JP2004005500A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004005500A
JP2004005500A JP2003080988A JP2003080988A JP2004005500A JP 2004005500 A JP2004005500 A JP 2004005500A JP 2003080988 A JP2003080988 A JP 2003080988A JP 2003080988 A JP2003080988 A JP 2003080988A JP 2004005500 A JP2004005500 A JP 2004005500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
identification code
mail
content
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003080988A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Takeshita
竹下 秀二
Keidai Suzuki
鈴木 啓代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003080988A priority Critical patent/JP2004005500A/ja
Priority to KR10-2003-0019000A priority patent/KR20030078695A/ko
Priority to US10/401,008 priority patent/US7191187B2/en
Priority to EP03007157A priority patent/EP1349086A3/en
Priority to CN03108395A priority patent/CN1450483A/zh
Publication of JP2004005500A publication Critical patent/JP2004005500A/ja
Priority to US11/335,004 priority patent/US20060123037A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • G06Q50/60
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/958Organisation or management of web site content, e.g. publishing, maintaining pages or automatic linking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99943Generating database or data structure, e.g. via user interface

Abstract

【課題】ユーザにコンテンツを対応付けておき、ユーザに対して、そのユーザに対応付けられた特定のコンテンツの閲覧を許可するシステムにおいて、更新があったページをタイムリーにユーザに知らせる。
【解決手段】コンテンツの更新を示すコンテンツ更新情報をコンテンツ更新情報取得部102により取得し、更新されたコンテンツと関連付けてコンテンツ管理部101で管理されている閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスを宛先とする告知メールを告知メール生成部103にて生成する。また、告知メールが不通であることを検出された場合に、そのユーザが特定のコンテンツを閲覧することができないようにしてもよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ別に閲覧ができるコンテンツが決められている状況下において、コンテンツが更新された場合に、更新されたコンテンツが閲覧できるユーザに電子メールの送信による通知を送る装置及びプログラムに関する。
【0002】
また、本発明は、特定の権原(例えば、上記コンテンツを閲覧できるという権原)を有するユーザに割り当てられた電子メールアドレスへの電子メールの送信が不通かどうかを判断して、その権原を変更する装置及びプログラムにも関する。
【0003】
【従来の技術】
従来から営業活動にインターネットが活用されている。例えば、顧客からの問合せとそれに対する応答に電子メールが使われている。また、顧客に対して情報提供を行なう手段としてウェブサーバが使用されており、例えば、商品の情報、価格の情報、注文の受付、商品の発送状況の情報などが顧客に対してウェブサーバを介して提供されるようになってきている。また、顧客からの問合せもウェブサーバの提供するフォーム機能により処理されるようになっている。
【0004】
殊に近年、顧客全体に情報を提供するのではなく、特定の顧客に向けて、その顧客との取引実績に応じて情報を提供するシステムが使用されるようになってきた。そのようなシステムにおいては、顧客と提供するべきコンテンツとを対応付けておき、顧客に対しては、その顧客に対応付けられたコンテンツが提供される。例えば、顧客がシステムにアクセスを行なうと、その顧客に対応付けられたコンテンツを見るためのコンテンツが表示されるようになっている。
【0005】
このようなシステムにより、顧客にとっては、自分が必要とする情報だけが提供され、必要とする情報へ迅速にアクセスすることが可能となる。また、顧客に情報を提供する側にとっては、顧客別に情報を提供することができ、例えば、同じ製品であっても顧客別に、取引実績や信用度に応じて異なる価格を提示することが可能となる。
【0006】
このように、顧客特有の情報を提示する場合には、識別符号とパスワードなどによる認証を行ない、特定の顧客に特定の内容を提示することが行なわれるようになってきている。
【0007】
すなわち、顧客である会社の担当者が販売会社などのウェブサーバにアクセスを行なうと、IDとパスワードを入力する画面が表示され、正しい識別符号とパスワードの入力がされると、その会社の担当者に向けて提供される特有の情報が提供されるようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−171700号公報(第4頁)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような顧客とコンテンツを対応付けて顧客に情報を提供するシステムにおいては、コンテンツの更新が行なわれても、それを顧客に対して通知する手段がなく、コンテンツの更新後に顧客がアクセスするのを待たなければならず、タイムリーに顧客に情報を伝えることができないという課題がある。
【0009】
また、このようなシステムにおいては、タイムリーにコンテンツの更新の情報を伝える一方で、特定の顧客に対して開示されるべきコンテンツが、他の顧客に対して開示されないように、開示の制御を行なう必要がある。例えば、近年の雇用情勢の変化により、会社の担当者が事前の連絡無く転職を行なうことが頻繁に発生するようになった。このため、識別符号とパスワードなどを記憶していれば、転職後にも、転職前に勤務していた会社にのみ提示されるべき情報を閲覧することが可能となり、特定の会社にだけ提供されるべき情報が、他の会社に雇用されている人間に漏洩してしまうという課題がある。
【0010】
そこで、本発明においては、コンテンツが更新されたことを、そのコンテンツが閲覧できる人への電子メールなどの送信により伝えて情報を開示し、その一方で、退職などの理由により電子メールの送信が不通となった人がコンテンツを閲覧できないようにして情報が漏洩しないようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、コンテンツと閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理するコンテンツ管理部と、コンテンツの更新に関する情報を取得するコンテンツ更新情報取得部と、コンテンツ更新情報取得部で取得されたコンテンツに関する情報に基づいて、コンテンツの更新に関する情報を内容とし、更新されたコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成する告知メール生成部と、を備える情報処理装置を提供する。
【0012】
これにより、更新されたコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号に対応付けられたユーザへ、電子メールにより更新の通知がなされ、タイムリーな情報提供が行なえるようになり、課題が解決される。
【0013】
また、このような情報処理装置によれば、コンテンツの更新が明らかな誤記の訂正によるものである場合にも、電子メールによる更新の通知がなされてしまうことになるが、この点を改良して、更新の通知を望まないユーザには通知を送らないようにしたり、更新の通知を送るかどうかの判断結果を取得する告知判断結果取得手段を備えたりするようにした。
【0014】
これにより、常に更新の通知がされることを抑制することができ、更新の程度に応じた通知が行なえるようになり、課題が解決される。
【0015】
また、情報が漏洩してしまうという課題を解決するために、本発明においては、識別符号とその識別符号の有効性を示す情報と電子メールアドレスを対応付けておき、電子メールアドレスを宛先とした電子メールの送信が不通であるかどうかを判断し、その判断の結果に基づいて識別符号の有効性を示す情報を変更するようにした。
【0016】
これにより、取引先の会社の担当者が転職を行った結果、電子メールアドレスが到達不能になったことが検出されると、その担当者は、転職前の会社に対してのみ提示される情報を入手することができなくなり、課題が解決される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0018】
(発明の概要)
図1は、本発明の概要を例示する。本発明において、顧客はコンテンツを閲覧するユーザである。顧客は全てのコンテンツを閲覧することはできず、顧客別に閲覧ができるコンテンツ(すなわち、特定コンテンツ)が定められている。例えば、顧客毎に製品の価格が定められている場合には、顧客は、その顧客に対して定められている価格の情報を閲覧することができるが、他の顧客に対して定められている価格表を閲覧できないようになっている。このため、顧客が特定コンテンツを閲覧しようとすると、IDやパスワードなどの識別符号の入力が求められ、識別符号の認証ができた場合にのみ閲覧を許可するようにしている。
【0019】
情報提供者は、例えば、WEBサーバに蓄積されたコンテンツの更新を行なう。すると、更新されたコンテンツを閲覧することができる顧客に対して、コンテンツが更新されたという通知が電子メールによって送られる。これにより、コンテンツを閲覧することができる顧客だけがコンテンツの更新を知ることが可能となる。
【0020】
図30は、本発明の概要の別の側面を例示する。ユーザは、例えば、取引先の会社に雇用された担当者である。このユーザは、サーバ等に格納されその会社にだけ提示される情報を閲覧する権原を持っていることを示すために、識別符号とパスワードを入力する。識別符号とパスワードが正しければ、その情報を閲覧することができる。
【0021】
メールサーバは、定期的あるいは不定期的に、電子メールをユーザに対して送信するなどして、そのユーザの電子メールアドレスへの電子メールが到達可能であるかどうかを判断し、ユーザが取引先会社に在籍しているかどうかを確認する。もし、ユーザが在籍しないようになれば、そのユーザの電子メールは到達不能なものとなり、不通を示すメールなどが本発明の識別符号管理装置に返信される。識別符号管理装置は、ユーザがサーバ等に格納された情報を閲覧しようとすると、閲覧の許可の拒絶を行なうように指示を出し、在籍しなくなったユーザは、情報を見ることができなくなる。
【0022】
(WEBページ生成システム)
本発明の情報処理装置が、顧客別に情報を提供するためのシステムとどのような関係にあるかを明確にするために、顧客別に情報を提供するための情報処理装置あるいはWEBページ生成システムについて説明する。
【0023】
図51は、識別符号とパスワードを入力することにより特定のWEBページなどのコンテンツを閲覧可能とする情報処理装置の機能ブロック図を例示する。
【0024】
情報処理装置は、認証部5101と、コンテンツ送信部5102と、コンテンツデータベース5103と、セッション管理部5109と、を備えている。認証部は、識別符号とパスワードの組を格納した表5104を保持している。顧客であるユーザが、コンテンツデータベースに格納されているコンテンツ5105などを閲覧しようとすると、識別符号とパスワード5106を認証部5101に入力し、自分がコンテンツを閲覧する権原があることを証明する。
【0025】
「認証部」5101は、入力された識別符号とパスワードが、表5104に格納されたものと適合するかどうかを判断して、その結果である認証結果5107をコンテンツ送信部5102へ送る。
【0026】
「コンテンツ送信部」5102は、認証結果5107の内容を判断して、認証が成功していれば、コンテンツデータベース5103に格納されているコンテンツをコンテンツ5108として送信し、ユーザに閲覧をさせるのである。
【0027】
また、コンテンツ送信部は、ユーザからのコンテンツ要求5112を受け取り、それに応じてコンテンツを送信するようにしてもよい。この場合、情報処理装置5100は、コンテンツ要求をまず受け取り、この要求に対して識別符号とパスワードをユーザに要求し、入力された識別符号とパスワードが適合するかどうかを確認してからコンテンツを送信するように動作してもよい。
【0028】
「セッション管理部」5109は、通信網5110に接続されたユーザ端末5111と、情報処理装置5100と、の通信の状態を管理する。セッション管理部は、ユーザがユーザ端末より情報処理装置にアクセスを行ったときに、認証部へ入力すべき識別符号とパスワードとをユーザ端末に要求し、コンテンツ送信部にて送信されたコンテンツを認証が行なわれたユーザ端末へ出力することを行なう。
【0029】
なお、コンテンツデータベースに格納されたコンテンツと識別符号と対応付けた表などを、さらにコンテンツデータベースに格納しておき、また、認証結果5107に、認証が行なわれたかどうかを示す結果のみならず、どの識別符号に対して認証が行なわれたかの情報を含ませることにより、コンテンツ送信部が、識別符号に対応付けられたコンテンツを自動的に送信することが可能となる。
【0030】
図23は、WEBページ生成システムの機能ブロック図を例示している。図23において、WEBページ生成システム2300は、認証部2301と、ページ生成部2302と、問合せ処理部2303と、コンテンツ管理部2304と、問合せデータベース2305と、セッション管理部2310と、を備えている。
【0031】
「認証部」2301は、ID、パスワード、閲覧許可対象識別符号、メールアドレスを関連付けた表を管理している。IDとパスワードとは、ユーザが特定コンテンツを閲覧するための認証情報である。閲覧許可対象識別符号は、IDと同じであってもよいが、例えば、同じ組織(例えば、会社)に属するユーザには同じ内容のコンテンツの閲覧を許可する場合には、組織を識別する識別符号が閲覧許可対象識別符号となる。メールアドレスは、ユーザの電子メールアドレスであり、後に説明する問合せ処理部における処理に用いられる。
【0032】
ユーザがIDとパスワードとからなる認証情報2306を認証部へ入力すると、認証部は、表に格納されているデータに基づいてIDとパスワードとが適合するかどうかを判断する。判断の結果、IDとパスワードが適合すると判断された場合には、IDとパスワードとに関連付けられた閲覧許可対象識別符号2307を取得し、ページ生成部に送る。また、認証部からページ生成部に送られる情報は、閲覧許可対象識別符号2307に限られることはなく、入力されたIDから得られるユーザのメールアドレスが含まれていてもよい。
【0033】
「ページ生成部」2302は、送られた閲覧許可対象識別符号2307から、コンテンツ管理部に管理されている情報から閲覧許可対象識別符号に応じたWEBページ2308を生成する。より詳細には、ページ生成部は、まず、送られた閲覧許可対象識別符号をコンテンツ管理部へ送り、閲覧許可対象識別符号に対応付けられたコンテンツ識別子とカテゴリとを得る。次に、ページ生成部は、得られたコンテンツ識別子とカテゴリとからWEBページ2308を生成し、ユーザ端末2312へ向けて送信する。送信と同時に、ページ生成部は、後ほど説明する問合せの処理のために、生成したページの情報を問合せ処理部2303へ送る。このページの情報には、例えば、ユーザのメールアドレスが含まれている。
【0034】
また、ページ生成部は、生成されたWEBページの内容を見たユーザがそのWEBページの中に示されたリンクを辿ることにより発生するページ要求2313を受け付け、それに応じてWEBページを送信することも行なう。このページ要求2313に応じて送信されるWEBページは、コンテンツ管理部2304に管理されていてもよいし、他の部で管理されていてもよい。
【0035】
「コンテンツ管理部」2304は、閲覧許可対象識別符号とコンテンツとを関連付ける。図23においては、コンテンツ管理部は、閲覧許可対象識別符号とコンテンツ識別子とを関連付けるのみならず、コンテンツ識別子で識別されるコンテンツのカテゴリも関連付けて管理している。「カテゴリ」とは、コンテンツの内容の分類であり、図23では、「トピックス」、「カタログ」などが例示されている。
【0036】
ページ生成部に「u284729」という閲覧許可対象識別符号が送られると、コンテンツ管理部より、「トピックス、topics−A.html」、「カタログ、cat−X.html」などの情報を得て、図22の上部2201に示したWEBページを生成する。同様に、ページ生成部に「g223121」という閲覧許可対象識別符号が送られると、図22の下部2204に示したWEBページが生成される。下線とともに表示された部分2202、2203、2205、2206が、その顧客に対する各カテゴリへのハイパーリンクとなっており、この部分をマウスによりクリックなどすることにより、コンテンツが閲覧される。
【0037】
また、生成されたWEBページを閲覧したユーザが問合せを行なうと、その問合せ2314は、問合せ処理部2303へ送られる。「問合せ処理部」2303は、ページ生成部から送られたページの情報から、ユーザのメールアドレスを獲得し、メールアドレスと問合せの内容を、問合せデータベースへ格納するとともに、問合せを受け付けたことを示す受付確認メール2309をユーザへ送信する。
【0038】
問合せデータベースに格納されたメールアドレスと問合せ内容とは、適切な部署に送られ、返信がメールアドレスに対して行なわれる。
【0039】
「セッション管理部」2310は、通信網2311に接続されたユーザ端末2312と、WEBページ生成システムと、の通信の状態を管理する。ユーザが、WEBページ生成システムにアクセスを行ったときに、認証部へ入力すべきIDとパスワードをユーザ端末に要求し、ページ生成部にて生成されたWEBページを認証が行なわれたユーザのユーザ端末へ出力することを行なう。
【0040】
図24は、WEBページ生成システム2300がWEBページを生成するまでの処理のフローチャートを例示する。
【0041】
ステップS2401において、ユーザからのアクセスの受付があるまで待機することが行なわれる。ユーザからのアクセスが受け付けられるとステップS2402へ移行する。
【0042】
ステップS2402において、ユーザに対して、IDとパスワードが要求され、受信される。
【0043】
ステップS2403において、認証部にて、ステップS2402で受信されたIDとパスワードが適合するものであるかどうかが判断され、適合していると判断されるとステップS2404へ処理が移行し、そうでなければ、ステップS2405へ移行し、エラー通知を送信して処理を終了する。
【0044】
ステップS2404において、認証部にて、閲覧許可対象識別符号が取得される。
【0045】
ステップS2406において、ページ生成部にて、閲覧許可対象識別符号に関連付けられたページ識別子とカテゴリが取得され、各カテゴリのページ識別子が取得される。
【0046】
ステップS2407において、ページ生成部にて、各ページのページ識別子よりWEBページが作られ送信される。
【0047】
このような処理を行なうことにより、ユーザ毎、あるいはユーザの属する組織毎に異なるコンテンツからなるページを生成することが可能となる。
【0048】
