JP2004007041A - タイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】日時に関連した情報をタイトルとして撮影状況に応じて自動的に挿入することができるタイトル自動挿入機能付き映像記録装置を提供すること。
【構成】計時手段と、任意の日時情報の変わり目を検出する手段と、任意の文字や記号等のキャラクタ(character)を生成する手段と、該検出した日時情報の変わり目に対応して、生成したキャラクタを映像として記録媒体に記録する手段と、任意の映像を記録または撮影する手段と、を備える。そして、日時情報に対応して任意のキャラクタを決めて生成する手段を備える。
【選択図】 図1
【構成】計時手段と、任意の日時情報の変わり目を検出する手段と、任意の文字や記号等のキャラクタ(character)を生成する手段と、該検出した日時情報の変わり目に対応して、生成したキャラクタを映像として記録媒体に記録する手段と、任意の映像を記録または撮影する手段と、を備える。そして、日時情報に対応して任意のキャラクタを決めて生成する手段を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイトルを自動挿入する映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のVTR(Video Tape Recorder)等に代表されるような、映像情報を記録再生しする機器では、例えばビデオカメラでの撮影時若しくは撮影した映像の編集時に、撮影内容の説明や映像効果を高めるために、タイトルとして文字や記号或は画像を任意に挿入又は合成(クロマキー処理やスーパーインポーズ等)する装置や手法等がこれまで多く提案されている。
【0003】
ここで言うタイトルの入れ方には、大きく分けて2つの入れ方がある。1つは、撮影映像とは独立した映像として、撮影シーンの前又は後ろに挿入されるものである。もう1つは、撮影映像に任意の方法でタイトルとしての情報を合成するものである。
【0004】
撮影映像にタイトルを挿入するための原始的な手法の1つは、タイトルを紙等に書いてそれをビデオカメラで撮影すること等である。又、最近ではデジタルビデオカメラ(Digital Video Camera 以下DVカメラ)に内蔵されたメモリカード内に記録された静止画を、ユーザの操作によりDVテープに静止映像として記録することも可能となっている。
【0005】
電子的にタイトル(文字や記号)を撮影中の映像に合成(表示)する方法では、キャラクタジェネレータが一般的に用いられている。ユーザの操作手順としては、予め挿入したい文字を選択設定しておき、撮影又はは編集時に「登録されているタイトル選択→色指定→サイズ指定→位置指定→撮影/編集開始」といった手順となる。
【0006】
表示するための文字や記号の画素(bit)パターンは一般的に読み出し専用メモリであるROMに記録されている。ユーザからの指示を受けて制御用CPUを介して指定された内容がキャラクタジェネレータ制御用のレジスタに書き込まれ、表示画面の水平および垂直同期信号に応じて、キャラクタジェネレータがROMから文字や記号のキャラクタを読み出してビデオ信号に合成する。
【0007】
又、DVカメラの記録用カセットテープでは、記録テープ(DVテープ)のカセットに予め不揮発性メモリが内蔵されているものもある。このメモリをタイトル管理に利用できるインデックスタイトラー機能搭載DVカメラの場合には、撮影開始時でも再生時でも構わないが、予め登録した文字や記号のキャラクタを撮影映像又は再生映像にスーパーインポーズ表示したり、再生時の内容確認や頭出しに使えるインデックスタイトル表示を行うことも可能である。
【0008】
他方、DVテープの再生時に単純に撮影/記録日時を確認するには、映像と同時にDVテープに磁気記録されているタイムコードから、再生映像に日時を連続的にOSD(On Screen Display)機能によりスーパーインポーズ表示する方法等がある。
【0009】
更に、ビデオライブラリーシステム等と呼ばれる機能を持つVTRも存在する。これは、録画するビデオカセットテープのケースの決められた部分にバーコードシール等、そのビデオカセットテープを一意に識別するための情報を貼り付け、ビデオカセットテープがVTR内部に挿入されると、バーコードリーダによりバーコードが示す識別情報を読み込む。この識別情報に対応して、録画時には、日時や曜日、録画開始時間、番組、録画モード等がVTR内のメモリに、録画ごとに書き込まれる。再生時は逆に、再生されているビデオカセットテープに張られているバーコードシール等により特定される識別情報に対応してVTR内に記録されている、録画日時や曜日、録画開始時間、番組、録画モード等が再生タイトルの選択や映像の再生時にスーパーインポーズされる。
【0010】
一方、タイトル挿入の制御方法としてファイル管理情報のみで登録や変更等の管理をするものもある。これは、撮影/記録する映像データとタイトル画像データをデジタルファイルとして管理し、撮影/記録する映像データに対してタイトル画像データの挿入制御を行うものも考案されている。これによれば、ファイル管理情報の変更だけで容易にタイトルの挿入や変更がオリジナル撮影/記録映像を残したままで行える等の特徴をもっている。
【0011】
ここで、上記に挙げたようなタイトル挿入や合成手法の中で、直接、DVテープ等の記録媒体にタイトルを記録しないものでは、再生機器がそれらタイトル挿入や合成システムに対応していないとタイトルを表示することはできない。
【0012】
又、対応している場合でもタイトルを別途メモリ等に記録しておくものではメモリ容量の制約から、タイトルとして文字や記号等の情報量の少ないものは取り扱えても、画像等の情報量の多いものを保持しておくことは困難である。タイムコードによる日時の表示(OSDによるスーパーインポーズ表示)も表示する・しないは選択できるが、撮影シーンの時間帯による表示・非表示の制御等は行われていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
こうした背景の下、本発明ではタイトルを予め指定した日時情報の変わり目、例えば一日の内の予め指定した撮影時間帯に対応して、自動的に挿入することを大きな特徴としている。
【0014】
従来のビデオカメラにおけるタイトル挿入では、予め準備したタイトルテキストや画像をユーザが撮影開始時に意図的に指定して、撮影映像に挿入又は合成したり、映像そのものとは独立して日時データ等を同時記録するものであった。これでは、タイトルを予め登録する手間ばかりでなく、撮影時に登録されているタイトルを一々選択する等、タイトルを挿入又は合成したい箇所ごとにユーザが煩雑な操作を強いられていた。
【0015】
これに対して本発明では、タイトル映像を日時情報(時間帯等)を条件として、計時手段から取得した日時情報に対応したタイトルを記録テープに自動挿入する。ここで、タイトルの自動挿入は撮影開始毎にされるのではなく、ビデオカメラがカウントしている日時や、必要に応じて動作モード等を条件として自動的に記録される。更なる応用として、日時情報そのものをタイトルとするばかりではなく、予め用意した複数の画像又はそれまでに撮影した静止画等と、計時手段から取得した日時情報や別途日時情報に対応したキャラクタを合成したものをタイトルとして記録テープに自動挿入する。
【0016】
無論、記録媒体は、テープに限らず、HDDや光磁気ディスク、半導体メモリ等でも構わない。
【0017】
ここでタイトルを入れる目的として、
・映像効果(始まり、シーン(映像)説明、終わり等を示す)としてタイトルを入れる
・再生時に同一テープ内の映像タイトルを一覧表示し、その中から目的の映像を検索して再生選択する等が考えられるが、本発明は時間の流れを再生時に大まかにユーザ(視聴者)が把握できることを目的としている。
【0018】
そのためにタイトルの入れ方も、
・撮影する映像と合成する又は撮影する映像とは独立して挿入する
・撮影の合間にタイトルも記録する又は編集時にタイトルを入れて別のメディア(テープ等)にダビング記録する
等が考えられるが、本発明では撮影する映像とは独立した形で挿入し、後での編集の可能性も考慮に入れ撮影映像には直接タイトルを合成しないものとする。
【0019】
又、記録媒体(テープ等)に直接書き込む仕組みとしたのは、再生する機器を選ぶことなくタイトルを含めて視聴することを可能とするためである。即ち、従来からの再生装置には手を加えることなく、ユーザ(視聴者)が再生視聴する場合に特殊な操作をすることなく視聴することを可能としている。当然であるが、本発明によりタイトルを含めて撮影された映像をダビングして、別途テープにコピーする場合でも特に特別な操作をすることなく、時間の流れが分かるタイトルを含んだコピーを作成することが可能である。
【0020】
これらの機能により、例えば何日かの旅行においてビデオ撮影を行った場合でも、再生する際に、「何月何日の午前、午後、夜」程度の大まかな時間の流れを把握しながら撮影画像を鑑賞することが可能となり、しかも、撮影時には撮影者の手を煩わせることなく、自動的にタイトルが挿入される。
【0021】
又、ここまでは動画を対象としたビデオカメラによる映像撮影を例に挙げて説明してきたが、デジタルカメラのような静止画を記録する装置においても本発明は有効である。なぜなら、デジタルカメラで撮影したJPEG等の静止画ファイル(又はMPEGやMotion JPEG等のフォーマットの動画ファイル)を再生する際に、スライドショー再生(静止画を任意の時間間隔で自動的にスライドショーのように順番に表示していく再生方法)を行った場合にも時間的な流れをユーザ(視聴者)に提示するために本発明のようなタイトル挿入方法が有効と考えられるからである。
【0022】
