JP2017109177A - バグフィルタの運転方法及び粉末貯蔵システム。 - Google Patents

バグフィルタの運転方法及び粉末貯蔵システム。 Download PDF

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Abstract

【課題】水分を含んだ粉塵がバグフィルタ内の濾布に付着した場合でも濾布を効率的に清掃可能なバグフィルタの運転方法、並びに、水分を含んだ炭化物の粉末を貯蔵するに好適なバグフィルタを備えた粉末貯蔵システムを提供する。【解決手段】水分を含んだ粉塵がバグフィルタ内の濾布に付着した場合において、吸湿剤により乾燥させたガスを加熱した後、タンク側から送風することによって乾燥させる。 そして、粉塵の付着物が乾燥した後、洗浄ガス噴出機構を利用して、濾布の反タンク側からガスを吹き付けることにより剥落させる。なお、吸湿剤に吸湿されている水分は、高温のガスを送風することにより、適宜、除去する。本発明は前述の構成により、水分を含んだ炭化物の粉末が濾布に付着しても清掃し易いという優れた作用効果を奏する【選択図】 図1

Description

本発明は、炭化物の粉末を、送風装置を利用してガスと共にタンク内に送給する際に、貯蔵タンクから排出するガスに含まれる粉塵を捕集するためのバグフィルタの運転方法、及び、炭化物の粉末を貯蔵するに好適なバグフィルタを備えた粉末貯蔵システムに関する。
従来から、燃焼装置の燃料として石炭が多く使用されている。石炭の種類は多く、例えば、亜炭、褐炭、亜瀝青炭、瀝青炭、又、無煙炭等、様々な種類が知られている。いずれも古代の植物等が地中で分解されて炭化した炭化物である。
燃料として使用する石炭は、砕かれて粉末になっている方が好ましいが、通常、石炭は粉末にすると火災や爆発の危険性が高くなる。したがって、石炭は、火災や爆発の危険性が小さい小塊状で長距離輸送されることが多い。そして、燃焼装置に投入する直前で燃料に適した粉末サイズ(微粉)にされることが多かった。
例えば、石炭を燃料とする火力発電所(発電所と略して称することもある)では、外部にある貯炭場から発電所の敷地まで石炭を小塊状で輸送することが一般的である。
小塊状の石炭は、発電所の敷地にまで輸送された後、燃焼装置(発電のための燃焼ボイラ)の傍に設置された粉砕機で粉砕されて、燃料として使用されることが一般的である。
他方、燃焼装置の近くで燃料に適した粉末サイズに石炭を粉砕することが難しいケースもある。特に、近年は、IPP発電所などにおいて、比較的小規模の燃焼ボイラが利用されるケースが増えたこともあり、発電所の敷地内に粉砕機を設置したのではコスト的にあわない、或いは、スペース等が十分に確保できないというケースが想定されるようになってきた。
そのようなケースでは、発電所から離れた貯炭場で石炭を粉砕し、粉末になった石炭を発電所まで輸送する必要がある。その場合には、火災や爆発等の危険性を低減させるために、粉末輸送用の特殊車両等を利用する等して、安全性に充分注意した輸送をする必要がある。そして、発電所に輸送された石炭の粉末は、発電所に備えられた貯蔵タンクに、一旦、貯蔵されてから燃料として使用される。
また、近年、環境保護の観点等から、徐々にバイオマスが燃料として使用されるケースが増加してきた。燃料として使用されるバイオマスの種類は様々であり、例えば、木屑、椰子殻、稲わら等の農林資源、古材などの産業廃棄物、又、畜産廃棄物等が代表的なものとして良く知られている。
なお、バイオマスは、一般的に、嵩高い物が多いために、輸送、保管、又燃焼の効率が悪いケースが多い。そのため、バイオマスを、一旦、仮焼して炭化物とすることにより容積を減らして燃焼効率を上げてから、輸送、保管、又燃焼させる方式が増えてきている。
