JP2004007558A - 光クロスコネクトを用いた光通信網及びその処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信側の光クロスコネクト(OXC)は送信信号の伝送速度に対応する伝送率を決定し、外伝送率によって光受信機と光送信機の安定化を行う。さらに、送信側のOXCと受信側のOXCとの間のOXCへ伝送率を提供して安定化を行い、OXCの各々が受信する光信号の伝送速度を検出して伝送速度を変換するのに要する時間を減少させる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信網におけるノード間の通信時間短縮装置及び方法に係り、特に、各ノードにおける処理時間を短縮する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、超高速インターネットサービス及び各種マルチメディアサービスに対する要求が急激に増加している。このような要求を効率的に満足するためには、音声、データのみならず映像及び画像情報の円滑な伝送を支援する新たなサービスを適用した広帯域通信網を提供することが必要である。かかる各種サービスを統合するために広帯域統合デジタル通信網(B−ISDN:broadband integrated services digital network)が提供されている。加えて、音声、データ及び映像情報などの円滑な伝送のために伝送容量と無線到達距離(radio range)を考慮して高周波数帯域であるミリメート波長帯域が要求されている。このような要求を満足するために、一般的に光通信網が提案されている。この光通信網では、各ノードが光ケーブルを通じてそれぞれ接続され、そのノード間を光信号が伝送する。
【0003】
かかる光通信網では各種伝送技術が用いられるが、その代表的なものに波長分割多重化(Wavelength Division Multiplexing:WDM)方式がある。WDM方式は、光ファイバの低損失波長帯域を多数の狭チャンネル波長帯域に分割し、入力チャンネルの各々に対して一つのチャンネル波長帯域を割当て、この割当てられた波長帯域を通じて入力チャネル信号を同時に伝送する方式である。したがって、WDM方式は、各チャンネル波長帯域が伝送データの形式に関わらない相互独立的なものであるため、アナログ信号とディジタル信号を同時に伝送することができる。さらに、相異なる伝送率の信号を伝送できるという長所もある。WDM方式は優れた拡張性及び透過性などを持つので、今後はより広く活用されると予想される。
【0004】
一方、WDM方式を使用する光通信網では、光信号を多数の加入者に切替える光クロスコネクト(Optical Cross−Connect:OXC)装置と呼ばれる所定の装置が要求される。OXC装置は運営者の要求や障害復旧のために、受信する光信号をクロスコネクト(cross−connect)する。また、OXC装置は、受信する監視制御信号により各チャンネルの状態及び光信号の品質などに対する情報を監視(inspection)し、他のノードへ情報を伝送する。特に、OXC装置の監視及びクロスコネクト機能は迅速な障害復旧のために高速で実行される必要がある。さらに、低入力損失、低光干渉及び低コスト化も要求される。
【0005】
OXC装置は透過性(transparency)の可否によって電光(electro−optic)OXC装置とオペーク(opaque)OXC装置に分けられる。オペークOXC装置は価格と波長変化の点で電光OXC装置よりも優れている。しかし、オペークOXC装置は透過性がないため、伝送信号の伝送速度を自動的に検出して、伝送信号に変換する光送信機及び光受信機を使用する。
【0006】
図1は従来のオペークOXC装置を使用する光通信網の特定区間で障害発生による回線切替えを示した図である。図1において、ノード(Node)B100は送信側を、ノードC101は受信側を示し、ノードB100とノードC101との間の経路102で障害が発生する場合を仮定している。図1に示したノードはオペークOXC装置を示す。さらに、後述する説明では伝送速度自動変換のために光受信機及び光送信機で行う過程を安定化過程(stabilizing process)と称する。
【0007】
図1を参照すれば、各ノードは、隣接する他のノードと所定波長を用いて、信号を送信及び受信する。例えば、ノードB100は波長λ31を用いてノードC101へ信号を送信し、波長λ21を用いてノードC101からの信号を受信する。さらに、ノードB100は波長λ21を用いてノードD103へ信号を送信し、波長λ21を用いてノードD103からの信号を受信する。この際、送信経路と受信経路は分離されているので、同じ波長を使用しても相互干渉は発生しない。したがって、正常状態(normal state)で、ノードC101へ伝送される送信信号がノードB100に入力されると、ノードB100は波長λ31を用いて伝送信号をWDM方式で変調してノードC101へその伝送信号を送信する。ノードC101はこれを受信して復調し、復調信号を受信信号として出力する。この場合、送信信号はノードB100を形成するチャネルカード(channel cards)のうち、特定のチャネルカードに入力され、受信信号はノードC101を形成するチャネルカードのうち、特定のチャネルカードを通じて出力される。
【0008】
