JP2004009659A - 円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置 - Google Patents

円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】継ぎ目の無い円環状部材を成形できると共に、完成品の品質の向上を図ることが出来ると共に、ゴム状弾性材料の収縮等による問題や設備の省スペース化を図る円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置を提供する。
【解決手段】成形装置1の成形プレート6A,6B,6Cは、旋回中心軸3の回りに設けた2つの成形ステーション7A,7Bと、完成品の取外しステーション7Cとに対応して120°間隔で旋回し、この2つの成形ステーション7A,7Bと、取外しステーション7Cとを旋回する間に後述する円環状部材Wを成形プレート6A,6B,6C上で成形すると共に、完成品Wxを取外して次工程へ搬出出来るように構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置に係わり、更に詳しくは、例えば、タイヤ構成部材の一つとして使用されるビードグロメットとフィラーとの円環状の組立体やサイドトレッド等の円環状部材を継ぎ目の無い状態で連続的に効率良く製造することが出来る円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤ構成材料の一つとして使用するタイヤビードは、予め円環状に成形されたビードグロッメット(スチールコードを複数本束ねてゴム被覆し、円環状に構成したもの)の周上に、予め押出し成形等で成形されたフィラー(ゴム材料を断面略三角形状に形成した物)を貼付けて構成している。
【0003】
そして、その製造工程としては、押出機により断面略三角形状のフィラーを押出し、そして、そのフィラーをビードグロッメットの周長に対応する長さで定尺切断すると共に、ビードグロッメットの外周面上にフィラーを貼付け、フィラーの端末部の接合処理を行っている。
【0004】
然しながら、予め円環状に成形されたビードグロッメットの外周曲面に沿ってフィラーゴムを一様に変形させて貼付けるのが非常に難しく、特にフィラーの変形の不均一は完成後のタイヤ品質(例えば、重量バランス)に悪影響を与えると言う問題があった。
【0005】
また、ビードグロッメットへのフィラーゴムの貼付けは、フィラーを圧着しながら行うためにフィラーの根元部分が伸びてしまい、この伸び量も不均一になることが多く、タイヤの品質に悪影響を与えると言う問題があった。
【0006】
更に、フィラーの端末部の接合処理では、フィラーゴムの収縮等でフィラー全長が変化して接合位置の合わせが困難となる場合があり、品質及び作業上に好ましくない結果となっていた。また、フィラーゴムの収縮等による問題を解決するために、フィラーの押出し工程と定尺切断工程との間に、フィラーを冷却するための冷却領域が必要となっていたが、設備が大掛かりで、高価となる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記のような問題を解決する方法として、成形されたフィラーを寝かせた状態で成形ドラムに巻付け、端末接合処理を終えた後にドラムに設けた機構により展開させてフィラープロファイルを起こしビードに貼付ける方法が行われている。
【0008】
しかし、このような方法は、フィラーの押出しや、フィラーの定尺切断に関する上記のような問題解決には有効であるが、フィラーの収縮に関しては解決することが出来ない。また、フィラーをインジェクションによりストリップ状に出して円環状のフィラーを成形する方法も考えられるが、設備が大型化して高価となる問題がある。
【0009】
この発明はかかる従来の問題点に着目した創案されたもので、その第1の目的は、鉛直向きに配設した成形プレート上において、円環状基準部材に紐状のゴム状弾性材料を所定の形状に成形して一体的に貼付けると共に継ぎ目の無い円環状部材を成形することができ、完成品の品質の向上を図ることが出来ると共に、ゴム状弾性材料の収縮等による問題や設備の省スペース化を図ることが出来る円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置を提供することにある。