通常、バイオマスを仮焼して炭化物にする施設と、炭化物を燃料として使用する施設の場所は相違することが多いので、バイオマスの炭化物を、燃焼装置のある敷地まで輸送する必要がある。
しかし、バイオマスの炭化物には微粉が多く含まれているケースがあり、そのような場合には、前述した石炭の粉末と同様に、取り扱いに注意を要する。
また、前述した石炭と同様に、バイオマスを炭化した施設で粉砕された後、炭化物の粉末として輸送されるケースも想定される。
そのようなケースにおいては、バイオマスの炭化物も、前述した石炭の粉末と同様な取り扱いをする必要がある。即ち、火災や爆発等の危険性を低減させるために、粉末輸送用の特殊車両等を利用する等して、安全性に充分注意した輸送をする必要がある。
なお、発電所に輸送されたバイオマス炭化物の粉末も、燃焼装置のある敷地内に設置された貯蔵タンクに、一旦、貯蔵されてから燃料として使用されることが想定される。
前述したように、粉末になった状態の炭化物を輸送する場合には、粉末輸送車が使用されることが一般的である。しかし、粉末輸送車は、通常、輸送車に装備したブロワ等と呼ばれる送風装置によって、ガスと共に炭化物を送り出し、貯蔵タンク内に貯蔵する。
なお、粉末輸送の媒体として貯蔵タンクに供給したガスは、貯蔵タンク外に排気する必要がある。排気の際に、タンク外に粉塵が放出されるのを防止するため、貯蔵タンクには、通常、バグフィルタが備えられている。バグフィルタの基本構造については周知であるため、詳しい説明は割愛するが、バグフィルタのケーシング内に配した濾布(ろ布)によって、バグフィルタのケーシング内を流れるガスに伴ない搬送される粉塵を分離して捕集する。そのため、バグフィルタの濾布は定期的に清掃する必要があり、例えば、特許文献1に開示されたような濾布の清掃方法が公知である。なお、バグフィルタに使用されている濾布は、単にフィルタ、或いはフィルタクロス等と一般的に称されることもある。
また、特許文献1に開示された技術に類似する濾布の清掃方法として、パルスエアを利用して濾布を清掃する方法が周知である。特許文献2にパルスエアを利用した濾布の清掃方法の1例を示す。特許文献2に開示された技術は、低圧のパルスジェットを濾布に吹き付けて付着する塵を払い落すとともに、間欠的に高圧のパルスジェットを吹き付けて濾布を清掃し、濾布の目詰まりを防止する
特開2004−873公報 特開平9−248413公報
しかし、天然の石炭はもともと水分を含有しているから、石炭の粉末も水分を含んだ状態となっているケースが多い。また、微粉が多く含まれているバイオマス等の炭化物を輸送する際においては、火災等の危険性を低減させるために散水されるケースも多い。即ち、炭化物は水分を含む状態で輸送されているケースが多い。
水分を含んだ炭化物の粉末を、送風装置により貯蔵タンク内に供給すれば、水分を含んだ状態の粉塵がタンク内で舞い上がり浮遊する。
前述したように、粉末輸送の媒体として供給したガスを貯蔵タンク外に排出する必要があるが、タンク内のガスを排出すれば、排出ガスの中に含まれる水分を含んだ粉塵をバグフィルタで捕集する必要があった。
しかし、バグフィルタにより、大量に水分を含んだ粉塵を捕集すると、粉塵が濾布に固着した状態となり、前述したエアを使用する方法等では、十分に濾布を清掃できなくなる可能性があるという問題があった。
また、無理に濾布を清掃しようとして、高圧のエアを数多く繰り返して濾布に吹き付ければ、濾布が傷みやすく、濾布の寿命が短くなるという問題が生じる。
さらに、高圧エアの製造には多くのエネルギを必要とする。そのため、高圧エアの使用量が増えることは非効率的である。
本発明は、以上、説明した問題点に鑑みてなされたものであり、水分を含んだ粉塵がバグフィルタ内の濾布に付着した場合においても、濾布を清掃可能なバグフィルタの運転方法、並びに、水分を含んだ炭化物の粉末を貯蔵するに好適なバグフィルタを備えた粉末貯蔵システムに関する。
