JP2003535809A - 自己凝結性コンクリート用早強バインダー、その使用および施工 - Google Patents
自己凝結性コンクリート用早強バインダー、その使用および施工Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、バインダーの乾燥質量で、70〜90%のポルトランドセメント、4〜16%のアルミン酸カルシウム、4〜14%の硫酸カルシウム、促進剤および遅延剤、0〜2%のCa(OH)2および減水剤を含む少なくとも1種の添加剤を含む自己凝結性コンクリート用早強バインダーに関する。硫酸カルシウムは硬石膏の形であり、減水剤は、少なくともアミノ-ジ(アルキレン-ホスホン酸)基および少なくともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶性または水分散性有機化合物またはその塩の少なくとも1つからなるコンクリート流動化剤を少なくとも1種含む。また、本発明は、上記バインダーのコンクリートにおける使用、および陸地コファーダム内または建造物緊急補修のための、とりわけ25℃以上の室温条件での上記バインダーの施工使用にも関する。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、自己凝結性コンクリート用早強バインダー、並びにそのような自己
凝結性コンクリート用早強バインダーのコンクリートにおける使用およびその施
工に関する。
凝結性コンクリート用早強バインダーのコンクリートにおける使用およびその施
工に関する。
【0002】
(背景技術)
自己凝結性コンクリート用早強バインダーは、速凝結性で且つ速硬性のバイン
ダーであり、即ち、1度加工されると速硬性であって重要な短時間機械特性を有
する。そのようなモルタルまたはコンクリートタイプのバインダーは、好ましく
は、6時間で(4時間においてさえも)少なくとも8 MPa、24時間で少なくとも24 MP
aの圧縮強度Rcを有する。そのような自己凝結性コンクリートは、何ら振動する
必要もなく、最低1時間、最高1.5時間〜2時間の加工可能時間を有すべきである
。加工性はエイブラム(Abrams’)円錐での垂れ下り高さによって測定し(1981年1
2月のFrench Standard NF P 18-451に従って)、コンクリートは、その垂れ下り
が少なくとも15 cmを有する時に、加工性ありとみなされる。 本発明は、とりわけ、構造物の緊急補修またはトンネル、回廊(ギャラリー)ま
たは他の同様な構造物の一時的支持を目的としている。
ダーであり、即ち、1度加工されると速硬性であって重要な短時間機械特性を有
する。そのようなモルタルまたはコンクリートタイプのバインダーは、好ましく
は、6時間で(4時間においてさえも)少なくとも8 MPa、24時間で少なくとも24 MP
aの圧縮強度Rcを有する。そのような自己凝結性コンクリートは、何ら振動する
必要もなく、最低1時間、最高1.5時間〜2時間の加工可能時間を有すべきである
。加工性はエイブラム(Abrams’)円錐での垂れ下り高さによって測定し(1981年1
2月のFrench Standard NF P 18-451に従って)、コンクリートは、その垂れ下り
が少なくとも15 cmを有する時に、加工性ありとみなされる。 本発明は、とりわけ、構造物の緊急補修またはトンネル、回廊(ギャラリー)ま
たは他の同様な構造物の一時的支持を目的としている。
【0003】
“緊急補修”とは、できる限り早く発動して劣化した構造物が再度作動するの
を可能にすべきあらゆる補修業務であると理解される。そのような補修業務は、
道路または自動車道、空港滑走路等に最も頻繁に関係している。気温が30℃超え
そうな熱帯諸国におけるような高温の存在においては、自己凝結性コンクリート
用の早強バインダー混合物を、輸送中からその使用までの間に流動性を維持しな
がら搬送するのはとりわけ困難である。さらにまた、多くの熱帯諸国において見
受けられる約30〜40℃の室温においては、公知の自己凝結性コンクリート用早強
バインダーは、早急な凝結開始性を有し、その加工を困難にしている。そのよう
な困難性は、高温によって生ずる促進性のために、とりわけ道路補修においても
見受けられる。 トンネルの“一時的支持”とは、そのような支持されるべき構造物の壁または
屋根上での厚めまたは薄めの一時的コーティングであると理解される。そのよう
なコーティングは、コンクリートまたは追石の最終コーティングが施されるのを
待つ間、その構造物壁を強化しそれによって人員を保護するために必要とする。
従って、その支持は、僅かしばらくの間だけ(最高2ヶ月間まで)持続するように
意図され、構造物の工事期間を著しく遅らせるような金属ヴォールト(アーチ型
天井)の使用は回避する。
を可能にすべきあらゆる補修業務であると理解される。そのような補修業務は、
道路または自動車道、空港滑走路等に最も頻繁に関係している。気温が30℃超え
そうな熱帯諸国におけるような高温の存在においては、自己凝結性コンクリート
用の早強バインダー混合物を、輸送中からその使用までの間に流動性を維持しな
がら搬送するのはとりわけ困難である。さらにまた、多くの熱帯諸国において見
受けられる約30〜40℃の室温においては、公知の自己凝結性コンクリート用早強
バインダーは、早急な凝結開始性を有し、その加工を困難にしている。そのよう
な困難性は、高温によって生ずる促進性のために、とりわけ道路補修においても
見受けられる。 トンネルの“一時的支持”とは、そのような支持されるべき構造物の壁または
屋根上での厚めまたは薄めの一時的コーティングであると理解される。そのよう
なコーティングは、コンクリートまたは追石の最終コーティングが施されるのを
待つ間、その構造物壁を強化しそれによって人員を保護するために必要とする。
従って、その支持は、僅かしばらくの間だけ(最高2ヶ月間まで)持続するように
意図され、構造物の工事期間を著しく遅らせるような金属ヴォールト(アーチ型
天井)の使用は回避する。
