JP2004011854A - 筒状体ユニット、作像モジュール及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面にトナー像が形成される像担持ドラム2を貫通して延びる支軸1に、これよりも径の大きな突部13を固定し、筒状体ユニット12を分解するとき、支軸1を像担持ドラム2の軸線方向に移動させ、このとき像担持ドラム2内に配置された制振部材4を、突部13により押し出す。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筒状体ユニット、作像モジュール及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
筒状体と、その筒状体を支持する支軸とを有し、該支軸が筒状体内を延びている筒状体ユニットは多くの装置や設備、或いは建造物などに採用されている。例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはその複合機などとして構成される画像形成装置においては、像担持ドラムより成る筒状体を支軸に支持した筒状体ユニットを用い、その像担持ドラムを回転駆動して、該像担持ドラムにトナー像を形成し、該トナー像を転写材に転写して記録画像を得ている。このような筒状体は、これに加えられる外振力によって振動するため、その筒状体から異音が発生する。例えば像担持ドラムの場合には、その外周面に帯電部材やクリーニングブレードなどの作像要素が当接しているが、その帯電部材に印加される交流電圧の影響で該帯電部材が振動し、またクリーニングブレードが像担持ドラムの回転に伴うスティックスリップによって振動するため、これらの振動が像担持ドラムに伝えられ、該像担持ドラムが振動してこれが異音を発し、ユーザに不快感を与えるおそれがある。
【0003】
そこで従来より、筒状体の内部に制振部材を挿入した筒状体ユニットを用い、その制振部材によって筒状体の振動を抑え、異音発生を抑制する構成が採用されている(例えば、特開平5−35167号公報及び特開平10−97158号公報参照)。
【0004】
一方、特に近年、環境の保護や一層の省資源化を図る目的で、リサイクル性に優れた製品の出現が要望され、筒状体ユニットにおいても同様のことが要求されている。複数の部品から成る製品のリサイクル性を高めるには、使用済みの製品の各部品を容易に分解できるように構成し、分解した各部品を再使用又は再生処理しやすくする必要がある。ところが、従来の筒状体ユニットは、筒状体内に挿入された制振部材が筒状体に固定されているため、その制振部材を筒状体から外す作業が容易でなく、リサイクル性に劣るものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、制振部材を容易に筒状体から分解することのできる筒状体ユニットと、かかる筒状体ユニットを有する作像モジュールと、画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、筒状体と、該筒状体を支持する支軸と、前記筒状体の内部に配置された制振部材とを具備し、前記支軸は前記筒状体内を延びている筒状体ユニットにおいて、前記支軸を前記筒状体から抜き出すとき、前記制振部材が該支軸と共に筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材が前記筒状体から離脱するように、筒状体と支軸と制振部材とを組み付けたことを特徴とする筒状体ユニットを提案する(請求項1)。
【0007】
その際、前記支軸には、該支軸よりもその半径方向に突出した突部が設けられ、前記制振部材は、前記支軸を筒状体から抜き出すとき前記突部に当接する当接部を有し、前記突部を当接部に当接させて制振部材を支軸と共に移動させるように構成すると有利である(請求項2)。
【0008】
また、上記請求項2に記載の筒状体ユニットにおいて、前記当接部は、前記制振部材の移動方向前端側に位置していると有利である(請求項3)。
【0009】
さらに、上記請求項1に記載の筒状体ユニットにおいて、前記制振部材は、前記支軸を筒状体から抜き出すとき、該支軸と共に移動できるように、該支軸に一体に連結されていると有利である(請求項4)。