【0010】
また、この発明の他の目的は、複数の成形ステーションと完成品の取外しステーションとを鉛直向きに配設した複数の成形プレートが旋回する間に、単層または多層構造のゴム状弾性材料を所定の形状に成形し、完成品には取外しステーションにて取外して次工程へ搬送するようにすることで、継ぎ目の無い円環状部材を成形することが出来ると共に、製造工程のサイクルタイムの短縮と、生産性の向上を図ることが出来る円環状ゴム状弾性部材の成形方法及びその成形装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、この発明の円環状ゴム状弾性部材の成形方法は、鉛直向きに配設された回転自在な成形プレートが、旋回中心軸を中心として複数の成形ステーションを旋回する間に押出機から押出しされた低粘度化したゴム状弾性材料を成形プレート上で成形治具により円環状部材に成形し、この円環状部材の完成品を取外しステーションで取外すことを要旨とするものである。
【0012】
前記前記各成形ステーションを旋回する間に、各成形ステーションから供給したゴム状弾性材料により多層構造の円環状部材を成形し、また複数の成形ステーションと取外しステーションとで、円環状部材の連続成形と完成品の取外しを連続的に行うものである。
【0013】
更に、前記取外しステーションで成形プレートから取外した円環状部材の完成品を、搬送装置により完成品ストッカー装置に搬送すると共に、完成品を取外した成形プレートに次の円環状基礎部材を供給する。
【0014】
このように、鉛直向きに配設した成形プレート上において、円環状基準部材に紐状のゴム状弾性材料を所定の形状に成形して一体的に貼付けると共に継ぎ目の無い円環状部材を成形することができ、完成品の品質の向上を図ることが出来ると共に、ゴム状弾性材料の収縮等による問題や設備の省スペース化を図ることが出来るものである。
【0015】
また、この発明の円環状ゴム状弾性部材の成形装置は、ベースプレート上に鉛直向きに立設された旋回中心軸に、旋回中心軸の周囲に設置した複数の成形ステーションと完成品の取外しステーションとに対応して旋回する回転自在な鉛直向きの成形プレートを取付け、前記複数の成形ステーションには、成形プレートに対して低粘度化したゴム状弾性材料を押出す押出機と、ゴム状弾性材料を成形プレート上に定量供給する供給装置と、成形プレート上で円環状部材の成形する成形治具とを設けたことを要旨とするものである。
【0016】
また、前記完成品の取外しステーションの近傍に、成形プレート上から完成品を自動的に取外す脱着装置と、次工程の完成品ストック装置へ搬送する搬送手段と、成形プレートに次の円環状部材の基礎部材を装着するビード供給手段とを配設するものである。
【0017】
このように、複数の成形ステーションと完成品の取外しステーションとを鉛直向きに配設した複数の成形プレートが旋回する間に、多層構造のゴム状弾性材料を所定の形状に成形し、完成品には取外しステーションにて取外して次工程へ搬送するようにすることで、設備の省スペース化を図ることが出来ると共に、製造工程のサイクルタイムの短縮と、生産性の向上を図ることが出来るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0019】
図1は、この発明にかかる円環状ゴム状弾性部材の成形方法を実施するための成形装置全体の概略斜視図、図2は成形装置の正面図、図3は図1の平面図、図4は図1の側面図、図5は帯状または紐状の低粘度化したゴム状弾性材料を成形プレートに供給する供給装置の一部拡大正面図である。
【0020】
前記成形装置1は、ベースプレート2の中央部に、割り出し駆動装置3Aを介して旋回中心軸3が鉛直向きに立設され、この旋回中心軸3の上部には、回転部材4が取付けられ、この回転部材4の周方向には、等間隔(この実施形態では120°間隔)で前記旋回中心軸3と直交する向きに回転自在な所定の長さの支持軸5a,5b,5cが取付けられ、この支持軸5a,5b,5cの先端には、回転かつ位置決め可能な旋回中心軸3と平行な鉛直向きの成形プレート6A,6B,6Cが取付けてある。