従って、本発明の目的とする処は、日時に関連した情報をタイトルとして撮影状況に応じて自動的に挿入することができるタイトル自動挿入機能付き映像記録装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、計時手段と、任意の日時情報の変わり目を検出する手段と、任意の文字や記号等のキャラクタ(character)を生成する手段と、該検出した日時情報の変わり目に対応して、生成したキャラクタを映像として記録媒体に記録する手段と、任意の映像を記録または撮影する手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0025】
<実施の形態1>
本実施の形態における説明に対応する請求項は1つとは限らない。又、この説明をもってそれぞれの請求項の構成要素を制限するものではない。
【0026】
図1は本発明に係るタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてのメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラの概略ブロック図、図2は本発明を実現するための制御手順(フローチャート)を示す。
【0027】
図1において、101はビデオカメラのレンズ部で、不図示の被写体を撮像するためのズーム機能付きレンズ、102はCCD(Charge Coupled Device)で、レンズ部101で構成される光学系より入ってくる像を撮像する撮像素子である。
【0028】
103は撮像素子駆動部で、カメラ信号処理部からのタイミングに従ってCCD102を駆動する。104はCDS(Correlated Double Sampling)、AGC(Auto Gain Controller)部で、CCD102からのアナログ信号をサンプリングすると共に、システム制御部113からの制御により、信号レベルのゲインコントロールを行う。105はA/D(Analog to Digital)変換器で、前段からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。106はカメラ信号処理部で、タイミング生成や、AE(Auto Exposure)制御、AF(Auto Focus)制御等、システム制御部112と連携して、カメラ撮像系の制御を担う。
【0029】
107はマイクで、撮像系を経て入ってきた映像と合わせて周囲の音を記録するために集音する。108はメモリ制御部で汎用記憶部108を制御すると共に、カメラ信号処理部105からの映像信号に特殊効果(フェードイン/アウト、ワイプ、スクロール、モザイク、白黒、セピア処理等)を汎用機億部108での処理を活用して実現する。
【0030】
109は汎用記憶部で、本発明の各種制御手段を実現するためのプログラム及びびデータ等を納め、制御実行のために必要に応じて作業領域としても使用するROMやRAMである。110はビデオ制御部で、テープ記録/再生部112の制御を行う。又、撮像系から入ってくるデジタル映像信号と、キャラクタジェネレータ111で生成されるテキストタイトルや外部映像情報記録用記録媒体115に記録されている画像情報をシステム制御部113と連携して合成する等の制御も行う。
【0031】
111はキャラクタジェネレータ部で、表示するための文字や記号の画素(bit)パターンを記録してある読み出し専用メモリ(ROM)から、制御用CPUを介して計時手段117から読み出した日時を基に、文字や記号のキャラクタを読み出す。そして、ビデオ制御部110において、合成したい映像(画面)の水平及び垂直同期信号に応じてビデオ信号に合成し、テープ記録/再生部により記録される。図中では、ROMも含めて書いてある。
【0032】
112はテープ記録/再生部で、ビデオ制御部110によりDV規格のSDフォーマットにエンコードされた映像信号をDVテープに記録又はDVテープから再生する。
【0033】
113は本発明の各制御手順を実行するための制御部である。後述する、図2で示すフローチャートのような各種制御手順を実行する。114は外部記録媒体接続インタフェースで、ここでは、メモリカードのスロットとする。
【0034】
115は外部記憶媒体で、ここではメモリカードとする。このメモリカードには、予め任意の静止画像を記録しておくものとする。116は入力操作部で、特に図示はしないが、選択ボタンや決定ボタン、各種モードボタン等を備えている。117は計時部で、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池備え、日時をカウントしており、制御部113からの要求に応じて、日時情報を返信する。
【0035】
118はD/A(Digital to Analog)変換器で、テープ記録/再生部112に記録された映像情報をビデオ制御部110を経由してデコードしたデジタル信号をアナログ信号に変換して、表示部119に送る。
【0036】
119は表示部で、EVF(Electrical View Finder)やLCD表示パネルであり、テープ記録/再生部112で記録する際には撮像系からの入力映像を表示し、再生する際には、テープに記録されている映像を表示する。又、操作部116からのユーザによる入力操作情報や外部記録媒体内の任意の画像情報等を表示する。
【0037】
デジタルビデオカメラにおいて図2に示す制御手順例に従い、本発明のタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置の制御手法を実現する。
【0038】
S201のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことによりユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0039】
S202では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS204に進む。そうでない時は、S203に進む。S203では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0040】
S204では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS211に進む。そうでない場合には、S202に進み制御を続ける。
【0041】
S205では、ユーザが予め設定した時間帯の区切り等を跨いだかどうかを判断する。即ち、予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより、未だ設定時間帯を移っていない時は、S202に戻り制御を続ける。逆に、時間帯を移った場合には、S206に進む。
【0042】
S206では、例えば表1に示すような対応関係で、S203で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0043】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116を操作して設定することも可能である。
【0044】
S207では、S206で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0045】
S208では、テープ記録/再生部112においてビデオ制御部110を通じて、キャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタが映像として記録される。このときの背景は任意であるが、通常はビデオ制御部110に含まれるカラーパレット等によるブルーバックの使用等が考えられる。
【0046】
S209では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間タイトルキャラクタがテープに記録された場合に、S210に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みが掛かるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0047】
S210では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S202に戻り制御を続ける。
【0048】
S211では、S204で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レン ズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像データをテープに記録開始する。
【0049】
S212では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S213に進む。
【0050】
S213では、絵撮影映像記録を終了し、S202に進み制御を続ける。
【0051】
以上の制御により、全体の制御結果は、図3のようになる。図3では、時間帯を表1で示すような1日を午前と午後の2つに分け、「00:00〜12:00」「12:00〜24:00」で考えている。ここでは、図3で示す「時間帯A」でS201によりスタートしたものとする。S205により以前にタイトルを記録した日付を含めた時間帯と比較して変化が検出されると、「タイトルA」が自動的に挿入記録される。
【0052】
【表1】
ユーザは、タイトルが自動的に挿入記録されたかどうかを意識することなく、S202の撮影スタンバイモードを経て、S204で図3の「シーン1」の撮影を開始する。S212で撮影終了した後、12:00になり「時間帯B」になったことを、S205で検出すると「タイトルB」が自動的に挿入記録される。後は、同様にユーザの操作により、「シーン2」「シーン3」と撮像経路を通じた映像が撮影記録されるが、「シーン3」の前にでは時間帯の変化がないので、タイトル画像は挿入記録されない。続いて、次の日に当たる「時間帯C」になると、「タイトルC」が同様に自動的に挿入記録される。
【0053】
又、図3の下段にタイトルの表示例を挙げておく。ここでは、「時間帯A」でS203により取得された日時情報が、「2000年12月20日03時05分」であったと仮定している。背景については、無地のカラーバックで構わないが、タイトルキャラクタが識別できる色関係である必要がある。
