JP2003533543A - 農業用組成物中の変性官能基を有するオルガノシロキサン - Google Patents

農業用組成物中の変性官能基を有するオルガノシロキサン

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Abstract

(57)【要約】 本発明は変性オルガノシリコーン及びその用途を教示するが、その中でも好ましい用途は農薬の補助剤としての用途である。この変性オルガノシリコーンは、懸垂、末端又は中間アミン及びポリエーテル基を備えたシロキサン主鎖を有する。この変性された基又はシロキサンは更にアルキル又はアルキレンオキシド基で官能化してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景技術) 多くの除草剤においては、葉の表面を濡らし、葉の表面で消費されるよう、噴
霧用混合物に対して補助剤の添加が必要となる。補助剤は界面活性剤であること
が多く、濡れ難い葉の表面における噴霧小滴の保持を増す、除草剤の植物表皮へ
の浸透をもたらす、といった種々の機能を果たすことができる。これらの補助剤
は、タンクサイド添加物として提供されるか、あるいは配合除草剤の一成分とし
て使用される。
【0002】 Gaskin等はPestic. Sci. 1993,38,185-192において、Silwet L-77(登録商標
)界面活性剤(Witco Corp., Greenwich, CTから入手可能)のような或る種のト
リシロキサンエトキシラート(TSE)が、除草剤単独に比べ、除草剤の草への
クチクラ浸透に対し拮抗作用を示すことのできることを示した。拮抗作用という
用語は、除草剤に補助剤を加えた処理が、相応する除草剤の処理よりも効果が小
さいことを示すものとして用いられている。
【0003】 Sandbrinkらは、Pest. Sci. 1993, 38, 272-273で、ギニアキビ(Panicum max
imum Jacq)の駆除において、グリホサート単独と比較して、TSEがグリホサ
ートの作用に対して拮抗作用を示すことを発表した。Snowらは、Langmuir, 1993
, 9, 424-30で、新規なカチオン性シロキサン界面活性剤類の物性と合成につい
て考察している。これらのシロキサン類は、クロロプロピル変性トリシロキサン
とアルカノールアミン(例、N−メチルエタノールアミン)との反応に基づくも
のであり、さらにハロゲン化物と反応させて、第四級界面活性剤を形成する。
【0004】 Petroffらは、EP 92116658において、カチオン性第四級トリシロ
キサン類が、広葉雑草であるベルベットリーフ(velvet leaf)に対
するグリホサートの効果を高めることを記載している。Henningらは、DE 4
318537において、植物保護剤と併用するためのカチオン性シロキサン変性
多水酸基炭化水素又は炭水化物を記載している。これらの化合物は、1〜10個
のペントース及び/又はヘキソース単位を含み、第四級アンモニウム基及びシロ
キサン成分で変性された糖類から誘導される。
【0005】 Reidらは、米国特許第3,389,160号において、アミノ官能基が、アル
キレンオキシド部分上の末端基としてシロキサン基の反対側にある、アミノ変性
シロキサンアルコキシラートを記載している。
【0006】 Policelloは、米国特許第5,998,331号において、アミノ変性シロキ
サンを開示している。ここでアミンはシロキサン主鎖に結合したエーテルによっ
て結合され、そのアミンは主鎖の末端基あるいは側鎖基であってもよい。
【0007】 (発明の概要) 隔てられた末端又は懸垂アミノ基含有ポリエーテル基含有官能基を含むオルガ
ノシロキサンコポリマーが、除草剤とともに適用するための補助剤及び添加剤と
して有用であることが発見された。
【0008】 任意であるが、本発明に用いられる変性オルガノシロキサン類は、慣用のトリ
シロキサンアルコキシラート類(TSAs)と混合しても良い。これらの変性オ
ルガノシロキサン類とTSAsの混合により、濡れ難い植物の表面に対する濡れ
性が増強される。
【0009】 更に、本発明の変性オルガノシロキサン類は、慣用の有機界面活性剤と、乳化
