JP2003532465A - 電気刺激装置および方法 - Google Patents

電気刺激装置および方法

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JP2003532465A JP2001576130A JP2001576130A JP2003532465A JP 2003532465 A JP2003532465 A JP 2003532465A JP 2001576130 A JP2001576130 A JP 2001576130A JP 2001576130 A JP2001576130 A JP 2001576130A JP 2003532465 A JP2003532465 A JP 2003532465A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、組織に電気刺激を与えるための電気刺激装置および方法に関する。電気刺激装置は、基部ユニット12、および電極モジュール24を備える。基部ユニット12は、第1の電気回路、および第1の電気回路に電気エネルギーを供給する第1のバッテリを備え、手で持ち運び可能に構成される。第2の電気回路および第2のバッテリは、日時機能を提供する。基部ユニット12は、電気刺激装置の様々な機能を視覚的に表示するためのLCDを支持する。電極モジュールは、担当医が電気刺激装置に対して処置プロトコルを設定できるようにプログラム可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野 本発明は、選択された生理的状況を処置するための組織の電気刺激に関し、よ
り詳細には、交換可能な、作動キーとして働き、特定の生理的状態に対し所定の
処置プロトコルを実現するように事前プログラム可能な電極モジュールを備える
新規な電気刺激装置および方法に関する。
【0002】 発明の背景 ニキビやヘルペスウィルスによって引き起こされるような様々な皮膚疾患には
、電気刺激を使用する処置が非常に有効であることが知られている。今日まで、
この現象を説明する様々な理論が提唱されてきたが、何故電気刺激を使用すると
これらのタイプの皮膚状態を首尾よく処置できるのかについての原理的説明とし
て満足な説明は提起されていない。このように説明がされていないにも関わらず
、組織に電気刺激を与えるための様々な装置が開発されてきた。例えば、米国特
許第5,117,826号は、神経線維の処置と体刺激を併せ行う装置を教示し
、米国特許第5,133,352号は、単純ヘルペスの処置のための方法を教示
している。米国特許第4,922,906号は、小型の低周波治療装置を記載し
ている。米国特許第5,107,835号は、電気療法処置装置を記載している
。米国特許第4,913,148号は、単純ヘルペスI型およびII型ならびに
帯状ヘルペスの処置について開示している。米国特許第5,133,351号は
、低周波電気療法装置を開示している。
【0003】 これらの各装置は、明らかに、装置およびその使用目的の説明中で開示される
様々な処置のために使用できる装置を探求した結果得られたものである。前述の
ことから、必要な領域に適切に適用されるなら電気刺激が有益となり得ることが
明らかである。適切な適用としていくつか例を挙げれば、例えば、電気刺激の正
確な電圧、パルス波形(ある場合)、電流値や適用時間の事前決定が挙げられる
。明らかに、各適用では、各患者特有の要件を満たすように電気刺激の前述の各
要素を調整する必要がある。
【0004】 前述のことを考慮すると、処置する患者の状態に応じて各患者に適切な電気刺
激を与えるように装置が事前プログラム可能な電気刺激装置および方法を提供す
ることは、当業界における進歩である。交換可能な電極モジュールを備える電気
刺激装置を提供することも当業界における進歩である。電気刺激装置の所定の動
作パラメータで電極モジュールを事前プログラムできるようにする論理回路を備
える電極モジュールを提供することも、当業界におけるさらなる進歩である。患
者および処置する医師の両方が電気刺激装置による処置の経過を監視できるよう
にする電気刺激装置を提供することは、当業界におけるいっそうの進歩である。
このような新規の発明について、本明細書に開示し、特許を請求する。
【0005】 発明の簡単な概要 本発明は、手持ち式ハウジングおよび交換可能な電極モジュールを有する、新