【0010】
また、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の筒状体ユニットにおいて、前記筒状体の軸線方向各端部にそれぞれ嵌合した一対の端部材を有し、該筒状体はこれらの端部材を介して前記支軸に支持されており、前記制振部材が筒状体の軸線方向に移動して一方の端部材に当接し、該端部材を押圧することにより該端部材を筒状体から離脱させるように、制振部材の形態が設定されていると有利である(請求項5)。
【0011】
さらに、上記請求項5に記載の筒状体ユニットにおいて、前記一方の端部材に当接する制振部材部分が剛体より成ると有利である(請求項6)。
【0012】
また、上記請求項5に記載の筒状体ユニットにおいて、前記一方の端部材に当接する制振部材部分が弾性体より成ると有利である(請求項7)。
【0013】
さらに、上記請求項5乃至7のいずれかに記載の筒状体ユニットにおいて、前記一方の端部材が前記筒状体の軸線方向端部に嵌合する第1の筒部材と、該第1の筒部材に嵌合して該第1の筒部材を筒状体の内壁面に対して圧接させる第2の筒部材とを有し、前記制振部材は、前記筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材の前端面が前記第1の筒部材と第2の筒部材のうちの第2の筒部材にのみに当接して該第2の筒部材を押圧するように構成されていると有利である(請求項8)。
【0014】
また、上記請求項1乃至8のいずれかに記載の筒状体ユニットにおいて、前記制振部材は、該制振部材の弾性により前記筒状体の内壁面に圧接して該筒状体と一体的に組み付けられていると有利である(請求項9)。
【0015】
さらに、上記請求項1乃至9のいずれかに記載の筒状体ユニットにおいて、前記筒状体と、一対の端部材と、支軸とが、一体となって回転するように組み付けられていると有利である(請求項10)。
【0016】
また、上記請求項1乃至10のいずれかに記載の筒状体ユニットにおいて、前記筒状体が像担持ドラムより成るように構成することができる(請求項11)。
【0017】
さらに、本発明は、上記目的を達成するため、上記請求項11に記載の像担持ドラムと、該像担持ドラムに画像を形成するための作像要素とが一体的に組み付けられていることを特徴とする作像モジュールを提案する(請求項12)。
【0018】
また、本発明は、上記目的を達成するため、上記請求項11に記載の像担持ドラムを有する画像形成装置を提案する(請求項13)。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0020】
図1は、像担持ドラム2として構成された筒状体を有する画像形成装置の一例を示す概略断面図である。ここに示した像担持ドラム2は、導電性金属、例えばアルミニウムより成る円筒状の素管の外周面に感光層を設けた感光体ドラムとして構成され、かかる像担持ドラム2は、その内部を貫通して延びる支軸1に後述するように支持されている。支軸1の長手方向各端部は、作像モジュール18のケース19に支持され、その支軸1に支持された像担持ドラム2は図示していない駆動モータによって図1における時計方向に回転駆動される。このとき、ケース19に回転自在に支持された帯電ローラ20より成る帯電部材が像担持ドラム2の外周面に当接しながら回転し、その帯電ローラ20に帯電電圧が印加されることにより、像担持ドラム2の表面が所定の極性に帯電される。
【0021】
帯電後の像担持ドラム2の表面には、作像モジュール18とは別に設けられた露光装置(図示せず)から出射する変調されたレーザビームLが照射され、これによって像担持ドラム上に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置22によってトナー像として可視像化され、そのトナー像は転写ベルト8に担持されて矢印A方向に搬送される転写紙Pに、転写装置の一例である転写ブラシ9の作用によって転写される。転写紙Pに転写されたトナー像は、図示していない定着装置によって転写紙P上に定着される。また、トナー像転写後に像担持ドラム上に残留するトナーはクリーニング装置27のクリーニングブラシ29とクリーニングブレード30により除去される。
