JP2004007959A - 電子制御機器 - Google Patents

電子制御機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004007959A
JP2004007959A JP2003066673A JP2003066673A JP2004007959A JP 2004007959 A JP2004007959 A JP 2004007959A JP 2003066673 A JP2003066673 A JP 2003066673A JP 2003066673 A JP2003066673 A JP 2003066673A JP 2004007959 A JP2004007959 A JP 2004007959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic control
generator
mechanical energy
control device
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003066673A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsuchiya
土屋 和博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003066673A priority Critical patent/JP2004007959A/ja
Publication of JP2004007959A publication Critical patent/JP2004007959A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】電池等の電気的エネルギ源を不要にできて使い勝手を向上でき、電気的エネルギで作動される付加機能を駆動できる電気制御機器を提供すること。
【解決手段】電子制御機器である自動車型走行玩具は、機械的エネルギ貯蔵手段10と、機械的エネルギ貯蔵手段10に連結された輪列20によって駆動されて誘起電力を発生して電気的エネルギを供給する発電機30と、機械的エネルギで駆動されるタイヤなどの主駆動部と、電気的エネルギを利用して駆動される発光ダイオード等の付加機能部6A,6Bとを備える。電気的エネルギで作動される付加機能部6A,6Bを、機械的エネルギで駆動される発電機30からの電力で作動させているため、電池を不要にできて取り扱いを容易にできる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子制御機器に係り、特に玩具や時計などに利用できる電子制御機器に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、車や飛行機、船、ロボット、動物などの移動走行したり、腕や首を動かすからくり動作を行う玩具が知られている。
【0003】
これらの玩具は、その動力源として、通常、ゼンマイやゴムなどの機械的エネルギを用いたものと、一次電池や二次電池等の電気的エネルギを用いたものとに大別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電池を用いた玩具は、電池交換や充電が必要となるという問題があった。特に、玩具では移動するための駆動源としてモータを電池で駆動するために、電池の消耗時間が短く、電池交換の頻度も比較的多いために使い勝手が悪いという問題があった。
【0005】
一方、ゼンマイやゴム等の機械的エネルギを用いた玩具は、電池や充電が不要であるために取り扱いやすいという利点はあるが、これらの機械的エネルギのみを動力とする場合には、ランプを点滅させたりする電気的エネルギを利用した機能を付加することができず、単機能の玩具になってしまうという問題があった。
【0006】
このような問題は、玩具に限らず、掛時計・置時計などの携帯用でない時計(クロック)、携帯用時計(ウォッチ)、オルゴール、タイマーなどのゼンマイなどの機械的エネルギで駆動可能な主駆動部を有する各種機器においても同様であった。
【0007】
本発明の第1の目的は、電池などの電気的エネルギ源を不要にできて使い勝手を向上でき、かつ電気的エネルギで作動される付加機能を駆動できる電気制御機器を提供することにある。
【0008】
また、ゼンマイ等の機械的エネルギは、巻き上げた直後はバネ力(トルク)が大きく、ゼンマイでタイヤを回転させる車などは瞬発的にスピードがでるが、その後、急速にバネ力が低下するため、持続的に移動させることが難しく、短時間しか動作しないために飽きられやすいという問題があった。
【0009】
本発明の第2の目的は、前記第1の目的に加えて、動作持続時間を長くできる電気制御機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子制御機器は、機械的エネルギ源と、前記機械的エネルギ源に連結された輪列によって駆動され、誘起電力を発生して電気的エネルギを供給する発電機と、前記機械的エネルギ源で駆動される主駆動部と、前記電気的エネルギを利用して駆動される付加機能部とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
本発明では、ゼンマイやゴムなどの機械的エネルギ源で、主駆動部(例えば、ミニカー等の走行玩具であればタイヤ等)を駆動するとともに、発電機を駆動して電気的エネルギを発生させているので、電池を設けなくても、ランプなどの電気的エネルギで作動される付加機能を駆動できる。また、電池が不要なため、電池交換の手間を軽減でき、取り扱いを容易にできる。
【0012】