しかし、ノードB100とノードC101との間の障害発生による回線切替えが要求されると、ノードB100は所定の経路指定テーブル(routing table)によって新たな経路104を設定する。図1に示したように、新たな経路104はノードD103を通じてノードC101に連結される。この場合、ノードB100とノードD103との間には新たな波長λ22が使用され、ノードD103とノードC101との間には新たな波長λ33が使用される。新たな波長は既存波長と干渉のない波長が選択される。
【0009】
図2は図1に示したノードB100とノードC101の正常状態における信号処理の流れを示した図である。
【0010】
図2を参照すれば、送信信号(TRANSMISSION SIGNAL)200はノードB100内の所定の光受信機に入力される。所定の光受信機は、自動伝送速度変換機能により入力された送信信号の伝送速度を測定し、この測定伝送速度に対して安定化過程201(Rx STABILIZING PROCESS)を実行する。安定化過程は測定伝送速度に基づいて信号を処理するために要求される環境を設定する過程である。図2では、光受信機が安定化過程を実行するのに要する時間を“所要時間A(TURNAROUND TIME A)”と定義する。一方、安定化過程が完了すると、光送信機は入力された送信信号を電気信号に変換し、これをスイッチ202(SWITCHING)に提供する。スイッチは、ノードB100全体の動作を制御する制御部(Main Control Unit:MCU)203からの制御に従い、電気信号を所定の光送信機へ転送する。MCU203の制御による電気信号のスイッチング動作202は処理速度が高速なので、図2ではその所要時間を別途に図示していない。所定の光送信機は、スイッチング動作を通じて提供された電気信号の伝送速度を測定し、この測定伝送速度に対して安定化過程204(Tx STABILIZING PROCESS)を実行する。この安定化過程は測定伝送速度に基づいて信号を処理するために要求される環境を設定する過程である。図2では、光送信機が安定化過程を実行するのに要する時間を“所要時間B(TURNAROUND TIME B)”と定義する。一方、安定化過程が完了すると、光送信機は電気信号を光信号に変換してノードC101に伝送する。したがって、ノードB100からノードC101へ光信号を伝送するのにかかる総所要時間は“所要時間A+所要時間B”と定義される。
【0011】
一方、ノードB100から伝送された光信号はノードC101の所定の光受信機で受信される。図2では、光信号がノードB100からノードC101へ伝送されるのにかかる所要時間205を“伝送所要時間C(TRANSMISSION TURNAROUNDTIME C)”と定義している。ノードC101は上述したノードB100での動作と同様の動作によって受信した光信号を処理する。したがって、ノードC101が光信号を処理して受信信号(RECEIVING SIGNAL)206として出力するのに要する時間はノードB100での所要時間と同じである。すなわち、ノードC101でも“所要時間A+所要時間B”だけの時間がかかる。
【0012】
したがって、正常状態で、送信信号をノードB100からノードC101へ伝送するために要求される総所要時間、すなわち、正常に信号を伝送するために要求される総安定化時間は“2(A+B)+C”となる。
【0013】
図3は図1に示したノードB100とノードC101との間の障害発生により切替えが要求される場合の信号処理の流れを示した図である。
【0014】
図3を参照すれば、ノードB100はノードC101への経路上で障害が発生すると、迂回経路への切替えを行う。迂回経路としてはノードD103を経由してノードC101に接続する経路104が使用される。したがって、ノードB100内の所定の光受信機は自動伝送速度変換機能によって入力される送信信号の伝送速度を測定し、この測定伝送速度に対して安定化過程300を行う。図3では、光受信機が安定化過程を行うのにかかる時間300を“所要時間A”と定義する。一方、安定化過程が完了すると、光送信機は入力された送信信号を電気信号に変換し、これをスイッチ301に提供する。スイッチによりスイッチングされた電気信号は、切替えられた新たな経路を有するノードD103に対応する光送信機に入力される。この場合、スイッチのスイッチング動作301はMCU302の制御によって行われる。光送信機はスイッチング動作301を通じて提供された電気信号の伝送速度を測定し、この測定伝送速度に対して安定化過程を行う。この場合、安定化過程を通じてノードD103へ信号を伝送するための新たな波長λ22が決定される。図3では、光送信機が安定化過程を行うのにかかる時間303を“所要時間B”と定義する。一方、安定化過程が完了すると、光送信機は電気信号を波長λ22を用いて光信号に変換しノードD103へ伝送する。
【0015】