【0022】
現像装置22は、作像モジュール18のケース19の一部により構成された現像ケース23と、その現像ケース23に回転自在に支持された現像ローラ24を有し、現像ケース23に現像材Dが収容されている。現像材Dは回転する現像ローラ24に担持されて搬送され、その搬送される現像剤によって静電潜像が可視像化される。ここでは現像剤としてトナーとキャリアを有する二成分系現像剤が使用され、その現像剤のトナー濃度の低下が検知されると、トナー容器33からトナーが補給される。またクリーニング装置27も、作像モジュール18のケース19の一部によって構成されたクリーニングケース28を有し、このクリーニングケース28に上述のクリーニングブラシ29とクリーニングブレード30が支持されている。像担持ドラム2から回収されたトナーは、ケース19に接続されたトナー搬送管31を通してトナー容器33に戻される。
【0023】
上述のように、図1に示した画像形成装置においては、像担持ドラム2と、そのまわりに配置された帯電ローラ20、現像ローラ24、クリーニングブラシ29、クリーニングブレード30などの作像要素がケース19に一体的に組み付けられ、これらによって作像モジュール18が構成されている。この作像モジュール18は画像形成装置の本体筐体(図示せず)に対して着脱自在に装着され、作像モジュールが寿命となったとき、新たな作像モジュールと交換することができる。
【0024】
図2は像担持ドラム2の縦断面図であり、ここに示した像担持ドラム2の軸線方向各端部には、一般にフランジと称せられている端部材3,3Aがそれぞれ嵌着されている。支軸1はこれらの端部材3,3Aを貫通して像担持ドラム2の内部を延びていて、この像担持ドラム2は、これらの端部材3,3Aを介して支軸1に支持されている。支軸1は、像担持ドラム2と同心状に配置され、この像担持ドラム2の中心部を延びている。
【0025】
一方の端部材3の外周部には、ギア5が一体に形成され、このギア5に図示していない相手ギアが噛み合い、同じく図示していない駆動モータの回転がこれらのギアを介して一方の端部材3に伝えられる。さらにこの端部材3の回転が像担持ドラム2に伝えられ、該像担持ドラム2がその中心の軸線まわりに回転する。図3に示すように像担持ドラム2の端部には切欠6が形成され、この切欠6に一方の端部材3に突設された突起7が嵌合し、これによって端部材3の回転が像担持ドラム2に伝えられる。端部材3,3Aを、像担持ドラム2の各端部に圧入し、又は接着剤によって像担持ドラム2に固定してもよいし、各端部材3,3Aを、像担持ドラム2にスキマばめで嵌合することもできる。スキマばめとしたときは、端部材3,3Aが像担持ドラム2の軸線方向外方に移動して該ドラム2から外れることを阻止するため、図示していないスラスト止めを設け、これによって各端部材3,3Aを抑える必要がある。このスラスト止めとして、図1に示したケース19の側壁を用いることもできる。
【0026】
端部材3,3Aを通して延びる支軸1は、その各端部材3,3Aに圧入されて該端部材3,3Aに固定されていてもよいし、端部材3,3Aが支軸1に対して自由に回転できるように、該支軸1を端部材3,3Aに嵌合していてもよい。前者の場合には、支軸1は端部材3,3A及び像担持ドラム2と共に回転し、後者の場合には支軸1が回転することはない。いずれの場合も、支軸1は図1に示したケース19に支持される。
【0027】
ところで、像担持ドラム2の外周面には、図1に示したように帯電ローラ20とクリーニングブレード30がそれぞれ当接しているが、この帯電ローラ20に直流電圧と交流電圧を重畳した帯電電圧を印加すると、その交流電圧の印加に基因して帯電ローラ20が振動する。また像担持ドラム2の回転時にクリーニングブレード30がスティックスリップを起こすことによりそのブレード30が振動する。これらの振動は像担持ドラム2に伝えられ、これによって像担持ドラム2が振動し、その振動が激しくなると異音が発生する。
【0028】