(実施形態1(請求項1と請求項9とに主に対応))
図2は、本発明の実施形態1に関する情報処理装置の機能ブロック図を例示する。
【0049】
(実施形態1:構成)
本実施形態において、情報処理装置100は、コンテンツ管理部101と、コンテンツ更新情報取得部102と、告知メール生成部103と、を備える。
【0050】
(実施形態1:コンテンツ管理部)
「コンテンツ管理部」101は、複数のコンテンツと、コンテンツ毎に閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理する。ここに「閲覧許可対象識別符号」とは、コンテンツの閲覧を許可する対象を識別するための識別符号である。この閲覧許可対象識別符号は、誰が閲覧するかを管理するべきコンテンツに対応付けられてコンテンツ管理部101に保持されている。そのようなコンテンツは、対応付けられた閲覧許可対象識別符号に基づく認証などが行なわれないと、閲覧ができない。閲覧許可対象識別符号により識別される客体の例としては、自然人、自然人により構成されるグループ、計算機、計算機のグループ、その他の装置や装置のグループがある。また、識別符号によって、会社などの法人そのものや、会社の従業員などが識別されてもよい。そのため、このような識別符号の例としては、会社ごとに割り振られた番号などがある。会社ごとに割り振られた番号が閲覧許可対象識別符号として用いられる場合には、同じ会社に属するユーザには同じコンテンツが提供されるようになる。また、同じ会社であっても、部署が異なれば異なる閲覧許可対象識別符号を割り当ててもよい。また、「関連付けて管理する」とは、コンテンツ管理部101が、複数のコンテンツと閲覧許可対象識別符号との対応を保持することである。例えば、コンテンツと、閲覧許可対象識別符号と、を表に格納して保持したり、あるいは、コンテンツを参照するための識別情報と、閲覧許可対照識別符号と、を表に格納して保持したりすることなどを、その例としてあげることができる。また、「コンテンツ」の例としては、ウェブページ、ファイル、フォルダ、ディレクトリ、URLなどがある。なお、これらの例示されたものは、アクセスする場合に認証が必要となることができるようなものである。
【0051】
図3は、コンテンツ管理部にてコンテンツと閲覧許可対象識別符号とが管理されている状態を例示する。左側に上下に並ぶ長円がコンテンツを表し、右側に上下に並ぶ長円が閲覧許可対象識別符号を表す。したがって、この場合には、コンテンツ管理部300がコンテンツを保持していることになる。図3において、左側の長円と右側の長円との間の線分がコンテンツ毎の閲覧許可対象識別符号の対応付けを表している。例えば、「コンテンツA」というコンテンツには、「閲覧許可対象識別符号1」と「閲覧許可対象識別符号2」とが対応付けられており、「コンテンツC」には、「閲覧許可対象識別符号2」が対応付けられていることが表されている。このような対応付けにより、例えば、コンテンツAとコンテンツBは、閲覧許可対象識別符号1により識別される客体によりアクセスがされ、コンテンツA、コンテンツB及びコンテンツCは、閲覧許可対象識別符号2により識別される客体によりアクセスされることになる。
【0052】
図4は、コンテンツ管理部そのものがコンテンツを保持する必要がない場合のコンテンツ管理部が管理するための表を例示する。この場合には、コンテンツはコンテンツ識別子によって識別されることを想定している。コンテンツ識別子はコンテンツ管理部に格納されることになるが、コンテテンツ識別子により参照されるコンテンツそのものは、コンテンツ管理部以外に格納されてもよい。コンテンツ毎の閲覧許可対象識別符号の対応付けを管理するために、コンテンツ識別子と、コンテンツ識別子で識別されるコンテンツに関連付けられた閲覧許可対象識別符号が一行に格納されている。例えば、この表の最初の行によれば、「A040167.html」というコンテンツ識別子で識別されるコンテンツには、「u284729」という閲覧許可対象識別符号が対応付けられている。
【0053】
なお、図4に示した表に、さらにコンテンツ識別子で識別されるコンテンツの内容のカテゴリを示すための列が追加されていてもよい。ここで、カテゴリとしては、例えば、コンテンツが価格情報を含むものであるのか、新製品情報を含むものであるのか、製品の仕様を含むものであるのか、などを挙げることができる。
【0054】
本実施形態の情報処理装置が他に管理すべき表として、コンテンツに対して、その内容を格納した表、閲覧許可対象識別符号に対して、それによって識別される組織の属性を格納した表などがあってもよい。
【0055】
以下の説明では、このようなコンテンツの内容を格納した表と閲覧許可対象識別符号によって識別される組織の属性を格納した表とが管理されていることを想定して説明を行なうが、これらの表は、本発明の必須の構成要件ではない。
【0056】
(実施形態1:コンテンツ更新情報取得部)
「コンテンツ更新情報取得部」102は、コンテンツ更新情報を取得する。「コンテンツ更新情報」とは、コンテンツの更新に関する情報である。「コンテンツの更新」には、コンテンツの内容の変更、コンテンツの削除、コンテンツの追加などがある。コンテンツ更新情報には、どのコンテンツが更新されたかが含まれるが、どのように更新されたかの情報も含まれるようになっていてもよい。例えば、内容の変更がされた、削除された、追加されたなどの情報を含む。また、コンテンツの内容の更新がされた場合には、どのような内容の更新(例えば、製品仕様の変更、価格の変更、など)がされたかが含まれるようになっていてもよい。
【0057】
「告知メール生成部」103は、コンテンツ更新情報に基づいて、告知メールを生成する。「告知メール」とは、コンテンツの更新に関する情報である告知情報を内容とする電子メールである。他の実施形態においては、コンテンツの更新に関する情報は、コンテンツの内容の更新を示してもよい。この告知メールは、更新されたコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号に基づいて取得する電子メールアドレスを宛先として送信される。
【0058】
例えば、コンテンツ更新情報に、コンテンツがどのように更新されたかの情報が含まれている場合には、告知情報には、どのコンテンツがどのように更新されたかが含まれるようになっていてもよい。例えば、製品の価格表が更新されたこと、製品仕様が変更されたこと、ある製品が販売されなくなることによりカタログより削除されたことなどが含まれていてもよい。
【0059】
電子メールアドレスは、閲覧許可対象識別符号に基づいて取得されるが、閲覧許可対象識別符号からなんらかの対応関係に基づいて取得されるようになっている場合には、その対応関係に基づいて取得される。閲覧許可対象識別符号には、一つの電子メールアドレスが対応付けられていてもよいし、複数の電子メールアドレスが対応付けられており、その対応付けにより、閲覧許可対象識別符号より電子メールアドレスが取得される。また、例えば、閲覧許可対象識別符号がメーリングリストへの送信先の電子メールアドレスと同じになっており、そのメーリングリストに対して送信された電子メールは、閲覧許可対象識別符号に対応する組織の構成員の全員に転送されるようになっていてもよい。
【0060】
また、前述した閲覧許可対象識別符号と電子メールアドレスとの対応付けを保持するために、閲覧許可対象識別符号に対応して電子メールアドレスを対応付ける表があり、その表に基づいて電子メールアドレスが取得されるようになっていてもよい。
【0061】
なお、ここでいう「告知メールを生成する」という動作には告知メールの送信も含まれていてもよい。
【0062】
(実施形態1:WEBページ生成システムとの結合)
図25は、図2に例示した情報処理装置100と、図23に例示したWEBページ生成システム2300と、を結合させた状態を例示する。点線で囲まれた部分が本実施形態の情報処理装置100である。本実施形態の情報処理装置とWEBページ生成システムとが、コンテンツ管理部101を共有して結合している。
【0063】
なお、図25において、コンテンツ管理部にコンテンツが保持されているものとしている。また、図23には示されていないコンテンツ更新部2501が図示されている。コンテンツ更新部は、図23におけるコンテンツ管理部に保持されているコンテンツを更新する。もし、コンテンツがコンテンツ管理部によって保持されていない場合には、コンテンツ更新部は、コンテテンツを保持している部に対してコンテンツの更新を行なう。
【0064】
コンテンツの更新がコンテンツ更新部により行なわれると、コンテンツ更新情報2502がコンテンツ更新部よりコンテンツ更新情報取得部に送られる。コンテンツ更新情報がコンテンツ更新情報取得部に送られることが、告知メールの生成のトリガーとなる。告知メールの宛先である電子メールアドレスは、告知メール生成部が、閲覧許可対象識別符号に基づいて、認証部2301に対して要求し、取得するものであってもよい。
【0065】
このように情報処理装置100とWEBページ生成システム2300とを結合することによって、ユーザに対してコンテンツの閲覧、問合せの処理のみならず、更新されたコンテンツの告知メールを生成することが可能となる。
【0066】
(実施形態1:情報処理装置の処理の具体例)
図5は、本実施形態において、コンテンツ管理部101に図4の表が保持されている場合に、B70559029.htmlで識別されるコンテンツが更新された場合の情報処理装置の処理を説明するフローチャートを例示する。
【0067】
ステップS501において、コンテンツ更新情報として「B70559029.htmlが更新」が、コンテンツ更新情報取得部にて取得される。
【0068】
ステップS502にて、B70559029.htmlに基づいて、閲覧許可対象識別符号として「u284729」が、取得される。
【0069】
ステップS503にて、「u284729」に基づいて電子メールアドレスが、告知メール生成部などにて、取得される。
【0070】
ステップS504にて、「B70559029.htmlが更新された」という内容の告知情報が、告知メール生成部にて、生成される。
【0071】
ステップS505にて、電子メールアドレスを宛先とする告知メールが、告知メール生成部にて、生成される。
【0072】
(実施形態1:情報処理装置の動作)
図7は、本実施形態における情報処理装置の一般的な動作を説明するフローチャートを例示する。このフローチャートにおいては、コンテンツ管理部において、コンテンツと閲覧許可対象識別符号との関連付けが、データベース管理システムによって管理されていることを想定している。
【0073】
ステップS701において、コンテンツ更新情報が、コンテンツ更新情報取得部102にて取得される。
【0074】
ステップS702において、更新されたコンテンツと関連付けて管理される閲覧許可対象識別符号が、コンテンツ管理部にて、検索される。この検索の結果は、一般には、複数の閲覧許可対象識別符号からなる集合となる。
【0075】
ステップS703において、検索された閲覧許可対象識別符号の集合にカーソルがセットされる。「カーソル」とは、検索された結果の集合の要素を指し示すものである。カーソルが集合にセットされると、集合の中は要素が順に並んだものであるとみなされ、カーソルは、最初の要素の一つ前の仮想的な要素を指すようになる。
【0076】
ステップS704にて、カーソルが進められる。カーソルが最初の要素の一つ前の仮想的な要素を指す場合には、カーソルが進められることにより、カーソルは、最初の要素を指すようになる。
【0077】
ステップS705にて、閲覧許可対象識別符号がカーソルに指されているかどうかが判断される。もし、カーソルが集合の中の最後の要素を指している状態で、カーソルが進められると、カーソルはどの要素も指さない状態になる。もし、閲覧許可対象識別符号がカーソルにより指されている場合には、ステップS705へ移行する。そうでなければ、全ての閲覧許可対象識別符号が処理されたことになるので、処理を終了する。
【0078】
ステップS706において、閲覧許可対象識別符号に基づいて電子メールアドレスが取得される。
【0079】
ステップS707において、告知メール生成部にて、告知メールの内容が生成される。
【0080】
ステップS708において、告知メール生成部にて、電子メールアドレスを宛先とする告知メールが生成される。
【0081】
(実施形態1:告知メールの例)
図6は、告知メールの例を示す。この例では、コンテンツは、URL(Universal Resource Locator)によるハイパーリンクによって指し示されている。図6はhttp://www.foo.bar/topics−A.htmlというURLで指し示されるコンテンツが追加され、http://www.foo.bar/ac−adaptor−a347.htmlというURLで指し示されるコンテンツの内容が更新されたことを内容とする告知メールが、foo@bar.com.xyz宛てに生成されたことを示している。
【0082】
(実施形態1:計算機による実現)
本実施形態の情報処理装置を計算機によって実現することができる。この場合には、コンテンツ管理ステップと、コンテンツ更新情報取得ステップと、告知メール生成ステップと、を計算機に実行させるための情報処理プログラムを計算機で動作させることになる。
【0083】
「コンテンツ管理ステップ」とは、複数のコンテンツと、コンテンツ毎に閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理するステップである。例えば、図4に例示される表を格納するデータベース管理システムを動作させるステップである。
【0084】
「コンテンツ更新情報取得ステップ」とは、コンテンツ更新情報を取得するステップである。例えば、計算機に接続されたキーボードなどの入力装置より入力されたコンテンツ更新情報を読み取るステップである。
【0085】
「告知メール生成ステップ」とは、告知メールを生成するステップである。
【0086】
コンテンツ管理ステップは、閲覧許可対象識別符号が検索されるステップ702に対応する。コンテンツ更新情報取得ステップは、ステップS701に対応する。また、告知メール生成ステップは、ステップS706、S707、S708に対応する。
【0087】
また、本実施形態の情報処理プログラムをCD−ROMなどの媒体に記録することも可能である。
【0088】
(実施形態1:効果)
本実施形態によれば、更新されたコンテンツに対応付けられた閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスに告知メールが生成されるので、コンテンツの更新をタイムリーにユーザに知らせることができる。また、更新されたコンテンツに関するユーザに告知メールが送られるので、更新されたコンテンツが対象としないユーザに告知メールが送られることがない。
【0089】
また、特許文献1により開示された発明においては、更新通知メールを希望するユーザは、電子メールアドレスを登録する手間を払う必要があり、また、登録ディスクのデータファイルが一つでも更新されると、登録された電子メールアドレス全てに対して更新通知メールが送信される。これにたいして、本実施形態においては、ユーザが電子メールアドレスを登録する必然性はない。また、コンテンツと閲覧許可対象識別符号との関連付けに応じて、告知メールが送信されるので、更新されたコンテンツを閲覧することができるユーザにしか告知メールが送信されず、無駄なトラフィックを生じさせることがない。
【0090】
(実施形態2(請求項2と3に主に対応))
図8は、本発明の実施形態2における情報処理装置の機能ブロック図を示す。本実施形態においては、告知メールの生成がテンプレートに基づいて行なわれる。
【0091】
(実施形態2:構成)
本実施形態における情報処理装置800は、実施形態1における情報処理装置の告知メール生成部が、テンプレート取得手段804と告知情報生成手段805とを備える。
【0092】
(実施形態2:テンプレート取得手段)
「テンプレート取得手段」804は、テンプレートを取得する。「テンプレート」とは雛型のことであり、情報を埋めるべき箇所と、その箇所にどのような種類の情報を埋めるべきかが決められている情報である。
【0093】
(実施形態2:本実施形態におけるテンプレートの例)
図9は、本実施形態におけるテンプレートの例を示す。’{’と’}’とで囲まれた部分が情報を埋める箇所を示しており、’{’と’}’とで囲まれた文字列が、その箇所にどのような種類の情報を埋めるべきかを表している。例えば、{mail_address}には、宛先となる電子メールアドレスを埋めるべきことを表している。また、{renewal_genre}には、更新されたコンテンツのカテゴリ、{renewal_title}には、更新されたコンテンツのタイトル名、{renewal_url}には、更新されたコンテンツのURLが埋められるべきことを表している。更新されたコンテンツのカテゴリやタイトル名は、コンテンツ管理部で管理されており、コンテンツ管理部から得るようになっていてもよいし、あるいは、コンテンツ更新情報の中に含まれ、コンテンツ更新情報から、更新されたコンテンツのカテゴリやタイトル名が得られるようになっていてもよい。
【0094】
(実施形態2:告知情報生成手段)
「告知情報生成手段」805は、テンプレート取得手段にて取得したテンプレートを利用して告知情報を生成する。すなわち、取得されたテンプレートの情報を埋める位置に然るべき情報を埋めることを行なう。なお、告知情報生成手段が生成する告知情報は、テンプレートを埋めることによってのみ埋められると限定されることはなく、テンプレートを埋めること以外によって告知情報の一部が生成されるようになっていてもよい。
【0095】
(実施形態2:WEBページ生成システムとの結合)
図26は、図8に例示した情報処理装置800と、図23に例示したWEBページ生成システム2300と、を結合させた状態を例示する。点線で囲まれた部分が本実施形態の情報処理装置800である。本実施形態の情報処理装置とWEBページ生成システムとが、コンテンツ管理部801を共有して結合している。
【0096】
なお、コンテンツ更新部2501については、実施形態1において説明した通りである。また、告知メール生成部は、閲覧許可対象識別符号に基づいて認証部へ告知メールの宛先である電子メールアドレスを要求して、取得するように動作するようになっていてもよい。
【0097】
このように情報処理装置800とWEBページ生成システム2300とを結合することにより、ユーザに対してコンテンツの閲覧、問合せの処理のみならず、更新されたコンテンツのテンプレートを用いた告知メールの生成が可能となる。
【0098】
(実施形態2:テンプレートの取得から告知メールの生成の処理)
図10は、本実施形態における情報処理装置における告知情報の生成を説明するフローチャートを例示する。
【0099】
ステップS1001において、テンプレート取得手段にて、テンプレートを取得する。テンプレートの取得は、常に同じテンプレートが取得されてもよいし、コンテンツ更新情報取得部にて取得されるコンテンツ更新情報に基づいて、取得されてもよい。また、更新されたコンテンツと関連付けられている閲覧許可対象識別符号に基づいて取得されるようになっていてもよい。例えば、閲覧許可対象識別符号ごとにテンプレートが定められていて、その定められたテンプレートを取得するようになっていてもよい。また、閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスに基づいてテンプレートが取得されるようになっていてもよい。
【0100】
ステップS1002において、テンプレートを埋める情報を、コンテンツ更新情報に基づいて取得することが行なわれる。
【0101】
ステップS1003において、告知情報生成手段にて、テンプレートを埋めることが行なわれる。
【0102】
(実施形態2:効果)
テンプレートを利用して告知情報を生成することにより、テンプレートを定期的に変更することにより、告知メールの見た目を変化させることができる。また、告知メールの宛先に適合した告知メールを生成することができる。例えば、高速のインターネット回線が接続されているユーザには、HTMLメールにより画像を使用した告知メールを生成するようにし、そうでないユーザには、テキストのみからなる告知メールを生成することができる。
【0103】
(実施形態3(主に請求項4に対応))
図11は、本発明の実施形態3における情報処理装置の機能ブロック図を例示する。
【0104】
本実施形態においては、コンテンツ更新情報が取得された場合に常に告知メールが生成されるのではなく、告知メールを生成するかどうかの判断結果を取得し、その判断結果に基づいて生成されるかどうかが決まる。
【0105】
(実施形態3:構成)