この際、付加機能部としては、前記電気的エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段を備えることが好ましい。
【0013】
回転制御手段で発電機の回転を制御すれば、発電機を駆動するゼンマイなどの機械的エネルギ源の開放スピードもコントロールでき、これにより動作持続時間を制御して長くすることができる。
【0014】
また、前記回転制御手段は、発電機の回転速度を検出する速度検出回路と、この速度検出回路で検出された速度に応じて前記発電機にブレーキを掛けて調速する調速回路とを備えることが好ましい。
【0015】
このような構成の回転制御手段を備えていれば、発電機の制御つまりは主駆動部の制御を高精度に行うことができ、例えば、各種時計のように、主駆動部が指針などの時刻表示装置であれば、指針の作動を高精度に制御できて正確な時刻表示を行う時計として十分に利用することができる。
【0016】
さらに、前記回転制御手段は、付加機能の動作を制御して発電機につながる電気回路の抵抗値を切り換えて発電機を調速する付加機能制御回路で構成されていてもよい。
【0017】
付加機能制御回路によって、発電機につながる電気回路の抵抗値を切り換えると、発電機に流れる電流の大きさが変化するため、発電機の回転速度を調整することができる。従って、それほど高精度の切り換えが不要な場合、例えば、玩具において、高速走行および低速走行の2段階に切り換えられればよく、実際の速度まで細かく制御する必要がない場合等に適用できる。また、このような構成の回転制御手段であれば、低コストで実現できる利点がある。
【0018】
また、前記発電機からの電気的エネルギを整流する整流回路と、この整流回路で整流された電流を蓄電する蓄電手段とを備えていてもよい。
【0019】
このような整流回路および蓄電手段を備えていれば、発電機からの交流電流を直流電流として蓄積でき、従来、電池で駆動されていたランプ、アラーム等の直流電圧駆動の各種付加機能をそのまま利用することができる。
【0020】
また、前記機械的エネルギ源は、機械的エネルギ入力手段と、機械的エネルギ貯蔵手段とで構成されていることが好ましい。
【0021】
ここで、前記機械的エネルギ貯蔵手段としては、ゼンマイ、ゴム、スプリング、重錘のいずれかであり、前記機械的エネルギ入力手段は、手巻き、位置エネルギ、気圧変化、風力、波力、水力、温度差のいずれかであることが好ましい。
【0022】
また、前記主駆動部は、時刻を表示する時刻表示装置で構成され、前記付加機能部は、時報を知らせる時報装置、カレンダ等の情報を表示する表示装置、目覚まし装置、振り子、秒などを点滅表示する点滅装置のうちの少なくとも1種類であることが好ましい。
【0023】
指針などの時刻表示装置を主駆動部として駆動すれば、電池交換が不要な時計を構成できる。また、発電機による電気的エネルギを利用して、電子ブザーや音源デバイスによってアラームやメロディを鳴らして知らせる時報や、カレンダ等を表示するLCD、LED、EL等の表示装置(ディスプレイ)、アラーム等による目覚まし装置、擬似的な振り子、点滅するランプによる秒表示などの各種付加機能を有する時計を構成できる。
【0024】
さらに、前記主駆動部は、電子制御機器を移動させる移動装置で構成され、前記付加機能部は、光、アラーム、からくり動作等の移動に関係しない付加機能を実現させる装置で構成されていてもよい。
【0025】
車のタイヤ、飛行機や船のプロペラ、ロボットや動物の足などの移動装置を主駆動部として駆動すれば、移動可能な玩具を構成できる。また、電気的エネルギによって、付加機能部、つまり車のヘッドライト、ロボットや動物の目等をランプで光らせたり、アラームによって音を出したり、ロボットの腕などをからくり動作させることで、様々な機能を有する玩具を構成できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1には、本発明の第1実施形態の電子制御機器である自動車型走行玩具1が示されている。
【0028】
自動車型走行玩具1は、図2,3にも示すように、機械的エネルギ源における機械的エネルギ貯蔵手段であるゼンマイ10等が取り付けられたシャーシ2と、シャーシ2に取り付けられる外装ボディ3とで構成されている。
【0029】
シャーシ2には、車軸4で連結された一対の主駆動部であるタイヤ5が回転自在に支持されている。タイヤ5は、ゼンマイ10から歯車21,22,23,24からなる増速輪列20を介して供給される機械的エネルギによって回転される。
【0030】
また、車軸4に固定された歯車24と噛み合う歯車23には、歯車25を介して歯車21と一体の歯車26が噛み合っており、タイヤ5を走行時とは反対側に回転させると、歯車24,23,25,26を介してゼンマイ10が巻き上げられるようになっている。従って、タイヤ5は、機械的エネルギ入力手段を兼用している。
【0031】
なお、歯車22および歯車25は、それぞれ軸が長孔部分で支持されて軸直交方向(図3の矢印方向)に移動可能とされている。このため、歯車22は、ゼンマイ10を巻き上げる際には、歯車21や歯車23との噛み合いが外れ、歯車25は、ゼンマイ10によってタイヤ5が回転されている際に歯車23や歯車26との噛み合いが外れるように構成されている。
【0032】
また、シャーシ2上には、2極あるいは多極の円盤状の磁石からなるロータ31とコイルブロック32とから構成される発電機(発電調速機)30が設けられている。コイルブロック32は、ステータ(コア、磁心)33にコイル34を巻線して構成されたものである。
【0033】
