JP2004006865A - 回路基板取り付け用の可動式スタンドオフ - Google Patents
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Abstract
【課題】1つのコンピュータシャシに異なるマザーボードを取り付けることを可能にする装置及び方法を提供する。
【解決手段】溝111内に取り付けられたスタンドオフ支持体を含み、それにより、スタンドオフ130は、スタンドオフ130を溝111内で動かす又は摺動させることにより、溝の長さに沿って位置付けられる。可動式スタンドオフ130は、様々な回路基板を、同一のコンピュータシャシ100内に取り付けることを容易にする。
【選択図】 図1A
【解決手段】溝111内に取り付けられたスタンドオフ支持体を含み、それにより、スタンドオフ130は、スタンドオフ130を溝111内で動かす又は摺動させることにより、溝の長さに沿って位置付けられる。可動式スタンドオフ130は、様々な回路基板を、同一のコンピュータシャシ100内に取り付けることを容易にする。
【選択図】 図1A
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、電子装置の製造に係り、より詳細には、スタンドオフを用いた回路基板のシャシ内への取り付けに係る。
【0002】
【従来の技術】
全てのコンピュータシャシは、その内部に異なるマザーボードが収まるよう設計される。シャシ内において、シャシにあるスロットは一般的に、マザーボードの一端を支持し、堅く固定された金属スタンドオフが、シャシに押圧されるか又はねじ込まれる。堅く固定されたスタンドオフの位置は、マザーボードの幾何学形状と、マザーボードの取り付け孔の場所によって予め決定される。或いは、マザーボードは、シャシ内に収まるよう適宜製造されうる。堅く固定されるスタンドオフの位置は、マザーボードがスロット内にあるとき、取り付け孔と一直線となるような位置でなければならない。次に、スタンドオブは、取り付け孔に挿入される。
【0003】
マザーボードは、様々な寸法を有し、取り付けられた際に、コンピュータシャシに対し場所が様々である取り付け孔を有し得る。このことは、コンピュータといった電子装置の製造を非効率にする。何故なら、コンピュータシャシ内のスタンドオフの位置は、1つの寸法又は1つのタイプのマザーボードを支持するよう配置されるが、別の寸法又は別のタイプのマザーボードを支持するようには配置されないからである。例えば、ゲートウェイ(商標)、フレックス(商標)、及びマイクロ(商標)のマザーボード用のスタンドオフは、互いに近いが、同じ位置にはない。その結果、一般的に、シャシは、特定のタイプのマザーボードに適合するようカスタムビルドされなくてはならない。このことは、不便であるし、費用的にも非効率である。例えば、1つの会社は、製造できる特定のタイプのカスタムシャシの個数を決定するために、特定の製品の売上を見積もらなければならない。しかし、不正確な見積もりは、売れ残り製品の余剰、又は、市場の需要を満足することができないという結果をもたらす。従って、1つ以上の製品又は1つ以上のマザーボードタイプを収容可能なシャシを製造することが好都合、且つ、費用効果的である。従って、1つの代案としては、同一のシャシ内に2つ以上のスタンドオフを固定することである。しかし、複数のスタンドオフを固定することも、製造過程において、使われないスタンドオフを後で取り除かなければならない点から、不便、且つ、費用の面でも非効率である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、1つのコンピュータシャシに異なるマザーボードを取り付けることを可能にすることが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一般的に、摺動可能なスタンドオフは、スタンドオフをシャシに取り付ける取り付け組立体内の溝内で、その摺動可能なスタンドオフを動かすことによって位置付けられる。スタンドオフは、摺動可能であることによって、異なるタイプ及び寸法のマザーボードに適応するよう位置付けられ得る。
【0006】
本発明の他のシステム、方法、特徴、及び、利点は、以下の図面及び詳細の説明を考察することにより、当業者には明らかとなろう。以下の説明に含まれる全ての追加のシステム、方法、特徴、及び利点は、本発明の範囲内であり、特許請求の範囲により保護されるものとする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図中の構成要素は、尺度が合わせられているわけではなく、本発明の原理を説明するために強調されているものである。更に、図中、同様の参照番号は、異なる図面においても対応する部分を指し示す。しかし、同様の部分に常に同様の参照番号が付されているわけではない。更に、全ての説明は、本発明の概念を伝えることを目的とし、相対寸法、形状、及び、他の詳細な属性は、正確ではなく、概略的に示されるものとする。
