JP2003534161A - 調整可能な幅を有する拡張自在なマンドレル - Google Patents

調整可能な幅を有する拡張自在なマンドレル

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JP2003534161A
JP2003534161A JP2001586039A JP2001586039A JP2003534161A JP 2003534161 A JP2003534161 A JP 2003534161A JP 2001586039 A JP2001586039 A JP 2001586039A JP 2001586039 A JP2001586039 A JP 2001586039A JP 2003534161 A JP2003534161 A JP 2003534161A
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collar
segment
rotation
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JP2001586039A
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クラーク・エイ・ロバーツ
マーク・エス・バイヤーリー
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ワイコ・インコーポレイテッド
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/24Drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29D30/26Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 タイヤの製造に有用な回転自在のドラム(10)。全体的にドラムの外周面を形成する複数のセグメントは、2つのセット(18,20)に区画される。各セットは、横断中心面(19)の反対側(対向する側)各々に配置される。2つのセットのセグメントは、ドラムの全体的な動作幅を調整するために、ドラムの外側の位置から選択的にドラムの軸方向におけるその位置決めを行えるように設けられる。ドラムの回転軸(14)に関して半径方向の2つのセットのセグメントの各々の複数のセグメントの動きは、2つのセットのセグメントを中央機構部から離隔して動作させることにより、実行される。この中央機構部は、回転軸(14)に対して、全てのセグメントの半径方向位置を同時に等距離となるように制御する。また、この時、更に、2つのセットのセグメントの相互の軸方向移動が行われ、セグメントは、所定の半径方向の位置に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、タイヤ成形ドラムに関し、特に、幅方向に調整自在なドラムであっ
て同一のドラムを用いて異なった幅のタイヤを製造するのに用いるドラムに関す
る。
【0002】 (背景技術) 乗り物のタイヤの製造において、通常、回転自在なドラムの外周面上に配置さ
れる個々のコンポーネントから、タイヤカーカスが形成される。このドラムから
、形成されたタイヤカーカスを取り除くには、ドーナツ型のカーカスがドラムか
ら取り外されることを許容するのに十分な程度にまでドラムの直径を減少させる
必要がある。米国特許第4,636,277号明細書(第277号特許)は、こ
のタイプのタイヤ成形ドラムを開示している。この従来のドラムは、また、ドラ
ムの幅を変更するために、所定幅寸法のタイヤの製造に必要とされるその寸法に
対して、ドラムの外周面をなす外側シェルセグメント間の物理的なスペースの変
更を必要とするような従来式ドラムを代表している。このプロセスは、煩わしく
て長時間を要すると共に高価な技術において良く知られたものであり、スペーサ
目録の保持を必要とするものである。
【0003】 機能的に、上記第277号特許のドラムは、特別の構造と、当該構造に関する
方向性を必要とする。これにより、ドラムの適切な作動外周面を形成するべく、
セグメントの中で隣り合うものの側端(サイドエッジ)が軸方向に整列した状態
で確実且つ連続的に適切に係合する。詳しくは、上記第277号特許の第1,2
図を参照すると、径方向支持構造部14の交互になっているものの胴体中心寄り
の(内側寄りの)端部(インボード端部)が、ドラムの中心軸から所定の半径方
向支持部材14の外側寄り端部(アウトボード端部)の中心を通して引かれた半
径から外れた各部位において、回転ハブ上に設けられているのが理解されるであ
ろう。半径方向支持部材のこれらのオフセット整列(オフセットアラインメント
)により、より小さいセグメントは、ドラムの回転軸方向にセグメントをコラプ
ス(収縮)させるために必要とされるようなより大きいセグメントの半径方向内
側への移動に先立って、ドラムの半径方向内側に移動することが許容されるよう
になっている。さらに、このメカニズムにより、ドラムの直径が拡張するときに
、より大きいセグメントは、より小さいセグメントのドラムに関する径方向外側
への移動に先立って、ドラムに関して径方向外側に移動せしめられる。しかしな
がら、このメカニズムによれば、より大きいセグメントは、径方向外側における
所定の最も外側の位置を越えて径方向に移動せしめられ、次いで、前進するより
小さいセグメントに係合させるべく径方向内側に移動せしめられる。それらの外
側の移動限界において、より大きいセグメントとより小さいセグメントとを正確
に係合させるための制御は、困難であることがわかっている。したがって、より
大きいセグメントとより小さいセグメントの係合するサイドエッジの所望の停止
位置を改善するために、調整自在の付加的な停止機構が用いられている。この停
止機構は、しかしながら、好ましくはウェルディング(溶接)により、ドラムの
組み立て前に、より小さいセグメントの反対側の(対向する)サイドエッジの各
々に隣接する所定位置に固定的に設けられなければならない。また、その停止限
界は、ドラムの組み立て後に調整される。このメカニズム(機構)は、より小さ
いセグメントの片持ち構造延長部に対して、より大きいセグメントのサイドエッ
ジに関し「単一ポイント」の調整用にのみ提供(準備)されるものである。した
がって、このメカニズムは、望ましくない付加的なコストが生じてくる。また、
このメカニズムは、可能性として、ドラムの寿命が尽きる迄の間、継続的に調整
する必要がある。
【0004】 (発明の開示) (発明が解決しようとする技術的課題) したがって、本発明の目的は、直径方向に拡張自在なタイヤ成形ドラムであっ
て、ドラムの外周面を全体的に(集合的に)形成する外側セグメントの交換を行
なうことなしに、或はスペーサを用いずに、その直径及びその軸幅の両方におい
て選択的に変化させることが可能なタイヤ成形ドラムを提供することである。
【0005】 他の目的は、ドラムの幅の調整がドラムの外側の所定位置から実行可能である
タイプのドラムを提供することである。
【0006】 他の目的は、半径方向に拡張自在であるタイヤ成形ドラムであって、その外周
を形成するセグメントの係合の制御が改善されたタイヤ成形ドラムを提供するこ
とである。
【0007】 (その解決方法) 本発明の1つの観点によれば、車両のタイヤの製造に使用される回転自在なド
ラムが提供される。このドラムは、該ドラムの外周面を全体的(集合的)に形成
する複数のセグメントを備える。これらのセグメントは、2つのセット(2組)
に区画(分割)される。各セットは、ドラムの横断中央面の反対側の各側に配置
される。上記中央面は、ドラムの回転軸に対して垂直に方向付けられている。2
つのセットのセグメントは、ドラムの外側の位置から、ドラムの軸方向に選択的
に位置決めされるように設けられる。これにより、ドラムの全体的な作動幅(動
作幅)が調整されるようになっている。さらに、上記セグメントは、ドラムの回
転軸に関して半径方向の拡張位置であってその上にタイヤカーカスを積層するべ
く比較的連続的なドラムの外周面を提供(準備)するところの拡張位置と、ドラ
ムの半径方向の収縮位置であって形成されたドーナツ形のカーカスをドラムから
