JP2004000873A - バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 - Google Patents
バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004000873A JP2004000873A JP2002182187A JP2002182187A JP2004000873A JP 2004000873 A JP2004000873 A JP 2004000873A JP 2002182187 A JP2002182187 A JP 2002182187A JP 2002182187 A JP2002182187 A JP 2002182187A JP 2004000873 A JP2004000873 A JP 2004000873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter cloth
- dust
- cylindrical
- retainer
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
【課題】安価に製作でき、操作も容易に筒状濾布から効果的にダストを払い落とす方法とその装置を提供する。
横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8と可撓性を有するホース9と風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサを連結し、筒状濾布6の上部から挿入し、筒型リテーナー7の内部を昇降させ、筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付けて筒状濾布6の外周に付着したダストを払い落とす装置。
【選択図】 図1
横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8と可撓性を有するホース9と風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサを連結し、筒状濾布6の上部から挿入し、筒型リテーナー7の内部を昇降させ、筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付けて筒状濾布6の外周に付着したダストを払い落とす装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に焼却炉から排出されるダストを集塵し濾過するバグフィルターのクリーニングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バグフィルター本体の吸引口1から吸引されたダストを含む空気は、ダストチャンバー2に並設されている複数の筒状濾布6を通過することにより濾過され排気口3から排出される。筒状濾布6の外周面に付着したダストは、圧搾空気を噴射ノズル5から噴射することにより2次空気を周囲から誘気して瞬間的に吹き付けることにより、濾布を逆流する空気で逆洗し、流布に瞬間的な変形と振動を与えて払い落とされる。目詰まりして寿命のきた濾布は、リテーナー7をダストチャンバー2から取り外して交換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
圧搾空気の逆流は瞬間的で、かつ縦方向なため払い落とされたダストが再び吸引されて再付着しやすい。また、圧搾空気が筒状濾布6の下部まで届かないため、ダストが部分的にしか払い落とされず、時間の経過とともに落ちにくくなり目詰まりを起こす。目詰まりして寿命のきた濾布は、リテーナー7をダストチャンバー2から取り外し、リテーナー7から濾布6を取り外して新品と交換しなければならず、交換の手間と多額な費用を必要とする。そこで、本発明は安価に製作でき、操作も容易に効果的にダストを払い落とすことができるクリーニング方法とその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載のバグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置は、横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8と可撓性を有するホース9と風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサ10を連結し、筒状濾布6の上部から挿入し、筒型リテーナー7の内部を昇降させ、筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付けて筒状濾布6の外周に付着したダストを払い落とす。
【0005】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1のホース9はゴムまたは合成樹脂製の市販品でよい。送風機またはコンプレッサ10も市販の標準タイプでよいが風量は120l/min、圧縮4kg/cm2程度が望ましい。ホース9の一端を風量及び圧力調整器10へ、他端を横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8に連結するが、接続金具は一般のたけのことホースバンドや各種ユニオン、カプラーでよい。風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサの接続ホースと接続金具も同様のものでよい。
横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8を図2に示す。材質はSUS304、寸法は筒型リテーナー7の内径65mmに対して内径50mmとし、重さは500gとなるべく軽くし、しかし、吹き付ける力の反力でふらつかないよう、かつ自重によって上げ下げが効果的に行えるようにする。
クリーニングはバグフィルターの運転休止中に二人で作業する。まず圧搾空気供給配管4を取り外し、筒状濾布6の上部から横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8を挿入し、筒型リテーナー7の内部を満遍なく昇降させて筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付ける。筒状濾布6が400本収納されている処理能力4万m3N/Hのバグフィルターのクリーニングは8時間で完了した。
【0006】
【発明の効果】
構造が簡単で安価に製作することができると共に、メンテナンスも容易に行うことができ、濾布寿命を延長して捕集効率を高め、ランニングコストを軽減し安全性、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明とバグフィルターを示した平面図と本発明の構成説明図である。
【図2】横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8の分解断面図である。
【図3】風量及び圧力調整器10の分解断面図である。
【符号の説明】
1 吸引口
2 ダストチャンバー
3 排気口
4 圧搾空気供給配管
5 噴射ノズル
6 筒状濾布
7 筒型リテーナー
8 ノズルを有する機器
8a吊り環
8bノズル
9 ホース
10 風量及び圧力調整器
10a風量計
10b圧力計
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に焼却炉から排出されるダストを集塵し濾過するバグフィルターのクリーニングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バグフィルター本体の吸引口1から吸引されたダストを含む空気は、ダストチャンバー2に並設されている複数の筒状濾布6を通過することにより濾過され排気口3から排出される。筒状濾布6の外周面に付着したダストは、圧搾空気を噴射ノズル5から噴射することにより2次空気を周囲から誘気して瞬間的に吹き付けることにより、濾布を逆流する空気で逆洗し、流布に瞬間的な変形と振動を与えて払い落とされる。目詰まりして寿命のきた濾布は、リテーナー7をダストチャンバー2から取り外して交換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
圧搾空気の逆流は瞬間的で、かつ縦方向なため払い落とされたダストが再び吸引されて再付着しやすい。また、圧搾空気が筒状濾布6の下部まで届かないため、ダストが部分的にしか払い落とされず、時間の経過とともに落ちにくくなり目詰まりを起こす。目詰まりして寿命のきた濾布は、リテーナー7をダストチャンバー2から取り外し、リテーナー7から濾布6を取り外して新品と交換しなければならず、交換の手間と多額な費用を必要とする。そこで、本発明は安価に製作でき、操作も容易に効果的にダストを払い落とすことができるクリーニング方法とその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載のバグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置は、横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8と可撓性を有するホース9と風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサ10を連結し、筒状濾布6の上部から挿入し、筒型リテーナー7の内部を昇降させ、筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付けて筒状濾布6の外周に付着したダストを払い落とす。
