JP2003531402A - 真空リソグラフィにおけるフォトレジスト気体放出の軽減 - Google Patents

真空リソグラフィにおけるフォトレジスト気体放出の軽減

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Abstract

(57)【要約】 放出気体が真空中リソグラフィシステム(100)の投影光学部品を汚染することを防ぐ窓なしシステムおよび装置が提供される。気体放出軽減装置(124)は、実質的に1端部が閉ざされた煙突(304)と、煙突に流体的に結合されたダクトと、煙突内に配置されたバッフル(602)とを備える。気体放出軽減装置の煙突は、実質的に閉ざされた端部において漏斗型(402)である。煙突の本端部は、光のビームまたは束が煙突を通過することを可能にする開口部を有する。光を通過させる少なくとも1つのアパーチャを有する回転バリア(902)が、煙突の近傍に設けられ得、この結果回転バリアのアパーチャのうちの1つが煙突の近傍を通過するときを除き、回転バリアが煙突の開いた端部を実質的に閉ざす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、真空中(in−vacuum)リソグラフィに関する。具体的には
、真空中リソグラフィシステムにおけるフォトレジスト気体放出に関する。
【0002】 (関連技術) 半導体ウェハ上にマイクロエレクトロニクス回路を製造する多くの加工工程の
うちの1つは、ウェハをフォトレジストの薄い層でコーティングすること、およ
びパターン化されたマスクを介してコーティングされたウェハを光源に露光する
ことを含む。このプロセスは、リソグラフィとして知られる。リソグラフィを用
いて生成され得るマイクロエレクトロニクス回路の形状構成のサイズは、コーテ
ィングされたウェハを露光するために使用される光波長に反比例する。
【0003】 非常に精密なマイクロエレクトロニクス回路の形状構成を再現するためには、
レーザによって生成されるプラズマ(LPP)またはシンクロトロンなどの極紫
外線(EUV)光の光源が使用される必要がある。EUV光を使用すると、0.
03ミクロンまで小さいマイクロエレクトロニクス回路の形状構成を再現するこ
とが可能である。EUV光は物質によって容易に吸収されるため、EUV光リソ
グラフィは真空において実行される。
【0004】 リソグラフィを実行する1つの手段が、Grobmanの米国特許第4、40
8、338号(以下Grobman)に記載される。Grobmanは、接触型
焼付または近接型焼付として知られるX線リソグラフィの形態を記載する。接触
型焼付において、露光されるウェハは、マスクに非常に近接して配置され、マス
クとウェハとの間に使用される光が減少しない。マスクの特徴は、損なわれるこ
となくウェハに再現される。しかし、接触型焼付の本局面は、接触型焼付システ
ムにおいて使用されるマスクの設計を困難にし、マスクの製造を高価にしている
。さらに、例えば特定用途集積回路および非常に小さな回路形状構成を有するチ
ップ上のシステムなど、多くの用途における接触型焼付を非実用的にしている。
【0005】 EUVリソグラフィシステムで使用するためのマスクの設計および生成に関連
する難しさおよびコストを軽減するためには、マスクと露光されるウェハとの間
のEUVリソグラフィシステムに投影光学部品を含むことが非常に望ましい。投
影光学部品は、ウェハ上で再現される形状構成のサイズを減少させるために使用
され得、これによってより大きなパターンを備えたマスクを使用することが可能
になる。
【0006】 特に高エネルギー光に露光される場合、気体放出または副産物を生成すること
がフォトレジストの特性である。これらの気体放出されたレジスト製品は、本明
細書において概して「レジスト気体」、「レジスト放出気体」または「放出気体
」として示される。フォトレジストによって生成される放出気体の中に、EUV
リソグラフィシステムの投影光学部品上で凝縮され得る炭化水素分子がある。凝
縮された放出気体は、EUV光を吸収し、時間が経過するにしたがい、EUVリ
ソグラフィシステムの投影光学部品の全反射を著しく減少する。したがって、フ
ォトレジスト気体放出を軽減させることが、マスクと露光されるウェハとの間に
