
前記第3の解決手段によれば、ワークの検出センサ17、23、27は、補助搬送コンベヤから送り出されたワークWの先端部が検出センサのエア吸引口18a、24a、28aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ18、24、28内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力検知手段(19,25、29)で検知してワークWの先端部を検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサのエア吸引口のところを通過すると、エア吸い込みパイプ内の圧力が上昇し、それを圧力検知手段で検知してワークWの後端部を検出する。
【0013】
前記第4の解決手段によれば、ワークの検出センサ32は、補助搬送コンベヤ3から送り出されたワークWの先端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってレバー34が回動し、マイクロスイッチ35が作動(例えば、オン)してワークWを検出し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところを通過すると、レバー34の回動復帰によりマイクロスイッチ35が作動(例えば、オフ)してワークWの後端部を検出する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例1を図1〜図3に基づき説明する。郵便物などを仕分けして搬送するワークの搬送装置1は、略々水平方向に走行するベルトコンベヤ2と、このベルトコンベヤ2の上面に対して略々垂直なベルトが並行して走行する補助搬送コンベヤ3と、ベルトコンベヤ2上面に対して略々垂直なベルトが並行して走行する投入コンベヤ5とで構成され、このワークの搬送装置1には、ベルトコンベヤ2上に載置されて搬送されるワークを検知するワークの検出センサ4が設けられている。また、投入コンベヤ5の表面には、ワークWの後端部に係合するワーク押し出し用のアタッチメント5aが設けられる。
【0015】
ベルトコンベヤ2の下流側、すなわち投入コンベヤ5の下流側には、ワークWが投入されるバスケット6が設けられている。このバスケット6は、図3に示すように、ターンテーブル7に設けられるもので、ターンテーブル7の下方に吊下されている。尚、図3中の5’はワーク押さえ用のベルトであるが、ワーク押さえ用のベルト5’の代わりに、板状の押さえプレートを設置してもよい。
【0016】
ワークの検出センサ4は、ノズルにより形成されたエア吹き出し口4aと、このエア吹き出し口4aに対峙して設けられた圧力検知手段である圧力センサ4bとで構成され、ベルトコンベヤ5の上方で、かつ補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間にエア吹き出し口4aと、該エア吹き出し口に対峙して設けられた圧力センサ4bとが配設される。図中の2aはベルトコンベヤ2のベルト、3aは補助搬送コンベヤ3のベルト、4cはエアダクト、8は検出センサ4設置用のケース(図1では図示を省略)、9はコンプレッサである。尚、エア吹き出し口4aはノズルで形成せずに、エアダクト4cの先端にノズルを設けないでそのままのもの(すなわち、図4に示すようなエア吹き出し口4a)としてもよい。
【0017】
検出センサ4が設けられたワークの搬送装置1の作用について説明する。仕分けされた郵便物などのワークWは、ベルトコンベヤ2のベルト2a上に立てて載置され、このベルトコンベヤ2と同期して走行する補助搬送コンベヤ3のベルト3aで支えられつつ搬送され、補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ4のところに到達すると、エア吹き出し口4aから常時吹き出されている空気流、すなわち風圧が遮断されることにより、圧力センサ4bがワークWを検知してワークWの先端部を検出し、その検知信号により、後記する後端部の検出により投入ベルト5が駆動されたとき、丁度アタッチメント5aがワークの後端部に係合されるような所定の位置に投入ベルト5が停止待機される。
【0018】
次いで、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ4のところを通過すると、圧力センサ4bが吹き出し空気流、風圧の変化を検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動させてワークWの後端部にアタッチメント5aを係合させて、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。この場合、投入コンベヤ5をベルトコンベヤ2と同速で駆動してもよいが、ベルトコンベヤ2より高速で駆動してもよい。
【0019】
上記のように、ワークの検出センサ4は、エア吹き出し口4aと圧力センサ4bとで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。その結果、投入コンベヤ5の誤作動を防止することができ、ワークWを正確にバスケット6に投入することができる。
【0020】
実施例2を図4に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例2のワークの搬送装置は、図4に示すように、前記実施例1のワークの搬送装置1全体を例えば約30°傾けたもので、このように傾けると、ベルトコンベヤ2のベルト2a上に載置されたワークWは、補助搬送コンベヤ3のベルト3aでも支えられて安定して搬送される。
【0021】
そして、前記実施例1と同じように、エア吹き出し口4aと圧力検知手段である圧力センサ4bとで構成されるワークの検出センサ4により、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0022】
実施例3を図5に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例3のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であるが、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサが異なる。
【0023】
すなわち、ワークの検出センサは、図5に示すように、上下一対のエア吹き出し口4a,4aと、この上下一対のエア吹き出し口4a,4aに対峙して設けられた上下一対の圧力センサ4b、4bとで構成される。そして、前記実施例1と同じように、エア吹き出し口4a,4aから吹き出しされた空気流を圧力センサで検知することにより、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0024】
