JP2004002263A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式
【化1】
Figure 2004002263

[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、5又は6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。)、C1〜C6アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)又は置換されてよい5又は6員複素環オキシ基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる置換基により置換されてよい。}であり、
2は、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、C2〜C7アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、置換されてよいフェニルチオ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)又はトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基であり、
3、R4、R5、R6及びR7は、互いに独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換されてよいC1〜C6アルキル基(当該置換基は、下記置換基群Bから選ばれる置換基である。)、置換されてよいC2〜C6アルケニル基(当該置換基は、シアノ基又はニトロ基である。)、C2〜C6アルキニル基、置換されてよいC3〜C6シクロアルキル基(当該置換基は、下記置換基群Cから選ばれる置換基である。)、C4〜C10ビシクロアルキル基、シアノ基、ホルミル基、C2〜C7アルキルカルボニル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、カルボキシル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、置換されてよい3〜6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよく、ベンゼン環と縮合してよい。当該置換基は、下記置換基群Eから選ばれる置換基である。)、置換されてよいアミノ基(当該置換基は、下記置換基群Dから選ばれる置換基である。)、ニトロ基、水酸基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルコキシ基、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、水酸基又は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルコキシ基のいずれかにより置換されたピリダジニルオキシ基である。)、置換されてよい5〜6員複素環オキシ基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、下記置換基群Eから選ばれる置換基である。)、置換されてよいフェニルスルホニルオキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、C1〜C6アルキルスルホニル基又はトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7は、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、置換されてよい3〜6員環状炭化水素基(当該環状炭化水素は、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の複素原子により中断してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、オキソ基、ヒドロキシイミノ基又はC1〜C6アルコキシイミノ基であり、C1〜C6アルキル基が置換した場合、他のC1〜C6アルキル基又は環上の炭素原子と結合して新たな3員環を形成してよい。)を形成してよく、
m及びnは、互いに独立して、0又は1を表し、
置換基群Aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、シアノ基及びトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基からなる群であり、
置換基群Bは、ハロゲン原子、C3〜C6シクロアルキル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、フェニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、C1〜C6アルキルスルホニル基、C1〜C4アルキレンジオキシ基、ヒドロキシイミノ基及びC1〜C6アルコキシイミノ基からなる群であり、
置換基群Cは、ハロゲン原子、置換されてよいC1〜C6アルキル基(当該置換基は、上記置換基群Bから選ばれる置換基である。)、C3〜C6シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、ベンゾイル基、カルボキシル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、上記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、5又は6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。)、置換されてよいアミノ基(当該置換基は、下記置換基群Dから選ばれる置換基である。)、ニトロ基、水酸基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルコキシ基、フェノキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、フェニルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基及びC1〜C6アルキルスルホニル基からなる群であり、
置換基群Dは、C1〜C6アルキル基、C2〜C7アルキルカルボニル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基及びC1〜C6アルキルスルホニル基からなる群であり、
置換基群Eは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、水酸基、置換されてよいフェニルスルホニル基(当該置換基は、上記置換基群Aから選ばれる置換基である。)及びジ(C1〜C6アルキル)スルファモイル基からなる群である。]
で表される化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項2】
1が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、C2〜C3アルケニル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、ジ(C1〜C3アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、フリル基、チエニル基、C1〜C3アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又は置換されたピラゾリルオキシ基(当該置換基は、2個の塩素原子により置換された1個のベンゾイル基及び2個のC1〜C3アルキル基である。)である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項3】
1が、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基又はシアノ基である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項4】
1が、塩素原子又は臭素原子である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項5】
1が、塩素原子である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項6】
2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、(C1〜C3アルコキシ)C1〜C3アルキル基、置換されてよいベンゾイル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、置換されてよいフェニルチオ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又はトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項7】
