JP2004011197A - 水平力分散支承装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を防止すると共に、鉛直剛性を低く維持することにより回転機能を妨げることがなく、水平剛性を高めることにより構造物に悪影響を及ぼすことがないような、水平力分散支承装置を提供する。
【解決手段】水平力分散支承装置10において、複数層の補強板のうちの任意の一層に係る補強板を、他の層に係る補強板(薄鋼板13)よりも厚い厚板補強板(中間厚鋼板16)とし、該厚板補強板に対向する位置まで、下沓17又は上沓18のいずれか一方からストッパブロック17bを突設する。ここで鉛直方向については、積層ゴム体11の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方で水平方向については、厚板補強板がストッパブロックに接触することにより、積層ゴム体の片側(下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体の反対側(上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体と、該積層ゴム体の下面に固着される下沓と、該積層ゴム体の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物と上部構造物の間に設置される水平力分散支承装置に係り、特に鉛直剛性を低く維持することにより回転機能を妨げることがなく、水平剛性を高めることにより構造物に悪影響を及ぼすことがないような、水平力分散支承装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より橋梁や建物等の構造物においては、その上部構造物に作用する慣性力を下部構造物に確実に伝達するために、該下部構造物と上部構造物の間に、ゴム板と剛性板が複数層に亘って交互に積層された積層ゴム体を備える水平力分散支承装置が設置されている。この水平力分散支承装置には、上部構造物に作用する荷重を支持するための荷重支持機能,上部構造物の上下方向回転によるひずみに追随するための回転機能,及び上部構造物の通常時や地震時における水平変位に追随するための水平移動機能等が求められる。換言すれば、水平力分散支承装置には、鉛直方向については、上部構造物の上下方向回転によるひずみに追随しやすいように低い鉛直剛性が要求され、水平方向については、上部構造物の地震時における過度の水平変位を抑制しやすいように高い水平剛性が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで積層ゴム体を備える水平力分散支承装置では、金属支承に比べて支圧面積が大きいため、上部構造物の上下方向回転によるひずみ量が大きくなり、該ひずみ量に追随する回転機能を求めると積層ゴム体の厚さが厚くなってしまうため、水平剛性が低くなってしまい、上部構造物の地震時における水平変位が過度に大きくなってしまうため、構造物に悪影響を及ぼしてしまう。しかしながら、水平剛性を高めるために支圧面積をさらに大きくすると、該支圧面積の増加に伴う回転機能を求めるために積層ゴム体の厚さがさらに厚くなってしまい、水平力分散支承装置が大型化するため、コストの上昇を招くと共に施工の煩雑化を招くことになる。即ち水平力分散支承装置では、鉛直方向の性能と水平方向の性能は二律背反の関係にある。
【0004】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、装置の大型化を防止すると共に、鉛直剛性を低く維持することにより回転機能を妨げることがなく、水平剛性を高めることにより構造物に悪影響を及ぼすことがないような、水平力分散支承装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお参考のために図面中の符号を付すが、本発明は該図面により限定されるものではない。
【0006】
まず請求項1に係る発明は、図1〜図6に示すように、複数層の補強板(薄鋼板13,上厚鋼板14,下厚鋼板15,及び中間厚鋼板16)を内蔵する積層ゴム体11と、該積層ゴム体の下面に固着される下沓17と、該積層ゴム体の上面に固着される上沓18と、を備え、下部構造物(橋台1)と上部構造物(橋桁2)の間に設置される水平力分散支承装置において、前記複数層の補強板のうちの任意の一層に係る補強板を、他の層に係る補強板(薄鋼板13)よりも厚い厚板補強板(中間厚鋼板16)とし、該厚板補強板に対向する位置まで、前記下沓又は前記上沓のいずれか一方からストッパブロック17b又は18bを突設することを特徴とする水平力分散支承装置10である。
【0007】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した水平力分散支承装置であって、図7〜図9に示すように、前記厚板補強板(中間厚鋼板26)は、前記積層ゴム体21の側面からフランジ状に露出することを特徴とする水平力分散支承装置20である。
【0008】
