JP2004004985A - 光モジュール - Google Patents

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森山 豊
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澤田 宗作
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Abstract

【課題】 光ファイバと半導体素子間の高い光学的結合効率を維持しながら従来よりもはるかに調芯調整が容易な構造を備え、部品点数の低減化等が実現可能な光モジュールを提供する。
【解決手段】 光学的反射部材(12)は、凹面形状の反射面(14)を有し、該反射面(14)は、回転楕円体の側面の一部形状に一致する凹面形状を有する。この光学的反射部材(12)は、半導体素子(6)を反射面(14)が覆った状態でハウジング(2)内に収納され、カンチレバー(514)が上端開口を介して該光学的反射部材(12)を移動させることにより、該光学的反射部材(12)の位置調節が行われる。
【選択図】 図1

Description

 この発明は、光通信において使用される、受光素子、発光素子等の半導体素子が内蔵された光モジュールに関し、特に、光ファイバと該半導体素子間を高精度かつ容易に結合させる構造に関するものである。
 信号光の伝送媒体である光ファイバと、受光素子、発光素子等の半導体素子とが光学的に結合された従来の光モジュールでは、係る半導体素子とともに、該光ファイバ端面と半導体素子間の光路中に配置された集光レンズや平面反射面をも透明樹脂で一体的に封止することにより、該光ファイバと半導体素子との光学的な結合状態を維持する構造が一般的に採用されている。なお、従来の光モジュールとしては、例えば特許文献1に、信号光の伝送媒体である光ファイバ端面から出射され集光レンズを介して到達した光を平面反射面で反射させて受光素子の受光面に入射させる構造の光受信モジュールが開示されている。
特開昭63−090866号公報
 従来の光モジュールでは、受光素子等の半導体素子とともに集光レンズ及び平面反射鏡を透明樹脂で一体的に封止した構造が採用されているが、このような構造では集光レンズと平面反射鏡及び半導体素子の光軸合わせを実現する必要があり、封止樹脂の外形に対して十分に高い精度で半導体素子の位置を設定した上で樹脂封止しなければならない。しかしながら、このような半導体素子の位置決め精度の向上を図ることは極めて困難であり、光通信分野に適用される光モジュールの製造には適さないという課題があった。
 加えて、従来の光モジュールでは、比較的高精度が要求されない分野、例えば受光素子に入射する光束が比較的広くかつ受光素子の受光面積が大きくとも許容される分野では適用可能であったが、光通信分野での適用に際しては、光ファイバのコア径が僅か数μm程度しかなく、かつ受光素子の受光面積も数百μm平方程度しか確保できないため、極めて高い調芯精度が要求される。したがって、従来の技術を適用して光通信用の光モジュールを製造した場合、十分な調芯精度が得られないために光ファイバと半導体素子間の光結合効率が低下したり、仕様不適合となって生産性の向上を阻害する等の弊害を引き起こす可能性があった。
 また近年、光ファイバ通信の通信速度は、ギガヘルツ帯の通信速度に及ぶに至り、より高い調芯精度が得られる光モジュールの開発が要請されている。
 この発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、光ファイバと半導体素子間の高い光学的結合効率を維持しながら従来よりもはるかに調芯調整が容易な構造を備え、部品点数の低減化等が実現可能な光モジュールを提供することを目的としている。
この発明に係る光モジュールは、半導体素子を収納し、底部に該半導体素子を搭載するハウジングと、ハウジングの側壁から所定方向に伸び、光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを収納した状態で支持するスリーブと、ハウジングに収納され、光ファイバと半導体素子とを光学的に結合する部材であって、曲面形状の反射面を有する光学的反射部材とを備える。ここで、上記半導体素子には、少なくとも発光素子と受光素子が含まれる。よって、当該光モジュールには、発光素子が搭載され、該発光素子の発光面と光ファイバの光入射端面とが光学的に結合された光送信モジュールと、受光素子が搭載され、該受光素子の受光面と光ファイバの光出射端面とが光学的に結合された光受信モジュールとが含まれる。