規の電気刺激装置および方法である。ハウジングは、電気刺激機能を働かせるた
めの第1の電気回路および第1のバッテリを備える。第2の電気回路および第2
のバッテリは、日時機能を提供する。ハウジング上の液晶表示装置(LCD)は
、第1および第2の電気回路の両方に結合され、処置タイマ、ON/OFFイン
ジケータ、バッテリ状態インジケータ、適用可能な残り処置回数インジケータ、
スクリーンプロンプト、処置インジケータ、処置サイクルインジケータ、ビーパ
、バー表示、および日時表示をそれぞれ含む、電気刺激装置の様々な機能を視覚
的に表示する。電極モジュールは、各適用例に対して電気刺激装置を選択的にプ
ログラムできるようにする、プログラム可能なプローブ制御論理回路を備える。
【0006】 実際には、担当医は、適切な処置プロトコルを指示し、それを電極モジュール
のプログラム可能なプローブ制御論理回路に入力する。患者は、指示された事前
プログラム済みの電極モジュールを受け取り、それを手持ち式ハウジングに差し
込み、事前プログラムされた指示をハウジング内の第1の電気回路に中継する。
最終的には、電気刺激装置は、店頭で入手可能にすることができる。刺激装置の
動作では、処置プロトコルを開始するための動作指令をLCD上に表示して患者
に指示する。処置プロセス時には、個々の患者の処置要件を満たすように電極モ
ジュールを個別にプログラムすることが重要であり、また、そのプログラムされ
た処置サイクルが完了すると機能を停止するように電極モジュールをプログラム
することも同様に重要である。この後者の特徴は、患者が担当医を再度訪れる気
にさせて患者の状態をさらに分析し、それによって患者をより適切に処置するた
めに電極モジュールにプログラムされた処置プロトコルを医師が選択的に変えら
れるように設計される。したがって、電気刺激装置を改善することが本発明の主
要な目的である。
【0007】 本発明の他の目的は、電気刺激を与える方法を改善することである。
【0008】 本発明の他の目的は、交換可能な電極モジュールを有する電気刺激装置を提供
することである。
【0009】 本発明の他の目的は、電極モジュール内にプログラム可能な論理回路を提供す
ることである。
【0010】 本発明の他の目的は、電気刺激装置に対する情報源として電気刺激装置上にL
CDを提供することである。
【0011】 本発明の他の目的は、患者による電気刺激装置の使用を担当医がより厳密に監
視できるようにすることである。
【0012】 本発明の前述および他の目的ならびに特徴は、添付の図面および特許請求の範
囲に関連して本発明の好ましい実施形態および他の実施形態について述べる以下
の説明からより容易に明らかとなろう。
【0013】 好ましい実施の形態の説明 本発明は、図面を参照する以下の説明を特許請求の範囲と併せて読めば最もよ
く理解される。図面では、全体を通して同様の部品は同じ番号で表す。
【0014】 本明細書に記載の新規の電気刺激装置および方法は、担当医が、電気刺激を使
用して処置する特定の状態に対して特定の処置プロトコルを選択できるように設
計される。電気刺激装置は、単独ユニット、あるいは基部ユニットおよび電極モ
ジュールの2構成要素から成る装置として提供でき、様々な理由から後者の構成
が好ましい。電極モジュールは、衛生上の理由からだけでなく、さらなる処置が
必要とされる場合に指示を別の電極モジュールで補うよう患者に求めるためにも
、使い捨て可能にすることができる。この手順によって、患者による電気刺激装
置の使用を医師がより厳密に監視できるだけでなく、処置が進むにつれて医師が
指示を変えられるようになる。
【0015】 電極モジュールは、特定の処置パラメータに対する指令で電極モジュールを事
前プログラムできる論理回路を備える。これらのパラメータには、適用量(ミリ
アンペアおよびマイクロボルト)、電流プロフィル(定常状態またはパルス状)
、波形、ならびに処置回数および処置時間が含まれる。論理回路によって指示さ
れた回数の処置を与えた後、電極モジュールは、動作を停止して、指示によって
のみ入手可能な交換用電極モジュールを受け取るよう患者に求めるようにプログ
ラムされる。この手順をとることによって、医師は患者の処置をより厳密に監視
することができ、また患者間で電気刺激装置を共用する機会を減らし、その結果
汚染した電極による患者間の相互汚染を減少させることができる。電極モジュー