そこで、本例の像担持ドラム2の内部には、図1及び図2に示すように制振部材4が配置されている。ここに示した制振部材4はほぼU字形の縦断面形状を有するカップ状に形成され、その底壁に相当する部分に形成された孔10を支軸1が貫通している。制振部材4は、ゴム、樹脂、金属などの弾性体又は剛体、或いはその複合材料などの適宜な材料により構成することができる。また、像担持ドラム2の内径よりも若干小さな外径を有する制振部材4を用い、その制振部材4を像担持ドラム2の内壁面に接着剤によって固定してもよいし、像担持ドラム2に挿入される前の外径が像担持ドラム2の内径よりも若干大きな制振部材4を用い、これを像担持ドラム2の内部に挿入したとき、該制振部材4を縮径する向きに弾性変形させ、これによって制振部材4を像担持ドラム2の内壁面に圧接させて、その制振部材4を像担持ドラム2に対して固定してもよい。
【0029】
上述した筒状体(本例では像担持ドラム2)と、その筒状体を支持する支軸と、筒状体の内部に配置された制振部材とによって一体的な筒状体ユニット12が構成され、支軸は、筒状体内を貫通して延びている。図示した例では一対の端部材3,3Aも筒状体ユニット12の構成要素となっている。像担持ドラム2の内部に制振部材4が設けられているので、その制振部材4によって、その像担持ドラム2の振動が抑えられ、異音の発生が効果的に抑制される。
【0030】
像担持ドラム2の経時劣化が進み、これが寿命となったとき、図1に示した作像モジュール18が本体筐体から外され、新たな作像モジュールがセットされる。本体筐体から外された作像モジュール18は再生処理される。すなわち、作像モジュール18のケース19から筒状体ユニット12を外し、これをその各部品ごとに分解し、そのまま再使用できる部品はその状態のまま再使用し、他の部品は所定の加工処理を施された後、再使用に供される。
【0031】
ここで、本例の筒状体ユニット12においては、そのリサイクル性を高めるべく、制振部材4を像担持ドラム2から容易に外すことができるように次の如く構成されている。すなわち、図2に示すように支軸1にはこれよりも大径な突部13が一体に設けられ、この突部13に対向した制振部材4の部分11が突部13に当接し得るように位置している。ここで先ず、他方の端部材3Aを支軸1から抜き出して該支軸1から外す。端部材3Aが像担持ドラム2に接着されていたときは、端部材3Aに力を加えてその接着剤を破断して端部材3Aを支軸1と像担持ドラム2から分離する。次いで、支軸1を図2に矢印Bで示す方向、すなわち像担持ドラム2の軸線方向に移動させる。すると、支軸1に固定された突部13が、制振部材4の部分(以下、当接部という)11に当接し、これを矢印B方向に押圧する。このため、制振部材4は支軸1と共に像担持ドラムの軸線方向、すなわち矢印B方向に移動する。制振部材4が像担持ドラム2の内壁面に接着されていたときは、制振部材4を矢印B方向に加圧することにより、その接着剤を破断して、制振部材4を矢印B方向に移動させる。このとき、支軸1は一方の端部材3に対して摺動する。支軸1をさらに矢印B方向に移動させ続けると、図4に示すように、支軸1と共に移動する制振部材4が一方の端部材3を加圧するので、その端部材3が像担持ドラム2から外される。この場合も、端部材3が像担持ドラム2に接着されていたときは、端部材3に外力が加えられることにより、その接着剤が破断される。さらに支軸1を矢印B方向に移動させて行くと、遂には制振部材4も像担持ドラム2から外れる。端部材3が像担持ドラム2にスキマばめで嵌合していたときは、制振部材4が端部材3に接触するよりも前に、その端部材3を像担持ドラム2から離脱させることもできる。このように、支軸1を抜き出す操作を行うだけで、制振部材4と端部材3を像担持ドラム2から外すことができ、専用の工具などを用いなくとも、筒状体ユニット12の各要素を容易にかつ低コストで分解することができる。
【0032】
