JP2004003095A - 繊維スライバガイド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】繊維スライバを搬送するエンドレスエプロン2を備えており、該エンドレスエプロンが、ローラ1として構成された第1のガイド部材と、少なくとも1つの別のガイド部材5とを介して駆動され、該ガイド部材が、前記エンドレスエプロン内に係合する軸として構成されている形式の、繊維機械のための繊維スライバガイド装置を改良して、エプロンの強すぎる緊張又は弱すぎる緊張による損傷を少なくし、可能な限り一様なエプロン走行によって可能な限り均一な糸を製造することができるように、摩擦力を減少する。
【解決手段】エンドレスエプロン内に係合する軸上に、回転可能に支承されたガイド部材7が載設されている。
【選択図】 図1
【解決手段】エンドレスエプロン内に係合する軸上に、回転可能に支承されたガイド部材7が載設されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維機械のための、有利には紡糸機のドラフト装置に使用する繊維スライバガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような、天然材料又は人工材料より成る繊維スライバを延伸(ドラフト)及び/又は圧縮するための装置は、例えばEP1106719号明細書(ヨーロッパ特許第1106719号明細書)及びEP0450361号明細書(ヨーロッパ特許第0450361号明細書)により公知である。この公知の明細書には、ドラフト及び/又は圧縮装置について記載されており、このドラフト及び/又は圧縮装置内で、繊維スライバが、少なくとも2つのローラ対間を貫通ガイドされ、ローラ対の緊張作用によって並びにその種々異なる回転速度によって変えられるようになっている。
【0003】
このようなローラは、孔あき又は孔のあいていないエンドレスベルト、ここではエプロン(apron)を駆動する。このエプロンはさらに、有利には少なくとも1つの別のガイド部材によってガイドされている。このエプロン自体は繊維スライバだけをガイドする。
【0004】
従来技術の図1に示した有利な実施例では、エプロンガイド部材の1つがエプロン緊張ブラケット若しくはエプロンテンションバーの部分として構成されている。この緊張ブラケット(緊張湾曲部材)は、1つのアームによってエプロンに係合して、エプロンをねじりばねによって緊張する。緊張ブラケットのアームは、エプロンと繊維スライバとが2つの当接ポイントを介してガイドされるように、構成されている。
【0005】
このような形式のドラフト装置及び/又は圧縮装置は、2つの当接ポイントにおいて生ぜしめられた摩擦及びブラケットの力が不都合に作用し合う、という欠点を有している。この摩擦及び力は、エプロンに強い緊張を生ぜしめ、エプロンの耐用年数を短くし、ローラに不規則に付着し、番手の変動を生ぜしめるか、又は供給ローラによってエプロンが破壊されるような弱い緊張を生ぜしめることになる。ねじりばねも問題がある。何故ならば、ねじりばねは高価であって、非常に正確に調整する必要があり、故障しやすく、交換しにくいからである。
【0006】
【特許文献1】
ヨーロッパ特許第1106719号明細書
【特許文献2】
ヨーロッパ特許第0450361号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、簡単な構造的な手段によってエプロンの緊張を改善して、エプロンの強すぎる緊張又は弱すぎる緊張による前記のような損傷を少なくし、つまり可能な限り一様なエプロン走行によって可能な限り均一な糸を製造することができるように、摩擦力を減少することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、一方では管を付け足したことによって、また他方ではエプロン緊張装置を改良したことによって、解決された。
【0009】
本発明の第1の構成によれば、繊維機械のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロンを備えており、該エンドレスエプロンが、ローラとして構成された第1のガイド部材と、少なくとも1つの別のガイド部材とを介して駆動され、該ガイド部材が、前記エンドレスエプロン内に係合する軸として構成されている形式のものにおいて、エンドレスエプロン内に係合する軸上に、回転可能に支承されたガイド部材が載設(aufliegt)されている。
【0010】
また本発明の第2の構成によれば、紡糸機のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロンを備えており、該エンドレスエプロンが、ローラとして構成された第1のガイド部材と、少なくとも2つつの別のガイド部材とを介して駆動され、該ガイドが、前記エンドレスエプロン内に係合する軸として構成されている形式のものにおいて、エンドレスエプロンが、エンドレスエプロン内に係合する軸にもまた別のガイド部材にも固定されたばねを介して緊張されている。
【0011】
【発明の効果】
薄い壁状のプラスチック管は、2本の指で簡単に圧縮することによってエプロンに被せ嵌めることができ、また同様にエプロンから取り外すことができ、またエプロンに自動的に係止する。また管は、膨らんだ(cambered)形状を有しているので、エプロンを最も高い位置においてセンタリングすることができる。