取り除くことを許容する収縮位置と、の間で選択的に位置決め可能である。ドラ
ムの回転軸に関して半径方向に位置する2つのセットのセグメントについて、各
セットの複数のセグメントの動作は、中央機構部から離れた状態で、該2つのセ
ットのセグメントを作動(連動、slaving)させることにより行われる。この中
央機構部は、すべてのセグメントの半径方向の位置を同時的に制御すると共に、
該位置をドラムの回転軸から等距離になるように制御し、更に、2つのセットの
セグメントの軸方向における相対的な動作(移動)を提供(準備)する。この中
央機構部は、更に、複数のギャップシールドの取り付けと該ギャップシールドの
半径方向の動作(移動)とを提供(準備)する。該複数のギャップシールドは、
ドラムの外周面の中央部の回りに配置される。
【0008】 本発明のドラムにおいて、上記区画されたセットのセグメントの軸方向及び半
径方向の動作(移動)は、ドラムの外側の位置からセグメントの選択的かつ調整
された動作(移動、動き)を提供(準備)するユニークな機構によって達成され
る。これらの機構(メカニズム)は、ドラムの中央の主軸の外側に配置される複
数のリードスクリュであって、ドラムの幅調整を行なうべくドラムの外側の単一
の位置から同時的に作動せしめられるリードスクリュを有する。一旦、ドラムの
幅が選択的に決定されると、リードスクリュは、それらの調整用の外部ソース(
外部源)からの係合が解かれる。これにより、ドラムの幅は、意図されないその
変更(変化)に対して、固定(ロック)される。
【0009】 本発明のドラムに関する他の観点によれば、ドラムのセグメントを形成する外
周に関して、半径方向で最も外側に位置する作動位置(動作位置)を相互に調整
するための手段が提供される。
【0010】 (発明を実施するための最良の形態) 図1〜5に示されるように、本発明に係るドラム10は、該ドラムの幅方向に
延在すると共に該ドラムの回転軸14をなす主軸12を有している。ドラムの外
周面16は、第1セットのセグメントと第2セットのセグメントとにより形成さ
れている。第1セットのセグメントと第2セットのセグメントは、参照符号18
および20により示されている。図示しているドラムにおいて、各セットのセグ
メントは、(幅がより大きい)4つの大きいラージセグメント24,26,28
,30と、4つの小さいスモールセグメント32,34,36,38とを有して
いる。第2セットのセグメントに関して、対応するラージセグメントとスモール
セグメントとは、プライム符合付き参照符合で特定している。各セット内におい
て、ラージセグメントとスモールセグメントとは、ドラムの外周の回りで交互に
配置されている。第1セット18のラージセグメントとスモールセグメントとは
、ドラムの外側寄り(中心を離れた位置、アウトボード)に設けられており、第
2セットは、ドラムの内側寄り(中心寄り、インボード)に設けられている。こ
れらのセットのセグメントは、相互に、軸方向に同時に移動するように設けられ
ている。ドラムの横断中心面19におけるこれらのセットのセグメント間におけ
る外周スペースは、(典型的に)周知の小さいスモールギャップシール22と、
周知の大きいラージギャップシール23とによって夫々閉じられている(図11
,14及び18参照)。
【0011】 特に、図11〜17を参照して説明すると、各セグメントのサイドエッジ40
.42,44,46は、適切に面取りがなされており、これにより、隣り合うセ
グメントが実質的に連続的なドラムの外周面16を形成すると共に、交互に配置
されている各サイドエッジの適切な係合が許容される。
【0012】 図1及び18A〜18Cを参照して説明すると、本発明の図示された実施の形
態において、ドラムの反対側の端部(対向する端部、両端部)の各々は、ドラム
の外周面の最も外側のエッジ(端部)をなす区画(区分)された区画リング57
0と適合(フィット)するようになっている。具体的には、図示されたドラムの
この区画リングは、ドラムの上記4つのラージセグメント24,26,28,3
0に対応する4つのセグメント24’,26’,28’,30’と、ドラムの上
記4つのスモールセグメント32,34,36,38に対応する4つのセグメン
ト32’,34’,36’,38’とを有している。該各セグメントは、各ラー
ジセグメントの延長部若しくは各スモールセグメントの延長部として効果的に機
能する。各延長セグメントは、そのようなラージセグメント若しくはスモールセ
グメントに対する位置決めのために、(典型的には)スクリュー571等により
、関係するラージセグメント若しくはスモールセグメントのアウトボード端部に
取り付けられる。
【0013】 各端部セグメントは、面取りがなされた最外部エッジ574を有する。この特
徴により、ドラムの最外部エッジと、ドラム上に重ねられたタイヤ構造カーカス
との間において、該カーカスの側壁(サイドウオール)の形成時に該カーカスが
拡張せしめられたときに、より均一であり且つよりストレスが作用しない相対的
運動(動作)が実現される。更に、上記端部セグメントの上記面取りされた最外
部エッジの断面曲率は、異なった所望の構造のタイヤを収容するように選択する
ことが可能である。
【0014】 幾つかの図面、特に図3,4,6〜8を参照して説明すると、ドラムの内部に
おいて、主軸12は、回りを取り囲むスプール形ハブ52とフィット(適合)す
るようになっている。このスプール形ハブ52は、中空円筒形中央ボデー部54
と、反対側に位置する(対向する)端部半径方向フランジ56,58とを有して
いる。このハブは、上記主軸の回りを回転することができるが、第1及び第2の
リテーナサブアセンブリ60,62によって、シャフトに対する軸方向の移動は
制限されるようになっている。図示している各サブアセンブリは、リングガスケ
ット64と、カラー66と、主軸の外周スロット70と係合するスプリットリン
グ68とを有する。図6に示すように、主軸12には、その長さ方向の大略中心
位置に、ハブ52と整列せしめられる貫通スロット72が備えられている。この
図示のハブには、その中央ボデー部の壁の厚さを貫通する1対の螺旋スロット7
4,76が設けられている。シャフト84の反対側の端部(対向端部)に設けら
れた第1及び第2ローラカム80,82は、主軸12の上記貫通スロット72内
に摺動自在に設けられており、該第1及び第2ローラカム80,82は、ハブ5
2の壁部に設けられた螺旋スロット74,76内に夫々配置されるように、主軸
から突出している。このようにして、ローラカム80,82の軸方向移動が、ハ
ブ52の回転動作をもたらすことが理解されるであろう。このハブ52の回転は
、主軸内のローラカムの軸方向における移動方向により、時計回り或は反時計回
りになる。
【0015】 上記ローラカム80,82の軸方向移動の制御は、主軸に対する軸方向スライ
ド動作(図3,4,6参照)に向けて、主軸12の中空中央キャビティ92内に
設けられたドライブロッド90の手段によって行なわれる。ロッド90のインボ
ード端部94に隣接して、上記ローラカム80,82を取り付けるシャフト84
を受け入れる貫通ボア96が備えられている。ロッドのアウトボード端部98の
位置は、主軸内で安定せしめられるようになっている。すなわち、主軸の内壁1
02には、そのアウトボード端部103に隣接してスレッドが形成されており、
これにより、主軸の中空内部キャビティ内の中央部に位置するロッドのアウトボ
ード端部98を回転自在に位置決めするべく、外部スレッドスパナナット104
とロックナット106とがスレッドを介して受け入れられるようになっている。
ロッドのアウトボード端部には、孔(穴)が形成されており、該端部は、当該技
術分野において知られているような、(不図示の)適切なタイヤ形成装置に関連
する駆動装置に係合させるように当接(tapped)せしめられる。この周知の駆動
装置は、ドライブロッド90を主軸内において軸方向に選択的に移動させるよう
に機能し、これにより、ハブ52の合成回転動作が行われる。そして、これによ
り、セグメントの半径方向の調整及びドラムの直径(外周)の選択とが行われる
【0016】 本発明の1つの観点(アスペクト)によれば、上記ドライブロッド90には、
そのアウトボード端部から計測した場合においてロッド長さの凡そ1/3の位置