【0054】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。この方法では、撮影開始時に煩雑な操作を必要とせずに、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0055】
同時に、従来からの機器においてのタイトル自動挿入又は合成おいて、
・撮影/録画シーンが変わる毎に、例えば日時が挿入される
・システムとして対応していない機器で再生すると意図したタイトルが表示されない
・再生時に、一度表示指定をした日時表示等が、ずっと表示されたままとなる等という不具合も解消する。
【0056】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0057】
<実施の形態2>
以下に本発明でのタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置における実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態で実施の形態1と異なるのは、タイトルとして記録されるキャラクタジェネレータで生成されたキャラクタの背景についてである。
【0058】
実施の形態1では、背景画像は特に指定が無くブルーバック等の無地であったが、本実施の形態では、任意の静止画像ファイルを背景画像として該キャラクタと合成する。
【0059】
本実施の形態においては、実施の形態1と同様、図1のブロック図に示すようなタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラにおいて、図4のフローチャートに示す制御手順に従う。図1の説明は同様なので省略し、図4のフローチャートに示す制御手順を説明していく。
【0060】
S401のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことにより ユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0061】
S402では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS404に進む。そうでない時は、S403に進む。
【0062】
S403では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0063】
S404では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS412に進む。そうでない場合には、S402に進み制御を続ける。
【0064】
S405では、ユーザが予め指定した時間帯の区切りを跨いだかどうかを判断する。即ち予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより未だ時間帯に変化が無い時は、S402に戻り制御を続ける。逆に、時間帯に変化があった場合には、S406に進む。
【0065】
S406では、表1に示すような対応関係で、S403で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0066】
【表2】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116粗相さして設定することも可能である。
【0067】
S407では、S406で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0068】
S408では実施例1と異なり任意の背景画像を外部記録媒体115から外部記録媒体接続インタフェース114を通じて、システム制御部113がメモリ制御部108を通じて汎用岐路億部109に読み込む。ここで、背景画像は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に沿ったjpegファイルとして記録されており、システム制御部113で読み込みながらデコードして、ビットマップ(bmp)データに変換する。
【0069】
S409では合成タイトルの挿入記録開始する。ビデオ制御部110を通じてキャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタのビットマップデータと、汎用記憶部109に読み込まれた背景画像のビットマップデータをビデオ制御部110でリアルタイムに合成しながら、テープ記録/再生部112で映像として記録される。
【0070】
S410では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間、合成タイトルがテープに記録された場合に、S411に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みがかかるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0071】
S411では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S402に戻り制御を続ける。
【0072】
S412では、S404で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レンズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像をテープに記録開始する。
【0073】
S413では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S414に進む。
【0074】
S414では、絵撮影映像記録を終了し、S402に進み制御を続ける。
【0075】
以上の制御により、図3と同様のタイトル挿入制御ではあるが、挿入される合成タイトルは図5のように多様化する。図5においては、「タイトルA」として挿入されるのは、背景画像にあるビットマップデータを使用し、それに日時情報に対応付けられた「2000年12月20日」、「午前」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例である。
【0076】
「タイトルB」には、図4のフローチャートには示さなかったが、複数の静止画を背景画像と使用し、それぞれに日時情報に対応付けられた「2000年12月20日」、「午後」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例であるタイトルとして複数の合成タイトルをスライドショーのように表示しているイメージを示したものである。
【0077】
「タイトルC」には、これも図4のフローチャートには示さなかったが、外部記録媒体に保存されている複数枚、ここでは4枚の静止画像を1枚の静止画像に合成した上に、日時情報に対応付けられた「2000年12月21日」、「午前」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例である。
【0078】
それぞれのタイトル画像の合成において、合成するキャラクタの色は任意であるが、視認性を高めるためにキャラクタ文字の周りを別途、矩形領域の塗り潰し色で埋めても良い。
【0079】
更に、ここで背景画像として使用した画像は、予めユーザが自由に用意した画像ファイルでも構わず、タイトルが挿入される以前に本ビデオカメラの静止画撮影機能において撮影されたJPEGファイルを用いても構わない。背景画像の合成方法においても、ユーザ指定する仕組みを用意することは容易であるが、操作の簡便性を考慮して固定のものとしても良いし、ランダム姓を持たせて映像に挿入するタイトルとして、演出効果を出しても構わない。
【0080】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。しかも、任意の背景画像と日時情報に関連したキャラクタを合成してタイトルとして用いることで、視聴者に対する視認性を上げると共に、撮影内容に、よりマッチした訴求性を高める映像作りが可能となる。更に、実施の形態1の場合と同様に、この方法では、撮影開始時に特別煩雑な操作を必要としないで、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0081】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0082】
<実施の形態3>
以下に本発明での映像リンク再生装置における実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態で実施の形態1,2と異なるのは、或る時間帯においてタイトルが挿入されたにも拘らず同一時間帯において撮影が行われなかった場合の制御方法についてである。
【0083】
本実施の形態においては、実施の形態1,2と同様、図1のブロック図に示すようなタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラにおいて、図6のフローチャートに示す制御手順に従う。図1の説明は同様なので省略し、図6のフローチャートに示す制御手順を説明していく。
【0084】
S601のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことにより ユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0085】
S602では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS604に進む。そうでない時は、S603に進む。
【0086】
S603では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0087】