【0004】
トンネル工事においては、現在の方向性は、むしろ、人員に対する環境問題の
低減に関連する湿式コンクリート調製法(施工前にバインダーと水を混合する)を
使用することにある。 さらに、“PERFOREX”として知られる溝プレカット法のような幾つかの地下穿
孔法は、現在、成功裏に使用されている。そのような方法は、多くの場合長くて
狭い溝(地下トンネルの円筒状部分全体上で約20〜30 cmの深さと3〜4 mの長さ)
への促進型バインダーの投射を行っている。この投射は、現在、スラッグとアル
ミン酸カルシウムをベースとする本出願人の“LP2”タイプの自己凝結性コンク
リート用早強バインダーによって行われている。 しかしながら、そのようなバインダーでは、溝をポンピングまたはキャスティ
ングによって満足に充填することはできない。
低減に関連する湿式コンクリート調製法(施工前にバインダーと水を混合する)を
使用することにある。 さらに、“PERFOREX”として知られる溝プレカット法のような幾つかの地下穿
孔法は、現在、成功裏に使用されている。そのような方法は、多くの場合長くて
狭い溝(地下トンネルの円筒状部分全体上で約20〜30 cmの深さと3〜4 mの長さ)
への促進型バインダーの投射を行っている。この投射は、現在、スラッグとアル
ミン酸カルシウムをベースとする本出願人の“LP2”タイプの自己凝結性コンク
リート用早強バインダーによって行われている。 しかしながら、そのようなバインダーでは、溝をポンピングまたはキャスティ
ングによって満足に充填することはできない。
【0005】
緊急補修および一時的支持両業務の施工においては、同様の特性を有するバイ
ンダーが要求される。これらのバインダーは、最低1時間、最高1.5〜2時間の加
工可能時間並びに補修された要素または一時的ヴォールトの極めて迅速な硬化に
好ましく関連する適正化された流動性を有しなければならない。 一方、そのようなバインダーは、好ましくは強力で、即ち、広範囲の条件にお
いて再現性ある挙動を有しなければならない。即ち、これらバインダーの挙動は
、できる限り、気候条件(気温および/または湿度)および/または生材料変化に依
存してはならない。 さらに、そのようなバインダーは、容易に加工し、できる限り経済的であるこ
とも望まれている。
ンダーが要求される。これらのバインダーは、最低1時間、最高1.5〜2時間の加
工可能時間並びに補修された要素または一時的ヴォールトの極めて迅速な硬化に
好ましく関連する適正化された流動性を有しなければならない。 一方、そのようなバインダーは、好ましくは強力で、即ち、広範囲の条件にお
いて再現性ある挙動を有しなければならない。即ち、これらバインダーの挙動は
、できる限り、気候条件(気温および/または湿度)および/または生材料変化に依
存してはならない。 さらに、そのようなバインダーは、容易に加工し、できる限り経済的であるこ
とも望まれている。
【0006】
ヨーロッパ特許出願EP-A1-0,769,482号は、トンネル壁の支持用に適したコン
クリートモルタルを含む投射用材料を開示している。そのような材料は、コンク
リート、例えば、ポルトランドコンクリート、石膏およびアルミン酸カルシウム
を含む組成を有する。好ましくは、減水剤を添加して、そのコンクリートモルタ
ルの流動性改良している。石膏およびアルミン酸カルシウムは、コンクリートに
対して0〜25%範囲の割合で変動している。 上記文献に開示された材料は、その数多くの実施態様において、構造物の緊急
補修および一時的支持における上述の特性を満たしていない。とりわけ、そのよ
うな材料は、その組成の成分全部を混合したとき、殆ど即座の硬結を蒙る。さら
にまた、開示された組成物は、投射によって必ず加工され、キャスティングまた
はポンピング操作には殆ど適さない。とりわけ、これらの組成物は、自己凝結性
ではない。
クリートモルタルを含む投射用材料を開示している。そのような材料は、コンク
リート、例えば、ポルトランドコンクリート、石膏およびアルミン酸カルシウム
を含む組成を有する。好ましくは、減水剤を添加して、そのコンクリートモルタ
ルの流動性改良している。石膏およびアルミン酸カルシウムは、コンクリートに
対して0〜25%範囲の割合で変動している。 上記文献に開示された材料は、その数多くの実施態様において、構造物の緊急
補修および一時的支持における上述の特性を満たしていない。とりわけ、そのよ
うな材料は、その組成の成分全部を混合したとき、殆ど即座の硬結を蒙る。さら
にまた、開示された組成物は、投射によって必ず加工され、キャスティングまた
はポンピング操作には殆ど適さない。とりわけ、これらの組成物は、自己凝結性
ではない。
【0007】
(発明の開示)
本発明は、とりわけ1時間〜1時間半、および1時間〜2時間の高加工可能時間を
有し得る自己凝結性コンクリート用早強バインダーに関する。“加工可能時間”
とは、凝結開始時間に相応する流動性保持時間を意味する。 見掛け上相容れない流動性保持性と短時間での高強度の両特性は、コンクリー
ト加工物におけるバインダー組成物の製造とその後コンクリートミキサートラッ
クによる工事現場への搬送をとりわけ可能にしており、そのバインダー組成物は
1度加工されると直ぐに硬化する。そのようなバインダー特性は、そのバインダ
ーをその流動性故に機械的にポンピングすることおよびそのバインダーをトンネ
ル溝内に急速硬化を得ながらキャスティングすることも可能にしている。 本発明は、16 cm x 32 cmサイズの円筒状試験チューブで測定して、6時間で(4
時間においてさえも) 8 MPa、24時間で24 MPaレベルの圧縮強度を有するのに適
したそのようなモルタルまたはコンクリートタイプのバインダーに関する。
有し得る自己凝結性コンクリート用早強バインダーに関する。“加工可能時間”
とは、凝結開始時間に相応する流動性保持時間を意味する。 見掛け上相容れない流動性保持性と短時間での高強度の両特性は、コンクリー
ト加工物におけるバインダー組成物の製造とその後コンクリートミキサートラッ
