JP2004011757A - バタフライ弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管に対するバタフライ弁の煩雑な脱着作業を不要にして、容易に弁体のメンテナンスや交換を行なうことができるバタフライ弁を提供する。
【解決手段】弁箱1における周壁部1Aの内周には、第2軸線C2から第1軸線C1の左側に偏った位置に環状の弁箱シート部4を設け、この周壁部1Aの上部における弁箱シート部4から第1軸線C1の右側に偏った位置の周壁部1Aの上部を貫通して弁体2の出し入れが可能な上向きの開口5を設ける。弁体シート6を環状の弁箱シート部4に接触させた回転角0゜の全閉状態と、弁体シート6を環状の弁箱シート部4から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜の全閉状態から180゜回転させて、弁体2を開口5の下側に対応して位置決めして、蓋体7と上側軸受8を開口5から除去したのち、上側弁棒3Aを吊り上げることで、弁箱1から弁体2を取出す。
【選択図】 図1
【解決手段】弁箱1における周壁部1Aの内周には、第2軸線C2から第1軸線C1の左側に偏った位置に環状の弁箱シート部4を設け、この周壁部1Aの上部における弁箱シート部4から第1軸線C1の右側に偏った位置の周壁部1Aの上部を貫通して弁体2の出し入れが可能な上向きの開口5を設ける。弁体シート6を環状の弁箱シート部4に接触させた回転角0゜の全閉状態と、弁体シート6を環状の弁箱シート部4から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜の全閉状態から180゜回転させて、弁体2を開口5の下側に対応して位置決めして、蓋体7と上側軸受8を開口5から除去したのち、上側弁棒3Aを吊り上げることで、弁箱1から弁体2を取出す。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバタフライ弁に係り、特に、配管からの取り外し作業を不要にして弁体のメンテナンスや交換を実行できるバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5、図6および図7に示すように、バタフライ弁は、弁箱1と、弁体2および弁棒3を備え、弁棒3を取付けた弁体2が弁箱1の軸方向にのびる軸線C1に直交する軸線C2を有して、弁棒3とともに該弁棒3の軸まわりに回転できるように弁箱1に収容され、弁体2の回転によって弁体シ−トが弁箱1内面の弁箱シートに接離して開閉を行うように構成されている。弁箱1の内面は一様な内径を有して軸線C1方向にのび、その断面形状は正円形を呈している。
【0003】
このように構成されたバタフライ弁では、弁体2を全閉位置から縦軸線C2の軸まわりに回転させると、弁体2の回転角の拡大に伴って弁箱シートと弁体シ−トの回転軌跡上の間隔が大きくなり、流体の流下断面積が拡大されて流量を増大させることができる。また、弁体2を全開位置から縦軸線C2の軸まわりに逆回転させると、弁体2の回転角の縮小に伴って弁箱シートと弁体シ−トの回転軌跡上の間隔が小さくなり、流体の流下断面積が縮小されて流量を減少もしくは0にすることができる。したがって、弁体2を回転角0゜の全閉位置に位置決めした流量0の状態から、回転角90゜の全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で弁体2の回転角に応じて流量を調整することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のバタフライ弁では、これが配管に介設されている使用状態において、弁体のメンテナンスや交換を行なう場合には、配管からバタフライ弁を取り外してメンテナンスや交換を行なったのちに、再度バタフライ弁を配管に取付ける煩雑な作業が必要になる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、配管に対する煩雑なバタフライ弁の脱着作業を不要にした簡単な作業によってて、容易に弁体のメンテナンスや交換を行なうことができるバタフライ弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るバタフライ弁は、弁箱と、弁棒および弁体とを備え、この弁体が弁棒に取付けられて該弁棒とともに前記弁箱の第1軸線に交差する第2軸線まわりに回転できるように弁箱に収容されたバタフライ弁において、前記第2軸線から第1軸線の一方側に偏った弁箱の内周に前記弁体の外周部が接離する環状の弁箱シート部を有し、この弁箱シート部から前記第1軸線の他方側に偏った弁箱の周壁部を貫通して、前記弁体と弁棒とを前記第2軸線方向に出し入れ可能かつ蓋体で着脱可能塞がれている開口を設けてなることを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、弁体の外周部を弁箱シート部に接触させた回転角0゜の全閉状態と、弁棒および弁体を第2軸線まわりに90゜回転させて、弁体の外周部を弁箱シート部から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜から回転角90゜の範囲内で回転角に応じて流量を調整することもできる。