ノードB100から伝送された光信号はノードD103の所定の光受信機で受信される。この場合、特に説明はしてないが、ノードB100からノードD103に障害による回線切替えが既に通報された状態である。したがって、ノードD103は所定の経路指定テーブルによってノードB100からの光信号をノードC101へ伝送することを決定し、ノードC101への伝送のための波長λ33を決定する。その後、ノードB100から伝送された光信号はノードD103の所定の光受信機に送られ、この光受信機は所定の安定化過程を通じて光信号を電気信号に変換する。所要時間305は受信安定化のために要求される“所要時間A”となる。変換された電気信号はスイッチ306に入力され、ノードD103のMCU307によって制御されるスイッチにより所定の光送信機にスイッチングされる306。スイッチングされる光送信機は最終送信端に該当するノードC101に対応する。光送信機は所定の安定化過程を通じて電気信号を光信号に変換しノードB100へ伝送する。この場合、光送信機で所定の安定化過程を実行するために要する時間308は“所要時間B”となり、光信号をノードC101へ伝送するために決定された波長λ33が使用される。
【0016】
ノードD103から伝送された光信号はノードC101で受信される。ノードC101の所定の光受信機は所定の安定化過程309を通じて光信号を電気信号に変換した後、これをスイッチへ提供する。所定の安定化過程を実行するためには、上述した他のノードの光受信機による安定化過程を実行するために要する“所要時間A”が要求される。所定の光受信機によって変換された電気信号はノードC101のMCU311からの制御によるスイッチのスイッチング動作310によって所定の光送信機へ提供される。光送信機も所定の安定化過程312を通じて電気信号を光信号に変換して受信信号313として出力する。この場合、光送信機で安定化過程を実行するために、他の光送信機で安定化過程を実行するために要求されるのと同様の“所要時間B”が要求される。
【0017】
一方、図3では、ノードB100からノードD103へ光信号を伝送するのに要する時間と、ノードD103からノードC101へ光信号を伝送するのに要する時間と、をそれぞれ“伝送所要時間C”として定義する。
【0018】
したがって、障害による経路切替えが発生すると、ノードB100からノードC101へ送信信号を伝送するために要求される総所要時間、すなわち、切替えによる総安定化時間は“3(A+B)+2C”となる。
【0019】
上述したように、従来のオペークOXC装置における光受信機と光送信機は入力される信号の伝送速度を自動的に検出して変換する機能を備えている。この場合、オペークOXC装置の問題点は光送信機及び光受信機で伝送速度自動変換による時間遅延が発生することにある。特に、使用回線の障害発生により回線を切替える場合、伝送速度自動変換による時間遅延によって復旧時間が増加する。これは、経由ノードが増加するほど、送信側から受信側までの伝送遅延時間も増加するといった問題がある。したがって、このような問題を解決するためには時間遅延を減少させる必要がある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、オペーク光クロスコネクトで伝送速度自動変換による時間遅延を減少させる装置を用いた光通信網及びその方法を提供することにある。
【0021】
本発明の他の目的は、オペーク光クロスコネクトで回線切替えによる復旧時間を減少させる装置を用いた光通信網及びその方法を提供することにある。
【0022】
さらに、本発明の他の目的は、送信側の光クロスコネクトから伝送速度自動変換による情報を、光通信網を構成する他の光クロスコネクトへ伝送することにより、各光クロスコネクトで伝送速度自動変換のために要する時間を減少させる装置を用いた光通信網及びその方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の第1側面によれば、複数の光受信機と光送信機を備える複数の光クロスコネクト(optical cross−connect:OXC)の各々が光回線を通じて接続された光通信網で送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに信号を伝送するための安定化方法は、入力される信号の伝送速度に対応する伝送率を決定する過程と、入力される信号を電気信号に変換する所定の光受信機と電気信号を光信号に変換する所定の光送信機とを決定された伝送率を用いて安定化する過程と、を含むことを特徴とする。
【0024】
この方法では、光回線を通じて複数の光クロスコネクトに直接接続された複数の光クロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、送信側の光クロスコネクトから決定された伝送率を伝送する過程をさらに含むとよい。
【0025】
また、この方法では、受信側の光クロスコネクトと、送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに信号が伝送される経路に存在する中継光クロスコネクトとが、送信側の光クロスコネクトから提供される伝送率を受信し、該受信した伝送率を安定化のための伝送率として決定するようにするとよい。
【0026】
さらに、この方法では、送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトへの信号伝送経路で障害が発生すると、送信側の光クロスコネクトは切替え信号を隣接光クロスコネクトに伝送することで、新たな経路への切替えを行う過程と、新たな経路に存在する光クロスコネクトが伝送された切替え信号に応答し送信側の光クロスコネクトから伝送された伝送率を用いて所定の光受信機と所定の光送信機の安定化を行う過程と、をさらに含むと好ましい。
【0027】