2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エトキシカルボニル基又はトリメチルシリル基である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項8】
2が、水素原子である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項9】
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基、又は、C3〜C4シクロアルキル基、C1〜C3アルキルチオ基若しくはC1〜C3アルコキシイミノ基である。)、C2〜C3アルケニル基、C2〜C3アルキニル基、置換されてよいC3〜C5シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C3〜C4シクロアルキル基、シアノ基、C1〜C3アルコキシ基及びC1〜C3アルキルチオ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C6〜C7ビシクロアルキル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基又はC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)である。}、置換されてよい5〜6員複素環基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基及びC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基、C1〜C3ハロアルコキシ基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びC1〜C3アルコキシ基のいずれかにより置換されたピリダジニルオキシ基である。)又はC1〜C3アルキルチオ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、−CH=CH−CH=CH−、−OCH2CH2−、−OCH=CH−、−OCH=C(CH3)−、−SCH=CH−、−N=CH−CH=CH−、−OCH2O−、−OCH2CH2O−、
【化2】
Figure 2004002263

で表される基を形成する、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項10】
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、1〜3個のフッ素原子、又は、1個のシクロプロピル基である。)、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C2アルキル基、シクロプロピル基及びC1〜C2アルコキシ基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基、C2〜C3アルコキシカルボニル基、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基又はトリフルオロメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、−OCH2CH2−、−OCH=CH−又は
【化3】
Figure 2004002263

で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項11】
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、塩素原子及びC1〜C2アルキル基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基又はC1〜C2アルコキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−又は−OCH=CH−で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項12】
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、置換されてよいシクロプロピル基(当該置換基は、2個の塩素原子である。)又はメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項13】
m及びnが、共に0である、請求項1〜12のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項14】
下記化合物群から選ばれる請求項1〜13のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
化合物群は、6−クロロ−3−(2−ヨードフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−シクロプロピルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イルオキシ)−4−ピリダジノール、3−(1−ベンゾフラン−7−イルオキシ)−6−クロロ−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−メトキシ−5−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−クロロ−6−シクロプロピルフェノキシ)−4−ピリダジノール、3−(2−ブロモ−6−メチルフェノキシ)−6−クロロ−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール及び6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−3,5−ジメチルフェノキシ)−4−ピリダジノールである。
【請求項15】
1が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、C2〜C3アルケニル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、ジ(C1〜C3アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、フリル基、チエニル基、C1〜C3アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又は置換されたピラゾリルオキシ基(当該置換基は、2個の塩素原子により置換された1個のベンゾイル基及び2個のC1〜C3アルキル基である。)であり、
2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、(C1〜C3アルコキシ)C1〜C3アルキル基、置換されてよいベンゾイル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、置換されてよいフェニルチオ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又はトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基であり、
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基、又は、C3〜C4シクロアルキル基、C1〜C3アルキルチオ基若しくはC1〜C3アルコキシイミノ基である。)、C2〜C3アルケニル基、C2〜C3アルキニル基、置換されてよいC3〜C5シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C3〜C4シクロアルキル基、シアノ基、C1〜C3アルコキシ基及びC1〜C3アルキルチオ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C6〜C7ビシクロアルキル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基又はC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)である。}、置換されてよい5〜6員複素環基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基及びC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基、C1〜C3ハロアルコキシ基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びC1〜C3アルコキシ基により置換されたピリダジニルオキシ基である。)又はC1〜C3アルキルチオ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、−CH=CH−CH=CH−、−OCH2CH2−、−OCH=CH−、−OCH=C(CH3)−、−SCH=CH−、−N=CH−CH=CH−、−OCH2O−、−OCH2CH2O−、
【化4】
Figure 2004002263

で表される基を形成し、