S604では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS615に進む。そうでない場合には、S602に進み制御を続ける。
【0088】
S605では、ユーザが予め指定した時間帯の区切りを跨いだかどうかを判断する。即ち、予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより、未だ時間帯に変化がない時は、S602に戻り制御を続ける。逆に、時間帯に変化があった場合には、S606に進む。
【0089】
S606では、一度でも撮影が行われたかどうかを示す撮影フラグがセットされているかどうかを判定する。撮影フラグは、S615で撮影が行われる時にセットされる。
【0090】
S607では、S606で撮影フラグがセットされていることが確認できた場合、撮影フラグをクリアして、S608に進み、順次タイトルを挿入記録する。
【0091】
S608では、S606で撮影フラグがセットされていないことが判明した場合、タイトルが挿入記録されてから一度も撮影が行われていなかったことになるので、既に記録されているタイトルの頭出しを行う。これにより、既に記録されているタイトルを上書きする形で新しいタイトルを記録していく。タイトルの頭出しには、例えば、記録時に自動的に付ける頭出し用のインデックス信号をサーチする等して行う。
【0092】
S609では、表1に示すような対応関係で、S603で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0093】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116粗相さして設定することも可能である。
【0094】
S610では、S606で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0095】
S611では、実施の形態1と異なり任意の背景画像を外部記録媒体115から外部記録媒体接続インタフェース114を通じて、システム制御部113がメモリ制御部108を通じて汎用岐路億部109に読み込む。ここで背景画像は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に沿ったjpegファイルとして記録されており、システム制御部113で読み込みながらデコードして、ビットマップ(bmp)データに変換する。
【0096】
S612では合成タイトルの挿入記録開始する。ビデオ制御部110を通じてキャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタと、汎用記憶部109に読み込まれた背景画像のビットマップデータをビデオ制御部110でリアルタイムに合成しながら、テープ記録/再生部112で映像として記録される。
【0097】
S613では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間、合成タイトルがテープに記録された場合に、S611に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みが掛かるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0098】
S614では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S602に戻り制御を続ける。
【0099】
S615では、撮影が行われたことを示す撮影フラグをセットする。撮影フラグはシステム制御部113内のレジスタと、不図示の不揮発性メモリ(EEPROM)に記録するものとする。
【0100】
S616では、S604で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レンズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像をテープに記録開始する。
【0101】
S617では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S618に進む。
【0102】
S618では、絵撮影映像記録を終了し、S602に進み制御を続ける。
【0103】
以上の制御により、図7に示す「ケース4」のように、タイトル挿入の制御を行っている。
【0104】
因に、図6のフローチャートでは特に説明していないが、「ケース1」は単純に時間帯が変化したらタイトルを挿入する概念を示している。
【0105】
「ケース2」では、撮影スタンバイ中は時間帯が変化してもタイトルを挿入せず、撮影が終了した時点でタイトル(「タイトルB2」)を自動的に挿入記録する制御の様子を示している。
【0106】
「ケース3」では、撮影中に時間帯が変化した場合は、撮影が終了した後にタイトル(「タイトルB3」)を自動的に挿入記録する制御の様子を示している。
【0107】
「ケース4」では、フローチャート図6で制御した様子を示しており、「タイトルB4」が自動挿入記録された後で、一度も同一時間帯で撮影が行われなかったために、時間帯が変化した時点で、「タイトルB4」に「タイトルC4」を上書き記録している。
【0108】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。しかも、任意の背景画像と日時情報に関連したキャラクタを合成してタイトルとして用いることで、視聴者に対する視認性を上げると共に、撮影状況に応じたタイトル挿入方法を実現する。更に、実施の形態1,2の場合と同様に、この方法では、撮影開始時に特別煩雑な操作を必要としないで、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0109】
加えて、タイトルが挿入記録された同一時間帯に撮影/記録が行われなかった場合には、別時間帯のタイトルが続けて挿入記録されることを防止する。
【0110】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0111】
更に、カメラ撮影機能を有さず、例えばTV放送等を記録するための据え置き型の映像記録装置においても本発明は有効である。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、タイトル映像を日時情報(時間帯の変わり目等)を条件として、計時手段から取得した日時情報に対応したタイトルをテープ等の記録媒体に自動挿入(記録)する。これにより、従来のビデオカメラやデジタルカメラ等によるタイトル挿入での、撮影開始時毎の煩雑な操作が要求されたり、再生時には固有のタイトル記録方式に対応した機器のみでしかタイトル再生ができない等の不都合を解消し、効果的なタイトル挿入の自動化と撮影状況に応じたタイトル挿入方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における制御手順のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1における制御イメージ図である。
【図4】本発明の実施の形態2における制御手順のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2における制御イメージ図である。
【図6】本発明の実施の形態3における制御手順のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3における制御イメージ図である。
【符号の説明】
101 レンズ部
102 CCD(Charge Coupled Device)
103 撮像素子駆動部
104 CDS、AGC部
105 A/D変換器
106 カメラ信号処理部
107 マイク
108 メモリ制御部
109 汎用記憶部
110 ビデオ制御部
111 キャラクタジェネレータ部
112 テープ記録/再生部
113 制御部
114 外部記録媒体接続インタフェース
115 外部記憶媒体(メモリカード)
116 入力操作部
117 計時部
118 D/A変換器
119 表示部
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイトルを自動挿入する映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のVTR(Video Tape Recorder)等に代表されるような、映像情報を記録再生しする機器では、例えばビデオカメラでの撮影時若しくは撮影した映像の編集時に、撮影内容の説明や映像効果を高めるために、タイトルとして文字や記号或は画像を任意に挿入又は合成(クロマキー処理やスーパーインポーズ等)する装置や手法等がこれまで多く提案されている。
【0003】
ここで言うタイトルの入れ方には、大きく分けて2つの入れ方がある。1つは、撮影映像とは独立した映像として、撮影シーンの前又は後ろに挿入されるものである。もう1つは、撮影映像に任意の方法でタイトルとしての情報を合成するものである。
【0004】
撮影映像にタイトルを挿入するための原始的な手法の1つは、タイトルを紙等に書いてそれをビデオカメラで撮影すること等である。又、最近ではデジタルビデオカメラ(Digital Video Camera 以下DVカメラ)に内蔵されたメモリカード内に記録された静止画を、ユーザの操作によりDVテープに静止映像として記録することも可能となっている。
【0005】
電子的にタイトル(文字や記号)を撮影中の映像に合成(表示)する方法では、キャラクタジェネレータが一般的に用いられている。ユーザの操作手順としては、予め挿入したい文字を選択設定しておき、撮影又はは編集時に「登録されているタイトル選択→色指定→サイズ指定→位置指定→撮影/編集開始」といった手順となる。
【0006】
表示するための文字や記号の画素(bit)パターンは一般的に読み出し専用メモリであるROMに記録されている。ユーザからの指示を受けて制御用CPUを介して指定された内容がキャラクタジェネレータ制御用のレジスタに書き込まれ、表示画面の水平および垂直同期信号に応じて、キャラクタジェネレータがROMから文字や記号のキャラクタを読み出してビデオ信号に合成する。
