JP2004008245A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変入賞口に遊技球が入賞したことを契機に図柄変動を表示する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一つであるパチンコ機では、例えばパチンコ球がゲートを通過すると7セグメント素子で普通図柄の図柄変動を始める。その後、しばらくして当たり図柄(例えば「○○」等)が表示されると、「当たり」として始動口の可動片をパチンコ球が入賞し難い状態から入賞し易い状態に変化させる。当該始動口にパチンコ球が入賞すると、液晶表示器で特別図柄の図柄変動を始める。大当たり図柄やリーチ図柄が表示されることを特別図柄の図柄変動中に予告する技術は、例えば特開2002−143471号公報に開示されている。当該技術によれば、遊技者は大当たり後に行われる大入賞口の開放に備えることができる。当該大入賞口の開放期間は比較的長いので(例えば30秒間)、予告表示が行われたとしても事前にパチンコ球の発射強度等を急いで調整する必要性は低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、始動口の開放期間は大入賞口の開放期間に比べて大幅に短い(例えば0.5秒間)ことが多いので、当たり図柄が表示された後に急いでパチンコ球の発射強度等を調整しても手遅れになってしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、可変入賞口(上述した例では始動口)の開放に備えて、発射強度等の調整をする時間的余裕を持たせ得るように構成した遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。
ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「図柄変動」は、図柄群を用いて変動を行うことを意味する。当該図柄群は、ほぼ同じ図柄または異なる図柄を任意に複数個で構成する。「図柄」は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(例えば○,×,キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(2)「表示部」は一の表示器(あるいは表示装置,表示体,発光体)について図柄を表示可能な画面のほぼ全部であってもよく、当該画面の一部であってもよい。さらには一の表示器に限らず、二以上の表示器で構成してもよい。
(3)「演出」は抽選結果を報知することが可能であれば、伝達媒体を通じて伝達し得る全ての手段を含む。例えば表示部への表示による演出や、発光体の発光/点滅をさせる演出、音(音声,音楽,効果音等)を奏する演出、特定の装置や部材を振動させる演出、可動体を作動させる演出などについて一の演出または二以上の組み合わせによる演出が該当する。伝達媒体は、例えば表示部,発光体,音響装置,振動体,可動体などが該当する。演出と伝達媒体との関係は任意であって、複数の伝達媒体を用いて一の演出を行う態様、一の伝達媒体を用いて複数の演出を行う態様、複数の伝達媒体を用いて複数の演出を行う態様がある。
【0005】
当該手段1によれば図1に模式的に示すように、抽選を行う抽選手段1と、当該抽選手段1による抽選結果に基づいて遊技球Bが入賞し難い状態(二点鎖線で示す閉状態の可動片2)から入賞し易い状態(実線で示す開状態の可動片2)に変更可能な可変入賞口3と、当該可変入賞口3に遊技球Bが入賞したことを契機に図柄変動7を表示する表示部5とを備える。さらに、抽選手段1による抽選が所定の抽選結果になったとき、当該抽選結果を予告として演出する予告演出手段4を備える。図1の例では、予告演出手段4はバンザイしているキャラクタ図柄6を表示部5に表示して抽選結果を予告している。このように抽選結果が予告演出されると、遊技者は可変入賞口3について遊技球Bが入賞し易い状態になるタイミングを見計らって発射強度等の調整をすることが可能になる。したがって、発射強度等の調整をする時間的余裕を遊技者に持たせることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。
当該手段2によれば、予告演出手段4は可変入賞口3の状態を変化させる時よりも所定時間前に抽選結果を予告として演出する。所定時間前としては、例えば5秒前や10秒前等が該当する。このように予告した時点からどのくらい経って可変入賞口3の状態が変化するかが分かるので、遊技者は当該変化のタイミングを狙って発射強度等の調整を確実に行うことができる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。
当該手段3によれば、予告演出手段4は特定のキャラクタ図柄6を表示部5に表示する演出によって抽選結果を予告する。予告形態としては、単に表示部5に表示する形態に限らず、キャラクタ図柄6を表示する時間の長さや、キャラクタ図柄6の大きさ,表情,動き(仕草)等によって可変入賞口3の状態が変化する可能性(確率)を異ならせる形態としてもよい。こうすれば遊技者は視覚的に予告を認識できるので、遊技球Bが入賞し易い状態になるタイミングを見計らって発射強度等の調整をすることが可能になる。
【0008】
【課題を解決するための手段4】
課題を解決するための手段4は、請求項1から3のいずれか一項に記載した遊技機であって、図柄変動7の表示と、予告演出手段4による予告の演出とを一の表示部5で行う。
当該手段4によれば、図柄変動7と予告の演出とを同じ表示部5に表示するので、遊技者は表示部5のみを注視すればよくなる。また、二以上の表示器を備える必要がなく一の表示器で発明を実現できるので、製造コストを低減できる。
【0009】
【課題を解決するための手段5】
課題を解決するための手段5は、請求項1から3,上記手段4のいずれか一項に記載した遊技機であって、予告演出手段4は所定の条件を満たしたときに、抽選手段1による抽選の結果を予告として演出する。
当該手段5によれば、抽選手段1による抽選が所定の抽選結果になるだけでなく、さらに所定の条件を満たしたときに限って予告を演出する。当該所定の条件としては、例えば抽選手段1が行う抽選を行うに伴って表示する図柄変動(表示部5で表示する図柄変動7とは別個のもの)にかかる保留の数が所定数に達したことや、確率変動等のような特定の遊技状態であること等が該当する。こうして予告の演出が行われると発射強度等の調整が容易になるので、遊技者は上記所定の条件を満たそうとして遊技する。よって遊技者は発射等を伴う遊技をするようになるので、遊技機の稼働率を向上させることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段6】