上述の如く、支軸1を、像担持ドラム2より成る筒状体から抜き出すとき、制振部材4が支軸1と共に筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材4が筒状体から離脱するように、筒状体と支軸1と制振部材4とが組み付けられているのである。しかも、本例の筒状体ユニット12においては、支軸1に、該支軸1よりもその半径方向に突出した突部13が設けられ、制振部材4は、支軸1を筒状体から抜き出すとき、上記突部13に当接する当接部11を有し、突部13をその当接部11に当接させて、制振部材4を支軸1と共に移動させるように構成されているので、筒状体ユニット12の構造を簡素化することができる。
【0033】
また、制振部材4の当接部11は、制振部材4の移動方向前端側に位置しているので、制振部材4が弾性体により構成されている場合、支軸1と制振部材4が矢印B方向に移動するとき、その制振部材4が径を縮小するように変形し、その制振部材4を像担持ドラム内で容易に移動させることができる。支軸1に固定された突部13が、弾性体より成る制振部材4の移動方向後端側を押圧するように構成したとすると、その制振部材4と像担持ドラム内壁面との間に作用する摩擦力が制振部材4に加えられることによって、その制振部材4が半径方向に膨らみ、これをスムーズに移動させ難くなるが、当接部11を制振部材4の移動方向前端側に位置させることにより、かかる不具合を阻止することができるのである。
【0034】
上述のようにして分解した支軸1や制振部材4や端部材3,3Aは、これを清掃するだけでそのまま再使用できる。また、筒状体ユニット12の制振部材4は、像担持ドラム2と端部材3,3Aとに囲まれた空間内に配置されているので、その筒状体ユニット12の使用中に制振部材4がトナーやほこり等で汚れることがなく、制振部材4を像担持ドラムから分離した後、これを清掃せずに再使用することも可能である。
【0035】
なお、筒状体ユニット12の各要素を組み立てる作業も容易に行うことができる。例えば、制振部材4を像担持ドラム2の図2における左端部に配置し、端部材3,3Aの取り付けられていない支軸1を像担持ドラム2の左端部からその内部に挿入しながら、該支軸1を制振部材4の孔10に挿通し、引き続き支軸1に設けられた突部13によって制振部材4の当接部11を加圧し、該制振部材4を図2の矢印B方向に加圧しながら、支軸1を制振部材4と共に像担持ドラム2の内部に挿入する。次いでその支軸1の各端部に端部材3,3Aを嵌合すると共に、その端部材3,3Aを像担持ドラム2の各端部に嵌着するだけで、制振部材4を像担持ドラム2内に装着することができる。
【0036】
また、図5乃至図7に示すように、制振部材4を支軸1に一体に連結することもできる。図5は、内部が中空な円柱状の制振部材4を支軸1に固定した例を示し、図6は複数の円板状部4Aを基部4Bで一体化した制振部材4を用い、その基部4Bを支軸1に固定した例を示し、図7は多数の円板4Cをそれぞれ支軸1に固定して制振部材4を構成した例を示している。
【0037】
図5乃至図7に示した筒状体ユニット12の各要素を分解する際、先に説明したところと同様に他方の端部材3Aを支軸1から外した後、その支軸1を矢印B方向に移動させると、支軸1に一体に連結された制振部材4も支軸1と共に移動し、一方の端部材3と制振部材4を像担持ドラム2から離脱させることができる。図5乃至図7に示した例の他の構成は、図1乃至図4に示した構成と実質的に変わりはない。
【0038】
内部が中実な円柱状の制振部材を支軸1に固定しても、図5乃至図7に示した筒状体ユニットと同様な作用が得られるが、かかる中実の制振部材は、これを像担持ドラム内で移動させるとき、像担持ドラムの内壁面から大きな摩擦力を受けるので、制振部材を移動させ難くなる。これに対し、図5乃至図7に示した制振部材4は、特にこれを弾性体により構成した場合、当該制振部材4を像担持ドラム2内で移動させるとき、その制振部材4が容易に弾性変形するので、像担持ドラム2の内壁面から受ける摩擦力が小さくなり、制振部材4を容易に移動させることができる。
【0039】