【0021】
前記成形プレート6A,6B,6Cは、旋回中心軸3の回りに設けた2つの成形ステーション7A,7Bと、完成品の取外しステーション7Cとに対応して120°間隔で旋回し、この2つの成形ステーション7A,7Bと、取外しステーション7Cとを旋回する間に後述する円環状部材Wを成形プレート6A,6B,6C上で成形すると共に、完成品Wxを取外して次工程へ搬出出来るように構成されている。
【0022】
なお、この実施形態は、成形ステーションとして円環状部材Wを構成する基礎部材Waの第1の成形ステーション7Aと、上部材Wbの第2の成形ステーション7Bとの2ステーションで構成してあるが、部材の積層数に応じてステーションの数を増やすことも可能である。
【0023】
前記成形プレート6A,6B,6Cの回転駆動は、前記ベースプレート2上に設置された回転駆動モータ8a,8b,8cにより行われ、この動力伝達機構としては、回転駆動モータ8a,8b,8cの駆動軸9に設けスプロケット10と、前記成形プレート6A,6B,6Cの支持軸5a,5b,5cに設けたスプロケット11とをチェーン12を介して連結し、各成形プレート6A,6B,6Cを所定の速度で回転させるように構成している。
【0024】
前記成形ステーション7A,7Bには、成形プレート6A,6Bに対して帯状の低粘度化したゴム状弾性材料G(例えば、100°C前後に加熱された材料)を押し出す押出機13A,13Bと、成形プレート6A,6B上にゴム状弾性材料Gを定量供給する供給装置14A,14Bと、図4に示すように、更に成形プレート6A,6B上で円環状部材Wの所定の形状に成形する成形治具15(成形ダイス)とが設けてある。
【0025】
なお、以下の説明で成形ステーション7A,7Bは、同一構成であるので、成形ステーション7Aの構成について説明し、成形ステーション7Bの説明についての説明は省略する。
【0026】
前記押出機13A,13Bと、供給装置14A,14Bとの間には、図5に示すように、帯状のゴム状弾性材料Gの張力を調整する張力調整装置17が配設してあり、供給装置14A,14Bは、ドラム状に巻付けた帯状のゴム状弾性材料Gをカッター18により定量切断してゲットシリンダー19により鉛直向きに配設された成形プレート6A,6Bに供給するように構成されている。
【0027】
また、成形プレート6A,6B上で円環状部材Wの所定の形状に成形する成形治具15は、予備成形治具15aと、主成形治具15bとで構成され、押圧シリンダー20を介して成形プレート6A,6Bに対して進退出来るように構成されている。
【0028】
また、前記完成品Wxの取外しステーション7Cの近傍には、図3に示すように成形プレート6A〜6C上から完成品Wxを吸着パッド等により吸着して自動的に取外す脱着装置21と、この脱着装置21を挟んで、その両側の対称位置には次工程の完成品ストック装置22へ搬送する搬送手段23と、成形プレート6A〜6Cに次のビードグロメット等の円環状基準部材Qを装着する供給手段24とが配設され、脱着装置21と搬送手段23と円環状基準部材Qの供給手段24とは一枚の支持プレート25に等間隔で取付けられ、この支持プレート25はガイドプレート26に沿って移動可能に配設されている。
【0029】
なお、前記成形プレート6A〜6Cには、図示しない温水等による加熱手段が設けてあり、成形時に成形プレート6A〜6Cを所定の温度(例えば、50°C〜60°C)に加熱しておくことで、成形プレート6A〜6C上にて低粘度化したゴム状弾性材料Gの粘度を保ち、所定の形状に成形する際の成形を容易にしてある。
【0030】
また、成形プレート6A〜6Cの表面には、取外しステーション7Cにおいて円環状部材Wの完成品Wxを成形プレート6A〜6Cの表面から剥離させる剥離装置27が周方向に所定の間隔で配設されている。
【0031】
また、この実施形態で成形する円環状部材Wとしては、例えば、図6に示すようなビードグロメット等の円環状基準部材Q上に、第1の成形ステーション7Aでフィラー等の基礎部材Waを成形し、第2の成形ステーション7Bで、基礎部材Wa上にフィラー等の上部材Wbを積層させて成形するものである。
【0032】