また請求項3に係る発明は、請求項2に記載した水平力分散支承装置であって、図10〜図11に示すように、前記積層ゴム体31は、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい下側フランジ板36aが上面に固着された下側部分積層ゴム体31aと、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい上側フランジ板36bが下面に固着された上側部分積層ゴム体31bと、からなり、前記下側フランジ板と前記上側フランジ板をボルト36cにて接合することにより、前記積層ゴム体の側面からフランジ状に露出する前記厚板補強板(中間厚鋼板36)を構成することを特徴とする水平力分散支承装置30である。
【0009】
また請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載した水平力分散支承装置であって、図12〜図14に示すように、前記積層ゴム体41の側面からフランジ状に露出する前記厚板補強板(中間厚鋼板46)の平面部にフランジ孔46aを設け、該フランジ孔に対応する位置に設けられる前記ストッパブロック47bを嵌合することを特徴とする水平力分散支承装置40である。
【0010】
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した水平力分散支承装置であって、図15〜図16に示すように、前記ストッパブロック57bは、前記厚板補強板(中間厚鋼板56)の前後左右に対向する位置に設けられることを特徴とする水平力分散支承装置50である。
【0011】
また請求項6に係る発明は、請求項1に記載した水平力分散支承装置であって、図17〜図20に示すように、前記積層ゴム体61の下面又は上面から前記厚板補強板(中間厚鋼板66)に至るように内部孔61aを設け、該内部孔に対応する位置に設けられる前記ストッパブロック67bを嵌合することを特徴とする水平力分散支承装置60である。
【0012】
さらに請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載した水平力分散支承装置であって、図21〜図23に示すように、前記厚板補強板(中間厚鋼板76)と前記ストッパブロック77bとの間に所定の隙間Sを設けることを特徴とする水平力分散支承装置70である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体と、該積層ゴム体の下面に固着される下沓と、該積層ゴム体の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物と上部構造物の間に設置される水平力分散支承装置10,20,30,40,50,60,70である。以下においては、該水平力分散支承装置が、下部構造物であるコンクリート製の橋台1と、上部構造物である鋼製の橋桁2からなる、多径間連続桁の橋梁に適用される例について説明する。また、以下においては、橋軸方向を前後、橋軸直角方向を左右と称する。
【0014】
なお本発明に係る水平力分散支承装置には、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10,第2実施形態に係る水平力分散支承装置20,第3実施形態に係る水平力分散支承装置30,第4実施形態に係る水平力分散支承装置50,第5実施形態に係る水平力分散支承装置50,第6実施形態に係る水平力分散支承装置60,及び第7実施形態に係る水平力分散支承装置70が含まれる。以下においては、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10〜第7実施形態に係る水平力分散支承装置70までを順に説明する。また、以下においては、各実施形態において、同一の機能を有する構成要素については、同一の用語を用いて詳細な説明を省略すると共に、図面中の符号のうちの一の位の数字を同一の数字とする一方で十の位の数字を各実施形態に対応させた数字とする。
【0015】
[第1実施形態に係る水平力分散支承装置10]
まず図1〜図3は本発明の第1実施形態に係る水平力分散支承装置10(下沓17からストッパブロック17bが突設されるもの)を表す図である。この第1実施形態に係る水平力分散支承装置10は、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体11と、該積層ゴム体11の下面に固着される下沓17と、該積層ゴム体11の上面に固着される上沓18と、を備え、下部構造物である橋台1と上部構造物である橋桁2の間に設置されるものである。
【0016】
積層ゴム体11は、矩形のゴム板と矩形の補強板が複数層に亘って交互に積層されて一体加硫成型されたものである。ここでゴム板の材質は、例えばゴム弾性体であり、補強板の材質は、例えば鋼である。この補強板には、薄鋼板13,上厚鋼板14,下厚鋼板15,及び中間厚鋼板16が含まれる。ここでゴム板の厚さは例えば25mm程度であり、薄鋼板13の厚さは例えば3.2mm程度であり、上厚鋼板14,下厚鋼板15,及び中間厚鋼板16の厚さは例えば40mm程度である。この積層ゴム体11は、上側から順に上厚鋼板14,ゴム板,薄鋼板13,ゴム板,薄鋼板13,ゴム板,中間厚鋼板16,ゴム板,薄鋼板13,ゴム板,薄鋼板13,ゴム板,下厚鋼板15が積層されて一体加硫成型されたものである。ここで本発明では、複数層の補強板のうちの任意の一層に係る補強板を、他の層に係る補強板(薄鋼板13)よりも厚い厚板補強板(中間厚鋼板16)とした点に特徴があり、ここでは積層ゴム体11の全厚における中間に中間厚鋼板16を設けている。