【0008】
図1Aを参照するに、取り付け組立体110の1つの実施例は、シャシ100に固定される。この実施例の1つの面では、取り付け組立体は、対向する隆起したリッジ部112と、対向する壁113を有する。隆起したリッジ部112は、スタンドオフ130を摺動可能に受容するよう構成される溝111を与える。従って、スタンドオフ130は、溝111に沿って摺動されることによって様々な場所に、溝内において位置付けられることが可能となる。図1Aは、最初の第1の位置にあるスタンドオフ130を示し、溝111に沿って第2の位置に摺動される前の状態である。図1Bは、溝111に沿って摺動された後の第2の位置にあるスタンドオフ130を示す。
【0009】
図1Cを参照するに、取り付け組立体110は、湾曲した、隆起したリッジ部112と、湾曲した壁113を有し、この図に示すように、J字型の曲線を形成する実質的に湾曲した溝111を形成する場合がある。或いは、図1Dを参照するに、取り付け組立体110は、多数の隆起したリッジ部112と、多数の壁113を有し、2つ以上の溝114と直角に交差する直線の溝111を形成し得る。隆起したリッジ部112と壁113は、図1A、図1B、及び図1Dに示すように略直線の形状に制限されない。従って、どの溝111、114も、直線、曲線、又は、任意の所望の形状又はパターンであってよい。溝111は、異なる角度で、1つ以上の溝114を交差してもよい。例えば、取り付け組立体110は、数字の8の形状の溝を有してもよい。
【0010】
図2を参照するに、特定のタイプの回路基板220上の取り付け孔221の場所に応じて、スタンドオフ130の第2の位置は、その特定のタイプの回路基板220を支持するよう選択されることが可能である。回路基板220は、マザーボードといった任意の種類の回路基板であってよい。例えば、所望の位置は、回路基板220をシャシ100に取り付けるときに、取り付け孔221がスタンドオフ130と一直線になるよう決定することができる。そして、スタンドオフ130は、回路基板220の取り付け孔221内に受容されるような位置となる。
【0011】
回路基板上の摺動可能なスタンドオフの1つの利点は、摺動可能なスタンドオフは、1つのコンピュータシャシに様々に異なる回路基板を取り付けることを容易にする点である。従って、摺動可能なスタンドオフは、固定スタンドオフを有するカスタムシャシのための別個の製造ラインを形成する必要をなくす。或いは、摺動可能なスタンドオフは、シャシ内に多数の固定スタンドオフを設置する必要をなくす。多数の固定スタンドオフがある場合、製造過程において後で使用しないスタンドオフを取り除かなければならない。
【0012】
スタンドオフの実施例には様々なものがある。一部の例を以下に示す。
【0013】
図3Aを参照するに、1つの実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、シャシ100に固定される取り付け組立体110の溝111内に位置付けられており、更に、スタンドオフ130を取り付け組立体110内に固定し、同時に、スタンドオフ130が溝111に沿って摺動可能に動くことを可能にする基部331と、フレア部332を有し得る。更に、スタンドオフ130は、デテント334及びグルーブ335が形成された柱333を有し得る。グルーブ335は、デテント334が、スタンドオフの柱333の中心に向かって内側に押圧されることを可能にする。回路基板220上の取り付け孔221が、スタンドオフ130と一直線にされると、取り付け孔221は、デテント334を超えるよう嵌められ、それにより、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。回路基板220に上方向の圧力をかけると、柱333のグルーブ335が、回路基板220をデテント224から外すことを容易にし、それにより、回路基板220を取り除くことが可能となる。摺動可能なスタンドオフ130は、プラスチック又は非金属から形成することが好適であるが、所望の場合は、金属で形成することが可能である。従って、摺動可能なスタンドオフは、回路基板を支持する柱を有し、柱は、デテント及びグルーブが形成された上端を有する。グルーブは、デテントが、柱の中心に向かって内側に押圧されることを可能にする。従って、回路基板を、取り付け孔がデテントを超えるよう嵌めることによって、スタンドオフに固定することが可能である。更に、回路基板に上方向の圧力をかけると、グルーブは、デテントから回路基板を外すことを容易にし、それにより、回路基板は取外すことができる。
【0014】
図3Bを参照するに、別の実施例を示すが、ここでは、平坦なスタンドオフ柱336を示す。このスタンドオフ柱336を超えて取り付け孔221が嵌められる。このスタンドオフ柱336には、突出部又は嵌入部がない。回路基板220を支持する際に、柱336は、回路基板220をスタンドオフ130に固定しない。