また前記円環状基準部材Qは、この実施形態ではゴム材料を被覆したスチールコードを円環に構成した物したビードグロッメットを使用しているが、この実施形態には限定されず、環状物であれば特に材料には限定されるものではない。また、ゴム状弾性材料を成形治具15により所定の形状に成形するものとして、この実施形態では、ゴム材料を断面略三角形状に形成するフィラーであるが、この実施形態に限定されるものではない。
【0033】
次に、円環状ゴム状弾性部材の成形方法について説明する。
【0034】
この発明の実施形態では、上述したように、旋回中心軸3の回りに設けた2つの成形ステーション7A,7Bと完成品の取外しステーション7Cとを成形プレート6A,6B,6Cが旋回する間に、予め成形プレート6A〜6Cにセットされた円環状基準部材Q上に、所定の形状で基礎部材Waと上部材Wbを積層させて円環状部材Wを成形し、取外しステーション7Cでは、脱着装置21及び剥離装置27を介して成形プレート6A〜6C上から円環状部材Wの完成品Wxを取外すと共に、次に成形する円環状基準部材Qの装着を供給手段24により行うものである。
【0035】
即ち、この発明では、鉛直向きに配設された回転自在な成形プレート6A〜6Cが、旋回中心軸3を中心として2つの成形ステーション7A,7Bを旋回する間に押出機13A,13Bから押出しされた低粘度化したゴム状弾性材料Gを成形プレート6A〜6C上で成形治具15により円環状部材Wに成形する。
【0036】
具体的には、第1の成形ステーション7Aでは、成形プレート6A上に予めセットされた円環状基準部材Q上に押出機13Aから押出された帯状のゴム状弾性材料Gを供給装置14により定量供給し、そして成形プレート6Aを少なくとも一回以上回転させながら成形治具15により所定の形状で継ぎ目のない基礎部材Waを成形する。
【0037】
この際、第2の成形ステーション7Bでは、第1の成形ステーション7Aで成形された成形プレート6Bの基礎部材Wa上に、押出機13Bから押出された帯状のゴム状弾性材料Gを供給装置14により定量供給して、成形プレート6Bを少なくとも一回以上回転させながら成形治具15により所定の形状で継ぎ目のない上部材Wbを積層させて継ぎ目の無い円環状部材Wを成形する。
【0038】
更に、これと同時に、第3のステーションである取外しステーション7Cでは、成形プレート6C上から円環状部材Wの完成品Wxを脱着装置21により取外すと共に、次に成形する円環状基準部材Qを供給手段24により供給して成形プレート6C上に装着する。また、脱着装置21により取外した円環状部材Wの完成品Wxは、搬送装置23により完成品ストック装置22へ搬送してストックさせる。
【0039】
このように、成形プレート6A〜6Cが旋回する2つの成形ステーション7A,7Bでは、基礎部材Waと上部材Wbとの成形をそれぞれ行い、また取外しステーション7Cでは、円環状部材Wの完成品Wxの取外しと、搬送及び円環状基準部材Qの供給を同時に行い、多層構造のゴム状弾性材料Gから成るを継ぎ目の無い円環状部材Wの成形を連続的に行うことが出来るのである。
【0040】
これにより、完成品Wxの品質の向上を図ることが出来ると共に、ゴム状弾性材料の収縮等による問題や設備の省スペース化を図ることが出来る。また複数の成形ステーション7A,7Bと、完成品Wxの取外しステーション7Cとを鉛直向きに配設した複数の成形プレート6A〜6Cが旋回する間に、多層構造のゴム状弾性材料Gを所定の形状に成形し、完成品Wxには取外しステーション7Cにて取外して次工程へ搬送するようにすることで、設備の省スペース化を図ることが出来ると共に、製造工程のサイクルタイムの短縮と、生産性の向上を図ることが出来る。
【0041】
【発明の効果】
この発明は、上記のように構成したので、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a).複数の成形ステーションと完成品の取外しステーションとを鉛直向きに配設した複数の成形プレートが旋回する間に、所定の形状で、多層構造の継ぎ目のないゴム状弾性材料を連続的に成形することが出来る。
(b).成形プレートを鉛直向きで各成形ステーションを旋回させながら成形するので、押出機から押出されたゴム状弾性材料が冷却することなく連続的に成形出来、また設備の省スペース化を図ることが出来る。