m及びnが、共に0である化合物である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項16】
1が、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基又はシアノ基であり、
2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エトキシカルボニル基又はトリメチルシリル基であり、
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、1〜3個のフッ素原子、又は、1個のシクロプロピル基である。)、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C2アルキル基、シクロプロピル基及びC1〜C2アルコキシ基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基、C2〜C3アルコキシカルボニル基、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基又はトリフルオロメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、
−OCH2CH2−、−OCH=CH−又は
【化5】
Figure 2004002263

で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではなく、
m及びnが、共に0である化合物である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項17】
1が、塩素原子又は臭素原子であり、
2が、水素原子であり、
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、塩素原子及びC1〜C2アルキル基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基又はC1〜C2アルコキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−又は−OCH=CH−で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではなく、
m及びnが、共に0である化合物である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項18】
1が、塩素原子であり、
2が、水素原子であり、
3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、置換されてよいシクロプロピル基(当該置換基は、2個の塩素原子である。)又はメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち隣合う2個が一緒になって、−CH2CH2CH2−で表される基を形成し、但し、R3は水素原子ではなく、
m及びnが、共に0である化合物である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項19】
エステル誘導体が、ピリダジン環の4位に結合する水酸基の酸素原子にアシル基が結合した化合物であり、ここで、該アシル基が、置換されてよいC〜C15アルキルカルボニル基[当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルコキシカルボニル基、置換されてよいC〜Cアルケニルオキシカルボニル基{当該置換基は、C〜Cシクロアルキル基、シアノ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよいC〜Cシクロアルケニルオキシカルボニル基{当該置換基は、オキソ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、置換されてよい5又は6員複素環オキシカルボニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、フェノキシ基及びC〜Cアルキルチオ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。]、C〜Cシクロアルキルカルボニル基、アダマンチルカルボニル基、置換されてよいC〜Cアルケニルカルボニル基(当該置換基は、ハロゲン原子及びフェニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。)、C〜Cアルキニルカルボニル基、
置換されてよいベンゾイル基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてよいC〜Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子及びフェニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、シアノ基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、置換されてよいC〜Cアルケニルオキシカルボニル基{当該置換基は、C〜Cシクロアルキル基、シアノ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよいC〜Cシクロアルケニルオキシカルボニル基{当該置換基は、オキソ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、フェニル基、ニトロ基、置換されてよいC〜Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子及びフェニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、フェノキシ基、置換されてよい5又は6員複素環オキシカルボニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}及び置換されてよい5又は6員複素環オキシスルホニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。]、
ナフトイル基、置換されてよい3〜6員複素環カルボニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよく、複素環内の任意の炭素原子上で1〜2個の酸素原子を含む5〜6員スピロ環を形成してもよい。当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてよいC〜Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子及びフェニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、ニトロ基、水酸基、C〜Cアルコキシ基、フェノキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基及びフェニルチオ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよい7〜14員の縮合二又は三環式複素環カルボニル基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子又は酸素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子及びC〜Cアルキル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、5又は6員複素環カルボニルカルボニル基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。)