【0015】
図3Cを参照するに、更に別の実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、ネジ山が切られた柱337を有する。回路基板220の取り付け孔221は、ネジ山が切られた柱337に嵌め合わされて、回路基板220を支持する。ナット338が回路基板220の上方に設置されて、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。摺動可能なスタンドオフ130はプラスチック、金属、又は、非金属で形成することが可能である。スタンドオフがプラスチックの場合、電気短絡を引き起こさないよう回路基板の電気的絶縁が与えられる。
【0016】
図3Dを参照するに、更なる別の実施例を示すが、スタンドオフ130のタップ付き柱339は、6−32タップ340を有する。回路基板220の取り付け孔221は、タップ付き柱339に嵌め合わされて、回路基板220を支持する。6−32ネジ342がタップ340に設置されて、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。6−32ネジ342及びスタンドオフ130は、金属で形成することが好適である。必要である場合には、金属タップは、シャシ接地を可能にする。しかし、非金属材料も使用してよい。6−32ネジ342は、電子装置のパッケージングにおいて標準ではあるが、当業者は、他の寸法及び形状を有するネジを使用してもよいことを容易に理解するであろう。従って、6−32タップ340及びネジ342を、この実施例で使用することは、本発明の目的又は範囲を制限するものではない。
【0017】
図4Aを参照するに、別の実施例を示すが、ここでは、平らな又は半分平らな面410を有する基部331を有するスタンドオフ130が、取り付け組立体110の溝111内に固定される。平らな又は半分平らな面410は、取り付け組立体の壁113の内面に接触しているので、スタンドオフ130を溝111内に固定する。この実施例では、図3Cと同様に、スタンドオフ130は、ネジ山が切られた柱337を有し、回路基板220の取り付け孔221は、ネジ山が切られた柱337に嵌め合わされて、ナット338を用いて固定される。
【0018】
図4Bを参照するに、更なる実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、非環状の柱433を有し、回路基板の非環状の取り付け孔421により受容されるよう位置付けられる。この実施例におけるように、スタンドオフ130の柱433は、環状である必要はない。例えば、取り付け孔421及び柱433は、図4Bに示すように、四角形を形成する4つの直線の側面を有し得る。或いは、取り付け孔421及び柱433は、図面に示される以外の形状又は構成を有し得る。このことは、当業者は容易に理解するであろう。従って、取り付け孔421及び柱433の形状及び構成は、本発明の目的、又は、範囲を制限することなく変更することが可能である。図4Aに示すように、スタンドオフ130は、平らな又は半分平らな面410を有する基部331を有し、それにより、スタンドオフ130を、取り付け組立体110の溝111内に固定し得る。
【0019】
一部の実施例では、スタンドオフ130は、プラスチック又は他の非金属材料から形成し得る。例えば、スタンドオフ130は、射出成形されたプラスチックであってよい。プラスチックスタンドオフ130の1つの利点は、所望される場合には、回路基板をシャシ100から電気的に絶縁するために使用することが可能である点である。或いは、接地が望まれる場合は、金属スタンドオフ130を使用して、シャシ100を電気的に接地する。当業者は、プラスチック又は金属以外に、スタンドオフ130は、回路基板220を電気的に絶縁させるのか、又は、シャシ100を電気的に接地させるのかという要望に応じて、他の材料からも形成し得ることを容易に理解するであろう。例えば、他の材料には、以下に制限されないが、電子装置の製造及びパッケージングに使用する任意の材料が含まれる。従って、本願にて開示した材料のリストは、本発明の目的又は範囲を制限するものではない。
【0020】