【0005】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1のホース9はゴムまたは合成樹脂製の市販品でよい。送風機またはコンプレッサ10も市販の標準タイプでよいが風量は120l/min、圧縮4kg/cm2程度が望ましい。ホース9の一端を風量及び圧力調整器10へ、他端を横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8に連結するが、接続金具は一般のたけのことホースバンドや各種ユニオン、カプラーでよい。風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサの接続ホースと接続金具も同様のものでよい。
横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8を図2に示す。材質はSUS304、寸法は筒型リテーナー7の内径65mmに対して内径50mmとし、重さは500gとなるべく軽くし、しかし、吹き付ける力の反力でふらつかないよう、かつ自重によって上げ下げが効果的に行えるようにする。
クリーニングはバグフィルターの運転休止中に二人で作業する。まず圧搾空気供給配管4を取り外し、筒状濾布6の上部から横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8を挿入し、筒型リテーナー7の内部を満遍なく昇降させて筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付ける。筒状濾布6が400本収納されている処理能力4万m3N/Hのバグフィルターのクリーニングは8時間で完了した。
【0006】
【発明の効果】
構造が簡単で安価に製作することができると共に、メンテナンスも容易に行うことができ、濾布寿命を延長して捕集効率を高め、ランニングコストを軽減し安全性、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明とバグフィルターを示した平面図と本発明の構成説明図である。
【図2】横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8の分解断面図である。
【図3】風量及び圧力調整器10の分解断面図である。
【符号の説明】
1 吸引口
2 ダストチャンバー
3 排気口
4 圧搾空気供給配管
5 噴射ノズル
6 筒状濾布
7 筒型リテーナー
8 ノズルを有する機器
8a吊り環
8bノズル
9 ホース
10 風量及び圧力調整器
10a風量計
10b圧力計
Claims (1)
- 横方向に空気を吹き付けるノズルを複数個有する機器8と可撓性を有するホース9と風量及び圧力調整器10と図示しない送風機またはコンプレッサを連結し、筒状濾布6の上部から挿入し、筒型リテーナー7の内部を昇降させ、筒型リテーナー7に被覆されている筒状濾布6内側に圧搾空気を直接吹き付けて筒状濾布6の外周に付着したダストを払い落とす装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002182187A JP2004000873A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002182187A JP2004000873A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004000873A true JP2004000873A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=30437019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002182187A Pending JP2004000873A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004000873A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154140A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Hirohito Ito | フィルタ清掃用ノズルおよびフィルタ清掃用具 |
CN102601259A (zh) * | 2012-03-19 | 2012-07-25 | 昆山长运电子工业有限公司 | 设有吹风系统的连续加工冲床 |
WO2016006742A1 (ko) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | 이충중 | 이동식 필터 백 재생장치 |
JP2017109177A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 宇部興産機械株式会社 | バグフィルタの運転方法及び粉末貯蔵システム。 |
-
2002
- 2002-05-20 JP JP2002182187A patent/JP2004000873A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154140A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Hirohito Ito | フィルタ清掃用ノズルおよびフィルタ清掃用具 |
CN102601259A (zh) * | 2012-03-19 | 2012-07-25 | 昆山长运电子工业有限公司 | 设有吹风系统的连续加工冲床 |
WO2016006742A1 (ko) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | 이충중 | 이동식 필터 백 재생장치 |
JP2017109177A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 宇部興産機械株式会社 | バグフィルタの運転方法及び粉末貯蔵システム。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101239343A (zh) | 囊式滤尘器用喷射器 | |
CN207287019U (zh) | 一种多级环保型除尘装置 | |
CN106955553A (zh) | 一种新型打磨粉尘处理设备 | |
CN105749682A (zh) | 一种环保高效型纺织用吸尘装置 | |
KR101377268B1 (ko) | 필터 청소가 용이한 집진 장치 | |
CN108554105A (zh) | 一种工厂除尘净化环保设备 | |
KR101532032B1 (ko) | 먼지제거장치 | |
JP2004000873A (ja) | バグフィルターのダスト払い落とし方法及びその装置 | |
JP6026774B2 (ja) | ダスト捕集体クリーナ並びにこれを用いた作業状況管理方法 | |
CN215128027U (zh) | 一种手推式工业吸尘器 | |
JP2002113434A (ja) | シート清掃装置 | |
CN209107226U (zh) | 一种无尘车间的地面吸尘器 | |
CN108379979A (zh) | 一种生产车间用粉尘收集车 | |
KR101367470B1 (ko) | 집진기용 분진 탈리장치 | |
KR102328699B1 (ko) | 이동식 블로우 파이프를 이용한 집진필터 재생장치 | |
CN212440429U (zh) | 一种便于清理的布袋除尘器 | |
CN208020518U (zh) | 一种石材切割装置 | |
CN207722535U (zh) | 一种用于食品生产的除尘除味装置 | |
CN206121435U (zh) | 一种塑料造粒废气净化设备 | |
JP2528440Y2 (ja) | バグフィルタ装置のベンチュリ管取付構造 | |
CN205760340U (zh) | 一种气体除尘器 | |
CN206082006U (zh) | 一种新型的气体除尘器 | |
CN217019972U (zh) | 一种磨床用除尘装置 | |
CN216149342U (zh) | 一种吹灰房及除尘装置 | |
JPH0646490Y2 (ja) | フイルタエレメント |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |