JP2004010541A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

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JP2004010541A
JP2004010541A JP2002166763A JP2002166763A JP2004010541A JP 2004010541 A JP2004010541 A JP 2004010541A JP 2002166763 A JP2002166763 A JP 2002166763A JP 2002166763 A JP2002166763 A JP 2002166763A JP 2004010541 A JP2004010541 A JP 2004010541A
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高橋 一生
Daisuke Aso
阿曽 大輔
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Abstract

【課題】フォトクロミック性基板光沢顔料を配合したメーキャップ化粧料において、優れた使用感触や仕上がりを有するメーキャップ化粧料を提供すること。
【解決手段】下記成分(1)と(2)とを含有し、その含有比が重量比で(1):(2)=1:15〜10:1であり、かつ(1)、(2)の含有量の合計がメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)であることを特徴とするメーキャップ化粧料。
(1)雲母表面がフォトクロミック性酸化チタンまたはフォトクロミック性酸化チタンを含む化合物で被覆してなるチタン化合物で被覆された雲母チタンからなり、雲母表面若しくはその内部に金属または金属化合物が存在し、該金属または金属化合物の色が物体色として観察され、酸化チタン層により発生する干渉色が物体色の補色若しくは補色近傍の色域であることを特徴とするフォトクロミック性基板光沢顔料
(2)粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/20であり、かつ、厚さ/長径が1/10以下であって、平均粒子径が0.5〜50μmの体質顔料粉末
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はメーキャップ化粧料に関する。さらに詳しくは、フォトクロミック性酸化チタンを用いた雲母チタン顔料を配合するメーキャップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
メーキャップ化粧料の基本的性質には、より美しく見せる「美的役割」と心地よさを与える「感覚的役割」とが挙げられる。
この「美的役割」を果たすため、雲母チタン系原料をはじめとする各種の光沢顔料を配合して、メーキャップ化粧料の顔面塗布時の質感が調整されている。
【0003】
一般的な雲母チタン系顔料は、化粧品原料基準にも記載されているように、微細な薄片上雲母の表面に酸化チタン層を形成させた真珠光沢と種々の干渉色を有するものである。その製法は、特公昭43−25644号公報に記載されているように、チタンの無機塩類(例えば硫酸チタニル)の水溶液を雲母の存在下で加水分解し、雲母表面に含水二酸化チタンを析出させた後、加水分解する方法が一般的である。この場合、生成した雲母チタン系顔料は雲母表面上の二酸化チタン被服層の厚さによって様々な干渉色を呈する。しかしながら、前記雲母チタン系顔料は種々得られるものの、物体色としては白色に近い。
【0004】
そこで、雲母チタン系顔料に種々の物体色を付与する方法が考えられていた。最も一般的な方法としては、生成した雲母チタン系顔料の表面に、酸化鉄、紺青、酸化クロム、カーボンブラック、カーミン等の着色顔料を添加する方法が挙げられる。しかしながらこの方法では雲母チタンの透明性を減少させてしまうといった欠点があった。これに対し、雲母チタン中の雲母に各種金属または金属化合物をドーピングすることにより、雲母チタンの透明性を損なわない着色雲母チタン系顔料が開発されている。
【0005】
ところが最近、顔料にさらなる演色効果が求められており、例えば、光条件の変化に応じて色調が変化するいわゆるフォトクロミック性(あるいはホトトロピー性)を有した顔料が注目されている。
【0006】
このようなフォトクロミック性を応用した化粧料として、可変色性メークアップ化粧料(特開昭56−49312、特開昭56−10079)などが開発されており、より広範な分野への応用が期待されている。
【0007】
しかしながら、雲母チタン系顔料を配合する化粧料においては、各顔料からは単一の干渉色しか得ることができず、例えばファンデーション等に配合した場合、光強度の高い太陽光線下においては全体として白っぽくなり、一方光強度の低い室内では全体に黄色く黒ずみ、光強度に応じた干渉色の変化を得ることができない。したがって、光強度に応じた演色性を有する雲母チタン系顔料を配合したメーキャップ化粧料の開発が強く望まれている。
【0008】
これに対して、本出願人は、雲母チタン中の酸化チタンにフォトクロミック性を付与すると、雲母チタンに含まれる酸化チタンが光強度に応じて色調を変化させ、これにより雲母チタンの干渉色が変化して外観色が変わる極めて有用な真珠光沢顔料として機能することを見出し、(1)雲母表面がフォトクロミック性酸化チタンまたはフォトクロミック性酸化チタンを含む化合物で被覆してなるチタン化合物で被覆された雲母チタンからなり、雲母表面若しくはその内部に金属または金属化合物が存在し、該金属または金属化合物の色が物体色として観察され、酸化チタン層により発生する干渉色が物体色の補色若しくは補色近傍の色域であることを特徴とするフォトクロミック性基板光沢顔料を開発している(特開平9−165532号公報等)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フォトクロミック性基板光沢顔料である雲母チタン系顔料は化粧料に配合した場合、「塗布時のなめらかさに欠ける」といった使用感触の悪さや、「不自然なギラツキ」といった仕上がりの悪さも生じてしまう傾向にあった。