上述の説明において、本発明を、特定の実施例を参照しながら説明した。しかし、その実施例には、本発明の広義の目的及び範囲から逸脱することなく様々な変更を加えることが可能であることは明らかである。例えば、読者は、本願に記載される特定の寸法、材料、及び、形状は、例示的に過ぎず、本発明は、異なる又は追加の寸法、材料、及び、形状を用いて実行することが可能であることを理解するものとする。例えば、1つの実施例の各特徴は、他の実施例に示す他の特徴と一緒にすることが可能である。ネットワーキングの技術における当業者に既知である特徴及び処理も同様に、所望されるように組込まれ得る。更に、また、当然、特徴は、希望に応じて追加又は削除し得る。従って、本発明は、特許請求の範囲及びそれの等価物から考慮される以外は、制限されないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】第1の位置にある摺動可能なスタンドオフを有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1B】第2の位置にある摺動可能なスタンドオフを有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1C】溝が湾曲している例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1D】2つの溝に直角で交差する溝を形成する多数のリッジ部と多数の壁を有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図2】スタンドオフが、マザーボードの取り付け孔に受容されるよう位置付けられる例示的な取り付け組立体を示す分解斜視図である。
【図3A】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、デテント及びグルーブが設けられた柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3B】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、突出部又は嵌入部を有さない柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3C】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、ナットが合わせられるネジ山付き柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3D】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、6−32ネジが取り付けられる6−32タップを有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図4A】取り付け組立体の内壁に接触する平らな面を有するスタンドオフ基部を有する例示的な取り付け組立体を示す、部分的に切取られた分解断面図である。
【図4B】スタンドオフの非環状柱が、回路基板の非環状取り付け孔に受容されるよう位置付けられる、例示的な取り付け組立体を示す、部分的に切取られた分解断面図である。
【符号の説明】
100 シャシ
110 取り付け組立体
111 溝
112 隆起したリッジ部
113 壁
114 溝
130 スタンドオフ
220 回路基板
221 取り付け孔
331 基部
332 フレア部
333 柱
334 デテント
335 グルーブ
336 平らな柱
337 ネジ山が切られた柱
338 ナット
340 6−32タップ
342 ネジ
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、電子装置の製造に係り、より詳細には、スタンドオフを用いた回路基板のシャシ内への取り付けに係る。
【0002】
【従来の技術】
全てのコンピュータシャシは、その内部に異なるマザーボードが収まるよう設計される。シャシ内において、シャシにあるスロットは一般的に、マザーボードの一端を支持し、堅く固定された金属スタンドオフが、シャシに押圧されるか又はねじ込まれる。堅く固定されたスタンドオフの位置は、マザーボードの幾何学形状と、マザーボードの取り付け孔の場所によって予め決定される。或いは、マザーボードは、シャシ内に収まるよう適宜製造されうる。堅く固定されるスタンドオフの位置は、マザーボードがスロット内にあるとき、取り付け孔と一直線となるような位置でなければならない。次に、スタンドオブは、取り付け孔に挿入される。
【0003】
マザーボードは、様々な寸法を有し、取り付けられた際に、コンピュータシャシに対し場所が様々である取り付け孔を有し得る。このことは、コンピュータといった電子装置の製造を非効率にする。何故なら、コンピュータシャシ内のスタンドオフの位置は、1つの寸法又は1つのタイプのマザーボードを支持するよう配置されるが、別の寸法又は別のタイプのマザーボードを支持するようには配置されないからである。例えば、ゲートウェイ(商標)、フレックス(商標)、及びマイクロ(商標)のマザーボード用のスタンドオフは、互いに近いが、同じ位置にはない。その結果、一般的に、シャシは、特定のタイプのマザーボードに適合するようカスタムビルドされなくてはならない。このことは、不便であるし、費用的にも非効率である。例えば、1つの会社は、製造できる特定のタイプのカスタムシャシの個数を決定するために、特定の製品の売上を見積もらなければならない。