、置換されてよいC〜Cアルコキシカルボニル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルコキシ基及びフェニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C〜Cアルケニルオキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシカルボニル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、シアノ基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルコキシ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、縮合多環式炭化水素オキシカルボニル基、置換されてよい5又は6員複素環オキシカルボニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよいカルバモイル基{当該置換基は、置換されてよいC〜Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルコキシカルボニル基、シアノ基、フェニル基及びC〜Cアルコキシ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C〜Cアルケニル基、フェニル基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基及びC〜Cアルコキシ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、(C〜Cアルキルチオ)カルボニル基、(フェニルチオ)カルボニル基、置換されてよいC〜Cアルキルスルホニル基(当該置換基は、同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、置換されてよいフェニルスルホニル基[当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、シアノ基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基、C〜Cアルコキシ基、置換されてよいC〜Cアルケニルオキシスルホニル基{当該置換基は、C〜Cシクロアルキル基、シアノ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、置換されてよいC〜Cシクロアルケニルオキシスルホニル基{当該置換基は、オキソ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}及び置換されてよい5又は6員複素環オキシスルホニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。]、置換されてよい5又は6員複素環オキシスルホニル基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基及びC〜Cアルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基及び置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、ニトロ基及びC〜Cアルキルスルホニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。}、ジ(C〜Cアルキル)スルファモイル基、C〜Cアルコキシスルホニル基、ジ(C〜Cアルキル)ホスホリル基、トリ(C〜Cアルキル)ケイ素基又はトリフェニルケイ素基である、請求項1〜18に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項20】
エステル誘導体が、ピリダジン環の4位に結合する水酸基の酸素原子にアシル基が結合した化合物であり、ここで、該アシル基が、C〜C10アルキルカルボニル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基又は4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イルオキシカルボニル基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。)、ピロリジニルカルボニル基、アゼチジニルカルボニル基、置換されてよいC〜Cアルコキシカルボニル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、ジ(C〜Cアルキル)カルバモイル基、(C〜Cアルキル)(C〜Cアルコキシ)カルバモイル基、置換されてよいC〜Cアルキルスルホニル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)又は置換されてよいフェニルスルホニル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イルオキシスルホニル基及びニトロ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。)である、請求項1〜18に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項21】
エステル誘導体が、ピリダジン環の4位に結合する水酸基の酸素原子にアシル基が結合した化合物であり、ここで、該アシル基が、C〜Cアルキルカルボニル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、メチル基又は4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イルオキシカルボニル基である。)、1−アゼチジニルカルボニル基、4−モルホリニルカルボニル基、置換されてよいC〜Cアルコキシカルボニル基(当該置換基は、1〜3個の塩素原子である。)、ジメチルカルバモイル基、メトキシ(メチル)カルバモイル基、置換されてよいC〜Cアルキルスルホニル基(当該置換基は、1〜3個のフッ素原子である。)又は置換されてよいフェニルスルホニル基(当該置換基は、塩素原子、メチル基、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イルオキシスルホニル基又はニトロ基である。)である、請求項1〜18に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
【請求項22】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル 4−メチルベンゾエート又はその塩。
【請求項23】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル ジメチルカーバメート又はその塩。
【請求項24】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル 1−プロパンスルホネート又はその塩。
【請求項25】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル 4−メチルベンゼンスルホネート又はその塩。
【請求項26】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル 4−モルホリンカルボキシレート又はその塩。
【請求項27】
6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジニル 1−アゼチジンカルボキシレート又はその塩。
【請求項28】
請求項1〜27のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体からなる群から選ばれる1種又は2種以上の3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体、及び、
4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネート、2−[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]アセトフェノン、2−[4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]−4’−メチルアセトフェノン、5−シクロプロピル−1,2−オキサゾール−4−イル α,α,α−トリフルオロ−2−メシル−p−トリル ケトン、2−(2−クロロ−4−メシルベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン、2−(4−メシル−2−ニトロベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン及び4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル 5−シクロプロピル−4−イソオキサゾリル ケトンからなる群から選ばれる1種又は2種以上の第二除草活性化合物を有効成分として含有する除草性組成物。
【請求項29】
第二除草活性化合物が、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネートである、請求項28に記載の除草性組成物。
【請求項30】
2−シクロプロピル−6−メチルフェノール。
【請求項31】
請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物、その塩、もしくはそのエステル誘導体の製造法における2−シクロプロピル−6−メチルフェノールの中間体としての使用。

Claims (16)

  1. 一般式
    Figure 2004002263
    [式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、5又は6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。)、C1〜C6アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)又は置換されてよい5又は6員複素環オキシ基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる置換基により置換されてよい。}であり、