投影光学部品を備えた真空中EUVリソグラフィシステムにおいて極めて重要で
ある。フォトレジスト気体放出が、このようなEUVリソグラフィシステムにお
いて制御または軽減されない場合、放出気体は、非常に短期間(すなわち、約1
00秒)で、EUVリソグラフィシステムを役に立たないものにしてしまう。
【0007】 フォトレジストで気体放出された副産物をEUVリソグラフィシステムの投影
光学部品上で凝縮しないようにするために、EUVリソグラフィシステムのウェ
ハステージが、投影光学部品とは異なるチャンバで格納される必要がある。理論
的には、EUVリソグラフィシステムのウェハステージチャンバは、Grobm
anの窓に類似した窓によって投影光学部品チャンバに接続され得る。窓によっ
て、所定の光が投影光学部品チャンバからウェハステージチャンバへ伝わること
が可能になり、コーティングされたウェハを露光させ、一方フォトレジスト放出
気体が投影光学部品チャンバに入り投影光学部品上で凝縮することを防ぐ。しか
し、窓を使用することは、半導体ウェハ上のマイクロエレクトロニクス回路を再
現するのにかかる最低限の時間を著しく延ばす。これは、凝縮された放出気体と
同様に、窓がEUV光のかなりの量を吸収し、それ故に露光時間を延ばすという
事実に起因する。極端に薄い窓でさえも、あまりに多くの光を吸収するため、E
UV光とは機能し得ない(すなわち、汚染を気体放出することのない窓が、入射
EUV光の50%より多い量を吸収する)。ここで、Grobmanが窓を使用
することが可能であるのは、たんにGrobmanが、EUV光ではなく、著し
い損失なしに窓を貫通し得るX線を使用し、ウェハを露光するからであることに
留意されたい。
【0008】 放出気体がEUV光リソグラフィシステムの投影光学部品チャンバに入ること
を防ぐために窓を使用することはまた、さらなる不利益を有する。例えば、放出
気体は、短時間に凝縮し、窓上に蓄積する。凝縮された放出気体のこの生成は、
さらに窓を通過しウェハに達し得るEUV光量をさらに減少させる。短時間(す
なわち、1時間より少ない時間)で、窓上に凝縮された放出気体の生成は、任意
のEUVリソグラフィシステムが(GrobmanのX線システムに対比して)
役に立たなくなるまでEUV光のスループットを減少させる。
【0009】 EUVリソグラフィシステムにおける気体放出を制御する窓を有さない1つの
手段は、SOLID STATE TECHNOLOGYの1999年9月号の
「EUCLIDES:European EUV lithography m
ilestones」と題されるJos P.H.Benschopらによる論
文に記載され、その全体は本明細書中に参考として援用される。本論文において
、著者らは、投影光学部品チャンバとEUVリソグラフィシステムのウェハステ
ージチャンバをチューブで接続し、気体を接続チューブに注入することによって
、気体のフローがチューブからウェハステージチャンバ内へと確立され、フォト
レジスト放出気体が明らかに投影光学部品チャンバに入らないようにし得ること
を提案する。明らかに、本デバイスは、放出気体が、著者らが提案する、接続チ
ューブからウェハステージチャンバ内へと確立され得る気体のフローに逆行して
は伝播しないという概念に基づく。
【0010】 Jos P.H.Benschopらによって提案されるフォトレジスト気体
放出制御手段はあるシステムにおいては機能し得るが、位置モニタリングデバイ
スを使用し、露光中にウェハのピントを合わせた状態を保持するEUVリソグラ
フィシステムにおいては機能しない。例えば、デバイスの静電容量における変化
を使用し、デバイス近傍の表面位置における小さな変化を検出する非常に精度の
高い静電容量フォーカシングデバイスまたはゲージなど関連技術の当業者に公知
であるタイプの位置モニタリングデバイスは、ウェハに近接する安定した表面に
装着される必要がある(すなわち、これらのデバイスは、ウェハに近接する安定
した表面に装着される必要があり、それ故にデバイスの端部がウェハの約1ミリ
メートル以内にしっかりと固定される)。位置モニタリングデバイスを装着する
際に利用可能である最も安定した表面は、投影光学部品チャンバとウェハステー
ジチャンバとの間に位置する仕切りであり、それ故に仕切りが位置モニタリング
デバイスを装着するに最も適した場所である。この結果、ウェハが仕切りに近接
して設けられる必要があり、ウェハはBenschopらによって記載される接
続チューブからウェハステージチャンバ内への気体のフローをブロックする。B
enschopらによって記載される接続チューブ内へ注入された気体は、すべ
てではなくともそのほとんどが、ウェハステージチャンバではなく投影光学部品
チャンバ内に流れる。これはこのフローパスが抵抗の最も低いフローパスだから
である。
【0011】 したがって、露光中にウェハのピントを合わせた状態を保持する位置モニタリ
ングデバイスを使用するものを含め、任意のEUVリソグラフィシステムで機能
する窓を有さないフォトレジスト気体放出軽減デバイスが必要である。
【0012】 (発明の要旨) 本発明は、フォトレジスト気体放出軽減システム、方法および装置に関する。
気体放出軽減システムおよび装置は、実質的に1端が閉ざされた煙突と、煙突に
流体的に結合されたダクトと、煙突内に配置されたバッフルとを備える。気体放
出軽減装置の煙突は、実質的に閉ざされた端部において漏斗型である。煙突の本
端部は、光のビームまたは束が煙突を通過することを可能にする開口部を有する
【0013】 本発明の1実施形態において、光を通過させる少なくとも1つのアパーチャを
有する回転機械バリアが、煙突の近傍に設けられ、この結果回転バリアのアパー
チャのうちの1つが煙突の近傍を通過するときを除き、回転バリアが煙突の開い
た端部を実質的に閉ざす。本回転バリアは、冷却装置ユニットによって冷却され
、冷却装置ユニットは回転バリアの一部に放射状に結合される。磁気ベアリング
を備えたモータが、バリアを回転させるために使用される。磁気ベアリングは、
ディスクをモータから断熱する。
【0014】 本発明の1実施形態において、光源同期化モジュールは、パルス型光源をトリ
ガーするために使用され、一方回転バリアのアパーチャは、気体放出軽減装置の
煙突と一直線になる。
【0015】 本発明の別の実施形態において、煙突内に配置されたバッフルが、冷却ユニッ
トによって冷却される。
【0016】 本発明の別の実施形態において、バリアガスシステムが、バリアガスを煙突内
に注入するために使用される。
【0017】 本明細書において組み込まれ、そして本明細書の1部を形成する添付の図面は
、その説明とともに本発明の実施形態を示し、本発明の原理を説明する役割を果
たす。
【0018】 (好適な実施形態の詳細な説明) 本発明のシステム、方法および装置は、縮尺比の一定でない添付の図面を参照
して記載される。図面において、同様の参照符号は、同一または機能的に類似す
る要素を示す。さらに、参照符号の最も左に来る桁は、参照符号が最初に現れる
図面番号と同一である。
【0019】 以下の実施形態を詳細に参照するこれらの例は、添付の図面において示される
。本発明が実施形態に関連して記載され、本発明をこれらの実施形態にのみ限定
しないことが理解されるべきである。逆に、本発明は、上掲の特許請求の範囲に
よって定義される本発明の精神および範囲内に含まれ得る、変更、改変および均
等物を網羅する。さらに、以下の記載において、説明のために、多数の特定の詳
細を記載して、本発明の完全な理解を提供する。しかし、本発明がこれらの特定
の詳細なしに実施され得ることが、本開示を読めば当業者に理解される。例えば
、本発明のあいまいな局面を避けるために、周知の構造およびデバイスは詳細に
は記載されない。
【0020】 (発明の環境) 図1は、本発明が使用され得る極紫外線(EUV)リソグラフィシステム10
0の概略的表示である。リソグラフィシステム100は、仕切り109によって
分割される圧力ゾーン104、106および108を有した真空チャンバ102
を含む。圧力ゾーン104は、リソグラフィシステム100の光学系を格納する
。圧力ゾーン106は、リソグラフィシステム100のウェハステージを格納す
る。圧力ゾーン108は、リソグラフィシステム100の光源を格納する。圧力
ゾーン104および106は、ポンプダウンバイパスバルブ110Aによって接
続され、圧力ゾーン104および108は、ポンプダウンバイパスバルブ110
Bによって接続される。ターボポンプ112Aおよび112Bは、圧力チャンバ
102の排気するために使用され、圧力ゾーン106および108を圧力ゾーン