本実施形態における情報処理装置1100は、実施形態1における情報処理装置の告知メール生成部が、告知判断結果取得手段1104を備えており、告知判断結果取得手段にて取得される告知判断結果に応じて告知メールを生成する。
【0106】
(実施形態3:告知判断結果取得手段)
「告知判断結果取得手段」1104は、コンテンツ更新情報に応じて告知メールを生成するか生成しないかを定める情報である告知判断結果を取得する。例えば、図13に例示されるような画面を表示して、ユーザにボタン1301、1302のどちらかを選択させるようにし、ユーザの選択結果を取得する。
【0107】
(実施形態3:WEBページ生成システムとの対応)
図27は、図11に例示した情報処理装置1100と、図23に例示したWEBページ生成システム2300と、を結合させた状態を例示する。点線で囲まれた部分が本実施形態の情報処理装置1100である。本実施形態の情報処理装置とWEBページ生成システムとが、コンテンツ管理部1101を共有して結合している。
【0108】
なお、コンテンツ更新部2501については、実施形態1において説明した通りである。また、告知メール生成部は、閲覧許可対象識別符号に基づいて認証部に対して告知メールの宛先である電子メールアドレスを要求し、取得するように動作してもよい。
【0109】
このように情報処理装置とWEBページ生成システムを結合することにより、ユーザに対してコンテンツの閲覧、問合せの処理のみならず、更新されたコンテンツの告知メールを告知判断に応じて生成することが可能となる。
【0110】
なお、図27において、入出力装置2701は、告知判断結果取得手段1104が、図13に例示される画面を出力し、告知判断結果を入力するための装置であり、CRT、キーボード、マウスなどから構成される。また、入出力装置は、WEBページ生成システム2300に直接接続されず、通信網を介して接続されるようになっていてもよい。
【0111】
(実施形態3:情報処理装置の動作の具体例)
図12は、本実施形態における情報処理装置の動作の具体例を説明するフローチャートである。このフローチャートにおいては、B70559029.htmlで表されるコンテンツが更新された場合の処理についての説明がされている。
【0112】
ステップS1201において、「B70559029.htmlが更新された」というコンテンツ更新情報が取得される。
【0113】
ステップS1202において、コンテンツ更新情報が提示される。例えば、図13に例示される画面を提示することにより、どのコンテンツが更新されたかを示すことを行なう。図13に例示される画面が提示される対象者としては、例えば、更新されたコンテンツが対象とするユーザの営業担当者や情報処理装置のオペレータを挙げることができる。
【0114】
ステップS1203において、告知判断結果取得手段により、告知判断結果の取得がされる。例えば、図13において、ボタン1301、1302のどちらが押されたかという情報を取得する。
【0115】
ステップS1204において、告知メールを生成するべきかどうかが判断される。もし、告知メールを生成するべきであると判断されると、ステップS1205へ処理が移行し、そうでなければ処理を終了する。
【0116】
ステップS1205において、コンテンツ管理部にて、B70559029.htmlに関連付けられた閲覧許可対象識別符号としてu284729が取得される。
【0117】
ステップS1206において、u284729に基づいて電子メールアドレスが取得される。
【0118】
ステップS1207において、「B70559029.htmlが更新された」旨の内容が生成される。
【0119】
ステップS1208において、電子メールアドレスを宛先とする告知メールが生成される。
【0120】
(実施形態3:情報処理装置の動作)
図14は、本実施形態における情報処理装置の一般的な処理を説明するフローチャートを例示する。
【0121】
ステップS1401において、コンテンツ更新情報取得部にて、コンテンツ更新情報が取得される。
【0122】
ステップS1402において、コンテンツ更新情報が提示される。
【0123】
ステップS1403において、提示されたコンテンツ更新情報に応じて、告知判断結果が取得されることが、告知判断結果取得手段にて、行なわれ、告知メールを生成するべきかどうかが判断される。もし、告知メールを生成すべきであると判断されると、ステップS1404へ処理が移行し、そうでなければ処理を終了する。
【0124】
ステップS1404以下においては、図7に例示されたフローチャートの処理が行なわれる。
【0125】
(実施形態3:効果)
本実施形態によれば、コンテンツの更新の度合いに応じて(例えば、誤記の訂正なのか、あるいは、内容の本質的な改定なのか)、告知メールを生成するかどうかを決めることができる。これにより、意味の無い告知メールが顧客に行くことを防止でき、顧客に迷惑をかけることを防止することができる。
【0126】
(実施形態4(主に請求項6に対応))
図15は、本発明の実施形態4にかかわる情報処理装置の機能ブロック図を示す。本実施形態においては、コンテンツがハイパーリンクによってたどることができるものとしている。ハイパーリンクを本実施形態の情報処理装置が受け付けることにより、そのハイパーリンクによって指し示されるコンテンツが出力される。
【0127】
(実施形態4:構成)
本実施の形態における情報処理装置1500は、実施形態1ないし実施形態3における情報処理装置に、リンク入力部1501と、認証情報入力部1502と、判断部1503と、コンテンツ出力部1504と、が備えられたものである。
【0128】
(実施形態4:リンク入力部)
「リンク入力部」1501は、ハイパーリンクを入力する。「ハイパーリンク」とは、URLで表示される情報である。本実施形態においては、URLの一部が入力されるようになっていてもよい。例えば、URLのうち、ドメイン名以降の部分が入力されるようになっていてもよい。なお、「入力する」とは、外部から内部へ読み取ることである。
【0129】
(実施形態4:認証情報入力部)
「認証情報入力部」1502は、認証情報を入力する。「認証情報」とは、認証のための情報である。例えば、IDとパスワードである。この認証情報は、例えば、リンク入力部1501で入力されたハイパーリンクで指し示されるコンテンツを見る権原があるかどうかを判断するための情報である。
【0130】
(実施形態4:判断部)
「判断部」1503は、リンク入力部1501にて入力されたハイパーリンクにリンクされるコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号と対応付けられた認証情報と認証情報入力部1502にて入力された認証情報とが適合するかどうかを判断する。「ハイパーリンクにリンクされるコンテンツ」とは、ハイパーリンクにより指し示されるコンテンツである。なお、ハイパーリンクが、URLのドメイン名以降の部分であれば、ドメイン名として情報処理装置1500に割り当てられたドメイン名が指定されていると解釈するようにしてもよい。
【0131】
コンテンツと閲覧許可対象識別符号との関連付けは、コンテンツ管理部1505で行なわれているものとする。
【0132】
「認証情報が適合する」とは、正しい認証情報であることを意味する。例えば、IDとパスワードであれば、IDから特定されるパスワードと入力されたパスワードが一致することである。また、本実施形態においては、入力されたIDにより特定される人物がリンク入力部に入力されたハイパーリンクにより指し示されるコンテンツを閲覧してよいかどうかも「適合する」かどうかの判断に含まれる。
【0133】
(実施形態4:コンテンツ出力部)
「コンテンツ出力部」1504は、判断部1503での判断結果が「適合する」との判断結果である場合に、リンク入力部1501に入力されたハイパーリンクにより識別されるコンテンツを出力する。
【0134】
(実施形態4:WEBページ生成システムとの対応)
図28は、図15に例示した情報処理装置1500と、図23に例示したWEBページ生成システム2300と、を結合させた状態を例示する。点線で囲まれた部分が本実施形態の情報処理装置1500である。本実施形態の情報処理装置とWEBページ生成システムとが、コンテンツ管理部1505を共有して結合している。
【0135】
なお、コンテンツ更新部2501については、実施形態1において説明した通りである。また、告知メール生成部は、閲覧許可対象識別符号に基づいて告知メールの宛先である電子メールアドレスを認証部に要求し、取得するように動作するようになっていてもよい。
【0136】
このように情報処理装置1500とWEBページ生成システム2300とを結合することにより、ユーザに対してコンテンツの閲覧、問合せの処理のみならず、更新されたコンテンツの告知メールを生成することが可能となり、また、WEBページ2308により提示されたコンテンツ以外のアクセスを制御することが可能となる。
【0137】
(実施形態4:ハイパーリンクが入力されてからの処理の具体例)
図16は、本実施の情報処理装置に、ハイパーリンクが入力されてからの処理の具体例を示す。図16においては、ハイパーリンクとして、http://www.def.ghi/B70559029.htmlが入力された処理が想定されている。
【0138】
ステップS1601において、リンク入力部にて、http://www.def.ghi/B70559029.htmlを入力する。B70559029.htmlのみが入力されてもよく、その場合は、情報処理装置に割り当てられたドメイン名としてwww.def.ghiが指定されたとして処理を進める。
【0139】
ステップS1602において、認証情報入力部などにて、認証情報を要求する。
【0140】
ステップS1603において、認証情報入力部にて、認証情報を入力する。
【0141】
ステップS1604において、入力された認証情報と、http://www.def.ghi/B70559029.htmlと関連付けられた認証情報とが適合するかどうかが判断される。もし、適合すると判断された場合には、ステップS1605へ処理が移行し、そうでなければ、処理を終了する。
【0142】
ステップS1605において、http://www.def.ghi/B70559029.htmlで指されるコンテンツを、コンテンツ出力部にて出力する。
【0143】
(実施形態4:効果)
本実施形態によれば、適合する認証情報を入力する人物しか、特定のコンテンツを見ることができない。例えば、会社毎に異なる価格表がコンテンツとして提示されている場合には、価格表が本来提示されるべき会社以外の人物により閲覧されることを防止することができる。
【0144】
(実施形態5(請求項7に主に対応))
本実施形態においては、実施形態1ないし4におけるコンテンツ管理部が、告知メールの知得を希望するか希望しないかを定める告知メール希望有無情報を管理し、告知メール生成部は、告知メール希望有無情報に基づいて告知メールを生成することを特徴とする。なお、「告知メールの知得を希望するか希望しないか」は、告知メールが送られるユーザが告知メールの受信を希望するか希望しないかという意味であってもよい。また、「希望するか希望しないかを定める」とは、希望するか希望しないかを示すことを意味する。
【0145】
図17は、コンテンツ管理部が管理するコンテンツと閲覧許可対象識別符号の対応付けの表の一例である。コンテンツ識別子と閲覧許可対象識別符号と告知メール希望有無情報とが関連付けられて表に格納されている。コンテンツ更新情報がコンテンツ更新情報取得部で取得されると、更新されたコンテンツに関連付けられた閲覧許可対象識別符号が検索されるとともに、告知メール希望有無情報も検索され、告知メール希望有無情報が「有」になっている閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスに対して告知メールが生成される。
【0146】
例えば、A040167.hmtlが更新されると、「u284729、有」と「g223121、無」とが検索され、u284729に基づいて取得される電子メールアドレスに対して告知メールが生成されるが、g223121に基づいて取得される電子メールアドレスに対して告知メールは生成されない。
【0147】
また、一つの表によりコンテンツ識別子、閲覧許可対象識別符号、告知メール希望有無情報を管理する必然性はない。図18は、図4の表と共に用いられる表を例示する。どの閲覧許可対象識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスに対して告知メールを生成するべきかが格納されている。
【0148】
図17の表を用いる場合には、コンテンツごとに告知メールを生成するべきかどうかを決定することができる。一方、図4の表と図18の表とを用いて本実施形態を実現する場合には、閲覧許可対象識別符号に対して一律に告知メールの生成が制御されることになる。
【0149】
(実施形態6(請求項8に主に対応))
図19は、本発明の実施形態6に関する情報処理装置の機能ブロック図を示す。本実施形態は、実施形態5における告知メール希望有無情報を変更できるようにしたものである。
【0150】
(実施形態6:構成)
本実施形態における情報処理装置1900は、実施形態5の情報処理装置のコンテンツ管理部が告知メール希望有無情報変更情報取得手段1901と、告知メール希望有無情報変更手段1902と、を有する。
【0151】
(実施形態6:告知メール希望有無情報変更情報取得手段)
「告知メール希望有無情報変更情報取得手段」は、告知メール希望有無情報を変更する指示である変更指示を取得する。
【0152】
例えば、コンテンツ管理部にて、図17の表により、告知メール希望有無情報が管理されている場合には、特定の閲覧許可対象識別符号に対してコンテンツ毎の告知メール希望有無情報を変更する変更指示を取得するために、図20に例示される画面を表示するようにしてもよい。図20は、u284729という閲覧許可対象識別符号のコンテンツ毎の変更指示を取得するための画面を例示している。ボタン2001、2002、2003、2004などによってコンテンツ毎の変更指示が指定でき、更新ボタン2005が押されると、更新指示が告知メール希望有無情報変更情報取得手段によって取得できるようになっている。
【0153】
また、コンテンツ管理部にて、図4の表と図18の表とによりコンテンツと閲覧許可対象識別符号と告知メール希望有無情報とが管理されている場合には、図21に例示される画面を表示してもよい。図21は、u284729という閲覧許可対象識別符号の告知メール希望有無情報を変更するための画面を例示している。ボタン2101、2102によって閲覧許可対象識別符号の告知メール希望有無情報の更新指示が指定でき、更新ボタン2103が押されると、更新指示が告知メール希望有無情報変更情報取得手段により取得できるようになっている。
【0154】
なお、図20あるいは図21に例示される画面は、情報処理装置1900の管理者に対して提示されるようになっていてもよいし、閲覧許可対象識別符号を持つユーザに対して提示されるようになっていてもよい。
【0155】
(実施形態6:告知メール希望有無情報変更手段)
「告知メール希望有無情報変更手段」1902は、告知メール希望有無情報変更情報取得手段1901にて取得された変更指示に応じて告知メール希望有無情報を変更する。
【0156】
具体的には、取得された更新指示に基づいて、図17あるいは図18に示す表を、閲覧許可対象識別符号をキー値として用いて、告知メール希望有無情報の列の値を更新する操作を行なう。
【0157】
(実施形態6:WEBページ生成システムとの対応)
図29は、図19に例示した情報処理装置1900と、図23に例示したWEBページ生成システム2300と、を結合させた状態を例示する。点線で囲まれた部分が本実施形態の情報処理装置1900である。本実施形態の情報処理装置とWEBページ生成システムとが、コンテンツ管理部を共有して結合している。
【0158】
なお、コンテンツ更新部2501は、実施形態1において説明した通りである。また、告知メール生成部は、告知メールの宛先である電子メールアドレスを、閲覧許可対象識別符号に基づいて、認証部に要求し、取得するように動作してもよい。
【0159】
このように情報処理装置1900とWEBページ生成システム2300とを結合することにより、ユーザに対してコンテンツの閲覧、問合せの処理のみならず、更新されたコンテンツの告知メールを希望するユーザに対して生成することが可能となる。
【0160】
なお、図29において、入出力装置2901は、告知メール希望有無情報変更情報取得手段1901が告知メール希望有無情報を取得するための画面を出力し、告知メール希望有無情報を入力するための装置である。この入出力装置2901は、WEBページ生成システムに、直接接続されていてもよいし、通信網を介して接続されていてもよい。
【0161】
(実施形態6:効果)
本実施形態によれば、告知メール希望有無情報を変更することができる。これにより、告知メールを希望しないユーザに対する告知メールの生成をしないようにしたり、告知メールを希望するようになったユーザに対して告知メールを生成できるようになったりする。
【0162】
(実施形態7:(請求項10、11、12、18とに主に対応))
ここで、実施形態7以降の実施形態の概要を説明する。
【0163】
図83は、従来のWEBページ生成システムへのアクセスの状況を例示する。すなわち、A会社8301に属する従業員8302が、端末8304を用いて、WEBページ生成システム8303に対して自身の認証処理を実行させ、その後、コンテンツの閲覧が可能となる。ここでいう「コンテンツ」とは、例えば、A会社8301にだけ開示されるコンテンツであってもよい。また、認証処理は、例えば、従業員8302を識別する識別符号(ユーザID)とパスワードとを、従業員8302が入力することにより行なわれる。
【0164】
図84は、従業員8302がA会社8301からB会社8401へ転職した後の状況におけるWEBページ生成システムへのアクセスの状況を例示する。WEBページ生成システム8303の運営主体により知られないように、従業員8302がB会社8401へ転職すれば、従業員8302が、識別符号とパスワードとを記憶したり、それを書き留めたメモを所持したりすることにより、端末8402を通じて転職後も認証処理を実行させ、コンテンツを閲覧することが可能になる。したがって、本来はA会社8301へのみ開示されるべき情報が、B会社8401に対しても開示されてしまう問題が発生する。
【0165】
図85は、この問題を解決するための、本発明における手段を例示する。本発明においては、メールサーバ8501より、従業員8302の電子メールアドレスに対して、電子メール8502を定期的または不定期的に送信するようにする。このため、メールサーバ8501は、A会社8301のメールサーバ8503へ電子メール8502を送信し、従業員8302は、メールサーバ8503に到達した電子メールを、端末を利用して受領する。電子メール8502は、例えば、実施形態1ないし6における告知メール、すなわち、WEBページ生成システム8303により閲覧ができるコンテンツの更新を知らせる電子メールであってもよい。
【0166】
図86は、従業員8302がA会社8301からB会社8401へ転職した後の状況におけるWEBページ生成システムへの本発明におけるアクセスの状況を例示する。従業員8302がB会社8401へ転職するためにA会社8301を退職したとする(1)。退職に伴い、A会社8301は、機密保持や不正防止、あるいは、電子メールの保持のための領域の削減などのために、従業員8302に割り当てられていたメールアドレスを削除する。その後、メールサーバ8501がA会社8301の従業員8302の電子メールアドレスに向けて電子メール8502を送信する(2)。すると、従業員8302の電子メールアドレスが削除されているので、A会社8301のメールサーバ8503で発生したエラー8601が返信される(3)。メールサーバ8501は、エラー8601の発生を検出する。すると、メールサーバ8501は、WEBページ生成システム8303に対して、従業員8302の認証情報を無効化する処理を行なう(4)。これにより、B会社8401に属することとなった従業員8302がWEBページ生成システム8303により閲覧ができるコンテンツを閲覧しようとしても、認証処理が失敗し、コンテンツの閲覧ができなくなる(5)。これにより、A会社8301に対してのみ開示されるべき情報が、B会社8401など他の会社に開示されることが防止される。
【0167】
(実施形態7:構成)
図31は、本発明の実施形態7に関する識別符号管理装置の機能ブロック図を例示する。本実施形態において、識別符号管理装置3100は、有効性情報保持部3101と不通判断部3102と識別符号有効性情報変更部3103とを有する。
【0168】
(実施形態7:各部の定義・説明)