剤、分散剤、補助剤又は共界面活性剤として混合してもよい。
【0010】 (発明の詳細な説明) 本発明の変性オルガノシロキサン類は除草剤適用のための補助剤として有用で
ある。
【0011】変性オルガノシロキサン類 本発明の変性オルガノシロキサン類は、好ましくはアミノポリエーテルシロキ
サン類であり、次の平均的一般式を有する。 [O1/2Me2SiO1/2]d[O1/2MeSi(Z)O1/2]e[O1/2MeSi(Q)O1/2]f[O1/2SiMe2P]g 式中、dは0〜2であり、e>0かつe<4、好ましくはeは0を超え2までで
あり、f≧0かつf<4、最も好ましくはfは0を超え2までであり、gはシロ
キサンが環状でない場合は2、シロキサンが環状の場合は0であり、d+e+f
+g≦6、Z=CnH2nO(CaH2aO)wR1、n=2〜4、好ましくはnは3であり、a=
2〜4、好ましくはaは2であり、w=1〜30、R1は水素又は炭素原子1〜
4個の炭化水素基であり、Q=B(O)jR2N(R3)2、Bは2価のC1〜C6橋架け基、好
ましくはC3〜C4橋架け基であり、R2は2〜8個、好ましくは3〜4個の炭素
を有する2価の有機基であって、その各炭素が任意にOH基で置換されていても
よいものであり、jは0又は1、好ましくは1であり、R3は水素、炭素1〜4
個のアミノアルキル、水酸基で置換されていてもよい炭素2〜4個のアルキル基
又は一般構造-(CaH2aO)bR4のポリエーテルであり、aはそれぞれ2〜4、好まし
くは2〜3であり、bはそれぞれ2〜30、好ましくは2〜8であり、R4基は
独立に水素又は炭素1〜4個の基であり、Pは、fが0でなければQ、又はメチ
ル基である。
【0012】 好ましくは、aは、エチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド(PO)
単位及びブチレンオキシド(BuO)単位の混合物が存在するようなものであり
、ここでa=2及び4である。水溶液用途ではEO単位が優勢であることが好ま
しく、最も好ましくはすべてのa=2である。クロップオイル濃縮物のような非
水溶液用途では、より多くのPO及びBuO単位が存在してもよい。ZまたはR3 がオキシアルキレン類の混合物を含有しているときは、異なるオキシアルキレ
ン基がブロック状あるいはランダム状に位置していてもよい。当業者は、アルキ
レンオキシド基がブロック状のときには、オキシプロピレンに対するオキシエチ
レンの位置における優位性を理解するであろう。
【0013】 Q基はプロトン化したアミンを包含してもよく、すなわちQ基の窒素に結合し
た水素原子がある場合で、これはアミノ珪素アルコキシラート類に酸性条件下で
起こり得る。同様にここで考えられるのはQの第四級の形で、すなわちQの窒素
上に三番目のR3が存在する場合である。第四級化は従来の方法で達成できる。
このような場合、すなわちプロトン化又は第四級化したQのいずれの場合でも、
Q基は次式で表すことが出来る。 B(O)jR2N+(R3)3
【0014】その他のシロキサン類 加えて、本発明の組成物は次の一般式のTSA類を任意に含むことができる。 R5Me2SiO[MeSi(G)O]xSiMe2R5 式中、x=0〜2、好ましくは1、G=CnH2nO(C2H4O)t(C3H6O)wR6、n=2〜4
、好ましくは3、t=3〜20、好ましくは4〜8、w=0〜8、但しw>0の
時、(t+w)は好ましくは5〜12である。R6は水素、アセチル又は炭素原
子1〜4個の炭化水素基である。R5はG又は炭素1〜4個のアルキルである。
好ましいノニオン性シロキサンアルコキシラート類はトリシロキサンアルコキシ
ラート類であって、x=1、n=3、t=4〜8、w=0、R4がMeであり、
6がH又はMeのものである。
【0015】農薬 本発明の組成物はまた、任意に、農薬、特に、酸を官能基として有するもの、
すなわち、少なくとも1個のカルボン酸、スルホン酸もしくはホスホン酸の基又
はこれらの塩もしくはエステル、を含む。「農薬」という用語は、有害生物を駆
除するために用いられる任意の化合物、たとえば殺鼠剤、防カビ剤及び除草剤を
意味する。使用可能な農薬の具体例としては、成長調節剤、光合成阻害剤、色素
阻害剤、有糸分裂撹乱剤、脂質生合成阻害剤、細胞壁阻害剤、及び細胞膜撹乱剤