従って、発電機30は、増速輪列20を介してゼンマイ10によって駆動され、誘起電力を発生して電気的エネルギを供給する。この発電機30からの交流出力は、昇圧整流、全波整流、半波整流、トランジスタ整流等からなる整流回路35を通して昇圧、整流され、IC40に供給される。
【0034】
IC40には、図4にも示すように、昇圧回路41が設けられており、発電機30からの電流はコンデンサ等の蓄電手段(二次電源)36に充電される。また、IC40には、蓄電手段36からの電流で駆動される回転制御手段42と、付加機能制御回路43とが設けられている。
【0035】
回転制御手段42には、速度検出回路44、調速回路45および水晶振動子37を用いた発振回路46が設けられている。
【0036】
速度検出回路44は、発電機30から出力される発電波形からロータ31の回転速度を検出するようになっている。発振回路46は、時間標準源である水晶振動子37から出力される発振信号を、フリップフロップ等からなる分周回路によって一定周期まで分周し、基準信号として出力するように構成されている。
【0037】
調速回路45は、速度検出回路44で検出された発電機30の回転速度と、発振回路46からの基準信号とを比較し、発電機30の回転速度が速ければ発電機30の出力両端間を短絡したり、前記コイル34に流れる電流量を制御することで発電機30にブレーキを掛けて調速するように構成されている。
【0038】
なお、自動車型走行玩具1には、図示しないが前記発振回路46からの基準信号の周波数を変更可能な切換スイッチが設けられている。このスイッチを切り換えて、基準信号の周波数を変更することで、発電機30の回転速度つまりは自動車型走行玩具1の走行スピードやゼンマイ10の持続時間を複数段階に調整可能に構成されている。
【0039】
また、自動車型走行玩具1のルーフ上面に固定されたランプ6やヘッドライト7等には、付加機能として発光ダイオード6A,6Bなどのランプが組み込まれている。この付加機能である発光ダイオード6A,6Bは、付加機能制御回路43によってその点滅が制御されている。具体的には、蓄電手段36から各発光ダイオード6A,6Bに供給される電流を、前記発振回路46からの信号に応じて断続するスイッチを設けることで、点滅を制御している。なお、この各発光ダイオード6A,6Bは、鏡面仕上げされた仕切板6Cの両側に配置されているため、各発光ダイオード6A,6Bが交互に点滅することで、ランプ6が回転しているように見せることができる。
【0040】
このような本実施形態においては、例えば、自動車型走行玩具1を床に押しつけながら後方に移動することで、タイヤ5を回転させてゼンマイ10を巻き上げる。この際、車軸4の回転に伴い発電機30が発電し、この電気的エネルギによって回転制御手段42が動作し始める。
【0041】
その状態で、自動車型走行玩具1を手から離すと、巻き上げられたゼンマイ10からの機械的エネルギが増速輪列20を介して車軸4に伝達され、タイヤ5が回転して自動車型走行玩具1は前方に走り出す。
【0042】
また、車軸4の回転に伴い発電機30が発電し、この電気的エネルギによって回転制御手段42が動作し、発電機30の回転速度つまり自動車型走行玩具1の速度を調整する。同時に、蓄電手段(二次電源)42で動作する付加機能制御回路43により、各発光ダイオード6A,6Bが点滅し、自動車型走行玩具1はランプ6やヘッドライト7を点滅させながら走行する。
【0043】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
【0044】
1)発電機30で発電される電気的エネルギで、ランプ6やヘッドライト7のような付加機能(発光ダイオード6A,6B)を駆動できるので、電池を設けなくても、ランプなどの電気的エネルギで作動される付加機能を駆動できる。
【0045】
これにより、電池を不要にでき、電池交換の手間を軽減でき、自動車型走行玩具1の取り扱いを容易にできる。また、ゼンマイ10で駆動される玩具1に、電気的エネルギで駆動される付加機能を追加できるので、玩具1の楽しみ方を数倍に増やすことができる。
【0046】
2)発電機30の回転速度を制御する回転制御手段42を備えているので、自動車型走行玩具1の走行スピードを一定に維持することもできる。このため、発電機30を駆動するゼンマイ10の開放スピードもコントロールでき、自動車型走行玩具1の動作持続時間を制御して長くでき、ゼンマイ10の開放スピードをコントロールしない従来に比べて自動車型走行玩具1を長時間作動させて遊ぶことができる。
【0047】
3)回転制御手段42は、発電機30の回転速度つまり自動車型走行玩具1の走行速度を複数段階に切り換えることができるので、様々な速度で自動車型走行玩具1を動かすことができ、自動車型走行玩具1で数倍の楽しみ方ができる。
【0048】
また、速度を切り換え可能なため、外装ボディ3のみを交換してその外装ボディに応じた速度に設定することもでき、シャーシ2を共有化できてコストを低減できる。例えば、外装ボディ3として、スピードカータイプ、クラシックカータイプ、戦車タイプ、ロボットタイプ、犬や猫などの動物タイプなどを用意し、そのボディタイプに応じてスピードを設定することで、様々な走行玩具を低コストで提供することができる。また、玩具で遊ぶ子供などが、ボディ3を取り替えることもでき、より多くの遊び方を実現できる。
【0049】
4)回転制御手段42は、速度検出回路44、調速回路45、発振回路46を備えて構成されており、発電機30の回転速度を検出して基準信号と比較しているので、発電機30の速度を高精度に制御することができる。このため、ゼンマイ10の持続時間や、自動車型走行玩具1の速度を高精度に調整でき、例えば、基準時間や基準距離に対する移動タイムや移動距離の差を競うような高度な遊び方もでき、子供のみならず大人も楽しめる自動車型走行玩具1を提供できる。