「有効性情報保持部」3101は、識別符号と、その識別符号に基づいて特定の権原を有するかを示す情報である識別符号有効性情報と、その識別符号で識別される対象に関する電子メールアドレスと、を関連付けて保持する。したがって、識別符号、識別符号有効性情報及び電子メールアドレスは、対応付けて保持されたり、互いに関連付けられたりして、有効性情報保持部3101に保持されることになる。
【0169】
「識別符号」とは、処理の対象を判別するための情報である。ここでいう処理としては、その識別符号により識別される対象に属するデータの処理や識別符号により識別される人に対して行なわれる処理などがある。例えば、処理が人に対して行なわれる場合は、その人に与えられたID、IDとパスワードの組、指紋、掌紋、声紋、虹彩、顔の輪郭、顔全体、DNA情報などを例として挙げることができる。
【0170】
「特定の権原」とは、その識別符号に基づいて何らかの処理が行なわれてもよいことを意味する。例えば、識別符号を入力することにより、錠前が解除されて扉が開く場合には、扉が開かれる処理が行なわれることが特定の権原となる。また、特定の情報を電子的に取得するための権原であってもよい。特定の情報とは、決められた範囲に存在する情報であり、例えば、特定の計算機の中に格納された情報である。このような場合には、識別符号は、その計算機にログインあるいはログオンするためのIDとパスワードとなる。
【0171】
「識別符号有効性情報」とは、上述したように、識別符号に基づいて特定の権原を有するかを示す情報である。ここに、「特定の権原を有するか」とは、例えば、識別符号が割り当てられた主体(人、あるいは、装置)に対して、特定の権原が割り当てられているかどうか、すなわち、特定の処理が行なわれてよいかどうか、を意味する。「識別符号に基づいて」とは、例えば、識別符号により、その識別符号が割り当てられた主体について、特定の権原の有無を検出することができることを意味する。
【0172】
また、特定の権原は、計算機の中でも特定のディレクトリあるいはフォルダに存在するファイルの内容を見るための権原、または、特定のファイルを見る権原であってもよい。この場合において、特定の権原は、識別符号に応じて定められる情報であってもよい。例えば、図51に例示される情報処理装置において、コンテンツなどの情報を識別符号と対応付けられておき、認証された識別符号と対応付けられた情報が、もし識別符号が認証されれば、ユーザに取得できるようになっていてもよい。なお、認証された識別符号とは、IDとパスワード(すなわち識別符号)とが正しい値として入力され、認証の確認が終了したものを意味する。特定の権限とは、識別符号により認証された人や装置などにより処理が行なわれるべきか、あるいは、識別符号により認証された人や装置などに対して処理が行なわれるべきことを意味する。
【0173】
図32は、有効性情報保持部にて保持される表の一例を示す。この表は、「識別符号」、「識別符号有効性情報」、「電子メールアドレス」の三つの列を持ち、各行に格納された識別符号と識別符号有効性情報と電子メールアドレスとが関連付けられる。例えば、「u284729」、「有効」、「abc@def.ghi」とが関連づけられ、「u284729」という識別符号は「有効」であり、その識別符号で識別される者は「abc@def.ghi」という電子メールアドレスを持っていることが表される。
【0174】
本実施形態の識別符号管理装置が使用される例としては、例えば、後ほど示すように、図51に例示される情報処理装置が、入力された識別符号とパスワードにより認証を行なう際に、識別符号管理装置に識別符号に関連付けられた識別符号有効性情報が特定の権原を有するものであるかどうかを問合せ、特定の権原を有するものでないとの返答があれば、認証が失敗となるようにすることが考えられる。
【0175】
「不通判断部」3102は、電子メールアドレスを宛先とした電子メールの送信が不通であるかどうか判断する。すなわち、電子メールが配達されたかどうかを検出し、判断を行なう。ここでいう「電子メールアドレス」とは、有効性情報保持部3101で保持されている電子メールアドレスである。電子メールの送信が不通であるかどうかを判断する一つの方法として、fingerコマンドによって、その電子メールアドレスが有効であるかを知る方法がある。fingerコマンドは、RFC1196によって定められたプロトコルによって、離れたメールサーバにユーザが登録されているかどうかを知るためのコマンドであり、電子メールアドレスに対してfingerコマンドが正常に終了すれば、電子メールアドレスで特定されるサーバにユーザが登録されていることが判明し、電子メールの送信が不通でないことがわかり、電子メールが配達されることができる。
【0176】
その他の電子メールの送信が不通であるかどうかを判断する方法は、以下で説明する。
【0177】
「識別符号有効性情報変更部」3103は、不通判断部3102での判断結果に基づいて、識別符号有効性情報を変更する。「判断結果に基づいて」とは、判断結果と何らかの因果関係を持って、という意味である。例えば、電子メールが不通であると判断されると直ちに識別符号有効性情報を変更してもよいし、ある程度の時間が経過してから変更するようにしてもよい。後者の例としては、電子メールが不通であると判断されてから数日が経過してから、もう一度電子メールが不通であるかどうかを判断し、その数日が経過してからの判断においても不通である場合に識別符号有効性情報を変更するようにしてもよい。また、不通であるとの判断結果を一旦出力し、その出力の結果により入力される指示に基づいて識別符号有効性情報が変更されてもよい。
【0178】
また、「変更する」とは、現在の値と異なるものにすることであるが、値の更新を行なうことや値が同じであることの確認を行なうなどにより、現在の値と同じ値にする操作の概念を含んでいてもよい。
【0179】
不通判断部によって電子メールの送信が不通であると判断された場合には、識別符号有効性情報変更部は、その電子メールの宛先である電子メールアドレスに関連付けられた識別符号有効性情報を「有効」から「無効」に変更するものであってもよい。あるいは、電子メールの送信が不通であると不通判断部にて判断されると、直ちに識別符号有効性情報が「無効」に変更される場合には、識別符号有効性情報変更部によって、電子メールの配達が可能となることが確認されれば、識別符号有効性情報が「無効」から「有効」に変更されるようになっていてもよい。
【0180】
(実施形態7:識別符号管理装置の動作)
図34は、本実施形態における識別符号管理装置の動作を説明するフローチャートを例示する。このフローチャートにおいては、有効性情報保持部で保持されている全ての電子メールに対して処理が行なわれる。
【0181】
ステップS3401において、処理すべき電子メールアドレスがあるかどうかが判断される。もしあれば、処理はステップS3402へ処理が移行する。そうでなければ処理を終了する。
【0182】
ステップS3402において、処理すべき電子メールアドレスが一つ取り出される。
【0183】
ステップS3403において、その電子メールアドレスへの電子メールが不通であるかどうかが判断される。もし、不通であると判断されればステップS3404へ処理が移行し、そうでなければステップS3404はスキップされる。
【0184】
ステップS3404において、識別符号有効性情報を無効にする。
【0185】
その後、処理はステップS3401に戻る。
【0186】
なお、図34のフローチャートは処理の一例であり、ステップS3403で電子メールが不通になった電子メールアドレスが一旦蓄積され、その後、蓄積された電子メールアドレスに関連付けられている識別符号有効性情報を変更するようにしてもよい。また、識別符号有効性情報が「有効」になっている電子メールアドレスを対象にして処理を行なうようになっていてもよい。
【0187】
また、図35に示すようにステップS3503(ステップS3403に対応)において、電子メールが不通でないと判断された場合に、ステップS3505において、識別符号有効性情報を有効にするようにしてもよい。
【0188】
図33は、電子メールアドレスabc@def.ghiへの電子メールが不通であると不通判断部によって判断され、識別符号有効性情報変更部により、ステップS3404あるいはステップS3504にて識別符号有効性情報が「有効」から「無効」に変更された例を示す。
【0189】
(実施形態7:電子メールの送信が不通であることを判断する方法の一例)
電子メールの送信が不通であることを判断する方法の一つを説明するために、電子メールがどのようにして宛先に送られるかについて、まず、説明する。
【0190】
図36は、電子メールが送信される様子を例示する。電子メールは、MUA3601から送信され、一または複数のMTAを経由して最終的な宛先であるメールボックス3604に到達する。
【0191】
「MUA」3601は、Mail User Agentの略称であり、ユーザが電子メールの送信・受信を行なうプログラムである。通常、「メーラ」と呼ばれるプログラムであり、通常は、ユーザの操作するパーソナルコンピュータ内で動作する。
【0192】
「MTA」は、Mail Transfer Agentの略称であり、MUAからのメールを受け取り、また、別のMTAから電子メールを受け取り、電子メールの中継、及び、メールボックスへ電子メールを格納する。MTAは、SMTPサーバと呼ばれることもある。代表的なMTAとしては、sendmail、qmail、Postfixがある。MTAは、多くの場合、サーバに分類されるコンピュータで動作する。
【0193】
MUAが電子メールを送信するには、通常はあらかじめ決められたMTA(例えば、プロバイダの提供するSMTPサーバ)に電子メールを渡すようになっている。
【0194】
それに対して、MTAは、動作するサーバにローカルにメールボックスが存在すれば、そのメールボックスに受け取った電子メールを格納するが、そうでなければ、電子メールの宛先に応じたMTAに電子メールの中継を依頼する。
【0195】
どのMTAに電子メールの中継を依頼するかは、ドメインネームサーバにより提供されるMXレコードを参照することによって決定される。
【0196】
図37は、ドメインネームサーバのMXレコードを参照する例を示す。6行目において、電子メールアドレスの@の右側の部分を入力すると、その部分に対応したMXレコードが10行目以降に示されており、「mail exchanger =」の後に示されるのが、MXレコードの内容であり、電子メールの中継を依頼するMTAが動作しているサーバの名前である。したがって、abc@def.ghi宛ての電子メールは、mx.def.ghiまたは、mx2.def.ghiで動作するMTAに渡されるべきことが表現される。
【0197】
図38は、MUAまたはMTAが、電子メールを別のMTAに渡すときの通信内容の一例を示す図である。この例では、電子メールの発信者がnewsletter@hij.kl.jpnであり(8行目を参照)、電子メールの宛先がabc@def.ghiである場合(9行目参照)を示す。9行目において、「RCPT TO: abc@def.ghi」で電子メールの宛先がMTAに知らされるが、宛先を知らされたMTAは、宛先が受理できるかどうかを返すようになっている。例えば、「250 abc”def.ghi... Recipentok」を返す場合は、電子メールの宛先が受理できるものであり、「550 abc@def.ghi... User unknown」のように、最初に500番台の番号が付けられた返答を返すと、受理できないものであることになっている。
【0198】
したがって、本実施形態において、不通判断部202が電子メールアドレスを宛先とする電子メールの送信が不通であるかどうかを判断するには、次のように行なえばよい。まず、電子メールアドレスの「@」の右側部分のMXレコードを得る。MXレコードで名前が得られたサーバで動くMTAと通信を開始して、「RCPT TO:」の後に電子メールアドレスを続けて入力し、500番台の番号が付けられた返答が得られるかどうかを判断し、もし、そのような返答が得られた場合には、電子メールの送信が不通であると判断する。
【0199】
なお、「RCPT TO:」を用いずに、「VRFY 」や「EXPN 」の後に電子メールアドレスを続けて入力し、その返答を調べて電子メールの送信が不通であるかどうかを判断する方法もある。
【0200】
また、電子メールがユーザによって読まれたことを検出することによって、電子メールの送信が不通でないことを検出するようになっていてもよい。例えば、ユーザには、HTMLメールを送信し、そのHTMLメールをユーザが表示すると、あるサーバに保持されている画像ファイルが表示されるようにしておく。この時、ユーザごとに異なる画像ファイルのURL(Uniform Resource Locator)をHTMLメールの中に指定しておくことにより、画像ファイルを保持しているサーバへのアクセスを調べることにより、どのユーザがメールを読んだか、すなわち、電子メールの送信が不通でないことが検出される。
【0201】
(実施形態7:計算機による実現)
本実施形態の識別符号管理装置を計算機によって実現することができる。この場合、計算機に、有効性情報保持ステップと、不通判断ステップと、識別符号有効性情報変更ステップとを計算機に実行させるためのプログラムを動作させることになる。
【0202】
「有効性情報保持ステップ」とは、有効性情報保持部を実現するためのステップである。例えば、図32あるいは図33に例示される表を管理するデータベース管理システムの動作に対応するステップである。
【0203】
「不通判断ステップ」とは、不通判断部を実現するためのステップである。
【0204】
「識別符号有効性情報変更ステップ」とは、識別符号有効性情報変更部を実現するステップであり、例えば、図32あるいは図33に例示される表を管理するデータベース管理システムに対して、識別符号有効性情報の変更を命令するステップである。
【0205】
図34あるいは図35のフローチャートにおいて、有効性情報保持ステップは、ステップS3401、S3402、S3501、S3502に相当し、不通判断ステップは、ステップS3403、S3503に相当し、識別符号有効性情報変更ステップは、ステップS3404、S3504、S3505に相当する。
【0206】
(実施形態7:情報処理装置との結合)
図52は、本実施形態における識別符号管理装置3100と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0207】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部3101と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0208】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部3101に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果5107として、認証が失敗したという結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0209】
(実施形態7:効果)
本実施形態により電子メールアドレスが不通になったと判断されることにより、識別符号有効性情報が変更されるので、情報の機密性が保たれる。
【0210】
(実施形態8(請求項13に主に対応))
図39は、本発明の実施形態8に関する識別符号管理装置の機能ブロック図を示す。
【0211】
本実施形態においては、電子メールの送信が不通であることの判断を不通通知メールの受信によって行なう。
【0212】
(実施形態8:構成)
本実施形態における識別符号管理装置3900は、実施形態7における識別符号管理装置の不通判断部が、不通通知メール受信手段3903と不通アドレス取得手段3904とを有する。
【0213】
(実施形態8:各手段の説明)
「不通通知メール受信手段」3903は、不通通知メールを受信する。「不通通知メール」とは、電子メールアドレスを宛先として送信したメールに応じた不通を知らせるメールである。「送信したメールに応じた不通を知らせるメール」とは、ある電子メールアドレスを宛先として送信した電子メールが、その電子メールアドレスに何らかの理由により到達しなかったことを知らせる電子メールである。
【0214】
「不通アドレス取得手段」3904は、不通通知メール受信手段3903で受信した不通通知メールに基づいて電子メールの送信が不通である電子メールアドレスを取得する。
【0215】
(実施形態8:識別符号管理装置の動作の説明)
図40は、本実施形態における識別符号管理装置の動作を説明するフローチャートを例示する。このフローチャートの処理は、処理を実行する前に、有効性情報保持部で保持されている電子メールアドレスに向けて電子メールが送信されたことを想定している。送信される電子メールの内容としては、識別符号に基づいて取得できる情報の内容が変更されたことを知らせる内容が例として挙げられる。具体的には、例えば、図51の情報処理装置に格納されているコンテンツが更新されたことを知らせる電子メールを挙げることができる。
【0216】
ステップS4001において、不通通知メール受信手段にて、不通通知メールを受信するまで待機することが行なわれる。不通通知メールが受信されると、ステップS4002へ処理が移行する。
【0217】
ステップS4002において、不通アドレス取得手段にて、不通である電子メールアドレスが取得される。
【0218】
ステップS4003において、識別符号有効性情報変更部にて、識別符号有効性情報が無効とされる。
【0219】
ステップS4004において、処理を終了すべきかどうかが判断され、処理を終了しない場合には、ステップS4001へ戻る。
【0220】
図40に示したフローチャートは、処理の一例であって、ステップS4002の後に直ちにステップS4003が行なわれるようになっているが、不通である電子メールアドレスが蓄積され、ある程度蓄積されてから識別符号有効性情報が無効に変更されるようになっていてもよい。また、不通である電子メールアドレスが出力され、その出力に基づいて入力される指示のための情報に基づいて、識別符号有効性情報を変更すべきかどうかが判断されるようになっていてもよい。
【0221】
(実施形態8:不通通知メールを不通通知メール受信手段が受信する方法の例)
ここに「不通通知メール」とは、送信した電子メールが宛先に到達できなかったことを示す電子メールである。図41は、不通通知メールの例を示す。不通通知メールは、電子メールの不到達を検出したMTAの管理者から、その電子メールの差し出し人に対して送られる。図41の場合には、電子メールの不到達を検出したMTAの管理者の電子メールアドレスは「POSTMASTER@mx.def.ghi」であり、電子メールの差し出し人の電子メールアドレスは「newsletter@hij.kl.jpn」である(送信したメールのヘッダにErrors−To:によって電子メールアドレスが指定されている場合には、これによって指定された電子メールアドレスに不通通知メールが送られる場合もある)。
【0222】
したがって、電子メールの差し出し人の電子メールアドレスを、不通通知メール受信手段に割り当てられた電子メールアドレスにすれば(あるいは、Errors−To:によって不通通知メール受信手段に割り当てられた電子メールアドレスを指定する)、不通通知メールを不通通知メール受信手段3903が受信することができる。
【0223】
(実施形態8:不通通知メールから不通となった電子メールアドレスを得る方法)
通常は、図41に示すように、不通通知メールの本文の最初の部分に不通の理由と不通となった電子メールアドレスが書かれているので、この部分から電子メールアドレスを取得するようにしてもよい。MTAは、MUAに比べると種類が少ないので、全てのMTAが発送する不通通知メールの本文を解析することができる。
【0224】
また、不通通知メールの本文には、通常、図41に示すように、不通の理由と不通となった電子メールのヘッダと本文が示される。電子メールのヘッダにおいて、電子メールの宛先は、「To:」で始まる行によって示されるので、不通通知メールの本文中(電子メールはヘッダ部分と本文とが空行で隔てられた構造になっている)に示された不通となった電子メールのヘッダの中から「To:」で始まる部分を取り出せば、不通となった電子メールアドレスを取得することが可能となる。
【0225】
また、電子メールのヘッダには、「Message−ID:」によって電子メールに一意に割り振られたID(メッセージID)が示されるようになっている。そこで、ユーザ毎に異なるメッセージIDの電子メールを送信し、どのメッセージIDが割り振られた電子メールがどの電子メールアドレスに宛てて送られたかを記録しておく方法がある。図42はメッセージIDと電子メールアドレスの対応付けを示す表の一例である。