 特に、上記光学的反射部材の反射面は、仮想的に定義される回転楕円体の一部形状に一致する凹面形状であることが好ましい。また、このような特殊形状の反射面を有する光学的反射部材は、高い調芯精度を得るため、該回転楕円体の第1焦点に光ファイバのコア出射端面が一致するとともに、該回転楕円体の第2焦点に上記半導体素子の主面(発光素子における発光面あるいは受光素子における受光面)とが一致するよう、ハウジング内の所定位置に設置される。
 この構成により、当該光モジュールが光受信モジュールである場合、光ファイバの光出射端面から信号光束が所定の広がり角で出射されても、該光出射端面が上記第1の焦点に一致している限り、上記反射面の何れかの部分で反射されて常に受光素子の受光面に到達して受光される。逆に、当該光モジュールが光送信モジュールである場合、発光素子の発光面から所定の広がり角で出射された光も上記反射面の作用により光ファイバの光入射端面に到達する。なお、上記コア端面を含む光ファイバの端面は、該光ファイバの光軸に対して所定角度傾いている。
 また、上記光学的反射部材は、樹脂成型部材、ガラス成型部材、金属材を切削加工することにより形成された金属部材のいずれであってもよいが、何れの場合も、その反射面は金属材料によりコートされる。
 さらに、この発明に係る光モジュールは、光通信分野にも適用可能な光学部品であるため、当該光モジュールに適用される光学的反射部材には、高精度の位置決めを可能にする種々の構造を備えている。
 すなわち、上記光学的反射部材は、上記ハウジングの搭載面と向かい合うべき下面と、この下面と対向する上面と、上面から下面に向かって伸びた1又は2以上の凹み(係合溝)を備える。特に、この凹みは当該光学的反射部材を高精度に位置決めするために重要な機能を有し、この凹みが2つ設けられた場合にはピンセットで挟むことができ、当該光学的反射部材の取扱いを容易するという効果が得られる。
 また、上記凹みの形状は、該凹みの開口部の面積よりも該凹みの底面の面積が小さくなるようテーパー状の側面によって定義される。さらに、当該光学的反射部材は、下面がハウジングの搭載面から所定距離離間するよう、該下面から該搭載面に向って伸びた複数の突起を備えるのが好ましい。この構成によりハウジングの搭載面と下面との接着面積を減少させることができ、当該光学的反射部材とハウジングとの相対的な位置関係を容易に調整することができる(当該光学的反射部材の位置決め工程)。
 当該光学的反射部材の具体的な位置決めは、以下のステップを順次実行することにより行われる。すなわち、ハウジング(搭載面にはすでに半導体素子が搭載されている)のスリーブ内に、光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを挿入し、光学的反射部材を、凹面形状の反射面で半導体素子を覆った状態で、接着機能を有する樹脂が付着された該光学的反射部材の所定部位が、該樹脂を介してハウジングの搭載面と当接するよう、該ハウジング内に設置し、光ファイバから出力される信号光強度をモニタリングしながら(光送信モジュールの場合)、あるいは半導体素子から出力される電気信号をモニタリングしながら(光受信モジュールの場合)、ハウジングと光学的反射部材との相対的な位置関係を調整する。
 なお、このように位置決めされた光学的反射部材とハウジングとは、該部材とハウジングの搭載面との間にある樹脂を硬化させることにより接着される。また、この光学的反射部材の位置決め工程では、フェルールの位置決めは行われないため、該フェルールは、その先端に所定の補助部材が装着された状態で、スリーブ内の所定位置に設置される。
 以上のような光学的反射部材の位置決めを行う位置決め装置は、ハウジングを所定位置に設置する支持台と、光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを支持する支持機構と、当該光学的反射部材をハウジングの搭載面に圧し当て、該光学的反射部材との相対的な位置関係を固定する構造を有する固定部材(カンチレバー)と、ハウジングと光学的反射部材との相対的な位置関係を調整する駆動機構と、を備える。
 ここで、光学的反射部材は、反射面で半導体素子を覆った状態で、接着機能を有する樹脂が付着された該光学的反射部材の所定部位が、該樹脂を介して前記ハウジングの搭載面と当接するよう、該ハウジング内に設置されている。また、上記駆動機構は、ハウジングが設置された支持台を、第1の基準軸(X軸)に沿って移動させるXステージと、該支持台を第1の基準軸と直交する第2の基準軸(Y軸)に沿って移動させるYステージと、そして、該支持台を第1及び第2の基準軸と直交する第3の基準軸(Z軸)を中心に回転させるθステージとを備える。