【0007】
又、DVカメラの記録用カセットテープでは、記録テープ(DVテープ)のカセットに予め不揮発性メモリが内蔵されているものもある。このメモリをタイトル管理に利用できるインデックスタイトラー機能搭載DVカメラの場合には、撮影開始時でも再生時でも構わないが、予め登録した文字や記号のキャラクタを撮影映像又は再生映像にスーパーインポーズ表示したり、再生時の内容確認や頭出しに使えるインデックスタイトル表示を行うことも可能である。
【0008】
他方、DVテープの再生時に単純に撮影/記録日時を確認するには、映像と同時にDVテープに磁気記録されているタイムコードから、再生映像に日時を連続的にOSD(On Screen Display)機能によりスーパーインポーズ表示する方法等がある。
【0009】
更に、ビデオライブラリーシステム等と呼ばれる機能を持つVTRも存在する。これは、録画するビデオカセットテープのケースの決められた部分にバーコードシール等、そのビデオカセットテープを一意に識別するための情報を貼り付け、ビデオカセットテープがVTR内部に挿入されると、バーコードリーダによりバーコードが示す識別情報を読み込む。この識別情報に対応して、録画時には、日時や曜日、録画開始時間、番組、録画モード等がVTR内のメモリに、録画ごとに書き込まれる。再生時は逆に、再生されているビデオカセットテープに張られているバーコードシール等により特定される識別情報に対応してVTR内に記録されている、録画日時や曜日、録画開始時間、番組、録画モード等が再生タイトルの選択や映像の再生時にスーパーインポーズされる。
【0010】
一方、タイトル挿入の制御方法としてファイル管理情報のみで登録や変更等の管理をするものもある。これは、撮影/記録する映像データとタイトル画像データをデジタルファイルとして管理し、撮影/記録する映像データに対してタイトル画像データの挿入制御を行うものも考案されている。これによれば、ファイル管理情報の変更だけで容易にタイトルの挿入や変更がオリジナル撮影/記録映像を残したままで行える等の特徴をもっている。
【0011】
ここで、上記に挙げたようなタイトル挿入や合成手法の中で、直接、DVテープ等の記録媒体にタイトルを記録しないものでは、再生機器がそれらタイトル挿入や合成システムに対応していないとタイトルを表示することはできない。
【0012】
又、対応している場合でもタイトルを別途メモリ等に記録しておくものではメモリ容量の制約から、タイトルとして文字や記号等の情報量の少ないものは取り扱えても、画像等の情報量の多いものを保持しておくことは困難である。タイムコードによる日時の表示(OSDによるスーパーインポーズ表示)も表示する・しないは選択できるが、撮影シーンの時間帯による表示・非表示の制御等は行われていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
こうした背景の下、本発明ではタイトルを予め指定した日時情報の変わり目、例えば一日の内の予め指定した撮影時間帯に対応して、自動的に挿入することを大きな特徴としている。
【0014】
従来のビデオカメラにおけるタイトル挿入では、予め準備したタイトルテキストや画像をユーザが撮影開始時に意図的に指定して、撮影映像に挿入又は合成したり、映像そのものとは独立して日時データ等を同時記録するものであった。これでは、タイトルを予め登録する手間ばかりでなく、撮影時に登録されているタイトルを一々選択する等、タイトルを挿入又は合成したい箇所ごとにユーザが煩雑な操作を強いられていた。
【0015】
これに対して本発明では、タイトル映像を日時情報(時間帯等)を条件として、計時手段から取得した日時情報に対応したタイトルを記録テープに自動挿入する。ここで、タイトルの自動挿入は撮影開始毎にされるのではなく、ビデオカメラがカウントしている日時や、必要に応じて動作モード等を条件として自動的に記録される。更なる応用として、日時情報そのものをタイトルとするばかりではなく、予め用意した複数の画像又はそれまでに撮影した静止画等と、計時手段から取得した日時情報や別途日時情報に対応したキャラクタを合成したものをタイトルとして記録テープに自動挿入する。
【0016】
無論、記録媒体は、テープに限らず、HDDや光磁気ディスク、半導体メモリ等でも構わない。
【0017】
ここでタイトルを入れる目的として、
・映像効果(始まり、シーン(映像)説明、終わり等を示す)としてタイトルを入れる
・再生時に同一テープ内の映像タイトルを一覧表示し、その中から目的の映像を検索して再生選択する等が考えられるが、本発明は時間の流れを再生時に大まかにユーザ(視聴者)が把握できることを目的としている。
【0018】
そのためにタイトルの入れ方も、
・撮影する映像と合成する又は撮影する映像とは独立して挿入する
・撮影の合間にタイトルも記録する又は編集時にタイトルを入れて別のメディア(テープ等)にダビング記録する
等が考えられるが、本発明では撮影する映像とは独立した形で挿入し、後での編集の可能性も考慮に入れ撮影映像には直接タイトルを合成しないものとする。
【0019】
又、記録媒体(テープ等)に直接書き込む仕組みとしたのは、再生する機器を選ぶことなくタイトルを含めて視聴することを可能とするためである。即ち、従来からの再生装置には手を加えることなく、ユーザ(視聴者)が再生視聴する場合に特殊な操作をすることなく視聴することを可能としている。当然であるが、本発明によりタイトルを含めて撮影された映像をダビングして、別途テープにコピーする場合でも特に特別な操作をすることなく、時間の流れが分かるタイトルを含んだコピーを作成することが可能である。
【0020】
これらの機能により、例えば何日かの旅行においてビデオ撮影を行った場合でも、再生する際に、「何月何日の午前、午後、夜」程度の大まかな時間の流れを把握しながら撮影画像を鑑賞することが可能となり、しかも、撮影時には撮影者の手を煩わせることなく、自動的にタイトルが挿入される。
【0021】
又、ここまでは動画を対象としたビデオカメラによる映像撮影を例に挙げて説明してきたが、デジタルカメラのような静止画を記録する装置においても本発明は有効である。なぜなら、デジタルカメラで撮影したJPEG等の静止画ファイル(又はMPEGやMotion JPEG等のフォーマットの動画ファイル)を再生する際に、スライドショー再生(静止画を任意の時間間隔で自動的にスライドショーのように順番に表示していく再生方法)を行った場合にも時間的な流れをユーザ(視聴者)に提示するために本発明のようなタイトル挿入方法が有効と考えられるからである。
【0022】
従って、本発明の目的とする処は、日時に関連した情報をタイトルとして撮影状況に応じて自動的に挿入することができるタイトル自動挿入機能付き映像記録装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、計時手段と、任意の日時情報の変わり目を検出する手段と、任意の文字や記号等のキャラクタ(character)を生成する手段と、該検出した日時情報の変わり目に対応して、生成したキャラクタを映像として記録媒体に記録する手段と、任意の映像を記録または撮影する手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0025】
<実施の形態1>
本実施の形態における説明に対応する請求項は1つとは限らない。又、この説明をもってそれぞれの請求項の構成要素を制限するものではない。
【0026】
図1は本発明に係るタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてのメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラの概略ブロック図、図2は本発明を実現するための制御手順(フローチャート)を示す。
【0027】
図1において、101はビデオカメラのレンズ部で、不図示の被写体を撮像するためのズーム機能付きレンズ、102はCCD(Charge Coupled Device)で、レンズ部101で構成される光学系より入ってくる像を撮像する撮像素子である。
【0028】
103は撮像素子駆動部で、カメラ信号処理部からのタイミングに従ってCCD102を駆動する。104はCDS(Correlated Double Sampling)、AGC(Auto Gain Controller)部で、CCD102からのアナログ信号をサンプリングすると共に、システム制御部113からの制御により、信号レベルのゲインコントロールを行う。105はA/D(Analog to Digital)変換器で、前段からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。106はカメラ信号処理部で、タイミング生成や、AE(Auto Exposure)制御、AF(Auto Focus)制御等、システム制御部112と連携して、カメラ撮像系の制御を担う。
【0029】
107はマイクで、撮像系を経て入ってきた映像と合わせて周囲の音を記録するために集音する。108はメモリ制御部で汎用記憶部108を制御すると共に、カメラ信号処理部105からの映像信号に特殊効果(フェードイン/アウト、ワイプ、スクロール、モザイク、白黒、セピア処理等)を汎用機億部108での処理を活用して実現する。
【0030】
109は汎用記憶部で、本発明の各種制御手段を実現するためのプログラム及びびデータ等を納め、制御実行のために必要に応じて作業領域としても使用するROMやRAMである。110はビデオ制御部で、テープ記録/再生部112の制御を行う。又、撮像系から入ってくるデジタル映像信号と、キャラクタジェネレータ111で生成されるテキストタイトルや外部映像情報記録用記録媒体115に記録されている画像情報をシステム制御部113と連携して合成する等の制御も行う。
【0031】