に、半径方向ショルダー108が備えられている。このショルダに隣接して、上
記ドライブロッドを取り囲むと共にショルダー108に当接する、ショック吸収
リング110が備えられている。このリングは、約80のショアーデュロメータ
を有するウレタン製若しくは同様の部材であることができる。図3,4に示され
る状態において、ドライブロッド90が軸右方向に引かれたとき、スパナナット
104は、ドライブロッド90のそのような軸方向移動を制限するストッパとし
て機能し、その時、ショック吸収リング110は、該スパナナット104と係合
する。このショック吸収リングにより、ドラムのセグメントが半径方向へ拡張す
るように機能する時及びドラムのセグメントの直径が減じられるように機能する
時、騒音が低減され、ドライブロッドの機械的不都合が減じられる。
【0017】 ドラムの内部において、ハブ52は、上記セグメントとギャップシールドとを
ハブ(図6,9,10参照)に取り付けるために、複数のトランシジョンブラケ
ット112,114とフィットせしめられる。各トランシジョンブラケット、ブ
ラケット112は、たとえば、各ピボットピン116により、ハブ52の反対側
に設けられた半径方向フランジ(対向半径方向フランジ)56,58の間で軸支
された状態で設けられる。このトランシジョンブラケットは、第1及び第2のセ
ットを有しており、各セットのトランシジョンブラケットは、同一の構成を有し
ていることが理解されるべきである。詳しくは、第1セット118のトランシジ
ョンブラケット112は、それらの各反対側の端部(対向端部)の中間位置にお
いて実質的に平坦になっており、また、第2セット120のトランシジョンブラ
ケットは、平坦ではあるものの、しかし、各反対側の端部(対向端部)の中間に
は湾曲部を有している。第1セット118のトランシジョンブラケットは、スモ
ールセグメントをハブに取り付けるために機能する。一方、第2セット120の
ブラケットは、ラージセグメントをドラムに取り付けるために機能する。トラン
シジョンブラケット114の湾曲部は、ドラムのセグメントが潰れた状態(収縮
状態、collapsed attitude)になっているときに、幾つかのトランシジョンブラ
ケットの収納用に準備されている。
【0018】 図9に示されるように、第1セット118の各トランシジョンブラケット11
2のアウトボード端部122には、(典型的に)第1,2ラグ124,126が
備えられている。これらの第1,2ラグ124,126は、トランシジョンブラ
ケットの端部から半径方向外側に突出すると共に、それらの間にオープンスペー
ス(空隙、間隙)128を形成するべく互いに隔てられている。各ラグには、そ
の厚み方向を貫通する貫通ボア130,132が備えられている。これらの貫通
ボア130,132は、互いに、軸方向に、位置決め(整列、register)されて
いる。 第1セット118の幾つかのトランシジョンブラケット112の各々のアウ
トボード端部122には、第1コネクタブラケット123(図5,23〜25参
照)が軸支された状態で設けられる。この第1コネクタブラケット123は、
細長の大略アーチ状ボデー部136と、反対側に設けられた反対側端部(対向端
部)138,140と、ボデー部の内面146から突出する第1,2ラグ142
,144とを有する。第1セット118のトランシジョンブラケット112と、
これらが伴う第1コネクタブラケット123とは、(典型的に)スモールセグメ
ント32,32’と、該スモールセグメントに関連するギャップシールドとをハ
ブに取り付けるために機能するものである。この目的のために、図示した実施の
形態において、各ギャップシールド22は、(典型的に)スクリュ(ネジ)14
7等により、各第1コネクタブラケット123のアウトボード面125に固定さ
れている。これらのスクリュ147は、各コネクタブラケットのボデー部におけ
るネジボア(スクリューボア)150,152内に受け入れられるようになって
いる。
【0019】 ラグ142,144の夫々には、各貫通ボア154,156が備えられている
。以下に記載する目的で、第1及び第2ラグ142,144の各貫通ボア154
,156は、ドラムの軸方向に、つまりドラムの回転軸14に対して平行に、整
列せしめられる。
【0020】 ラグの中の1つ、たとえば、第1コネクタブラケット123の夫々のラグ14
2は、コネクタブラケットのボデー部から半径方向内側に突出している。そして
、これは、各トランシジョンブラケット112のアウトボード端部上の第1ラグ
124と第2ラグ126との間に形成された空隙128内に受け入れられるよう
に寸法構成されている。この貫通ボア154は、トランシジョンブラケットの第
1及び第2ラグの貫通ボア124,126と位置決め(整列)される。これらの
整列貫通ボア内には、ピン手段160が備えられ、これにより、コネクタブラケ
ット123が各トランシジョンブラケット112に対して軸支状態で取り付けら
れる。以下に記載の目的で、ピン160は、コネクタブラケット123から軸方
向に延在しており、これにより、反対側(対向端部側、両側)に位置するカンチ
レバー端部162,164が提供される。ピン160の端部162,164の各
々は、図3に最も良く示すように、大略、ドラムの各端部に至るように延在して
いる。
【0021】 第2セット120のトランシジョンブラケット114の各々のアウトボード端
部170には、第2コネクタブラケット172が軸支状態で設けられている。こ
の第2セット120のトランシジョンブラケット114と、これが伴うコネクタ
ブラケット172とは、ラージセグメントと、該ラージセグメントに関連するギ
ャップシールド23とを、ハブに設けるように機能する。この目的のために、図
示した実施の形態において、各ギャップシールド23は、(典型的には)ネジ(
スクリュー)等により、各第2コネクタブラケット172のアウトボード面17
5に対して固定される。
【0022】 第2セット120のトランシジョンブラケット114のコネクタブラケット1
72夫々は、反対側の端部(対向端部)192,194を有する細長の大略弓状
のボデー部190を備えている。取り付けラグ196は、第2トランシジョンブ
ラケットの各々の半径方向内面198にに設けられると共に、ここから突出して
いる。そして、これは、各トランシジョンブラケット114の第1及び第2アウ
トボード端部ラグ208,210の間に形成されている空隙200内に受け入れ
られるように構成されている。この取り付けラグ196には、その厚みを貫通し
て延在する貫通ボア202が設けられている。この貫通ボアは、たとえば、その
各トランシジョンブラケット114のラグ208,210の貫通ボア204,2
06と整列(位置決め)する。これらの整列ボアは、第1ガイドピン160’等
によりピボットで接続されている。これにより、第2セットのトランシジョンブ
ラケットの各々が、それらの各コネクタブラケットと、ラージセグメントと、関
連するギャップシールドと共に、ピボットで取り付けられる。図4に最もよく示
すように、このガイドピン160’は、その反対側の端部(対向端部)211,
213が、ドラムの横断中央面19の反対側から、また、該横断中央面19を越
えて、軸方向に延在し、ドラムの反対側の端部(対向端部)に隣接する各位置に
おいて終わるような長さを有している。
【0023】 本発明の1つの観点によれば、第2ガイドピンは、コネクタブラケット123
の第2ラグ144の貫通ボア156内に受け入れられる。このピンは、また、そ
の反対側の端部が、ドラムの横断中央面19の反対側から、また、該横断中央面
19を越えて、軸方向に延在し、ドラムの反対側の端部に隣接する各位置におい
て終わるような長さを有している。注目に値することは、第1及び更なるピン1
60,212は、互いに平行に整列せしめられているものの、互いに隔てられた
状態に配置されている点であり、また、第1セット及び第2セットの各々のセグ
メント18,20のスモールセグメントにおける左側セグメントと右側セグメン
トを維持するように機能する点である。図示した実施の形態においては、スモー
ルセグメントのみが、2つのガイドピンによって相互に接続されている。これは
、ラージセグメントは、左側セットのラージセグメントと右側セットのラージセ