【0017】
この積層ゴム体11において、上厚鋼板14が適宜の数の取付ボルト18aにより上沓18と固着され、下厚鋼板15が適宜の数の取付ボルト17aにより下沓17と固着されて、水平力分散支承装置10が構成される。そして水平力分散支承装置10において、適宜の数のアンカーボルト1aにより橋台1に下沓17が固着され、橋桁2に適宜の数の締結ボルト2aにより締結されたソールプレート2bに剪断キー2cを介して上沓18が接続されて、水平力分散支承装置10が橋梁に設置される。ここで本発明では、中間厚鋼板16に対向する位置まで、下沓17からストッパブロック17bを突設した(立ち上げた)点に特徴があり、ここでは下沓17の前後にストッパブロック17b,17bを設けている。
【0018】
次に図4は図1〜図3に示す水平力分散支承装置10の作用を表す橋軸方向の断面図である。この水平力分散支承装置10によれば、鉛直方向については、積層ゴム体11の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板16がストッパブロック17bに接触することにより、積層ゴム体11の片側(ここでは下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体11の反対側(ここでは上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。
【0019】
次に図5及び図6は本発明の第1実施形態に係る水平力分散支承装置10’の変形例(上沓からストッパブロックが突設されるもの)を表す図である。この変形例に係る水平力分散支承装置10’は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体11と、該積層ゴム体11の下面に固着される下沓17と、該積層ゴム体11の上面に固着される上沓18と、を備え、下部構造物である橋台1と上部構造物である橋桁2の間に設置されるものであるが、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と異なり、中間厚鋼板16に対向する位置まで、上沓18からストッパブロック18bを突設した(立ち下げた)点に特徴があり、ここでは上沓18の前後にストッパブロック18b,18bを設けている。
【0020】
この水平力分散支承装置10’によれば、鉛直方向については、積層ゴム体11の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板16がストッパブロック18bに接触することにより、積層ゴム体11の片側(ここでは上側)が確実に拘束され、該積層ゴム体11の反対側(ここでは下側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。
【0021】
[第2実施形態に係る水平力分散支承装置20]
次に図7は本発明の第2実施形態に係る水平力分散支承装置(中間厚鋼板が積層ゴム体の側面からフランジ状に露出されるもの)を表す図であり、図8及び図9は図7に示す水平力分散支承装置20を構成する積層ゴム体21を表す図である。この第2実施形態に係る水平力分散支承装置20は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体21と、該積層ゴム体21の下面に固着される下沓27と、該積層ゴム体21の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物である橋台と上部構造物である橋桁の間に設置されるものであるが、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と異なり、厚板補強板である中間厚鋼板26が積層ゴム体21の側面からフランジ状に露出される点に特徴があり、ここでは該中間厚鋼板26の左右方向(橋軸直角方向)に切欠26a,26aを設けると共に、下沓27の左右にストッパブロック27b,27bを設けて、該切欠26aとストッパブロック27bを嵌合している。
【0022】
この水平力分散支承装置20によれば、鉛直方向については、積層ゴム体21の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板26に設けられた切欠26aの内面がストッパブロック27bに接触することにより、積層ゴム体21の片側(ここでは下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体21の反対側(ここでは上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。このように前後方向(橋軸方向)でなく左右方向(橋軸直角方向)にストッパブロック27aを設けたので、該前後方向のスペースが狭隘であっても水平力分散支承装置20を設置できる。なお変形例に係る水平力分散支承装置10’と同様に、上沓からストッパブロックを突設するようにしても良い。