【0226】
不通通知メールの本文中に示された不通となった電子メールのヘッダからMessage−ID:の部分からメッセージIDを取り出し、そのメッセージIDに図42の表に関連付けられた電子メールアドレスを取得するようにしてもよい。
【0227】
図43は、メッセージIDを用いて不通となった電子メールアドレスを取得する処理のフローチャートを例示する。
【0228】
ステップS4301において、メール本文中のMessage−ID:の行が探される。
【0229】
ステップS4302において、Message−ID:の右側のメッセージIDが取り出される。
【0230】
ステップS4303において、ステップS4302において取り出されたメッセージIDより、メールの宛先の電子メールアドレスが図42の表を走査することにより取り出される。
【0231】
ステップS4304において、取り出された電子メールアドレスに関連付けられた識別符号有効性情報を無効にする。
【0232】
以上、3つの方法を挙げたが、これらのうち一つだけを利用する必然性はないのであって、まず、上で説明した第一の方法を用い、例えば、新しいMTAが出現した場合に備えて、上で説明した第二の方法を適用し、第二の方法が適用できない場合(MTAによっては、エラー通知メールの本文中の「To:」を正しく付けないものがある)には、第三の方法を適用するように、これらの方法を組み合わせてもよい。
【0233】
(実施形態8:情報処理装置との関係)
図53は、本実施形態における識別符号管理装置3900と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0234】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部3901と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0235】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部3901に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果5107として、認証失敗という結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0236】
なお、図53において、更新通知部5301が図示されている。「更新通知部」5301は、コンテンツデータベースのコンテンツが更新されたことを、ユーザに対して更新通知メール5302によって通知する。この更新通知メールが不通であると、不通通知メール5303が生成されて、不通通知メール受信手段3903により受信されるようになっている。この更新通知部は、更新通知メールの送信先である電子メールアドレスを、識別符号管理装置の有効性情報保持部に対して要求し、得るようにしてもよい。
【0237】
(実施形態8:効果)
本実施形態によれば、不通通知メールに基づいて電子メールアドレスが取得されるので、電子メールの送信が不通になったことをほぼ確実に検出することができる。
【0238】
(実施形態9(請求項14に主に対応))
本実施形態においては、不通であることが検出された電子メールアドレスに関する情報である不通電子メール情報が出力され、その出力に基づいて識別符号有効性情報を変更するかどうかの指示を取得し、その指示に基づいて識別符号有効性情報が変更される。
【0239】
図44は、出力された不通電子メール情報を表示した画面の例を示す。この例では、abc@def.ghi宛ての電子メールが不通であると判断された場合である。ボタン4401が押されると、このabc@def.ghiに関連付けられた識別符号有効性情報が無効となり、ボタン4402が押されると、識別符号有効性情報が有効のままとなる。
【0240】
(実施形態9:構成)
図45は、本実施形態における識別符号管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0241】
本実施形態の識別符号管理装置4500は、実施形態7または8の識別符号管理装置の識別符号有効性情報変更部が不通電子メール情報出力手段4504と有効性情報変更指示取得手段4505とを有している。
【0242】
(実施形態9:各手段の定義・説明)
「不通電子メール情報出力手段」4504は、不通判断部にて「不通」との判断が得られた場合に、「不通」と判断された電子メールアドレスに関する情報である不通電子メール情報を出力する。「電子メールアドレスに関する情報」とは、電子メールアドレスそのものであってもよいし、電子メールアドレスから取得できる情報であってもよい。例えば、電子メールアドレスに対応付けて、その電子メールアドレスが割り当てられた人の名前、住所、電話番号などが格納されている場合に、そのような名前、住所、電話番号が電子メールアドレスに関する情報となっていてもよい。
【0243】
「有効性情報変更指示取得手段」4505は、変更指示を取得する。「変更指示」とは、不通電子メール情報出力手段より出力された不通電子メール情報の電子メールアドレスに関する対象を識別する識別情報の識別符号有効性情報を変更するかどうかの指示である。
【0244】
本実施形態においては、有効性情報変更指示取得手段4505にて取得された変更指示が識別符号の識別符号有効性情報を変更すべきものである場合に、その識別符号を変更することになる。
【0245】
(実施形態9:識別符号管理装置の動作)
図46は、本実施形態における識別符号管理装置が不通電子メールのアドレスを取得してからの動作を説明するフローチャートを例示する。
【0246】
ステップS4601において、不通電子メール情報出力手段にて、不通電子メール情報が出力される。
【0247】
ステップS4602において、有効性情報変更指示取得手段にて、変更指示が取得される。
【0248】
ステップS4603において、識別符号有効性情報を変更するかどうかが判断される。もし変更すべきであると判断された場合には、ステップS4604へ処理が移行し、そうでなければ処理を終了する。
【0249】
ステップS4604において、識別符号有効性情報が変更される。
【0250】
なお、ステップS4604は、通常は、識別符号有効性情報を無効にするものとなるが、不通判断部にて電子メールが不通であると判断された場合に、識別符号有効性情報を無効とし、ステップS4604において、識別符号有効性情報を有効とするようにしてもよい。
【0251】
(実施形態9:情報処理装置との関係)
図54は、本実施形態における識別符号管理装置4500と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0252】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部4501と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0253】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部4501に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果5107として、認証失敗という結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0254】
なお、入出力装置5401は、不通電子メール情報出力手段4504による出力先であると同時に、有効性情報変更指示取得手段4505への入力先であり、ディスプレイとキーボード、マウスなどから構成される。また、入出力装置5401は、識別符号管理装置4500に直接接続されている必要はなく、例えば、通信網を介して接続されるようになっていてもよい。
【0255】
(実施形態9:効果)
本実施形態によれば、変更指示によって識別符号有効性情報が変更されるので、電子メールが不通と判断された電子メールアドレスが発生した場合でも、原因を調査してから識別符号有効性情報を変更することができるようになる。
【0256】
(実施形態10(請求項15に主に対応))
図47は、本発明の実施形態10に関する識別符号管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0257】
本実施形態においては、送信が不通であると判断された宛先に関する情報が出力されるようになっている。
【0258】
(実施形態10:構成)
本実施形態における識別符号管理装置と、これまでの実施形態の識別符号管理装置との違いは、本実施形態においては、不通判断部4702が不通宛先情報出力手段4703を有する点である。
【0259】
(実施形態10:不通宛先情報出力手段の定義・説明)
「不通宛先情報出力手段」4703は、送信が不通であると判断された宛先に関する情報である不通宛先情報を出力する。すなわち、不通判断部4702にて、電子メールが不通である判断されると、その電子メールアドレスに関する情報が出力される。ここに「送信」とは、電子メールの送信を意味し、「宛先」とは送信先である電子メールアドレスを意味する。また、「宛先に関する情報」とは、電子メールアドレスだけではなく、電子メールアドレスに基づいて得られる情報が含まれるようになっていてもよい。
【0260】
(実施形態10:情報処理装置との結合)
図55は、本実施形態における識別符号管理装置4700と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0261】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部4701と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0262】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部4701に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果5107として、認証失敗という結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0263】
なお、出力装置5501は、不通宛先情報出力手段4703による出力先である。図55に示すように出力装置5501が識別符号管理装置4700に直接接続されていてもよいし、通信網を介して接続されていてもよい。
【0264】
(実施形態10:効果)
本実施形態によれば、不通判断部にて電子メールが不通であると判断されると、その電子メールアドレスに関する情報が出力されるので、なぜ不通となったかなどの原因の調査を直ちに開始することができるようになる。
【0265】
(実施形態11(請求項16に主に対応))
図48は、本発明の実施形態11に関する識別符号管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0266】
本実施形態においては、識別符号有効性情報が変更された場合に、その変更されたことに関する情報が出力されるようになっている。
【0267】
(実施形態11:構成)
本実施形態における識別符号管理装置と、実施形態7ないし実施形態9の識別符号管理装置の違いは、有効性情報保持部が有効性変更情報出力手段4802を有する点である。
【0268】
(実施形態11:有効性変更情報出力手段の定義・説明)
「有効性変更情報出力手段」4802は、識別符号有効性情報が変更されたことに関する情報である有効性変更情報を出力する。「識別符号有効性情報が変更されたことに関する情報」とは、識別符号有効性情報が変更されたことを示す情報であってもよいし、どの識別符号あるいはどの電子メールアドレスに関連する識別符号有効性情報が変更されたかを示す情報であってもよい。また、識別符号あるいは電子メールアドレスに基づいて得られる情報であってもよい。
【0269】
(実施形態11:情報処理装置との結合)
図56は、本実施形態における識別符号管理装置4800と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0270】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部4801と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0271】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部4801に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果5107として、認証失敗という結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0272】
なお、出力装置5601は、有効性変更情報出力手段4802の出力先となるディスプレイなどである。図56に示すように、出力装置5601が識別符号管理装置4800に直接接続されていてもよいし、通信網を介して接続されるようになっていてもよい。
【0273】
(実施形態11:効果)
本実施形態によれば、識別符号有効性情報が変更されると、変更されたことに関する情報が出力される。これにより、不通になった電子メール情報のみならず、実際にどの識別符号あるいはどの電子メールアドレスに関連付けられた識別符号有効性情報が変更されたかを知ることができる。
【0274】
(実施形態12(請求項17に主に対応))
本実施形態においては、識別符号有効性情報が変更されると、変更前の状態に復帰することができるようにしている。
【0275】
図49は、変更前の識別符号有効性情報へ復帰するための指示を取得する画面の例を示す。この例では、abc@def.ghiとhij@kl.stuとの電子メールアドレスに関連付けられた識別符号有効性情報が無効なものに変更されたことが示され、それぞれの電子メールアドレスについて、識別符号有効性情報を有効なものに復帰するかどうかの指示を受け付けられるようになっている。ボタン4901にチェックをつけると、abc@def.ghiに関連付けられた識別符号有効性情報が復帰する指示となり、ボタン4902にチェックをつけると、hij@kl.stuに関連付けられた識別符号有効性情報が復帰する指示となり、ボタン4903が押されると、これらの指示が識別符号管理装置へ送られ、指定された識別符号有効性情報が復帰する。
【0276】
(実施形態12:構成)
図50は、本実施形態における識別符号管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0277】
本実施形態の識別符号管理装置と、実施形態10または実施形態11の識別符号管理装置との違いは、本実施形態のものが復帰変更指示取得部5001を有し、また、有効性情報保持部5003が復帰手段5002を有している点である。
【0278】
(実施形態12:各部・手段の定義・説明)
「復帰変更指示取得部」5001は、識別符号有効性情報変更部5005によって「特定の権原を有しない」と変更された識別符号有効性情報を、「特定の権原を有する」と復帰する指示である変更指示情報を取得する。例えば、図49に示された画面によりボタン4901、4902が押されたことを取得する手段である。
【0279】
「復帰手段」5002は、復帰変更指示取得部で取得された変更指示情報に従って識別符号有効性情報を「特定の権原を有しない」から「特定の権原を有する」と変更する。例えば、図32においてu284729の識別符号有効性情報が有効であったものが、図33において無効と変更された場合に、再び図32のように有効とすることを行なう。
【0280】
(実施形態12:復帰のための処理)
図58は、本実施形態に特有の処理のフローチャートを例示する。すなわち、復帰変更指示取得部より変更指示情報を取得して、その変更指示情報に応じて行なう処理のフローチャートを例示する。
【0281】
ステップS5801において、変更指示情報を復帰変更指示取得部にて取得する。
【0282】
ステップS5802において、取得された変更指示情報が、復帰する指示を表すかどうかを判断し、もし、そうならばステップS5803へ移行し、そうでなければ、ステップS5803をスキップする。
【0283】
ステップS5803において、識別符号有効性情報を、「特定の権原を有する」と復帰する。
【0284】
(実施形態12:情報処理装置との結合)
図57は、本実施形態における識別符号管理装置5000と、情報処理装置5100と、を結合したシステムの機能ブロック図を例示する。
【0285】
本実施形態における識別符号管理装置の有効性情報保持部5003と情報処理装置の認証部5101とが格納する表は、「識別符号」の列の値を共有している。
【0286】
認証部5101に識別符号とパスワード5106が入力されると、認証部5101は、その識別符号とパスワードが認証部に格納されたパスワードと適合するかどうかを判断し、もし適合する場合には、有効性情報保持部5003に格納された識別符号に関連付けて保持されている識別符号有効性情報を取得し、もし「無効」となっていれば、認証結果2207として、認証失敗という結果をコンテンツ送信部5102へ渡し、コンテンツがユーザに送信されないようにする。
【0287】
なお、入出力装置5701は、復帰変更指示取得部5001が変更指示情報を取得するための画面を表示し、変更指示情報を取得するための装置である。図57に示すように、入出力装置5701は識別符号管理装置5000に直接接続されていてもよいし、通信網を介して間接的に接続されていてもよい。
【0288】
(実施形態12:効果)
本実施形態によれば、一旦無効にされた識別符号有効性情報を有効と復帰させることができる。
【0289】
(実施形態13)
本発明の実施形態13は、実施形態1などで説明された情報処理装置と、実施形態7などで説明された識別符号管理装置と、を組み合わせた装置である識別符号情報管理装置に関する。
【0290】
(実施形態13:構成)
図59は、識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。識別符号情報管理装置5900は、コンテンツ管理部5901と、コンテンツ更新情報取得部5902と、告知メール生成部5903と、有効性情報保持部5904と、不通判断部5905と、識別符号有効性情報変更部5906と、を備える。
【0291】
「コンテンツ管理部」と、「コンテンツ更新情報取得部」と、「告知メール生成部」と、については、実施形態1などにおいて説明した通りである。
【0292】
「有効性情報保持部」と、「不通判断部」と、「識別符号有効性情報変更部」と、についても、実施形態7などにおいて説明した通りである。
【0293】
(実施形態13:閲覧許可対象識別符号と識別符号との関係)
なお、実施形態1や実施形態7において説明したように、本実施形態および以降の実施形態において、コンテンツ管理部5901は、複数のコンテンツと、コンテンツ毎に閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理する。一方、有効性情報保持部5904は、識別符号と、その識別符号に基づいて特定の権限を有するかを示す情報である識別符号有効性情報と、その識別符号で識別される対象に関する電子メールアドレスと、を関連付けて保持する。このような状況において、コンテンツ管理部5901における「閲覧許可対象識別符号」と、有効性情報保持部5904における「識別符号」と、は同一であってもよい。また、閲覧許可対象識別符号と識別符号との対応表などを、有効性情報保持部5904あるいはコンテンツ管理部5901にて管理するようにして、閲覧許可対象識別符号と識別符号とが異なっていてもよい。以下では、便宜上、閲覧許可対象識別符号と識別符号とが同一であるとして説明を行なう。
【0294】
(実施形態13:不通判断部で不通が判断される電子メールアドレスについて)
また、本実施形態において、不通判断部5905は、告知メール生成部で告知メールが生成される電子メールアドレスを全て保持して、それらについて不通の判断をしてもよい。あるいは、不通判断部5905は、有効性情報保持部5904にて特定の権限を有するとして保持される識別符号有効性情報に含まれる識別符号に関連付けられている電子メールアドレスへの電子メールの送信が不通であるかどうかを判断してもよい。このため、不通判断部5905は、有効性情報保持部5904より、特定の権限を有するとして保持される識別符号有効性情報に含まれる識別符号に関連付けられている電子メールアドレスを取得するようになっていてもよい。
【0295】
(実施形態13:有効性情報保持部は、コンテンツ管理部で管理されている関連付けを操作してもよい)