前述の目的を達成するための本発明の第2側面によれば、複数の光クロスコネクトの各々が光回線を通じて接続され、送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに信号を伝送する光通信網は、光回線を通じて複数の光クロスコネクトに直接接続された複数の光クロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、入力される光信号の伝送速度に対応する伝送率から決定された伝送率を伝送し、決定された伝送率を用いて入力される光信号を電気信号に変換するための安定化と電気信号を光信号に変換するための安定化とを決定された伝送率を用いて行う送信側の光クロスコネクトと、送信側の光クロスコネクトから伝送される伝送率を受信し、この受信した伝送率を用いて入力される光信号に対応する安定化と出力される光信号に対応する安定化とを行う受信側の光クロスコネクトと、送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに伝送される出力光信号の伝送経路に存在する中継光クロスコネクトと、を含むことを特徴とする。
【0028】
この光通信網における送信側の光クロスコネクトは、入力される光信号の伝送速度に対応する伝送率を決定する制御部と、制御部から決定された伝送率を用いて安定化を行った後、入力される光信号を電気信号に変換してそれぞれ出力する複数の光受信機と、複数の光受信機からの電気信号を制御部の制御によってスイッチングするクロスコネクトスイッチと、複数の光受信機と同一の時点で制御部から決定された伝送率を用いて安定化を行い、クロスコネクトスイッチからスイッチングされた電気信号を光信号に変換する複数の第1光送信機と、制御部で決定された伝送率を貯蔵するデュアルポートメモリと、デュアルポートメモリに貯蔵された伝送率を読み出して出力する複数のチャネル管理部と、複数のチャネル管理部からの伝送率を光信号に変換する複数の第2光送信機と、第1光送信機及び第2光送信機からの光信号を多重化して中継光クロスコネクト又は受信側の光クロスコネクトのうちのいずれか一つに伝送する多重化器と、を含むようにすると好ましい。
【0029】
中継光クロスコネクト及び受信側の光クロスコネクトは、所定の伝送率を用いて安定化を行い、入力される光信号を電気信号に変換する複数の光受信機と、複数の光受信機のうちの一部の光受信機によって変換された電気信号を受信し、これをデュアルポートメモリに貯蔵する複数の第1チャネル管理部と、デュアルポートメモリから伝送率を読み出し、該伝送率を複数の光受信機、複数の第1光送信機及び第2光送信機に出力する制御部と、光受信機からの電気信号を制御部の制御によってスイッチングするクロスコネクトスイッチと、光受信機と同一の時点で制御部からの伝送率を用いて安定化を行い、クロスコネクトスイッチからスイッチングされた電気信号を光信号に変換する複数の第1光送信機と、デュアルポートメモリに貯蔵された伝送率を読み出して出力する複数の第2チャネル管理部と、複数の第2チャネル管理部からデュアルポートメモリに貯蔵された伝送率を光信号に変換する複数の第2光送信機と、第1光送信機及び第2光送信機からの光信号を多重化して出力する多重化器と、を含むとなお好ましい。
【0030】
前述の目的を達成するための本発明の第3側面によれば、複数の光受信機と光送信機を備える複数の光クロスコネクトの各々が複数の光回線を通じて接続された光通信網で送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトへの所定の光回線を通じて信号を伝送する場合に光回線の障害が発生し新たな光回線に切替える方法は、送信側の光クロスコネクトが入力される信号の伝送速度に対応する伝送率を決定して、この伝送率を隣接光クロスコネクトに伝送する過程と、障害発生による新たな回線への切替えが要求されると送信側の光クロスコネクトが、光回線を通じて複数の光クロスコネクトに直接連結された複数のクロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、切り替え信号を伝送する過程と、新たな回線に対応する経路に存在する光クロスコネクトのうち少なくとも一つと受信側の光クロスコネクトが切替え信号に応答して送信側の光クロスコネクトから提供された伝送率を用いて新たな回線への切替えによる所定の光受信機と所定の光送信機の安定化を行う過程とを含むことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0032】
本発明によれば、送信側の光クロスコネクトから送信しようとする信号の伝送速度に対応する伝送率を決定し、これを隣接した光クロスコネクトへ伝送する。したがって、光通信網を構成するすべての光クロスコネクトへ伝送率が提供され、送信信号を受信側の光クロスコネクトまで伝送する経路上に存在する光クロスコネクトが伝送率を用いて同時に伝送速度自動変換による安定化過程を行う。
【0033】
本発明の一実施例による光クロスコネクトの構成は図6に示した通りである。図6に示した光クロスコネクト(OXC装置)は光通信網を構成するノードに対応する。さらに、図6に示したOXC装置の構成は光信号の伝送経路上に存在する中継ノードの構成を示す。送信側のノードには光受信機(図示せず)が追加され、受信側のノードには光送信機(図示せず)が追加される。すなわち、送信側のノードには隣接ノードではない外部からの光信号を受信するための光受信機が追加され、受信側のノードには隣接ノードではない外部へ光信号を出力する光送信機が追加される。