上記課題を解決するため、本発明によるバグフィルタの運転方法は、
(1)粉末輸送車に装備した送風装置でガスと共に供給した炭化物の粉末を貯蔵するタンクに設置されて、タンク内から排出するガスに含まれる粉末の粉塵を捕集するバグフィルタの運転方法であって、バグフィルタは、ケーシングのタンク側にガス導入口、反タンク側にガス排出口、及び、ガス導入口とガス排出口の間に配されてケーシングの中の空間を区切るようにして配された濾布、を備えるとともに、濾布のタンク側に乾燥ガス導入口、及び、反タンク側に洗浄ガス噴出機構を備えて、ガス導入口からガスを導入して、濾布を介してガス排出口から排出することにより、ガスの中に含まれる粉塵を捕集する際に、濾布に水を含んだ状態の粉塵が付着した場合において、濾布に付着した水を含んだ状態の粉塵について、吸湿剤により乾燥させたガスを乾燥ガス導入口から、濾布のタンク側に送風して乾燥させた後、 洗浄ガス噴出機構から、濾布の反タンク側にガスを吹き付けて剥落させる。
(2)(1)に記載のバグフィルタの運転方法において、前記乾燥させたガスを加熱した後、濾布に送風する。
(3)(1)又は(2)に記載のバグフィルタの運転方法において、前記吸湿剤に高温のガスを送風することにより、吸湿剤に吸湿されている水分を除去する。
本発明による粉末貯蔵システムは、
(4) 燃焼装置の燃料として使用する炭化物の粉末を貯蔵するタンク、タンク内から排出するガスに含まれる粉末の粉塵を捕集するバグフィルタ、及び、内部に吸湿剤を備えてバグフィルタに吸湿剤で乾燥させたガスを供給する乾燥機、を備えた粉末貯蔵システムであって、バグフィルタは、ケーシングのタンク側にガス導入口、反タンク側にガス排出口、及び、ガス導入口とガス排出口の間に配されてケーシングの中の空間を区切るようにして配された濾布を備えるとともに、濾布のタンク側に乾燥ガス導入口、及び、反タンク側に洗浄ガス噴出機構を備えて、且つ、バグフィルタの乾燥ガス導入口と乾燥機との間に、タンクに貯蔵した炭化物の粉末を燃料として使用する燃焼装置の排熱を利用したガスの加熱装置を配して、乾燥機から供給した吸湿剤により乾燥させたガスを加熱装置によって加熱した状態で、乾燥ガス導入口から、濾布のタンク側に送風し、洗浄ガス噴出機構から、濾布の反タンク側にガスを吹き付ける。
(5)(4)に記載の粉末貯蔵システムにおいて、前記乾燥機に燃焼装置の排ガスを導入する排ガス導入口を備えて吸湿剤の水分を除去する。
本発明によれば、水分を含んだ炭化物の粉末を、ブロワ等の送風装置により貯蔵タンク内に供給した場合において、タンク内のガスを排出する際に、水分を含んだ粉塵がバグフィルタの濾布に固着しても清掃し易いという優れた作用効果を奏する。
本発明に係わる粉末貯蔵システムの構成を説明する説明図である。 本発明に係わる乾燥機の構成を示す概念図である。 本発明に係わる乾燥機内のガス流れを説明する概念図である。 本発明に係るバグフィルタの構成を示す概念図である。 本発明に係わるバグフィルタ内のガス流れを説明する概念図である。 本発明に係わる粉末貯蔵システムの他の例の構成を説明する説明図である。 本発明に係わる粉末貯蔵システムの他の例の構成を説明する説明図である。 本発明に係わる連続乾燥機の構成を示す概念図である。 本発明に係わる連続乾燥機内のガス流れを説明する概念図である。
以下、図面等に基づいて本発明による実施形態の好ましい例を詳細に説明する。
図1乃至図9は本発明の実施形態に係わり、図1は粉末貯蔵システムの構成を説明する説明図である。図2は乾燥機の構成を示す。図3は乾燥機内のガス流れを説明する概念図であり、図3(A)は乾燥ガスをバグフィルタに送風する状態を示し、図3(B)は乾燥機内の吸湿剤を乾燥させて機能を回復させる際の状態を示す。図4はバグフィルタの構成を示し、図5はバグフィルタ内のガス流れを説明する概念図である。図6は粉末貯蔵システムの他の実施形態の構成を説明する説明図である。図7は粉末貯蔵システムの他の例の構成を説明する説明図であり、図8は連続乾燥機の構成を示し、図9は連続乾燥機内のガス流れを説明する概念図である。