111はキャラクタジェネレータ部で、表示するための文字や記号の画素(bit)パターンを記録してある読み出し専用メモリ(ROM)から、制御用CPUを介して計時手段117から読み出した日時を基に、文字や記号のキャラクタを読み出す。そして、ビデオ制御部110において、合成したい映像(画面)の水平及び垂直同期信号に応じてビデオ信号に合成し、テープ記録/再生部により記録される。図中では、ROMも含めて書いてある。
【0032】
112はテープ記録/再生部で、ビデオ制御部110によりDV規格のSDフォーマットにエンコードされた映像信号をDVテープに記録又はDVテープから再生する。
【0033】
113は本発明の各制御手順を実行するための制御部である。後述する、図2で示すフローチャートのような各種制御手順を実行する。114は外部記録媒体接続インタフェースで、ここでは、メモリカードのスロットとする。
【0034】
115は外部記憶媒体で、ここではメモリカードとする。このメモリカードには、予め任意の静止画像を記録しておくものとする。116は入力操作部で、特に図示はしないが、選択ボタンや決定ボタン、各種モードボタン等を備えている。117は計時部で、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池備え、日時をカウントしており、制御部113からの要求に応じて、日時情報を返信する。
【0035】
118はD/A(Digital to Analog)変換器で、テープ記録/再生部112に記録された映像情報をビデオ制御部110を経由してデコードしたデジタル信号をアナログ信号に変換して、表示部119に送る。
【0036】
119は表示部で、EVF(Electrical View Finder)やLCD表示パネルであり、テープ記録/再生部112で記録する際には撮像系からの入力映像を表示し、再生する際には、テープに記録されている映像を表示する。又、操作部116からのユーザによる入力操作情報や外部記録媒体内の任意の画像情報等を表示する。
【0037】
デジタルビデオカメラにおいて図2に示す制御手順例に従い、本発明のタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置の制御手法を実現する。
【0038】
S201のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことによりユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0039】
S202では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS204に進む。そうでない時は、S203に進む。S203では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0040】
S204では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS211に進む。そうでない場合には、S202に進み制御を続ける。
【0041】
S205では、ユーザが予め設定した時間帯の区切り等を跨いだかどうかを判断する。即ち、予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより、未だ設定時間帯を移っていない時は、S202に戻り制御を続ける。逆に、時間帯を移った場合には、S206に進む。
【0042】
S206では、例えば表1に示すような対応関係で、S203で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0043】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116を操作して設定することも可能である。
【0044】
S207では、S206で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0045】
S208では、テープ記録/再生部112においてビデオ制御部110を通じて、キャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタが映像として記録される。このときの背景は任意であるが、通常はビデオ制御部110に含まれるカラーパレット等によるブルーバックの使用等が考えられる。
【0046】
S209では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間タイトルキャラクタがテープに記録された場合に、S210に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みが掛かるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0047】
S210では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S202に戻り制御を続ける。
【0048】
S211では、S204で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レン ズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像データをテープに記録開始する。
【0049】
S212では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S213に進む。
【0050】
S213では、絵撮影映像記録を終了し、S202に進み制御を続ける。
【0051】
以上の制御により、全体の制御結果は、図3のようになる。図3では、時間帯を表1で示すような1日を午前と午後の2つに分け、「00:00〜12:00」「12:00〜24:00」で考えている。ここでは、図3で示す「時間帯A」でS201によりスタートしたものとする。S205により以前にタイトルを記録した日付を含めた時間帯と比較して変化が検出されると、「タイトルA」が自動的に挿入記録される。
【0052】
【表1】
ユーザは、タイトルが自動的に挿入記録されたかどうかを意識することなく、S202の撮影スタンバイモードを経て、S204で図3の「シーン1」の撮影を開始する。S212で撮影終了した後、12:00になり「時間帯B」になったことを、S205で検出すると「タイトルB」が自動的に挿入記録される。後は、同様にユーザの操作により、「シーン2」「シーン3」と撮像経路を通じた映像が撮影記録されるが、「シーン3」の前にでは時間帯の変化がないので、タイトル画像は挿入記録されない。続いて、次の日に当たる「時間帯C」になると、「タイトルC」が同様に自動的に挿入記録される。
【0053】
又、図3の下段にタイトルの表示例を挙げておく。ここでは、「時間帯A」でS203により取得された日時情報が、「2000年12月20日03時05分」であったと仮定している。背景については、無地のカラーバックで構わないが、タイトルキャラクタが識別できる色関係である必要がある。
【0054】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。この方法では、撮影開始時に煩雑な操作を必要とせずに、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0055】
同時に、従来からの機器においてのタイトル自動挿入又は合成おいて、
・撮影/録画シーンが変わる毎に、例えば日時が挿入される
・システムとして対応していない機器で再生すると意図したタイトルが表示されない
・再生時に、一度表示指定をした日時表示等が、ずっと表示されたままとなる等という不具合も解消する。
【0056】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0057】
<実施の形態2>
以下に本発明でのタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置における実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態で実施の形態1と異なるのは、タイトルとして記録されるキャラクタジェネレータで生成されたキャラクタの背景についてである。
【0058】
実施の形態1では、背景画像は特に指定が無くブルーバック等の無地であったが、本実施の形態では、任意の静止画像ファイルを背景画像として該キャラクタと合成する。
【0059】
本実施の形態においては、実施の形態1と同様、図1のブロック図に示すようなタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラにおいて、図4のフローチャートに示す制御手順に従う。図1の説明は同様なので省略し、図4のフローチャートに示す制御手順を説明していく。
【0060】
S401のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことにより ユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0061】
S402では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS404に進む。そうでない時は、S403に進む。
【0062】
S403では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0063】
S404では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS412に進む。そうでない場合には、S402に進み制御を続ける。
【0064】
S405では、ユーザが予め指定した時間帯の区切りを跨いだかどうかを判断する。即ち予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより未だ時間帯に変化が無い時は、S402に戻り制御を続ける。逆に、時間帯に変化があった場合には、S406に進む。