【0023】
[第3実施形態に係る水平力分散支承装置30]
次に図10及び図11は本発明の第3実施形態に係る水平力分散支承装置(下側部分積層ゴム体31aの下側フランジ板36aと上側部分積層ゴム体31bの上側フランジ板36bが接合ボルト36cにて接合されるもの)を構成する積層ゴム体31を表す図である。この第3実施形態に係る水平力分散支承装置30は、第2実施形態に係る水平力分散支承装置20における積層ゴム体21に代えて積層ゴム体31を用いるものである。
【0024】
この積層ゴム体31は、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい下側フランジ板36aが上面に固着された下側部分積層ゴム体31aと、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい上側フランジ板36bが下面に固着された上側部分積層ゴム体31bと、からなり、下側フランジ板36aと上側フランジ板36bを接合ボルト36cにて接合することにより、積層ゴム体31の側面からフランジ状に露出する厚板補強板である中間厚鋼板36が構成されるものであり、ここでは該中間厚鋼板36の左右方向(橋軸直角方向)に切欠36d,36dを設けている。ここで下側部分積層ゴム体31aと上側部分積層ゴム体31bは、天地は逆であるが同一の鋼製なので、該部分積層ゴム体を重ね合わせて適宜の数の接合ボルト36cにて接合することにより、積層ゴム体31を簡便に製造できる。
【0025】
[第4実施形態に係る水平力分散支承装置40]
次に図12は本発明の第4実施形態に係る水平力分散支承装置40(フランジ孔46aにストッパブロック47bが嵌合されるもの)を表す図であり、図13及び図14は図12に示す水平力分散支承装置40を構成する積層ゴム体41を表す図である。この第4実施形態に係る水平力分散支承装置40は、第2実施形態に係る水平力分散支承装置20と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体41と、該積層ゴム体41の下面に固着される下沓47と、該積層ゴム体41の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物である橋台と上部構造物である橋桁の間に設置されるものであるが、第2実施形態に係る水平力分散支承装置20と異なり、積層ゴム体41の側面からフランジ状に露出する厚板補強板である中間厚鋼板46の平面部にフランジ孔46aを設け、該フランジ孔に対応する位置に設けられるストッパブロック47bが嵌合される点に特徴があり、ここでは該中間厚鋼板46の左右方向(橋軸直角方向)にフランジ孔46aを設けると共に、下沓47の左右にストッパブロック47b,47bを設けて、該フランジ孔46aとストッパブロック47bを嵌合している。
【0026】
この水平力分散支承装置40によれば、鉛直方向については、積層ゴム体41の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板46に設けられたフランジ孔46aの内面がストッパブロック47bに接触することにより、積層ゴム体21の片側(ここでは下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体21の反対側(ここでは上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。このようにフランジ孔46aに嵌合されたストッパブロック47bが該フランジ孔46aにおける対向する二面に接触するので、水平変位を抑制する力を二分割として、該ストッパブロック47bをコンパクトに構成することができる。なお変形例に係る水平力分散支承装置10’と同様に、上沓からストッパブロックを突設するようにしても良い。また第3実施形態に係る水平力分散支承装置30と同様に、下側部分積層ゴム体の下側フランジ板と上側部分積層ゴム体の上側フランジ板を接合ボルトにて接合することにより積層ゴム体を構成するようにしても良い。
【0027】
[第5実施形態に係る水平力分散支承装置50]
次に図15は本発明の第5実施形態に係る水平力分散支承装置50(ストッパブロック57bが前後左右に設けられたもの)を表す図である。この第5実施形態に係る水平力分散支承装置50は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体51と、該積層ゴム体51の下面に固着される下沓57と、該積層ゴム体51の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物である橋台と上部構造物である橋桁の間に設置されるものであるが、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と異なり、ストッパブロック57bが厚板補強板である中間厚鋼板56の前後左右に対向する位置に設けられる点に特徴があり、ここでは下沓57の前後左右にストッパブロック57b,57b,57b,57bを設けている。