    2は、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、C2〜C7アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、置換されてよいフェニルチオ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)又はトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基であり、
    3、R4、R5、R6及びR7は、互いに独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換されてよいC1〜C6アルキル基(当該置換基は、下記置換基群Bから選ばれる置換基である。)、置換されてよいC2〜C6アルケニル基(当該置換基は、シアノ基又はニトロ基である。)、C2〜C6アルキニル基、置換されてよいC3〜C6シクロアルキル基(当該置換基は、下記置換基群Cから選ばれる置換基である。)、C4〜C10ビシクロアルキル基、シアノ基、ホルミル基、C2〜C7アルキルカルボニル基、置換されてよいベンゾイル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、カルボキシル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、置換されてよい3〜6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよく、ベンゼン環と縮合してよい。当該置換基は、下記置換基群Eから選ばれる置換基である。)、置換されてよいアミノ基(当該置換基は、下記置換基群Dから選ばれる置換基である。)、ニトロ基、水酸基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルコキシ基、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、水酸基又は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルコキシ基により置換されたピリダジニルオキシ基である。)、置換されてよい5〜6員複素環オキシ基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、下記置換基群Eから選ばれる置換基である。)、置換されてよいフェニルスルホニルオキシ基(当該置換基は、下記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、C1〜C6アルキルスルホニル基又はトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7は、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、置換されてよい3〜6員環状炭化水素基(当該環状炭化水素は、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の複素原子により中断してよい。当該置換基は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、オキソ基、ヒドロキシイミノ基又はC1〜C6アルコキシイミノ基であり、C1〜C6アルキル基が置換した場合、他のC1〜C6アルキル基又は環状の炭素原子と結合して新たな3員環を形成してよい。)を形成してよく、
    m及びnは、互いに独立して、0又は1を表し、
    置換基群Aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、シアノ基及びトリ(C1〜C6アルキル)ケイ素基からなる群であり、
    置換基群Bは、ハロゲン原子、C3〜C6シクロアルキル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、フェニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、C1〜C6アルキルスルホニル基、C1〜C4アルキレンジオキシ基、ヒドロキシイミノ基及びC1〜C6アルコキシイミノ基からなる群であり、
    置換基群Cは、ハロゲン原子、置換されてよいC1〜C6アルキル基(当該置換基は、上記置換基群Bから選ばれる置換基である。)、C3〜C6シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基、シアノ基、C2〜C7アルキルカルボニル基、ベンゾイル基、カルボキシル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基(当該置換基は、上記置換基群Aから選ばれる置換基である。)、5又は6員複素環基(当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。)、置換されてよいアミノ基(当該置換基は、下記置換基群Dから選ばれる置換基である。)、ニトロ基、水酸基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルコキシ基、フェノキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、フェニルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基及びC1〜C6アルキルスルホニル基からなる群であり、
    置換基群Dは、C1〜C6アルキル基、C2〜C7アルキルカルボニル基、C2〜C7アルコキシカルボニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基及びC1〜C6アルキルスルホニル基からなる群であり、
    置換基群Eは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、水酸基、置換されてよいフェニルスルホニル基(当該置換基は、上記置換基群Aから選ばれる置換基である。)及びジ(C1〜C6アルキル)スルファモイル基からなる群である。]
    で表される化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  2. 1が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、C2〜C3アルケニル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、ジ(C1〜C3アルキル)カルバモイル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、フリル基、チエニル基、C1〜C3アルコキシ基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、1〜3個のフッ素原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又は置換されたピラゾリルオキシ基(当該置換基は、2個の塩素原子により置換された1個のベンゾイル基及び2個のC1〜C3アルキル基である。)である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  3. 1が、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基又はシアノ基である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  4. 1が、塩素原子又は臭素原子である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  5. 1が、塩素原子である、請求項1に記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  6. 2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、(C1〜C3アルコキシ)C1〜C3アルキル基、置換されてよいベンゾイル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェノキシ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、置換されてよいフェニルチオ基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、シクロプロピル基、シアノ基及びトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}又はトリ(C1〜C3アルキル)ケイ素基である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  7. 2が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エトキシカルボニル基又はトリメチルシリル基である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  8. 