ルがプログラム可能であるので、ニキビ、ヘルペス疾患、手根管症候群、乾癬な
どいずれの処置でも、医師は、処置が進むにつれて、電気刺激装置に対して様々
な処置パラメータを選択的に指示することもできる。
【0016】 基部ユニットは、処置機能に対する電流の適用量を管理するための電力を提供
する第1のバッテリを備える。第2のバッテリは、LCDスクリーン、クロック
、およびタイマに関する全ての機能を制御する回路に電気エネルギーを提供する
。LCDスクリーンは、クロック/アラーム、ON/OFF表示、「inser
t key(キーを挿入)」表示、バッテリレベルインジケータ、英数字式の残
り適用量インジケータ、現在の電力のHI/M/LOメータ、「push AC
T to Start(開始するにはACTを押してください)」指示、適用量
の供給(dosage delivery)を示す点滅円、適用量バー、日時表
示など、複数のメッセージを表示することができる。
【0017】 動作させる際には、ON/OFFキーを押して電気刺激装置の電源を入れてシ
ステムを作動させる。電極モジュールが基部ユニットに電気的に結合していない
場合、LCDスクリーンに「INSERT KEY」メッセージが点滅する。キ
ー(電極モジュール)を挿入した後は、それぞれ高、中、低を示す、HI、M、
LOのうちの1つのメッセージを表示して、電極モジュール内の事前プログラム
された論理回路によって設定された適用量のレベルを示す。同時に、英数字式イ
ンジケータが、やはり事前プログラム済みの電極モジュールによって設定された
ように、残りの処置回数も表示する。バッテリ状態を視覚的に示すバッテリシン
ボルも表示する。このバッテリ状態は、適用電流を提供するバッテリに対するも
のである。バッテリ充電度が低すぎると、適用量を与えることができない。AC
Tボタンを押すべきことを患者に指示する「PUSH ACT TO STAR
T」表示が点滅する。ACTボタンを作動させた後は、電気刺激処置が電極に与
えられていることを示す小さな円が、1秒に1回の速度で点滅する。同時に英数
字式表示は、適用可能な処置回数から、電気刺激装置が動作中であることを示す
「GO」の表示に変わる。処置中は、適用量バーが垂直バーの水平配列として生
成され、各垂直バーは、処置が終了し適用量バーが埋まるまで1秒毎の増分で生
成される。また、処置中には、毎秒4回の速度で短いビープ音を発する。
【0018】 処置サイクルが完了すると、英数字式インジケータが「OK」の文字を表示し
、円が点滅を停止し、適用量バーが埋まり、1秒間の長いビープ音が発せられる
。それにやや遅れて、LCDスクリーンが始めの表示にリセットされる。
【0019】 発明の詳細な説明 ここで図1および図2を参照すると、新規の電気刺激装置10は、ハウジング
12および電極モジュール20を備える。ハウジング12は、手で持ち運び可能
に構成され、その外寸法は小型ポケット計算器に匹敵し、そのため電気刺激装置
10が容易に移動可能で必要が生じたときいつでも即座に使用可能なものになっ
ている。ハウジング12は、LCD40、ON/OFFスイッチ42、ACTス
イッチ44、および設定スイッチ46を備え、その各機能については以下により
詳細に説明する。ハウジング12は、バッテリカバー48および49(図2)も
備え、そのそれぞれが着脱可能で、ハウジング12内に収納されたバッテリ58
およびクロックバッテリ66(図3)の個々のバッテリに接近することができる
【0020】 電極モジュール20は、一端に基部24を有し、第1の頂端部26および第2
の頂端部27によって形成された概ね双対のピラミッド形に延びる本体22を有
する。第1の頂端部26は第1の電極28を支持する働きをし、第2の頂端部2
7は第2の電極29を支持する働きをする。第1のコネクタ30は、基部24か
ら外側に延び、ハウジング12の端部に第2のコネクタ31(図2)を係合する
ことによって、電極モジュール20をハウジング12に電気的に結合させる電気
的コネクタの働きをする。部分エンクロージャ32は、第1のコネクタ30を構
成する複数の突起が破損しないように保護し、また、電極モジュール20をハウ
ジング12に正しい向きで係合するための信頼性のあるメカニズムも提供する。
【0021】 次に図3を参照すると、電極モジュール回路52および基部回路54を含む電
気刺激装置10(図1および図2)の電気回路の概略図が全体的に回路50とし
て示されている。電極モジュール回路52は、電極モジュール20(図1および
図2)内に収納され、第1のコネクタ30と第2のコネクタ31の間の電気的接
触によって、ハウジング12内に収納された基部回路54に電気的に結合されて
いる。電極モジュール回路52は、電極28および29に電気的に結合されたプ
ローブ制御論理回路56から成る。プローブ制御論理回路56は、基部回路54
を動作させるのに必要な指令を提供するように事前プログラム可能である。具体
的には、プローブ制御論理回路56は、特定の電極モジュール20によって適用
可能な処置の合計回数、ならびに特定の電気刺激のタイプ、適用時間、電気エネ
ルギーなどの特徴を選択的に事前プログラムされる。この特徴により、担当医は
特定の患者の処置プログラムを厳密に監視することができる。適用可能な処置回
数を制御することで、電気刺激装置10の共用に起因する患者間の相互汚染の可
能性が顕著に減少する。これは、電極モジュール20に事前プログラムする際に
各指示毎に適用可能な処置回数が制限されているためである。適用可能な処置回
数が制限されているので、患者が担当医を定期的に訪れる必要もあり、それによ
って担当医が処置経過をより厳密に監視でき、また、処置プロトコルが、プロー
ブ制御論理回路56のメモリに含まれるので、選択的に変更するのに有利である
【0022】 基部回路54は、バッテリ58、主制御論理回路60、および電流調整器62
を備える。電流調整器62および主制御論理回路60は、プローブ制御論理回路
56のメモリ中に事前設定されたように、電極28および29に所定の電気刺激
を与える。第2のバッテリであるバッテリ66は、LCDドライバ64、ならび
にLCDスクリーン40上に連続的な日時表示を提供するクロック回路68を駆
動する。LCDドライバ64は、LCDスクリーン40上に所定の情報を表示さ
せるのに必要な電気的処理を提供する。これについては以下により詳細に説明す
る。
【0023】 次に図4を参照すると、考えられる表示全てをその上に表示したLCDスクリ
ーン40が示されている。これらの表示には、警笛アイコン70、バッテリシン
ボル72、英数字式表示74、INSERT KEYプロンプト76、それぞれ
高、中、低を差す「Hi」、「M」、「Lo」のうちの1つを示す適用電力イン
ジケータ78、PUSH ACT TO STARTプロンプト80、間欠点灯
円(pulse circle)82、適用量バー84、および日時表示86が
含まれる。これらの各特徴については、図5〜8に示す機能に関する以下の説明
でより詳細に説明する。電気刺激装置10(図1および図2)の状態に関わらず
、かつ電極モジュール20がハウジング12に装着されているかどうかに関わら
ず、日時表示86は常に動作可能である。
【0024】 次に図5を参照すると、ON/OFFキー42(図1)の初期作動時のLCD
スクリーン40が示されている。この段階で、バッテリシンボル72が、電極モ
ジュール20をハウジング12に電気的に結合させるようにユーザに指示するI
NSERT KEYプロンプト76と共に表示される。電極モジュール20がハ
ウジング12に電気的に結合されておらず、かつON/OFFスイッチ42が作
動されてONの位置にある場合にのみ、LCDスクリーン40上にこの表示が現
れる。そうでなく、モジュール20がハウジング12に結合されていて、ON/
OFFスイッチがOFFの位置にあるときは、LCDスクリーン40は日時表示
86のみを表示する。
【0025】 次に図6を参照すると、電気刺激装置10による処置プロセス開始前の、ON
/OFFスイッチをONの位置にして電極モジュール20をハウジング20に電
気的に結合させたときの表示形態で、LCDスクリーン40が示されている。具
体的には、バッテリ58の状態を示すバッテリシンボル72が表示され、プロー
ブ制御論理回路52(図3)に事前プログラムされたように、適用電力インジケ
ータ78が中間の適用電力を示すシンボル「M」を表示する。英数字式表示74
は、電気刺激装置10による適用可能な残り回数が30回であることを示す数字
30を表示する。この意味は、REMAINSリマインダ75の存在によって示
される。ユーザに処置手順の次のステップに進むよう知らせるPUSH ACT TO STARTプロンプト80が表示され、間欠点灯円82がベタ塗り(s
olid)で表示される。