【0034】
図6を参照すれば、隣接ノードからの光信号(OPTICAL SIGNAL)を受信する逆多重化器(DE−MUX)610,612,614は光信号を制御光信号とデータ光信号に分離する。制御光信号は障害による経路の切替えを知らせる切替え信号と伝送速度自動変換のために要求される伝送率情報を含む。図6をノードB100の構成と仮定するとき、ノードA105からの光信号は逆多重化器610へ入力され、ノードC101からの光信号は逆多重化器612へ入力され、ノードD103からの光信号は逆多重化器614へ入力される。逆多重化器610,612,614の各々によって分離された制御光信号は対応する光受信機622,628,634へ提供される。逆多重化器610,612,614の各々から分離されたデータ光信号は対応する逆多重化器616,618,620へ提供される。逆多重化器616は逆多重化器610によって分離されたデータ光信号を受信し、これを複数の光受信機624,626に分配する。逆多重化器618は逆多重化器612によって分離されたデータ光信号を受信し、これを複数の光受信機630,632に分配する。逆多重化器620は逆多重化器614によって分離されたデータ光信号を受信し、これを複数の光受信機636,638に分配する。制御光信号を受信する光受信機622,628,634の各々は入力された制御光信号を電気信号に変換し、この変換された制御情報(CONTROL INFORMATION))(電気信号(ELECTRICAL SIGNAL))を対応するチャネル管理部(Supervisor Channel Unit:SCU)640,642,644へ提供する。SCU640,642,644の各々は制御情報(電気信号)をデュアルポートメモリ(DUAL PORT MEMORY)648に記録する。一方、データ光信号を受信する光受信機624,626,630,632,636,638の各々は入力されたデータ光信号を電気信号に変換し、この変換されたデータ信号(DATA SIGNAL)(電気信号)をクロスコネクトスイッチ(CROSS−CONNECT SWITCH)646へ入力する。この場合、光受信機624,626,630,632,636,638の各々は入力されるデータ光信号の伝送速度に対応して伝送速度自動変換動作を行う。伝送速度自動変換動作は制御部(MAIN CONTROL UNIT:MCU)650から提供されるセッティング信号(SETTING SIGNAL)によって行われる。すなわち、受信光信号の伝送速度を測定した後、その伝送速度に基づいて安定化過程を実行する従来の方法とは相異なる。
【0035】
制御部650は受信及び送信する光信号の伝送速度を自動変換するために要求される情報を有するセッティング信号を出力する。伝送速度を自動変換するための情報としては伝送率情報が使用される。該当ノードが中継ノード又は受信側のノードである場合は伝送率が隣接ノードから提供され、該当ノードが送信側のノードである場合は送信信号の伝送速度に対応して制御部650が伝送率を決定する。隣接ノードからの伝送率はSCU640,642,644によってデュアルポートメモリ648に記録された制御情報を通じて確認することができる。制御部650は、伝送率と障害による切替えを知らせる切替え信号とをデュアルポートメモリ648に貯蔵し、SCU652,654,656が送信のためにその伝送率と切替え信号を読み出すことができるようにする。また、制御部650は光受信機624,626,630,632,636,638の各々からのデータ信号(電気信号)が対応する光受信機へ入力されるようにスイッチング制御信号を出力する。
【0036】
クロスコネクトスイッチ646は制御部650からのスイッチング制御信号によって光受信機624,626,630,632,636,638の各々から入力されるデータ信号(電気信号)をスイッチングする。スイッチング動作はデータ信号(電気信号)を所望のノードへ伝送するように行われる。
【0037】
SCU652,654,656は、デュアルポートメモリ648にアクセスし、デュアルポートメモリ648から読み出した制御情報(電気信号)を対応する光送信機658,664,670へ提供する。光送信機658,664,670は対応するSCU652,654,656から提供される制御情報(電気信号)を光信号に変換して出力する。この場合、制御情報は上述したように切替え信号と伝送率を含む。その他の光送信機660,662,666,668,672,674は制御部650から提供されるセッティング信号によって送信のための安定化過程を行う。安定化過程が完了すると、光送信機660,662,666,668,672,674はクロスコネクトスイッチ646から提供されるデータ信号(電気信号)を所定の伝送速度を有する光信号に変換して出力する。したがって、安定化過程が光受信機624,626,630,632,636,638と光送信機660,662,666,668,672,674で同時に実行することができる。これは入力信号を用いて安定化過程を行うのではなく、制御部650から提供されるセッティング信号に基づいて安定化過程を実行するからである。
【0038】