課題を解決するための手段6は、請求項1から3,上記手段4のいずれか一項に記載した遊技機であって、予告演出手段4は可変入賞口3について遊技球Bが入賞し易い状態になるタイミングまで数値をカウントダウンして演出する。
当該手段6によれば、予告演出手段4によって数値(例えば秒数等)のカウントダウンが演出されるので、遊技球Bが入賞し易い状態になるタイミングが明確になる。遊技球Bが入賞し易い状態になるタイミングを見計らって、遊技者は発射強度等の調整をより確実に行うことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であって、図2〜図7を参照しながら説明する。なお本実施の形態における「停止」は完全に静止している表示に限らず、一時的に静止している表示を含む。すなわち、基準位置を中心として任意の方向に対して任意の距離範囲で動かす(現実の回転や擬似的な回転を含む。)表示や、移動しないで図柄自体の大きさを変化させる表示、これらの双方を行う表示等を含む。
【0012】
まず図2は、カードユニット10(CRユニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードやICカード等)に記録された残高情報や有価価値情報等を入出力でき、残高情報等の範囲内で遊技者が望む金額分に相当する貸し出しが可能に構成する。図1との関係では、パチンコ球は遊技球B(すなわち遊技媒体)に相当する。
なおカードユニット10の具体的な構成や作動等については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0013】
パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲート56や、ソレノイド48によって運動可能な一対の可動片50(いわゆるチューリップ)を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、保留数表示器52,58や液晶表示器22等を有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の装飾用表示器(LED等の発光体を用いて構成する)を有する装飾表示装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。図1との関係では、始動口24は可変入賞口3に相当し、可動片50は可動片2に相当する。
このうち始動口24は可動片50の他に、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。大入賞口26は上述した開閉蓋28(いわゆるアタッカー)の他に、大入賞口開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ62等を備える。
【0014】
複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動,特別図柄の図柄変動および特別保留数(すなわち特別図柄にかかる図柄変動の保留数)等を表示可能な液晶表示器22や、特別保留数を表示する保留数表示器52、普通保留数(すなわち普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器58等を有する。保留数表示器52,58には、各々所定個数(例えば4個や9個等)からなるLEDやセグメント素子等の発光体を用いて構成する。液晶表示器22に代えて、CRT,プラズマ表示器,LEDを格子状に配置したLED表示器等のように図柄を表示可能な表示器(以下、単に「図柄表示器」と呼ぶ。)を用いてもよい。同様にLEDまたはセグメント素子に代えて、電球,ランプ,図柄表示器等を任意に用いてもよい。図1との関係では、液晶表示器22は表示部5に相当する。
【0015】
始動口24に入賞したパチンコ球を始動口センサ46が検出すると、一定条件の下で特別図柄の図柄変動等を液晶表示器22に表示するように構成する。当該一定条件は、例えば変動可能な遊技状態(特別図柄の図柄変動中や大当たり遊技中等を除く遊技状態)であって特別保留数が1以上であるとき等が該当する。特別図柄の図柄変動は、液晶表示器22とは別体に遊技盤14に備えた特別図柄表示器で表示する構成としてもよい。当該特別図柄表示器には、例えばセグメント素子や図柄表示器等を用いる。特別図柄の図柄変動を始めてから所要の変動期間(例えば30秒間)を経過すると停止し、抽選結果が大当たりのときはソレノイド44を作動させて開放条件を満たす限り大入賞口26の開閉蓋28を開けるように構成する。当該開放条件は、例えばパチンコ球が大入賞口26に所定数(例えば10個等)入賞するか、開閉蓋28を開けてから所定時間(例えば20秒間等)を経過するかのいずれか一方または双方を満たすまでなどが該当する。
【0016】
遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を奏でるスピーカ40などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42や、残高情報等を表示する情報表示器60、記録媒体の返却を指示する返却ボタン64等を備える。
【0017】
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために構成をした基板や装置等の接続例について図3を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に明示しない限り電気的に接続することを意味する。
【0018】
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留数,普通保留数および上限値等のような一時的データを格納可能なRAM126等を備える。当該ROM124やRAM126は、記憶部に相当する。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記録媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素については周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0019】