クによる工事現場への搬送をとりわけ可能にしており、そのバインダー組成物は
1度加工されると直ぐに硬化する。そのようなバインダー特性は、そのバインダ
ーをその流動性故に機械的にポンピングすることおよびそのバインダーをトンネ
ル溝内に急速硬化を得ながらキャスティングすることも可能にしている。 本発明は、16 cm x 32 cmサイズの円筒状試験チューブで測定して、6時間で(4
時間においてさえも) 8 MPa、24時間で24 MPaレベルの圧縮強度を有するのに適
したそのようなモルタルまたはコンクリートタイプのバインダーに関する。
【0008】
本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダーは、とりわけ振動させ
ることなく、容易にポンピング可能またはキャスティング可能であり(自己凝結
性コンクリート)、回廊またはトンネルの一時的支持に適するようにしている。 自己凝結コンクリート用の本発明に従うバインダーは、容易且つ経済的な加工
を可能にする。 また、本発明は、本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダーのコ
ンクリートでの使用、およびそのような自己凝結性コンクリート用早強バインダ
ーの25℃以上の室温条件におけるような構造物の一時的支持または緊急補修にお
ける施工にも関する。 この目的に対して、本発明は、バインダーの乾燥質量基準で、 ・70〜90%のポルトランドセメント、 ・4〜16%のアルミン酸カルシウム、 ・4〜14%の硬セッコウ形の硫酸カルシウム、 ・促進剤および遅延剤、好ましくは、クエン酸および炭酸ナトリウム、 ・減水剤を含む少なくとも1種の増強剤(アジュバント)、 を含む自己凝結性コンクリート用早強バインダーに関する。
ることなく、容易にポンピング可能またはキャスティング可能であり(自己凝結
性コンクリート)、回廊またはトンネルの一時的支持に適するようにしている。 自己凝結コンクリート用の本発明に従うバインダーは、容易且つ経済的な加工
を可能にする。 また、本発明は、本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダーのコ
ンクリートでの使用、およびそのような自己凝結性コンクリート用早強バインダ
ーの25℃以上の室温条件におけるような構造物の一時的支持または緊急補修にお
ける施工にも関する。 この目的に対して、本発明は、バインダーの乾燥質量基準で、 ・70〜90%のポルトランドセメント、 ・4〜16%のアルミン酸カルシウム、 ・4〜14%の硬セッコウ形の硫酸カルシウム、 ・促進剤および遅延剤、好ましくは、クエン酸および炭酸ナトリウム、 ・減水剤を含む少なくとも1種の増強剤(アジュバント)、 を含む自己凝結性コンクリート用早強バインダーに関する。
【0009】
本発明によれば、
・0〜2%の水和石灰Ca(OH)2を添加し得、
・上記減水剤は、少なくともアミノ-ジ(アルキレン-ホスホン酸)基および少な
くともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶性または水分散性有機化合物またはそ
の塩の少なくとも1つから調製されたコンクリート流動化剤(superplasticizer)
を少なくとも含む。 ・本発明に従うバインダーは、EP-769,482号に記載されている材料と、上記減
水剤が上記で定義したような1種以上のコンクリート流動化剤を含む点および上
記任意成分としての石灰の存在において異なる。 そのような新規な組成物は、上述の問題の解決を可能にする。とりわけ、本発
明の自己凝結性配合によるコンクリートをポンピングするための1時間、好まし
くは1時間半〜2時間の高加工性を、10〜35℃範囲の温度において6時間および24
時間での極めて高い機械的圧縮強度(6時間で8 MPa、好ましくは4時間で8 MPa、
および24時間で24 MPa)を有しながら、有し得る。
くともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶性または水分散性有機化合物またはそ
の塩の少なくとも1つから調製されたコンクリート流動化剤(superplasticizer)
を少なくとも含む。 ・本発明に従うバインダーは、EP-769,482号に記載されている材料と、上記減
水剤が上記で定義したような1種以上のコンクリート流動化剤を含む点および上
記任意成分としての石灰の存在において異なる。 そのような新規な組成物は、上述の問題の解決を可能にする。とりわけ、本発
明の自己凝結性配合によるコンクリートをポンピングするための1時間、好まし
くは1時間半〜2時間の高加工性を、10〜35℃範囲の温度において6時間および24
時間での極めて高い機械的圧縮強度(6時間で8 MPa、好ましくは4時間で8 MPa、
および24時間で24 MPa)を有しながら、有し得る。
【0010】
事実、驚くべきことに、本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダ
ーは、凝結開始の十分な遅延と優れた硬化品質の取得の両方を可能にしている。 加工可能時間は、基本的なパラメーターである。この加工可能時間は、しばし
ば混雑する工事現場での生材料の取扱いの回避、従って、事故の回避を可能にす
るようなコンクリート加工物用の組成物の調製を可能にしている。また、この加
工可能時間は、本発明の組成物を、例えば、コンクリートミキサートラックで搬
送すること、従って、工事現場のロジスティックスを簡素化することも可能にし
ている。 本発明に従う組成物は、工事現場の通常の手段によってポンピング可能であり
、そのような組成物がキャスティング可能で且つ自己凝結性であるというさらな
る利点も有する。即ち、その加工は、本発明の組成物が、振動させることもなく
てさえも、高機械強度基準を短時間で満たしながら良好にキャスティングできる
ために、簡素化され得る。