(c).円環状部材の製造工程のサイクルタイムの短縮と、生産性の向上を図ることが出来る。
(d).品質の向上及び作業性の向上を図ることが出来る。
(e).円環状部材の端末接合処理を一つの工程で同時に行うようにして完成品の品質の向上を図り、ゴム状弾性材料の収縮等による問題や設備の大型化の問題も解決でき、コストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる円環状ゴム状弾性部材の成形方法を実施するための成形装置全体の概略斜視図である。
【図2】成形装置の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】帯状または紐状の低粘度化したゴム状弾性材料を成形プレートに供給する供給装置の一部拡大正面図である。
【図6】円環状部材の断面説明図である。
【符号の説明】
1 成形装置         2 ベースプレート
3 旋回中心軸       3A 割り出し駆動装置
4 回転部材
5a,5b,5c 支持軸
6A,6B,6C 成形プレート
7A,7B 成形ステーション
7C 取外しステーション
8a,8b,8c 回転駆動モータ
9 駆動軸          10 スプロケット
11 スプロケット       12 チェーン
13A,13B 押出機
14A,14B 供給装置    15 成形治具(成形ダイス)
17 張力調整装置       18 カッター
19 ゲットシリンダー     20 押圧シリンダー
21 脱着装置         22 完成品ストック装置
23 搬送手段         24 供給手段
25 支持プレート       26 ガイドプレート
27 剥離装置
G ゴム状弾性材料       W 円環状部材
Q 円環状基準部材      Wa 基礎部材
Wb 上部材          Wx 完成品

Claims (6)

  1. 鉛直向きに配設された回転自在な成形プレートが、旋回中心軸を中心として複数の成形ステーションを旋回する間に押出機から押出しされた低粘度化したゴム状弾性材料を成形プレート上で成形治具により円環状部材に成形し、この円環状部材の完成品を取外しステーションで取外す円環状ゴム状弾性部材の成形方法。
  2. 前記各成形ステーションを旋回する間に、各成形ステーションから供給したゴム状弾性材料により多層構造の円環状部材を成形する請求項1に記載の円環状ゴム状弾性部材の成形方法。
  3. 前記複数の成形ステーションと取外しステーションとで、円環状部材の連続成形と完成品の取外しを連続的に行う請求項1または2に記載の円環状ゴム状弾性部材の成形方法。
  4. 前記取外しステーションで成形プレートから取外した円環状部材の完成品を、搬送装置により完成品ストッカー装置に搬送すると共に、完成品を取外した成形プレートに次の円環状基礎部材を供給する請求項1,2または3に記載の円環状ゴム状弾性部材の成形方法。
  5. ベースプレート上に鉛直向きに立設された旋回中心軸に、旋回中心軸の周囲に設置した複数の成形ステーションと完成品の取外しステーションとに対応して旋回する回転自在な鉛直向きの成形プレートを取付け、前記複数の成形ステーションには、成形プレートに対して低粘度化したゴム状弾性材料を押出す押出機と、ゴム状弾性材料を成形プレート上に定量供給する供給装置と、成形プレート上で円環状部材の成形する成形治具とを設けたことを特徴とする円環状ゴム状弾性部材の成形装置。
  6. 前記完成品の取外しステーションの近傍に、成形プレート上から完成品を自動的に取外す脱着装置と、次工程の完成品ストック装置へ搬送する搬送手段と、成形プレートに次の円環状基礎部材を装着するビード供給手段とを配設した請求項5に記載の円環状ゴム状弾性部材の成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013153710A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 東洋ゴム工業株式会社 剥離装置、剥離方法及び円環状ゴム部材の成形装置

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