2が、水素原子である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  9. 3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基、又は、C3〜C4シクロアルキル基、C1〜C3アルキルチオ基若しくはC1〜C3アルコキシイミノ基である。)、C2〜C3アルケニル基、C2〜C3アルキニル基、置換されてよいC3〜C5シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基、C3〜C4シクロアルキル基、シアノ基、C1〜C3アルコキシ基及びC1〜C3アルキルチオ基からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の置換基である。)、C6〜C7ビシクロアルキル基、シアノ基、C2〜C4アルキルカルボニル基、C2〜C4アルコキシカルボニル基、置換されてよいフェニル基{当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基又はC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)である。}、置換されてよい5〜6員複素環基{当該複素環は、環中に、1個の、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を含有し、更に1〜2個の窒素原子を含有してよい。当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C3アルキル基及びC1〜C3ハロアルキル基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜2個の置換基である。}、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基、C1〜C3ハロアルコキシ基(当該ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子からなる群から選ばれた同一又は異なった1〜3個のハロゲン原子である。)、置換されてよいフェノキシ基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びC1〜C3アルコキシ基により置換されたピリダジニルオキシ基である。)又はC1〜C3アルキルチオ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7が、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、−CH=CH−CH=CH−、−OCH2CH2−、−OCH=CH−、−OCH=C(CH3)−、−SCH=CH−、−N=CH−CH=CH−、−OCH2O−、−OCH2CH2O−、
    Figure 2004002263
    で表される基である、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  10. 3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されてよいC1〜C4アルキル基(当該置換基は、1〜3個のフッ素原子、又は、1個のシクロプロピル基である。)、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1〜C2アルキル基、シクロプロピル基及びC1〜C2アルコキシ基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基、C2〜C3アルコキシカルボニル基、ニトロ基、C1〜C3アルコキシ基又はトリフルオロメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7が、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2CH2−、−OCH2CH2−、−OCH=CH−又は
    Figure 2004002263
    で表される基であり、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  11. 3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C1〜C3アルキル基、置換されてよいC3〜C4シクロアルキル基(当該置換基は、塩素原子及びC1〜C2アルキル基からなる群から選ばれる同一の1〜2個の置換基である。)、シアノ基又はC1〜C2アルコキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7が、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、−CH2CH2CH2−又は−OCH=CH−で表される基であり、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  12. 3、R4、R5、R6及びR7が、互いに独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、置換されてよいシクロプロピル基(当該置換基は、2個の塩素原子である。)又はメトキシ基であり、又は、R3、R4、R5、R6及びR7が、隣合う2個が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって、−CH2CH2CH2−で表される基であり、但し、R3は水素原子ではない、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  13. m及びnが、共に0である、請求項1〜12のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
  14. 下記化合物群から選ばれる請求項1〜13のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体。
    化合物群は、6−クロロ−3−(2−ヨードフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−シクロプロピルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イルオキシ)−4−ピリダジノール、3−(1−ベンゾフラン−7−イルオキシ)−6−クロロ−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−メトキシ−5−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−クロロ−6−シクロプロピルフェノキシ)−4−ピリダジノール、3−(2−ブロモ−6−メチルフェノキシ)−6−クロロ−4−ピリダジノール、6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−6−メチルフェノキシ)−4−ピリダジノール及び6−クロロ−3−(2−シクロプロピル−3,5−ジメチルフェノキシ)−4−ピリダジノールである。
  15. 請求項1〜14のいずれか1つに記載の化合物、その塩及びそのエステル誘導体からなる群から選ばれる1種又は2種以上の3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体、及び、
    4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネート、2−[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]アセトフェノン、2−[4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]−4’−メチルアセトフェノン、5−シクロプロピル−1,2−オキサゾール−4−イル α,α,α−トリフルオロ−2−メシル−p−トリル ケトン、2−(2−クロロ−4−メシルベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン、2−(4−メシル−2−ニトロベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン及び4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル 5−シクロプロピル−4−イソオキサゾリル ケトンからなる群から選ばれる1種又は2種以上の第二除草活性化合物を有効成分として含有する除草性組成物。
  16. 第二除草活性化合物が、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネートである、請求項15に記載の除草性組成物。
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