が挙げられるが、これらに限られるものではない。本発明の組成物に用いられる
農薬の量は、使用される農薬のタイプによって異なる。本発明の組成物とともに
使用できる、より具体的な農薬化合物の例は次のものである。フェノキシ酢酸類
、フェノキシプロピオン酸類、フェノキシ酪酸類、安息香酸類、トリアジン類及
びs−トリアジン類、置換尿素類、ウラシル類、ベンタゾン、デスメディファム
、メタゾール、フェンメディファム、ピリデート、アミトロール、クロマゾン、
フルリドン、ノルフルラゾン、ジニトロアニリン類、イソプロパリン、オリザリ
ン、ペンディメタリン、プロジアミン、トリフルラリン、グリホサート、スルホ
ニル尿素類、イミダゾリノン類、クレトジム、ジクロホップメチル、フェノキサ
プロップエチル、フルアジホップ−p−ブチル、ハロキシホップメチル、キザロ
ホップ、セトキシジム、ジクロベニル、イソキサベン及びビピリジリウム化合物
【0016】添加剤 本発明の組成物はまた、クロップオイル濃縮製剤用には脂肪酸エステル類(た
とえば、大豆油メチルエステル)を、水溶液用には水を含んでいてもよい。当該
技術分野で公知の緩衝剤、防腐剤及びその他の標準的な添加剤もこの組成物中に
含めることができる。本発明の組成物が蒸留水に不溶である時には、アミンの官
能基をプロトン化して水溶性を増すために、酢酸のような酸を少量加えることに
より、拡散を達成できることがある。さらに、超拡散を妨害することのない他の
共界面活性剤、たとえば、短鎖疎水性の基(側鎖を数えないでC10以下)を有す
る共界面活性剤又はPLURONIC(登録商標)及びTETRONIC(登録商標)(いずれもBA
SF Corp.)及びUNCON(登録商標)(Union Carbide/Dow Corp.)の商標で売られて
いるようなアルキレンオキシドコポリマーを含めてもよい。このような共界面活
性剤とその使用の例は、米国特許第5,104,647号、米国特許第5,55
8,806号及びEP 0862857(これらはすべて本明細書の記載の一部
とする)に見出すことができる。
【0017】製造 本発明で用いられる変性オルガノシロキサン類は、水素化シロキサンを、アリ
ルグリシジルエーテル、ビニルシクロヘキセンモノオキシドのようなエポキシ中
間体と、アリルポリアルキレンオキシドと共にヒドロシリル化することにより製
造することができる。これらは、逐次的に反応させても、エポキシ及びポリアル
キレンオキシド中間体のプレミックスの形として反応させてもよい。これに次い
でエポキシド基を適当なアミノ基で開環する。上述の水素化シロキサン類は市販
されており、当該技術分野において知られているように製造することができる。
ヒドロシリル化は、Marciniec,Comprehensive Handbook of Hydrosilylation,
Bogdan Marciniec編、Pergamon Pressに記載の一般的な条件の範囲内にある。
【0018】 エポキシを開環する代わりに、不飽和アミン(例、メタリルアミン、N−アリ
ル−N,N−ジメチルアミン、N−アリル−N,N−ジエチルアミン、N−アリ
ル−Nメチルアミン)と不飽和ポリエーテルを同時又は逐次的にヒドロシリル化
し、jが0である上述の生成物を生じさせることにより、本発明で有用なアミノ
ポリエーテルシリコーンを調製することも可能である。
【0019】 ノニオン性シロキサン及び農薬は市販されており、製造法は当該技術分野では
公知である。
【0020】用途 変性オルガノシロキサン類は、農薬の補助剤として、農業用途に使用できる。
ここで、シロキサンは農産物に対する農薬製剤に適用される。本発明の組成物は
、タンクサイド添加剤として、又は除草剤製剤の一成分として有用である。その
上、本発明の組成物は、防カビ剤、殺虫剤、成長調節剤、殺ダニ剤などのような
他の農薬用の補助剤として有用である。当該技術分野において知られているよう
に、農薬製剤は、湿っていても乾いていてもスラリー又は他の製剤であってもよ
い。
【0021】 シロキサン類は散布用のタンクに、酸を官能基として持つ農薬と共に直接加え
るか、農薬の処方の一部として加える。タンクサイド添加剤として使用するとき
には、シロキサンは、0.001%〜5.0%、好ましくは0.025%〜0.
5%の重量濃度で含まれる。同様に、変性オルガノシロキサン類を農薬製剤中(
缶中)に使用するときには、シロキサン類は、最終使用希釈時に0.001%〜
5.0%、好ましくは最終使用希釈時に0.025%〜0.5%になるような重
量濃度で配合する。
【0022】 希釈は殆どの場合、水を用いて行われるが、クロップオイル濃縮物の場合は、
油類(鉱物油、シリコーン油、動物油又は植物油)が希釈剤となることに注意を
要する。
【0023】 本発明の組成物をTSAと組合せて使用する場合には、TSAの、変性オルガ
ノシロキサン類に対する重量比は5:95〜95:5、好ましくは5:95〜4
0:60である。混合は二つの成分を使用前に物理的に混合してもよいし、ある
いは使用時に別々に散布混合物に添加してもよい。
【0024】 本発明の組成物を非シリコーン界面活性剤と組合せて使用するときには、非シ
リコーン界面活性剤の、変性オルガノシロキサン類に対する重量比は1:99〜
99:1、好ましくは99:1〜40:60である。
【0025】 変性オルガノシロキサン類は、一般に、酸官能性成分が存在する場合の水性製
剤における界面活性剤として使用することもできる。変性オルガノシロキサン類
は、また、織物用界面活性剤、湿潤剤及び柔軟剤、コーティング用流動剤及び均
展剤、パーソナルケア用途のためのヘアケア製品、スキンケア及びクリーム並び
に洗濯製品用帯電防止剤、洗剤及び柔軟剤を包含する界面活性剤としても用いる
ことが出来るが、これらに限られるものではない。
【0026】 本発明は、以下の例により説明されるがこれに限定されるものではない。
【0027】 (例) 特にことわらないかぎり、すべての部およびパーセントは重量基準で、記載に
係る特定の操作段階における重量に基づいている。
【0028】 (例1) a.本発明シロキサン 本発明のアミノポリエーテルシロキサンは、低分子量SiH中間体をアリルグ
リシジルエーテル及びアリルポリアルキレンオキシドによってヒドロシリル化す
ることにより調製できる。得られたエポキシポリエーテルシロキサンは、次いで
所望のアミンにより開環され、アミノポリエーテルシロキサンを生成する。この
エポキシポリエーテルシロキサン合成は製造の項で述べたように当業界において
は公知である。
【0029】 従って、50g(0.0834モル)のこのようなエポキシポリエーテルシロ
キサン(6.7重量%C2O)、11.4g(0.1084モル)のジエタノー
ルアミン及び26.3gのイソプロパノールを、マントルヒーター、機械的攪拌
機、温度計及び窒素バイパス付還流冷却器を備えた250ml四つ口丸底フラス
コに秤量し加えた。この混合物を80℃まで加熱し、0.09gのチタニウム(
IV)ブトキシドを用いて触媒し、この温度に計9時間維持した。この混合物を
55℃まで冷却し、1時間攪拌しながら、触媒を失活させるために0.4mLの
蒸留水を加えた。次いでこの混合物をろ過し、ロータリーエバポレーターで1.