また、本実施形態において、識別符号有効性情報変更部5906により、有効性情報保持部5904にて保持されている識別符号有効性情報が変更された場合、コンテンツ管理部5901で管理されているコンテンツと閲覧許可対象識別符号との関連付けを変更してもよい。例えば、識別符号と閲覧許可対象識別符号とが同じであると仮定する。この場合、識別符号が特定の権限を有しないように識別符号有効性情報が変更されると、その識別符号とコンテンツとの関連付けが無くなるようになっていてもよい。
【0296】
このようにすることにより、コンテンツの更新が行なわれても、そのコンテンツに関連付けられた識別符号に基づいて取得される電子メールアドレスに対して、告知メールの生成が行なわれなくなるようにすることができる。
【0297】
(実施形態13:識別符号情報管理装置の処理)
図60は、コンテンツ更新情報の取得から告知メールの送信までの識別符号情報管理装置5900の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。
【0298】
ステップS6001において、コンテンツ更新情報取得部5902にて、コンテンツ更新情報を取得する。
【0299】
ステップS6002において、告知メール生成部5903が、コンテンツ更新情報に基づいて、告知メールのあて先を取得する。
【0300】
ステップS6003において、告知メール生成部5903が、告知メールを生成する。
【0301】
ステップS6004において、生成された告知メールが送信される。
【0302】
図61は、不通判断部5905にて電子メールの送信が不通である電子メールアドレスが検出されてから、識別符号が特定の権限を有さない状態(例えば、識別符号が無効にされた状態)になるまでの識別符号情報管理装置5900の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。
【0303】
ステップS6101において、識別符号有効性情報変更部5906にて、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスを取得する。
【0304】
ステップS6102において、電子メールアドレスと関連付けられている識別符号を取得する。
【0305】
ステップS6103において、有効性情報保持部5904で保持されている有効性情報を変更し、その識別符号を無効とする。
【0306】
(実施形態13:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図62は、本実施形態の識別符号情報管理装置5900が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0307】
WEBページ生成システムはインターネットなどの通信網6208を介してユーザ端末6209と接続される。ユーザ端末6209からWEBページ生成システム6200へ送信された情報は、セッション管理部6203へ送信される。
【0308】
セッション管理部6203は、ユーザ端末6209とWEBページ生成システム6200との間の通信の状態を管理する。例えば、ユーザ端末6209との通信が認証の状態にあれば、セッション管理部6203は、ユーザ端末6209から送信される識別符号とパスワード6205を認証部6201へ送る。
【0309】
認証部6201は、識別符号とパスワードの認証を行なう。この認証の際に、有効性情報保持部5904で保持されている有効性情報が参照され、識別符号が特定の権原を有するかどうかが判断される。すなわち、識別符号とパスワードが正当なものであっても、その識別符号が特定の権原を有するものでない場合には、認証が失敗することになる。認証部6201での認証の結果は、認証された識別符号とともに、ページ生成部6202へ送られる。
【0310】
ユーザ端末6209から識別符号とパスワードが送信された後に、WEBページの閲覧の要求であるページ要求6206が送信されると、ページ生成部6202が、認証部6201での認証結果と、コンテンツ管理部5901で管理されるコンテンツと識別符号との関連付けと、に基づき、認証された識別符号に関連付けられたコンテンツが用いられて、WEBページ6207を生成し、返信する。
【0311】
また、コンテンツ更新部6204より、コンテンツの更新が行なわれると、その更新を示す情報が、コンテンツ管理部5901とコンテンツ更新情報取得部5902とへ送られる。その結果、告知メール生成部5903で告知メールが生成され、送信される。告知メールの生成は、コンテンツと識別符号との関連付けに基づいて行なわれるので、生成された告知メールの送信は、更新されたコンテンツを閲覧することができるユーザに対して行なわれ、更新されたコンテンツを閲覧することができないユーザに対しては行なわれない。
【0312】
(実施形態13:効果)
本実施形態の識別符号情報管理装置においては、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスが検出され、その電子メールアドレスに対して告知メールを送信しないようにすることができる。このため、無駄な電子メールの送信によるトラフィックの増加を抑えることができる。また、会社を退職するなどして、その会社に在籍しなくなり、電子メールの送信が不通となった人へ告知メールが送信されないようにし、また、そのような人に与えられた識別符号を無効とすることができるので、その会社にだけ開示したい情報の秘密を保持することができる。
【0313】
(実施形態14)
図63は、実施形態14に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0314】
(実施形態14:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の不通判断部5905が、不通通知メール受信手段6301と不通アドレス取得手段6302とを更に有するように構成されている。
【0315】
「不通通知メール受信手段」と、「不通アドレス取得手段」と、は、実施形態8において説明した通りである。
【0316】
したがって、不通通知メール受信手段6301は、例えば、告知メール生成部5903で生成された電子メールであって、送信されたものに対応して、その電子メールアドレスが不通であることを示す電子メール(すなわち、不通通知メール)を受信する。
【0317】
不通アドレス取得手段6302は、不通通知メール受信手段6301で受信された電子メールより、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスを取得する。
【0318】
(実施形態14:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図64は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0319】
図64と実施形態13で説明した図62との違いは、不通判断部5905の不通通知メール受信手段6301が不通通知メールを受信する点である。
【0320】
(実施形態14:識別符号情報管理装置の処理)
図65は、本実施形態における識別符号情報管理装置が不通通知メールを受信してから識別符号を無効とするまでの処理の流れを説明するフローチャートを例示する。
【0321】
ステップS6501において、不通通知メールを、不通通知メール受信手段6301にて受信する。
【0322】
ステップS6502において、不通通知メールのあて先である電子メールアドレスを、不通アドレス取得手段にて取得する。
【0323】
ステップS6503において、電子メールアドレスと関連付けられている識別符号を、取得する。
【0324】
ステップS6504において、有効性情報保持部5904で保持されている有効性情報を変更し、その識別符号を無効とする。
【0325】
(実施形態14:効果)
本実施形態の識別符号情報管理装置においては、告知メールの送信が不通となる電子メールアドレスが取得され、その電子メールアドレスと関連付けられて識別符号が無効とされる。このため、例えば、ある会社を退職するなどして、その会社に在籍しなくり、電子メールの送信が不通となった人の識別符号が無効とされ、その会社にだけ開示したい情報の秘密性を保持することができる。また、無駄な告知メールの送信が抑制され、トラフィックの増加を防ぐことができる。
【0326】
(実施形態15)
図66は、実施形態15に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0327】
(実施形態15:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の識別符号有効性情報変更部5906が、不通電子メール情報出力手段6601と、有効性情報変更指示取得手段6602と、を更に有するように構成されている。
【0328】
「不通電子メール情報出力手段」と、「有効性情報変更指示取得手段」とは、実施形態9において説明した通りである。
【0329】
したがって、本実施形態においては、不通判断部で不通と判断された電子メールアドレスに関する情報が出力され、その出力に基づいて識別符号有効性情報を変更するかどうかの指示が取得され、その指示に基づいて識別符号有効性情報が変更される。
【0330】
(実施形態15:識別符号情報管理装置の処理)
図67は、不通と判断された電子メールアドレスが取得されてから、識別符号が無効となるまでの識別符号情報管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。
【0331】
ステップS6701において、不通である電子メールアドレスを、識別符号有効性情報変更部5906いて、取得する。
【0332】
ステップS6702において、不通電子メール情報を、不通電子メール情報出力手段6601にて、出力する。
【0333】
ステップS6703において、識別符号有効性情報を無効にするかの指示が有効性情報変更指示取得手段6602にて取得され、識別符号有効性情報を無効にするかどうかが判断される。
【0334】
もし、識別符号有効性情報を無効にすると判断されたならば、ステップS6704へ移行し、識別符号有効性情報変更部5906にて、識別符号を無効とする。
【0335】
(実施形態15:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図68は本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0336】
図68と実施形態13で説明した図62との違いは、図68においては、識別符号有効性情報変更部5906が不通電子メール情報出力手段6601と有効性情報変更指示取得手段6602とを有している点である。また、WEBページ生成システム6200が入出力部6801を有している点も異なっている。
【0337】
入出力部6801は、不通電子メール情報出力手段6601が出力する不通電子メール情報を表示し、また、有効性情報を変更するかどうかの指示を取得するための部である。例えば、図44に例示した画面が入出力部6801により表示され、ボタン4401、4402が押された情報を入力する。
【0338】
(実施形態15:効果)
本実施形態の識別符号情報管理装置によれば、電子メールの送信が不通となった原因を確認した上で識別符号有効性情報が変更できるので、サーバのトラブルなどにより電子メールの送信が不通になっても、識別符号有効性情報が無効とされることがない。結果として、本実施形態は、実施形態13で挙げた効果に加えて、告知メールの受信者が、電子メールの送信が不通になったのは、サーバのトラブルなどであることをWEBページ生成システムの管理者などに知らせる手間を削減することができるという効果をもたらす。
【0339】
(実施形態16)
図69は、本発明の実施形態16に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0340】
(実施形態16:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の不通判断部5905が不通宛先情報出力手段6901を更に有するように構成されている。
【0341】
「不通宛先情報出力手段」は、実施形態10において説明した通りである。
【0342】
したがって、本実施形態においては、電子メールが不通であると判断された宛先に関する情報が出力されるようになる。
【0343】
(実施形態16:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図70は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0344】
図70と実施形態13で説明した図62との違いは、図70においては、不通判断部5905が不通宛先情報出力手段6901を有している点と、不通宛先情報出力手段6901が出力した不通宛先情報を出力するための出力部7001が備えられている点である。
【0345】
(実施形態16:効果)
本実施形態によれば、不通宛先情報が出力されるので、実施形態13の効果に加え、どの宛先が不通であると判断されたかを知ることができる効果がある。これにより、例えば、電子メールの送信が不通となる電子メールアドレスに告知メールを送信しないようにすることで、トラフィックの増加を防ぐことができる。
【0346】
(実施形態17)
図71は、本発明の実施形態17に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0347】
(実施形態17:構成)
本実施形態にかかる識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の有効性情報保持部5904が有効性変更情報出力手段7101を更に有するように構成されている。
【0348】
「有効性変更情報出力手段」は、実施形態11において説明した通りである。
【0349】
したがって、本実施形態によれば、識別符号有効性情報が変更された場合に、その変更されたことに関する情報が出力されるようになる。
【0350】
(実施形態17:識別符号有効性情報が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図72は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0351】
図72と実施形態13で説明した図62との違いは、図72においては、有効性情報保持部5904が有効性変更情報出力手段7101を有している点と、有効性変更情報出力手段7101が出力した有効性変更情報を出力するための出力部7201が備えられている点である。
【0352】
(実施形態17:効果)
本実施形態によれば、有効性変更情報が出力されるので、どの電子メールアドレスに関連付けられた識別符号有効性情報が変更されたかを知ることができる。これにより、例えば、どのコンテンツが閲覧されないようになったかを知ることが可能となり、閲覧されなくなったコンテンツを削除することができる。これにより、実施形態13の効果に加え、コンテンツの蓄積のための記憶領域を有効に使用することができる効果が発生する。
【0353】
(実施形態18)
図73は、本発明の実施形態18に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0354】
(実施形態18:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900が復帰変更指示取得部7302を更に有し、また、その有効性情報保持部5904が復帰手段7301を更に有するように構成されている。
【0355】
「復帰変更指示取得部」7302と、「復帰手段」7301と、は、実施形態12で説明した通りである。
【0356】
したがって、本実施形態においては、識別符号有効性情報が変更されても、変更前の状態に復帰させることができる。
【0357】
(実施形態18:識別符号有効性情報が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図74は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0358】
図74と実施形態13で説明した図62との違いは、図74においては、復帰変更指示取得部7302が識別符号情報管理装置5900に備えられ、有効性情報保持部5904に復帰手段7301が備えられている点である。また、WEBページ生成システム6200に入出力部7401が備えられている点も違う点である。
【0359】
入出力部7401は、復帰変更指示取得部7302が識別符号有効性情報を復帰するために、例えば、図49のような画像を表示するための部である。また、入出力部7401は、ボタン4901、4902が押されたかどうかの情報を入力するための部でもある。
【0360】
(実施形態18:効果)
本実施形態によれば、一旦無効とされた識別符号有効性情報を有効と復帰させることができる。これにより、例えば、何らかの理由により、無効となった識別符号を有効とすることができ、コンテンツの提供による営業活動を続行することが可能となる。
【0361】
(実施形態19)
本発明の実施形態19は、実施形態3の情報処理装置と実施形態7などの識別符号管理装置とを組み合わせた装置である識別符号情報管理装置に関する。
【0362】
図75は、本発明の実施形態19に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0363】
(実施形態19:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の告知メール生成部5903が、テンプレート取得手段7501と、告知情報生成手段7502と、を更に有している構成となっている。
【0364】
「テンプレート取得手段」と、「告知情報生成手段」と、は、実施形態2において説明した通りである。
【0365】
なお、本実施形態において、テンプレート取得手段は、更新されたコンテンツと関連付けられている閲覧許可対象識別符号に基づいてテンプレートを取得するようになっていてもよい。すなわち、閲覧許可対象識別符号に対応したテンプレートが用意されており、コンテンツが更新されると、そのコンテンツと関連付けられている閲覧許可対象識別符号に対応したテンプレートがテンプレート取得手段7501により取得されるようになっていてもよい。
【0366】
(実施形態19:テンプレートが無効にされるようになっていてもよい)
また、テンプレート取得手段が、更新されたコンテンツと関連付けられている閲覧許可対象識別符号に基づいてテンプレートを取得するようになっている場合には、識別符号有効性情報変更部5906により、識別符号が無効とされた場合に、その識別符号に対応付けられたテンプレートが無効にされるようになっていてもよい。特に、テンプレートが無効とされた場合に、そのテンプレートが削除されるようになっていてもよい。
【0367】
図76は、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスが取得されてから、テンプレートが無効とされるまでの処理の流れを説明するフローチャートを例示する。
【0368】
ステップS7601において、不通判断部5905にて、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスを取得する。
【0369】
ステップS7602において、識別符号有効性情報変更部5906にて、電子メールアドレスと関連付けられている識別符号を取得する。
【0370】
ステップS7602において、有効性情報保持部5904で保持されている有効性情報を変更し、その識別符号を無効とする。
【0371】
ステップS7603において、閲覧許可対象識別符号に対応付けられているテンプレートを無効とする(例えば、テンプレートを削除する)。
【0372】
(実施形態19:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図77は、本実施形態における識別符号情報管理装置5900が組み込まれた
WEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0373】
図78は、WEBページ生成システム6200に組み込まれた識別符号情報管理装置5900が、(1)不通通知メール受信手段6301と不通アドレス取得手段6302を有する場合、(2)不通電子メール情報出力手段6601と有効性情報変更指示取得手段6602を有する場合、(3)不通宛先情報出力手段6901を有する場合、(4)有効性変更情報出力手段7101を有する場合、(5)復帰変更指示取得部7302と復帰手段7301とを有する場合、の機能ブロック図を例示する。(1)、(2)、(3)、(4)、(5)のそれぞれの部・手段が、図78に例示されるように、同時に存在していてもよいし、(1)から(5)の個々の部・手段が存在するようになっていてもよい。