光送信機660,662から変換されて出力される光信号は多重化器676で多重化され、この多重化された光信号は多重化器682で光送信機658からの光信号と多重化されてノードA105へ伝送される。光送信機666,668から変換されて出力される光信号は多重化器678で多重化され、この多重化された光信号は多重化器684で光送信機664からの光信号と多重化されてノードC101へ伝送される。光送信機672,674から変換されて出力される光信号は多重化器680で多重化され、この多重化された光信号は多重化器686で光送信機670からの光信号と多重化されてノードD103へ伝送される。
【0039】
上述したように、本発明の一実施例による光クロスコネクトでは、光信号を受信して出力するまでに要する総所要時間が光受信機での所要時間又は光送信機での所要時間によって決定される。例えば、光受信機での所要時間が光送信機での所要時間より長い場合、光受信機での所要時間が総所要時間となる。しかし、光送信機での所要時間が光受信機での所要時間より長い場合は光送信機での所要時間が総所要時間となる。したがって、光送信機での所要時間と光受信機での所要時間の和によって決定された既存の光クロスコネクトの総所要時間に比べて、本発明による光クロスコネクトは光送信機又は光受信機での所要時間によって決定されるので、総所要時間が短い。これは伝送速度自動変換による時間遅延を減少させることになる。
【0040】
図4は本発明の一実施例による光クロスコネクトを適用した光通信網における正常状態の信号処理過程を示した図である。
【0041】
図4を参照すれば、送信された光信号400(TRANSMISSION SIGNAL)がノードB100の光受信機で受信されると、光受信機はノードB100のMCU403から提供されるセッティング信号(SETTING SIGNAL)402に応じて光信号受信による安定化(Rx安定化)過程401(Rx STABILIZING PROCESS)を行う。同時に、MCU403からのセッティング信号は光送信機へ提供され、光送信機はセッティング信号によって電気信号を光信号に変換するための安定化過程を行う。したがって、送信しようとする光信号はRx安定化過程401が行われる時間だけ遅延された後、電気信号に変換され、この電気信号はスイッチへ入力されてMCU403の制御下でスイッチングされる。スイッチを通じて所定の光送信機へ入力される電気信号は別途の遅延無しに光送信機によって光信号に変換されてノードC101へ伝送される。一方、光受信機の安定化と光送信機の安定化のために使用されるセッティング信号、すなわち、伝送率はノードB100のMCU403によってノードC101のMCU404へ伝送される。ノードC101のMCU404は伝送率405を受信して光受信機と光送信機の安定化過程を行う。
【0042】
図6を再び参照すれば、ノードB100のMCU650は伝送率をデュアルポートメモリ648に記録し、デュアルポートメモリ648に記録された伝送率を該当SCUが読み出して光送信機を通じて光信号として伝送する。伝送された光信号は、ノードC101の所定の光受信機で受信され、光受信機によって電気信号に変換されて該当SCUへ提供される。ノードC101のSCUはこれをデュアルポートメモリ648に記録し、ノードC101のMCU404はデュアルポートメモリ648に記録された伝送率情報を読み出して光受信機と光送信機の安定化過程を行う。すなわち、ノードC101のMCU404はデュアルポートメモリ648から読み出した伝送率を光受信機と光送信機のセッティング信号として提供することにより、光受信機と光送信機で安定化過程が行われるようにする。
【0043】
したがって、ノードC101の光受信機はノードB100の光送信機からの光信号を受信しても、光信号の受信時点で伝送速度自動変換のための別途の安定化過程を行わない。これはノードB100から提供された伝送率405によってノードC101の光受信機で既に行われた安定化過程により受信される光信号を処理する準備ができているからである。
【0044】
上述した本発明の一実施例を適用する場合、送信側のノードから受信側のノードへの光信号伝送に要する総所要時間は、ノードで安定化過程を行うのに要する時間とノード間の伝送で発生する所要時間との和として定義される。したがって、各ノードでの伝送速度自動変換による安定化に要する時間とノード間の伝送で発生する所要時間との和として定義される従来の総所要時間よりも本発明の適用による総所要時間のほうが短縮されていることを示す。
【0045】
図5は本発明の一実施例による光クロスコネクトを適用した光通信網において障害による回線切替えが発生する場合の信号処理を示した図である。図5では、図1に示したノードB100とノードC101との間で発生する障害を示している。
【0046】
図5を参照すれば、ノードB100は、図4に示した過程に応じて光信号を伝送するときに回線の障害を感知すると、迂回経路による回線への切替えを行う。迂回経路としてはノードD103を経由してノードC101に接続する経路を使用する。したがって、ノードB100のMCU403は切替えを知らせる切替え信号をデュアルポートメモリ648に記録し、各SCUはデュアルポートメモリ648に記録されている切替え信号を読み出して対応する光送信機を通じて隣接ノードへ伝送する。一方、ノードB100の光受信機はMCU403から提供されるセッティング信号によって光信号受信による安定化(Rx安定化)過程401を行う。同時にMCU403からのセッティング信号402は光送信機へ提供され、光送信機はセッティング信号に従って電気信号を光信号に変換するための安定化過程を行う。