5時間、約1.0mmHg圧の条件で蒸発させ、粘度670cps(Brookfield
LV-3, 100rpm)の琥珀色液体を得た。この生成物は表1にSIL−3として記
載した。他のアミノポリエーテルシロキサン組成物類は、この手順に従って調製
できる。表1に、説明例として、本明細書で使用する、追加のアミノポリエーテ
ルシロキサン類の記述を示す。
【0030】 表1 変性オルガノシロキサンの記述発明品 記述 SIL−1 1.3 0.6 Q=C3H6OCH2CH(OH)CH2- N[C2H4OH]2 Z=C3H6O(C2H4O)8CH3 SIL−2 0.95 0.95 Q=C3H6OCH2CH(OH)CH2- N[C2H4OH]2 Z=C3H6O(C2H4O)8CH3 SIL−3 0.6 1.3 Q=C3H6OCH2CH(OH)CH2- N[C2H4OH]2 Z=C3H6O(C2H4O)8CH3
【0031】 b.比較用シリコーンベース界面活性剤 表2に比較用シリコーンベース界面活性剤を記述する。これらの物質は相応す
る水素化シロキサン及びアリルポリアルキレンオキシドの標準的ヒドロシリル化
により調製されたものであり、次の一般式を有する。 Me3SiO[Me2SiO]x[MeSi(Z)O]ySiMe3
【0032】 ここでSIL−Bが、表1に列記した本発明の例と同じ水素化シロキサン中間
体から調製されることに注目することは重要である。鍵となる差異は、SIL−
Bがアリルポリアルキレンオキシド(SIL−1−3に使用したと同じ8EO中
間体)で変性されているのみで、本発明の変性オルガノシロキサンにあるアミン
官能基を有さないという点にある。
【0033】 表2 比較用シリコーンベース界面活性剤の記述参照記号 記述 SIL−A 0 1 Z=C3H6O(C2H4O)8H SIL−B 0 1.9 Z=C3H6O(C2H4O)8CH3
【0034】 c. 比較用非シリコーン界面活性剤 表3に代表的な比較用非シリコーン界面活性剤を記述する。
【0035】 表3 比較用従来型非シリコーン界面活性剤の記述参照記号 EOモル数 備考 OPE 10 オクチルフェノールエトキシラート (TRITON(登録商標)X-100) (Union Carbide Corp., Danbury, CT) TAE 12 タローアミンエトキシラート(Witcamine 412) (CK Witco Corporation, Greenwich, CT)
【0036】 (例2) 本例は、本発明の変性オルガノシロキサン組成物が界面活性剤及び展延剤とし
て有用であることを示すものである。表面張力はカーン微量天秤(Cahn microba
lance)を用いて、サンドブラストした白金刃をセンサーとして測定した。平衡
助剤として、0.005M NaCl脱イオン処理水溶液中において0.1重量
%になるように種々の成分の溶液を調製した。
【0037】 これら独自組成の水溶液は、従来の界面活性剤に比べ、表面張力の有意な低下
を示す。更に、本発明の組成物中に含まれるアミン部分は、従来のトリシロキサ
ンアルコキシラート(SIL−A)に備わっている表面張力低下作用に劣ること
はない。表4参照。
【0038】 拡散は、10μLの界面活性剤溶液の小滴をアセテートフィルム(Crystal Cl
ear Write on Film, USI Inc., Brandford, CT)に適用し、30秒後の拡散直径
を測定することにより求めた。再現性ある体積の小滴を得るために、溶液は自動
ピペットで適用した。ミリポアフィルター系でさらに精製した脱イオン水を、界
面活性剤溶液の調製に用いた。
【0039】 本発明の組成物並びにSIL−A及びSIL−Bは、従来の界面活性剤である
OPE及びTAEと比べて大きな拡散を示す。しかし、本発明の組成物中に含ま
れる、追加のアミン官能基により、相応するアミンを含有しないシロキサン界面
活性剤であるSIL−Bに比較して、予期し得ない拡散特性の改善をもたらす。
(表4)
【0040】 表4 水性表面張力特性の比較 表面張力 拡散直径(mm) 界面活性剤 (mN/m,0.1重量%) 0.1重量% 0.2重量% SIL−1 22 27 46 SIL−2 22 31 46 SIL−3 21 32 48 SIL−A 21 51 59 SIL−B 23 16 25 OPE 29 検出されず 10 TAE 38 検出されず 8 なし(b) 72 * −− a. 25℃におけるmN/m表示表面張力。 b. CRC Handbook of Chemistry and Physics、63版、1982-1983記載 の水の表面張力。 * 蒸留水の拡散直径=4mm