しかし、不正確な見積もりは、売れ残り製品の余剰、又は、市場の需要を満足することができないという結果をもたらす。従って、1つ以上の製品又は1つ以上のマザーボードタイプを収容可能なシャシを製造することが好都合、且つ、費用効果的である。従って、1つの代案としては、同一のシャシ内に2つ以上のスタンドオフを固定することである。しかし、複数のスタンドオフを固定することも、製造過程において、使われないスタンドオフを後で取り除かなければならない点から、不便、且つ、費用の面でも非効率である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、1つのコンピュータシャシに異なるマザーボードを取り付けることを可能にすることが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一般的に、摺動可能なスタンドオフは、スタンドオフをシャシに取り付ける取り付け組立体内の溝内で、その摺動可能なスタンドオフを動かすことによって位置付けられる。スタンドオフは、摺動可能であることによって、異なるタイプ及び寸法のマザーボードに適応するよう位置付けられ得る。
【0006】
本発明の他のシステム、方法、特徴、及び、利点は、以下の図面及び詳細の説明を考察することにより、当業者には明らかとなろう。以下の説明に含まれる全ての追加のシステム、方法、特徴、及び利点は、本発明の範囲内であり、特許請求の範囲により保護されるものとする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図中の構成要素は、尺度が合わせられているわけではなく、本発明の原理を説明するために強調されているものである。更に、図中、同様の参照番号は、異なる図面においても対応する部分を指し示す。しかし、同様の部分に常に同様の参照番号が付されているわけではない。更に、全ての説明は、本発明の概念を伝えることを目的とし、相対寸法、形状、及び、他の詳細な属性は、正確ではなく、概略的に示されるものとする。
【0008】
図1Aを参照するに、取り付け組立体110の1つの実施例は、シャシ100に固定される。この実施例の1つの面では、取り付け組立体は、対向する隆起したリッジ部112と、対向する壁113を有する。隆起したリッジ部112は、スタンドオフ130を摺動可能に受容するよう構成される溝111を与える。従って、スタンドオフ130は、溝111に沿って摺動されることによって様々な場所に、溝内において位置付けられることが可能となる。図1Aは、最初の第1の位置にあるスタンドオフ130を示し、溝111に沿って第2の位置に摺動される前の状態である。図1Bは、溝111に沿って摺動された後の第2の位置にあるスタンドオフ130を示す。
【0009】
図1Cを参照するに、取り付け組立体110は、湾曲した、隆起したリッジ部112と、湾曲した壁113を有し、この図に示すように、J字型の曲線を形成する実質的に湾曲した溝111を形成する場合がある。或いは、図1Dを参照するに、取り付け組立体110は、多数の隆起したリッジ部112と、多数の壁113を有し、2つ以上の溝114と直角に交差する直線の溝111を形成し得る。隆起したリッジ部112と壁113は、図1A、図1B、及び図1Dに示すように略直線の形状に制限されない。従って、どの溝111、114も、直線、曲線、又は、任意の所望の形状又はパターンであってよい。溝111は、異なる角度で、1つ以上の溝114を交差してもよい。例えば、取り付け組立体110は、数字の8の形状の溝を有してもよい。
【0010】
図2を参照するに、特定のタイプの回路基板220上の取り付け孔221の場所に応じて、スタンドオフ130の第2の位置は、その特定のタイプの回路基板220を支持するよう選択されることが可能である。回路基板220は、マザーボードといった任意の種類の回路基板であってよい。例えば、所望の位置は、回路基板220をシャシ100に取り付けるときに、取り付け孔221がスタンドオフ130と一直線になるよう決定することができる。そして、スタンドオフ130は、回路基板220の取り付け孔221内に受容されるような位置となる。
【0011】
回路基板上の摺動可能なスタンドオフの1つの利点は、摺動可能なスタンドオフは、1つのコンピュータシャシに様々に異なる回路基板を取り付けることを容易にする点である。従って、摺動可能なスタンドオフは、固定スタンドオフを有するカスタムシャシのための別個の製造ラインを形成する必要をなくす。或いは、摺動可能なスタンドオフは、シャシ内に多数の固定スタンドオフを設置する必要をなくす。多数の固定スタンドオフがある場合、製造過程において後で使用しないスタンドオフを取り除かなければならない。
【0012】
スタンドオフの実施例には様々なものがある。一部の例を以下に示す。
【0013】