【0028】
この水平力分散支承装置50によれば、鉛直方向については、積層ゴム体51の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板56がストッパブロック57bに接触することにより、積層ゴム体51の片側(ここでは下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体51の反対側(ここでは上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。このように下沓57の前後左右にストッパブロック57b,57b,57b,57bを設けたので、前後方向(橋軸方向)及び左右方向(橋軸直角方向)について、水平剛性を高めることができる。なお変形例に係る水平力分散支承装置10’と同様に、上沓からストッパブロックを突設するようにしても良い。また第2実施形態に係る水平力分散支承装置20と同様に、中間厚鋼板を積層ゴム体の側面からフランジ状に露出させ、該中間厚鋼板の前後左右に切欠を設けて、前後左右に設けられたストッパブロック57b,57b,57b,57bを該切欠に嵌合するようにしても良い。また第3実施形態に係る水平力分散支承装置30と同様に、下側部分積層ゴム体の下側フランジ板と上側部分積層ゴム体の上側フランジ板を接合ボルトにて接合することにより積層ゴム体を構成するようにしても良い。さらに第4実施形態に係る水平力分散支承装置40と同様に、中間厚鋼板を積層ゴム体の側面からフランジ状に露出させ、該中間厚鋼板の前後左右にフランジ孔を設けて、前後左右に設けられたストッパブロック57b,57b,57b,57bを該フランジ孔に嵌合するようにしても良い。
【0029】
[第6実施形態に係る水平力分散支承装置60]
次に図17は本発明の第6実施形態に係る水平力分散支承装置60(内部孔61aにストッパブロック57bが嵌合されるもの)を表す図であり、図18及び図19は図17に示す水平力分散支承装置60を構成する積層ゴム体61を表す図である。この第6実施形態に係る水平力分散支承装置60は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体61と、該積層ゴム体61の下面に固着される下沓67と、該積層ゴム体61の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物である橋台と上部構造物である橋桁の間に設置されるものであるが、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と異なり、積層ゴム体61の下面から厚板補強板である中間厚鋼板66に至るように内部孔61aを設け、該内部孔61aに対応する位置に設けられるストッパブロック67bが嵌合される点に特徴があり、ここでは積層ゴム体61の中央において下面から中間厚鋼板66に至る矩形の内部孔61aを設けると共に、下沓67の中央において中間厚鋼板66に至る矩形のストッパブロック67bを設けて、該内部孔61aとストッパブロック67bを嵌合している。
【0030】
次に図20は図17に示す水平力分散支承装置60の作用を表す橋軸方向の断面図である。この水平力分散支承装置60によれば、鉛直方向については、積層ゴム体61の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、中間厚鋼板66がストッパブロック67bに接触することにより、積層ゴム体61の片側(ここでは下側)が確実に拘束され、該積層ゴム体61の反対側(ここでは上側)のみが自由に動いて水平変位に対応するので、水平剛性を高めることができる。なお積層ゴム体の上面から中間厚鋼板に至るように内部孔を設けると共に、変形例に係る水平力分散支承装置10’と同様に、該内部孔に対応する位置に上沓からストッパブロックを突設し、該内部孔とストッパブロックを嵌合するようにしても良い。
【0031】
[第7実施形態に係る水平力分散支承装置70]
次に図21は本発明の第7実施形態に係る水平力分散支承装置70(中間厚鋼板76とストッパブロック77bとの間に所定の隙間Sが設けられたもの)を表す図である。この第7実施形態に係る水平力分散支承装置70は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と同様に、複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体と、該積層ゴム体の下面に固着される下沓77と、該積層ゴム体の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物である橋台と上部構造物である橋桁の間に設置されるものであるが、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10と異なり、厚板補強板である中間厚鋼板76とストッパブロック77bとの間に所定の隙間Sが設けられている点に特徴がある。