104より低い圧力で維持する。
【0021】 圧力ゾーン108は、EUV光源114を格納する。EUV光は、極紫外線放
射を意味する。ある実施形態において、10〜14ナノメートル(nm)の範囲
の波長が使用される。EUV光は、物質によって容易に吸収されるため、圧力ゾ
ーン104、106および108は、ツールの動作前および/または動作中に排
気される。圧力ゾーン108は、リソグラフィ技術の当業者に明らかであるよう
に、約1mTorrで維持される。圧力ゾーン108の空気は、約70パーセン
トのヘリウム、および約30パーセントのキセノンを含む。
【0022】 EUV光源114は、好適にはパルス型化学線の光源である。しかし、EUV
光の他の光源が使用され得る。パルス型化学線の光は、スペクトルフィルタ11
6を介して圧力ゾーン108を出る。スペクトルフィルタ116の目的は、リソ
グラフィ技術における当業者に明らかであるように、圧力ゾーン104に入る光
のバンド幅を限定することである。入射EUV光の約50%が、実質的にその他
のすべての光と同様、スペクトルフィルタ116によって吸収される。
【0023】 圧力ゾーン104に入る際に、化学線の光が、ミラー118A〜118Dによ
って焦点板120にフォーカスされる。レンズではなくミラーが化学線の光をフ
ォーカスするために使用され、化学線の光の吸収を防ぐ。焦点板120を離れる
化学線の光が、圧力ゾーン106においてミラー122A〜122Fによってウ
ェハ126にフォーカスされる。化学線の光は、本発明によって気体放出軽減デ
バイス124を介して圧力ゾーン104を出る。気体放出軽減デバイス124の
構造は、図2〜8を参照しながら以下にさらに記載する。
【0024】 圧力ゾーン104は、ミラー122Fとウェハ126との間の圧力ゾーン10
4における気体の粘性フローを維持するに十分な圧力で維持される。この条件は
、圧力ゾーン104における気体の平均自由行程が、ミラー122Fとウェハ1
26との間の距離の多くて約100分の1である場合に満たされる。この条件が
満たされる場合、気体分子が流体(すなわち、連続体であり、ここで気体分子は
お互いに押し合う傾向があり、気体分子間の衝突が気体の行動を左右する)のよ
うにふるまう。リソグラフィシステム100の好適な実施形態において、約24
mTorrの圧力が、圧力ゾーン104において維持され、気体の粘性フローを
保証する。より高い圧力が圧力ゾーン104において維持される場合、圧力ゾー
ン104における気体の平均自由行程が小さくなり、粘性も増加するが、より多
くの光が圧力ゾーン104において吸収される(散乱される)。
【0025】 圧力ゾーン104の空気は、フォトレジスト気体放出によって供給される水素
気体を含む。低温ポンプ113は、圧力ゾーン104において水素気体より重い
気体を選択的に凝縮するために使用される。圧力ゾーン104と106との間の
圧力差を維持するために必要なメーキャップ気体が、気体ポート(図示せず)を
介して圧力ゾーン104内に導入される。圧力ゾーン104から圧力ゾーン10
6内への気体のフローは、図2を参照しながらさらに以下に記載する。
【0026】 圧力ゾーン106は、リソグラフィシステム100のウェハステージを格納す
る。ウェハ126は、ステップ・アンド・スキャンデバイス130に接続される
堅いウェハプレートまたはチャック128で支えられる。ウェハ126は、関連
技術の当業者に公知のタイプの静電容量フォーカシングデバイスなどの位置モニ
タリングデバイス(図示せず)を用いて、スキャン中にリソグラフィシステム1
00の焦平面で保持される。
【0027】 リソグラフィシステム100の好適な実施形態において、約10mTorrの
圧力が、圧力ゾーン106において維持される。圧力ゾーン106の空気は、フ
ォトレジスト気体放出によって供給される水素気体、二酸化炭素およびその他の
炭化水素分子を含む。
【0028】 (フォトレジスト気体放出軽減装置の好適な実施形態) 図2は、EUVリソグラフィシステム100の投影光学部品の詳細な図である
。図2は、焦点板120から気体放出軽減デバイス124内へのEUV光の伝播
路を示す。ミラー122A〜Fは、真空チャンバ102(図示せず)の圧力ゾー
ン104に設けられる。仕切り109は、圧力ゾーン106から圧力ゾーン10