【0041】 (例3) 本例は、グリホサートによる雑草の駆除の効果に対するトリシロキサンエトキ
シラート(すなわちSIL−A)による拮抗作用を克服する、本発明の組成物の
能力を示すものである。
【0042】 高さ10cmのイヌビエ(Echinochloa crus-galli)を0.75重量%(有効
成分)グリホサートイソプロピルアミン塩(Monsanto)単独あるいは散布用補助
剤(それぞれ0.05%及び0.1重量%)を加えて処理した。散布はT−je
t 8002Eノズルを用いて100L/haの水準で適用した。除草剤散布の
二時間後に、この植物を模擬雨(2.5cm)に供し、補助剤類の降雨抵抗性を
求めた。植物は処理後1週間及び2週間で目視により無処理の対照区との比較で
評価した。0点は植物に損傷が無いことを意味し、一方100点は完全な抑制(
枯死、再成長なし)を意味する。
【0043】 グリホサートイソプロピルアミン塩(IPA)によるイヌビエ駆除に対する補
助剤の効果を表5に示す。除草剤の効果は、本発明の組成物では処理後1週(W
AT)でより顕著になるが、一方、標準のTSA(SIL−A)では除草剤単独
(処理9)より有効であるということはない。処理後2週(2WAT)では、S
IL−1、SIL−2及びSIL−3を用いた除草剤適用は、SIL−Aを用い
た場合又は除草剤単独に比べ、有意に有効であった。
【0044】 表5 グリホサート−IPAのイヌビエについての有効性に対する補助剤の効果 補助剤 駆除率(1) 処理 補助剤 重量% 1WAT 2WAT 1 SIL−1 0.1 80.0a 83.75a 2 SIL−1 0.05 71.3a 72.5a 3 SIL−2 0.1 76.3a 80.0a 4 SIL−2 0.05 58.5b 81.25a 5 SIL−3 0.1 38.8c 73.75a 6 SIL−3 0.05 12.5d 40.0b 7 SIL−A 0.1 6.8d 12.5c 8 SIL−A 0.05 15.0d 21.25c 9 なし(2) なし 7.5d 18.75c 10 無処理 −− 0e 0d (1) 列内では、同一の文字を付した値はDuncanの多重範囲検定法(p =0.05)による有意の差はない。 (2) 処理9=グリホサート−IPA、補助剤なし。
【0045】 上記の例および開示は説明を意図するものであり、網羅的なものではない。こ
れらの例と記載は、当業者に、多くの変更と、代替案を示唆するものとなるであ
ろう。これらの代替案と変更はすべて添付の特許請求の範囲が包含することを意
図するものである。当業者は、本明細書に記載の具体的な態様の均等物を思いつ
くであろうが、これらの均等物もまた添付の特許請求の範囲が包含することを意
図するものである。
【0046】 本明細書に引用されたすべての米国特許文書を含むすべての刊行物は、それら
の全体を明確に本明細書の記載の一部とする。本明細書に記載された同時係属の
特許出願もまた、それらの全体を明確に本明細書の記載の一部とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)隔てられたポリエーテル及びアミノ官能基を有するシロ
    キサン及び、b)農薬、を含む組成物。
  2. 【請求項2】 成分a)が次式のアミノポリエーテルシロキサンである請求
    項1記載の組成物、 [O1/2Me2SiO1/2]d[O1/2MeSi(Z)O1/2]e[O1/2MeSi(Q)O1/2]f[O1/2SiMe2P]g 式中、dは0〜2であり、e>0かつe<4であり、f≧0かつf<4、gはシ
    ロキサンが環状でない場合は2、シロキサンが環状の場合は0であり、d+e+
    f+g≦6、Z=CnH2nO(CaH2aO)wR1、n=2〜4、a=2〜4、w=1〜30、
    1は水素又は炭素原子1〜4個の炭化水素基であり、QはB(O)jR2N(R3)2又はB(
    O)jR2N+(R3)3であり、Bは2価のC1〜C6橋架け基であり、R2は2〜8個の炭
    素を有する2価の有機基であって、その各炭素が任意にOH基で置換されていて
    もよいものであり、jは0又は1であり、R3は水素、炭素1〜4個のアミノア
    ルキル、水酸基で置換されていてもよい炭素2〜4個のアルキル基又は一般構造