【0010】
本発明は上述の事情に鑑みてなされた発明であり、特定のフォトクロミック性基板光沢顔料と特定の粉末とを特定含有比で一定量配合すると、使用感触や仕上がりに優れたフォトクロミック性メーキャップ化粧料が得られることを見出し本発明を完成するに至った。
【0011】
本発明の目的は、雲母チタン系のフォトクロミック性基板光沢顔料を配合し、光強度に応じて干渉色が微妙に変化する演色効果を備えたメーキャップ化粧料を得ると同時に、その使用感触や仕上がりにおける欠点を解消するメーキャップ化粧料を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、水溶性下記成分(1)と(2)とを含有し、その含有比が重量比で(1):(2)=1:15〜10:1であり、かつ(1)、(2)の含有量の合計がメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)であることを特徴とするメーキャップ化粧料を提供するものである。
(1)雲母表面がフォトクロミック性酸化チタンまたはフォトクロミック性酸化チタンを含む化合物で被覆してなるチタン化合物で被覆された雲母チタンからなり、雲母表面若しくはその内部に金属または金属化合物が存在し、該金属または金属化合物の色が物体色として観察され、酸化チタン層により発生する干渉色が物体色の補色若しくは補色近傍の色域であることを特徴とするフォトクロミック性基板光沢顔料
(2)粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/20であり、かつ、厚さ/長径が1/10以下であって、平均粒子径が0.5〜50μm、屈折率が2.0以下の粉末
【0013】
また、本発明は、前記フォトクロミック基板光沢顔料の含有量が、メーキャップ化粧料全量に対して0.1以上である上記のメーキャップ化粧料を提供するものである。
【0014】
さらに、本発明は、さらにフォトクロミック性酸化チタンをメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)含有する上記のメーキャップ化粧料を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳述する。
【0016】
本発明に用いる成分(1)のフォトクロミック性基板光沢顔料は公知の雲母チタン系顔料である。雲母表面がフォトクロミック性酸化チタンまたはフォトクロミック性酸化チタンを含む化合物で被覆してなるチタン化合物で被覆された雲母チタンであって、雲母表面若しくはその内部に金属または金属化合物が存在している。そして、光の条件に応じて色調が変化し、雲母表面若しくはその内部の金属または金属化合物の色が物体色として観察され、酸化チタン層により発生する干渉色が物体色の補色若しくは補色近傍の色域であることを特徴とするフォトクロミック性基板光沢顔料である。
【0017】
上記のフォトクロミック性基板光沢顔料及びその具体的な製造方法は、特開平9−165532号公報及び特開平2000−198716号公報に、フォトクロミック性基板光沢顔料若しくは観察色変化型フォトクロミック性雲母チタン顔料として具体的に記載されている。すなわち、本発明に用いるフォトクロミック性基板光沢顔料は、雲母と、酸化チタンと、フォトクロミック性賦活剤となりうる金属又は金属化合物を含む一種又は二種以上の金属又は金属化合物とが共存し、これらの共存する状態で焼成して製造される。このときフォトクロミック性賦活剤の添加量は0.1〜10%、焼成温度は、750〜950℃であることが好ましい。このような製造方法により、酸化チタンにフォトクロミック性を付与し、かつ、雲母と、酸化チタンと、金属又は金属化合物の少なくとも一部が、結合体を形成することができる。なお、雲母と酸化チタンは、雲母層上に酸化チタン層を形成した雲母チタンの状態であることが好ましい。製造されたフォトクロミック性基板光沢顔料の物体色は雲母チタン表面及び又は雲母チタン内部に存在する金属又は金属化合物により与えられる。すなわち、雲母チタン表面及び/又は雲母チタン内部に、鉄又は鉄化合物が存在するならば物体色は黄橙色、コバルト又はコバルト化合物では紫色、ニッケル又はニッケル化合物では黄緑色、銅又は銅化合物では赤茶色等の物体色となる。フォトクロミック性賦活剤となりうる金属又は金属化合物酸としては、鉄、クロム、銅、ニッケル、マンガン、コバルト、モリブデン等があり、金属粉自体あるいはその硫酸塩、塩化物、硝酸塩、酢酸塩などの塩、酸化物、水和物等がある。フォトクロミック性基板光沢顔料は、フォトクロミック性賦活剤として用いるこれらの金属やその塩、酸化物、水和物等によっても物体色が与えられるため、どのような賦活剤であっても用いることができるわけではなく、顔料にどのような物体色を与えたいのかによって、例えば物体色を黄橙色とする場合には、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄等を用いるというように賦活剤を選択するのが好ましい。
例えば、酸化チタン層の比率が47〜57%の雲母チタンに、フォトクロミック性賦活剤である酸化鉄を0.3〜2.0重量%添加し、焼成温度を850〜950℃とした赤橙色の物体色で青色干渉色のフォトクロミック性雲母チタンが得られる。また、酸化チタン層の比率が42%前後の雲母チタンにフォトクロミック性賦活剤としてコバルトを添加することによって、高いフォトクロミック性を有する物体色が紫で干渉色が黄色のフォトクロミック性雲母チタンとなり、酸化チタン層の比率が55%前後の雲母チタンにフォトクロミック性賦活剤として銅を添加することによって、高いフォトクロミック性を有する物体色が赤で干渉色が緑色のフォトクロミック性基板光沢顔料となる。
このように製造されたフォトクロミック性基板光沢顔料は、光の照射、特に紫外線の照射によって観察される色調が変化する。