4を分割する。
【0029】 図2に示され得るように、気体放出軽減デバイス124は、仕切り109に結
合する。例示の実施形態において、気体放出軽減デバイス124は、好適には2
本のダクト204を有しており、このダクトを介して圧力ゾーン104からの気
体が圧力ゾーン106に達するまで伝わり得る。しかし、その他の実施形態にお
いて、気体放出軽減デバイス124は、1本のダクト204のみを有し得る。(
例示される本実施形態において、気体が圧力ゾーン106に達することを可能に
するには、1本のダクトで十分であるが、ミラー118Dの支持構造(図示せず
)を避けるために2本のダクトが本実施形態において使用される)。圧力ゾーン
106は、圧力ゾーン104より低い圧力で維持されるため、圧力ゾーン104
における気体は、圧力ゾーン104から気体放出軽減デバイス124を介して圧
力ゾーン106に自然に流れる。ダクト204の長さは、圧力ゾーン106に設
けられるステップ・アンド・スキャンデバイス130などのウェハステージ機器
から気体のフローを排出するに十分長い。気体放出軽減デバイス124の詳細は
、図3〜7にさらに示される。
【0030】 図3に示されるように、気体放出軽減デバイス124の2本のダクト204は
、ダクト302の1セクションによって接続され、単一のダクトワークを形成す
る。煙突304もまた、ダクト302のセクションに接続される。煙突304は
、開口部306を有しており、この開口部を介してEUV光が通過し得る。開口
部306の形状は、好適にはEUV光の断面の形状または煙突304上を通過す
る束の断面の形状に合致する。ダクト302のセクションはまた、煙突304内
の気体がダクトワークに入ることを可能にする開口部308を有しており、それ
故に煙突304が、気体放出軽減デバイス124用の注入開口部として機能する
ことを可能にする。
【0031】 図4Aは、気体放出軽減デバイス124の底面側を示す。図4Aに見られ得る
ように、煙突304は、漏斗型セクション402を有する。漏斗型セクション4
02は、好適には図4Bに示されるように仕切り109の開口部を通過し、仕切
り109の終わりまで延びる。この結果開口部306は、露光中にウェハ126
に近接する。開口部306のサイズは、圧力ゾーン106から煙突304を介し
て圧力ゾーン104内へ移動し得るレジスト放出気体分子の数を限定する。
【0032】 図5は、気体放出軽減デバイス124を介した気体のフローを示す。図5に示
されるように、気体は、圧力ゾーン104または圧力ゾーン106の一方から気
体放出軽減デバイス124に入り得る。気体は、圧力ゾーン106から開口部3
06を介して気体放出軽減デバイス124に入る。
【0033】 上述のように、圧力ゾーン104は、圧力ゾーン106よりも高い圧力で維持
される。それ故、圧力ゾーン104から煙突304を介した圧力ゾーン106へ
の自然な気体のフローがある。開口部306はサイズが小さく、ウェハ126に
近接するため、圧力ゾーン104から開口部306を介した圧力ゾーン106へ
の気体フローが制限される。圧力ゾーン104から圧力ゾーン106に流れる気
体の抵抗が最も低いフローパスは、気体放出軽減デバイス124の2本のダクト
204である。ダクト204を流れる気体は、ダクト204の端部の開口部50
2を介して圧力ゾーン106内に排出される。開口部502は、気体放出軽減デ
バイス124用の排出開口部として機能する。
【0034】 圧力ゾーン104から開口部306を介した圧力ゾーン106内への気体フロ
ーは制限されるが、ウェハの露光中に生成されるレジスト放出気体は、開口部3
06を介して気体放出軽減デバイス124の煙突304内に流れる。これらの放
出気体の運動量に依存して、放出気体は、煙突304に入る気体ストリームによ
って、圧力ゾーン104から気体放出軽減デバイス124のダクト204内に運
搬され得るか(この場合上述のように放出気体は圧力ゾーン106内に排出され
る)、または煙突304を介して進み続け、圧力ゾーン104に入り得る。開口
部306を介して煙突304に入るレジスト気体の運動量を軽減するために、バ
ッフル602(図示せず)が煙突304内に挿入される。
【0035】 図6Aは、バッフル602の好適な実施形態を示す。バッフル602は、複数