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器60の表示等を制御するインタフェース基板114(図3では「I/F基板」と表記する)、液晶表示器22に表示する図柄やスピーカ40から出す音等を制御するサブ制御基板130、ランプ類18等の表示を制御するランプ制御基板132などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。なお駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動口センサ46,Vセンサ62等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0020】
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108や、装飾表示装置20、保留数表示器52,58などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ54、Vセンサ62、ソレノイド44,48等)は、信号中継用の中継端子板134を介して接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉(ただし閉状態でも始動口24への入賞は可能)を行うことができる。
【0021】
サブ制御基板130はCPU140を中心に構成し、サブ制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、入出力データ,大当たり図柄等の一時的データを格納するRAM144、スピーカ40から音を出力するためにデジタルデータをアナログ信号に変換するD/A変換器146等を備える。
【0022】
CPU140はROM142に格納したサブ制御プログラムを実行して、ROM142等に記憶した音声データ等を用いてアナログ信号に変換してスピーカ40から音波(特に音声)を出したり、液晶表示器22に図柄を表示する。当該図柄を表示するに当たっては、所要の図柄を予め記憶しておいてコマンド等を受けると対応する図柄を生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて液晶表示器22に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を備える。VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。なお他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0023】
上述のように構成したパチンコ機12において、メイン制御基板120で実現するゲート処理の手続きについて図4を参照しながら説明し、サブ制御基板130で実現する図柄変動処理の手続きについて図6を参照しながら説明する。図1との関係では、図4のステップS10,S12,S24は抽選手段1に相当し、図6のステップS34,S36,S38,S40は予告演出手段4に相当する。以下では特に明示しない限り、普通図柄の図柄変動を単に「図柄変動」と呼び、普通保留数の現在値を単に「保留数」と呼び、普通保留数の上限値を単に「上限値」と呼ぶ。上限値には例えば4や20等を設定するが、上限値を設定せずに無制限としてもよく、任意のタイミングで上限値の数値を変更してもよい。
【0024】
図4にフローチャートで示すゲート処理は、ゲート56へのパチンコ球の通過判別を実現する。まずゲート56をパチンコ球が通過したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図3に示すゲートセンサ54からの検出信号があれば通過した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ通過していない(NO)と判別する。もしゲート56をパチンコ球が通過したときは(YES)、当該通過ごとに対応して各種乱数を読み込む〔ステップS12〕。
当該ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。例えば当たりか否かを決定する当落判定用乱数RAや、図柄変動を停止した後に確定して表示する当たり図柄(例えば[○○]や[××]等のようなゾロ目の図柄パターンなど)を特定する停止図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定する図柄表示用乱数RCなどが該当する。
【0025】
各種乱数を読み終えると、保留数を増やした加算結果を保留数表示器58に表示し〔ステップS14〕、通過ごとに対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信する〔ステップS16〕。
【0026】
上述したステップS16を実行した後、あるいはステップS10でゲート56をパチンコ球が通過していないときは(NO)、変動不能か否か又は保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち図柄変動中であるとき等では変動不能と判別し、そうでないときは変動可能と判別する。保留数が0以下であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えている。もし図柄変動が可能な時期であって、かつ保留数が1以上であれば(ステップS18のNO)、保留数を減らした減算結果を保留数表示器58に表示し〔ステップS20〕、液晶表示器22で図柄変動を始める〔ステップS22〕。
すなわちステップS12で読み込んだ乱数(すなわち当落判定用乱数RA,停止図柄用乱数RB,図柄表示用乱数RC)等を含むコマンドをサブ制御基板130に送信することで、図柄変動の表示を実現する。なお当該図柄変動を終えるのには所定の変動期間(例えば30秒間等)を要するので、その表示期間中はステップS24,S26の実行を待機する必要がある。
【0027】
図柄変動を終えると、今回の抽選結果が当たりか否かを判別する〔ステップS24〕。外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機12では、当たりか否か(すなわち当落判定用乱数RA=当選値であるか否か)を判別する。もし当たりならば(YES)、所要の開閉パターンに従って始動口24の可動片50を開閉し〔ステップS26〕、ゲート処理を終える。これに対してステップS18で変動不能または保留数が0以下のときや(YES)、ステップS24で抽選結果がハズレであったときは(NO)、その時点でゲート処理を終える。