グメントとの間において、好ましくないミスアラインメントの傾向がないためで
ある。
【0024】 図1〜4及び図6を参照して説明すると、第1セット及び第2セットのセグメ
ントの夫々のラージセグメント及びスモールセグメントは、主軸に対して径方向
に移動させるために設けられている。各セットのセグメントには、第1カラー2
20及び第2カラー222が備えられている。各カラー220,222は、主軸
を取り囲んだ状態で、主軸上に非軸方向かつ非回転自在に設けられている。図示
の第1カラー220には、(図29に示されるように)8つの側面が備えられて
いる。第2カラー222は、第1カラー220に関して鏡像関係にある。たとえ
ば、第1カラーの各側面224には、穴226が設けられており、その中にロッ
ド228,234が受け入れられるようになっている。このロッド228,23
4は、カラーの各側面から径方向外側に突出している。図6に示すように、各ロ
ッド228,234のアウトボード端部(外側寄り端部)230,231は、そ
の上に、摺動自在に、中空管状突出部235,237を受け入れる。この中空管
状突出部235,237は、(典型的には)所定のセットのセグメントの、スモ
ールセグメント32とラージセグメント24の夫々の内面234,236に設け
られている。そして、この中空管状突出部235,237は、ドラム径方向内側
に突出している。この手段により、ドラムの外周面が収縮(collapse)又は拡張
する場合における複数のセグメントの径方向移動時に、各セグメントは、主軸及
び隣接するセグメントに対して、所望の位置に確保される。
【0025】 さらに、第1セット及び第2セットのセグメントの夫々の(典型的には)ラー
ジセグメント24の内面236には、ラグ240が備えられている。このラグ2
40は、セグメントがドラムに取り付けられるときに、セグメントからドラムの
径方向内側に突出する。所定のラージセグメント上のそのような各ラグのアウト
ボード端部242には、貫通ボア244が備えられている。該貫通ボア244の
軸は、そのコネクタブラケット172上のラグ196の貫通ボア202の軸と位
置決め(整列、register)されている。コネクタブラケット172は、所定のラ
ージセグメントと関連している。つまり、アラインメントロッド160のアウト
ボード端部213は、ラグ240の貫通ボア244内に摺動自在に受け入れられ
る。ラグ240の幅の寸法構成、従ってその貫通ボアの長さ、及び貫通ボアに関
連するアラインメントロッド160の摺動適合(性)は、貫通ボア244の軸に
対するあらゆる方向において、所定のラージセグメントのねじれ(曲がり、歪、
そり、ゆがみ)やトルク(ねじりモーメント)が最小になることを確保するよう
に選択される。
【0026】 第1セットのセグメントの只1つのラージセグメントの取り付けについて上記
したが、第1セットと第2セットのセグメントの各々の各ラージセグメントは、
実質的に同様に、主軸に対して取り付けられることが理解されるであろう。
【0027】 上記の如く、ドラムの各ラージセグメントは、その夫々のアラインメントロッ
ド160の各端部に沿う軸方向移動のために、摺動自在に取り付けられる。上記
図示の実施の形態において、ただ1つのアラインメントロッド160’は、1セ
ットのセグメントの各ラージセグメント24と関連している。この同一のロッド
の反対側の端部242は、第2のセット20のセグメントの対応するラージセグ
メントと関連している。
【0028】 上記図示のドラムにおいて、第1セット及び第2セットのセグメントの夫々の
スモールセグメントの各セグメントは、弧状(アーチ状)ボデー部250と、ド
ラムの径方向内側に突出する第1取り付けラグ259とを備えている。このラグ
259には、貫通ボア261が備えられている。この貫通ボア261は、アライ
ンメントロッド160の(たとえば)1つのアウトボード端部162を適正に摺
動自在に受け入れるように寸法構成されている。上記の如く、たとえば、ロッド
228の1つのアウトボード端部をその中に摺動自在に受け入れるために、中空
管状突出部235が、スモールセグメントの内面233から径方向内側に突出し
ている。このロッド228は、カラー220から径方向外側に延在している。こ
のように、各セットのスモールセグメントの取り付けは、各セットのセグメント
のラージセグメントの取り付けと実質的に同様である。上記の如く、ドラムの回
転軸に対して、相互に対して、また隣接するセグメントに対して、スモールセグ
メントのアラインンメントの正確性を向上させる目的のために、各スモールセグ
メントには、セグメントの内周面に更なるラグ260が備えられる。このラブ2
60は、セグメント上の上記第1のラグ259から、周囲(円周)方向に隔てら
れている。この更なるラグは、上記第1ラグと実質的に同一である。そして、こ
の更なるラグには、その軸が主軸と平行に整列すると共に第1ラグ259の貫通
ボア262と平行に整列する同様の貫通ボア262が備えられている。所定のス
モールセグントのこの更なるラグ260の貫通ボア262は、その中に、ピン2
12の一端部を摺動自在に受け入れる。このピン212は、所定のスモールセグ
メト用のトランジションブラケット112に関連するところのコネクタブラケッ
ト123上のラグ144に設けられている。たとえば、第2セット20のセグメ
ントのその対応するスモールセグメント32’には、同様に、更なるラグ260
’が備えられている。この更なるラグ260’は、その径方向内側端部に貫通ボ
アを有しており、該ラグ260’は、ロッド212の反対側の端部164をその
中で摺動自在に受け入れるようになっている。この手段により、各セットのセグ
メントの各スモールセグメントは、その関係するトランジションブラケットに対
して、従って、スモールセグメントのドラムの主軸に対するアラインメントに関
して、安定化される。
【0029】 上記ラージセグメントとスモールセグメントのアラインメント(整列)は、自
動的に維持される。従って、ラージセグメントとスモールセグメントの夫々の径
方向位置におけるアラインメントは、あらゆる時間におけるセグメントの径方向
位置とは無関係に、それらの夫々の移動限界内において維持される。さらに、複
数のアラインメントロッドの手段であってその反対側の端部がそれらの固定され
た中央部から軸方向に延在する手段を通して、その上に位置する各スモールセグ
メントを摺動自在に受け入れるべくドラムの横断中央面から反対方向において、
スモールセグメントの各々は、主軸(軸方向移動の限界に亘って主軸と平行、主
軸に対する円周方向の関係、従って、それらがドラムの外周面を限定するための
係合関係におかれるときの全てのセグメントの正確な位置決め)と正確に整列し
た状態に維持される。さらに、ドラムの幅を選択的に調整するべく第1セットと
第2セットのセグメントがドラムの横断中央面に関して軸方向に調整されるとき
、アラインメントロッド160により、支持と案内とが提供される。このように
して、2つのセットのセグメントは、中央制御機構からの従属装置として動作(
作動)する。すなわち、各セットのセグメントは、間接的に、(ロッド160を
通して)中央制御機構に接続される。
【0030】 図14〜16を参照して説明すると、各セットのセグメントのラージセグメン
トの各々、たとえば、セグメント24、は、反対側に位置するサイドエッジ(対
向側端部)270,272を有することが理解されるであろう。このサイドエッ
ジ270,272は、セグメントがドラムに取り付けられるとき、ドラムの回転
軸14に対して平行になるように方向付けられている。同様にして、スモールセ
グメントの夫々、例えばセグメント32、は、反対側に位置するサイドエッジ(
対向側端部)274,276を有する。これらのサイドエッジ274,276も
、また、ドラムの回転軸に対して平行に方向付けられている。ドラムが所定の最
大直径になるように拡張せしめられるとき、各ラージセグメント24のサイドエ
ッジ270,272の1つは、隣接する各スモールセグメント(図14〜17参
照)の夫々のサイドエッジ274,276に係合する。上記の如く、ラージセグ
メントとスモールセグメントの夫々の各サイドエッジは、面取りがなされており
、これにより、これらのサイドエッジのそのような対になった係合(mating eng