のバッフルプレート604を含み、このバッフルプレート604は、EUV光が
バッフルを通過することを可能にする開口部606を有する。開口部606のサ
イズおよび形状は、好適にはウェハ126を露光するために使用されるEUV光
または束の断面に合致する。バッフル602は、開口部306を介して煙突30
4に入る炭化水素レジスト気体のかなりの部分が圧力ゾーン104に入らないよ
うにする。
【0036】 ウェハ126の表面において生成される放出気体は、図7Aにおける本発明の
1実施形態700に示されるように、全ての方向に向けてウェハ126の表面を
離れる。これらの放出気体の中にはウェハの表面に対し実質的に垂直の角度でウ
ェハ表面を離れるものもあるが、多くの放出気体はそうではない。垂直とは著し
く異なる角度でウェハ126の表面を離れる放出気体は、仕切り109によって
圧力ゾーン104に入ることを妨げられる。実質的に垂直ではない角度で、ウェ
ハ126の表面を離れ、開口部306を介して煙突304に入る放出気体は、バ
ッフル602によって遮断される。ウェハ126の表面をウェハに対し垂直の角
度で離れる放出気体でさえ、圧力ゾーン104内への道を得ることは難しい。こ
れは、図7Aに示されるように、放出気体が煙突304内の他の気体分子と衝突
し、運動量を交換するからである。図7Aにおける衝突701は、2つの気体分
子が運動量を交換する場所の例である。
【0037】 図6Bに示されるように、バッフル602は、気体放出軽減デバイス124の
煙突304から気体放出軽減デバイス124のダクト204内に気体が流れるこ
とを可能にする少なくとも1つの開口部608を有する。開口部608は、開口
部308と一直線になり、これは図7Aにベストに見られる。
【0038】 本発明の1実施形態において、ダクト204の直径は、図7Cに示されるよう
に、ダクト302のセクション近傍の約10ミリメートルからダクト204の両
端の開口部502近傍の約100ミリメートルまで増加する。ダクト204の広
がる直径は、ダクト204の壁が、気体分子が開口部502に向かい、そして圧
力ゾーン106内に移動することを助けることを保証する。気体の平均自由行程
がダクト204の壁間の距離に比べもはや小さくないため、ダクト204内の気
体のフローは粘性ではない。ダクト204内の気体分子は、ダクト204内の気
体分子が他の気体分子と衝突するのとほぼ同じ程度の確率で、ダクト204の壁
と衝突する。それ故、壁衝突は、ダクト204内の気体の動きにおける重要な要
因である。関連技術の当業者に公知であるように、壁と拡散衝突する分子は、元
々の伝播路から独立した方向で散乱され、この運動量は壁が冷却されない限り衝
突前および衝突後で統計的に同じである。壁と拡散衝突する分子は、壁の法線か
ら角度θのコサインに相当する確率で、壁から角度θで射出される。射出の最も
可能性のある角度は、壁の法線から0度である。広がる直径を有するダクトを用
いることによって、ダクトの壁の法線が常に開口部502に向かうことになり、
壁と衝突する気体分子が開口部502の方向に射出される可能性が高い。図5に
示されるように、開口部502は圧力ゾーン106内に排出する。
【0039】 本発明の好適な実施形態において、バッフル602は冷却される。バッフル6
02を冷却することにより、放出気体分子がバッフル602に当たり跳ね返る可
能性が減少する。関連技術の当業者に公知であるように、冷却された表面と衝突
する分子は、凝縮または表面に吸着する傾向にある。冷えたバッフル602は、
放出気体分子がバッフル602に当たる場合、分子の運動量またはエネルギーの
かなりの部分がバッフルに転移され、この結果、分子が圧力ゾーン104内にさ
らに進むことを防ぐことを保証する。上述のように、変化した運動量放出気体分
子は、煙突304から気体放出軽減デバイス124のダクト204に運ばれ、圧
力ゾーン106内に排出される。
【0040】 本発明の好適な実施形態705において、図7Bに示されるように、熱が、バ
ッフル602から熱伝導ロッドまたは熱パイプ702、そして冷却ユニット71
0を用いて除去される。バッフル602は、好適には熱パイプ702によって支
持され、この結果、断熱スペーサの必要なしに、バッフル602は煙突304か