ーは、凝結開始の十分な遅延と優れた硬化品質の取得の両方を可能にしている。 加工可能時間は、基本的なパラメーターである。この加工可能時間は、しばし
ば混雑する工事現場での生材料の取扱いの回避、従って、事故の回避を可能にす
るようなコンクリート加工物用の組成物の調製を可能にしている。また、この加
工可能時間は、本発明の組成物を、例えば、コンクリートミキサートラックで搬
送すること、従って、工事現場のロジスティックスを簡素化することも可能にし
ている。 本発明に従う組成物は、工事現場の通常の手段によってポンピング可能であり
、そのような組成物がキャスティング可能で且つ自己凝結性であるというさらな
る利点も有する。即ち、その加工は、本発明の組成物が、振動させることもなく
てさえも、高機械強度基準を短時間で満たしながら良好にキャスティングできる
ために、簡素化され得る。
【0011】
また、本発明の組成物のもう1つの重要な特性は、その強固性(robustness)、
即ち、造粒物内で通常の変化を担持し、一方で、最終生成物内での機械的強度を
維持するその能力である。そのような変化は、即使用可能なコンクリート加工物
において頻繁に見受けられる。 もう1つの利点は、24 cmのエイブラム円錐での垂れ下がり測定においてさえ
も、種々の通常の砂および粒状物で製造したコンクリート組成物の結露または分
離がないことである。 さらにまた、自己凝結性コンクリート用の本発明に従うバインダーは、例えば
10〜35℃の変動気候条件において、短時間での高機械強度が要求される基準を満
たし且つ満足な加工性を有しながら、加工することができる。
即ち、造粒物内で通常の変化を担持し、一方で、最終生成物内での機械的強度を
維持するその能力である。そのような変化は、即使用可能なコンクリート加工物
において頻繁に見受けられる。 もう1つの利点は、24 cmのエイブラム円錐での垂れ下がり測定においてさえ
も、種々の通常の砂および粒状物で製造したコンクリート組成物の結露または分
離がないことである。 さらにまた、自己凝結性コンクリート用の本発明に従うバインダーは、例えば
10〜35℃の変動気候条件において、短時間での高機械強度が要求される基準を満
たし且つ満足な加工性を有しながら、加工することができる。
【0012】
本発明のバインダーは、下記のいずれかの形で供給し得る:
・液体添加剤とは別にした(場合によっては、砂および骨材も別にした)乾燥プ
レミックスの形、構造物工事現場へ直接供給する包装物またはバルクの形(水と
の混合は、工事現場で行う); ・通常のコンクリート加工物からの“コンクリートミキサートラック”用のコ
ンクリートの形。 増強剤は、好ましくは本発明バインダーの乾燥質量の0.5〜2.5%からなる凝結
促進剤を含む。そのような凝結促進剤は、有利には、炭酸ナトリウムを含む。 増強剤は、好ましくは本発明バインダーの乾燥質量の0.5〜2.5%の量の凝結遅
延剤も含む。そのような凝結遅延剤は、有利には、好ましくはモノ水和形である
クエン酸を含む。 硬セッコウは、有利には90%以上の純度を有し、有利には硬セッコウIIを含む
。 さらにまた、アルミン酸カルシウムは、好ましくは50%の最低アルミナ含有量
を有する。
レミックスの形、構造物工事現場へ直接供給する包装物またはバルクの形(水と
の混合は、工事現場で行う); ・通常のコンクリート加工物からの“コンクリートミキサートラック”用のコ
ンクリートの形。 増強剤は、好ましくは本発明バインダーの乾燥質量の0.5〜2.5%からなる凝結
促進剤を含む。そのような凝結促進剤は、有利には、炭酸ナトリウムを含む。 増強剤は、好ましくは本発明バインダーの乾燥質量の0.5〜2.5%の量の凝結遅
延剤も含む。そのような凝結遅延剤は、有利には、好ましくはモノ水和形である
クエン酸を含む。 硬セッコウは、有利には90%以上の純度を有し、有利には硬セッコウIIを含む
。 さらにまた、アルミン酸カルシウムは、好ましくは50%の最低アルミナ含有量
を有する。
【0013】
好ましくは、コンクリート流動化剤は、本発明バインダーの乾燥質量の約1.5
%の量である。 そのようなコンクリート流動化剤は、好ましくは、化合物(I)または化合物(I)
の塩であり、そのような化合物(I)は下記の式を有する:
%の量である。 そのようなコンクリート流動化剤は、好ましくは、化合物(I)または化合物(I)
の塩であり、そのような化合物(I)は下記の式を有する:
【化4】
(式中、Rは、水素原子、または飽和もしくは不飽和の1〜18個の炭素原子と任意
成分としての1個以上のヘテロ原子を含む1価の炭化水素基であり、Rは、好まし
くは水素原子または飽和もしくは不飽和の1〜4個の炭素原子を含む1価の炭化水
素基であり;Riの50〜100%はエチレンであり、他の任意成分としてのRiの0〜50
%は、互いに同一または異なるものであって、エチレン、プロピレン、ブチレン
、アミレン、オクチレンもしくはシクロヘキセンのようなアルキレン、またはス
チレンもしくはメチルスチレンのようなアリレンを示し、Riは1個以上のヘテロ
原子を任意成分として含み得; Qは、2〜18個の炭素原子および任意成分としての1個以上のヘテロ原子を含む
炭化水素基であり; Aは、1〜3個の炭素原子を含むアルキレン基であり、Aは好ましくはメチレン基
を示し; Rjは、互いに同一または異なるものであって、A-PO3H2基(Aは上述の意味を有
する)、および下記の式の基のなかから選ばれ得:
成分としての1個以上のヘテロ原子を含む1価の炭化水素基であり、Rは、好まし
くは水素原子または飽和もしくは不飽和の1〜4個の炭素原子を含む1価の炭化水
素基であり;Riの50〜100%はエチレンであり、他の任意成分としてのRiの0〜50
%は、互いに同一または異なるものであって、エチレン、プロピレン、ブチレン
、アミレン、オクチレンもしくはシクロヘキセンのようなアルキレン、またはス
チレンもしくはメチルスチレンのようなアリレンを示し、Riは1個以上のヘテロ
原子を任意成分として含み得; Qは、2〜18個の炭素原子および任意成分としての1個以上のヘテロ原子を含む