【0050】
5)電池が不要なため、環境に配慮した玩具1にすることができる。また、電池代が不要なため、玩具1を使用するコストを抑えることができ、経済的な玩具1にできる。
【0051】
6)発電機30のロータ31は、機械的エネルギ入力手段であるタイヤ5の車軸4に固定されているため、ゼンマイ10を巻き上げている際にも発電することができる。このため、自動車型走行玩具1が走行を開始する前から回転制御手段42を作動させることができ、精度よく調速制御を行うことができる。
【0052】
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態において、前記各実施形態と同一または同様の構成部分には同一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
【0053】
本実施形態は、図5,6に示すように、ゴム動力式の模型飛行機100に本発明を適用したものである。
【0054】
模型飛行機100は、木製の胴体101と、竹ひごと和紙等で構成される主翼102および尾翼103と、機械的エネルギ源となるゴム104と、このゴム104で回転されるプラスチック製などのプロペラ105とを備えている。
【0055】
プロペラ105とゴム104とを連結するシャフト106には、図6に示すように、歯車111が固定されている。この歯車111には歯車112が噛み合っており、この歯車112にはロータ31が一体的に固定されている。
【0056】
ロータ31の周囲には、コイルブロック32が配置されている。このロータ31およびコイルブロック32からなる発電機30には、整流回路35を介して前記第1実施形態と同様のコンデンサ等の蓄電手段、IC40、発振回路が接続されている。
【0057】
なお、本実施形態においては、プロペラ105によって主駆動部および機械的エネルギ入力手段が構成され、ゴム104により機械的エネルギ貯蔵手段が構成されている。
【0058】
このような本実施形態において模型飛行機100を飛ばすには、まず、機械的エネルギ入力手段であるプロペラ105を手で回し、機械的エネルギ貯蔵手段であるゴム104を巻く。この際、発電機30も発電し、蓄電手段に充電されてIC40も作動する。また、IC40の回転制御手段42でロータ31つまりはプロペラ105の回転速度を設定しておく。
【0059】
そして、模型飛行機100を投げ出すと、ゴム104でプロペラ105が回転して模型飛行機100が飛行する。この際、プロペラ105の回転速度は、発電機30のロータ31の回転速度を制御することで調整されるため、プロペラ105は一定速度で回転する。そして、プロペラ105が回転するのに伴い、発電機30が発電し続け、付加機能としての回転制御手段42つまりIC40も作動し続ける。
【0060】
このような本実施形態によれば、前記実施形態の1〜6)と同様の作用効果を奏することができる。
【0061】
さらに、7)プロペラ105を一定速度で回転できるため、従来のように飛ばした初期にはバネ力が強くてプロペラが早く回転し、その後はバネ力が弱くてプロペラが遅く回転するようなことがなく、ゴム104の開放スピードをコントロールして持続時間を長くできるので、模型飛行機100を一定速度で長時間飛ばすことができる。
【0062】
その上、従来のように、プロペラ105の回転速度を調整できない場合には、強力なゴム104を用いるとプロペラ105の回転速度が速くなって持続時間が短いため、あまり強力なゴム104を用いることができなかったが、本実施形態では、プロペラ105の回転速度を制御できるため、強力なゴム104を用いることができて持続時間をより長くできる。
【0063】
8)回転制御手段42でプロペラ105の回転速度を複数段階に切り換えることもでき、この場合には、プロペラ105の回転速度を模型飛行機100を飛ばす場所の地形、風力などの環境に応じて最適な速度に設定することができる。例えば、風力が強い場合には、プロペラ105の回転速度を高くして模型飛行機100が一気に上昇できるように設定することなどができ、様々な楽しみ方で遊ぶことができる。
【0064】
9)各歯車111,112のギヤ比を適宜設定することで、プロペラ105の回転速度の設定範囲をより広げることができ、より深い楽しみ方ができる。
【0065】
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、図7,8に示すように、第2実施形態の模型飛行機100において、シャフト106に直接ロータ31を取り付けたものである。
【0066】
このような本実施形態の模型飛行機100においても、前記各実施形態の効果1)〜8)と同じ作用効果を奏することができる。
【0067】
10)さらに、歯車111,112を不要にできるので、軽量化および低コスト化を図ることができる。また、機械的エネルギを伝達する際に、歯車111,112があると伝達効率ロスが発生するが、本実施形態では歯車が無いために伝達ロスを少なくでき、機械的エネルギを効率的に利用することができる。
【0068】
次に本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の模型飛行機100は、図9に示すように、胴体101の前後方向の略中間部に第1の機械的エネルギ貯蔵手段である重錘(重り)120が配置されている。この重錘120は、胴体101に回転自在に支持された円筒状の糸コマ121に巻かれた糸122に取り付けられている。
【0069】
また、糸コマ121の回転軸121Aには、図示しないが、前記第2、3実施形態と同様に、ロータ31、コイルブロック32、整流回路35、IC40等からなる付加機能部としての回転制御手段42が設けられ、糸コマ121の回転速度を制御可能にされている。この回転軸121Aとプロペラ105のシャフト106間には、第2の機械的エネルギ貯蔵手段であるゴム104が掛け渡されている。