図3Aを参照するに、1つの実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、シャシ100に固定される取り付け組立体110の溝111内に位置付けられており、更に、スタンドオフ130を取り付け組立体110内に固定し、同時に、スタンドオフ130が溝111に沿って摺動可能に動くことを可能にする基部331と、フレア部332を有し得る。更に、スタンドオフ130は、デテント334及びグルーブ335が形成された柱333を有し得る。グルーブ335は、デテント334が、スタンドオフの柱333の中心に向かって内側に押圧されることを可能にする。回路基板220上の取り付け孔221が、スタンドオフ130と一直線にされると、取り付け孔221は、デテント334を超えるよう嵌められ、それにより、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。回路基板220に上方向の圧力をかけると、柱333のグルーブ335が、回路基板220をデテント224から外すことを容易にし、それにより、回路基板220を取り除くことが可能となる。摺動可能なスタンドオフ130は、プラスチック又は非金属から形成することが好適であるが、所望の場合は、金属で形成することが可能である。従って、摺動可能なスタンドオフは、回路基板を支持する柱を有し、柱は、デテント及びグルーブが形成された上端を有する。グルーブは、デテントが、柱の中心に向かって内側に押圧されることを可能にする。従って、回路基板を、取り付け孔がデテントを超えるよう嵌めることによって、スタンドオフに固定することが可能である。更に、回路基板に上方向の圧力をかけると、グルーブは、デテントから回路基板を外すことを容易にし、それにより、回路基板は取外すことができる。
【0014】
図3Bを参照するに、別の実施例を示すが、ここでは、平坦なスタンドオフ柱336を示す。このスタンドオフ柱336を超えて取り付け孔221が嵌められる。このスタンドオフ柱336には、突出部又は嵌入部がない。回路基板220を支持する際に、柱336は、回路基板220をスタンドオフ130に固定しない。
【0015】
図3Cを参照するに、更に別の実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、ネジ山が切られた柱337を有する。回路基板220の取り付け孔221は、ネジ山が切られた柱337に嵌め合わされて、回路基板220を支持する。ナット338が回路基板220の上方に設置されて、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。摺動可能なスタンドオフ130はプラスチック、金属、又は、非金属で形成することが可能である。スタンドオフがプラスチックの場合、電気短絡を引き起こさないよう回路基板の電気的絶縁が与えられる。
【0016】
図3Dを参照するに、更なる別の実施例を示すが、スタンドオフ130のタップ付き柱339は、6−32タップ340を有する。回路基板220の取り付け孔221は、タップ付き柱339に嵌め合わされて、回路基板220を支持する。6−32ネジ342がタップ340に設置されて、回路基板220をスタンドオフ130に固定する。6−32ネジ342及びスタンドオフ130は、金属で形成することが好適である。必要である場合には、金属タップは、シャシ接地を可能にする。しかし、非金属材料も使用してよい。6−32ネジ342は、電子装置のパッケージングにおいて標準ではあるが、当業者は、他の寸法及び形状を有するネジを使用してもよいことを容易に理解するであろう。従って、6−32タップ340及びネジ342を、この実施例で使用することは、本発明の目的又は範囲を制限するものではない。
【0017】
図4Aを参照するに、別の実施例を示すが、ここでは、平らな又は半分平らな面410を有する基部331を有するスタンドオフ130が、取り付け組立体110の溝111内に固定される。平らな又は半分平らな面410は、取り付け組立体の壁113の内面に接触しているので、スタンドオフ130を溝111内に固定する。この実施例では、図3Cと同様に、スタンドオフ130は、ネジ山が切られた柱337を有し、回路基板220の取り付け孔221は、ネジ山が切られた柱337に嵌め合わされて、ナット338を用いて固定される。
【0018】
図4Bを参照するに、更なる実施例を示すが、ここでは、スタンドオフ130は、非環状の柱433を有し、回路基板の非環状の取り付け孔421により受容されるよう位置付けられる。この実施例におけるように、スタンドオフ130の柱433は、環状である必要はない。例えば、取り付け孔421及び柱433は、図4Bに示すように、四角形を形成する4つの直線の側面を有し得る。或いは、取り付け孔421及び柱433は、図面に示される以外の形状又は構成を有し得る。このことは、当業者は容易に理解するであろう。従って、取り付け孔421及び柱433の形状及び構成は、本発明の目的、又は、範囲を制限することなく変更することが可能である。図4Aに示すように、スタンドオフ130は、平らな又は半分平らな面410を有する基部331を有し、それにより、スタンドオフ130を、取り付け組立体110の溝111内に固定し得る。