【0065】
S406では、表1に示すような対応関係で、S403で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0066】
【表2】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116粗相さして設定することも可能である。
【0067】
S407では、S406で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0068】
S408では実施例1と異なり任意の背景画像を外部記録媒体115から外部記録媒体接続インタフェース114を通じて、システム制御部113がメモリ制御部108を通じて汎用岐路億部109に読み込む。ここで、背景画像は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に沿ったjpegファイルとして記録されており、システム制御部113で読み込みながらデコードして、ビットマップ(bmp)データに変換する。
【0069】
S409では合成タイトルの挿入記録開始する。ビデオ制御部110を通じてキャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタのビットマップデータと、汎用記憶部109に読み込まれた背景画像のビットマップデータをビデオ制御部110でリアルタイムに合成しながら、テープ記録/再生部112で映像として記録される。
【0070】
S410では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間、合成タイトルがテープに記録された場合に、S411に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みがかかるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0071】
S411では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S402に戻り制御を続ける。
【0072】
S412では、S404で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レンズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像をテープに記録開始する。
【0073】
S413では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S414に進む。
【0074】
S414では、絵撮影映像記録を終了し、S402に進み制御を続ける。
【0075】
以上の制御により、図3と同様のタイトル挿入制御ではあるが、挿入される合成タイトルは図5のように多様化する。図5においては、「タイトルA」として挿入されるのは、背景画像にあるビットマップデータを使用し、それに日時情報に対応付けられた「2000年12月20日」、「午前」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例である。
【0076】
「タイトルB」には、図4のフローチャートには示さなかったが、複数の静止画を背景画像と使用し、それぞれに日時情報に対応付けられた「2000年12月20日」、「午後」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例であるタイトルとして複数の合成タイトルをスライドショーのように表示しているイメージを示したものである。
【0077】
「タイトルC」には、これも図4のフローチャートには示さなかったが、外部記録媒体に保存されている複数枚、ここでは4枚の静止画像を1枚の静止画像に合成した上に、日時情報に対応付けられた「2000年12月21日」、「午前」というキャラクタを合成して記録したタイトルの例である。
【0078】
それぞれのタイトル画像の合成において、合成するキャラクタの色は任意であるが、視認性を高めるためにキャラクタ文字の周りを別途、矩形領域の塗り潰し色で埋めても良い。
【0079】
更に、ここで背景画像として使用した画像は、予めユーザが自由に用意した画像ファイルでも構わず、タイトルが挿入される以前に本ビデオカメラの静止画撮影機能において撮影されたJPEGファイルを用いても構わない。背景画像の合成方法においても、ユーザ指定する仕組みを用意することは容易であるが、操作の簡便性を考慮して固定のものとしても良いし、ランダム姓を持たせて映像に挿入するタイトルとして、演出効果を出しても構わない。
【0080】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。しかも、任意の背景画像と日時情報に関連したキャラクタを合成してタイトルとして用いることで、視聴者に対する視認性を上げると共に、撮影内容に、よりマッチした訴求性を高める映像作りが可能となる。更に、実施の形態1の場合と同様に、この方法では、撮影開始時に特別煩雑な操作を必要としないで、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0081】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0082】
<実施の形態3>
以下に本発明での映像リンク再生装置における実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態で実施の形態1,2と異なるのは、或る時間帯においてタイトルが挿入されたにも拘らず同一時間帯において撮影が行われなかった場合の制御方法についてである。
【0083】
本実施の形態においては、実施の形態1,2と同様、図1のブロック図に示すようなタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置としてメモリカードスロット付きデジタルビデオカメラにおいて、図6のフローチャートに示す制御手順に従う。図1の説明は同様なので省略し、図6のフローチャートに示す制御手順を説明していく。
【0084】
S601のスタートで、本デジタルカメラにバッテリ等で電源が供給されたことにより ユーザからの操作待ち受けを開始する。
【0085】
S602では、操作部116に含まれる撮影スタンバイスイッチ(Standby Switch)がユーザにより入れられたかどうかを検出する。もし、本ビデオカメラのスタンバイスイッチが入れられ、撮影スタンバイ状態になった時は、それを検出してS604に進む。そうでない時は、S603に進む。
【0086】
S603では、計時部117からシステム制御部113が日時情報を取得する。
【0087】
S604では、操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが押されたかどうかを検出する。もし、ユーザにより撮影開始/終了ボタンが押され、撮影開始を検出した場合にはS615に進む。そうでない場合には、S602に進み制御を続ける。
【0088】
S605では、ユーザが予め指定した時間帯の区切りを跨いだかどうかを判断する。即ち、予め設定されている日時情報の変わり目を検出する。これにより、未だ時間帯に変化がない時は、S602に戻り制御を続ける。逆に、時間帯に変化があった場合には、S606に進む。
【0089】
S606では、一度でも撮影が行われたかどうかを示す撮影フラグがセットされているかどうかを判定する。撮影フラグは、S615で撮影が行われる時にセットされる。
【0090】
S607では、S606で撮影フラグがセットされていることが確認できた場合、撮影フラグをクリアして、S608に進み、順次タイトルを挿入記録する。
【0091】
S608では、S606で撮影フラグがセットされていないことが判明した場合、タイトルが挿入記録されてから一度も撮影が行われていなかったことになるので、既に記録されているタイトルの頭出しを行う。これにより、既に記録されているタイトルを上書きする形で新しいタイトルを記録していく。タイトルの頭出しには、例えば、記録時に自動的に付ける頭出し用のインデックス信号をサーチする等して行う。
【0092】
S609では、表1に示すような対応関係で、S603で取得した日時情報を基にタイトル表示するキャラクタを決める。表1では、時間帯は午前、午後の2つしか分けていないが、表2に示すように、多数の時間帯に分けて、木目細かく表示するタイトルを制御することも可能である。
【0093】
ここで、これらの対応関係のデータは、汎用機億部109に保存されていても、外部記録媒体115に保存されていても構わない。又、ここでは特に制御フローを示していないが、ユーザが任意に操作部116粗相さして設定することも可能である。
【0094】
S610では、S606で決められたタイトルキャラクタ情報に基づいて、システム制御部113がキャラクタジェネレータ部111に対して表示に必要なデータ(レジスタ値や必要に応じて表示キャラクタのビットデータ等)をセットする。
【0095】
S611では、実施の形態1と異なり任意の背景画像を外部記録媒体115から外部記録媒体接続インタフェース114を通じて、システム制御部113がメモリ制御部108を通じて汎用岐路億部109に読み込む。ここで背景画像は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に沿ったjpegファイルとして記録されており、システム制御部113で読み込みながらデコードして、ビットマップ(bmp)データに変換する。
【0096】
S612では合成タイトルの挿入記録開始する。ビデオ制御部110を通じてキャラクタジェネレータ部111からのタイトルキャラクタと、汎用記憶部109に読み込まれた背景画像のビットマップデータをビデオ制御部110でリアルタイムに合成しながら、テープ記録/再生部112で映像として記録される。
【0097】