炭化水素基であり; Aは、1〜3個の炭素原子を含むアルキレン基であり、Aは好ましくはメチレン基
を示し; Rjは、互いに同一または異なるものであって、A-PO3H2基(Aは上述の意味を有
する)、および下記の式の基のなかから選ばれ得:
【化5】
(式中、Bは、2〜8個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、Bは、好ましくは、
エチレンまたはプロピレンを示し、Aは、上述の意味を有する); “n”は、20〜250範囲の数であり; “r”は、すべてのRjが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “q”は、Qが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “r + q”の総計は、最大で3に等しく; “y”は、1〜2に等しい整数であり; Q、NおよびRjは、一緒になって、1個以上の環を形成し、そのような1個以上の
環は、1個以上の他のヘテロ原子を含み得る)。
エチレンまたはプロピレンを示し、Aは、上述の意味を有する); “n”は、20〜250範囲の数であり; “r”は、すべてのRjが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “q”は、Qが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “r + q”の総計は、最大で3に等しく; “y”は、1〜2に等しい整数であり; Q、NおよびRjは、一緒になって、1個以上の環を形成し、そのような1個以上の
環は、1個以上の他のヘテロ原子を含み得る)。
【0014】
化合物(I)の塩は、化学量論形またはそうでなくてもよく、或いは混合形また
はそうでなくてもよく、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アミン類または
第4級アンモニウムから調製する。 化合物(I)は、液体からワックス状態を経て固体形へ恐らく変化するであろう
形で存在する。 本発明において使用するそのようなコンクリート流動化剤のカテゴリーは、無
機粒子の水性スラリーおよび水硬性バインダーペースト用の流動化剤としてそれ
自体一般に公知であり、FR-A−2,696,736号に開示されている。さらに、そのよ
うな流動化剤の調製方法は、FR-A-2,689,895号に開示されている。化合物(I)お
よびそのような化合物(I)の塩についてのそのようなカテゴリーの詳細な説明に
関しては、とりわけ、FR-A-2,696,736号を参照されたい。
はそうでなくてもよく、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アミン類または
第4級アンモニウムから調製する。 化合物(I)は、液体からワックス状態を経て固体形へ恐らく変化するであろう
形で存在する。 本発明において使用するそのようなコンクリート流動化剤のカテゴリーは、無
機粒子の水性スラリーおよび水硬性バインダーペースト用の流動化剤としてそれ
自体一般に公知であり、FR-A−2,696,736号に開示されている。さらに、そのよ
うな流動化剤の調製方法は、FR-A-2,689,895号に開示されている。化合物(I)お
よびそのような化合物(I)の塩についてのそのようなカテゴリーの詳細な説明に
関しては、とりわけ、FR-A-2,696,736号を参照されたい。
【0015】
上記で定義したようなコンクリート流動化剤は、有利には、それぞれの技術的
に可能な組合せによって、個々の或いは合さった下記の特徴を有する: ・Rは、水素原子であり; ・Rは、飽和または不飽和の1〜4個の炭素原子を含む1価の炭化水素基であり、 ・Riは、エチレンおよびプロピレンの中から選ばれ、 ・Rjは、主としてエチレンであり、エチレンブロック数は、化合物(I)の水溶
性または水分散特性を保持するに十分なRjに相応し、 ・Qは、2〜12個の炭素原子、好ましくは2〜6個の炭素原子を含む炭化水素基で
あり、好ましくはエチレンおよび/またはプロピレンを示し、これらエチレンお
よび/またはプロピレンは、有利には95%(モル)の量で存在し、残りはシクロヘ
キセンおよびn-ヘキセンのような他のモノマーから構成され、 ・アルキリデンA基は、1〜3個の炭素原子を含み、 ・Aは、メチレン基であり、 ・Rj基は、必要に応じて塩化した-CH2-PO3H2、必要に応じて塩化した-C2H4N (
CH2-PO3H2)2基、または必要に応じて塩化したC3H6N(CH2-PO3H2)2基であり、 ・化合物(I)の塩は、ナトリウム、カルシウムまたはジエタノールアミン塩で
あり、 ・“n”は、20〜250、好ましくは30〜150、より好ましくは50〜100の範囲であ
り、 ・“r + q”の総計は、3未満、好ましくは1に等しく、 ・“y”は、1に等しい。
に可能な組合せによって、個々の或いは合さった下記の特徴を有する: ・Rは、水素原子であり; ・Rは、飽和または不飽和の1〜4個の炭素原子を含む1価の炭化水素基であり、 ・Riは、エチレンおよびプロピレンの中から選ばれ、 ・Rjは、主としてエチレンであり、エチレンブロック数は、化合物(I)の水溶
性または水分散特性を保持するに十分なRjに相応し、 ・Qは、2〜12個の炭素原子、好ましくは2〜6個の炭素原子を含む炭化水素基で
あり、好ましくはエチレンおよび/またはプロピレンを示し、これらエチレンお
よび/またはプロピレンは、有利には95%(モル)の量で存在し、残りはシクロヘ
キセンおよびn-ヘキセンのような他のモノマーから構成され、 ・アルキリデンA基は、1〜3個の炭素原子を含み、 ・Aは、メチレン基であり、 ・Rj基は、必要に応じて塩化した-CH2-PO3H2、必要に応じて塩化した-C2H4N (
CH2-PO3H2)2基、または必要に応じて塩化したC3H6N(CH2-PO3H2)2基であり、 ・化合物(I)の塩は、ナトリウム、カルシウムまたはジエタノールアミン塩で