【0047】
ノードB100から伝送された切替え信号はノードD103の所定の光受信機を通じて受信されてSCUへ提供され、SCUは切替え信号をデュアルポートメモリ648に貯蔵してMCU403が読み出せるようにする。一方、デュアルポートメモリ648には障害が発生する前にノードB100から提供された伝送率405が貯蔵されている。したがって、MCU403はデュアルポートメモリ648から切替え信号が読み出されるときに、デュアルポートメモリ648からの伝送率405をセッティング信号402として光受信機及び光送信機へ提供する。光受信機と光送信機はMCU403からの伝送率405によって安定化過程を行う。ノードD103に備えられたSCUはデュアルポートメモリ648に貯蔵された切替え信号を読み出し、これを所定の光送信機を通じてノードC101へ提供する。
【0048】
ノードC101は所定の光受信機を通じて切替え信号を受信する。この受信された切り替え信号はSCUによってデュアルポートメモリ648に貯蔵される。デュアルポートメモリ648を通じて切替え信号が提供されたMCU404はデュアルポートメモリ648に記録された伝送率405を読み出してセッティング信号402として光受信機と光送信機へ提供する。光送信機と光受信機はセッティング信号402、すなわち、伝送率405によって安定化過程を行う。
【0049】
上述したように、既存回線に障害が発生すると、送信側の光クロスコネクト(ノードB100)が切替え信号を周辺の光クロスコネクトへ送信するので、新たな回線への切替えのための光クロスコネクトは伝送率405によって安定化過程を行うことができる。新たな回線への切替えのための光クロスコネクトの光受信機及び光送信機は、要求される伝送速度へのセッティングが行われ、該当光信号を遅延無しに伝送することができる。したがって、本発明の一実施例によれば、障害による回線切替え時の総所要時間は安定化過程の実行による所要時間と各ノード間の伝送遅延時間との和として決定される。例えば、総所要時間は“所要時間A+伝送所要時間C×2”となる。これは、既存の各ノードでの伝送速度自動変換による安定化に要する時間と各ノード間の伝送で発生する所要時間との和として定義される総所要時間よりも本発明の適用による総所要時間のほうが短縮されていることを示す。
【0050】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、送信側のノードから受信側のノードへの信号伝送において、各ノードでの安定化過程が同時に行われるようにして総所要時間を短縮させることができる。さらに、既存の信号伝送回線で障害が発生して回線を切替える場合、送信側及び受信側のノードのみならず、新たな回線による経由ノードでの安定化過程を同時に行うので、信号の送信から受信までの総所要時間を短縮することができる効果がある。
【0051】
以上、具体的な一実施例を参照して説明したが、本発明はこれに限るものでなく、各種の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、該当技術分野における通常の知識をもつ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な光通信網でる障害の発生により回線を切替える場合の一例を示した図。
【図2】従来の光通信網の正常状態における処理過程を示した図。
【図3】従来の光通信網の異常状態における処理過程を示した図。
【図4】本発明の一実施例による光通信網の正常状態における処理過程を示した図。
【図5】本発明の一実施例による光通信網の異常状態における処理過程を示した図。
【図6】本発明の一実施例による光クロスコネクトの構造を示した図。
【符号の説明】
101 ノードC
103 ノードD
105 ノードA
610,612,914,616,618,620 逆多重化器
622,624,626,628,930,632,634,636,638 光受信機
640,642,644,652,654,656 チャネル管理部
646 クロスコネクトスイッチ
648 デュアルポートメモリ
650 制御部
658,660,662,664,666,668,670,672,674
光送信機
676,678,680,682,684,686 多重化器
Claims (8)
- 複数の光受信機と光送信機を備える複数の光クロスコネクトの各々が光回線を通じて接続された光通信網で送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに信号を伝送するための安定化方法において、
入力される信号の伝送速度に対応する伝送率を決定する過程と、
前記入力される信号を電気信号に変換する所定の光受信機と前記電気信号を光信号に変換する所定の光送信機とを前記決定された伝送率を用いて安定化する過程と、を含むことを特徴とする方法。 - 光回線を通じて前記複数の光クロスコネクトのうちの他の光クロスコネクトに直接接続された前記複数の光クロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、前記送信側の光クロスコネクトから前記決定された伝送率を伝送する過程をさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記受信側の光クロスコネクトと、前記送信側の光クロスコネクトから前記受信側の光クロスコネクトに信号が伝送される経路に存在する中継光クロスコネクトとが、前記送信側の光クロスコネクトから提供される前記伝送率を受信し、該受信した伝送率を前記安定化のための伝送率として決定する請求項2記載の方法。