【0028】
ステップS26で可動片50を開閉する開閉パターンの一例を図5に示す。当該図5に示す例では、図柄変動を停止した時刻t10から可動片50を開けた状態の始動口24bにする時刻t12までの期間ta、当該時刻t12から可動片50を閉じた状態の始動口24aにする時刻t14までの期間tb、二点鎖線で図示するように二回以上繰り返して可動片50を開閉する場合には可動片50を閉じた時刻t14から再び開ける時刻t16までの期間tcの組み合わせで成り立つ。期間ta,tb,tcをそれぞれどれだけの長さにするかは任意であって、例えば抽選結果(当落判定用乱数RA,停止図柄用乱数RB,図柄表示用乱数RC等)に応じて異ならせて適用してもよく、個別の一定時間(例えば順に5秒間,10秒間,3秒間等)を各々適用してもよい。
【0029】
図6にフローチャートで示す図柄変動処理は、コマンドに従って液晶表示器22の特定領域22aで表示する図柄変動等の制御を実現する。すなわちメイン制御基板120から送信されたコマンドを受信すると〔ステップS30〕、当該コマンドに従って特定領域22aで図柄変動を始め〔ステップS32〕、当該図柄変動の変動期間を経過するまで(ステップS44のNO)、図柄変動を継続する〔ステップS42〕。そして当該変動期間を経過すると(ステップS44のYES)、図柄変動を停止し〔ステップS46〕、図柄変動処理を終える。図柄変動の停止によって図柄が確定するので、遊技者は抽選結果を認識できる。
【0030】
上述した変動期間中には、演出条件を満たすことを契機として(ステップS34のYES)、ステップS36,S38,S40を実行して抽選結果の予告を実現するための演出を行う。当該演出条件は、パチンコ機12の機種や日時等に応じて任意に設定できる。例えば、メイン制御基板120から送信されたコマンドに含まれる乱数(例えば当落判定用乱数RA等)が一個または二個以上の所定値と一致することや、当該コマンドに含まれる図柄表示用乱数RCで特定した図柄変動の変動期間が基準期間(例えば15秒間等)以上であること、保留数が所定数(例えば4個等)に達したこと、始動口24の可動片50を開けるまでの残余時間が所定時間(例えば5秒間や10秒間等)に達したこと、予め設定するかコマンドで指定した演出タイミングに達したことのうちで、いずれか一の条件を満たすか、あるいは二以上を組み合わせた条件を全て満たすこと等が該当する。よってステップS36,S38,S40を実行するタイミングは演出条件を満たすか否かによって異なり、変動期間中の全部または一部になる。
【0031】
演出は、その一例として次のように行う。すなわち抽選結果等に対応したキャラクタ図柄を特定領域22a以外の液晶表示器22に表示したり〔ステップS36〕、カウントダウンする数値(秒数の場合を含む)を液晶表示器22や他の表示器(例えば情報表示器60等)に表示したり〔ステップS38〕、スピーカ40から音を出す等のように表示以外の演出を行う〔ステップS40〕。
これらのステップS36,S38,S40は一以上のステップを行えばよいが、特に二以上のステップを同期させて行うと効果的である。例えばステップS36,S40を同期させた場合であって、音楽に合わせてキャラクタ図柄が動くアニメーションを実現すると、当該キャラクタ図柄がダンスをしているように見える。同様にして、キャラクタ図柄の口許の動きに合わせて音声を出すようにすれば、当該キャラクタ図柄が喋っているように見える。またステップS38,S40を同期させた場合には、カウントダウンに合わせて音声を出すと、遊技者は当該カウントダウンを視覚と聴覚の双方で認識しながら遊技できる。
【0032】
図4,図6に示す各処理を実行して実現する演出例について、図4,図5とともに図7を参照しながら説明する。本例では簡単のために、液晶表示器22で行う表示による演出について説明する。
【0033】
遊技開始後にパチンコ球がゲート56を通過しており(図4のステップS10でYES)、かつ図柄変動を開始可能な状態であれば(図4のステップS18でYES)、図7(A)に示すように特定領域22aで図柄変動を始める〔図6のステップS32〕。図7(A)の例に示す図柄変動は、○や×等の図柄からなる図柄群をそれぞれ用いて行う左図柄変動CLと右図柄変動CRとからなる。また特定領域22a以外の画面には、始動口24の可動片50を開けるまでの残余時間(本例では15秒間)をカウントダウンメッセージ70で表示している。
【0034】
その後、コマンドに含まれる乱数(例えば停止図柄用乱数RB)が所定値であり、かつ可動片50を開けるまでの残余時間が所定時間(例えば5秒間等)に達した等のような演出条件を満たすと、図7(B)に示すようにワニを模したキャラクタ図柄72を表示し〔図6のステップS36〕、カウントダウンした残余時間(本例では5秒間)をカウントダウンメッセージ70で表示する〔図6のステップS38〕。このカウントダウン表示によって、遊技者は可動片50が開くタイミングを見計らってパチンコ球の発射強度等の調整をしながら遊技することができる。カウントダウンは表示に限らず、スピーカ40から出す音(特に音声)によって演出してもよい。さらにスピーカ40からは、キャラクタ図柄72の登場(矢印D6方向への移動)や退場(矢印D8への移動)に合わせて移動音を出したり、口の動きに合わせて鳴き声を出す等を行うと〔図6のステップS40〕、遊技者は視覚と聴覚の双方で開放のタイミングを認識することができる。
なお、乱数値や当選確率等に応じてキャラクタ図柄72の表示時間,登場回数,表情,動き(仕草)等のうち一以上を異ならせる構成とすると、当該キャラクタ図柄72を見た遊技者は乱数値や当選確率等を推測することが可能になる。
【0035】
そして変動期間を経過すると、図7(C)に示すように図柄変動を停止して図柄を確定し、今回の抽選結果を報知する〔図6のステップS44,S46〕。本例では当たり図柄(すなわち図柄パターン[○○])が特定領域22aに表示されているので抽選結果は当たりであるので、上述した開閉パターンに従って可動片50を開閉する〔図4のステップS24,S26〕。当該開閉にかかわらず、パチンコ球が始動口24に入賞したときには、図7(C)に示すように特別図柄の図柄変動を始める。本例における特別図柄の図柄変動は、左図柄群74を用いて左図柄変動C2を行い、中図柄群76を用いて中図柄変動C4を行い、右図柄群78を用いて右図柄変動C6を行なっている。これらの左図柄群74,中図柄群76,右図柄群78は、例えば数字図柄の0〜9でそれぞれ構成する。