また、図2に示した例では、像担持ドラム2の径が小さい場合、制振部材4と突部13の径も小さくなり、これによって突部13と制振部材4の当接部11との接触面積が小さくなる。このため、支軸1を矢印B方向に移動させたとき、突部13と当接部11との接触面の単位面積当りの圧力が大きくなる。これにより、特に制振部材4が弾性体より成る場合、突部13によって加圧された制振部材4の部分が大きく弾性変形し、力を突部13から制振部材4に確実に伝えられず、制振部材4を移動させ難くなるおそれがある。これに対し、図5乃至図7に示した例の如く、支軸1を筒状体から抜き出すとき、制振部材4が支軸1と共に移動できるように、その制振部材4を支軸1に一体に連結することによって、制振部材4を確実に移動させ、その制振部材4を容易に像担持ドラム2から離脱させることができる。
【0040】
また、以上説明した筒状体ユニット12は、像担持ドラム2より成る筒状体の軸線方向各端部にそれぞれ嵌合した一対の端部材3,3Aを有し、その筒状体がこれらの端部材3,3Aを介して支軸1に支持されており、制振部材4が筒状体の軸線方向に移動して一方の端部材3に当接し、該端部材3を押圧することにより該端部材3を筒状体から離脱させるように、制振部材の形態が設定されているので、先にも説明したように、支軸1を抜き出す作業を行うだけで、端部材3も筒状体から離脱することができ、その作業性を高めることができる。
【0041】
制振部材4は前述の如く適宜な材料によって構成できるものであるが、図8に示すように、支軸1を像担持ドラム2から抜き出すとき、一方の端部材3に当接する制振部材部分14が剛体より成ると、その部分14が端部材3に当接してこれを加圧したとき、その力を端部材3に確実に伝えることができる。これにより端部材3を像担持ドラム2から容易かつ確実に離脱させることができる。例えば、この制振部材部分4を、ヤング率が2〜3GPa程度のABS樹脂や、金属などによって構成する。
【0042】
これに対し、上記制振部材部分14が剛体より成ると、特に支軸1を抜き出す速さが速い場合には、制振部材部分14が端部材3に衝撃的に突き当たるので、その端部材3が破損することも考えられる。このような恐れのあるときは、一方の端部材3に当接する制振部材部分14を弾性体により構成するとよい。例えば、ヤング率が0.5〜1.5MPa程度のゴムによって制振部材部分14を構成するのである。このようにすれば、その部分14が端部材3に衝撃的に突き当たったときも、その端部材3が破損することを防止でき、その端部材3を支障なく再使用することができる。
【0043】
また、図9に示すように、一方の端部材3が、像担持ドラム2より成る筒状体の軸線方向端部に嵌合する筒状の第1の筒部材15と、その第1の筒部材15に嵌合する第2の筒部材16を有するように構成することもできる。この例では第1の筒部材15にギア5が形成される。図10はこの第1の筒部材15と第2の筒部材16の分解斜視図である。かかる端部材3を像担持ドラム2に取り付けるには、図11に示すように、先ず第1の筒部材15を像担持ドラム2の端部に嵌合し、次いで第2の筒部材16を第1の筒部材15に嵌合する。その際、第1の筒部材15に嵌合する前の第2の筒部材16の外径をD1、同じ状態で、像担持ドラム2に挿入された第1の筒部材15の部分の厚さをTとし、像担持ドラム2の内径をD2としたとき、D1+2T>D2となるように、その各径と厚さが設定されている。これにより、第2の筒部材16を図9に示したように第1の筒部材15に嵌合したとき、像担持ドラム2内に挿入された第1の筒部材15の部分が像担持ドラム2の内壁面に強く圧接し、端部材3の全体が像担持ドラム2に対して固定される。このように、第2の筒部材16を第1の筒部材15に嵌合して第1の筒部材15を筒状体の内壁面に対して圧接させ、端部材を筒状体に対して固定するのである。その際、図10に示すように第1の筒部材15に複数のスリット40を形成すると、第2の筒部材16によって、第1の筒部材15を像担持ドラム2の内壁面に押し付け易くなる。支軸1は図9に示すように第2の筒部材16の孔42に挿通されるが、端部材3を像担持ドラム2に取りつけた後に、支軸1を像担持ドラム2に組み付けてもよいし、端部材3を像担持ドラム2に取りつける前に支軸1を像担持ドラム2に挿入しておくこともできる。他方の端部材3A(図2、図5)としても、図9乃至図11に示したタイプの端部材を用いることができる。
【0044】