 さらに、上記カンチレバーの先端には、光学的反射部材の上面に設けられた凹みに挿入されるべきテーパー形状の突起が設けられており、この突起が光学的反射部材の凹みに係合させることにより該光学的反射部材を固定している。
 次に、上述のような構造を備えた光モジュールの製造では、フェルールのスリーブへの取付けは、該光学的反射部材の位置決め及び接着固定作業が完了した後に、以下のように行われる。まず、側面の所定部位に紫外線硬化樹脂が塗布されたフェルールは、複数の貫通孔が設けられたスリーブ内に挿入された状態で調芯作業が行われる。その後、該フェルールの側面と該スリーブの内壁との隙間に紫外線を照射することにより、該スリーブの内壁と該フェルールの側面とが接着される(仮止工程)。続いて、スリーブの貫通孔のうち一部の貫通孔に二液混合型エポキシ樹脂を注入し残りの貫通孔に一液型エポキシ樹脂を注入し、常温にて該二液混合型エポキシ樹脂を硬化させることにより、該一部の貫通孔から露出している該フェルールの側面と該スリーブとが接着される。最後に、残りの貫通孔に注入された一液型エポキシ樹脂を加熱し、該一液型エポキシ樹脂を硬化させることにより、該残りの貫通孔から露出している該フェルールの側面と該スリーブとが接着される。
 以上の工程を経たフェルールとスリーブとは、少なくとも硬化課程の異なる3種類の接着剤によって固定されており、接着工程中の位置ずれを効果的に抑える効果がある。
 以上のようにこの発明によれば、回転楕円体の形状に合わせた反射面を有する光学的反射部材を有し、一方の焦点に光ファイバーの光出射端面を一致させ、他方の焦点に受光素子の受光面を一致させるよう該光学的反射部材を設置するので、光ファイバの光出射端面から出射する信号光束の方向が異なっても、常に受光素子の受光面に到達させることができる。また、ハウジングには光学的反射部材を収納するための上端開口が設けられており、この上端開口を介して該光学的反射部材の一兆節が行われるため、本質的に調芯精度が優れており、調芯調整が容易であり、光ファイバーの回転角の調整が不要であり、かつ部品点数を低減することができ、実装コスト及び調整コストの削減を図ることができる。
 以下、この発明に係る光モジュールの実施形態を、図1〜図12を参照しながら説明する。なお、各図において、同一部分には同一の番号を付して重複する説明は省略する。また、当該光モジュールは、半導体受光素子が適用された光受信モジュールと半導体発光素子が適用された光送信モジュールとを含むが、これら各モジュールは適用される半導体素子の種類を除いて基本的な構成は同じでるため、以下この明細書では光受信モジュールについてのみ説明する。
 図1は、この発明に係る光受信モジュールの概略構造を説明するための組み立て工程図であり、図2は、図1の組み立て工程を経て得られた、この発明に係る光受信モジュールの外観を示す斜視図である。
 この発明に係る光受信モジュールは、図1に示されたように、半導体素子として受光素子を収納し、該半導体素子を搭載する搭載面を有するハウジング2を備えている。このハウジング2の側壁にはフェルール26を収納した状態で支持するスリーブ22が設けられている。また、該ハウジング2の底部には絶縁部材31によって複数のリード端子を備えている。
 さらに、上記光学的反射部材12とハウジング2の底部(受光素子の搭載面)とは所定の接着剤により接着され、ハウジング2の開口部分と蓋20も所定の接着剤により接着される。また、フェルール26もスリーブ22内に挿入された状態で接着固定されている。なお、スリーブ22には、図1に示されたように、フェルール接着用の複数の貫通孔220が該スリーブ22の伸びる方向に沿って複数列設けられている。
 次に、この発明に係る光受信モジュールの内部構造について説明する。図3は、図2の光モジュールの内部構造を示す断面図であって、(a)は図2中のI−I線に沿って示された断面図、(b)は図2中のII−II線に沿って示された断面図、(c)は図2中のIII−III線に沿って示された断面図である。また、図4は、光学的反射部材の構造を示す斜視図である。
 これら図3(a)〜(c)に示された各断面図において、樹脂成型された矩形状のハウジング2の内側底面4aには、PINフォトダイオード等の受光素子6とその受光素子6から出力される電気信号を増幅するための前置増幅回路8が、共に半導体チップ(ベアチップ)の状態で固着されている。ハウジング2の底面には、受光素子6及び前置増幅回路8へ電源を供給するための電源供給用リード端子10a、10b、前置増幅回路8の出力信号を外部へ出力するための信号出力用リード端子、グランド用リード端子10c、10d等の複数のリード端子が設けられ、これらのリード端子と受光素子6及び前置増幅回路8間がワイヤーボンディングにて配線されている。複数のリード端子のうち、特に電源供給用リード端子10a、10bやグランド用リード端子10c、10dは幅広に形成されており、インピーダンス及びインダクタンスの低減等を図ることにより、高周波特性の劣化や高周波発振等の不安定動作の発生を未然に防止している。