あり、 ・“n”は、20〜250、好ましくは30〜150、より好ましくは50〜100の範囲であ
り、 ・“r + q”の総計は、3未満、好ましくは1に等しく、 ・“y”は、1に等しい。
【0016】
有利には、自己凝結性コンクリート用の本発明に従う水硬性バインダーにおけ
るコンクリート流動化剤として使用する化合物(I)は、1つ以上の下記の特徴を含
む: (i) Riの少なくとも50%はエチレンであり、他の任意成分としてのRiはプロピ
レンであり、 (ii) Rjは、必要に応じて塩化した-CH2PO3H2基のなかから選ばれ、 (iii) -C2H4N (CH2-PO3H2)2基およびC3H6NCH2-PO3H2)2基。 極めて良好な結果は、Riがエチレンであり、Rjが-CH2PO3H2であり、“n”が30
〜150(限界値含む)、好ましくは50〜100(限界値含む)であり、“r + q”の総計
が1に等しく、“y”が1に等しいときのジホスファン(diphosphone)化化合物(I
)によって得られている。
るコンクリート流動化剤として使用する化合物(I)は、1つ以上の下記の特徴を含
む: (i) Riの少なくとも50%はエチレンであり、他の任意成分としてのRiはプロピ
レンであり、 (ii) Rjは、必要に応じて塩化した-CH2PO3H2基のなかから選ばれ、 (iii) -C2H4N (CH2-PO3H2)2基およびC3H6NCH2-PO3H2)2基。 極めて良好な結果は、Riがエチレンであり、Rjが-CH2PO3H2であり、“n”が30
〜150(限界値含む)、好ましくは50〜100(限界値含む)であり、“r + q”の総計
が1に等しく、“y”が1に等しいときのジホスファン(diphosphone)化化合物(I
)によって得られている。
【0017】
極めて良好な結果を示す化合物は、下記の式(II)を有するか、或いはその塩の
1つである:
1つである:
【化6】
有利には、ポルトランドセメントは、好ましくは少なくとも4000 cm2/gの微細
度に粉砕した早強セメント(いわゆる“R”タイプの)である。 好ましくは、HRIタイプのセメント(“Haute Resistance Initiale”)。
度に粉砕した早強セメント(いわゆる“R”タイプの)である。 好ましくは、HRIタイプのセメント(“Haute Resistance Initiale”)。
【0018】
また、本発明は、コンクリートにおける自己凝結性コンクリート用の本発明に
従うバインダーの使用にも関する。 本発明の組成物は、通常の粒状物(砂、砂利、および/または小石)を補充し得
る。 好ましくは、得られたコンクリートは、20 mm以下の粒度分析値を有する。本
発明の組成物は、それによって容易にポンピングし得る。 さらにまた、得られたコンクリートは、有意利には0.35〜0.4範囲の乾燥バイ
ンダーに対する有効水質量比を有し、4〜5範囲の乾燥バインダーに対する粒状物
の乾燥質量比を有する。 また、本発明は、構造物の一時的支持のためにポンピングおよび/またはキャ
スティングによって溝を充填するための、さらに劣化構造物を緊急補修するため
の本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダーの使用、並びに25℃以
上の室温条件での工事に対してのその施工にも関する。
従うバインダーの使用にも関する。 本発明の組成物は、通常の粒状物(砂、砂利、および/または小石)を補充し得
る。 好ましくは、得られたコンクリートは、20 mm以下の粒度分析値を有する。本
発明の組成物は、それによって容易にポンピングし得る。 さらにまた、得られたコンクリートは、有意利には0.35〜0.4範囲の乾燥バイ
ンダーに対する有効水質量比を有し、4〜5範囲の乾燥バインダーに対する粒状物
の乾燥質量比を有する。 また、本発明は、構造物の一時的支持のためにポンピングおよび/またはキャ
スティングによって溝を充填するための、さらに劣化構造物を緊急補修するため
の本発明に従う自己凝結性コンクリート用早強バインダーの使用、並びに25℃以
上の室温条件での工事に対してのその施工にも関する。
【0019】
(発明を実施するための最良の形態)
以下、下記の限定するものではない実施例によって詳細に説明する。
実施例1
【0020】
下記の性能がコンクリート(約14℃の生材料)において得られている。
・加工性の保持は、1時間15分が観察されている(従って、コンクリート加工物
において即使用コンクリートの調製、その後のコンクリートミキサートラックで
の輸送が可能である)。 ・加工性は、エイブラム円錐での垂れ下りにより、次のT時間(分)で測定して
いる: T0: 23 cm T15: 23 cm T45: 20 cm T60: 18 cm T75: 16.5 cm ・T90で、この製品は、その全体の可塑性を喪失している。 ・凝結は、1時間55分で評価されている。 ・そのようなコンクリートは、振動させることなく、降ろすことができてい
る(自己凝結性コンクリート)。 ・結露または分離は、観察されていない。 ・圧縮強度(Rc)は、16 cm x 32 cmサイズの試験チューブで測定し、表1に示
している(“d”は、放置日数)。 確立された機械強度基準を、所定の加工性条件を保持しながら正しく満たして
いる。 試験チューブ表面での欠陥は観察されず、養生も必要でなかった。
において即使用コンクリートの調製、その後のコンクリートミキサートラックで
の輸送が可能である)。 ・加工性は、エイブラム円錐での垂れ下りにより、次のT時間(分)で測定して
いる: T0: 23 cm T15: 23 cm T45: 20 cm T60: 18 cm T75: 16.5 cm ・T90で、この製品は、その全体の可塑性を喪失している。 ・凝結は、1時間55分で評価されている。 ・そのようなコンクリートは、振動させることなく、降ろすことができてい