S613では、システム制御部113に含まれるタイマーカウンタにより一定時間をカウントし、一定時間、合成タイトルがテープに記録された場合に、S611に進む。ここでは、4秒間でカウンタがゼロになって割り込みが掛かるようにカウンタ値がセットされていたものとする。ここでのカウンタ値の設定も特に制御フローは書いていないが、ユーザに自由に設定可能としても構わない。
【0098】
S614では、タイトルキャラクタのテープへの記録を終了させる。終了後は、S602に戻り制御を続ける。
【0099】
S615では、撮影が行われたことを示す撮影フラグをセットする。撮影フラグはシステム制御部113内のレジスタと、不図示の不揮発性メモリ(EEPROM)に記録するものとする。
【0100】
S616では、S604で撮影開始/終了ボタンが押されたことを検出した後で、レンズ101から撮像系を通じて入ってきた映像信号を順次通過ブロックの機能に応じて処理した後、テープ記録/再生部112において、映像をテープに記録開始する。
【0101】
S617では、ユーザにより操作部116に含まれる撮影開始/終了ボタンが再び押されたかどうかを検出する。撮影開始/終了ボタンが再び押された場合は、S618に進む。
【0102】
S618では、絵撮影映像記録を終了し、S602に進み制御を続ける。
【0103】
以上の制御により、図7に示す「ケース4」のように、タイトル挿入の制御を行っている。
【0104】
因に、図6のフローチャートでは特に説明していないが、「ケース1」は単純に時間帯が変化したらタイトルを挿入する概念を示している。
【0105】
「ケース2」では、撮影スタンバイ中は時間帯が変化してもタイトルを挿入せず、撮影が終了した時点でタイトル(「タイトルB2」)を自動的に挿入記録する制御の様子を示している。
【0106】
「ケース3」では、撮影中に時間帯が変化した場合は、撮影が終了した後にタイトル(「タイトルB3」)を自動的に挿入記録する制御の様子を示している。
【0107】
「ケース4」では、フローチャート図6で制御した様子を示しており、「タイトルB4」が自動挿入記録された後で、一度も同一時間帯で撮影が行われなかったために、時間帯が変化した時点で、「タイトルB4」に「タイトルC4」を上書き記録している。
【0108】
以上により、本実施の形態では、ビデオカメラやデジタルカメラによる撮影において、日時情報として例えば時間帯をトリガーとし、日時に関連した情報をタイトル画像として、次の撮影開始前に自動的に挿入する方法を提供する。しかも、任意の背景画像と日時情報に関連したキャラクタを合成してタイトルとして用いることで、視聴者に対する視認性を上げると共に、撮影状況に応じたタイトル挿入方法を実現する。更に、実施の形態1,2の場合と同様に、この方法では、撮影開始時に特別煩雑な操作を必要としないで、且つ、撮影画像に影響を与えることなくタイトルを入れることが可能となる。
【0109】
加えて、タイトルが挿入記録された同一時間帯に撮影/記録が行われなかった場合には、別時間帯のタイトルが続けて挿入記録されることを防止する。
【0110】
ここでは、カメラ機能を持ったビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明の趣旨からカメラ機能の無い(据え置き型の)映像記録装置にも適用可能である。
【0111】
更に、カメラ撮影機能を有さず、例えばTV放送等を記録するための据え置き型の映像記録装置においても本発明は有効である。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、タイトル映像を日時情報(時間帯の変わり目等)を条件として、計時手段から取得した日時情報に対応したタイトルをテープ等の記録媒体に自動挿入(記録)する。これにより、従来のビデオカメラやデジタルカメラ等によるタイトル挿入での、撮影開始時毎の煩雑な操作が要求されたり、再生時には固有のタイトル記録方式に対応した機器のみでしかタイトル再生ができない等の不都合を解消し、効果的なタイトル挿入の自動化と撮影状況に応じたタイトル挿入方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るタイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における制御手順のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1における制御イメージ図である。
【図4】本発明の実施の形態2における制御手順のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2における制御イメージ図である。
【図6】本発明の実施の形態3における制御手順のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3における制御イメージ図である。
【符号の説明】
101 レンズ部
102 CCD(Charge Coupled Device)
103 撮像素子駆動部
104 CDS、AGC部
105 A/D変換器
106 カメラ信号処理部
107 マイク
108 メモリ制御部
109 汎用記憶部
110 ビデオ制御部
111 キャラクタジェネレータ部
112 テープ記録/再生部
113 制御部
114 外部記録媒体接続インタフェース
115 外部記憶媒体(メモリカード)
116 入力操作部
117 計時部
118 D/A変換器
119 表示部
Claims (8)
- 計時手段と、任意の日時情報の変わり目を検出する手段と、任意の文字や記号等のキャラクタ(character)を生成する手段と、該検出した日時情報の変わり目に対応して、生成したキャラクタを映像として記録媒体に記録する手段と、任意の映像を記録または撮影する手段と、を備えることを特徴とするタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 日時情報に対応して任意のキャラクタを決めて生成する手段を備えることを特徴とする請求項1記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 映像を記録する第1の記録媒体以外に別途、画像情報等を記録する第2の記録媒体を備え、該生成したキャラクタと第2の記録媒体に記録された画像情報とを合成する手段と、該合成した画像情報を第1の記録媒体に記録する手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 第2の記録媒体に記録された複数の画像情報の内、複数の任意の画像と該キャラクタとをそれぞれ合成してタイトル画像の一部にする手段と、該合成した複数のタイトル画像を映像として各々任意の記録時間で第1の記録媒体に記録する手段を備えることを特徴とする請求項3記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 第2の記録媒体に記録された複数の画像情報の内、複数の任意の画像を1枚の画像として合成する手段と、該1枚に合成された画像と該キャラクタを合成してタイトル画像とする手段と、該合成したタイトル画像を第1の記録媒体に記録する手段とを備えることを特徴とする請求項3又は4記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 撮影/記録状態で該日時情報の変わり目を検出した時は、撮影/記録終了後に該挿入するタイトル画像を第1の記録媒体に記録する手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 撮影/記録を一時中断して待機する機能と、待機状態か否かを判断する手段と、待機状態では、該挿入するタイトル画像を第1の記録媒体に記録しない手段とを備えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
- 日時情報の変わり目(A)から次の日時情報の変わり目(B)の間に一度も撮影又は記録が行われなかった場合に、日時情報の変わり目(A)に該挿入したタイトル画像の代わりに、日時情報の変わり目(B)に対応したタイトル画像を第1の記録媒体に記録する手段とを備えることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のタイトル自動挿入機能付き映像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002157499A JP2004007041A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | タイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置 |
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JP2002157499A Pending JP2004007041A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | タイトル画像自動挿入機能付き映像記録装置 |
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Cited By (2)
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JP2006261877A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Casio Comput Co Ltd | 画像再生装置およびプログラム |
JP2007043226A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157499A patent/JP2004007041A/ja active Pending
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