agement)が許容されるようになっている。詳しくは、各ラージセグメントのサ
イドエッジ270,272の各々は、両方共、面取りが施されると共に、横断溝
278,280が備えられている。これにより、セグメントの反対側端部(対向
端部)286,288の間に実質的に延在する弧状レッジ(弓状レッジ)282
,284が形成されている。溝278,280の夫々の反対側端部286,28
8の間の略中間には、外側開口スロット290,292が夫々備えられている。
この外側開口スロット290,292は、溝278,280のサイドウォール2
94,296の夫々設けられている。
【0031】 各セットのセグメントのスモールセグメントの各々のサイドエッジ274,2
76の各々、たとえば、セグメント32、は、300,302で示しているよう
に、同様に面取りが施されている(図11〜13及び図17a,17b及び17
c参照。さらに、各スモールエレメントのサイドエッジ274,276の各々に
は、横断溝304,306が備えられており、これにより、スモールセグメント
の反対側の端部(対向端部)312,314の間に延在する弧状レッジ308,
310が形成されている。スモールセグメントの夫々の弧状レッジ308,31
0の夫々の反対側の端部間の略中間に、アラインメント用ダボ316,318が
備えられている。ドラムの直径が決定され、ラージセグメントとスモールセグメ
ントのサイドエッジが互いに係合関係になるときに、このダボ316,318は
、隣接するラージセグメントの対になるサイドエッジに設けられているスロット
290,292の夫々と係合するように構成されている。)(図17a,17b
参照)。更に、スモールセグメントの各々には、第1内スレッドボア320と第
2内スレッドボア322とが備えられている。これらの第1内スレッドボア32
0と第2内スレッドボア322は、夫々、スモールセグメントの各々の反対側の
端部の各端部に夫々に大略隣接して設けられている。そして、該第1内スレッド
ボア320と該第2内スレッドボア322は、溝304の外壁(アウターウォー
ル)326の面324から、たとえば、溝の平面壁326に対して実質的に垂直
な方向にセグメントの厚みを完全に貫通するように、延在している。第3内スレ
ッドボア328及び第4内スレッドボア330は、各スモールセグメントの各サ
イドエッジの面取り面332の端部の各端部に隣接する各位置において、各スモ
ールセグメントのサイドエッジの各々に設けられている。これらの第3ボア及び
第4ボアの各々は、セグメントのタング308の面332からセグメントの厚さ
を完全に貫通するように延在している。第1,2,4,5ボアの各々は、たとえ
ば、夫々、フラットポイントセットスクリュ334,336,338,340を
受け入れるように、構成されている。
【0032】 図2,17a,17bを参照して説明すると、ラージセグメント24のサイド
エッジ270が、隣接するスモールセグメント32の各サイドエッジ276に係
合するとき、たとえば、最大の外円周面を構成するべくドラムの直径を最大化さ
せるようなとき、スモールセグメントのレッジ310は、ラージセグメントの溝
(グルーブ)280をもって受け入れられる。また、スモールセグメントの溝3
06のサイドウォールから突出するダボ318は、ラージセグメントの溝280
の壁部296に設けられたスロット292内に受け入れられる。これにより、こ
れらの隣接するセグメントの端(端部)と端(端部)における整列(アラインメ
ント)が確立される。図17a〜17cに示すように、ラージセグメントとスモ
ールセグメントとが対となって係合するとき、各スモールセグメントのセットス
クリュ334,334’の夫々の平坦な端部は、組み合うラージセグメントの壁
部295と係合することができ、また、第3セットスクリュ336と、第4セッ
トスクリュ336’の各々の平坦な端(端部)は、溝280の壁部297と係合
することができる。このようにして、第1〜4セットスクリュ334,336,
338,340の夫々の、それらの各内スレッドボア内における貫通深さを調整
することにより、対となるセグメントのアラインメントの角度と、各隣接するス
モールセグメントに対するラージセグメントの相対的径方向位置決めと、を調整
することができる。これらのアラインメントの程度は、幾つかのセグメントをよ
り完全に整列させるのに役立つ(適する)と共に、ドラムに対する事実上の円周
方向外周面をより完全に形成することに役立つ(適する)。本願のドラムにおい
て、これらの第1〜4セットスクリュは、ドラムの機能的寿命がある間に調整が
必要な場合には、ドラムの各端部に容易にアクセスさせることが可能である。
【0033】 本願のドラムの上記図示した実施の形態において、カラー220,222の夫
々は、複数の弧状セクション400,402,404、本実施の形態においては
3つの弧状セクション、を備える。これらの弧状セクション400,402,4
04は、それらの互いに隣接する端部が参照符合406で一般に示す第1の不連
続中空シリンダをなした状態で、配置される。これらの弧状セクション400,
402,404は、カラーのアウトボードフェース408上に設けられると共に
、主軸12の周囲を取り囲む。ロッキングリング411と、スクリュ413とは
、弧状セクション400,402,404をカラー220の面(フェース)40
8に確保(固定)するように機能する。弧状セクションの隣接する端部間には、
第1,2,3取り付けブロック410,412,414が、夫々、たとえばボル
ト416,418,420によって、カラーのアウトボードフェース408に固
定されている。これらのものは、それらの各ブロックの一端部を通して延在して
おり、カラー220とスレッドを介して係合している。各ブロックの反対側の端
部は、不連続シリンダ406に関して径方向内側に延在している。該端部には、
内ネジ貫通ボア424が備えられている。この内ネジ貫通ボア424の軸426
は、主軸12と平行に方向付けられている。図示の実施の形態においては、不連
続中空シリンダ406の不連続性において、互いに隔てられている3つのそのよ
うなブロックが備えられている。ブロックの内ネジ貫通ボアの各々は、その中に
(典型的には)内ネジリードナット449をネジを介して受け入れることができ
るように構成されている。各リードナット(典型的には、449)は、ネジを介
して、第1〜3外ネジリードスクリュ430,432,434の1つを受け入れ
る(図6,10,31参照)。
【0034】 第2の同様の不連続開口中空シリンダ436が、ロッキングリング438等の
手段により、第2カラー222のアウトボード面に接続されている。このロッキ
ングリング438は、その中空シリンダに対して当接する関係で配置されると共
に、ボルト442等によりカラーのアウトボードフェース(アウトボード面)4
40に固定されている。その第1の中空シリンダにおけるように、中空シリンダ
の不連続内において、第4〜6取り付けブロック444,446,448(図6
,10参照)が夫々設けられる。各取り付けブロックには、内ネジリードナット
449が備えられる。この内ネジリードナット449は、反対回りの内ネジであ
る点を除いて、(典型的には)ブロック410,412,414のリードナット
449に対して示されている。リードナット449,449’の各軸は、軸方向
に位置決め(axial register)されている。第1〜3の複合リードスクリュの中
の1つの一端部は、ネジ(スレッド)を介して、各対の要求されるリードナット
内に受け入れられる。図示しているように、各リードスクリュ430(典型的)
には、その一端部453に左巻き(左回り)のネジが備えられる一方、その反対
側の端部455に右巻き(右回り)のネジが備えられている。各リードスクリュ
430は、左回りのネジが切られた端部と、右回りのネジが切られた端部と、を
備えた複合体(複合部材)であって、該両端部が中央管状コネクタ454によっ
て互いに接続された複合体である。この中央管状コネクタ454は、ハブ52の
内周面と主軸12との間に位置する滑らかな外周面457を備えている。好まし
くは、各リードスクリュは、第1〜3外開口グルーブ(外開口溝)456,45
8の各1つの内側に位置する(第1及び2開口グルーブのみ図示)。これらの、