【0018】
本発明に用いるフォトクロミック性基板光沢顔料においては、特に雲母表面上にフォトクロミック性酸化チタン層が形成されていることが好ましい。また、雲母チタン:フォトクロミック性賦活剤となる金属または金属化合物が質量比で、99.9:0.1〜90:10であることが好ましい。さらに、前記フォトクロミック性基板光沢顔料が赤色から青色の干渉色を有することが好ましい。
【0019】
本発明に用いる成分(2)は、粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/20であり、かつ、厚さ/長径が1/10以下であって、この条件を満たす粉末粒子の平均粒子径が0.5〜50μmであり、さらに屈折率が2.0以下の粉末でなければならない。粒子粉末の短径/長径、厚さ/長径、平均粒子径は電子顕微鏡により、また、屈折率は屈折計により測定される。
好ましい粉末は、マイカ、タルク、シリカ、アルミナ、合成マイカ、ハイドロキシアパアタイト、酸化チタン、チッ化ホウ素、硫酸バリウムであり、特に好ましくは体質顔料であるマイカである。
【0020】
メーキャップ化粧料中の上記成分(1)と(2)との含有比は、重量比で(1):(2)=1:15〜10:1であり、好ましくは、1:5〜5:1である。また、成分(1)と(2)の含有量は、その合計がメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)である。
成分(1)のフォトクロミック基板光沢顔料の含有量は、メーキャップ化粧料全量に対して0.1%(質量百分率)以上含有されることが好ましく、さらに好ましくは、メーキャップ化粧料全量に対して1〜15%(質量百分率)である。
成分(2)の特定の条件を満たす粉末の含有量は、成分(1)の配合量と意図する製品の色調に応じて、(1)と(2)の含有量の合計が1〜30%(質量百分率)になるように適宜決定される。
【0021】
なお、本発明のメーキャップ化粧料は、本発明の効果を損なわない範囲において、▲1▼粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/20、▲2▼厚さ/長径が1/10以下で▲3▼平均粒子径が0.5〜50μm、▲4▼屈折率が2.0以下という▲1▼〜▲4▼のいずれかの条件を一つでも満たさない粉末をさらに配合することは可能である。すなわち、ファンデーションなどのメーキャップ化粧料には、異なるグレードの粉末を複数配合することは常であり、本発明において複数の粉末を配合する場合には、配合するいずれかのグレードの粉末において、上記▲1▼〜▲4▼のすべての条件を満たせばよい。さらに、▲1▼〜▲4▼のすべての条件を満たすグレードの粉末の配合量が成分(2)の配合量であり、フォトクロミック性基板光沢顔料である成分(1)の配合量との関係において、重量比で(1):(2)=1:15〜10:1であり、かつ(1)、(2)の含有量の合計がメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)であればよい。
また、成分(1)のフォトクロミック性基板光沢顔料以外のフォトクロミック性酸化チタンを、メーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)配合して、色調を調整することも好ましい。
【0022】
本発明のメーキャップ化粧料は上記した必須成分の他に通常化粧料に用いられる他の成分、例えば、上記成分(1)及び(2)以外の粉末、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、金属イオン封鎖剤、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、紫外線吸収剤、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合し、目的とするメーキャップ化粧料に応じて常法により製造される。
以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、上記必須配合成分と、下記成分の任意の一種または二種以上とを配合して本発明のメーキャップ化粧料を調製できる。
【0023】
粉末は、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
【0024】
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
【0025】
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
【0026】
ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
【0027】
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
【0028】
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール油脂肪酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
【0029】
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
【0030】
エステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
【0031】
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
【0032】
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0033】
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0034】
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