【0036】
上述した実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)パチンコ球がゲート56を通過したことを契機として読み込んだ乱数に基づいて抽選を行い{抽選手段1;図4のステップS10,S12を参照}、その抽選結果が当たりのときは始動口24の可動片50をパチンコ球が入賞し難い閉状態から入賞し易い開状態に変更した{図4のステップS24,S26や図5等を参照}。また、始動口24に入賞したパチンコ球を始動口センサ46が検出すると、一定条件の下で特別図柄の図柄変動等を液晶表示器22に表示するように構成した。さらに、乱数を用いた抽選が所定の抽選結果になったとき、当該抽選結果を予告として液晶表示器22に表示する等を演出した{予告演出手段4;図6のステップS34〜S40,図7を参照}。このように抽選結果が予告演出されると、遊技者は始動口24についてパチンコ球が入賞し易い状態になるタイミングを見計らって発射強度等の調整をすることが可能になる。したがって、発射強度等の調整をする時間的余裕を遊技者に持たせることができる。
本例では抽選を行うのはパチンコ球がゲート56を通過したことを契機としたが、パチンコ球が入賞口や入賞装置に入賞したことを契機としてもよく、特定の遊技状態(例えば確率変動状態等)になったことを契機としてもよく、液晶表示器22に特定の図柄が表示されたことを契機としてもよく、他の条件を満たすことを契機としてもよい。この場合でも上述した効果を得ることができる。
【0037】
(2)始動口24の状態を変化させる時よりも所定時間前(本例は5秒前)に抽選結果を予告として演出した{予告演出手段4;図6のステップS34,S36や図7(B)等を参照}。こうすれば予告した時点からどのくらい経って可動片50が開くのかが分かるので、遊技者は開くタイミングを狙って発射強度等の調整を確実に行うことができる。なお当該所定時間を予め報知してもよく、この場合には予告を事前に把握でき、発射強度等の調整がより行いやすくなる。
【0038】
(3)図7(B)に例示するようなワニを模したキャラクタ図柄72(特定のキャラクタ図柄6に相当する)を液晶表示器22に表示する演出によって抽選結果を予告した{予告演出手段4;図6のステップS34,S36や図7(B)等を参照}。予告形態としては、キャラクタ図柄72を表示する時間の長さを異ならせる形態に限らず、キャラクタ図柄72の大きさ,表情,動き(仕草)等によって始動口24の状態が変化する可能性(確率)を異ならせる形態としてもよい。こうすれば遊技者は視覚的に予告を認識できるので、パチンコ球が入賞し易い状態になるタイミングを見計らって発射強度等の調整をすることが可能になる。
【0039】
(4)図7(B)で示すようなキャラクタ図柄72を用いた予告の演出と、図7(C)とに示すような特別図柄の図柄変動(すなわち左図柄変動C2,中図柄変動C4,右図柄変動C6;図柄変動7)の表示とを一の液晶表示器22で行なった{予告演出手段4}。このように同じ液晶表示器22に表示するので、遊技者は液晶表示器22のみを注視すればよくなる。また、二以上の表示器を備える必要がなく一の表示器で発明を実現できるので、製造コストを低減できる。
【0040】
(5)コマンドに含まれる乱数(例えば当落判定用乱数RA等)が一個または二個以上の所定値と一致するだけでなく、例えば所定の条件として保留数が所定数に達して初めて液晶表示器22で予告を行う構成することが可能である{予告演出手段4;図6のステップS34,S36や図7(B)等を参照}。所定の条件を満たして初めて予告の演出が行われると発射強度等の調整が容易になるので、遊技者は所定の条件を満たそうとして遊技する。よって遊技者は発射等を伴う遊技をするようになるので、パチンコ機12の稼働率を向上させることができる。
【0041】
(6)始動口24についてパチンコ球が入賞し易い状態になるタイミングまで数値をカウントダウンして演出する構成とした{予告演出手段4;図6のステップS38、図7(A),図7(B)を参照}。秒数等の数値をカウントダウンして演出するので、始動口24の可動片50が開いてパチンコ球が入賞し易い状態になるタイミングが明確になる。パチンコ球が入賞し易い状態になるタイミングを見計らって、遊技者は発射強度等の調整をより確実に行うことが可能になる。
【0042】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機12(遊技機)であって、他の部分の構造,形状,大きさ,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記実施の形態では、パチンコ機12に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって可変入賞口3に遊技球Bが入賞したことを契機に表示部5で図柄変動7を表示するように構成したものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、可変入賞口3の開放に備えて発射強度等の調整をする時間的余裕を持たせることができる。
【0043】
(2)上記実施の形態では、パチンコ球がゲート56を通過することを契機として、液晶表示器22の特定領域22aで図柄変動を表示した{図6のステップS32、図7(A)を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、液晶表示器22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器で図柄変動を表示する構成としてもよい。当該普通図柄表示器には、例えばセグメント素子,液晶表示器,図柄表示器等を用いる。図柄変動の際に遊技者は別体の表示器のみを注視すればよくなるので、遊技者にとって分かり易くなる。
【0044】