第1〜3外開口グルーブは、主軸の長手方向沿いに備えられると共に、主軸の外
周面に備えられている。幾つかのリードスクリュの回転は、同時に、それらの各
セットのセグメントと共に、互いに対して、カラー220及び222の軸方向に
おける動作(移動)に影響を及ぼすであろうことが認識されるであろう。これは
、リードスクリュの回転方向に基づく(左右される)。これにより、個別のセッ
トのセグメントの軸方向の位置決めが提供(準備)される。
【0035】 主軸の上記端部489上のロッキングリング411のアウトボードには、第1
〜3リードスクリュ430,432,434に関して同時的な回転であって方向
については選択的である回転を実行することにより、ドラムの幅の軸方向の調整
を行なうためのサブアセンブリが備えられる。特に、図6,10及び図32〜3
6を参照して説明すると、このサブアセンブリは、ベル形状のハウジング460
を有する。このハウジング460は、大略中空を備えたボデー部462と、細長
の中空管状部464とを備えている。
【0036】 図3,4及び図33〜36に最も良く示されるように、ハウジングの上記中空
ボデー部の内側には、第1〜3スパーギア(平歯車)466,468,470が
夫々受け入れられるようになっている。これらの第1〜3スパーギア466,4
68,470は、ハウジングの周囲方向に離隔した状態に配置されると共に、各
中空472,474,476内に配置されている。図6に示すように、これらの
スパーギアの各々は、周知の(典型的には)拡張ロッキングナット478(図6
)の手段により、リードスクリュの夫々の一端部に固定的に取り付けられている
。このロッキングナット478のアウトボードには、スラストワッシャが備えら
れている。このスラストワッシャの外周は、スパーギア466,468,470
を受け入れると共にハウジング460内にリードスクリュ430,432,43
4の端部を回転自在に取り付けるように機能する各中空472,474,476
(図35参照)内に位置するサブキャビティ(副中空)内にフィット(適合)す
るようになっている。第1〜3リードスクリュの各々の一端部は、同様に、ハウ
ジング内に設けられた(不図示の)各中空(キュビティ)内に回転自在に設けら
れる。ハウジング460に隣接するリードスクリュのそれらの端部の安定性は、
(典型的には)各ピローブロック485(図6参照)の手段によって高められる
。このピローブロック485は、主軸12の端部489に設けられた各径方向外
側開口スロット487内に受け入れられるようになっている。このように、リー
ドスクリュは、ハウジングから離れる方向に軸方向に主軸の実質的に長手方向に
沿って延在すると共に、主軸の外周面内に位置する各グルーブ(溝)内に延在す
る。このように、リードスクリュとハウジングとは、主軸の回転と調和(一致)
して、回転する。
【0037】 図示しているように、第4スパーギア486は、第1〜3スパーギア466,
468,470の中央に設けられると共に、該第1〜3スパーギア466,46
8,470と係合する関係において設けられる。この第4スパーギア486は、
フランジスリーブ494内に設けられた隣接ピン492の一端部490側にキー
487を有している。このフランジスリーブ494に設けられたスロット498
には、ピン496が貫通しており、これは、調整ピン492に設けられたボア5
00に対して位置決めされており、これにより、調整ピンに対するスリーブの軸
方向移動及び回転運動を制限するようにしている。このスリーブは、ハウジング
の中空管状部の中央ボア502内に回転自在かつ摺動自在に受け入れられる。ブ
ッシュ504,506が、調整ピン492に対して取り囲む関係で設けられてい
る。このブッシュ504,506は、スロット498の長さによって許容される
範囲内で調整ピンがスリーブ内で摺動自在に、調整ピンの外周とスリーブの外周
との間に形成された管状スペース内に設けられている。このスリーブと調整ピン
とが互いに組み立てられると共にハウジング内に配置されたとき、フランジ51
0のアウトボード面508は、図3,4に示すハウジングの管状部の中央ボア5
02のインボード端部に当接する。コイルスプリング511が、アラインメント
ピンの端部に固定的に設けられたスパーギア486と、フランジ510のインボ
ード面512との間に配置されており、該コイルスプリング511は、スリーブ
494従って調整ピン492をドラムの軸方向外側に付勢するように機能する。
フランジの外周面514には、その回りに、等間隔で隔てられたノッチ(切り欠
き)が設けられている。周知のスプリングピン516が、フランジがハウジング
の管状部464の中央ボア502のインボード端部と当接する関係にあるときに
そのアウトボード端部がスリーブフランジのノッチの1つと係止係合した状態で
、ハウジング460内に設けられた窪み(キャビティ)内に埋設される。これに
より、スリーブの回転は、ハウジング内でロックされる。一方、スリーブとその
フランジと(そこに接続されている調整ピンと)がコイルスプリングの付勢力に
対向してドラムの軸方向内側に付勢されたとき、そのフランジは、もはや、スプ
リングピン516との当接状態にはなく、スリーブは、従って、ハウジングに対
して回転自在である。
【0038】 調整ピン492の回転により、アラインメントピンの端部に対してキーを有す
る第4スパーギア486が回転せしめられる。理解されるように、第4スパーギ
ア486の回転は、第1〜3スパーギア466,468,472を同時に回転さ
せるように機能する。第1〜3スパーギア466,468,472のギアの歯は
、第4スパーギア486のギアの歯と噛合する。第1〜3スパーギアの回転は、
第1〜3リードスクリュ430,432,434を同時に回転させるように機能
すること、及び、第1,2カラーに関連するそれらの各取り付けブロック内に保
持されているリードナット内のリードスクリュの回転がカラーを主軸の軸方向に
移動させるように機能すること、がさらに認識されるであろう。リードスクリュ
の回転方向により、カラーとそれらの関連するセグメントは、ドラムの横断中央
面に対して、同時的かつ同延的に(coextensively)移動する。ドラムのセグメ
ントが軸方向に移動せしめられるとき、それらの各取り付けラグ240,259
は、ロッド160沿いに摺動する。このロッド160は、ドラムの中央部から延
在すると共に、ドラムの横断中央面から反対方向に延在している。
【0039】 第4スパーギアは、図示した実施の形態において、調整ピン492のアウトボ
ード端部520にアクセスしてこのピンを回転させることにより、回転せしめら
れる。この目的のために、調整ピンのアウトボード端部520は、その上に周知
のソケットレンチを受け入れるように参照符号522で示す如く構成される。こ
の手段により、スリーブは、スプリング511の付勢力に対してドラムの軸方向
内側に押圧されることができ、フランジスリーブと、その回転のためにスリーブ
に対してピンで固定している調整ピンとを解放することができる。この調整ピン
と第4スパーギア486との間におけるピンによる固定関係により、調整ピンの
回転によって、第1〜3スパーギア466,468,470が回転せしめられ、
従って、第1〜3リードスクリュ430,432,434が同時的かつ同延的に
(coextensive)回転せしめられる。注目されるように、各リードナット449
内に位置するリードスクリュの回転により、第1,2カラー220,222が軸
方向に反対方向に移動せしめられる。リードスクリュの回転方向によって、カラ
ーは、ドラムの横断中央面に向けて軸方向に移動したり、ドラムの横断中央面か
ら離れる軸方向に移動する。カラーのこの軸方向移動、従って、各セットのセグ
メントの軸方向移動、は、各ロッド160上の取り付けラグ240,259のス
ライド特性(摺動特性)の理由によって、行われると共に安定化される。カラー
220,222の各々は、主軸に対して回転することができないようになってい
るため、各セットのセグメントの幾つかのセグメントの相対的円周方向アライン
メントは、カラーの軸方向移動中、維持されることになる。左側のセグメント(
レフトハンドセグメント)と、それらの対応する右側のセグメント(ライトハン
ドセグメント)とは、共通して、各ロッド160上に設けられるため、これらの