一方、回転角0゜の全閉状態から弁棒および弁体を第2軸線まわりに180゜またはその付近まで回転させるとこにより、弁体を弁箱からの取出しが可能な開口に対応させて取出すことができる。また、弁体を弁箱の外側から開口に対応させて弁箱に挿入することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図5〜図7で説明した従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態を示す正面断面図、図2は図1のA−A矢視図、図3は図1の左側面図、図4は平面断面図である。これらの図において、バタフライ弁は、弁箱1と、弁棒3および弁体2を備え、この弁体2が弁棒3に取付けられて該弁棒3とともに弁箱1の水平軸線(第1軸線)C1に直交する垂直軸線(第2軸線)C2まわりに回転できるように弁箱1に収容されている。
【0010】
弁箱1における周壁部1Aの内周には、第2軸線C2から第1軸線C1の左側(一方側)に偏った位置に環状の弁箱シート部4が設けられ、この弁箱シート部4から第1軸線C1の右側(他方側)に偏った位置の周壁部1Aの上部を貫通して上向きの開口5を設けてある。
【0011】
弁体2は、円盤状のもので、弁棒3が取付けられる基部2Aと、この基部2Aに第1軸線C1の一側に偏って連設され大径の主体部2Bとからなり、基部2Aの上部には弁棒3における上側弁棒3Aが同時回転可能に取付けられ、基部2Aの下部には弁棒3における下側弁棒3Bが同時回転可能に取付けられているとともに、主体部2Bの外周部には、弁箱シート部4に接離する弁体シート6を設けてある。また、下側弁棒3Bは、第1軸線C1上で弁箱1における周壁部1Aの下部に設けた下側軸受7により回転自在に支持され、上側弁棒3Aは、第1軸線C1上で開口5を開閉可能に水密に塞ぐ蓋体8の下側に設けられて、開口5に出し入れされる上側軸受9により水密かつ回転自在に支持されており、その上端部は、蓋体8を水密かつ回転自在に貫通して上方に導出されている。
【0012】
前記開口5は、投影平面形状が矩形に形成され、投影平面上で第1軸線C1に直交する方向の寸法Lが弁体2における主体部2Bの外径Dよりも大きく、また第1軸線C1方向の寸法Wが弁体2の厚さTよりも大きく設定されている。
【0013】
このような構成であれば、図1,図4の実線で示すように、弁体2における主体部2Bの弁体シート6を環状の弁箱シート部4に接触させた回転角0゜の全閉状態と、図4の一点鎖線で示すように、弁棒3および弁体2を第2軸線まわりに90゜回転させて、弁体シート6を環状の弁箱シート部4から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜から回転角90゜の範囲内で回転角に応じて流量を調整することもできる。
【0014】
一方、図1,図3,図4の実線で示す回転角0゜の全閉状態から弁棒3および弁体2を第2軸線まわりに180゜またはその付近まで回転させると、図1,図4二点鎖線で示すように、弁体2が開口5の下側に対応して位置決めされることになる。したがって、この状態で蓋体8と上側軸受9を開口5から除去したのち、上側弁棒3Aを吊り上げることで、弁棒3(上側弁棒3Aと下側弁棒3B)とともに弁体2を弁箱1から取出すことができる。
【0015】
すなわち、弁箱1が配管10に介設されているバタフライ弁の使用状態において、弁体2のメンテナンスや交換に際しては、配管10から弁箱1を取り外す煩雑な作業を不要にして、弁箱1から弁体2を容易に取り外すことができる。また、メンテナンスを終了した弁体2または交換された新規の弁体は、これを蓋体8と上側軸受9が除去されている開口5の上側に対応して位置決めし、この状態で上側弁棒3Aを吊り降ろして、下側弁棒3Bを下側軸受7に挿入すことで、弁体2が弁箱1の内部で開口5の下側に対応して位置決めされた図1,図3,図4の二点鎖線で示す状態を得ることができ、この状態で上側軸受9を開口5に挿入し、かつ蓋体8で開口5を水密に塞ぐことによって、バタフライ弁を再使用することができる。つまり、弁体2のメンテナンスや交換に際しては、配管10に対する弁箱1の煩雑な脱着作業を不要にした簡単な作業によって、容易に弁体2のメンテナンスや交換を行なうことができる。なお、弁体2のメンテナンスや交換に際して、弁体2を脱着する前段で、弁箱1が介設されている配管10の上流側で、仕切弁などの弁閉により、流体を遮断することはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバタフライ弁は構成されているので、以下のような格別の効果を奏する。
【0017】
すなわち、弁箱が配管に介設されているバタフライ弁の使用状態において、弁体のメンテナンスや交換に際しては、配管に対する弁箱の煩雑な脱着作業を不要にした簡単な作業によって、容易に弁体のメンテナンスや交換を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】平面断面図である。
【図5】従来例の正面断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱
1A 弁箱の周壁部
2 弁体
3 弁棒
4 環状の弁箱シート部
5 開口
【発明の属する技術分野】
本発明はバタフライ弁に係り、特に、配管からの取り外し作業を不要にして弁体のメンテナンスや交換を実行できるバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5、図6および図7に示すように、バタフライ弁は、弁箱1と、弁体2および弁棒3を備え、弁棒3を取付けた弁体2が弁箱1の軸方向にのびる軸線C1に直交する軸線C2を有して、弁棒3とともに該弁棒3の軸まわりに回転できるように弁箱1に収容され、弁体2の回転によって弁体シ−トが弁箱1内面の弁箱シートに接離して開閉を行うように構成されている。弁箱1の内面は一様な内径を有して軸線C1方向にのび、その断面形状は正円形を呈している。
