JP2004008491A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 鍵を用いて操作される錠を備えた遊技機において、
   前記錠の鍵穴に鍵を差し込んで回動操作した後に、当該錠の状態を鍵穴から鍵を抜き取り可能な待機状態又はその待機状態に近い状態に強制復帰させるための復帰手段を設け、
   前記錠には、その錠の錠軸と共に一体回動可能な可動片を設け、その可動片と錠の支持体又は錠の本体との間において前記可動片が所定の待機位置から所定方向に回動した際に伸張可能に設けられたバネにより、前記復帰手段を構成したことを特徴とする遊技機。
2. 前記バネは、前記可動片が待機位置に配置された状態において、錠の錠軸と該バネの非可動片側端部とを結ぶ仮想線上に該バネの可動片側端部が位置するように設けられていることを特徴とする請求項１記載の遊技機。
3. 開閉部材及びその開閉部材を施錠する施錠装置を備えた遊技機において、
   前記施錠装置は、鍵を用いて操作される錠と、その錠の錠軸と共に一体回動可能な可動片と、その可動片に作動連結すると共に可動片の動きに応じて当該施錠装置の施錠又は解錠の状態を切替え可能な施解錠機構と、鍵による錠の回動操作後に前記可動片を錠の鍵穴から鍵を抜き取り可能な待機位置又はその近傍に強制復帰させるための復帰手段とを備え、
   前記復帰手段を、施錠機構の枠体又は錠の本体と前記可動片との間において、前記可動片が前記待機位置から所定方向に回動した際に伸張可能に設けられたバネにより構成したことを特徴とする遊技機。
4. 前記バネは、前記可動片が待機位置に配置された状態において、錠の錠軸と該バネの非可動片側端部とを結ぶ仮想線上に該バネの可動片側端部が位置するように設けられていることを特徴とする請求項３記載の遊技機。
5. 前記施解錠機構を施錠側へ付勢するバネを前記復帰手段のバネとは別個に設けるとともに、前記可動片と前記施解錠機構との作動連結関係は、可動片が前記待機位置に配置されるときに両者間に所定の遊びが確保されるように構築されていることを特徴とする請求項３又は４に記載の遊技機。
6. 前記遊技機は、前記開閉部材としての第１及び第２の開閉部材を備えており、前記可動片は、その動きに応じて前記施解錠機構と選択的に作動連結可能な第１腕部及び第２腕部を有し、前記施解錠機構は、可動片の第１腕部との作動連結時に第１開閉部材を解錠可能とする第１開閉部材用施解錠機構と、可動片の第２腕部との作動連結時に第２開閉部材を解錠可能とする第２開閉部材用施解錠機構とから構成されており、前記可動片が前記待機位置に配置されるときに、可動片の第１腕部と第１開閉部材用施解錠機構との間に所定の遊びが確保されると共に、可動片の第２腕部と第２開閉部材用施解錠機構との間にも所定の遊びが確保されるように、前記可動片と前記施解錠機構との作動連結関係が構築されていることを特徴とする請求項３，４又は５に記載の遊技機。