左側セグメントと右側セグメントは、相互に、それらの位置を維持する。
【0040】 上記幾つかのロッド160は、それ自体、ドラムの回転軸に対してその径方向
移動を実現するように設けられている点を上記したが、上記セットのセグメント
の軸方向移動は、セグメントの半径方向移動から独立して、或は、セグメントの
半径方向移動と同時に、行なわれる。
【0041】 図3,4,6に最も良く示すように、主軸12の中空端部489は、内側にネ
ジが切られており、主軸の中空端部489内にネジを介して受け入れられるよう
に、該中空端部486は、その中に、そのアウトボード端部532において外側
にネジが切られた細長の管状スリーブ530を受け入れるようになっている。ス
リーブのアウトボード端部は、管状フランジ534の形態(形状)で終わってい
る。この管状フランジ534の外周(外周面)は、シャフトの開口端部489に
隣接する中空の主軸の内周(内周面)と摺動自在に係合する。このスリーブには
、さらに、その開口アウトボード端部から内側の位置において、管状ショルダ5
36が備えられている。ショルダに隣接するスリーブの内径の部分538は、内
側にネジが切られている。図3,4に最も良く示すように、周知の細長の減速部
材542が、スリーブ530内にフィット(適合)している。この減速部材54
2は、スリーブのショルダ536に隣接するその端部側に位置し外側にネジが形
成された軸方向突出部544と、軸方向移動自在であり減速部材から軸方向に延
在するピストンロッド546であってドライブロッド90のインボード端部55
0の平坦端面548に当接するピストンロッド546と、を備えている。減速部
材のアウトボード端部に位置するこの軸方向突出部544は、スリーブ530の
内ネジ内にねじ込まれており、これにより、減速部材がスリーブ内に固定的に確
保されるようになっている。このスリーブのアウトボード開口端は、その中に、
ブッシュ504を受け入れ、これは、順次、その中に、調整ピン492の端部を
受け入れる。ブッシュ内への調整ピンの端部の許容される挿入範囲は、第4スパ
ーギア486のブッシュ係合面の端部に関する理由によって制限されている。そ
れにより、ピストンロッドエレメント548がドライブロッド90の端部に隣接
して配置された状態で、上記減速部材は、中空の主軸内に固定的に設けられる。
図32に示す如く、ドライブロッド90が左へ軸方向に移動するとき、減速部材
は、ドライブロッド90のそのような軸方向の動きを鈍らせるように働く(機能
)することが理解されるであろう。本発明のこの特徴は、ドライブロッドと、こ
の関連するローラカム80,82との間における金属と金属との接触(当接)に
関連するノイズ(騒音)や、ハブ52の螺旋スロット74,76とカムとの係合
に関連するノイズや、セグメントをドラムの径方向内側及び外側に移動させると
ころの関連する機械的動作に関連するノイズ、を大いに減じることが見い出され
ている。この特徴は、さらに、ドラム作動時における金属と金属との係合に関す
るセベリティを減じ、これににより、ドラムの寿命が長くなる 本願のドラムに関する1つの実施の形態において、ハウジング460内にカウ
ンタ549が備えられている(図32,35及び36参照)。このカウンタは、
シャフト550の回転によって駆動されるようになっている。このシャフト55
0の一端部552は、カウンタに対して機能的に接続されている。また、このシ
ャフト550の他端部554は、その上に、第5スパーギア556を設けている
。このスパーギアは、そのギアの歯(ティース)が、中央に位置する第4スパー
ギア486と噛合するように、ハウジング460の内側のキャビティ558内に
設けられている。これにより、この第4スパーギア486の回転は、カウンタに
より、数字による出力に変更される。このようにして、このカウンタサブアセン
ブリの手段を通して、オペレータは、常に、2セットのセグメントの相対的軸方
向位置に関する視覚的な表示を得ることができる。
【0042】 所望時には、ハウジング460の管状部が、この技術分野において良く知られ
たタイヤ製造機械について、ドラムを(不図示の)心押し台の端部に取り付ける
ための位置として機能することができる。
【0043】 本発明は、特定の機械的エレメントを用いて説明したが、当該技術分野におけ
る熟練者は、本発明のドラムの機能性に不利な影響をもたらすことなく用いるこ
とが可能である他の均等なエレメント(要素)を認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の種々の特徴を具体化したドラムの斜視図である。
【図2】 図1に示したドラムの端面図である。
【図3】 図2に示したドラムの大略3−3線断面図である。
【図4】 図2に示したドラムの大略4−4線断面図である。
【図5】 図4の大略5−5線断面図である。
【図6】 図1に示したドラムの種々の内部動作(内部作動)エレメントの
分解図である。
【図7】 図1に示したドラムのハブエレメントの斜視図である。
【図8】 図7のハブエレメントの大略8−8線断面図である。
【図9】 図7のハブエレメント及びこれに関連するトランシジョンエレメ
ントの斜視図である。
【図10】 図1に示したドラムの組み立てられた種々の内部動作エレメン
トの斜視図である。
【図11】 図1に示したドラムのスモールセグメント(小さいセグメント
)の斜視図である。
【図12】 図11に示した小さいセグメントの更なる斜視図である。
【図13】 図11に示した小さいセグメントの側面図である。
【図14】 図1に示したドラムのラージセグメント(大きいセグメント)
の斜視図である。
【図15】 図14に示した大きいセグメントの側面図である。
【図16】 図14に示した大きいセグメントの断面図であって、図14の
大略16−16線断面図である。
【図17a】 図1及び図2に示したドラムの小さいセグメントと大きいセ
グメントのサイドエッジ(側端部)の係合関係を示すべく種々の深さにおいて示
した、図2の大略17A−17A線断面図である。
【図17b】 図1及び図2に示したドラムの小さいセグメントと大きいセ
グメントのサイドエッジの係合関係を示すべく種々の深さにおいて示した、図2
の大略17A−17A線断面図である。
【図17c】 図1及び図2に示したドラムの小さいセグメントと大きいセ
グメントのサイドエッジの係合関係を示すべく種々の深さにおいて示した、図2
の大略17A−17A線断面図である。
【図18A】 各セット(組)のセグメントのアウトボードエッジ(外側寄
り端部)を形成する個々のエンドセグメント(端部セグメント)を有するエンド
シェル(端部シェル)の平面図である。
【図18B】 図18Aの大略18B−18B線断面図であって、上記エン
ドシェルを示す断面図である。
【図18C】 図18Bの大略18C−18C線断面図であって、個々のエ
ンドセグメントを示す断面図である。
【図19】 図1に示したドラムに用いられる典型的なギャップシールドを
示す斜視図である。
【図20】 図19に示した上記ギャップシールドの断面図であって、図1
9の大略20−20線断面図である。
【図21】 図19に示した上記ギャップシールドの更なる断面図であって
、図19の大略21−21線断面図である。
【図22】 図19に示した上記ギャップシールドの上面図である。
【図23】 セグメントが取り付けられるアラインメントロッドとギャップ
シールドを取り付けるのに用いられるスモールセグメントコネクタブラケットの
斜視図である。
【図24】 図23に示したブラケットの端面図である。
【図25】 図23に示したブラケットの大略中央部で該ブラケットの長手
方向に対して大略平行に切断して示した断面図である。
【図26】 大きいセグメントが取り付けられるアラインメントロッドとギ
ャップシールドを取り付けるのに用いられるラージセグメントコネクタブラケッ
トの斜視図である。
【図27】 図26に示したブラケットの大略中央部で該ブラケットの長手
方向に対して大略平行に切断して示した断面図である。
【図28】 図26に示したブラケットの端面図である。
【図29】 セグメントを図1に示したドラムの主軸に取り付けるのに用い
られるカラーアセンブリの斜視図である。
【図30】 本発明のドラムにリードスクリュを取り付けるために用いられ