【0019】
一部の実施例では、スタンドオフ130は、プラスチック又は他の非金属材料から形成し得る。例えば、スタンドオフ130は、射出成形されたプラスチックであってよい。プラスチックスタンドオフ130の1つの利点は、所望される場合には、回路基板をシャシ100から電気的に絶縁するために使用することが可能である点である。或いは、接地が望まれる場合は、金属スタンドオフ130を使用して、シャシ100を電気的に接地する。当業者は、プラスチック又は金属以外に、スタンドオフ130は、回路基板220を電気的に絶縁させるのか、又は、シャシ100を電気的に接地させるのかという要望に応じて、他の材料からも形成し得ることを容易に理解するであろう。例えば、他の材料には、以下に制限されないが、電子装置の製造及びパッケージングに使用する任意の材料が含まれる。従って、本願にて開示した材料のリストは、本発明の目的又は範囲を制限するものではない。
【0020】
上述の説明において、本発明を、特定の実施例を参照しながら説明した。しかし、その実施例には、本発明の広義の目的及び範囲から逸脱することなく様々な変更を加えることが可能であることは明らかである。例えば、読者は、本願に記載される特定の寸法、材料、及び、形状は、例示的に過ぎず、本発明は、異なる又は追加の寸法、材料、及び、形状を用いて実行することが可能であることを理解するものとする。例えば、1つの実施例の各特徴は、他の実施例に示す他の特徴と一緒にすることが可能である。ネットワーキングの技術における当業者に既知である特徴及び処理も同様に、所望されるように組込まれ得る。更に、また、当然、特徴は、希望に応じて追加又は削除し得る。従って、本発明は、特許請求の範囲及びそれの等価物から考慮される以外は、制限されないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】第1の位置にある摺動可能なスタンドオフを有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1B】第2の位置にある摺動可能なスタンドオフを有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1C】溝が湾曲している例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図1D】2つの溝に直角で交差する溝を形成する多数のリッジ部と多数の壁を有する例示的な取り付け組立体を示す斜視図である。
【図2】スタンドオフが、マザーボードの取り付け孔に受容されるよう位置付けられる例示的な取り付け組立体を示す分解斜視図である。
【図3A】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、デテント及びグルーブが設けられた柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3B】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、突出部又は嵌入部を有さない柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3C】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、ナットが合わせられるネジ山付き柱を有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図3D】図2の線AA´についての取り付け組立体の断面図であって、6−32ネジが取り付けられる6−32タップを有するスタンドオフの側面を示す図である。
【図4A】取り付け組立体の内壁に接触する平らな面を有するスタンドオフ基部を有する例示的な取り付け組立体を示す、部分的に切取られた分解断面図である。
【図4B】スタンドオフの非環状柱が、回路基板の非環状取り付け孔に受容されるよう位置付けられる、例示的な取り付け組立体を示す、部分的に切取られた分解断面図である。
【符号の説明】
100 シャシ
110 取り付け組立体
111 溝
112 隆起したリッジ部
113 壁
114 溝
130 スタンドオフ
220 回路基板
221 取り付け孔
331 基部
332 フレア部
333 柱
334 デテント
335 グルーブ
336 平らな柱
337 ネジ山が切られた柱
338 ナット
340 6−32タップ
342 ネジ
Claims (35)
- 回路基板をシャシ内において支持する装置であって、
溝を有する取り付け組立体と、
上記回路基板を支持するスタンドオフと、を含み、