以下、図1乃至図5を用いて本実施形態による好ましい1例を説明する。
本実施形態による粉体貯蔵システム100は、貯蔵タンク50、バグフィルタ10、乾燥機1を備えている。図1に示した実施形態においては、さらに、乾燥ファン9、捕集ファン17、第1排ガス用ファン58、並びに、洗浄ブロワ19を備える。
貯蔵タンク50は、粉末輸送車70で輸送されてきた炭化物の粉末を受け入れることができるよう設備されている。具体的には、貯蔵タンク50の受入口に、粉末輸送車70の取出口を接続し、粉末輸送車70に装備した図示しないブロワにより、炭化物の粉末を、ガスと共に粉末輸送車70から貯蔵タンク50に送給する。
貯蔵タンク50は、粉末輸送車70からガス(本実施形態においては空気)と共に送給された炭化物の粉末をタンク内に貯蔵する。なお、図1に示した実施形態においては、貯蔵された炭化物の粉末は、貯蔵タンク50から、必要に応じてボイラ51に供給されて燃料とされる。
ここで、貯蔵タンク50の上部には、バグフィルタ10が備えられており、貯蔵タンク50から排出されるガス(本実施形態においては空気)に含まれる粉塵を捕集する構成となっている。バグフィルタ10の構成を図4に示す。バグフィルタ10は、バグフィルタケーシング18(ケーシング18と略して称することもある)の貯蔵タンク50側(タンク側と略して称することもある)にガス導入口11、反貯蔵タンク50側(反タンク側と略して称することもある)にガス排出口13を備えるとともに、ガス導入口11とガス排出口13の間にケーシング18の中の空間を区切るようにして配された蛇腹状の濾布15を備えている。また、本実施形態においては、さらに、濾布15のタンク側に乾燥ガス導入口12を備え、反タンク側に後述の洗浄ガス噴出機構16(洗浄ガス機構16と略して称することもある)を備えている。
バグフィルタ10のガス排出口13には、2本の排気ラインが接続されている。ラインの一方はバルブE4を介して捕集ファン17に接続されており、他方のラインはバルブE3を介して大気側に開放されるように構成されている。
詳細は後述するが、バルブE3が閉、バルブE4が開の状態で、捕集ファン17を運転することにより、貯蔵タンク50内のガスをガス導入口11からバグフィルタ10内に吸引して引き込む構成となっている。そして、吸引してケーシング18内に引き込んだガスは、濾布15を介して、ガス排出口13から、バルブE4並びに捕集ファン17を通じてケーシング18から排出する。
バグフィルタ10に備えた洗浄ガス機構16は、ケーシング18内の反タンク側において水平方向に伸びるガスラインを備えて、該ガスラインから複数本の噴出ノズルが、濾布15に向かって伸びるように配置されており、バルブP1を介して供給されたガスを濾布15に向かって噴出し、吹き付けることができるよう構成されている。
なお、本実施形態においては、図1に示すように洗浄ブロワ19がバルブP1を介して接続されている。したがって、洗浄ブロワ19を運転した状態でバルブP1を開くことにより、高圧のガス(本実施形態においては空気)が、洗浄ガス機構16を介して濾布15に吹き付けられる。
また、バグフィルタ10の乾燥ガス導入口12には、後述する乾燥機1からのガスラインが接続されており、バルブE2を介してケーシング内に乾燥ガスを導入することができるように構成されている。また、乾燥ガスをバグフィルタ10のケーシング18内に導入した際には、ガス排出口13に接続されているバルブE4を閉じた状態でバルブE3を開くことによって、ケーシング18内に導入したガスを排出する。