(3)演出条件を満たすことを契機として行う抽選結果の予告は、上記実施の形態で説明したような液晶表示器22への表示やスピーカ40から出す音に限らない。例えば、ハンドル32や遊技者が座る椅子等に振動体(例えばバイブレータ)を備えれば、当該振動体による振動で抽選結果の予告を演出することが可能になる。また表示による演出は液晶表示器22の表示に限らず、ランプ類18等のような発光体を用いた点灯の組み合わせや点滅パターンによる演出も可能である。これらの演出手段によっても抽選結果の予告を遊技者に報知できる。なお、乱数値や当選確率等に応じて演出方法を異ならせる構成とすると、当該演出方法を認識した遊技者は乱数値や当選確率等を推測することが可能になる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、可変入賞口の開放に備えて発射強度等の調整をする時間的余裕を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】基板と装置とを構成した接続例を示すブロック図である。
【図4】ゲート処理の手続きを示すフローチャートである。
【図5】開閉パターンの一例を示す図である。
【図6】図柄変動処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】液晶表示器での演出例を示す図である。
【符号の説明】
1 抽選手段
2 可動片
3 可変入賞口
4 予告演出手段
5 表示部
6 キャラクタ図柄
7 図柄変動
B 遊技球
12 パチンコ機(遊技機)
18 ランプ類(予告演出手段)
22 液晶表示器(予告演出手段)
22a 特定領域
24(24a,24b) 始動口(可変入賞口)
40 スピーカ(予告演出手段)
50 可動片(可動部材)
54 ゲートセンサ(検出器)
56 ゲート
C2 左図柄変動(図柄変動)
C4 中図柄変動(図柄変動)
C6 右図柄変動(図柄変動)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine that displays a symbol change when a gaming ball has won a variable winning opening.
[0002]
[Prior art]
In a pachinko machine which is one of the gaming machines, for example, when a pachinko ball passes through a gate, the symbol of a normal symbol starts changing with a 7-segment element. Thereafter, when a winning symbol (for example, “○” or the like) is displayed after a while, the movable piece of the starting port is changed from a state in which the pachinko ball does not easily win to a state in which it is easy to win as a “hit”. When a pachinko ball is awarded at the starting port, a special symbol starts to change on the liquid crystal display. A technique of notifying that a big hit symbol or a reach symbol is displayed while the special symbol is changing is disclosed in, for example, JP-A-2002-143471. According to this technique, the player can prepare for opening of the special winning opening to be performed after the jackpot. Since the opening period of the special winning opening is relatively long (for example, 30 seconds), it is not necessary to quickly adjust the firing intensity of the pachinko ball or the like in advance even if a notice is displayed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the opening period of the opening is often much shorter (for example, 0.5 seconds) than the opening period of the special winning opening, the firing intensity of the pachinko ball or the like is quickly adjusted after the hit symbol is displayed. But it's too late.
The present invention has been made in view of such a point, and has a configuration in which a time margin for adjusting the firing intensity and the like can be given in preparation for opening of a variable winning opening (the starting opening in the above-described example). The purpose is to provide a gaming machine.
[0004]
[Means for solving the problem 1]
Means 1 for solving the problem is as described in claim 1.
Here, the terms described in claim 1 are interpreted as follows. This interpretation applies to the other claims and the detailed description of the invention.