【0035】
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0036】
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0037】
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グルセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
【0038】
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
【0039】
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
【0040】
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
【0041】
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0042】
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
【0043】
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
【0044】
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
【0045】
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
【0046】
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
【0047】
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
【0048】
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
【0049】
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
【0050】
紫外線吸収剤としては下記の紫外線吸収剤が挙げられる。
▲1▼安息香酸系紫外線吸収剤
例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステルなど。
▲2▼アントラニル酸系紫外線吸収剤
例えば、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレートなど。
▲3▼サリチル酸系紫外線吸収剤
例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレートなど。
▲4▼ケイ皮酸系紫外線吸収剤
例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメートなど。
▲5▼トリアジン系紫外線吸収剤
例えば、ビスレゾルシニルトリアジン。
さらに具体的には、ビス{〔4−(2−エチルヘキシロキシ)―2−ヒドロキシ〕フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)1,3,5−トリアジン、
2,4,6―トリス{4−(2−エチルヘキシロキシカルボニル)アニリノ}1,3,5−トリアジンなど。
▲6▼その他の紫外線吸収剤
例えば、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オンなど。
【0051】
pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
【0052】
ビタミンとしては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、Eおよびその誘導体、パントテン酸およびその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
【0053】
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
【0054】
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
【0055】
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール等);消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)等が挙げられる。
【0056】
本発明のメーキャップ化粧料の用途は限定されない。例えば、ファンデーション、白粉、頬紅、口紅、マスカラ、アイシャドー、アイライナー等の任意の商品形態を採り得る。特に好ましい用途はファンデーションである。
また、メーキャップ化粧料の剤形の任意である。粉末組成物若しくは乳化組成物が好ましい。
【0057】
【実施例】
次に実施例等を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。なお、配合量は特に断らない限り、%(質量百分率)で表す。
【0058】
「表1」に示す処方のファンデーションを常法に製造して評価した。用いたフォトクロミック性基板光沢顔料は下記である。また、マイカ以外の粉末は上記成分(2)の条件を満たさない粉末である。フォトクロミック性基板光沢顔料は、酸化チタン層の比率が47〜57%の雲母チタンに、フォトクロミック性賦活剤である酸化鉄を0.3〜2.0重量%添加し、焼成温度を850〜950℃とした赤橙色の物体色で青色干渉色のフォトクロミック性雲母チタンを用いた。
【0059】
【表1】
Figure 2004010541
表1に示す処方のファンデーションについて、「仕上がりの透明感」、「自然な仕上がり」、「屋外(天候:快晴)での白っぽさのなさ」、「室内でのくすみのなさ」、「塗布時のなめらかさ」、「ギラツキのなさ」のそれぞれの効果を、専門パネル10名により官能評価した。官能評価の結果を表2に示す。