 ハウジング2の側壁にはフランジ231によって定義される所定内径の光入射窓16が形成され、ハウジング2の内側端面に固着された透明の部材18(例えばサファイヤ窓)にて光入射窓16が覆われている。また、ハウジング2の外側端面には、光入射窓16に対応した筒状のスリーブ22が取り付けられ、このスリーブ22内に、光ファイバ24の先端に取り付けられたフェルール26が挿入されている。
 受光素子6及び前置増幅回路8の上方には、図4に示されたように、樹脂成型された略矩形状の光学的反射部材12が設置され、その四隅に設けられた下端部12a、12b、12c、12dがハウジング2の他の内側底面4b(搭載面に含まれる)に接着剤等で固着されている。なお、この光学的反射部材12の上面には、ピンセット等による取扱いを可能にし、該光学的反射部材12自身の位置決めに寄与する2つの係合溝120a、120bが設けられている。
 光学的反射部材12の受光素子6に対向する面には、回転楕円体の一部形状に一致した凹面形状の反射面14が形成されている。そして、この光学的反射部材12は、回転楕円体の一方の焦点Aに受光素子6の受光面が一致し、他の焦点Bにフェルール26に受容された光ファイバ24の光出射端面(コア端面を含む)が一致するよう配置される(図5(b)参照)。
 そして、ハウジング2の上端開口は、蓋20により塞がれ、これにより、該ハウジング2の内部は上記光学的反射部材12が所定位置に固定された状態で機密封止される。
 ここで、光学的反射部材12の反射面14と受光素子6及び光ファイバ24の光出射端面との位置決めは、例えば、次のようにして行われている。ハウジング2とは別個に形成された光学的反射部材12を該ハウジング2の内部に挿入し、回転楕円体の一方の焦点Aに受光素子6の受光面を一致させ、他の焦点Bに光ファイバ24におけるコアの光出射端面を一致させるようにして、相互の位置を調整した上で光学的反射部材12をハウジング2の内側底端面4bに接着剤等で固着することにより、位置決めが行われている。なお、この位置決め工程では、光学的反射部材12をハウジング2内に搭載した後であっても、フェルール26に受納された光ファイバ24の光出射端面の位置を光軸Pの方向に微調整することにより、光ファイバ24の光出射端面を焦点Bと一致せることが可能となっている。
 かかる構造を有する光受信モジュールにおいて、焦点Bに一致した光ファイバ24の光出射端面より所定の広がり角で出射される信号光束hνは、光入射孔16及び窓部材18を通過して反射面14に到達する。そして、反射面14で反射された信号光束hνは集光され受光素子6の受光面に到達する。ここで、受光素子6の受光面が焦点Aに、光ファイバ24の出射端面が焦点Bに一致しているので、光出射端面から出射される信号光束hνの出射方向が様々に異なって反射面14での反射位置が異なったとしても、常に受光素子6の受光面に到達する。したがって、本質的に精度の高い調芯機構が実現され、また光ファイバ24における光出射端面の向き調整が容易な調芯機構が実現されている。
 また、光ファイバ24の光出射端面は、その端面での反射光が同一光軸上に戻らないようにするために、図5(a)に示されたように、光軸Pに対して所定角度ψ1(例えば、ψ1=8°)だけ斜め研磨されている。この斜カットされた光出射端面から出射される信号光束hνは光ファイバ24の光軸Pに対して研磨角度ψ1の1/2 の角度ψ2(例えば、ψ2=4°)で曲げられる。このため、光ファイバ24の光出射端面が光軸Pに対して回転した場合、回転依存性のために、信号光束hνは回転方向θにおける何れの方向へ出射するかが不確定となる。かかる場合には、従来の平面反射鏡にて光束を反射させる構造を有する光受信モジュールでは、出射光束が受光素子の受光面からずれて光結合効率の低下を招来したり、また極めて高精度の微調整が必要になる等の問題を招来するが、この実施形態に係る光受信モジュールは、図5(b)に示されたように、光ファイバ24の光出射端面が焦点Bに一致している限り、出射光束hνの出射方向が様々に異なったとしても、反射面14の何れかの位置で反射されて常に焦点Aに位置する受光素子6の受光面に到達するので、上述の回転依存性の影響を無視することができ、光ファイバ24の回転方向θの調整が不要となる。