- 前記送信側の光クロスコネクトから前記受信側の光クロスコネクトへの信号伝送経路で障害が発生すると、前記送信側の光クロスコネクトは切替え信号を隣接光クロスコネクトに伝送することで、新たな経路への切替えを行う過程と、
前記新たな経路に存在する光クロスコネクトが前記伝送された切替え信号に応答して前記送信側の光クロスコネクトから伝送された前記伝送率を用いて所定の光受信機と所定の光送信機の安定化を行う過程と、をさらに含む請求項3記載の方法。 - 複数の光クロスコネクトの各々が光回線を通じて接続され、送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトに信号を伝送する光通信網において、
光回線を通じて前記複数の光クロスコネクトのうちの他の光クロスコネクトに直接接続された前記複数の光クロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、入力される光信号の伝送速度に対応する伝送率から決定された伝送率を伝送し、前記決定された伝送率を用いて前記入力される光信号を電気信号に変換するための安定化と前記電気信号を光信号に変換するための安定化とを前記決定された伝送率を用いて行う前記送信側の光クロスコネクトと、
前記送信側の光クロスコネクトから伝送される前記伝送率を受信し、該受信した伝送率を用いて入力される光信号に対応する安定化と出力される光信号に対応する安定化とを行う前記受信側の光クロスコネクトと、
前記送信側の光クロスコネクトから前記受信側の光クロスコネクトに伝送される出力光信号の伝送経路に存在する中継光クロスコネクトと、を含むことを特徴とする光通信網。 - 前記送信側の光クロスコネクトは、
前記入力される光信号の伝送速度に対応する伝送率を決定する制御部と、
該制御部から決定された前記伝送率を用いて安定化を行った後、前記入力される光信号を電気信号に変換してそれぞれ出力する複数の光受信機と、
該複数の光受信機からの電気信号を前記制御部の制御によってスイッチングするクロスコネクトスイッチと、
前記複数の光受信機と同一の時点で前記制御部から決定された前記伝送率を用いて安定化を行い、前記クロスコネクトスイッチからスイッチングされた前記電気信号を光信号に変換する複数の第1光送信機と、
前記制御部で決定された前記伝送率を貯蔵するデュアルポートメモリと、
該デュアルポートメモリに貯蔵された前記伝送率を読み出して出力する複数のチャネル管理部と、
前記複数のチャネル管理部からの前記伝送率を光信号に変換する複数の第2光送信機と、
前記第1光送信機及び第2光送信機からの光信号を多重化して前記中継光クロスコネクト又は前記受信側の光クロスコネクトのうちのいずれか一つに伝送する多重化器と、を含む請求項5記載の光通信網。 - 前記中継光クロスコネクト及び前記受信側の光クロスコネクトは、
所定の伝送率を用いて安定化を行い、入力される光信号を電気信号に変換する複数の光受信機と、
該複数の光受信機のうちの一部の光受信機によって変換された前記電気信号を受信し、これをデュアルポートメモリに貯蔵する複数の第1チャネル管理部と、前記デュアルポートメモリから伝送率を読み出し、該伝送率を前記複数の光受信機、前記複数の第1光送信機及び第2光送信機に出力する制御部と、
前記光受信機からの電気信号を前記制御部の制御によってスイッチングするクロスコネクトスイッチと、
前記光受信機と同一の時点で前記制御部からの前記伝送率を用いて安定化を行い、前記クロスコネクトスイッチからスイッチングされた前記電気信号を光信号に変換する複数の第1光送信機と、
前記デュアルポートメモリに貯蔵された前記伝送率を読み出して出力する複数の第2チャネル管理部と、
前記複数の第2チャネル管理部から前記デュアルポートメモリに貯蔵された前記伝送率を光信号に変換する複数の第2光送信機と、
前記第1光送信機及び第2光送信機からの光信号を多重化して出力する多重化器と、を含む請求項5記載の光通信網。 - 複数の光受信機と光送信機を備える複数の光クロスコネクトの各々が複数の光回線を通じて接続された光通信網で送信側の光クロスコネクトから受信側の光クロスコネクトへの所定の光回線を通じて信号を伝送する場合に前記光回線の障害が発生し新たな光回線に切替える方法において、
前記送信側の光クロスコネクトが入力される信号の伝送速度に対応する伝送率を決定して、該伝送率を隣接光クロスコネクトに伝送する過程と、
前記障害発生による新たな回線への切替えが要求されると前記送信側の光クロスコネクトが、光回線を通じて前記複数の光クロスコネクトのうちの他の光クロスコネクトに直接接続された前記複数の光クロスコネクトのうちの一つである隣接光クロスコネクトに、切替え信号を伝送する過程と、
前記新たな回線に対応する経路に存在する前記光クロスコネクトのうち少なくとも一つと前記受信側の光クロスコネクトが前記切替え信号に応答して前記送信側の光クロスコネクトから提供された前記伝送率を用いて前記新たな回線への切替えによる所定の光受信機と所定の光送信機の安定化を行う過程と、を含むことを特徴とする方法。
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