実施例4を図6に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例4のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成で、このワークの搬送装置1全体を例えば約15°傾けたものであるが、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサ11が異なる。
【0025】
すなわち、ワークの検出センサ11は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部に配設されたエア吹き出し口12aを有するエアダクト12と、該エアダクト12の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ13とで構成される。尚、同図中の14aは検出センサ11設置用のケース14に形成された排気口であり、15はコンプレッサである。
【0026】
ワークの検出センサ11は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト12内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力センサ13で検出してワークWを検知し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5が停止待機し、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ11のエア吹き出し口12aのところを通過すると、エアダクト12内の圧力が低下し、それを圧力センサ13で検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWをアタッチメントで押し出してバスケット6に投入する。
【0027】
このように、ワークWの有無により変化するエアダクト12内の圧力を圧力センサで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0028】
実施例5を図7に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例5のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であり、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられるワークの検出センサ17が異なる。
【0029】
すなわち、ワークの検出センサ17は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口18aを有するエア吸い込みパイプ18と、このエア吸い込みパイプ18の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ19とで構成される。尚、同図中の20は吸引ポンプ、21は検出センサ17設置用のケースである。
【0030】
ワークの検出センサ17は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ17のエア吸引口18aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ18内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力センサ19で検知してワークWの先端部を検出し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5を停止待機させ、さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ17のエア吸引口18aのところを通過すると、エア吸い込みパイプ18内の圧力が上昇し、それを圧力センサ19で検知してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。
【0031】
このように、ワークWの有無により変化するエア吸い込みパイプ18内の圧力を圧力センサで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0032】
実施例6を図8に基づいて説明する。この実施例6のワークの検出センサ23は前記実施例5のワークの検出センサ17の変形例であり、実施例5と同一の態様部材には同一符号を付して説明する。
【0033】
ワークの検出センサ23は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口24aを有するエア吸い込みパイプ24と、このエア吸い込みパイプ24の途上の分流パイプ24b内に設けられた圧力検知手段である圧力センサ25とで構成される。
【0034】
ワークの検出センサ23は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ23のエア吸引口24aのところに到達すると、ワークWによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ24内及び分流パイプ24b内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力センサ25で検出してワークWを検知し、また、ワークWがさらに送り出されて後端部が検出センサ23のエア吸引口24aのところを通過すると、エア吸い込みパイプ24内及び分流パイプ24b内の圧力が上昇し、それを圧力センサ25で検出してワークWの後端部を検出する。
【0035】
実施例7を図9に基づいて説明する。この実施例7のワークの検出センサ27は前記実施例5のワークの検出センサ17の変形例であり、実施例5と同一の態様部材には同一符号を付して説明する。
【0036】
ワークの検出センサ27は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配設されたエア吸引口28aを有するエア吸い込みパイプ28と、このエア吸い込みパイプ28の途上に設けられた圧力検知手段である圧力センサ29とで構成され、エア吸い込みパイプ28の途上には、ワークWの接近により吸引力が過度に増大するのを防ぐ分流用透孔28bが形成され、また、エア吸い込みパイプ28の端部にはエアを排出するモータファン30が設けられている。尚、この圧力検知手段は流量センサであってもよい。
【0037】
ワークの検出センサ27は、前記実施例5と同じように、ワークWの先端部及び後端部を検出センサ27により検出する。この場合、エア吸い込みパイプ28の途上に分流用透孔28bが形成されていることにより、ワークWの接近により吸引力が過度に増大するのを防止することができ、ワークWがエア吸引口28aに吸着するのを防止する。