【0060】
評価基準
非常に優れている(◎):効果を感じたパネルが9名以上
優れている(○):効果を感じたパネルが7〜8名
やや優れている(△):効果を感じたパネルが4〜6名
効果が認められない(×):効果を感じたパネルが3名以下
【0061】
【表2】
Figure 2004010541
表2の結果から分かるように、比較例1はフォトクロミック性基板光沢顔料の替わりに雲母チタンが配合されているため、「自然な仕上がり」、「屋外での白っぽさのなさ」、「室内での色くすみのなさ」が十分得られていない。比較例2は特定の体質顔料の含有比が適当でないために、「自然な仕上がり」、「屋外での白っぽさのなさ」、「室内での色くすみのなさ」で十分な効果が得られていない。また、比較例3はフォトクロミック性基板光沢顔料の含有比が適当でないために、「塗布時のなめらかさ」、「ギラツキのなさ」に関しては改善されていない。
【0062】
これらの比較例に対して、本発明の要件を満足する実施例1〜3は、「仕上がりの透明感」、「自然な仕上がり」、「屋外(天候:快晴)での白っぽさのなさ」、「室内でのくすみのなさ」、「塗布時のなめらかさ」、「ギラツキのなさ」のすべての項目について優れた効果を発揮している。本発明のメーキャップ化粧料であるファンデーションは、フォトクロミック性基板光沢顔料の演色効果により、明るさの条件が異なる屋外と室内いずれの条件下でも最適なメーキャップ効果を発揮しつつ、使用感触や仕上がりの点においても優れた効果を有している。
【0063】
以下に、本発明の実施例として種々のメーキャップ化粧料の処方例を挙げる。いずれも、優れた演色効果を発揮し、使用感触や仕上がりの点においても優れたメーキャップ化粧料である。
【0064】
「実施例4 水中油型乳化ファンデーション」
(1)精製水                        残余
(2)1、3−ブチレングリコール               7%
(3)グリセリン                       3
(4)ベントナイト                      1
(5)水酸化カリウム                     0.2
(6)トリエタノールアミン                  9
(7)二酸化チタン                      9
(8)酸化鉄                         4
(9)フォトクロミック性基板光沢顔料             5
(10)合成マイカ                      7
平均粒子径:15μm、短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/50
(11)ジメチルポリシロキサン               10
(12)流動パラフィン                    8
(13)モノステアリン酸グリセリン              1
(14)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン     0.8
(15)セチルアルコール                   1
(16)防腐剤(プロピルパラベン)             適量
(17)香料                        適量
製法
1〜7の各成分を均一溶解する。これに混合粉砕した7〜10を加えて分散する。これに加熱溶解した11〜17を加えて乳化混合し、水中油型乳化ファンデーションを得る。
【0065】
「実施例5 油中水型乳化ファンデーション」
(1)ナイロン球状粉末                    2%
(2)フォトクロミック性基板光沢顔料            10
(3)シリコーン処理二酸化チタン              10
(4)シリコーン処理酸化鉄                  5
(5)シリコーン処理セリサイト                1
(6)シリコーン処理マイカ                  1.5
平均粒子径:10μm、短径/長径=2/3、厚さ/長径=1/20
(7)金属セッケン処理タルク                 5.5
(8)精製水                        残余
(9)ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム  3
(10)グリセリン                     10
(11)ジプロピレングリコール                5
(12)デカメチルシクロペンタシロキサン          10
(13)流動パラフィン                    3
(14)メチルフェニルポリシロキサン             1
(15)シリコーン樹脂                    5
(16)モノイソステアリン酸ソルビタン            2
(17)ポリオキシエチレン変性シリコーン           0.5
(18)防腐剤(エチルパラベン、フェノキシエタノール)   適量
(19)香料                        適量
製法
12〜19の各成分を均一に混合溶解する。これに1〜7の各成分を混合粉砕して分散する。これに均一に混合攪拌した8〜11を加えて混合乳化し、油中水型乳化ファンデーションを得る。
【0066】
「実施例6 白粉」
(1)タルク                        残余
(2)セリサイト                      10%
(3)オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末       5
(4)窒化ホウ素                       10
平均粒子径:10μm、短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10
(5)酸化鉄                         3