次に、本実施形態による乾燥機1の構成について説明する。
図2に示すように、乾燥機1は、乾燥機ケーシング8(ケーシング8と略して称することもある)内に吸湿剤6(本実施形態においてはシリカゲル)を充填した構成となっており、ケーシング8の下部に乾燥前のガスを導入する乾燥前ガス導入口2を備えるとともに、ケーシング8の上部に乾燥後のガスを排出する乾燥ガス排出口3を備えている。
そして、乾燥前ガス導入口2にはバルブE1を介して乾燥ファン9が接続され、乾燥ガス排出口3にはバルブE2を介してバグフィルタ10の乾燥ガス導入口12が接続されている。
なお、本実施形態においては、コストが安く管理がし易いという観点から吸湿剤6としてシリカゲルを使用した。しかし、本発明の吸湿剤6については、これに限るものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲であれば、例えば、ゼオライトであっても良く、他の公知の吸湿剤でも良い。
乾燥機1は前述の構成により、乾燥ファン9を運転し、バルブE1及びE2を開く(後述のバルブH1及びH2は閉)ことで、乾燥機1のケーシング内にガス(本実施形態においては空気)を導入し、吸湿剤6を介して、バルブE2へ流すことで、バグフィルタ10の乾燥ガス導入口12に乾燥したガスを供給することができる。この時のガスの流れを図3(A)に示す。
また、本実施形態においては、ケーシング8の下部にボイラからの排ガスを導入する排ガス導入口4を備えるとともに、ケーシング8の上部に排ガスを排出する排ガス排出口5を備えている。そして、排ガス導入口4には、排ガス用バグフィルタ53とバルブH1を介してボイラから送られた高温の排ガスが送給されるようになっている。
排ガス排出口5には、バルブH2を介して第1排ガス用ファン58が接続されている。
本実施形態においては、第1排ガス用ファン58を運転し、バルブH1及びH2を開く(バルブE1及びE2は閉)ことで、排ガス用バグフィルタ53を介してボイラ51からケーシング8内に高温のガスを導入することができる。この時のガスの流れを図3(B)に示す。
図2に示した構成の乾燥機1においては、乾燥機1の運転により吸湿剤6が水分を含んで十分な吸湿できなくなった際に、バルブE1及びバルブE2を閉じた状態とし、ケーシング内に高温のガスを導入することで、吸湿剤6を乾燥させて、再度、繰り返し吸湿剤として使用できるよう機能を復活させる。
なお、本実施形態では、省エネの観点から、高温ガスとしてボイラ51の排ガスを利用した。しかし、本発明に利用できる高温のガスは、これに限るものではなく、他の方法により高温ガスを乾燥機1内に導入及び排出して吸湿剤6の機能を回復させても良い。
以下、本実施形態による粉末貯蔵システム100を利用したバグフィルタ10の運転方法について説明する。
粉末輸送車70により炭化物(本実施形態においてはバイオマスの炭化物)を、遠隔地にある貯炭場から粉末貯蔵システム100に搬送する。
そして、貯蔵タンク50の受入口に粉末輸送車70の取出口を接続して、粉末輸送車70に装備したブロワにより、炭化物の粉末をガスと共に、粉末輸送車70から貯蔵タンク50に送給する。
なお、長距離を輸送されるバイオマス炭化物の粉末は、粉塵爆発や火災の危険性などを低減させるために、散水されて水分を多く含み湿潤した状態となっている。
粉末輸送車70に装備したブロワにより供給された炭化物は、貯蔵タンク50内に勢いよく投入される。そのため、貯蔵タンク50内には大量の粉塵が水分を含んだ状態で飛散し、貯蔵タンク50内のガスは、粉塵を大量に含んだ状態となる。
ここで、粉末輸送の媒体として貯蔵タンク50内に供給したガスを、バグフィルタを介して貯蔵タンク50外に排出するために、バルブE3を閉、バルブE4を開とした状態で、捕集ファン17の運転を開始する。捕集ファン17の運転開始により、貯蔵タンク50内のガスが、バグフィルタ10のガス導入口11からケーシング18内に導入される。導入されたガスは、濾布15を介して、ガス排出口13から排出される。その工程で、大量の粉塵が濾布15により捕集される。