一方の端部材3を上述のように構成した場合、図9に示すように端部材3に対向する側の制振部材4の前端部の径を小さくし、支軸1と共に制振部材4を矢印B方向に移動させたとき、その前端部の前端面41が第2の筒部材16にだけ当接するように構成することが好ましい。制振部材4が、筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材4の前端面41が第1の筒部材15と第2の筒部材16のうちの第2の筒部材16にのみに当接して、その第2の筒部材16を押圧するように構成するのである。かかる構成によれば、第2の筒部材16が制振部材4によって押圧されることにより、その第2の筒部材16と第1の筒部材15との嵌合が外れ、これらの筒部材15,16に大きな負荷を与えることなく、これらを容易に像担持ドラム2から外すことができる。このため、第1及び第2の筒部材15,16に傷が付けられる不具合を阻止でき、これらの筒部材15,16をそのまま再使用することが可能である。
【0045】
また、以上説明した実施形態例において、前述の如く、制振部材4が、その制振部材4自身の弾性により、像担持ドラム2より成る筒状体の内壁面に圧接して、該筒状体と一体的に組み付けられるように構成することができるが、このように接着剤を介することなく制振部材4を像担持ドラム2に固定すると、像担持ドラム2から支軸1を楽に引き出すことができ、像担持ドラム2の分解作業を容易に行うことができる。
【0046】
また、前述の如く、支軸1を端部材3,3Aに圧入するなどして、支軸1と端部材3,3Aを互いに固定することにより、像担持ドラム2より成る筒状体と、一対の端部材3,3Aと、支軸1が、一体となって回転するように組み付けられていると、端部材3,3Aが支軸1に対して回転することはない。このため、支軸1と端部材3,3Aが互いに摺接することはなく、これらの摩耗を防止することができる。これにより、分解した支軸1と端部材3,3Aを特別な加工処理を施すことなく再利用することができる。
【0047】
以上説明した実施形態例においては、筒状体が表面にトナー像を形成される像担持ドラム2、すなわち感光体ドラムより成るが、筒状体がかかる像担持ドラム2以外のものであるときも、前述の各構成を採用することができる。具体的には、感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写される中間転写体より成る像担持ドラム、帯電ローラ、現像ローラ、転写紙搬送ローラのほか、構造体のステーなどとして構成される筒状体が挙げられる。
【0048】
さらに、図1に示した画像形成装置においては、像担持ドラム2と、その像担持ドラム2に画像を形成するための帯電ローラ20、現像ローラ24、クリーニングブラシ29、クリーニングブレード30などの作像要素が一体的に組み付けられて作像モジュール18が構成されているが、かかる作像モジュールは、その取り扱い性が高められるように、小型化され、かつ軽量化が図られるのが普通である。従って、その構成要素としても小型のものが使用されるので、一般に作像モジュールの寿命は短い。図1に示した画像形成装置においては、トナー容器33にトナーを補給するように構成されているが、このようにトナーを補給せず、現像装置のトナーを使い切った時点で作像モジュールを交換するように構成した場合には、その寿命は一層短くなる。このように作像モジュールの寿命が短いということは、その生産数が多くなり、市場に出まわる作像モジュールの数量が多くなることを意味する。従って筒状体ユニット12を容易に分解できるようにして、そのリサイクル性を高めることは重要な課題である。筒状体ユニット12を前述の如く構成することにより、筒状体ユニット12を容易にリサイクル処理することができ、上記要求を確実に満足させることができる。
【0049】
また、筒状体ユニットを画像形成装置の本体筐体に単独で着脱可能に装着できるように構成することもできるが、この場合には、像担持ドラムに画像を形成するための作像手段の寿命を像担持ドラムの寿命よりも長く設定し、像担持ドラムを交換しながら画像形成装置を使用するのが普通である。このような場合にも筒状体ユニット12を前述の如く構成してそのリサイクル性を高めることにより、容易に筒状体ユニットの構成要素を再使用することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、筒状体ユニットを容易に分解でき、そのリサイクル性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一部を示す概略断面図である。
【図2】筒状体ユニットの縦断面図である。
【図3】像担持ドラムと端部材の分解斜視図である。
【図4】支軸と制振部材を図2に示した状態から移動させたときの様子を示す断面図である。
【図5】制振部材の他の例を示す断面図である。
【図6】制振部材のさらに他の例を示す断面図である。
【図7】制振部材のさらに別の例を示す断面図である。
【図8】制振部材のさらに他の例を示す断面図である。
【図9】第1及び第2の筒部材を有する端部材を用いた筒状体ユニットの断面図である。
【図10】第1及び第2の筒部材の斜視図である。
【図11】第1及び第2の筒部材を像担持ドラムに組み付けるときの様子を示した断面図である。
【符号の説明】
1 支軸
2 像担持ドラム
3 端部材
3A 端部材
11 当接部
12 筒状体ユニット
13 突部
14 制振部材部分
15 第1の筒部材
16 第2の筒部材
18 作像モジュール
41 前端面
Claims (13)
- 筒状体と、該筒状体を支持する支軸と、前記筒状体の内部に配置された制振部材とを具備し、前記支軸は前記筒状体内を延びている筒状体ユニットにおいて、前記支軸を前記筒状体から抜き出すとき、前記制振部材が該支軸と共に筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材が前記筒状体から離脱するように、筒状体と支軸と制振部材とを組み付けたことを特徴とする筒状体ユニット。
- 前記支軸には、該支軸よりもその半径方向に突出した突部が設けられ、前記制振部材は、前記支軸を筒状体から抜き出すとき前記突部に当接する当接部を有し、前記突部を当接部に当接させて制振部材を支軸と共に移動させる請求項1に記載の筒状体ユニット。
- 前記当接部は、前記制振部材の移動方向前端側に位置している請求項2に記載の筒状体ユニット。
- 前記制振部材は、前記支軸を筒状体から抜き出すとき、該支軸と共に移動できるように、該支軸に一体に連結されている請求項1に記載の筒状体ユニット。
- 前記筒状体の軸線方向各端部にそれぞれ嵌合した一対の端部材を有し、該筒状体はこれらの端部材を介して前記支軸に支持されており、前記制振部材が筒状体の軸線方向に移動して一方の端部材に当接し、該端部材を押圧することにより該端部材を筒状体から離脱させるように、制振部材の形態が設定されている請求項1乃至4のいずれかに記載の筒状体ユニット。
- 前記一方の端部材に当接する制振部材部分が剛体より成る請求項5に記載の筒状体ユニット。
- 前記一方の端部材に当接する制振部材部分が弾性体より成る請求項5に記載の筒状体ユニット。
- 前記一方の端部材が前記筒状体の軸線方向端部に嵌合する第1の筒部材と、該第1の筒部材に嵌合して該第1の筒部材を筒状体の内壁面に対して圧接させる第2の筒部材とを有し、前記制振部材は、前記筒状体の軸線方向に移動して、該制振部材の前端面が前記第1の筒部材と第2の筒部材のうちの第2の筒部材にのみに当接して該第2の筒部材を押圧するように構成されている請求項5乃至7のいずれかに記載の筒状体ユニット。
- 前記制振部材は、該制振部材の弾性により前記筒状体の内壁面に圧接して該筒状体と一体的に組み付けられている請求項1乃至8のいずれかに記載の筒状体ユニット。
- 前記筒状体と、一対の端部材と、支軸とが、一体となって回転するように組み付けられている請求項1乃至9のいずれかに記載の筒状体ユニット。
- 前記筒状体が像担持ドラムより成る請求項1乃至10のいずれかに記載の筒状体ユニット。
- 請求項11に記載の像担持ドラムと、該像担持ドラムに画像を形成するための作像要素とが一体的に組み付けられていることを特徴とする作像モジュール。
- 請求項11に記載の像担持ドラムを有する画像形成装置。
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