【0032】
次に図22及び図23は図21に示す水平力分散支承装置70の作用を表す橋軸方向の断面図である。この水平力分散支承装置70によれば、鉛直方向については、積層ゴム体の全厚が有効厚として作用するので、鉛直剛性は低く維持される。一方、水平方向については、一定の水平変位(例えば通常時の水平変位)に対しては、図22に示すように、積層ゴム体の片側(図21では下側)も隙間Sの範囲内で水平変位に追随するので水平剛性が低くなり、それ以上の水平変位(例えば地震時の水平変位)に対しては、図23に示すように、該積層ゴム体の反対側(図21では上側)のみが隙間Sの範囲を越えて水平変位に追随するので水平剛性が高くなるという、バイリニア機能を実現できる。なお、この第7実施形態に係る水平力分散支承装置70の技術は、第1実施形態に係る水平力分散支承装置10〜第6実施形態に係る水平力分散支承装置60のいずれにも適用可能である。
【0033】
[変形例]
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0034】
上記の実施形態では、構造物が橋梁であり、下部構造物が橋台1であり、上部構造物が橋桁2である例について説明したが、これに限らず、構造物が建物であっても本発明は適用可能である。また上記の実施形態では、橋桁2が鋼桁である例について説明したが、これに限らず、該橋桁2はコンクリート桁でも良い。さらに上記の実施形態では、積層ゴム体が平面視で矩形を呈するものである例について説明したが、これに限らず、該積層ゴム体は平面視で円形を呈するものでも良い。
【0035】
上記の実施形態では、中間厚鋼板の厚さが40mm程度である例について説明したが、これに限らず、該中間厚鋼板の厚さは設計上22mm〜40mm程度に構成するのが適当である。また上記の実施形態では、中間厚鋼板が積層ゴム体の全厚における中間に設けられて、該積層ゴム体の下半分(又は上半分)が拘束され、該積層ゴム体の上半分(又は下半分)が自由に動いて水平変位に対応する例について説明したが、これに限らず、積層ゴム体の全厚における1/2〜3/4が拘束され、積層ゴム体の全厚における1/2〜1/4が自由に動いて水平変位に対応するように構成するのが適当である。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係る水平力分散支承装置によれば、積層ゴム体11の全厚が有効厚として作用し、鉛直剛性を低く維持することができるので、回転機能を妨げることがなく、また厚板補強板がストッパブロックに接触して積層ゴム体の片側が確実に拘束され該積層ゴム体の反対側のみが自由に動いて水平変位に対応し、水平剛性を高めることができるので、構造物に悪影響を及ぼすことがないと共に、装置の大型化を防止できるので、コストの上昇や施工の煩雑化を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態に係る水平力分散支承装置(下沓からストッパブロックが突設されるもの)を表す橋軸直角方向の正面図及び断面図(図3のA−A断面図)である。
【図2】図2は図1に示す水平力分散支承装置を表す橋軸方向の断面図(図3のB−B断面図)である。
【図3】図3は図1に示す水平力分散支承装置を表す平面図(図2のC−C矢視図)である。
【図4】図4は図1〜図3に示す水平力分散支承装置の作用を表す橋軸方向の断面図である。
【図5】図5は本発明の第1実施形態に係る水平力分散支承装置の変形例(上沓からストッパブロックが突設されるもの)を表す橋軸直角方向の正面図及び断面図である。
【図6】図6は図5に示す水平力分散支承装置を表す橋軸方向の断面図である。
【図7】図7は本発明の第2実施形態に係る水平力分散支承装置(中間厚鋼板が積層ゴム体の側面からフランジ状に露出されるもの)を表す橋軸直角方向の正面図及び断面図である。
【図8】図8は図7に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す断面図である。
【図9】図9は図7に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す平面図である。
【図10】図10は本発明の第3実施形態に係る水平力分散支承装置(下側部分積層ゴム体の下側フランジ板と上側部分積層ゴム体の上側フランジ板がボルトにて接合されるもの)を構成する積層ゴム体を表す断面図である。
【図11】図11は図10に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す平面図である。
【図12】図12は本発明の第4実施形態に係る水平力分散支承装置(フランジ孔にストッパブロックが嵌合されるもの)を表す橋軸直角方向の正面図及び断面図である。
【図13】図13は図12に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す断面図である。
【図14】図14は図12に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す平面図である。
