JP2003535756A - 荷物を運搬するための運搬車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、前方へ上がり勾配の積載面３を備え、且つ後方に２つの車輪４および前方に１つのかじ取り足車５を担持する車体フレーム２を有し、更に、車体フレーム２から上に向かって整向されている手押し装置６を有し、かご７を担持し、且つ格納されるべき荷物のための当接部８を形成し、その際、この積載面３が、フレーム９を備え、且つこのフレーム９内に支持フレーム１０を設けられている、荷物を運搬するための運搬車１に関する。本発明は、支持フレーム１が、ただ積載面３の一部分を形成し、且つこの部分の前方の領域１１でもって、フレーム９の下方で更に先に延長されていること、および、この支持フレーム１０が、この前方の領域１１でもって、かじ取り足車５を担持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、前方へ上がり勾配の積載面を備え、且つ後方に２つの車輪および前
方に１つのかじ取り足車を担持する車体フレームを有し、更に、車体フレームか
ら上に向かって整向されている手押し装置を有し、かごを担持し、且つ格納され
るべき荷物のための当接部を形成し、その際、この積載面が、フレームを備え、
且つこのフレーム内に支持フレームを設けられている、荷物を運搬するための運
搬車に関する。

【０００２】 この様式の運搬車は、駅および空港で使用される。これら運搬車は、そこで、
旅行者達に、この旅行者達の荷物の運搬のために使用される。

【０００３】 従って、本発明の課題は、いまここで問題になっている当該の様式の運搬車を
、製造費用の低減が達成可能であるように簡略化することである。

【０００４】 この課題の解決策は、支持フレームが、ただ積載面の一部分を形成し、且つこ
の部分の前方の領域でもって、フレームの下方で更に先に延長されていること、
および、この支持フレームが、この前方の領域でもって、かじ取り足車を担持す
ることにある。

【０００５】 支持フレームの前方の領域の下方張出しによって、もはや、かじ取り足車と支
持フレームとの間で、またはこのかじ取り足車とフレームとの間で、費用がかか
る結合手段は必要とせず、更に通常のように使用される。この構成によって、運
搬車の製造費用は、低減可能である。

【０００６】 本発明を、図に基づいておよび、参照数字を指示して、簡潔に説明し、その際
、運搬車を、左に側面図で、および右に前面図で図示している。

【０００７】 １ 運搬車１は、荷物を運搬するための役割を果たす。この運搬車の使用分野は
、有利には、空港および駅である。この運搬車１は、公知の方法において、同一
の運搬車１と共に、場所を取らないように一列に集積可能である。 ２ この運搬車１は、車体フレーム２を備え、この車体フレームが後方に２つの
車輪４を、および前方に１つのかじ取り足車５を備え付けている。 ３ この車体フレーム２に、前方へ上がり勾配の積載面３が設けられている。 ４ これら車輪４は、旋回不能に設けられている。 ５ このかじ取り足車５は、垂直方向の軸線を中心に旋回可能である。 ６ この車体フレーム２の後方の端部から、手押し装置６が、上に向かって延在
している。 ７ この手押し装置６は、前方に延在するかご７を、小さな手荷物を収容するた
めに、担持している。 ８ この手押し装置６は、積載面３上に格納されるべき荷物のための当接部８を
形成している。 ９ この積載面３は、フレーム９を有し、このフレームが、手押し装置６の下方
の領域において、この手押し装置に溶接されている。このフレーム９は、積載面
３の縁枠を形成している。このフレーム９は、積載面３のように、前方へ上がり
勾配である。このフレーム９は、前方で支柱で支えられていない。 １０ フレーム９内に支持フレーム１０が設けられており、この支持フレームは
、同様に、手押し装置６の後方の領域において、固定されている。この支持フレ
ーム１０は、ただ積載面３の積載面の一部分を形成し、詳しく言うとつまり、こ
の積載面の後方の領域を形成している。この領域において、支持フレーム１０は
、安定性の理由から、同様にフレーム９とも結合されている。 １１ 支持フレーム１０の前方の領域１１は、フレーム９の下方で前方へ更に先
に延長されている。この支持フレーム１０は、この支持フレームの前方の領域１
１でもって、かじ取り足車５を担持している。この前方の領域１１は、水平方向
に更に先に延長され得る。この前方の領域は、かじ取り足車５の車輪直径に応じ
て、前方へ傾斜するように設けられることも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態による運搬車を、左に側面図で、および右に前面図で図示
した図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前方へ上がり勾配の積載面（３）を備え、且つ後方に２つの
   車輪（４）および前方に１つのかじ取り足車（５）を担持する車体フレーム（２
   ）を有し、 更に、車体フレーム（２）から上に向かって整向されている手押し装置（６）を
   有し、 かご（７）を担持し、且つ格納されるべき荷物のための当接部（８）を形成し、
   その際、この積載面（３）が、フレーム（９）を備え、且つこのフレーム（９）
   内に支持フレーム（１０）を設けられている、荷物を運搬するための運搬車（１
   ）において、 支持フレーム（１）が、ただ積載面（３）の一部分を形成し、且つこの部分の前
   方の領域（１１）でもって、フレーム（９）の下方で更に先に延長されているこ
   と、および、 この支持フレーム（１０）が、この前方の領域（１１）でもって、かじ取り足車
   （５）を担持することを特徴とする運搬車。
2. 【請求項２】 支持フレーム（１０）の前方の領域（１１）は、水平方向に
   更に先に延長されていることを特徴とする請求項１に記載の運搬車。
3. 【請求項３】 支持フレーム（１０）の前方の領域（１１）は、前方へ傾斜
   するように設けられることを特徴とする請求項１に記載の運搬車。