【0012】
このプラスチック管は軽量であるだけではなく、安価に製造及び組み付けすることができ、また多くの技術的利点を有している。緊張ブラケットにおける2箇所の当接ポイントによって、プラスチック管の安定した走行が得られ、また環状に回転する管によってエプロンの著しくわずかな摩擦、つまり著しく小さい負荷及びひいてはエプロンの長い耐用年数が得られる。
【0013】
前記その他の問題点も、フレキシブルなプラスチック管を追加したことによって取り除かれるか、若しくは著しく低減される。ローラに対する付着はより高く、番手の変動は減少される。
【0014】
エプロンの緊張は、より長い経路においても高いので、滑りの危険性及びそれによって、別の部材による摩耗も、また不規則的な搬送も著しく減少される。浮遊繊維によって発生する軽い汚れにおいても、停止の恐れはない。何故ならば、このような汚れが発生しても、エプロンの大きい当接面によって管はまだ駆動されるからである。与えられた構造は、管によって容易に補うことができるので、古い機械のための適した補助部材として使用することもでき、この場合、本発明の第2の構成部材によってのみ、エプロン緊張装置を、その効率を維持しながら交換することができる。
【0015】
可能な実施例によれば、を全体的にばね特に板ばねによって置き換えることもできる。この場合エプロンは、ばねが保持装置とエプロンに係合する軸との間にクリップ止めされる(クリップ状に挟みつけられる)ことによって、純粋に外から緊張される(図4)。
【0016】
本発明の別の実施例によれば、エプロンは内側からばねによって緊張され、このばねはガイド部材を滑りシューに接続する(図5)。
【0017】
本発明の第3の可能性によれば、エプロン内のガイド部材及び、エプロンに係合する別の軸が、ばね弾性的な緊張部材有利には板ばねに接続されている。この板ばねは簡単にクリップ止めすることができる。機能的及び経済的な利点は、第2の可能性と同じである。つまり、組み付け及び取り外しが容易で、質量が少なく、ひいては機械の運転時における慣性がわずかであって、調整上の問題がなく、安価な解決策を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳しく説明する。
【0019】
図1には、本発明の有利な1実施例による繊維スライバガイド装置の概略図が示されている。エンドレスベルト若しくはエンドレスエプロン2がローラ1によって、ガイド部材5及び、2つの当接ポイントを有する緊張ブラケット3を介して駆動される。この緊張ブラケット3自体はばね8によって緊張される。管7は、(破線で示されているように)圧縮することによって緊張ブラケットに取り付けることができる。図2には、図1の平面図が示されており、この図2により、管の膨らんだ形状が明らかである。
【0020】
図3に示した変化実施例によれば、ばね8が軸13及び別のガイド部材5に固定されている。
【0021】
図4に示した変化実施例によれば、緊張ブラケット3の代わりにばね8が設けられている。このばね8は、保持部材9と、エンドレスエプロン2内に係合する、管7を備えた軸13との間で緊張されている。
【0022】
図5に示した変化実施例においても、緊張ブラケット3の代わりにばね8が設けられているが、このばね8は、エンドレスエプロン内において滑りシュー12とガイド部材5との間で緊張されている。
【0023】
図6には軸13が示されており、この軸13に軸受スリーブ10が固定的に取り付けられていて、この軸受スリーブ10に走行スリーブ11が回転可能に支承されている。
【0024】
図7には、ばね8と、軸13と、走行スリーブ11とを、それぞれ2つの方向で見た図が示されている。図面で左上方から左下方に向かって時計回り方向で、ばね8の側面図、ばね8を受容するためのスリットを端部で備えた軸13の側面図、走行スリーブ11の側面図、軸受スリーブ10に被せ嵌められる走行スリーブ11、管7/走行スリーブ11を備えた軸13、そして軸13にはめ込むための切欠を備えたばね8が示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有利な1実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図4】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図5】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図6】軸13の概略図である。
【図7】ばね8、軸13及び走行スリーブ11の、それぞれ側面図及び平面図である。
【符号の説明】
1 ローラ、 2 エンドレスエプロン、 3 緊張ブラケット、 4 当接ポイント、 5 ガイド部材、 6 保持部材、 7 管、 8 ばね、 9 保持部材、 10 軸受スリーブ、 11 走行スリーブ、 12 滑りシュー、 13 軸