【図15】図15は本発明の第5実施形態に係る水平力分散支承装置(ストッパブロックが前後左右に設けられたもの)を表す橋軸直角方向の正面図及び断面図である。
【図16】図16は図15に示す水平力分散支承装置を表す平面図である。
【図17】図17は本発明の第6実施形態に係る水平力分散支承装置(内部孔にストッパブロックが嵌合されるもの)を表す橋軸方向の断面図である。
【図18】図18は図17に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す断面図である。
【図19】図19は図17に示す水平力分散支承装置を構成する積層ゴム体を表す平面図である。
【図20】図20は図17に示す水平力分散支承装置の作用を表す橋軸方向の断面図である。
【図21】図21は本発明の第7実施形態に係る水平力分散支承装置(中間厚鋼板とストッパブロックとの間に所定の隙間が設けられたもの)を表す橋軸方向の断面図である。
【図22】図22は図21に示す水平力分散支承装置の作用を表す橋軸方向の断面図である。
【図23】図23は図22に続く図である。
【符号の説明】
1…橋台
1a…アンカーボルト
2…橋桁
2a…締結ボルト
2b…ソールプレート
2c…剪断キー
10…(第1実施形態に係る)水平力分散支承装置
11…積層ゴム体
12…ゴム板
13…薄鋼板
14…上厚鋼板
15…下厚鋼板
16…中間厚鋼板
17…下沓
17a…取付ボルト
17b…ストッパブロック
18…上沓
18a…取付ボルト
18b…ストッパブロック
20…(第2実施形態に係る)水平力分散支承装置
21…積層ゴム体
26…中間厚鋼板
26a…切欠
27…下沓
27b…ストッパブロック
30…(第3実施形態に係る)水平力分散支承装置
31…積層ゴム体
31a…下側部分積層ゴム体
31b…上側部分積層ゴム体
36…中間厚鋼板
36a…下側フランジ板
36b…上側フランジ板
36c…接合ボルト
36d…切欠
40…(第4実施形態に係る)水平力分散支承装置
41…積層ゴム体
46…中間厚鋼板
46a…フランジ孔
47…下沓
47b…ストッパブロック
50…(第5実施形態に係る)水平力分散支承装置
51…積層ゴム体
56…中間厚鋼板
57…下沓
57b…ストッパブロック
60…(第6実施形態に係る)水平力分散支承装置
61…積層ゴム体
61a…内部孔
66…中間厚鋼板
67…下沓
67b…ストッパブロック
70…(第7実施形態に係る)水平力分散支承装置
76…中間厚鋼板
77…下沓
77b…ストッパブロック
S…隙間

Claims (7)

  1. 複数層の補強板を内蔵する積層ゴム体と、該積層ゴム体の下面に固着される下沓と、該積層ゴム体の上面に固着される上沓と、を備え、下部構造物と上部構造物の間に設置される水平力分散支承装置において、
    前記複数層の補強板のうちの任意の一層に係る補強板を、他の層に係る補強板よりも厚い厚板補強板とし、
    該厚板補強板に対向する位置まで、前記下沓又は前記上沓のいずれか一方からストッパブロックを突設することを特徴とする水平力分散支承装置。
  2. 請求項1に記載した水平力分散支承装置であって、
    前記厚板補強板は、前記積層ゴム体の側面からフランジ状に露出することを特徴とする水平力分散支承装置。
  3. 請求項2に記載した水平力分散支承装置であって、
    前記積層ゴム体は、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい下側フランジ板が上面に固着された下側部分積層ゴム体と、複数層の補強板を内蔵すると共に該補強板よりも大きい上側フランジ板が下面に固着された上側部分積層ゴム体と、からなり、
    前記下側フランジ板と前記上側フランジ板をボルトにて接合することにより、前記積層ゴム体の側面からフランジ状に露出する前記厚板補強板を構成することを特徴とする水平力分散支承装置。
  4. 請求項2又は3に記載した水平力分散支承装置であって、
    前記積層ゴム体の側面からフランジ状に露出する前記厚板補強板の平面部にフランジ孔を設け、該フランジ孔に対応する位置に設けられる前記ストッパブロックを嵌合することを特徴とする水平力分散支承装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載した水平力分散支承装置であって、
    前記ストッパブロックは、前記厚板補強板の前後左右に対向する位置に設けられることを特徴とする水平力分散支承装置。
  6. 請求項1に記載した水平力分散支承装置であって、
    前記積層ゴム体の下面又は上面から前記厚板補強板に至るように内部孔を設け、該内部孔に対応する位置に設けられる前記ストッパブロックを嵌合することを特徴とする水平力分散支承装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載した水平力分散支承装置であって、
    前記厚板補強板と前記ストッパブロックとの間に所定の隙間を設けることを特徴とする水平力分散支承装置。
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