 また、光学的反射部材12は、ハウジング2とは別個に形成されているため、該ハウジング2内の所定位置に設置された後であっても、接着固定されない限り取り付け位置の微調整を容易に行うことができる。さらに、この様な構成では、複数の光学素子を組み合わせて精度のよい調芯機構を実現する必要が無く、単一の光学的反射部材12により本質的に優れた調芯機構を実現することができるため、部品点数を削減することができるとともに、調整箇所の低減化、実装面積の縮小化、実装コストの低減化、調芯コストの低減化等を実現することができる。
 なお、図4に示された光学的反射部材12は、受光素子6と反射面14との間に一定の隙間を設けるために、四隅に下端部12a、12b、12c、12dが設けられているが、かかる構造に限定されるものではない。要は、光学的反射部材12の下端が受光素子6及び前置増幅回路8に衝突しない程度の隙間が得られる構造であればよい。例えば、受光素子6と前置増幅回路8を固着するための内側底面4aよりも光学的反射部材12を固着するための内側底面4bを高い位置にする段差構造にして、この高い位置の内側底面4b上に光学的反射部材12を搭載する構造にすれば、下端部12a、12b、12c、12dを削除することができる。
 また、この実施形態では、樹脂成型による光学的反射部材12について述べたが、ガラスを溶融成型して成るガラス成型部材にて実現したり、金属材を切削加工して形成してもよい。そして、ガラス成型部材や金属材を切削加工して形成される光学的反射部材12は、金属によるロウ付け等によりハウジング2の内側底端に固着される。
 加えて、上記の樹脂成型された光学的反射部材12の反射面14、ガラス材を溶融成型して成る光学的反射部材の反射面、金属材を切削加工して得られる光学的反射部材の反射面の何れも、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)等の光を反射する金属を蒸着又はスパッタリング等にてコーティングされる。ただし、現在光通信で利用されている信号光波長帯(1.3μmないし1.5μm)に対する反射効率を考慮すると、アルミニウム(反射率約80%)よりも金(反射率約98%)又は銀(反射率約99%)を用いることが好ましい。また、上記反射面の腐食等を考慮して長期安定性を図る場合には、銀よりも金又はアルミニウムを適用することが好ましい。また、コーティングによる付着性を考慮すれば、アルミニウムを適用することが好ましい。
 次に、上述された光学的反射部材12の位置決め動作を具体的に実現する位置決め装置について説明する。
 図6は、上記光学的反射部材12をハウジング2内の所定位置に設置するための位置決め装置の構造を示す平面図及び側面図である。この位置決め装置は、1つの基台500を備え、この基台500上に、光学的反射部材12を該基台500に対して静止した状態に維持するための第1の機構と、該静止している光学的反射部材12に対して相対的にハウジング2(光ファイバ24の先端に取り付けられたフェルール26がスリーブ22内に仮固定されている)を移動させるための第2の機構が設置されている。
 第1の機構は、ベース510、ベース510上に設置されたステージ511、ステージ511上に設置された支持部512、及び支持部512により支持された移動可能なカンチレバー514を備えている。支持部512にはリニアガイド513が図中のZ軸に沿って取り付けられており、カンチレバー514は該リニアガイド513に移動可能な状態で取り付けられている。また、カンチレバー514の先端部分には、光学的反射部材12を基台500に対して相対的に静止させるため、光学的反射部材12の係合溝120a、120bにそれぞれはまる突起516a、516bを備えている。なお、図中の517は、カンチレバー514を図中の矢印S2で示された方向に沿って(リニアガイド513に沿って)移動させるための制御用ハンドルである。
 一方、第2の機構は、ハウジング2を光学的反射部材12に対して相対的に移動させるための駆動機構50、該駆動機構50により駆動されフェルール26を支持する上部ステージ557を備えている。この上部ステージ557上には、固定ボルト556により支持台552が固定されている。支持台552は、ハウジング2を所定部位に設置するための位置決め構造を備えており、該ハウジング2は固定部材553によって支持台552に押し当てられる。また、このハウジング2の設置位置は、位置調節ボルト555によって図中のY軸方向に調節される。一方、フェルール26は把持部554に固定されている。この把持部554は該フェルール26を把持した状態で、位置調節機構550によって支持されており、該位置調節機構550は位置調節ボルト551の制御により図中のY軸方向に沿って把持部554を移動させる。なお、この実施形態では、上記把持部554と位置調節機構550によりフェルール支持機構が構成されている。