【0070】
また、糸コマ121の表面には、螺旋状の溝が形成されており、重錘120を巻き上げると重錘120が後方に移動し、巻きほどくと重錘120が前方に移動するように構成されている。そして、模型飛行機100の重錘120が無い状態での重心位置は、図9で重錘120が巻きほどかれた状態の位置に設定されている。
【0071】
なお、本実施形態では、プロペラ105によって主駆動部および機械的エネルギ入力手段が構成され、重錘120およびゴム104によって機械的エネルギ貯蔵手段が構成されている。
【0072】
このような本実施形態においては、プロペラ105を手で回すと、まずゴム104が巻かれ、ゴム104がいっぱいに巻かれると糸コマ121が回転して重錘120が巻き上げられる。
【0073】
プロペラ105から手を離して模型飛行機100を飛ばすと、図10に示すように、まずゴム104の動力でプロペラ105が回転する。この際、プロペラ105は速度制御されていないために急速に回転し、飛行機100も上昇する。しかも、重錘120が飛行機100の重心位置よりも後方にあるため、飛行機100はより一層上昇し易くなり、急速に上昇する。
【0074】
ゴム104が解けると、重錘120が巻きほどかれて糸コマ121が回転し、ゴム104を介してプロペラ105が回転する。この際、糸コマ121の回転に伴い発電機30で発電され、その電力で回転制御手段42が駆動される。
【0075】
従って、糸コマ121の回転速度は回転制御手段42で制御され、プロペラ105も一定速度で回転され、飛行機100は飛行を継続する。この際、重錘120は巻きほどかれるに従って前方に移動するため、飛行機100の重心位置に近づき、飛行機100は徐々に水平に近くなる。
【0076】
重錘120が完全に巻きほどかれると、プロペラ105を回す動力(機械的エネルギ)が切れ、飛行機100は無動力のグライダー飛行をする。この際、重錘120が飛行機100の重心に一致するため、最適なグライダー飛行を行う。
【0077】
このような本実施形態においても、前記各実施形態の効果1)〜10)と同様な作用効果を奏することができる。
【0078】
11)さらに、機械的エネルギ貯蔵手段としてゴム104、重錘120の2種類の蓄積手段を設けているので、各蓄積手段の特性を生かしてプロペラ105への機械的エネルギの供給を2段階で行うことができる。このため、エネルギ供給に変化を付けてより複雑な遊びを楽しむことができるとともに、長時間の飛行を実現することもできる。
【0079】
12)重錘120とゴム104との間に回転制御手段42を設けているので、飛行初期は速度調整されていないゴム104でプロペラ105を急速に回転させて飛行機100を上昇させることができるので、飛行機100の到達高度を高くでき、グライダー滑空時の滑空時間を長くすることができる。
【0080】
13)その上、糸コマ121に溝を形成することで、重錘120の位置を制御しているので、飛行開始時の飛行機100を上昇しやすくでき、飛行機100の到達高度をより高くでき、グライダー滑空時の滑空時間をより長くすることができる。
【0081】
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、図11に示すように、水上を走行する玩具であるボート200に本発明を適用したものである。
【0082】
ボート200には、主駆動部および機械的エネルギ入力手段であるスクリュー201が設けられ、ボート200の内部に延長されたスクリュー201のシャフト202には、機械的エネルギ貯蔵手段であるゴム104が取り付けられている。また、シャフト202には、直接ロータ31が取り付けられており、ロータ31の周囲にはコイルブロック32が配置されている。このロータ31およびコイルブロック32で構成される発電機30には、整流回路35を介してIC40が接続されている。
【0083】
なお、本実施形態においては、ボート200は水上で遊ばれるため、発電機30やIC40等が水に触れないように適宜な防水処理が施されている。
【0084】
このような本実施形態においても、前記各実施形態と同様な作用効果を奏することができる。
【0085】
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0086】
例えば、前記各実施形態では、速度検出回路44、調速回路45、発振回路46からなる回転制御手段42を設けることで、発電機30の回転をクオーツ時計並の精度で制御していたが、発電機30の調速精度が高くなくてよい場合には、図12に示すように、付加機能部としての回転制御手段42を設けずに、蓄電手段(二次電源)36からの直流電圧で駆動される他の付加機能、例えば、発光ダイオード6A,6B等の光表示装置、アラーム、各種のからくり動作など設け、付加機能制御回路43で制御してもよい。なお、付加機能制御回路43を発振回路46からの基準信号に基づいて各付加機能の動作タイミングなどを制御するようにすれば、単にランプを点灯させ続けるのではなく、点滅表示させたりすることができ、付加機能の動作をより複雑に楽しめるものにできる。
【0087】
また、図13に示すように、回転制御手段42および整流回路35、昇圧回路41、蓄電手段36を設けずに、付加機能制御回路43と交流電圧で動作する付加機能71,72とのみを設けてもよい。
【0088】