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維機械のための、有利には紡糸機のドラフト装置に使用する繊維スライバガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような、天然材料又は人工材料より成る繊維スライバを延伸(ドラフト)及び/又は圧縮するための装置は、例えばEP1106719号明細書(ヨーロッパ特許第1106719号明細書)及びEP0450361号明細書(ヨーロッパ特許第0450361号明細書)により公知である。この公知の明細書には、ドラフト及び/又は圧縮装置について記載されており、このドラフト及び/又は圧縮装置内で、繊維スライバが、少なくとも2つのローラ対間を貫通ガイドされ、ローラ対の緊張作用によって並びにその種々異なる回転速度によって変えられるようになっている。
【0003】
このようなローラは、孔あき又は孔のあいていないエンドレスベルト、ここではエプロン(apron)を駆動する。このエプロンはさらに、有利には少なくとも1つの別のガイド部材によってガイドされている。このエプロン自体は繊維スライバだけをガイドする。
【0004】
従来技術の図1に示した有利な実施例では、エプロンガイド部材の1つがエプロン緊張ブラケット若しくはエプロンテンションバーの部分として構成されている。この緊張ブラケット(緊張湾曲部材)は、1つのアームによってエプロンに係合して、エプロンをねじりばねによって緊張する。緊張ブラケットのアームは、エプロンと繊維スライバとが2つの当接ポイントを介してガイドされるように、構成されている。
【0005】
このような形式のドラフト装置及び/又は圧縮装置は、2つの当接ポイントにおいて生ぜしめられた摩擦及びブラケットの力が不都合に作用し合う、という欠点を有している。この摩擦及び力は、エプロンに強い緊張を生ぜしめ、エプロンの耐用年数を短くし、ローラに不規則に付着し、番手の変動を生ぜしめるか、又は供給ローラによってエプロンが破壊されるような弱い緊張を生ぜしめることになる。ねじりばねも問題がある。何故ならば、ねじりばねは高価であって、非常に正確に調整する必要があり、故障しやすく、交換しにくいからである。
【0006】
【特許文献1】
ヨーロッパ特許第1106719号明細書
【特許文献2】
ヨーロッパ特許第0450361号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、簡単な構造的な手段によってエプロンの緊張を改善して、エプロンの強すぎる緊張又は弱すぎる緊張による前記のような損傷を少なくし、つまり可能な限り一様なエプロン走行によって可能な限り均一な糸を製造することができるように、摩擦力を減少することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、一方では管を付け足したことによって、また他方ではエプロン緊張装置を改良したことによって、解決された。
【0009】
本発明の第1の構成によれば、繊維機械のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロンを備えており、該エンドレスエプロンが、ローラとして構成された第1のガイド部材と、少なくとも1つの別のガイド部材とを介して駆動され、該ガイド部材が、前記エンドレスエプロン内に係合する軸として構成されている形式のものにおいて、エンドレスエプロン内に係合する軸上に、回転可能に支承されたガイド部材が載設(aufliegt)されている。
【0010】
また本発明の第2の構成によれば、紡糸機のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロンを備えており、該エンドレスエプロンが、ローラとして構成された第1のガイド部材と、少なくとも2つつの別のガイド部材とを介して駆動され、該ガイドが、前記エンドレスエプロン内に係合する軸として構成されている形式のものにおいて、エンドレスエプロンが、エンドレスエプロン内に係合する軸にもまた別のガイド部材にも固定されたばねを介して緊張されている。
【0011】
【発明の効果】
薄い壁状のプラスチック管は、2本の指で簡単に圧縮することによってエプロンに被せ嵌めることができ、また同様にエプロンから取り外すことができ、またエプロンに自動的に係止する。また管は、膨らんだ(cambered)形状を有しているので、エプロンを最も高い位置においてセンタリングすることができる。
【0012】
このプラスチック管は軽量であるだけではなく、安価に製造及び組み付けすることができ、また多くの技術的利点を有している。緊張ブラケットにおける2箇所の当接ポイントによって、プラスチック管の安定した走行が得られ、また環状に回転する管によってエプロンの著しくわずかな摩擦、つまり著しく小さい負荷及びひいてはエプロンの長い耐用年数が得られる。
【0013】
前記その他の問題点も、フレキシブルなプラスチック管を追加したことによって取り除かれるか、若しくは著しく低減される。ローラに対する付着はより高く、番手の変動は減少される。
【0014】
エプロンの緊張は、より長い経路においても高いので、滑りの危険性及びそれによって、別の部材による摩耗も、また不規則的な搬送も著しく減少される。浮遊繊維によって発生する軽い汚れにおいても、停止の恐れはない。何故ならば、このような汚れが発生しても、エプロンの大きい当接面によって管はまだ駆動されるからである。与えられた構造は、管によって容易に補うことができるので、古い機械のための適した補助部材として使用することもでき、この場合、本発明の第2の構成部材によってのみ、エプロン緊張装置を、その効率を維持しながら交換することができる。