【0374】
(実施形態19:効果)
本実施形態によれば、電子メールが不通となる電子メールアドレスに対して生成される告知メールのテンプレートを削除することが可能となる。これにより、テンプレートを記憶するための記憶領域の有効な活用を図ることができる。
【0375】
(実施形態20)
図79は、本発明の実施形態20に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0376】
(実施形態20:構成)
本実施形態に係る識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900の告知メール生成部5903が、告知判断結果取得手段7901を更に有している構成となっている。
【0377】
「告知判断結果取得手段」は、実施形態3において説明した通りである。
【0378】
したがって、本実施形態においては、告知メールを生成するかどうかの判断結果が取得され、その判断結果に基づいて、告知メールが生成されるかどうかが決まることになる。
【0379】
(実施形態20:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図80は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0380】
図80と実施形態13で説明した図63との違いは、図80には、告知判断結果取得手段7901と、入出力部8001と、存在する点である。入出力部8001は、例えば、図13に例示される画像が表示され、ボタン1301、1302への入力を取得し、その取得した結果を告知判断結果取得手段7901に出力する。
【0381】
(実施形態20:効果)
本実施形態によれば、告知メールを生成するかどうかの判断を行なう際に、告知メールが送信される電子メールアドレスが到達可能なものであるかどうか、あるいは、その電子メールに関連付けられている識別符号が有効なものであるかどうかを調査することができるので、不通になる電子メールアドレスに対して告知メールが送信されなどによる、無駄なトラフィックを発生させることが防止できる。
【0382】
(実施形態21)
図81は、本発明の実施形態21に係る識別符号情報管理装置の機能ブロック図を例示する。
【0383】
(実施形態21:構成)
本実施形態の識別符号情報管理装置は、実施形態13の識別符号情報管理装置5900のコンテンツ管理部5901が、告知メール希望有無情報変更情報取得手段8101と、告知メール希望有無情報変更手段8102と、を有している構成となっている。
【0384】
「告知メール希望有無情報変更情報取得手段」と「告知メール希望有無情報変更手段」とは、実施形態6において説明した通りである。
【0385】
したがって、本実施形態の識別符号情報管理装置5900は、告知メールの受信をする者が、告知メールの受信を希望するかどうかを定める情報である告知メール希望有無情報を管理し、この告知メール希望有無情報に基づいて告知メールの生成が制御され、また、告知メール希望有無情報の変更が可能となる。
【0386】
(実施形態21:識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの例)
図82は、本実施形態における識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図を例示する。
【0387】
図82と実施形態13で説明した図62との違いは、図82においては、コンテンツ管理部5901が告知メール希望有無情報変更情報取得手段8101と、告知メール希望有無情報変更手段8102と、を有している点と、入出力部8201がWEBページ生成システムに備えられている点である。
【0388】
また、不通判断部5905は、実施形態14のように、不通通知メールを受信することにより、電子メールの送信が不通になる電子メールアドレスを検出するようになっていてもよい。
【0389】
入出力部8201は、例えば、図20の画像を表示し、ボタン2001、2002、2003、2004に対する操作を読み取り、その読み取った結果を告知メール希望有無情報変更情報取得手段8101へ出力する。
【0390】
(実施形態21:効果)
本実施形態によれば、告知メールの希望者に対して特別な内容の告知メールを送信する場合、その告知メールが不通になった希望者に対しては告知メールが送信されなくなるので、告知メールに記載された特別な内容が漏洩する可能性が低くなる。
【0391】
【発明の効果】
本発明によれば、コンテンツが更新された場合に、個々のユーザに適した告知メールを生成することが可能となる。
【0392】
また、コンテンツの更新があると必ず告知メールが生成されるのではなく、コンテンツの更新に応じて生成をしないようにすることができ、軽微なコンテンツの更新により告知メールが生成されることを防止することができる。また、ユーザを取捨選択して告知メールの生成をすることができるようになる。
【0393】
また、特定のコンテンツを特定のユーザに対して閲覧させることができ、コンテンツの内容を意図しないユーザが閲覧することを防止することが可能となる。
【0394】
また、電子メールが到達不能になることが検出されると、識別符号の有効性が変更されるので、例えば、特定の顧客向けの情報の漏洩を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す図
【図2】実施形態1における情報処理装置の機能ブロック図
【図3】コンテンツ管理部における管理の状態を示す一例図
【図4】コンテンツ管理部における管理を行なう表の一例図
【図5】実施形態1における処理の具体例
【図6】生成される告知メールの一例図
【図7】実施形態1における処理を説明するフローチャート
【図8】実施形態2における情報処理装置の機能ブロック図
【図9】テンプレートの一例図
【図10】実施形態2における処理のフローチャート
【図11】実施形態3における情報処理装置の機能ブロック図
【図12】実施形態3における処理の具体例
【図13】実施形態3における告知判断結果を取得するための画面の一例図
【図14】実施形態3における処理のフローチャート
【図15】実施形態4における情報処理装置の機能ブロック図
【図16】実施形態4における処理の具体例
【図17】実施形態5において使用される表の一例図
【図18】実施形態5において使用される表の一例図
【図19】実施形態6における情報処理装置の一例図
【図20】実施形態6において更新指示を取得するための画面の一例図
【図21】実施形態6において更新指示を取得するための画面の一例図
【図22】WEBページ生成システムによって生成される画面の一例図
【図23】WEBページ生成システムの機能ブロック図
【図24】WEBページ生成システムの処理のフローチャート
【図25】実施形態1における情報処理装置とWEBページ生成システムとを結合させた状態の一例図
【図26】実施形態2における情報処理装置とWEBページ生成システムとを結合させた状態の一例図
【図27】実施形態3における情報処理装置とWEBページ生成システムとを結合させた状態の一例図
【図28】実施形態4における情報処理装置とWEBページ生成システムとを結合させた状態の一例図
【図29】実施形態6における情報処理装置とWEBページ生成システムとを結合させた状態の一例図
【図30】本発明の概要を示す図
【図31】実施形態7における識別符号管理装置の機能ブロック図
【図32】有効性情報保持部にて保持される表の一例図
【図33】有効性情報保持部にて保持される表の一例図
【図34】実施形態7における処理のフローチャート
【図35】実施形態7における処理のフローチャート
【図36】電子メールが送信される仮定を示す図
【図37】DNSのMXレコードを参照する操作の図
【図38】電子メールアドレスへの電子メールが不通になるかどうかを判断するための操作の図
【図39】実施形態8の識別符号管理装置の機能ブロック図
【図40】実施形態8における処理のフローチャート
【図41】不通通知メールの一例図
【図42】メッセージIDと電子メールアドレスを関係付ける表の一例図
【図43】不通通知メールの本文中のメッセージIDから識別符号有効性情報を無効にする処理の例
【図44】不通電子メール情報を示す画面の一例図
【図45】実施形態9の識別符号管理装置の機能ブロック図
【図46】実施形態9における処理のフローチャート
【図47】実施形態10の識別符号管理装置の機能ブロック図
【図48】実施形態11の識別符号管理装置の機能ブロック図
【図49】変更指示情報を取得するための画面の一例図
【図50】実施形態12の識別符号管理装置の機能ブロック図
【図51】認証情報によりコンテンツへのアクセスを許可する情報処理装置の機能ブロック図
【図52】実施形態7の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図53】実施形態8の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図54】実施形態9の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図55】実施形態10の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図56】実施形態11の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図57】実施形態12の識別符号管理装置と情報処理装置とを結合させた状態の一例図
【図58】実施形態12における処理のフローチャート
【図59】実施形態13の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図60】実施形態13の識別符号情報管理装置における、コンテンツ更新情報の取得から告知メールの送信までの処理のフローチャート
【図61】実施形態13の識別符号情報管理装置における、不通判断部5905にて電子メールが不通と判断された電子メールアドレスが検出されてから、識別符号が特定の権限を有さない状態になるまでの処理のフローチャート
【図62】実施形態13の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図63】実施形態14の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図64】実施形態14の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図65】実施形態14の識別符号情報管理装置における、不通通知メールを受信してから識別符号を無効とするまでの処理のフローチャート
【図66】実施形態15の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図67】実施形態15の識別符号情報管理装置における、不通と判断された電子メールアドレスが取得されてから、識別符号が無効となるまでの処理のフローチャート
【図68】実施形態15の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図69】実施形態16の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図70】実施形態16の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図71】実施形態17の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図72】実施形態17の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図73】実施形態18の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図74】実施形態18の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図75】実施形態19の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図76】実施形態19の識別符号情報管理装置において、電子メールの送信が不通である電子メールアドレスが取得されてから、テンプレートが無効とされるまでの処理のフローチャート
【図77】実施形態19の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図78】実施形態19の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図79】実施形態20の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図80】実施形態20の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図81】実施形態21の識別符号情報管理装置の機能ブロック図
【図82】実施形態21の識別符号情報管理装置が組み込まれたWEBページ生成システムの機能ブロック図
【図83】従来のWEBページ生成システムへのアクセスの状況の一例図
【図84】従業員が会社を移動した後の状況におけるWEBページ生成システムへのアクセスの状況の一例図
【図85】本発明の解決手段の一例図
【図86】従業員が会社を移動した後の状況におけるWEBページ生成システムへの本発明におけるアクセスの状況の一例図
【符号の説明】
100 情報処理装置
101 コンテンツ管理部
102 コンテンツ更新情報取得部
103 告知メール生成部

Claims (18)

  1. 複数のコンテンツと、コンテンツ毎にそのコンテンツの閲覧を可能とする対象を識別するための識別符号である閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理するコンテンツ管理部と、
    前記コンテンツ管理部にて管理されるコンテンツの更新に関する情報であるコンテンツ更新情報を取得するコンテンツ更新情報取得部と、
    前記コンテンツ更新情報に基づいて、コンテンツの更新に関する情報である告知情報を内容とし、更新されたコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号に基づいて取得する電子メールアドレスを宛先とする電子メールである告知メールを生成する告知メール生成部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記告知メール生成部は、テンプレートを取得するテンプレート取得手段と、
    前記テンプレート取得手段にて取得したテンプレートを利用して告知情報を生成する告知情報生成手段と、
    を備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記テンプレート取得手段は、
    前記更新されたコンテンツと関連付けられている閲覧許可対象識別符号に基づいてテンプレートを取得する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記告知メール生成部は、
    前記コンテンツ更新情報に応じて告知メールを生成するか生成しないかを定める情報である告知判断結果を取得する告知判断結果取得手段を有し、
    前記告知判断結果取得手段にて取得される告知判断結果に応じて告知メールを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテンツ管理部にて管理されるコンテンツは、ハイパーリンクをたどることにより閲覧可能なものであって、
    前記告知情報は、更新されたコンテンツを閲覧するためにたどるべきハイパーリンクを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. コンテンツのハイパーリンクを入力するリンク入力部と、
    認証のための情報である認証情報を入力する認証情報入力部と、
    前記リンク入力部にて入力されたハイパーリンクにリンクされるコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号と対応付けられた認証情報と、前記認証情報入力部にて入力された認証情報と、が適合するかどうかを判断する判断部と、
    前記判断部での判断結果が「適合する」との判断結果である場合に、前記リンク入力部に入力されたハイパーリンクにより識別されるコンテンツを出力するコンテンツ出力部と、
    を備えた請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記コンテンツ管理部は、前記コンテンツと、前記閲覧許可対象識別符号と、さらに、告知メールの知得を希望するか希望しないかを定める告知メール希望有無情報と、を関連付けて管理し、
    前記告知メール生成部は、前記告知メール希望有無情報に基づいて告知メールを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一に記載の情報処理装置。
  8. 前記コンテンツ管理部は、告知メール希望有無情報を変更する指示である変更指示を取得する告知メール希望有無情報変更情報取得手段と、
    前記告知メール希望有無情報変更情報取得手段にて取得された変更指示に応じて告知メール希望有無情報を変更する告知メール希望有無情報変更手段と、
    を有する請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 複数のコンテンツと、コンテンツ毎にそのコンテンツの閲覧を可能とする対象を識別するための識別符号である閲覧許可対象識別符号とを関連付けて管理するコンテンツ管理ステップと、
    前記コンテンツ管理ステップによって管理されるコンテンツの更新に関する情報であるコンテンツ更新情報を取得するコンテンツ更新情報取得ステップと、
    前記コンテンツ更新情報に基づいて、コンテンツの更新に関する情報である告知情報を内容とし、更新されたコンテンツと関連付けられた閲覧許可対象識別符号に基づいて取得する電子メールアドレスを宛先とする電子メールである告知メールを生成する告知メール生成ステップと、
    を計算機に実行させるための情報処理プログラム。
  10. 識別符号と、その識別符号に基づいて特定の権原を有するかを示す情報である識別符号有効性情報と、その識別符号で識別される対象に関する電子メールアドレスと、を関連付けて保持する有効性情報保持部と、
    前記電子メールアドレスを宛先とした電子メールの送信が不通であるか判断する不通判断部と、
    前記不通判断部での判断結果に基づいて、前記識別符号有効性情報を変更する識別符号有効性情報変更部と、
    を有する識別符号管理装置。
  11. 前記識別符号に基づいて有する特定の権原は、特定の情報である特定情報を電子的に取得するための権原である請求項10に記載の識別符号管理装置。
  12. 特定情報は、前記識別符号に応じて定められる情報であることを特徴とする請求項11に記載の識別符号管理装置。
  13. 前記不通判断部は、
    前記電子メールアドレスを宛先として送信したメールに応じた不通を知らせるメールである不通通知メールを受信する不通通知メール受信手段と、
    前記不通通知メール受信手段で受信した不通通知メールに基づいて電子メールの送信が不通である電子メールアドレスを取得する不通アドレス取得手段と、
    を有する請求項10または請求項12に記載の識別符号管理装置。
  14. 前記識別符号有効性情報変更部は、
    前記不通判断部にて「不通」との判断が得られた場合に、「不通」と判断された電子メールアドレスに関する情報である不通電子メール情報を出力する不通電子メール情報出力手段と、
    前記不通電子メール情報出力手段により出力された不通電子メール情報の電子メールアドレスに関する対象を識別する識別符号の識別符号有効性情報を変更するかどうかの指示である変更指示を取得する有効性情報変更指示取得手段と、を有し、
    前記有効性情報変更指示取得手段にて取得された変更指示が、前記識別符号の識別符号有効性情報を変更すべきものである場合に、前記識別符号有効性情報を変更する請求項10ないし請求項13のいずれか一に記載の識別符号管理装置。
  15. 前記不通判断部は、送信が不通であると判断された宛先に関する情報である不通宛先情報を出力する不通宛先情報出力手段を有する請求項10ないし請求項14のいずれか一に記載の識別符号管理装置。