【0038】
実施例8を図10、図11に基づいて、前記実施例1と共通する部材には同一符号を用いて以下説明する。この実施例8のワークの搬送装置は、前記実施例1のワークの搬送装置1と同じ構成であるが、ワークの検出センサが前記実施例1のものと異なる。
【0039】
ワークの検出センサ32は、前記実施例1と同じように、ベルトコンベヤ2の上方で、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間の空間部分に設けられる。図10、図11には、ワークの搬送装置に設けられたワークの検出センサ32を上方からみた平面図を示す(補助搬送ベルト、ベルトコンベヤの図示省略)。ワークの検出センサ32は、補助搬送コンベヤ3と投入コンベヤ5との間に配置されたエア吹き出し口33aを有するエアパイプ33と、このエアパイプ33が装着されたレバー34と、このレバー34が枢支されたマイクロスイッチ35とで構成される。この場合、レバー34は弱いコイルばねなどにより付勢されている。尚、同図中の36aは検出センサ32設置用のケース36に形成された排気口であり、37はコンプレッサである。
【0040】
ワークの検出センサ32は、ワークWが補助搬送コンベヤ3から送り出されてその先端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところに到達すると、図11に示すように、ワークWによりエア吹き出し抵抗が増大し、それに伴ってレバー34が弱いばねの付勢に抗して回動し、マイクロスイッチ35が作動(例えば、オン)してワークWを検出し、その検知信号により、前記実施例1と同じように、所定位置で投入ベルト5が停止待機する。
【0041】
さらにワークWが送り出されて後端部が検出センサ32のエア吹き出し口33aのところを通過すると、弱いばね付勢によるレバー34の回動によりマイクロスイッチ35が作動(例えば、オフ)してワークWの後端部を検出し、この検知信号により投入コンベヤ5を駆動し、ベルトコンベヤ上に載置されて搬送されているワークWを押し出してバスケット6に投入する。
【0042】
このように、ワークWの有無によりエア吹き出し口33aのところの抵抗反力の変化を利用してレバーを回動させ、この回動をマイクロスイッチで検知するので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWの先端部及び後端部を確実に検出することができる。
【0043】
以上各実施例において、圧力検知手段が圧力センサであるものについて説明したが、流量センサであってもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、各請求項に係る本発明によれば、ワークの搬送装置が略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出する構成であるので、ベルトコンベヤ上にワークを立てて搬送することができ、その結果、ワークを立てた状態のままで収納するようになっているバスケットへの投入を容易に行うことができる。
【0045】
請求項1に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口と、該エア吹き出し口に対峙して設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、ベルトコンベヤ上に載置されて、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部を吹き出しエアの遮断により圧力検知手段で検出することができ、さらにワークが送り出されてワークが通過すると風圧が変化することによりワークの後端部を検出することができ、この後端部の検出により下流側にある投入コンベヤを駆動させて、ベルトコンベヤ上に載置されているワークをバスケットに投入することができる。
【0046】
請求項2に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口を有するエアダクトと、このエアダクトの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワークW、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吹き出し口のところに到達すると、ワークWによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってエアダクト内の圧力が上昇し、その圧力上昇を圧力検知手段で検知してワークを検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吹き出し口のところを通過すると、エアダクト内の圧力が低下し、それを圧力検知手段で検知してワークWの後端部を検出することができる。
【0047】
請求項3に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吸引口を有するエア吸い込みパイプと、該エア吸い込みパイプの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されているので、一部に透明部分を有するワーク、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吸引口のところに到達すると、ワークによりエア吸い込みが抑制され、それに伴ってエア吸い込みパイプ内の圧力が低下し、その圧力低下を圧力検知手段で検知してワークの先端部を検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吸引口のところを通過すると、エア吸い込みパイプ内の圧力が上昇し、それを圧力検知手段で検知してワークの後端部を検出することができる。
【0048】
請求項4に係る本発明によれば、ワークの検出センサが、補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配置されたエア吹き出し口を有するエアパイプと、このエアパイプが装着されたレバーと、このレバーが枢支されたマイクロスイッチとで構成されているので、一部に透明部分を有するワーク、あるいは略々全体が透明であるワークWであっても、補助搬送コンベヤから送り出されたワークの先端部が検出センサのエア吹き出し口のところに到達すると、ワークによりエア吹き出しが抑制され、それに伴ってレバーが回動し、マイクロスイッチが作動してワークの先端部を検出することができ、さらにワークが送り出されて後端部が検出センサのエア吹き出し口のところを通過すると、レバーの回動復帰によりマイクロスイッチが作動してワークWの後端部を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示し、ワークの搬送装置の斜視図である。