(1) “Symbol fluctuation” means that fluctuation is performed using a symbol group. The symbol group is composed of a plurality of substantially the same symbols or different symbols. The “design” includes, for example, characters (alphanumerics, kanji, etc.), symbols, codes, figures (eg, ○, ×, characters, etc.), special designs composed of video, etc., ordinary designs, decorative designs (background designs), etc. Or a still image, or a moving image such as an animation.
(2) The “display unit” may be almost the entire screen capable of displaying a symbol for one display (or display device, display body, or light-emitting body), or may be a part of the screen. Furthermore, the present invention is not limited to one display, and may be configured with two or more displays.
(3) "Direction" includes all means that can be transmitted through a transmission medium if it is possible to report the lottery result. For example, an effect by display on the display unit, an effect of emitting / flashing a luminous body, an effect of playing sound (voice, music, sound effect, etc.), an effect of vibrating a specific device or member, an effect of operating a movable body One or a combination of two or more effects is applicable. The transmission medium corresponds to, for example, a display unit, a light emitting body, an acoustic device, a vibrating body, a movable body, and the like. The relationship between the effect and the transmission medium is arbitrary, and a mode in which one effect is performed using a plurality of transmission media, a mode in which a plurality of effects are performed using one transmission medium, and a plurality of modes using a plurality of transmission media. There is a mode of performing an effect.
[0005]
According to the means 1, as schematically shown in FIG. 1, a lottery means 1 for performing a lottery, and a state in which a game ball B is hard to win based on a result of the lottery by the lottery means 1 (a closed state indicated by a two-dot chain line). , A variable winning
[0006]
[Means for solving the problem 2]
Means 2 for solving the problem is as described in claim 2.
According to the means 2, the notice effect means 4 effects the lottery result as a notice a predetermined time before the state of the variable winning
[0007]
[Means for solving the problem 3]
Means 3 for solving the problem is as described in
According to the
[0008]
[Means for solving the problem 4]
The
According to the
[0009]
[Means for solving the problem 5]
The
According to the
[0010]
Means for Solving the
The
According to the
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The present embodiment is an example in which the present invention is applied to a pachinko machine which is one of gaming machines, and will be described with reference to FIGS. Note that "stop" in the present embodiment is not limited to a completely stationary display, but includes a temporarily stationary display. That is, a display that moves in an arbitrary distance range in an arbitrary direction around the reference position (including actual rotation and pseudo rotation), a display that changes the size of the symbol itself without moving, It includes a display that performs both.
[0012]
First, FIG. 2 is a front view showing the appearance of the card unit 10 (CR unit) and the
The specific configuration and operation of the
[0013]
The
The starting
[0014]
The
[0015]
When the starting
[0016]
Below the
[0017]
Next, an example of connection of boards, devices, and the like configured to realize a pachinko game by the
[0018]
A
[0019]
The
[0020]
In addition to the above-described
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
In the
[0024]
The gate processing shown in the flowchart in FIG. 4 realizes the passage of the pachinko ball to the
As the random number read in step S12, one or both of a software random number using a counter or the like and a hardware random number using an oscillator or the like is used. For example, a random number RA for hit determination to determine whether or not a hit or a hit symbol to be determined and displayed after the symbol change is stopped (for example, a symbol pattern such as [XX] or [XX]). And a symbol random number RC for designating a display pattern from the start to the stop of the symbol change.
[0025]
When the reading of the various random numbers is completed, the result of the addition in which the number of reserves is increased is displayed on the reserve number display 58 [Step S14], and a payout command is issued to the
[0026]
After executing the above-described step S16, or when the pachinko ball does not pass through the
That is, the command including the random numbers read in step S12 (ie, the random number RA for winning determination, the random number RB for stopped symbol, the random number RC for symbol display) and the like are transmitted to the
[0027]
When the symbol change is completed, it is determined whether or not the current lottery result has been won (step S24). The
[0028]
FIG. 5 shows an example of an opening and closing pattern for opening and closing the
[0029]
The symbol variation process shown in the flowchart of FIG. 6 realizes control of symbol variation and the like displayed on the
[0030]
During the above-mentioned fluctuation period, when the effect condition is satisfied (YES in step S34), steps S36, S38, and S40 are executed to perform an effect for realizing a notice of the lottery result. The effect conditions can be arbitrarily set according to the model of
[0031]
The production is performed as follows as an example. That is, the character design corresponding to the lottery result or the like is displayed on the
These steps S36, S38, and S40 may be performed in one or more steps, but it is particularly effective to perform two or more steps in synchronization. For example, when the steps S36 and S40 are synchronized, when an animation in which the character design moves in accordance with the music is realized, the character design appears to be dancing. Similarly, if sound is output in accordance with the movement of the mouth of the character design, it appears that the character design is talking. When steps S38 and S40 are synchronized, if a voice is output in accordance with the countdown, the player can play the game while recognizing the countdown both visually and audibly.