例えば、図14に示すように、発電機30に対して2つの発光ダイオード71,72を並列に接続し、発電機30からの交流出力の半周期毎に各発光ダイオード71,72が交互に点滅するようにすればよい。このようにすれば、各発光ダイオード71,72を、例えば、自動車の左右のヘッドライトにそれぞれ組み込めば、ヘッドライトを交互に点滅させることができる。また、各発光ダイオード71,72を、図1のようにルーフ上の緊急灯内に鏡を挟んで左右あるいは前後に配置すれば、各発光ダイオード71,72を交互に点滅させることで、ランプが回っているように見せることもでき、より遊びを楽しむことができる。
【0089】
さらに、図14に示すように、付加機能(発光ダイオード71,72)を複数組設けて、スイッチ73で切り換え可能に構成すれば、スイッチ73を切り換えることで、発電機30の回転速度を切り換えることができる。具体的には、スイッチ73を切り換えた時に発電機30につながる各回路の抵抗75〜77の抵抗値をそれぞれ変えておくことで、コイル34を流れる電流量も変わるために発電機30の回転速度つまりは各玩具1などの走行速度を抵抗75〜77の数だけ複数段階に設定可能にできる。これにより、簡易な調速制御を行うことができる回転制御手段42を複数の抵抗75〜77と、スイッチ73とで構成することができる。
【0090】
また、スイッチ73で切り換えられる各回路の各発光ダイオード71,72のの配置個所を変えたり、その色を例えば赤、青、緑などに変えておけば、スイッチ73の設定つまりは走行速度に応じて点滅する場所や色を変えることができる。これによって、例えば、パトカーや救急車のように、ルーフ上の緊急灯部分に赤色の各発光ダイオード71,72を配置し、他の場所に青、黄色、緑などの他の色の発光ダイオード71,72を配置し、赤の発光ダイオード71,72に接続される際に、最も速度が速くなるように抵抗値を設定すれば、緊急走行時と通常走行時とで設定を変えることで、走行速度や緊急灯の点滅などを切り換えることができ、より遊びを楽しむことができる。
【0091】
さらに、前記第2〜5実施形態においても、付加機能部として発光ダイオード等の回転制御手段42以外の付加機能部を設けてもよい。また、付加機能部としては、戦車の大砲等から抵抗加熱で煙を出す機構を設けてもよい。
【0092】
さらに、発電機30の回転速度の調速は限度があってある速度範囲に設定されるため、例えば、戦車などの玩具のようにより低速あるいは高速で調速する場合には、ロータ31を車軸4に設けずに、図2の一点鎖線で示すような増速輪列等を設け、その輪列部分にロータ31つまり発電機30を設けれるようにしてもよい。
【0093】
さらに、前記第4実施形態において、糸コマ121には溝が形成されていたが、飛行機100の重心位置の制御までは必要ない場合には、溝を形成せずに糸122を巻き取るようにしてもよい。
【0094】
前記図4,12における昇圧回路41は必ずしも必要なく、整流回路35から直接蓄電手段36に電流を供給するように構成してもよい。
【0095】
主駆動部としては、玩具などを移動させるタイヤ5やプロペラ105、スクリュー201に限らず、移動しない玩具において動かされる部分、例えば動物やロボットなどの腕や首等でもよい。
【0096】
また、前記各実施形態では、機械的エネルギ源の機械的エネルギ貯蔵手段として、ゼンマイ10、ゴム104、重錘120を用いていたが、スプリング(バネ)等の他の機械的エネルギ貯蔵手段を用いてもよい。
【0097】
さらに、機械的エネルギ入力手段としても、タイヤ5やプロペラ105、スクリュー201等の手巻きによる入力に限らず、位置エネルギを利用したものや、気圧変化を利用したもの、さらには風力、波力、水力、温度差などを利用したものでもよく、これらは実施にあたって適宜設定すればよい。また、前記各実施形態では、主駆動部であるタイヤ5やプロペラ105、スクリュー201を機械的エネルギ入力手段としていたが、これらの主駆動部とは別に、ゼンマイ10やゴム104等の機械的エネルギ貯蔵手段を巻き上げるための摘みやレバー等の専用の機械的エネルギ入力手段を設けてもよい。
【0098】
また、本発明は、前記実施形態のような各種玩具に適用するものに限らず、置き時計、クロック等の各種時計、携帯型時計、携帯型の血圧計、携帯電話機、ページャ、万歩計、電卓、携帯用パーソナルコンピュータ、電子手帳、携帯ラジオ等にも適用することができる。なお、時計に適用する場合には、付加機能としては、時報、具体的には時打ち、鳩時計において出入りする鳩などのからくり、アラーム、メロディー、他の各種からくりによる時報や、秒を光点滅で表示する機構、LCD(液晶表示装置)、LED(発光ダイオード)、EL(エレクトロルミネセンス)等のカレンダ等の各種情報を表示する表示装置、目覚まし機構、疑似的に動作する振り子等を設ければよい。
【0099】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の電子制御機器によれば、電池などの電気的エネルギ源を不要にできて使い勝手を向上でき、かつ電気的エネルギで作動される付加機能を駆動できるという効果がある。
【0100】
また、発電機の回転周期を制御する回転制御手段を設ければ、動作持続時間を長くできるという効果を付加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子制御機器である自動車型走行玩具を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の玩具のシャーシを示す平面図である。
【図3】第1実施形態の要部を示す概略図である。
【図4】第1実施形態の機能構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態における電子制御機器である模型飛行機を示す図である。
【図6】第2実施形態の要部を示す概略図である。
【図7】第3実施形態の要部を示す概略図である。