    -(CaH2aO)bR4のポリエーテルであり、aはそれぞれ2〜4であり、bはそれぞれ
    2〜30であり、R4基は独立に水素又は炭素1〜4個の炭化水素基であり、P
    は、fが0でなければQ、又はメチル基である。
  3. 【請求項3】 農薬が、酸官能基を有する農薬である、請求項1又は2に記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】 次式のトリシロキサンアルコキシラートを更に含む、請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の組成物、 R5Me2SiO[MeSi(G)O]xSiMe2R5 式中、x=0〜2、G=CnH2nO(C2H4O)t(C3H6O)wR6、n=2〜4、t=3〜20、
    w=0〜8、R6は水素、アセチル又は炭素原子1〜4個の炭化水素基であり、
    5はG、又は炭素1〜4個のアルキルである。
  5. 【請求項5】 トリシロキサンアルコキシラートの成分a)に対する重量比
    が5:95〜95:5である、請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 非イオン界面活性剤を更に含む、請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 Z基中に、エチレンオキシド基とプロピレンオキシド基及び
    /又はブチレン類オキシド基との混合物が存在する、請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 水希釈剤又は油希釈剤を更に含む、請求項1〜7のいずれか
    1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 シロキサンa)が0.001〜5.0重量%存在する、請求
    項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】 農薬が、成長調節剤、光合成阻害剤、色素阻害剤、有糸分
    裂撹乱剤、脂質生合成阻害剤、細胞壁阻害剤及び細胞膜撹乱剤からなる群より選
    択される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 農薬が、フェノキシ酢酸類、フェノキシプロピオン酸類、
    フェノキシ酪酸類、安息香酸類、トリアジン類及びs−トリアジン類、置換尿素
    類、ウラシル類、ベンタゾン、デスメディファム、メタゾール、フェンメディフ
    ァム、ピリデート、アミトロール、クロマゾン、フルリドン、ノルフルラゾン、
    ジニトロアニリン類、イソプロパリン、オリザリン、ペンディメタリン、プロジ
    アミン、トリフルラリン、グリホサート、スルホニル尿素類、イミダゾリノン類
    、クレトジム、ジクロホップメチル、フェノキサプロップエチル、フルアジホッ
    プ−p−ブチル、ハロキシホップメチル、キザロホップ、セトキシジム、ジクロ
    ベニル、イソキサベン及びビピリジリウム化合物からなる群より選択される除草
    剤である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 少なくとも次の2成分を混合して形成される組成物、 a) 隔てられた末端又は懸垂ポリエーテル基含有アミノ基含有官能基を有する
    シロキサン及び、 b) 酸官能基成分。
  13. 【請求項13】 成分a)が次式のアミノポリエーテルシロキサンである、
    請求項12記載の組成物、 [O1/2Me2SiO1/2]d[O1/2MeSi(Z)O1/2]e[O1/2MeSi(Q)O1/2]f[O1/2SiMe2P]g 式中、dは0〜2であり、e>0かつe<4であり、f≧0かつf<4、gはシ
    ロキサンが環状でない場合は2、シロキサンが環状の場合は0であり、d+e+
    f+g≦6、Z=CnH2nO(CaH2aO)wR1、n=2〜4、a=2〜4、w=1〜30、
    1は水素又は炭素原子1〜4個の炭化水素基であり、QはB(O)jR2N(R3)2又はB(
    O)jR2N+(R3)3であり、Bは2価のC1〜C6橋架け基であり、R2は2〜8個の炭
    素を有する2価の有機基であって、その各炭素が任意にOH基で置換されていて
    もよいものであり、jは0又は1であり、R3は水素、炭素1〜4個のアミノア