【0003】
このように構成されたバタフライ弁では、弁体2を全閉位置から縦軸線C2の軸まわりに回転させると、弁体2の回転角の拡大に伴って弁箱シートと弁体シ−トの回転軌跡上の間隔が大きくなり、流体の流下断面積が拡大されて流量を増大させることができる。また、弁体2を全開位置から縦軸線C2の軸まわりに逆回転させると、弁体2の回転角の縮小に伴って弁箱シートと弁体シ−トの回転軌跡上の間隔が小さくなり、流体の流下断面積が縮小されて流量を減少もしくは0にすることができる。したがって、弁体2を回転角0゜の全閉位置に位置決めした流量0の状態から、回転角90゜の全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で弁体2の回転角に応じて流量を調整することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のバタフライ弁では、これが配管に介設されている使用状態において、弁体のメンテナンスや交換を行なう場合には、配管からバタフライ弁を取り外してメンテナンスや交換を行なったのちに、再度バタフライ弁を配管に取付ける煩雑な作業が必要になる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、配管に対する煩雑なバタフライ弁の脱着作業を不要にした簡単な作業によってて、容易に弁体のメンテナンスや交換を行なうことができるバタフライ弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るバタフライ弁は、弁箱と、弁棒および弁体とを備え、この弁体が弁棒に取付けられて該弁棒とともに前記弁箱の第1軸線に交差する第2軸線まわりに回転できるように弁箱に収容されたバタフライ弁において、前記第2軸線から第1軸線の一方側に偏った弁箱の内周に前記弁体の外周部が接離する環状の弁箱シート部を有し、この弁箱シート部から前記第1軸線の他方側に偏った弁箱の周壁部を貫通して、前記弁体と弁棒とを前記第2軸線方向に出し入れ可能かつ蓋体で着脱可能塞がれている開口を設けてなることを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、弁体の外周部を弁箱シート部に接触させた回転角0゜の全閉状態と、弁棒および弁体を第2軸線まわりに90゜回転させて、弁体の外周部を弁箱シート部から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜から回転角90゜の範囲内で回転角に応じて流量を調整することもできる。
一方、回転角0゜の全閉状態から弁棒および弁体を第2軸線まわりに180゜またはその付近まで回転させるとこにより、弁体を弁箱からの取出しが可能な開口に対応させて取出すことができる。また、弁体を弁箱の外側から開口に対応させて弁箱に挿入することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図5〜図7で説明した従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態を示す正面断面図、図2は図1のA−A矢視図、図3は図1の左側面図、図4は平面断面図である。これらの図において、バタフライ弁は、弁箱1と、弁棒3および弁体2を備え、この弁体2が弁棒3に取付けられて該弁棒3とともに弁箱1の水平軸線(第1軸線)C1に直交する垂直軸線(第2軸線)C2まわりに回転できるように弁箱1に収容されている。
【0010】
弁箱1における周壁部1Aの内周には、第2軸線C2から第1軸線C1の左側(一方側)に偏った位置に環状の弁箱シート部4が設けられ、この弁箱シート部4から第1軸線C1の右側(他方側)に偏った位置の周壁部1Aの上部を貫通して上向きの開口5を設けてある。
【0011】
弁体2は、円盤状のもので、弁棒3が取付けられる基部2Aと、この基部2Aに第1軸線C1の一側に偏って連設され大径の主体部2Bとからなり、基部2Aの上部には弁棒3における上側弁棒3Aが同時回転可能に取付けられ、基部2Aの下部には弁棒3における下側弁棒3Bが同時回転可能に取付けられているとともに、主体部2Bの外周部には、弁箱シート部4に接離する弁体シート6を設けてある。また、下側弁棒3Bは、第1軸線C1上で弁箱1における周壁部1Aの下部に設けた下側軸受7により回転自在に支持され、上側弁棒3Aは、第1軸線C1上で開口5を開閉可能に水密に塞ぐ蓋体8の下側に設けられて、開口5に出し入れされる上側軸受9により水密かつ回転自在に支持されており、その上端部は、蓋体8を水密かつ回転自在に貫通して上方に導出されている。
【0012】
前記開口5は、投影平面形状が矩形に形成され、投影平面上で第1軸線C1に直交する方向の寸法Lが弁体2における主体部2Bの外径Dよりも大きく、また第1軸線C1方向の寸法Wが弁体2の厚さTよりも大きく設定されている。
【0013】
このような構成であれば、図1,図4の実線で示すように、弁体2における主体部2Bの弁体シート6を環状の弁箱シート部4に接触させた回転角0゜の全閉状態と、図4の一点鎖線で示すように、弁棒3および弁体2を第2軸線まわりに90゜回転させて、弁体シート6を環状の弁箱シート部4から離間させた回転角90゜の全開状態を得ることができるとともに、回転角0゜から回転角90゜の範囲内で回転角に応じて流量を調整することもできる。