る(自己凝結性コンクリート)。 ・結露または分離は、観察されていない。 ・圧縮強度(Rc)は、16 cm x 32 cmサイズの試験チューブで測定し、表1に示
している(“d”は、放置日数)。 確立された機械強度基準を、所定の加工性条件を保持しながら正しく満たして
いる。 試験チューブ表面での欠陥は観察されず、養生も必要でなかった。
【0021】
実施例2
【0022】
下記の性能が30℃のコンクリートにおいて得られている。
・加工性の保持は、1時間45分が観察されている。
・結露も分離も観察されていない。
・加工性は、エイブラム円錐での垂れ下りにより、次のT時間(分)で測定し
ている: T0: 17 cm T60: 16 cm T90: 7 cm T105: 5 cm ・圧縮強度(Rc)は、15 cm x 15 cmサイズの立方体で測定している(得られた
24時間までの結果は、成形していない試験チューブでないもので得ている)。 6時間でのRc 33.8 MPa 24時間でのRc 48.1 MPa 7日でのRc > 60 MPa ・確立された機械強度基準を、所定の可能性条件を保持しながら正しく満た
している。 試験チューブ表面での欠陥は観察されていず、養生も必要でなかった。
ている: T0: 17 cm T60: 16 cm T90: 7 cm T105: 5 cm ・圧縮強度(Rc)は、15 cm x 15 cmサイズの立方体で測定している(得られた
24時間までの結果は、成形していない試験チューブでないもので得ている)。 6時間でのRc 33.8 MPa 24時間でのRc 48.1 MPa 7日でのRc > 60 MPa ・確立された機械強度基準を、所定の可能性条件を保持しながら正しく満た
している。 試験チューブ表面での欠陥は観察されていず、養生も必要でなかった。
【0023】
実施例3
本実施例は、本発明に従う組成物と従来技術の組成物、とりわけ、ヨーロッパ
特許EP A1-0,769,482号の教示に従う組成物との比較である。 すべての乾燥成分を前以って混合しておき、その上で、コンクリート流動化剤
を含有する水を加える。
特許EP A1-0,769,482号の教示に従う組成物との比較である。 すべての乾燥成分を前以って混合しておき、その上で、コンクリート流動化剤
を含有する水を加える。
【0024】
EP-A-0,769,482号の実施例12の組成物においては、アルミナセメント/ポルト
ランドセメント、石膏/ポルトランドセメントおよび重硫酸ナトリウム/ポルトラ
ンドセメントの各比は、上記特許の実施例12に記載されている比である。
ランドセメント、石膏/ポルトランドセメントおよび重硫酸ナトリウム/ポルトラ
ンドセメントの各比は、上記特許の実施例12に記載されている比である。
【0025】
得られた結果は、下記のとおりである:
EP-A1-0,769,482号の実施例12の組成物のような従来技術の組成物においては
、殆ど即時の凝結が材料すべてを混合すると直ぐにえられている;そのような流
動学的挙動は、材料すべてが投射によって施工するように意図されているためと
考えられる; 上記従来技術の組成物に近いが、少なくともアミノ-ジ(アルキレン-ホスホン
酸)基および少なくともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶性有機化合物の少な
くとも1種から調製されたコンクリート流動化剤(Chryso SAS社から市販されてい
るOptima 100)を含む本発明に従う組成物においては、良好な流動性保持力を経
時的に有する極めて流動性の材料が得られている。
、殆ど即時の凝結が材料すべてを混合すると直ぐにえられている;そのような流
動学的挙動は、材料すべてが投射によって施工するように意図されているためと
考えられる; 上記従来技術の組成物に近いが、少なくともアミノ-ジ(アルキレン-ホスホン
酸)基および少なくともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶性有機化合物の少な
くとも1種から調製されたコンクリート流動化剤(Chryso SAS社から市販されてい
るOptima 100)を含む本発明に従う組成物においては、良好な流動性保持力を経
時的に有する極めて流動性の材料が得られている。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C04B 24/06 C04B 24/06 Z
24/16 24/16
24/32 24/32 Z
28/02 28/02
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK
,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,
GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J
P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ
,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,
VN,YU,ZA,ZW
(72)発明者 クリスチャン マレ
フランス エフ−38300 ブルグウェン
ジャリュー アレ デ セティヴェ 6
(72)発明者 カトリーヌ ルヴェー
フランス エフ−38790 ディモ アレ
グリモディエル 10
Claims (17)
- 【請求項1】 バインダーの乾燥質量基準で、 ・70〜90%のポルトランドセメント、 ・4〜16%のアルミン酸カルシウム ・4〜14%の硬セッコウ形の硫酸カルシウム、 ・促進剤および遅延剤 ・減水剤を含む少なくとも1種の増強剤、 を含む自己凝結性コンクリート用早強バインダーにおいて、 0〜2%の水和石灰Ca(OH)2を添加し得;上記減水剤が、少なくともアミノ-ジ(
アルキレン-ホスホン酸)基および少なくともポリオキシアルキル化鎖を含む水溶
性または水分散性有機化合物またはその塩の少なくとも1つから調製されたコン