【図2】同上、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図3】同上、ワークの搬送装置の概略平面図である。
【図4】実施例2を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図5】実施例3を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図6】実施例4を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図7】実施例5を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図8】実施例6を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図9】実施例7を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図10】実施例8を示し、ワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図11】同上、ワーク検出時におけるワークの検出センサ近傍の断面図である。
【図12】ワークの平面図である。
【図13】従来のワークの搬送装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ワークの搬送装置 2 ベルトコンベヤ
2a ベルトコンベヤのベルト
3 補助搬送コンベヤ
3a 補助搬送コンベヤのベルト
4 ワークの検出センサ 4a エア吹き出し口
4b 圧力センサ 4c エアダクト
5 投入コンベヤ 5a アタッチメント
6 バスケット 7 ターンテーブル
8 ケース 9 コンプレッサ
11 ワークの検出センサ 12 エアダクト
12a エア吹き出し口 13 圧力センサ
14 ケース 14a 排気口
17 ワークの検出センサ 18a エア吸引口
18 エア吸い込みパイプ 19 圧力センサ
20 吸引ポンプ 21 ケース
23 ワークの検出センサ 24 エア吸い込みパイプ
24a エア吸引口 24b 分流パイプ
25 圧力センサ 27 ワークの検出センサ
28 エア吸い込みパイプ
28a エア吸引口 28b 分流用透孔
29 圧力センサ 30 モータファン
32 ワークの検出センサ 33 エアパイプ
33a エア吹き出し口 34 レバー
35 マイクロスイッチ 36 ケース
36a 排気口 37 コンプレッサ
W ワーク
Claims (4)
- 略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサであって、
該ワークの検出センサは、前記補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口と、該エア吹き出し口に対峙して設けられた圧力検知手段とで構成されていることを特徴とする透明部分を有するワークの検出センサ。 - 略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサであって、
該ワークの検出センサは、前記補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口を有するエアダクトと、該エアダクトの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されていることを特徴とする透明部分を有するワークの検出センサ。 - 略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサであって、
該ワークの検出センサは、前記補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吸引口を有するエア吸い込みパイプと、該エア吸い込みパイプの途上に設けられた圧力検知手段とで構成されていることを特徴とする透明部分を有するワークの検出センサ。 - 略々水平方向に走行するベルトコンベヤ上に載置したワークを、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる補助搬送コンベヤで支えつつ搬送し、該補助搬送コンベヤから送り出されたワークの後端部を検出することにより、該ベルトコンベヤ上面に対して略々垂直状態で並行して走行するベルトからなる投入コンベヤを駆動してワークを搬出するワークの搬送装置に用いられる透明部分を有するワークの検出センサであって、
該ワークの検出センサは、前記補助搬送コンベヤと投入コンベヤとの間に配設されたエア吹き出し口を有するエアパイプと、該エアパイプが装着されたレバーと、該レバーが枢支されたマイクロスイッチとで構成されていることを特徴とする透明部分を有するワークの検出センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164423A JP2004012232A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 透明部分を有するワークの検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164423A JP2004012232A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 透明部分を有するワークの検出センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004012232A true JP2004012232A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30432575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002164423A Pending JP2004012232A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 透明部分を有するワークの検出センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004012232A (ja) |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164423A patent/JP2004012232A/ja active Pending
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