  16. 前記有効性情報保持部は、前記識別符号有効性情報が変更されたことに関する情報である有効性変更情報を出力する有効性変更情報出力手段を有する請求項10ないし請求項14のいずれか一に記載の識別符号管理装置。
  17. 前記識別符号有効性情報変更部によって「特定の権原を有しない」と変更された識別符号有効性情報を、「特定の権原を有する」と復帰する指示である変更指示情報を取得する復帰変更指示情報取得部を有し、
    前記識別符号有効性情報変更部は、
    前記復帰変更指示情報取得部で取得された変更指示情報に従って識別符号有効性情報を「特定の権原を有しない」から「特定の権原を有する」と変更する復帰手段を有する請求項15または請求項16のいずれか一に記載の識別符号管理装置。
  18. 識別符号と、その識別符号に基づいて特定の権原を有するかを示す情報である識別符号有効性情報と、その識別符号で識別される対象に関する電子メールアドレスと、を関連付けて保持する有効性情報保持ステップと、
    前記電子メールアドレスを宛先とした電子メールの送信が不通であるか判断する不通判断ステップと、
    前記不通判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記識別符号有効性情報を変更する識別符号有効性情報変更ステップと、
    を計算機に実行させるための識別符号管理プログラム。
JP2003080988A 2002-03-28 2003-03-24 情報処理装置及び情報処理プログラム Pending JP2004005500A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003080988A JP2004005500A (ja) 2002-03-28 2003-03-24 情報処理装置及び情報処理プログラム
KR10-2003-0019000A KR20030078695A (ko) 2002-03-28 2003-03-26 정보 처리 장치 및 기록 매체
US10/401,008 US7191187B2 (en) 2002-03-28 2003-03-27 Information processing apparatus and information processing program
EP03007157A EP1349086A3 (en) 2002-03-28 2003-03-28 Information processing apparatus and information processing program
CN03108395A CN1450483A (zh) 2002-03-28 2003-03-28 信息处理装置及信息处理程序
US11/335,004 US20060123037A1 (en) 2002-03-28 2006-01-19 Information processing apparatus and information processing program

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002092856 2002-03-28
JP2002090812 2002-03-28
JP2003080988A JP2004005500A (ja) 2002-03-28 2003-03-24 情報処理装置及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004005500A true JP2004005500A (ja) 2004-01-08

Family

ID=27808424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003080988A Pending JP2004005500A (ja) 2002-03-28 2003-03-24 情報処理装置及び情報処理プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7191187B2 (ja)
EP (1) EP1349086A3 (ja)
JP (1) JP2004005500A (ja)
KR (1) KR20030078695A (ja)
CN (1) CN1450483A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242924A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理用コンピュータプログラムならびに文書管理装置および方法
JP2006244495A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Microsoft Corp クエリベースの通知アーキテクチャ
US8010516B2 (en) 2004-06-03 2011-08-30 Sony Corporation Content sharing system and content importance level judging method
JP2014102742A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nec Corp コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070072190A1 (en) * 2002-12-16 2007-03-29 Abhinav Aggarwal System and method for universal identification of biological humans
US7890603B2 (en) * 2003-04-03 2011-02-15 International Business Machines Corporation Apparatus, system and method of performing mail message searches across multiple mail servers
US20040199590A1 (en) * 2003-04-03 2004-10-07 International Business Machines Corporation Apparatus, system and method of performing mail message thread searches
US7562113B2 (en) * 2004-04-07 2009-07-14 Microsoft Corporation Method and system for automatically creating and storing shortcuts to web sites/pages
US7647380B2 (en) * 2005-01-31 2010-01-12 Microsoft Corporation Datacenter mail routing
US7574746B2 (en) 2005-03-31 2009-08-11 International Business Machines Corporation Access validation and management of access permissions to referenced shared resources in a networked environment
US7552383B2 (en) 2005-06-23 2009-06-23 International Business Machines Corporation Method for efficiently processing comments to records in a database, while avoiding replication/save conflicts
WO2007084790A2 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Glenbrook Associates, Inc. System and method for context-rich database optimized for processing of concepts
JP4420099B2 (ja) * 2007-10-12 2010-02-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 デバイス管理装置、デバイス管理方法及びデバイス管理プログラム
JP4763817B2 (ja) * 2009-04-30 2011-08-31 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子メールを中継するシステム、サーバ、方法及びコンピュータプログラム
JP4879361B1 (ja) * 2011-04-28 2012-02-22 楽天株式会社 電子メールシステム、電子メールシステムの制御方法、中継装置、プログラム、及び情報記憶媒体
JP2014115907A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Canon Inc 情報処理システムおよびその制御方法、並びにプログラム
US9584565B1 (en) 2013-10-08 2017-02-28 Google Inc. Methods for generating notifications in a shared workspace
CN104639586B (zh) * 2013-11-13 2018-06-08 阿里巴巴集团控股有限公司 一种数据交互方法和系统
US9785427B2 (en) 2014-09-05 2017-10-10 Oracle International Corporation Orchestration of software applications upgrade using checkpoints
US9740474B2 (en) 2014-10-29 2017-08-22 Oracle International Corporation Orchestration of software applications upgrade using automatic hang detection
US9753717B2 (en) 2014-11-06 2017-09-05 Oracle International Corporation Timing report framework for distributed software upgrades
US9880828B2 (en) 2014-11-07 2018-01-30 Oracle International Corporation Notifications framework for distributed software upgrades
US10528976B1 (en) * 2016-02-22 2020-01-07 Openmail Llc Email compliance systems and methods

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822526A (en) * 1996-06-03 1998-10-13 Microsoft Corporation System and method for maintaining and administering email address names in a network
US5966663A (en) * 1997-01-14 1999-10-12 Ericsson Messaging Systems Inc. Data communications protocol for facilitating communications between a message entry device and a messaging center
JP3139408B2 (ja) * 1997-03-17 2001-02-26 カシオ計算機株式会社 ホームページ更新通知装置
JP3654773B2 (ja) * 1998-07-08 2005-06-02 富士通株式会社 情報交換方法、情報管理流通装置、情報管理装置、情報流通装置、情報管理流通プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報流通プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6272532B1 (en) * 1998-12-02 2001-08-07 Harold F. Feinleib Electronic reminder system with universal email input
US6353852B1 (en) * 1999-01-27 2002-03-05 Adc Telecommunications, Inc. Enhanced telephone service system with secure system and method for E-mail address registration
US6427164B1 (en) * 1999-06-23 2002-07-30 Mail Registry, Inc. Systems and methods for automatically forwarding electronic mail when the recipient is otherwise unknown
AU6610300A (en) * 1999-07-28 2001-02-19 Terrance A. Tomkow System and method for verifying delivery and integrity of electronic messages
AU6761900A (en) * 1999-08-10 2001-03-05 Akamai Technologies, Inc. Method and apparatus for selecting and viewing portions of web pages
JP2001202283A (ja) * 1999-11-09 2001-07-27 Fujitsu Ltd コンテンツ更新状況監視システム
JP2001356945A (ja) * 2000-04-12 2001-12-26 Anetsukusu Syst Kk データバックアップ・リカバリー方式
JP3817689B2 (ja) * 2001-02-08 2006-09-06 株式会社日立製作所 Cad情報管理システムおよびcad情報管理方法
US6985922B1 (en) * 2001-12-21 2006-01-10 S.J. Bashen, Inc. Method, apparatus and system for processing compliance actions over a wide area network

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242924A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理用コンピュータプログラムならびに文書管理装置および方法
US8010516B2 (en) 2004-06-03 2011-08-30 Sony Corporation Content sharing system and content importance level judging method
JP2006244495A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Microsoft Corp クエリベースの通知アーキテクチャ
US9665588B2 (en) 2005-02-28 2017-05-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Query-based notification architecture
JP2014102742A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nec Corp コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1450483A (zh) 2003-10-22
US20040030567A1 (en) 2004-02-12
US20060123037A1 (en) 2006-06-08
KR20030078695A (ko) 2003-10-08
US7191187B2 (en) 2007-03-13
EP1349086A3 (en) 2006-02-15
EP1349086A2 (en) 2003-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004005500A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
US7945641B2 (en) Method and apparatus of triggering a transfer of data stored in a database
US9280763B2 (en) Method and system of automating data capture from electronic correspondence
US8364711B2 (en) Contact management system and method
US20070266118A1 (en) Contact management system and method
US20070266156A1 (en) Contact management system and method
US20020188690A1 (en) System and method for checking and correcting electronic mail address
JP2002202936A (ja) 情報収集サーバ及び情報収集方法並びに記録媒体
JP2001273318A (ja) エクスポート機能を有する電子ビジネス・カードのアクセス方法
JP2001306472A (ja) ハイパーリンクによる電子ビジネス・カードのアクセス方法
CN101552801A (zh) 一种在线浏览和下载用户群组通讯录的方法和系统
JP5574554B2 (ja) グローバルディレクトリサービスのためのシステム及び方法
US8387074B2 (en) Enterprise directory service
JPH10107840A (ja) 電子メールシステムおよびメールサーバ
JP4998302B2 (ja) メール誤配信防止システム、メール誤配信防止方法、及びメール誤配信防止用プログラム
US7818381B2 (en) System for sending, receiving and displaying message, method for sending, receiving and displaying message and computer readable storage medium storing program for that method
JP3696804B2 (ja) サービス提供方法、サービス提供システム、処理センタ装置及びプログラム
JP4454358B2 (ja) システム監視業務支援システム及び支援プログラム
US7233941B2 (en) Information retrieval server and system including the server
EP2420968A1 (en) Service system
JP2002351797A (ja) 電子メール検索システム、電子メール検索方法および電子メール検索プログラム
JP2002183002A (ja) 訂正候補のドメイン名を通知するサーバ装置、およびこのサーバ装置により通知された訂正候補のドメイン名を利用するクライアントコンピュータ、およびこのクライアントコンピュータ上で動作するプログラムを記録した記録媒体、および訂正候補のメールアドレスを通知するメールサーバ
JP2005122606A (ja) 情報閲覧装置、情報閲覧システム、及び情報閲覧プログラム
EP1061462A1 (en) Storing and retrieving name card information
KR100420551B1 (ko) 클라이언트 시스템과 호스트 시스템 간의 데이터베이스 동기화 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090120