クリート流動化剤を少なくとも含むことを特徴とする上記自己凝結性コンクリー
ト用早強バインダー。 - 【請求項2】 上記凝結促進剤が炭酸ナトリウムを含み、上記凝結遅延剤が
クエン酸を含むことを特徴とする請求項1記載の自己凝結性コンクリート用早強
バインダー。 - 【請求項3】 上記増強剤が、好ましくは上記バインダーの乾燥質量の0.5
〜2.5%の量の凝結遅延剤、および好ましくは上記バインダーの乾燥質量の0.5〜2
.5%の量の凝結促進剤を含むことを特徴とする請求項1または2記載の自己凝結性
コンクリート用早強バインダー。 - 【請求項4】 クエン酸がモノ水和形であることを特徴とする請求項2記載
の自己凝結性コンクリート用早強バインダー。 - 【請求項5】 上記硬セッコウが90%よりも高い硬度を有することを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダー
。 - 【請求項6】 上記硬セッコウが硬セッコウIIを含むことを特徴とする請求
項5記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダー。 - 【請求項7】 アルミン酸カルシウムが50%の最低アルミナ含有量を有する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の自己凝結性コンクリート用早
強バインダー。 - 【請求項8】 上記コンクリート流動化剤が上記バインダーの乾燥質量のお
よそ1.5%の量であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の早強バイ
ンダー。 - 【請求項9】 上記コンクリート流動化剤が、化合物(I)または化合物(I)の
塩であり、化合物(I)が下記の式を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
か1項記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダー: 【化1】 (式中、Rは、水素原子、または飽和もしくは不飽和の1〜18個の炭素原子と任意
成分としての1個以上のヘテロ原子を含む1価の炭化水素基であり;Rは、好まし
くは水素原子または飽和もしくは不飽和の1〜4個の炭素原子を含む1価の炭化水
素基であり、Riの50〜100%はエチレンであり、他の任意成分としてのRiの0〜50
%は、互いに同一または異なるものであって、エチレン、プロピレン、ブチレン
、アミレン、オクチレンもしくはシクロヘキセンのようなアルキレン、またはス
チレンもしくはメチルスチレンのようなアリレンを示し、Riは1個以上のヘテロ
原子を任意成分として含み得; Qは、2〜18個の炭素原子および任意成分としての1個以上のヘテロ原子を含む
炭化水素基であり; Aは、1〜3個の炭素原子を含むアルキレン基であり、Aは好ましくはメチレン基
を示し; Rjは、互いに同一または異なるものであって、A-PO3H2基(Aは上述の意味を有
する)、および下記の式の基のなかから選ばれ得: 【化2】 (式中、Bは、2〜8個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、Bは、好ましくは、
エチレンまたはプロピレンを示し、Aは、上述の意味を有する); “n”は、20〜250範囲の数であり; “r”は、すべてのRjが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “q”は、Qが担持する[R-O(Ri-O)n]基の数であり; “r + q”の総計は、最大で3に等しく; “y”は、1〜2に等しい整数であり; Q、NおよびRjは、一緒になって、1個以上の環を形成し、そのような1個以上の
環は、1個以上の他のヘテロ原子を含み得る)。 - 【請求項10】 上記コンクリート流動化剤が、下記の式(II)を有する化合
物またはその塩の1つであることを特徴とする請求項9記載の自己凝結性コンクリ
ート用早強バインダー: 【化3】 - 【請求項11】 ポルトランドセメントが、好ましくは4000 cm2/g以上の微
細度に粉砕された早強セメントであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1
項記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダー。 - 【請求項12】 自己凝結性コンクリートが、6時間で最低8 MPa、好ましく
は4時間で8 MPa、および24時間で少なくとも24 MPaの圧縮強度を有し、最低1時
間、好ましくは1.5〜2時間の加工性を有する請求項1〜11のいずれか1項記載のバ
インダーの使用。 - 【請求項13】 上記コンクリートが、0.35〜0.4の範囲の乾燥バインダー
に対する有効水分質量比を有することを特徴とする請求項12のバインダーの使用
。 - 【請求項14】 上記コンクリートが、6時間で最低8 MPa、好ましくは4時
間で8 MPa、および24時間で少なくとも24 MPaの圧縮強度を有し、最低1時間、好
ましくは1.5〜2時間の加工性を有することを特徴とする請求項1〜11記載の早強
バインダーからから製造した自己凝結性コンクリート。 - 【請求項15】 構造物の一時的支持のためにポンピングおよび/またはキ
ャスティングによって溝を充填するための請求項1〜11のいずれか1項記載の自己
凝結性コンクリート用早強バインダーの施工。 - 【請求項16】 劣化構造物を緊急補修するための請求項1〜11のいずれか1
項記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダーの施工。 - 【請求項17】 10〜35℃範囲の室温条件で工事するための請求項1〜11の
いずれか1項記載の自己凝結性コンクリート用早強バインダーの施工。
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