従来技術では、一定時間、バグフィルタ10を運転した後、濾布15に付着した粉塵を清掃するために、濾布15に機械的な振動を与えたり又高圧ガスの吹き付け等をしたりする。しかし、本実施形態で想定した水分を多く含む粉塵は、水分を含んだ状態で濾布15に固着するため、容易に清掃できない。
本実施形態では、濾布15に水分を多く含む粉塵が付着した場合に、乾燥ファン9の運転を開始して、吸湿剤6で乾燥させたガスを、乾燥ガス導入口12からバグフィルタ10内の濾布15に送風して乾燥させる。濾布15に付着する水分を含んだ状態の粉塵は、乾燥して剥落しやすくなる。なお、乾燥ファン9にて、ガスを送風する圧力は、低圧で良く、500mmAq〜600mmAq程度でも良い。
前述の工程により、濾布15に付着した粉塵が乾燥し剥落しやすくなったところで、洗浄ガス機構16を作動させて、反タンク側から濾布15に高圧のガスを吹き付けて剥落させる。この際において、バルブP1を短時間で繰り返し開閉することで、洗浄ガス機構16からパルス的にガスを噴射することで、より付着が剥落しやすくなる。
なお、洗浄ガス機構16により噴射する高圧ガスの製造には大きなエネルギを要する。
しかし、本実施形態によれば、小さなエネルギで製造できる低圧のガスを使用することにより、濾布15に付着した粉塵を剥落しやすくすることによって、洗浄ガス機構16により噴射する高圧ガスの回数と量を減らすことができ、効率的である。
また、洗浄ガス機構16で高圧のガスを数多く繰り返して濾布15に吹き付けて無理に清掃しようとすれば、濾布15が傷みやすく寿命が短くなる可能性がある。
しかし、本実施形態によれば、低圧のガスを使用することによって、洗浄ガス機構16により噴射する高圧ガスの回数と量を減らすことができるので、濾布15の損傷を従来技術に比べて抑えることが可能である。
なお、図2に示すタイプの乾燥機1は、一定期間、運転し続けることによって、吸湿剤6が水分を吸収し、吸湿機能が低下する。そのため、吸湿機能が低下した際には、吸湿剤6の乾燥運転に入る。
吸湿剤6の乾燥運転においては、乾燥ファン9の運転を停止させ、バルブE1とバルブEを閉じた状態とする。そして、第1排ガス用ファン58の運転を開始するとともに、バルブH1とバルブH2を開いた状態とする。
第1排ガス用ファン58の運転により、乾燥機1内のガスが吸引されると同時に、排ガス用バグフィルタ53を介して、ボイラ51から取り出された高温の排ガスが、乾燥機1内に導入される。
乾燥機1内に導入された高温の排ガスは、吸湿剤6に吸収されていた水分を蒸発させる。蒸発した水分は、ガスと共に、排ガス排出口5から抜き出されてケーシング8の外に排出される。本実施形態では、前述の工程により、乾燥機1のケーシング8内に高温のガスを導入することにより、吸湿剤6を乾燥させて、再度、繰り返し吸湿剤6として使用できるように機能を復活させることができる。
以上、説明したように、本実施形態によるバグフィルタ10の運転方法及び粉末貯蔵システム100によれば、バグフィルタ10によって水分を含んだ粉塵を捕集したことにより、例え、粉塵が濾布15に固着した状態となっても、水分を含んだ粉塵を乾燥ガスで速やかに乾燥させることによって、効果的な清掃が可能である。
また、本実施形態によれば、洗浄ガス機構16から噴出させるガスの回数等を従来技術より減らすことができるので、濾布15の傷みが少なく、さらに高圧ガスの使用量を減らすことにより省エネにもなる。さらに、本実施形態は、排ガスに含まれる排熱を利用して吸湿剤6の機能を回復するので、省エネ効果が高く好ましい。