【0014】
一方、図1,図3,図4の実線で示す回転角0゜の全閉状態から弁棒3および弁体2を第2軸線まわりに180゜またはその付近まで回転させると、図1,図4二点鎖線で示すように、弁体2が開口5の下側に対応して位置決めされることになる。したがって、この状態で蓋体8と上側軸受9を開口5から除去したのち、上側弁棒3Aを吊り上げることで、弁棒3(上側弁棒3Aと下側弁棒3B)とともに弁体2を弁箱1から取出すことができる。
【0015】
すなわち、弁箱1が配管10に介設されているバタフライ弁の使用状態において、弁体2のメンテナンスや交換に際しては、配管10から弁箱1を取り外す煩雑な作業を不要にして、弁箱1から弁体2を容易に取り外すことができる。また、メンテナンスを終了した弁体2または交換された新規の弁体は、これを蓋体8と上側軸受9が除去されている開口5の上側に対応して位置決めし、この状態で上側弁棒3Aを吊り降ろして、下側弁棒3Bを下側軸受7に挿入すことで、弁体2が弁箱1の内部で開口5の下側に対応して位置決めされた図1,図3,図4の二点鎖線で示す状態を得ることができ、この状態で上側軸受9を開口5に挿入し、かつ蓋体8で開口5を水密に塞ぐことによって、バタフライ弁を再使用することができる。つまり、弁体2のメンテナンスや交換に際しては、配管10に対する弁箱1の煩雑な脱着作業を不要にした簡単な作業によって、容易に弁体2のメンテナンスや交換を行なうことができる。なお、弁体2のメンテナンスや交換に際して、弁体2を脱着する前段で、弁箱1が介設されている配管10の上流側で、仕切弁などの弁閉により、流体を遮断することはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバタフライ弁は構成されているので、以下のような格別の効果を奏する。
【0017】
すなわち、弁箱が配管に介設されているバタフライ弁の使用状態において、弁体のメンテナンスや交換に際しては、配管に対する弁箱の煩雑な脱着作業を不要にした簡単な作業によって、容易に弁体のメンテナンスや交換を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】平面断面図である。
【図5】従来例の正面断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱
1A 弁箱の周壁部
2 弁体
3 弁棒
4 環状の弁箱シート部
5 開口
Claims (1)
- 弁箱と、弁棒および弁体とを備え、この弁体が弁棒に取付けられて該弁棒とともに前記弁箱の第1軸線に交差する第2軸線まわりに回転できるように弁箱に収容されたバタフライ弁において、前記第2軸線から第1軸線の一方側に偏った弁箱の内周に前記弁体の外周部が接離する環状の弁箱シート部を有し、この弁箱シート部から前記第1軸線の他方側に偏った弁箱の周壁部を貫通して、前記弁体と弁棒とを前記第2軸線方向に出し入れ可能かつ蓋体で着脱可能塞がれている開口を設けてなることを特徴とするバタフライ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002165879A JP2004011757A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | バタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002165879A JP2004011757A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | バタフライ弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004011757A true JP2004011757A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30433614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002165879A Pending JP2004011757A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | バタフライ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004011757A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220470A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Maezawa Ind Inc | バタフライ弁 |
-
2002
- 2002-06-06 JP JP2002165879A patent/JP2004011757A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220470A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Maezawa Ind Inc | バタフライ弁 |
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