 駆動機構50は、さらに図中のX軸方向に沿って(リニアガイド522に沿って)移動可能なXステージ520、Xステージ520上に搭載され図中のY軸方向に沿って移動可能なYステージ530、及びYステージ530上に搭載され図中のZ軸を中心に回転可能なθステージ540から構成されている。なお、このZステージ540上には上部ステージ557が設置されており、Xステージ520、Yステージ530、θステージ540は、それぞれハンドル521、531、541により制御される。
 図7は、図6に示された位置決め装置の支持台552へのハウジング2の設置状態を説明するための図である。支持台552は支持板552bと支持板552b上に設けられた、切欠部及びハウジング2から伸びる各リード端子と電気的に接触するための配線パターン563を有するプリント基板552aから構成されている。そして、支持板552bの主平面と該プリント基板552aの切欠部で定義される段差部561に該ハウジング2の底部に取り付けられているベース部分(絶縁部材31及び電極板32)がはめ込まれる。さらに、ハウジング2は、リード端子10c、10dで基準柱562を挟んだ状態で、位置調節ボルト555によりベース部分が基準柱561に押し当てられることにより、位置決めされる。なお、図7には示されていないが、電気的な接触状態を維持するため、ハウジング2から伸びる各リード端子は固定部材553により、プリント基板552a上の対応する配線パターン563に押しつけられる。
 一方、図8(a)に示されたように、把持部554に把持されたフェルール26には、光ファイバ24の光出射端面がスリーブ22内の所定位置に設置されるよう、補助部材260が取り付けられている。位置調節機構550が該把持部554を図中の矢印S4で示された方向に移動させることにより、補助部材260が取り付けられたフェルール26は開口230からスリーブ22内に挿入される(図8(b)参照)。なお、この補助部材260は所定強度を得るべく円筒形状の金属管で構成されている。
 実際にフェルール26は、図8(b)に示されたように、光入射孔16を定義するフランジ231と補助部材260の端面262とが当接するまでスリーブ22内に挿入される。この補助部材260の先端(端面262を含む)はフェルール26の先端よりも前方に伸びており、この補助部材260の端面262がフランジ231と当接した状態で、該フェルール26に支持された光ファイバ24の光出射端面と光入射孔16との間に、設計上最適な距離が定義される。
 さらに、光学的反射部材12は、図9(a)に示されたように、下端部12a、12b、12c、12dに例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等の接着機能を有する樹脂が塗布された状態で、ハウジング2内に設置される。このとき、光学的反射部材12には係合溝120a、120bが設けられているため、ピンセットにより取扱うことができ、容易にハウジング2内に設置することができる。
 続いて、ハウジング2は位置調節ボルト555の先端が図中の矢印S5で示された方向に移動することにより支持台552の所定位置に設置され、把持部554によって把持されたフェルール26は補助部材260とともに、位置調節機構550が図中の矢印S4で示された方向に該把持部554を移動させることにより、スリーブ22内に挿入される。また、カンチレバー514が図中の矢印S3で示された方向に移動することにより、先端部分の突起516a、516bは、光学的反射部材12の係合溝120a、120bにそれぞれはまり込む。
 以上のような設置工程を経て、当該位置決め装置が図9(b)に示されたような状態になることにより、光学的反射部材12は基台500に対して静止した状態となる。また、ハウジング2は駆動機構50により該光学的反射部材12に対して相対的に移動可能となる。図9(b)に示された状態において、光学的反射部材12の位置決めは、光ファイバ24から該光学的反射部材12の反射面14を介して受光素子6(PD)の受光面に信号光を出射させ、該受光素子6の出力をモニタリングしながら行われる。すなわち、駆動機構50によりハウジング2の位置を変えながら(光学的反射部材12とハウジング2との相対的な位置を変えながら)、受光素子6からの出力が最大となる光学的反射部材12とハウジング2との相対的な位置関係を決定するのである。