【0015】
可能な実施例によれば、を全体的にばね特に板ばねによって置き換えることもできる。この場合エプロンは、ばねが保持装置とエプロンに係合する軸との間にクリップ止めされる(クリップ状に挟みつけられる)ことによって、純粋に外から緊張される(図4)。
【0016】
本発明の別の実施例によれば、エプロンは内側からばねによって緊張され、このばねはガイド部材を滑りシューに接続する(図5)。
【0017】
本発明の第3の可能性によれば、エプロン内のガイド部材及び、エプロンに係合する別の軸が、ばね弾性的な緊張部材有利には板ばねに接続されている。この板ばねは簡単にクリップ止めすることができる。機能的及び経済的な利点は、第2の可能性と同じである。つまり、組み付け及び取り外しが容易で、質量が少なく、ひいては機械の運転時における慣性がわずかであって、調整上の問題がなく、安価な解決策を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳しく説明する。
【0019】
図1には、本発明の有利な1実施例による繊維スライバガイド装置の概略図が示されている。エンドレスベルト若しくはエンドレスエプロン2がローラ1によって、ガイド部材5及び、2つの当接ポイントを有する緊張ブラケット3を介して駆動される。この緊張ブラケット3自体はばね8によって緊張される。管7は、(破線で示されているように)圧縮することによって緊張ブラケットに取り付けることができる。図2には、図1の平面図が示されており、この図2により、管の膨らんだ形状が明らかである。
【0020】
図3に示した変化実施例によれば、ばね8が軸13及び別のガイド部材5に固定されている。
【0021】
図4に示した変化実施例によれば、緊張ブラケット3の代わりにばね8が設けられている。このばね8は、保持部材9と、エンドレスエプロン2内に係合する、管7を備えた軸13との間で緊張されている。
【0022】
図5に示した変化実施例においても、緊張ブラケット3の代わりにばね8が設けられているが、このばね8は、エンドレスエプロン内において滑りシュー12とガイド部材5との間で緊張されている。
【0023】
図6には軸13が示されており、この軸13に軸受スリーブ10が固定的に取り付けられていて、この軸受スリーブ10に走行スリーブ11が回転可能に支承されている。
【0024】
図7には、ばね8と、軸13と、走行スリーブ11とを、それぞれ2つの方向で見た図が示されている。図面で左上方から左下方に向かって時計回り方向で、ばね8の側面図、ばね8を受容するためのスリットを端部で備えた軸13の側面図、走行スリーブ11の側面図、軸受スリーブ10に被せ嵌められる走行スリーブ11、管7/走行スリーブ11を備えた軸13、そして軸13にはめ込むための切欠を備えたばね8が示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有利な1実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図4】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図5】変化実施例による繊維スライバガイド装置の概略図である。
【図6】軸13の概略図である。
【図7】ばね8、軸13及び走行スリーブ11の、それぞれ側面図及び平面図である。
【符号の説明】
1 ローラ、 2 エンドレスエプロン、 3 緊張ブラケット、 4 当接ポイント、 5 ガイド部材、 6 保持部材、 7 管、 8 ばね、 9 保持部材、 10 軸受スリーブ、 11 走行スリーブ、 12 滑りシュー、 13 軸
Claims (10)
- 繊維機械のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロン(2)を備えており、該エンドレスエプロン(2)が、ローラ(1)として構成された第1のガイド部材と、少なくとも1つの別のガイド部材(5)とを介して駆動され、該ガイド部材が、前記エンドレスエプロン内に係合する軸(13)として構成されている形式のものにおいて、該軸に、回転可能に支承されたガイド部材(7)が載設されていることを特徴とする、繊維スライバガイド装置。
- 管(7)が膨らんだプラスチック管として構成されている、請求項1記載の繊維スライバガイド装置。
- プラスチック管が、ポリアミドより成る定置の軸受スリーブ(10)と、テフロンコーティングされたポリアミドより成る走行スリーブ(11)とから構成されている、請求項1又は2記載の繊維スライバガイド装置。
- エンドレスエプロンが、長手方向及び横方向に変形可能なばね(8)によって緊張され、該ばね(8)に軸(13)が固定されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
- 紡糸機のための繊維スライバガイド装置であって、繊維スライバを搬送するエンドレスエプロン(2)を備えており、該エンドレスエプロン(2)が、ローラ(1)として構成された第1のガイド部材と、少なくとも2つつの別のガイド部材(5)とを介して駆動され、該ガイドが、前記エンドレスエプロン内に係合する軸(13)として構成されている形式のものにおいて、