[0032]
An effect example realized by executing each process shown in FIGS. 4 and 6 will be described with reference to FIGS. 4 and 5 and FIG. In this example, for the sake of simplicity, an effect by display performed on the
[0033]
If the pachinko ball has passed the
[0034]
After that, the production conditions such as the random number (for example, the random number RB for a stop symbol) included in the command being a predetermined value and the remaining time until the
If one or more of the display time, appearance count, facial expression, movement (gesture), and the like of the
[0035]
Then, when the fluctuation period has elapsed, as shown in FIG. 7 (C), the fluctuation of the symbol is stopped, the symbol is determined, and the result of the current lottery is notified [steps S44 and S46 in FIG. 6]. In this example, since the winning symbol (that is, symbol pattern [OO]) is displayed in the
[0036]
According to the above-described embodiment, the following effects can be obtained.
(1) A lottery is performed based on the random number read in response to the passage of the pachinko ball through the gate 56 {lottery means 1; see steps S10 and S12 in FIG. 4}. The 24
In this example, the lottery is performed when the pachinko ball passes through the
[0037]
(2) The lottery result is presented as a notice a predetermined time (5 seconds before in this example) before the state of the starting
[0038]
(3) A lottery result is announced by an effect of displaying a character pattern 72 (corresponding to the specific character pattern 6) imitating a crocodile as exemplified in FIG. See steps S34 and S36 in FIG. 6 and FIG. The notice form is not limited to the form in which the length of time for displaying the
[0039]
(4) The effect of a notice using the
[0040]
(5) Not only does the random number included in the command (eg, random number RA for determining a hit or the like) match one or two or more predetermined values, but also, for example, the liquid crystal display device is not operable until the reserved number reaches a predetermined number as a predetermined condition. It is possible to provide a notice at 22 (for example, notice effect means 4; see steps S34 and S36 in FIG. 6 and FIG. 7B). When the effect of the notice is performed for the first time after the predetermined condition is satisfied, the adjustment of the firing intensity and the like becomes easy. Therefore, since the player plays a game involving firing or the like, the operation rate of the
[0041]
(6) The numerical value of the starting
[0042]
[Other embodiments]
In the pachinko machine 12 (game machine) described above, the structure, shape, size, arrangement, operating conditions, and the like of the other parts are not limited to the above-described embodiment. For example, each of the following embodiments to which the above embodiment is applied can be implemented.
(1) In the above embodiment, the present invention is applied to the
[0043]
(2) In the above embodiment, the symbol variation is displayed in the
[0044]
(3) The announcement of the lottery result performed when the performance condition is satisfied is not limited to the display on the
[0045]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it is possible to allow time for adjusting the firing intensity and the like in preparation for opening of the variable winning opening.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing an outline of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the appearance of the pachinko machine.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a connection example in which a substrate and a device are configured.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a procedure of a gate process.
FIG. 5 is a diagram showing an example of an opening / closing pattern.
FIG. 6 is a flowchart showing a procedure of a symbol variation process.
FIG. 7 is a view showing an example of an effect on a liquid crystal display.
[Explanation of symbols]
1 lottery method
2 movable pieces
3 Variable winning openings
4 Notice production means
5 Display
6 character designs
7 Pattern fluctuation
B game ball
12 Pachinko machines (game machines)
18 Lamps (Preliminary production means)
22 Liquid crystal display (Preliminary notice production means)
22a Specific area
24 (24a, 24b) Starting opening (variable winning opening)
40 Speaker (Preliminary production means)
50 Movable piece (movable member)
54 Gate Sensor (Detector)
56 gates
C2 Left symbol change (Symbol change)
C4 Medium symbol fluctuation (Symbol fluctuation)
C6 Right symbol change (Symbol change)
Claims (3)
前記抽選手段による抽選が所定の抽選結果になったとき、当該抽選結果を予告として演出する予告演出手段を有する遊技機。Lottery means for performing a lottery, a variable winning opening that can be changed from a state in which game balls are hard to win to a state in which it is easy to win based on the result of the lottery by the lottery means, and an opportunity that a game ball wins in the variable winning opening. And a display unit for displaying a symbol change in the game machine,
When the lottery by the lottery means has a predetermined lottery result, a gaming machine having a notice effect means for producing the result of the lottery as a notice.
予告演出手段は、可変入賞口の状態を変化させる時よりも所定時間前に抽選結果を予告として演出する遊技機。The gaming machine according to claim 1,
The notice production means is a gaming machine that produces a lottery result as a notice a predetermined time before changing the state of the variable winning opening.
予告演出手段は、特定のキャラクタ図柄を表示部に表示する演出によって抽選結果を予告する遊技機。The gaming machine according to claim 1 or 2,
The announcement effect means is a gaming machine for announcing a lottery result by an effect of displaying a specific character pattern on a display unit.
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