【図8】第3実施形態の要部を示す概略図である。
【図9】本発明の第4実施形態における電子制御機器である模型飛行機を示す図である。
【図10】第4実施形態の模型飛行機の飛行軌跡を示す図である。
【図11】本発明の第5実施形態における電子制御機器であるボートを示す図である。
【図12】本発明の変形例における機能構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の他の変形例における機能構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の他の変形例における付加機能部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電子制御機器である自動車型走行玩具
2 シャーシ
3 外装ボディ
4 車軸
5 主駆動部および機械的エネルギ入力手段であるタイヤ
6 付加機能部であるランプ
6A,6B 付加機能部である発光ダイオード
7 付加機能部であるヘッドライト
10 機械的エネルギ貯蔵手段であるゼンマイ
20 増速輪列
21〜26 歯車
30 発電機
31 ロータ
32 コイルブロック
33 ステータ
34 コイル
35 整流回路
36 蓄電手段
37 水晶振動子
40 IC
41 昇圧回路
42 回転制御手段
43 付加機能制御回路
44 速度検出回路
45 調速回路
46 発振回路
71,72 付加機能部である発光ダイオード
73 付加機能制御回路であるスイッチ
75〜77 抵抗
100 電子制御機器である模型飛行機
101 胴体
102 主翼
103 尾翼
104 機械的エネルギ貯蔵手段であるゴム
105 主駆動部および機械的エネルギ入力手段であるプロペラ
106 シャフト
111,112 歯車
120 機械的エネルギ貯蔵手段である重錘
121A 回転軸
121 糸コマ
122 糸
200 電子制御機器であるボート
201 主駆動部および機械的エネルギ入力手段であるスクリュー
202 シャフト

Claims (10)

  1. 機械的エネルギ源と、前記機械的エネルギ源に連結された輪列によって駆動され、誘起電力を発生して電気的エネルギを供給する発電機と、前記機械的エネルギ源で駆動される主駆動部と、前記電気的エネルギを利用して駆動される付加機能部とを備えることを特徴とする電子制御機器。
  2. 請求項1に記載の電子制御機器において、前記付加機能部は、前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段を備えることを特徴とする電子制御機器。
  3. 請求項2に記載の電子制御機器において、前記付加機能部は、回転制御手段の他に、前記電気的エネルギで駆動される他の付加機能を備えることを特徴とする電子制御機器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電子制御機器において、前記回転制御手段は、発電機の回転速度を検出する速度検出回路と、この速度検出回路で検出された速度に応じて前記発電機にブレーキを掛けて調速する調速回路とを備えることを特徴とする電子制御機器。
  5. 請求項2または請求項3に記載の電子制御機器において、前記回転制御手段は、付加機能の動作を制御して発電機につながる電気回路の抵抗値を切り換えて発電機を調速する付加機能制御回路で構成されていることを特徴とする電子制御機器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電子制御機器において、前記発電機からの電気的エネルギを整流する整流回路と、この整流回路で整流された電流を蓄電する蓄電手段とを備えることを特徴とする電子制御機器。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電子制御機器において、前記機械的エネルギ源は、機械的エネルギ入力手段と、機械的エネルギ貯蔵手段とで構成されていることを特徴とする電子制御機器。
  8. 請求項7に記載の電子制御機器において、
    前記機械的エネルギ貯蔵手段は、ゼンマイ、ゴム、スプリング、重錘のいずれかであり、
    前記機械的エネルギ入力手段は、手巻き、位置エネルギ、気圧変化、風力、波力、水力、温度差のいずれかであることを特徴とする電子制御機器。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の電子制御機器において、前記主駆動部は、時刻を表示する時刻表示装置で構成され、前記付加機能部は、時報を知らせる時報装置、カレンダ等の情報を表示する表示装置、目覚まし装置、振り子、秒などを点滅表示する点滅装置のうちの少なくとも1種類であることを特徴とする電子制御機器。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の電子制御機器において、前記主駆動部は、電子制御機器を移動させる移動装置で構成され、前記付加機能部は、光、アラーム、からくり動作等の移動に関係しない付加機能を実現させる装置で構成されていることを特徴とする電子制御機器。