上記スタンドオフは、上記取り付け組立体の上記溝内に可動であるよう受容されるよう適応される基部を含み、
上記スタンドオフは、端部を有する柱を有する、装置。 - 上記スタンドオフは、上記回路基板を上記スタンドオフの上記端部に固定する所望に位置となるまで、上記取り付け組立体の上記溝に沿って可動である請求項1記載の装置。
- 上記端部は、デテント及びグルーブを有する請求項1記載の装置。
- 上記柱は、平らな面を有する請求項1記載の装置。
- 上記柱には、ネジ山が切られる請求項1記載の装置。
- 上記柱は、6−32タップを有する請求項1記載の装置。
- 上記6−32タップに接続される6−32ネジを更に含む請求項6記載の装置。
- 上記スタンドオフは、プラスチック材料を含む請求項1記載の装置。
- 上記基部は、上記溝内を摺動するよう適応される請求項1記載の装置。
- 上記スタンドオフは、金属を含む請求項1記載の装置。
- 回路基板をシャシに固定するスタンドオフであって、
基部と、
上記回路基板を上記スタンドオフに固定するための端部と、を含み、
上記基部は、上記シャシの溝内に可動であるように受容されることが可能なフレア部を有し、
上記溝は、上記端部が上記溝から突出することを可能にする、スタンドオフ。 - 上記端部は、デテント及びグルーブを有する請求項11記載のスタンドオフ。
- 上記端部は、直線の柱である請求項11記載のスタンドオフ。
- 上記端部には、ネジ山が切られる請求項11記載のスタンドオフ。
- 上記端部は、6−32タップを有する請求項11記載のスタンドオフ。
- プラスチック材料を含む請求項11記載のスタンドオフ。
- 上記基部は、上記溝内を摺動するよう適応される請求項11記載のスタンドオフ。
- 金属を含む請求項11記載のスタンドオフ。
- 上記基部は、少なくとも1つの平らな、又は、半分平らな面を有する請求項11記載のスタンドオフ。
- シャシに固定される取り付け組立体であって、
上記取り付け組立体において、近接して配置されて、略均一な幅を有する連続的な溝を形成する2つの対向するリッジ部を含み、
上記スタンドオフは、基部及び端部を有し、
上記スタンドオフは、上記溝内で動くよう適応され、
上記基部は、上記スタンドオフを上記溝内に固定するフレア部を含み、
上記端部は、回路基板を固定するよう適応される、組立体。 - 上記溝は、略直線である請求項20記載の取り付け組立体。
- 上記溝は、少なくとも1つの湾曲部を有する請求項20記載の取り付け組立体。
- 上記溝は、少なくとも1つの別の溝と交差する請求項20記載の取り付け組立体。
- 回路基板と係合するよう適応されるスタンドオフを、可動であるよう受容するよう適応される溝を有するシステムにおいて、上記システムに上記回路基板を固定する方法であって、
上記システムの上記溝に、上記スタンドオフを挿入する段階と、
上記スタンドオフを、上記溝内の所望の位置に動かす段階と、
上記スタンドオフに接続されるべき上記回路基板を係合する段階とを含む方法。 - 上記回路基板の開口に挿入される上記スタンドオフの端部にデテントを設けることにより、上記回路基板を上記スタンドオフに固定する段階を更に含み、
上記端部は、上記デテントに近接してグルーブを有する請求項24記載の方法。 - 上記回路基板に圧力を加えることによって、上記回路基板を上記スタンドオフから外す段階を更に含む請求項25記載の方法。
- 上記スタンドオフは、上記回路基板を支持する非環状の柱を有する請求項24記載の方法。
- 上記溝は、非環状である請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフのネジ山が切られた部分にナットを設置することによって、上記回路基板を上記スタンドオフに固定する段階を更に含む請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフに、6−32タップを接続する段階を更に含む請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフは、プラスチック材料を含む請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフを動かす段階は、上記スタンドオフを、上記溝内において摺動させる段階を含む請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフは、金属を含む請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフの上記基部は、少なくとも1つの平らな、又は、半分平らな面を有する請求項24記載の方法。
- 上記スタンドオフは、上記溝内で摺動するよう適応される請求項20記載の取り付け組立体。
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