る取り付けブロックの斜視図である。
【図31】 本発明のドラムに用いられるようなリードスクリュの側面図で
ある。
【図32】 図1に示したドラムの主軸の斜視図である。
【図33】 図1に示したドラムの反対側のセット(対向する組)のセグメ
ントの軸方向における位置決めを実行したり登録(レコーディング)したりする
のに用いられる種々のエレメントを取り付けるために用いられるハウジングの斜
視図である。
【図34】 図33のハウジングの更なる斜視図であって、本発明のドラム
の付加的エレメントを含んだものを示す斜視図である。
【図35】 図33のハウジング内のドラムの種々のエレメントの配置を示
す分解図である。
【図36】 図33のハウジング内における或はハウジングに関連する付加
的なドラムのエレメントの配置を示す更なる分解図である。
【図37】 図3に示したドラムの左側端部の一部を示す拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤの製造に有用な回転自在のドラムであって、回
    転軸をなす主軸を備えたドラムにおいて、 全体的にドラムの外周面をなし第1セットのセグメントと第2セットのセグメ
    ントとに区画される複数のセグメントであって、各セットのセグメントはドラム
    の横断中央面に関して反対側の各側に配置された複数のセグメントと、 すべてのセグメントの半径方向位置を同時に且つドラムの回転軸から等距離に
    なるように制御する一方、セグメントが所定の半径方向位置に位置決めされると
    きに上記2つのセットのセグメントを相互に軸方向に移動させることを許容する
    中央制御機構であって、ドラムの回転軸に関して各セットの複数のセグメントを
    半径方向に移動させるべく上記2つのセットの複数のセグメントを相互に連結す
    る連結手段を従属装置として有し、セグメントは、ドラムの回転軸に関して半径
    方向における拡張位置であってその上にタイヤカーカスのレイアップを行なうべ
    くドラムの実質的に連続的な外周面を提供する拡張位置と、ドラムの半径方向に
    おける収縮位置であって形成されたドーナツ状カーカスをドラムから取り除くこ
    とを許容する収縮位置と、の間で選択的に位置決め可能である、中央制御機構と
    、 ドラムの全体的な作動幅の調整を行なうべく各セットの複数のセグメントのド
    ラムの軸方向における位置決めをドラムの外側の位置から選択的に行なうための
    該セグメントの取り付け手段であって、ドラムの主軸と関連しドラムの幅の調整
    を実行するべくドラムの外側の単一の位置から同時的に作動させることが可能で
    ある複数のリードスクリュを有し、一旦ドラムの幅が選択的に決定されたときに
    その調整を行うための外部ソースからリードスクリュの係合は解かれ、この時、
    意図しないその変更に対向するようにドラムの幅が固定されるようにした取り付
    け手段と、を備えたドラム。
  2. 【請求項2】 上記外周面の回りに配置された複数のギャップシールドであ
    って、上記反対側の間の各位置に配置された複数のギャップシールドを備えた請
    求項1記載のドラム。
  3. 【請求項3】 上記リードスクリュは、夫々、その一端部に固定されたスパ
    ーギアを備え、 該リードスクリュに固定された該スパーギアの中央には更なるスパーギアが配
    置され、 上記スパーギアの歯は上記更なるスパーギアの歯と噛合し、これにより、上記
    更なるスパーギアの回転は、上記リードスクリュの上記スパーギアを同時に、同
    一量、回転させるように機能する請求項1記載のドラム。
  4. 【請求項4】 上記スパーギアは、全て、上記ドラムの内側に配置されると
    共に、上記更なるスパーギアからドラムの外側へ案内する調整ピンを備え、これ
    により、調整ピンの回転が更なるスパーギアを回転させるように機能する請求項
    3記載のドラム。
  5. 【請求項5】 上記調整ピンをその意図しない回転に対してロックするため
    の手段を備えた請求項4記載のドラム。
  6. 【請求項6】 上記セグメントの上記軸方向に対する上記位置決めを行う上
    記取り付け手段は、第1カラーと第2カラーとを備え、 第1カラーは、各セットのセグメントに関連し、 第1カラーと第2カラーは、夫々、上記主軸の各端に隣接する該主軸を取り囲
    み、 主軸は、各カラー内で回転自在であり、 各カラーは、回転不可能であり、且つ、主軸に対して軸方向に移動不可能であ
    り、 剛性を有する少なくとも1つの取り付けロッドが、第1カラーと、上記第1セ
    ットの上記セグメントの各々との間に延在すると共に、第2カラーと、上記第2
    セットの上記セグメントの各々との間に延在し、 管状突出部を備え、該管状突出部は、開口端部を備える共に上記ドラムの径方
    向内側に延在し、これにより、該開口端部内に、上記ドラムの上記回転軸に対し
    て半径方向内側及び半径方向外側に移動自在に各セグメントを取り付けるための
    取り付けロッドの一端部が摺動自在に受け入れられ、 各カラーに固定された少なくとも1つのリードナットを備え、 第1カラーと第2カラーとの間に延在する共にリードナット内にネジを介して
    受け入れられる、少なくとも1つのリードスクリュを備え、 上記リードスクリュは、上記横断中央面に関して反対側の位置に反対回りのネ
    ジを備え、 リードスクリュの回転により、第1カラーと第2カラーとは、上記主軸に沿っ
    て軸方向に同時且つ等距離、摺動せしめられ、これにより、上記ドラムの作動幅
    が選択的に調整されるようにした請求項1記載のドラム。
  7. 【請求項7】 上記リードスクリュを、上記ドラムの外側でアクセス可能で
    ある調整ピンに機能的に接続する接続手段を備えた請求項6記載のドラム。
  8. 【請求項8】 上記第1カラーと上記第2カラーとに設けられた上記リード
    ナットの各々にネジを介して受け入れられた複数の上記リードスクリュを備え、 各リードスクリュは、その一端部に接続されたギアを備え、 上記調整ピンには、更なるギアが接続され、 上記リードスクリュに接続されたギアは、上記更なるギアの回りに配置される
    と共に上記更なるギアと並んで駆動され、 上記更なるギアの回転により、上記並んで配置されたギアと、それらの各リー
    ドスクリュと、が回転せしめられるようにした請求項6記載のドラム。
  9. 【請求項9】 上記調整ピンは、上記更なるギアから上記ドラムの外側の位
    置に延在する請求項6記載のドラム。
  10. 【請求項10】 上記ドラムの一端に隣接して配置されるハウジングであっ
    て、上記リードスクリュに接続された上記ギアと、上記更なるギアと、上記調整
    ピンとを、その中に収納するハウジングと、 上記ハウジング内に回転自在に設けられ上記調整ピンをその中を通して受け入
    れるスリーブ手段であって、調整ピンを回転不可能且つスリーブ内において軸方
    向の移動を制限した状態で設けると共に、互いに離隔した刻み目が形成された外
    周面を有する環状フランジを備えたスリーブ手段と、 ハウジング内におけるスリーブの回転を制限するために、従ってスプリングピ
    ンが刻み目の1つと係合するときにスリーブ内で調整ピンの回転を制限するため
    に、係合させるべく上記刻み目に近接する位置で機能的にハウジング内に設けら
    れたスプリングピン手段と、 更に、スプリングが上記刻み目の1つと係合する位置に向けてスリーブ手段を
    付勢する付勢手段と、を備えた請求項9記載のドラム。
  11. 【請求項11】 上記スリーブは、上記ハウジングの外側へ突出して、上記
    ドラムの上記軸方向内側に付勢されるべき位置であって上記付勢手段に打ち勝っ
    てスリーブが上記調整ピンの回転と共に回転せしめられることができるように上
    記スプリングピンから軸方向に隔てられる向きに上記管状フランジを移動させる
    ことができる位置、に設けられる請求項10記載のドラム。
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