【0026】 次に図7を参照すると、ACTボタン44を作動した直後のLCDスクリーン
40が示され、英数字式表示74が「GO(開始)」を示す間、間欠点灯円82
が、点滅、さもなければ1秒間隔の明暗の間欠点灯を開始する。同時に、適用量
バー84が動作を開始し、複数の垂直バーが左から右に向かって進んで次第に埋
まっていく。各垂直バーは、処置プロトコルの1秒を表す。
【0027】 次に図8を参照すると、英数字式表示74が、電気刺激装置10による特定の
処置サイクルが首尾よく完了したことを示すOKを表示する、処置サイクルの完
了直後のLCDスクリーン40が示されている。さらに、間欠点灯円82は、変
化しないベタ塗りで色を付けた円であり、適用量バー84は複数の垂直バーによ
って完了する。この表示は数秒間保持され、可聴音が発生し、同時に警笛アイコ
ン70によって視覚的に示される。事前設定された時間の後、LCDスクリーン
は、日時表示86を除いて何も表示されていないスクリーンに戻る。
【0028】 方法 電気刺激装置10を使用して本発明の方法を実施するに際して、担当医は患者
に指示を出して、担当医によって指示されたように電気刺激装置10に対する所
定の全ての動作パラメータが、電極モジュール20内のプローブ制御論理回路5
6に事前プログラムされている電気刺激装置10を、患者が受け取れるようにす
る。これらのパラメータとしていくつか例を挙げれば、例えば、指示された処置
の回数、その適用時間および頻度、ならびに電圧、電流、波形、振幅、周波数(
ある場合)などを含めた電気刺激の電気的特性が挙げられる。これらの各パラメ
ータは、ニキビ、単純ヘルペス、手根管、湿疹、乾癬、皮膚炎などのいずれでも
、診断された生理的状態を処置する具体的な要件を満たすように、担当医によっ
て事前に決定される。有利には、主制御論理回路60を適切に制御するための特
定の動作指令を電極モジュール20に提供するように、プローブ制御論理回路5
6が選択的にプログラム可能である。さらに、電極モジュール20が特定の患者
の特定の状態の処置に合わせて事前プログラムされるので、患者が他の患者と電
気刺激装置10を共有する可能性が顕著に減少し、その結果患者間の相互汚染が
顕著に減少する。
【0029】 電極モジュール20を備える電気刺激装置10を受け取り、プローブ制御論理
回路56を適切にプログラムした後、患者はON/OFFスイッチ42を作動さ
せて適切なプロンプトをLCD40上に表示させる。例えば、電極モジュール2
0が、ハウジング12に、より具体的には基部回路54に電気的に結合されてい
ない場合、LCD40上のスクリーンプロンプトは、図5に示すように、「IN
SERT KEY」の文字をプロンプト76として表示する。電極モジュール2
0をハウジング12に正しく結合させると、LCDスクリーン40は図6に示す
表示に変わる。具体的には、英数字式表示74は、プロンプト75の文字「RE
MAINS」で示すように、電極モジュール20のこの特定の形態には30回の
処置が残っていることを示す「30」を表示する。プロンプト80は、ACTス
イッチ44を押して電気刺激装置10を作動させるよう患者に指示する。患者は
、電極28および29を処置すべき特定領域の装着(bracketing)位
置に置き、ACTスイッチ44を押す。英数字式表示74は残り処置回数の表示
から「GO」の文字に変わり、適用量インジケータ82は点滅を開始し、適用量
バー84は動作を始め複数の垂直線で次第に埋まっていく。適用量バー81の各
線は、前述の所定のパラメータを有し電極28および29に与えられる1つの電
気インパルスを表す。処置サイクルが完了すると、適用量バー84が水平方向に
埋まり、適用量インジケータ82が点滅をやめてベタ塗りの円となり、英数字式
表示74が「OK」の文字を表示し、警笛アイコン70が示すように音を発する
。その後、患者は、次の処置シーケンスを開始するときまで、電気刺激装置10
をその保管位置に戻す。必要なら、電極モジュール20をハウジング12から取
り外すことができるが、このステップは、プローブ制御論理回路52をプログラ
ムすることによってさらなる処置が利用可能であると判断される場合には不要で
ある。セットスイッチ46により、患者は、クロック回路68を適切に制御して
日時表示86を設定することができる。
【0030】 本発明の精神または本質的な特徴から逸脱することなく、本発明を他の特定の