    ルキル、水酸基で置換されていてもよい炭素2〜4個のアルキル基又は一般構造
    -(CaH2aO)bR4のポリエーテルであり、aはそれぞれ2〜4であり、bはそれぞれ
    2〜30であり、R4基は独立に水素又は炭素1〜4個の炭化水素基であり、P
    は、fが0でなければQ、又はメチル基である。
  14. 【請求項14】 水を更に含む、請求項12又は13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の組成物を基材に適用することを含む、表
    面を濡らす方法。
  16. 【請求項16】 (a) 次式のアミノポリエーテルシロキサン、 [O1/2Me2SiO1/2]d[O1/2MeSi(Z)O1/2]e[O1/2MeSi(Q)O1/2]f[O1/2SiMe2P]g 式中、dは0〜2であり、e>0かつe<4であり、f≧0かつf<4、gはシ
    ロキサンが環状でない場合は2、シロキサンが環状の場合は0であり、d+e+
    f+g≦6、Z=CnH2nO(CaH2aO)wR1、n=2〜4、a=2〜4、w=1〜30、
    1は水素又は炭素原子1〜4個の炭化水素基であり、QはB(O)jR2N(R3)2又はB(
    O)jR2N+(R3)3であり、Bは2価のC1〜C6橋架け基であり、R2は2〜8個の炭
    素を有する2価の有機基であって、その各炭素が任意にOH基で置換されていて
    もよいものであり、jは0又は1であり、R3は水素、炭素1〜4個のアミノア
    ルキル、水酸基で置換されていてもよい炭素2〜4個のアルキル基又は一般構造
    -(CaH2aO)bR4のポリエーテルであり、aはそれぞれ2〜4であり、bはそれぞれ
    2〜30であり、R4基は独立に水素又は炭素1〜4個の炭化水素基であり、P
    は、fが0でなければQ、又はメチル基である、および (b) 農薬、 を含む超展着組成物を植物に適用することを含む、植物の処理方法。
  17. 【請求項17】 次式のアミノポリエーテルシロキサン、 [O1/2Me2SiO1/2]d[O1/2MeSi(Z)O1/2]e[O1/2MeSi(Q)O1/2]f[O1/2SiMe2Q]g 式中、dは0〜2であり、e>0かつe<4であり、f≧0かつf<4、gはシ
    ロキサンが環状でない場合は2、シロキサンが環状の場合は0であり、d+e+
    f+g≦6、Z=CnH2nO(CaH2aO)wR1、n=2〜4、a=2〜4、w=1〜30、
    1は水素又は炭素原子1〜4個の炭化水素基であり、QはB(O)jR2N(R3)2又はB(
    O)jR2N+(R3)3であり、Bは2価のC1〜C6橋架け基であり、R2は2〜8個の炭
    素を有する2価の有機基であって、その各炭素が任意にOH基で置換されていて
    もよいものであり、jは0又は1であり、R3は水素、炭素1〜4個のアミノア
    ルキル、水酸基で置換されていてもよい炭素2〜4個のアルキル基又は一般構造
    -(CaH2aO)bR4のポリエーテルであり、aはそれぞれ2〜4であり、bはそれぞれ
    2〜30であり、R4基は独立に水素又は炭素1〜4個の炭化水素基である。
  18. 【請求項18】 QがB(O)jR2N(R3)2である、請求項17記載のシロキサン
  19. 【請求項19】 dは0〜2であり、eは0を超え2までであり、fは0を
    超え2までであり、aは2〜3であり、Bは2価のC3〜C4橋架け基であり、R2 は炭素3〜4個を含む2価の有機基である、請求項2、13、16又は17の
    いずれか1項に記載の発明。
  20. 【請求項20】 nは3であり、aは2であり、wは約8であり、R1はH
    である、請求項19記載の発明。
  21. 【請求項21】 R2はヒドロキシアルキレン基であり、jは1であり、R3 基は独立に水素、メチル、エチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピルで
    ある、請求項19記載の発明。
  22. 【請求項22】 R2はヒドロキシアルキレン基であり、jは1であり、R3 基は独立に水素、メチル、エチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピルで
    ある、請求項20記載の発明。
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