以下、本発明による他の実施形態について、先に説明した実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6に本発明による他の実施形態の1例を示す。図6に示した粉末貯蔵システム101は、乾燥機1とバグフィルタ10との間に、排ガスの排熱を利用する加熱機55を配した点において、先に説明した実施形態と相違する。
加熱機55は、ボイラ51から取り出した高温の排ガスが流れる加熱筒の中に、乾燥ガスの配管を通すことによって乾燥ガスを加熱して昇温する熱交換機である。
ここで、ボイラ51の排ガスは、第2排ガス用ファン59により、バルブH5、加熱機55、バルブH6を介して、吸引されるように構成されている。
乾燥機1の吸湿剤6で乾燥させたガスをバグフィルタ10の乾燥ガス導入口12から導入する際において、第2排ガス用ファン59を運転するとともに、バルブH5及びH6を開くことにより、ボイラ51から取り出した高温の排ガスを加熱筒の中に流通させる。
加熱筒の中を通る配管を流れる乾燥ガスは、加熱されて昇温される。
図6に示した他の実施形態においては、乾燥機1の吸湿剤6で乾燥させたガスをバグフィルタ10の乾燥ガス導入口12から導入する際において、乾燥ガスを加熱して昇温する。図6に示した他の実施形態においては、乾燥ガスの温度が上昇することにより、濾布15に付着した水分を含んだ状態の粉塵は、さらに乾燥して剥落しやすくなるという効果を奏する。また、排ガスに含まれる排熱を利用して乾燥ガスの温度を昇温するので、省エネ効果が高く好ましい。
次に、図7乃至図9に本実施形態による他の実施形態の別の1例をさらに示す。
図7に示した粉末貯蔵システム103は、乾燥機1が連続乾燥機60に変更されているという点で、先に説明した実施形態と相違する。
ここで、連続式乾燥機60は、円盤上の容器の中に吸湿剤6(本実施形態においてはシリカゲル)を充填した構成となっており、乾燥機ケーシング61(ケーシング61と略して称することもある)を駆動モータ67で回転させることにより、容器の中に充填されている吸湿剤6も合わせて回転するように構成されている。
図8及び図9(A)に示すように、連続乾燥機60の下側部分には、排ガス導入口64と排ガス排出口65が配置され、上側部分には乾燥前ガス導入口62と乾燥後ガス排出口63が配置されている。そして、排ガス導入口64、排ガス排出口65、乾燥前ガス導入口62及び乾燥後ガス排出口63は、ケーシング61が回転しても、その配置が変わらないように固定されて配置されている。
図9(B)に、前述した4つの導入或いは排出口と吸湿剤6の位置関係を概念的に示す。乾燥前ガス導入口62から乾燥後ガス排出口63に流れる乾燥ガスは、吸湿剤6の乾燥ガス通過エリアK1を通過する。また、排ガス導入口64から排ガス排出口65に流れる排ガスは、吸湿剤6の排ガス通過エリアK2を通過する。
したがって、連続乾燥機60を使用する他の実施形態によれば、運転中において、ケーシング61が回転することにより、容器の中の吸湿剤6の位置が変わる。そして、乾燥ガス通過エリアK1で吸湿した吸湿剤6が、排ガス通過エリアK1に移動し、排ガスの熱により乾燥されるように構成されている。
即ち、乾燥ガス通過エリアK1の位置において乾燥前の乾燥ガスに接して水分を吸湿した吸湿剤6は、ケーシング61の回転に合わせて移動し、排ガス通過エリアK2の位置において高温の排ガスに接して吸収していた水分を蒸発させる。蒸発した水分は、ガスと共に、排ガス排出口65から抜き出されてケーシング61の外に排出される。
したがって、連続乾燥機60であれば、運転中、吸湿剤6による乾燥ガスの乾燥工程と、排ガスによる吸湿剤6の乾燥工程を同時に行うことができる。
したがって、前述した先の実施形態のように、バルブを切り替えることによって、吸湿剤6による乾燥ガスの乾燥工程と、排ガスによる吸湿剤6の乾燥工程を別個に行う必要がない。連続式乾燥機60を使用する他の実施形態によれば、運転中、常に、吸湿剤6の機能の回復を図ることができ、乾燥ガスを連続的に供給できるので好ましい構成である。
