JP2004010123A - 滑り防止機能付き液体用紙容器 - Google Patents

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Kayoko Hamada
浜田 佳代子
Hirofumi Kawai
河合 広文
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】把手のない紙容器であっても、比較的大きく、容量の大きい紙容器に対しても、注出時に容器の取り落としを未然に防止できるようにした滑り防止機能付きの液体用紙容器を提供すること。
【解決手段】容器本体(10)の両側面で内容物の注出時に手指が触れる箇所に、複数の凹凸模様(12)を設ける。複数の凹凸模様(12)は、容器底面に対して平行な凸条又は凹条、あるいは突起が好ましく、凹凸模様(12)は、容器本体の全側面に形成されているとより好ましい。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙製の液体用容器に関するものであり、特に容器の側面に滑り防止機能を付与した液体用紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、牛乳やジュース、清酒等を収納した紙製の液体容器が商品化されており、この液体容器は注出用の口栓のキャップを外したり、あるいは上端のシール部を開口させたりして、内容物を注出できるようにしてある。
【0003】
しかしながら、この種の液体用紙容器にあっては、注出時にその液体用紙容器を片手で持って傾けて内容物を注出する場合、把手がついていないため、手のひらの小さい子供や女性、あるいは把握力の衰えた年配者などは容器を持ち上げ注出する際に手などが滑って容器を落としてしまうことがある。
【0004】
このような現象は形状が大きな容器で、しかも容量が2リットル、3リットル等大容量の場合に発生し易く、また、内容物が食用油のように手の滑り易い液体の場合に多発する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、把手のない紙容器であっても注出時に容器の取り落としを未然に防止できるようにした滑り防止機能付きの液体用紙容器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、容器本体の両側面で内容物の注出時に指が触れる箇所に、複数の凹凸模様を設けたことを特徴とする、滑り防止機能付き液体用紙容器である。
【0007】
このように請求項1記載の発明によれば、容器本体の両側面で内容物の注出時に指が触れる箇所に、複数の凹凸模様を設けているので、容器を片手で持って傾けてた際にも、凹凸模様が手指の引っ掛かりとなり滑って容器を取り落とすことがない。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記複数の凹凸模様が容器底面に対して平行な凸条又は凹条であることを特徴とする、滑り防止機能付き液体用紙容器である。
【0009】
このように請求項2記載の発明によれば、複数の凹凸模様が容器底面に対して平行な凸条又は凹条として設けられているので、注出時に容器本体を傾けても持った手指が上方に滑ることを未然に防止する。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記複数の凹凸模様が容器本体の全側面に形成されていることを特徴とする、滑り防止機能付き液体用紙容器である。
【0011】
このように請求項3記載の発明によれば、複数の凹凸模様が容器本体の全側面に形成されているので、容器を片手で持つ際に、どの位置で持っても凹凸模様が手に触れることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1において、(10)は液体用紙容器の本体であり、上部にキャップ付きの注出口栓(11)が取り付けられ、注出する際に手指が触れる両側面の中央寄りの要所に、滑り止め用の凹凸模様(12)が複数設けられている。
【0013】
凹凸模様(12)は、例えば、図2(a)に示すように、紙容器本体(10)の外側から容器底面に対して平行に押圧することにより凹条(12a)を形成させ、あるいは、図2(b)に示すように、紙容器本体(10)の内側から容器底面に対して平行に押圧することにより凸条(12b)を形成させ、施すことができる。
【0014】
さらには、一つの側面に小突起からなる凹模様と凸模様を交互に形成させたり(図3(a)、(b)、(c)参照)、容器底面に対して垂直に紙容器本体の外側から容器底面に対して平行に押圧することにより凹条を形成させたり、紙容器本体の内側から容器底面に対して平行に押圧することにより凸条を形成させたり(図4(a)、(b)、(c)参照)、あるいは、紙容器本体の縦方向と横方向の双方向に凸条を形成させたりすることもできる(図5(a)、(b)、(c)参照)。
【0015】
小突起からなる凹模様や凸模様の大きさは、例えば、高さ;1〜1.5mm、直径;4〜5mm程度が作業性と効果の面から好適である。
また、凹凸模様(12)を、容器本体の隣り合った側面にも設けることにより、全側面に設けることになり、容器本体を持ち上げる位置に関係なく、手指が確実に凹凸模様を把持することになる。
【0016】
紙容器本体(10)の形状は、図1に示すような、上面が屋根型に突出した屋根型容器のほかに上面がフラットな平面型容器であっても構わない。
また、注出口栓が設けられておらず、上端のシール部を開口させる形式であっても構わない。
【0017】
紙容器本体(10)の材質構成は、例えば、板紙を基材とし内側にバリア層とシーラント層が順次積層され、板紙の外側には熱可塑性樹脂層が積層されたものであれば特に限定されない。必要に応じて板紙の外側にはインキ層やオーバーコートニス層が形成される。
【0018】
材質構成の一具体例をあげるならば、〔容器外側〕オーバーコートニス/インキ層/ポリエチレン(PE)(20μm)/板紙(390g/m)/エチレン・メタアクリル酸共重合体(EMAA)(20μm)/アルミニウム箔(Al)(6μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)(12μm)/PE(60μm)〔容器内側〕である。
【0019】
【発明の効果】
上記のように、本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器は、容器本体の両側面に滑り止め用の凹凸模様を複数設けたので、容器本体を持ち上げる際には、凹凸模様に手指が掛かって滑らない。また、注出時に容器本体を傾けても複数の凹凸模様により手指の上方への滑りが防止され、これにより注出時の容器本体の落下を未然に防止すると共に、片手で注出作業がし易くなり、特に手が滑り易い食用油等の収納容器に適用するとその効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器の一実施例を示す、斜視説明図である。
【図2】(a)、(b)は、いずれも凹凸模様の実施例を示す、図1のA−A’線断面説明図である。
【図3】本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器における別の凹凸模様を示す、(a)は全体説明図であり、(b)は(a)のA−A’線断面説明図であり、(c)は(a)のB−B’線断面説明図である。
【図4】本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器におけるさらに別の凹凸模様を示す、(a)は全体説明図であり、(b)は(a)のA−A’線断面説明図であり、(c)は(a)の別のA−A’線断面説明図である。
【図5】本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器におけるさらに別の凹凸模様を示す、(a)は全体説明図であり、(b)は(a)のA−A’線断面説明図であり、(c)は(a)のB−B’線断面説明図である。
【図6】本発明の滑り防止機能付き液体用紙容器の注出時の状態の一実施例を示す、説明図である。
【符号の説明】
10‥‥容器本体
11‥‥注出口栓
12‥‥凹凸模様

Claims (3)

  1. 容器本体の両側面で内容物の注出時に指が触れる箇所に、複数の凹凸模様を設けたことを特徴とする、滑り防止機能付き液体用紙容器。
  2. 前記複数の凹凸模様が容器底面に対して平行な凸条又は凹条であることを特徴とする、請求項1記載の滑り防止機能付き液体用紙容器。
  3. 前記複数の凹凸模様が容器本体の全側面に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の滑り防止機能付き液体用紙容器。
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