 そして、該受光素子6からの出力信号が最大となる位置で光学的反射部材12の下端部12a、12b、12c、12dのそれぞれに塗布されていた樹脂を硬化させることにより、該光学的反射部材12の位置決めが完了する。
 ここで、光学的反射部材12とカンチレバー514の先端部分の構造について、より詳細に説明する。図10は、光学的反射部材12の構造を示す図であり、図10は、カンチレバー514の先端部分の構造を示す図である。
 図11からも分かるように、当該光学的反射部材12にはハウジング2の受光素子6の搭載面(面4a、4bを含む)に向い合った底面から該搭載面に向って伸びた下端部12a、12b、12c、12dが設けられている。また、該底面と対向しカンチレバー514の先端部分と向い合った上面には、該上面から底面に向って伸びる係合溝120a、120bが設けられている。これら各係合溝1201a、20bは、上面から底面に向って徐々にその開口面積が小さくなった形状である。
 一方、図11からも分かるように、カンチレバー514の先端部分には光学的反射部材12に向いた面514aから垂直方向に伸びたテーパー形状の突起516a、516bが設けられている。
 光学的反射部材12に設けられた係合溝120a、120bと、カンチレバー514の先端部分に設けられた突起516a、516bを、以上のような形状にすることにより、該各突起516a、516bのそれぞれが対応する係合溝120a、120bにはまり易くなる。
 なお、この光学的反射部材12の位置決めが完了した時点では、フェルール26とスリーブ22は接着固定されていない。したがって、次にフェルール26とスリーブ22との接着方法を、図12(a)〜(c)を用いて説明する。図12(a)〜(c)は、フェルールを複数の貫通孔が設けられたスリーブへ取り付けるための各接着工程を説明するための図である。
 まず、図12(a)に示されたように、フェルール26の側面に紫外線硬化樹脂261が塗布された状態で、該フェルール26が複数の樹脂注入用貫通孔220が設けられたスリーブ22内に挿入される。なお、紫外線硬化樹脂261はフェルール26の長手方向に沿って塗布されており、該樹脂塗布部分と該複数の貫通孔220がずれるように、該フェルール26がスリーブ22内に挿入される。また、スリーブ22に設けられた複数の貫通孔220は、該スリーブ22の長手方向に沿ってそれぞれ並べられた貫通孔220a、221a、222aの組と、貫通孔220b、221b、222bの組と、貫通孔220c、221c、222cの組から構成されている。
 続いて、光ファイバ24の調芯作業が行われるが、この調芯作業は所定の装置を利用してフェルール26をそれぞれ直交するX軸、Y軸、Z軸に沿って微調整することにより行われる。なお、この作業ではフェルール26の回転調整(光ファイバ24の光軸を中心にフェルールを回転させる)を行ってもよい。これは、この発明に係る光受信モジュール100が回転楕円体形状の一部に一致した反射面を有する光学的反射部材12を備えているので、光ファイバ24の端面の角度変化は、該光ファイバ24と受光素子6との光結合効率への影響しにくいからである。
 以上のように調芯作業が完了すると、挿入されたフェルール26とスリーブ22との隙間に紫外線を照射して、フェルール26の側面とスリーブ22の内壁に存在する紫外線硬化樹脂261を硬化させることにより、該フェルール26とスリーブ22とを仮止めする。
 次に、図12(b)に示されたように、スリーブ22に設けられた複数の貫通孔のうち貫通孔221a、221b、221cのそれぞれに二液混合型(樹脂+硬化材)のエポキシ樹脂225を注入し、常温で該二液混合型エポキシ樹脂225を硬化させる。
 さらに、図12(c)に示されたように、スリーブ22に設けられた複数の貫通孔のうち貫通孔220a、220b、220cと、貫通孔222a、222b、222cのそれぞれに一液型のエポキシ樹脂226を注入し、約90゜程度まで加熱することにより該一液型エポキシ樹脂226を硬化させる。
 この実施形態では3種類の接着材料を利用してフェルール26とスリーブ22との接着を行っているが、一般に、一液型エポキシ樹脂の方が接着信頼性は高い。また、紫外線硬化樹脂と一液型エポキシ樹脂だけでは、該一液型エポキシ樹脂の熱硬化時に、仮止めのために先に硬化された紫外線硬化樹脂の一部が軟化してしまい、すでに調芯作業が終了しているフェルール26の位置ずれが発生する可能性がある。そこで、この実施形態では、まず二液混合型エポキシ樹脂を常温硬化させることによりフェルール26の固定位置を決定した後に、信頼性のある一液型エポキシ樹脂を熱硬化させる。これにより、仮止め用の紫外線硬化樹脂がたとえ軟化したとしても、二液混合型エポキシ樹脂の作用によりフェルール26の位置ずれは防止できる。