(6)炭酸マグネシウム                    3
(7)フォトクロミック性基板光沢顔料            15
(8)球状アルミナ粉末                    4
(9)スクワラン                       2
(10)トリオクタン酸グリセリン               3
(11)セスキオレイン酸ソルビタン              1
(12)防腐剤(デビドロ酢酸塩)              適量
(13)香料                        適量
製法
1〜8の各成分を混合粉砕する。これに9〜13の各成分を混合したものを加えて混合攪拌し白粉を得る。
【0067】
「実施例7 アイシャドー」
(1)タルク                        残余
(2)セリサイト                       7%
(3)マイカ                        15
平均粒子径:20μm、短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/40
(4)窒化ホウ素                      33
(5)雲母チタン                       2
(6)フォトクロミック性基板光沢顔料             7
(7)酸化鉄                         1.5
(8)スクワラン                       2
(9)ジメチルポリシロキサン                 2
(10)シリコーン樹脂                    1.5
(11)モノオレイン酸ソルビタン               0.5
(12)防腐剤(メチルパラベン)              適量
(13)香料                        適量
製法
1〜7の各成分を混合粉砕する。これに8〜13の各成分を混合したものを加えて攪拌混合し中皿に成型してアイシャドーを得る。
【0068】
「実施例8 油性スティック」
(1)カルナバロウ                      1%
(2)キャンデリラロウ                    2
(3)セレシン                       10
(4)スクワラン                      残余
(5)トリイソオクタン酸グリセリン              9
(6)ジイソステアリン酸グリセリン             13
(7)ジメチルポリシロキサン
(粘度:90,000mPa・sat25℃)       5
(8)ジメチルポリシロキサン
(粘度:10mPa・sat25℃)           5
(9)シリコーン樹脂                     8
(10)ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン      1
(11)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル         3.5
(12)合成ケイ酸ナトリウムマグネシウム           0.5
(13)疎水性シリカ                     0.5
(14)精製水                        2
(15)フォトクロミック性基板光沢顔料           10
(16)硫酸バリウム                     5
平均粒子径:15μm、短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/20
(17)色剤                        適量
(18)防腐剤(エチルパラベン)              適量
(19)香料                        適量
製法
60℃に加熱した11に12〜13を分散させ、これに均一溶解した10と14を加えて十分に攪拌する。これに、加熱溶解させておいた1〜9を加えて十分攪拌し、さらに15〜19を加えて分散攪拌する。これを容器に充填して油性スティックを得る。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、自然で透明感のある仕上がりを損なうことなく、屋外及び室内のいずれの光条件下でも対応できる最適な色調に変化し、さらには使用感触にも優れた従来にない画期的なメーキャップ化粧料を提供できる。

Claims (3)

  1. 下記成分(1)と(2)とを含有し、その含有比が重量比で(1):(2)=1:15〜10:1であり、かつ(1)、(2)の含有量の合計がメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)であることを特徴とするメーキャップ化粧料。
    (1)雲母表面がフォトクロミック性酸化チタンまたはフォトクロミック性酸化チタンを含む化合物で被覆してなるチタン化合物で被覆された雲母チタンからなり、雲母表面若しくはその内部に金属または金属化合物が存在し、該金属または金属化合物の色が物体色として観察され、酸化チタン層により発生する干渉色が物体色の補色若しくは補色近傍の色域であることを特徴とするフォトクロミック性基板光沢顔料
    (2)粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/20であり、かつ、厚さ/長径が1/10以下であって、平均粒子径が0.5〜50μm、屈折率が2.0以下の粉末
  2. 前記フォトクロミック基板光沢顔料の含有量が、メーキャップ化粧料全量に対して0.1%(質量百分率)以上である請求項1記載のメーキャップ化粧料。
  3. さらに、フォトクロミック性酸化チタンをメーキャップ化粧料全量に対して1〜30%(質量百分率)含有する請求項1または2記載のメーキャップ化粧料。
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