形態で実施することができる。前述した実施形態は、全ての点で、単に例示的な
ものに過ぎず、限定的なものではないと考えるべきである。したがって本発明の
範囲は、前述の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請
求の意義および均等の範囲に入る全ての変更は、その範囲に包含されるものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハウジングとの係合前の電極モジュールを示す、本発明の電気刺激装置の分解
斜視図である。
【図2】 図1の電気刺激装置の背面斜視図である。
【図3】 図1および図2の電気刺激装置の回路の概略図である。
【図4】 この新規の電気刺激装置の全ての表示の特徴を示す、図1のLCDスクリーン
の拡大図である。
【図5】 電極モジュールの挿入前の図4のLCDスクリーン表示を示す図である。
【図6】 処置プロトコルの開始前のLCDスクリーン表示を示す図である。
【図7】 処置サイクルの残り時間を示す処置時のLCDスクリーン表示を示す図である
【図8】 処置サイクルが完了した時のLCDスクリーン表示を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気刺激装置であって、 ハウジングと、 前記ハウジング上にあり、選択された情報を視覚的に表示するための表示手段
    と、 前記ハウジング内にあり、前記電気刺激のための事前に選択された量の第1の
    電気エネルギーを供給する第1の電気回路と、 前記第1の電気回路に電気的に結合された第1のバッテリと、 前記表示手段を動作させるための第2の電気エネルギーを提供する第2の電気
    回路、および前記第2の電気回路に電気的に結合された第2のバッテリと、 前記ハウジングに選択的に結合され、前記電気回路と電気的に接続するように
    構成され、前記第1の電気回路を作動させるためのキーを備え、前記キーが前記
    第1の電気回路に指令を与えるためのプローブ制御論理回路を含む電極モジュー
    ルと を備える電気刺激装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブ制御論理回路が、前記第1の電気回路について
    事前選択された処置プロトコルで前記プローブ制御論理回路を事前プログラムす
    るための事前プログラム手段を備える請求項1に記載の電気刺激装置。
  3. 【請求項3】 前記事前選択された処置プロトコルが完了したときに前記キ
    ーを処分できるように、前記キーを使い捨て要素として構成する請求項2に記載
    の電気刺激装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が、前記電気刺激装置のユーザに、前記事前選
    択された処置プロトコルに従うように促すためのプロンプト手段を備える請求項
    2に記載の電気刺激装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段が、前記電気刺激装置によって与えられる処置
    の状態を表示するための処置状態表示手段を備える請求項2に記載の電気刺激装
    置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段が、前記第1のバッテリの状態を表示するため
    のバッテリ状態表示手段を備える請求項1に記載の電気刺激装置。
  7. 【請求項7】 患者の組織への電気刺激の事前決定された指示を担当医が選
    択的に指示できるようにする装置であって、 手で持ち運び可能に構成されたハウジングと、 前記ハウジング内の第1の電気回路と、 前記ハウジング内にあり、前記第1の電気回路に電気エネルギーを供給するよ
    うに動作可能な第1のバッテリと、 前記ハウジングに着脱可能に装着された電極モジュールと、 前記電極モジュール内にあり、前記電極モジュールを前記ハウジングに装着す
    ると、前記第1の電気回路に電気的に結合される第2の電気回路と、 前記電極モジュール上にあり、前記第2の電気回路に電気的に結合され、患者
    の前記組織に接触して配置できるように前記電極モジュールから外側に延びる電
    極と、 前記第2の電気回路内にあり、患者の前記組織への電気刺激の前記事前決定さ