本発明は、水分を含んだ炭化物の粉末を貯蔵する貯蔵タンクから排出するガスの中に含まれる粉塵を捕集するバグフィルタの運転方法、並びに、粉末貯蔵システムに利用できる。
1 乾燥機
2 乾燥前ガス導入口
3 乾燥後ガス排出口
4 排ガス導入口
5 排ガス排出口
6 吸湿剤(シリカゲル)
8 乾燥機ケーシング
9 乾燥ファン
10 バグフィルタ
11 ガス導入口
12 乾燥ガス導入口
13 ガス排出口
15 濾布(ろ布)
16 洗浄ガス噴出機構
17 捕集ファン
18 バグフィルタケーシング
19 洗浄ブロワ
50 貯蔵タンク
53 排ガス用バグフィルタ
58 第1排ガス用ファン
59 第2排ガス用ファン
60 連続乾燥機
61 乾燥機ケーシング
62 乾燥前ガス導入口
63 乾燥後ガス排出口
64 排ガス導入口
65 排ガス排出口
67 駆動モータ
70 粉末輸送車
100 粉末貯蔵システム
101 粉末貯蔵システム(他の実施形態)
103 粉末貯蔵システム(他の実施形態)
K1 乾燥ガス通過エリア
K2 排ガス通過エリア

Claims (5)

  1. 粉末輸送車に装備した送風装置でガスと共に供給した炭化物の粉末を貯蔵するタンクに設置されて、タンク内から排出するガスに含まれる粉末の粉塵を捕集するバグフィルタの運転方法であって、
    バグフィルタは、ケーシングのタンク側にガス導入口、反タンク側にガス排出口、及び、ガス導入口とガス排出口の間に配されてケーシングの中の空間を区切るようにして配された濾布、を備えるとともに、濾布のタンク側に乾燥ガス導入口、及び、反タンク側に洗浄ガス噴出機構を備えて、
    ガス導入口からガスを導入して、濾布を介してガス排出口から排出することにより、ガスの中に含まれる粉塵を捕集する際に、濾布に水を含んだ状態の粉塵が付着した場合において、
    濾布に付着した水を含んだ状態の粉塵について、吸湿剤により乾燥させたガスを乾燥ガス導入口から、濾布のタンク側に送風して乾燥させた後、 洗浄ガス噴出機構から、濾布の反タンク側にガスを吹き付けて剥落させるバグフィルタの運転方法。
  2. 前記乾燥させたガスを加熱した後、濾布に送風する請求項1記載にバグフィルタの運転方法。
  3. 前記吸湿剤に高温のガスを送風することにより、吸湿剤に吸湿されている水分を除去する請求項1又は請求項2に記載にバグフィルタの運転方法。
  4. 燃焼装置の燃料として使用する炭化物の粉末を貯蔵するタンク、タンク内から排出するガスに含まれる粉末の粉塵を捕集するバグフィルタ、及び、内部に吸湿剤を備えてバグフィルタに吸湿剤で乾燥させたガスを供給する乾燥機、を備えた粉末貯蔵システムであって、
    バグフィルタは、ケーシングのタンク側にガス導入口、反タンク側にガス排出口、及び、ガス導入口とガス排出口の間に配されてケーシングの中の空間を区切るようにして配された濾布を備えるとともに、濾布のタンク側に乾燥ガス導入口、及び、反タンク側に洗浄ガス噴出機構を備えて、
    且つ、バグフィルタの乾燥ガス導入口と乾燥機との間に、タンクに貯蔵した炭化物の粉末を燃料として使用する燃焼装置の排熱を利用したガスの加熱装置を配して、
    乾燥機から供給した吸湿剤により乾燥させたガスを加熱装置によって加熱した状態で、乾燥ガス導入口から、濾布のタンク側に送風し、洗浄ガス噴出機構から、濾布の反タンク側にガスを吹き付ける、ことを特徴とした粉末貯蔵システム。
  5. 前記乾燥機に燃焼装置の排ガスを導入する排ガス導入口を備えて吸湿剤の水分を除去する請求項4に記載に粉末貯蔵システム。
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