JP2004008411A - 残留遊技球を視認可能にした遊技機 - Google Patents

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JP2004008411A JP2002164874A JP2002164874A JP2004008411A JP 2004008411 A JP2004008411 A JP 2004008411A JP 2002164874 A JP2002164874 A JP 2002164874A JP 2002164874 A JP2002164874 A JP 2002164874A JP 2004008411 A JP2004008411 A JP 2004008411A
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Satoru Arai
荒井 哲
Osamu Kasai
葛西 修
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CHUBU YUGIKI HANBAI KK
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Abstract

【課題】プレイ中、上受け皿から弾球装置又は遊技球投入装置に至る遊技球の状況を、プレイヤーが目視で知ることが出来る遊技機を提供する。
【解決手段】上受け皿1から弾球装置もしくは遊技球投入装置2に至るまでの遊技球流路3のカバーを透明体で構成して、上受け皿1から弾球装置もしくは遊技球投入装置2に至るまでの残留遊技球全体の数が視認できるようになっている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球を用いる遊技機、特に残留遊技球を視認可能にした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ球を用いる遊技機には各種のものがあるが、何れも、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至る遊技球の数や流れの状態を、プレイヤーは見ることが出来ないように構成されている。ここで、遊技球投入装置とは、例えば、規定球数の遊技球を1単位として複数単位を一度に取り込むことができ、ゲームの賭け率を選択できるパチンコ球を用いた回胴式遊技機における遊技球取込み装置等をいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、球不足を事前に察知できず、うっかり投入個数等の賭け率を間違えてプレイを進行させてしまったり、プレイの連続性を阻害されたりして、不快感をを味わうことがある。
【0004】
本発明は、遊技球を用いる従来の遊技機におけるこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プレイ中、上受け皿から弾球装置又は遊技球投入装置に至る遊技球の状況を、プレイヤーが事前に目視で知ることが出来るようにした遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明による遊技機は、少なくとも、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路のカバーを透明体で構成して、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの残留遊技球全体の数が視認できるようになっている。
【0006】
また、本発明による遊技機は、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路上の、前記弾球装置もしくは遊技球投入装置の入り口から前記上受け皿に向かって数えた遊技球の所定の整数個に対応する位置に、透明窓を設けて、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの残留遊技球の数を視認できるようになっている。
【0007】
本発明によれば、前記透明窓は複数個設けられ、各透明窓には、対応する残留遊技球の数を示す数字または符号が付設されている。
【0008】
また、本発明によれば、前記透明体または透明窓に近接して照明装置が設けられていて、該照明装置により前記透明体または透明窓が照明されるようになっている。
【0009】
また、本発明による遊技機は、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路上の、前記弾球装置もしくは遊技球投入装置の入口から前記上受け皿に向かって数えた遊技球の所定の整数個に対応する位置にセンサが設けられていて、該センサにより前記遊技球流路上にある遊技球数を検出して、その数を表示手段または音声手段を介して視認できるようになっている。
【0010】
【発明に実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示した実施例に基づき説明する。図1は本発明に係る遊技機の一実施例を示す概略正面図、図2は図1の右側面図、図3は本発明の他の実施例を示す要部拡大正面図、図4は本発明の更に他の実施例を示す説明図である。
【0011】
図1及び2において、1は上受け皿、2は弾球装置または遊技球投入装置、3は上受け皿1の遊技球出口から弾球装置または遊技球投入装置2の入口を結ぶ遊技球流路、4はトップランプ、5は遊技機表示板、6は下受け皿、Aは少なくとも図1において点線で囲んだ部分が透明体で構成されている透明領域、Pは遊技球である。透明領域Aは、遊技機の下部全体とその内部にある遊技球流路3に及んでも良い。
【0012】
上記実施例によれば、プレイヤは、プレイ中、少なくとも透明領域Aを介して、上受け皿1から弾球装置または遊技球投入装置2に至る遊技球Pの流れの状況を直接視認できるから、例えば、弾球装置または遊技球投入装置2が自動的に遊技球を5個づつ吸込んで有効プレイを行うように構成されているとして、弾球装置または遊技球投入装置2の入口から上受け皿1へ向けて連なる遊技球Pの5の整数培目例えば15個目の遊技球が透明領域Aの左縁に隣接するように透明領域Aを形成しておけば(図1参照)、遊技球不足を一目で知ることが出来る。従って、プレイヤーは、事前に遊技球を補給するかプレイを中止するかの意思を決定することができ、常に快適にプレイすることが出来る。
【0013】
上記実施例では、透明領域Aを或る範囲に特定したが、それに代えて遊技機下部全体とその内部にある遊技球流路3を透明体で構成しても上記と同様の効果を得ることが出来る。また、これらの透明領域を無色にするか有色にするかは遊技機正面全体の配色バランスを考慮して選択すれば良いが、色彩を適宜選択することにより意匠的効果を上げることも出来る。
【0014】
図3は本発明の他の実施例を示している。この実施例は、弾球装置または遊技球投入装置2の入口から上受け皿1へ向けて数えて所定個数目にある遊技球のみを確認する透明窓Wを少なくとも一つ設けて、遊技球の不足を事前に視認出来るようにしたものである。例えば、図3において左側にある透明窓Wに遊技球があれば意図したプレイを続行できるし、なければ遊技球の補給かプレイ中止かを決める目安にすることが出来る。この場合、図示したように各透明窓に判断の目安となる数字あるいは符号等を付設しておけば、更に好都合である。
【0015】
上記実施例において、透明領域Aまたは透明窓Wを、遊技機の適所に設けた光源装置で照明するか、或いはその内部に設けたバックライトで透明部分が浮き上がるように照明するようにすれば、視認を一層容易にすることができ好都合である。
【0016】
図4は本発明の更に他の実施例を示している。この実施例は、遊技球流路内に遊技球の有無を検知する周知のセンサー7を、弾球装置または遊技球投入装置2の入口から上受け皿1へ向けて数えて所定個数目位置に配置し、センサー7からの出力信号によってその位置における遊技球の状態(有無)を周知のメインコントローラー8へ伝達し、メインコントローラー8は、プレイヤーのプレイ進行状況に合わせて遊技球投入等のタイミングで、残留遊技球の状態を、遊技機表示板5の適所に設置した専用の表示器9に表示させるようにしたものである。表示器9としては、液晶表示式,LED表示式,ランプ表示式,音声出力式等何れの方式のものでも良い。特に、音声出力式の表示器を用いれば、目の不自由なプレイヤーでも快適にプレイを楽しむことが出来る。
【0017】
以上、直接視認方式および間接視認方式の各種実施例について説明したが、これらの方式は組合せて用いても良く、何れも本発明に属するものである。
【0018】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、遊技球を用いる各種遊技機において、残球の状況を的確に知ることが出来るから、プレイヤーは、遊技球投入個数などの賭け率を間違えてプレーを進行させてしまったり、プレイの連続性を阻害されたりすることなく、常に快適なプレイを楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部拡大正面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1                上受け皿
2                弾球装置または遊技球投入装置
3                遊技球流路
4                トップランプ
5                遊技機表示板
6                下受け皿
7                流路内遊技球検出センサー
8                メインコントローラー
9                表示器
A                透明領域
P                遊技球
W                透明窓