    れた指示で、前記担当医が前記電極モジュールを選択的にプログラムできるよう
    にするプログラム手段と を含む装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングが、電気刺激の前記事前決定された指示に関
    する情報を表示するための表示手段を備える請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記表示された情報が、前記電極モジュールに残っている前
    記事前決定された指示の処置回数を含む請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記表示された情報が前記電気刺激を働かせる患者への指
    示を含む請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記表示された情報が前記第1の電気回路の状態を含む請
    求項7に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段が、ユーザに前記電気刺激装置の使用を思い
    出させるためのアラーム手段を備える請求項7に記載の電気刺激装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段が、前記電極モジュールがないときに前記第
    1の電気回路を作動させた場合にエラーを表示する手段を備える請求項7に記載
    の電気刺激装置。
  14. 【請求項14】 組織に電気刺激を与える方法であって、 前記電気刺激を与えるように動作可能な第1の電気回路を準備するステップと
    、 第1のバッテリを前記第1の電気回路に相互接続させるステップと、 前記第1の電気回路および前記第1のバッテリをハウジングに納めるステップ
    と、 前記第1の電気回路から前記組織に前記電気刺激を与えるための電極モジュー
    ルを提供するステップと を含み、前記電極モジュールが、前記ハウジングに選択的に装着可能であり、前
    記第1の電気回路に電気的に接続して前記ハウジングに装着されたときに前記第
    1の電気回路をプログラムするための事前プログラム可能な手段を備える方法。
  15. 【請求項15】 前記提供するステップが、患者について事前決定された処
    置プロトコルで前記事前プログラム可能な手段を選択的にプログラムすることを
    含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記選択的にプログラムするステップが、前記事前プログ
    ラム可能な手段を再度プログラムすることによって患者についての前記処置プロ
    トコルを修正することを含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記納めるステップが前記ハウジング上に、前記電気刺激
    に関する情報を表示する視覚表示を提供することを含む請求項14に記載の方法
  18. 【請求項18】 患者の組織に事前選択された電気刺激を提供するための方
    法であって、 第1のバッテリを備える前記第1の電気回路を準備するステップと、 手で持ち運び可能に構成されたハウジングに前記第1の電気回路を納めるステ
    ップと、 第2の電気回路をプログラムするためのプログラム手段を備える前記第2の電
    気回路を組み立てるステップと、 前記第2の電気回路を電極モジュール内に配置するステップと、 前記第2の電気回路と電気的に通信する前記電極モジュールに、1対の電極を
    装着するステップと、 前記事前選択された電気刺激に対する事前決定された処置プロトコルで、前記
    第2の電気回路内の前記プログラム手段をプログラムするステップと、 前記第2の電気回路を前記第1の電気回路に結合させるステップと、 前記1対の電極を組織に接触させながら前記第1の電気回路および前記第2の
    電気回路を作動させ、それによって組織に前記事前選択された電気刺激を与える
    ステップと を含む方法。
  19. 【請求項19】 前記納めるステップが前記ハウジング上に、前記電気刺激
    に関する情報を表示する表示手段を提供することを含む請求項18に記載の方法
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