JP2003066673A 2003-03-12 2003-03-12 電子制御機器 Withdrawn JP2004007959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003066673A JP2004007959A (ja) 2003-03-12 2003-03-12 電子制御機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003066673A JP2004007959A (ja) 2003-03-12 2003-03-12 電子制御機器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10345533A Division JP2000175499A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 電子制御機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004007959A true JP2004007959A (ja) 2004-01-08

Family

ID=30437898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003066673A Withdrawn JP2004007959A (ja) 2003-03-12 2003-03-12 電子制御機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004007959A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101162691B1 (ko) 2007-05-25 2012-07-05 도요타 모터 엔지니어링 앤드 매뉴팩쳐링 노스 아메리카, 인코포레이티드 에너지 효율적 로봇 시스템
JP2012239806A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Nikko:Kk ゼンマイ動力式無線操縦玩具
JP2014176755A (ja) * 2014-06-30 2014-09-25 Agatsuma:Kk 乗用玩具
WO2018140898A1 (en) * 2017-01-27 2018-08-02 Traxxas Lp Cruise control system for a model vehicle
CN110456629A (zh) * 2019-08-13 2019-11-15 深圳市乐业科技有限公司 一种具有调节功能的节能型gps智能手表
CN113646189A (zh) * 2019-03-27 2021-11-12 大陆汽车有限公司 用于管控车轮单元的控制模块的功能激活的方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101162691B1 (ko) 2007-05-25 2012-07-05 도요타 모터 엔지니어링 앤드 매뉴팩쳐링 노스 아메리카, 인코포레이티드 에너지 효율적 로봇 시스템
JP2012239806A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Nikko:Kk ゼンマイ動力式無線操縦玩具
JP2014176755A (ja) * 2014-06-30 2014-09-25 Agatsuma:Kk 乗用玩具
WO2018140898A1 (en) * 2017-01-27 2018-08-02 Traxxas Lp Cruise control system for a model vehicle
CN113646189A (zh) * 2019-03-27 2021-11-12 大陆汽车有限公司 用于管控车轮单元的控制模块的功能激活的方法
CN110456629A (zh) * 2019-08-13 2019-11-15 深圳市乐业科技有限公司 一种具有调节功能的节能型gps智能手表

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8616933B2 (en) Dynamo powered toy
CN106255536B (zh) 玩具滑板
US7361074B1 (en) Rotating light toy
US6171171B1 (en) Toy vehicle having light conductive body
US20090053969A1 (en) Interactive Toy Unicorn
US20040092208A1 (en) Remotely controlled toy vehicles with light(s)
WO2006056120A1 (fr) Dispositif d'eclairage
JP2004007959A (ja) 電子制御機器
JP2004520914A (ja) 回転物体のためのライティングシステム
WO2013127165A1 (zh) 手表
JP2000175499A (ja) 電子制御機器
GB1269752A (en) Animated toy
US3462880A (en) Wheeled toy novelty
CN204932846U (zh) 电动玩具火车
JP2004283476A (ja) 手動発電玩具
CN219558701U (zh) 一种带有吹泡泡功能的飞行玩具
JP2012239806A (ja) ゼンマイ動力式無線操縦玩具
CN212467131U (zh) 一种红外遥控翻转机器狗
CN215822356U (zh) 一种可线控动力的单电机双螺旋桨安全飞行玩具
JP3240756U (ja) 防水充電式多機能メトローム
CN207635203U (zh) 一种玩具爆闪警灯
CN208711009U (zh) 一种人形机器人控制驱动积木块组装装置及其控制系统
CN209575769U (zh) 跳跳球玩具
CN212087577U (zh) 一种激光权杖
CN201186163Y (zh) 手动发电机驱动的娱乐装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060207