エンドレスエプロンが、軸にもまた別のガイド部材(5)にも固定されたばね(8)を介して緊張されていることを特徴とする、紡糸機のための繊維スライバガイド装置。 - エンドレスエプロン(2)が、ばね(8)を介して、軸(13)と、繊維スライバガイド装置の外側に位置する保持装置(9)との間で緊張される、請求項1から5までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
- エンドレスエプロン(2)が、ばね(8)を介して緊張され、該ばねが、ガイド部材のうちの1つに取り付けられていて、滑りシュー(12)を備えている、請求項1から6までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
- 繊維機械がドラフト装置である場合に、該ドラフト装置が圧縮ドラフト装置である、請求項1から7までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
- 繊維スライバガイド装置がボトムエプロンガイド装置である、請求項1から8までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
- 繊維スライバガイド装置がトップエプロンガイド装置である、請求項1から9までのいずれか1項記載の繊維スライバガイド装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2002118876 DE10218876A1 (de) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Faserbandführungsvorrichtung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004003095A true JP2004003095A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=29224820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003120198A Pending JP2004003095A (ja) | 2002-04-26 | 2003-04-24 | 繊維スライバガイド装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004003095A (ja) |
CN (1) | CN1453403A (ja) |
DE (1) | DE10218876A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101857990A (zh) * | 2009-04-09 | 2010-10-13 | 叙森芯轴制造厂有限责任公司 | 用于纺织机器的牵伸装置的支架组 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1801270A1 (en) * | 2005-12-19 | 2007-06-27 | Rovira Trias, Juan | Bottom belt or apron control device for drawing frames |
DE102007014157A1 (de) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh | Streckwerk mit wenigstens einem Riemchen zur Verfeinerung von Fasermaterial |
JP7180333B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2022-11-30 | 株式会社豊田自動織機 | 紡機の繊維束集束装置 |
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2002
- 2002-04-26 DE DE2002118876 patent/DE10218876A1/de not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-04-24 JP JP2003120198A patent/JP2004003095A/ja active Pending
- 2003-04-25 CN CN 03122430 patent/CN1453403A/zh active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101857990A (zh) * | 2009-04-09 | 2010-10-13 | 叙森芯轴制造厂有限责任公司 | 用于纺织机器的牵伸装置的支架组 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CN1453403A (zh) | 2003-11-05 |
DE10218876A1 (de) | 2003-11-13 |
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