Claims (6)

  1. 少なくとも、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路のカバーを透明体で構成して、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの残留遊技球全体の数が視認できるようにした遊技機。
  2. 上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路上の、前記弾球装置もしくは遊技球投入装置の入り口から前記上受け皿に向かって数えた遊技球の所定の整数個に対応する位置に透明窓を設けて、上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの残留遊技球の数を視認できるようにした遊技機。
  3. 前記透明窓が複数個設けられている請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記透明窓に、対応する残留遊技球の数を示す数字または符号が付設されている請求項3又は3に記載の遊技機。
  5. 前記透明体または透明窓に近接して照明装置を設けて、該照明装置により前記透明体または透明窓を照明するようにした請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 上受け皿から弾球装置もしくは遊技球投入装置に至るまでの遊技球流路上の、前記弾球装置もしくは遊技球投入装置の入り口から前記上受け皿に向かって数えた遊技球の所定の整数個に対応する位置にセンサを設け、該センサにより前記遊技球流路上にある遊技球数を検出して、その数を表示手段または音声手段を介して視認できるようにした遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007236623A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008183147A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Abilit Corp 遊技機
JP2017508562A (ja) * 2014-03-27 2017-03-30 メダクタ・インターナショナル・ソシエテ・アノニム 多層構造補綴要素

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