 この発明の光モジュールによれば、回転楕円体の形状に合わせた反射面を有する光学的反射部材を有し、一方の焦点に光ファイバーの光出射端面を一致させ、他方の焦点に受光素子の受光面を一致させるよう該光学的反射部材を設置するので、光ファイバの光出射端面から出射する信号光束の方向が異なっても、常に受光素子の受光面に到達させることができる。また、ハウジングには光学的反射部材を収納するための上端開口が設けられており、この上端開口を介して該光学的反射部材の一兆節が行われるため、本質的に調芯精度が優れており、調芯調整が容易であり、光ファイバーの回転角の調整が不要であり、かつ部品点数を低減することができ、実装コスト及び調整コストの削減を図ることができる等の優れた効果を発揮する光モジュールを提供することができる。
この発明に係る光モジュールの概略構造を説明するための組み立て工程図である。 図1の組み立て工程を経て得られた、この発明に係る光モジュールの外観を示す斜視図である。 図2の光モジュールの内部構造を示す断面図であり、(a)は図2中のI−I線に沿って示された断面図、(b)は図2中のII−II線に沿って示された断面図、及び(c)は図2中のIII−III線に沿って示された断面図である。 光学的反射部材の構造を示す斜視図である。 この発明に係る光モジュールの機能を説明するための図であり、(a)は光ファイバ端面の形状を説明するための図、(b)は光ファイバと半導体素子間の調芯機能を説明するための図である。 この発明に係る光モジュールに適用される特殊形状の光学的反射部材を所定位置に設置するための位置決め装置の構造を示す平面図及び側面図である。 図6に示された位置決め装置の支持台への当該光モジュールの設置状態を説明するための図である。 図6に示された位置決め装置における、スリーブへのフェルールの装着動作を説明するための図である。 図6に示された位置決め装置における、光学的反射部材の固定動作を説明するための図である。 光学的反射部材の構造を示す図である。 カンチレバーの先端部分の構造を示す図である。 フェルールを複数の貫通孔が設けられたスリーブへ取り付けるための各接着工程を説明するための図である。
符号の説明
 2…ハウジング
 6…半導体素子(受光素子)
 12…光学的反射部材
 12a、12b、12c、12d…下端部
 14…反射面
 22…スリーブ
 24…光ファイバ
 26…フェルール
 50…駆動機構
 120a、120b…凹み(係合溝)
 220…貫通孔
 225…二液混合型エポキシ樹脂
 226…一液エポキシ樹脂
 261…紫外線硬化樹脂
 514…カンチレバー
 516a、516b…突起。

Claims (5)

  1.  上端開口を有するとともに、半導体素子が搭載された底部と側壁によって規定される空間内に該半導体素子を収納したハウジングと、
     前記ハウジングの側壁から該ハウジングの外側に向かって伸び、かつ光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを収納した状態で支持するスリーブと、
     前記上端開口を介して前記ハウジング内に収納され、前記光ファイバと前記半導体素子とを光学的に結合する光学的反射部材であって、仮想的に定義される回転楕円体の側面の一部形状に一致する凹面形状の反射面を有するとともに、該回転楕円体の第1焦点に該反射面と向かい合った前記光ファイバのコア端面が一致し、該回転楕円体の第2焦点に前記半導体素子の該反射面と向かい合った主面とが一致するよう、該半導体素子を該反射面が覆った状態で前記ハウジング内に接着固定された光学的反射部材と、を備えた光モジュール。
  2.  前記光学的反射部材は、樹脂成型部材であることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  3.  前記光学的反射部材は、ガラス成型部材であることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  4.  前記光学的反射部材は、金属材を切削加工することにより形成された金属部材であることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  5.  前記光学的反射部材の反射面は、金属材料によりコーティングされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の光モジュール。
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