ら断熱される。あるいは、バッフル602は、例えばゴムスペーサを用いて、煙
突304から断熱され得る。熱パイプ702は、ダクト302のセクションで穴
704を通り、バッフル602に結合される。同中心回路フランジ706は、ダ
クト302のセクションから穴704を介して圧力ゾーン104内に移動する気
体分子の数を限定するラビリンスシールを形成する。バッフル602を冷却する
その他の方法は、本明細書において記載される関連技術の当業者に明らかである
【0041】 図7Bに示されるように、本発明の実施形態750はまた、ヒーター720と
、気体放出軽減デバイス124(バッフル602ではない)の温度を調節する温
度センサー730とを含む。実施形態750において、ヒーター720は、気体
放出軽減デバイス124のダクト302のセクションに結合される。温度センサ
ー730は、気体放出軽減デバイス124の煙突304に結合される。温度セン
サー730は、気体放出軽減デバイス124の温度をモニタリングし、インプッ
トを制御モジュール(図示せず)に提供する。ヒーター720は、気体放出軽減
デバイス124の温度を所定の値で維持するために、必要に応じて制御モジュー
ルによって電源の入切が行われる。
【0042】 気体放出軽減デバイス124の温度を所定の値で維持することは、いくつかの
実施形態における本発明の重要な特徴である。例えば、本発明のいくつかの実施
形態において、気体放出軽減デバイス124をミラーに近接して設ける必要があ
り得る。このような実施形態において、気体放出軽減デバイス124(バッフル
602ではない)は、好適には近接するミラーが製造されて、テストされた温度
と実質的に同じ温度で維持される。例えば、図8は、煙突304が、ミラー12
2Eの切り抜き部分に設けられる実施形態を示す。本実施形態において、ミラー
122Eが20℃で製造されて、テストされた場合、放出気体軽減デイバス12
4は、約20℃で維持されるべきである。気体放出軽減デバイス124の温度を
約20℃で維持することによって、煙突304は、ミラー122Eと冷却された
バッフル602との間で熱シールドとして作用し、これによって冷却されたバッ
フル602による、温度によって誘発されるミラー122Eの任意の歪みを防ぐ
。この歪みは、投影光学部品の性能に不利に影響を与え得る。図8にまた示され
るのは、熱パイプ702が通る穴704である。冷却されたバッフル602を有
さない本発明の実施形態は、穴704を有さない。
【0043】 (フォトレジスト放出気体軽減システムの好適な実施形態) 気体放出軽減デバイス124は、有意な数の放出気体分子が圧力ゾーン104
に入り、潜在的にEUVリソグラフィシステム100の投影光学部品を汚染する
ことを防ぐ。しかし、気体放出軽減デバイス124は、すべての放出気体分子が
圧力ゾーン104に入らないようにするわけではない。上述のように、ウェハ1
26をウェハ126の表面に対し実質的に垂直の角度で離れるいくつかの放出気
体分子は、開口部306、そしてバッフル602の開口部606を介し伝播し、
圧力ゾーン104に入り得る。したがって、本発明の好適な実施形態において、
2つの追加の要素が含まれ、これらの分子が圧力ゾーン104に入ることを防ぐ
。これらの要素は、図9において示される。
【0044】 図9は、本発明による放出気体軽減システム900を示す。放出気体軽減シス
テム900は、上述の気体放出軽減デバイス124に加え、機械バリア902お
よび選択的バリアガスシステム911を含む。
【0045】 バリア902は、煙突304をカバーし、実質的に閉ざすように構成される。
本明細書において、実質的に閉ざすということは、バリア902が、放出気体分
子が煙突304を出て圧力ゾーン104に向かうことをブロックするために、煙
突304の外側数ミリメートル内に設けられることを意味する。本発明の好適な
実施形態において、バリア902は、煙突304から約1ミリメートルの距離に
設けられる。煙突304内の放出気体分子、例えば煙突304から圧力ゾーン1
04に向かって伝播する炭化水素分子は、圧力ゾーン104内にさらに進むこと
を止められる。これは炭化水素分子が、分子の伝播路に設けられているバリア9
02に当たるからである。
【0046】 本発明の好適な実施形態において、バリア902は、冷却装置ユニット906
によって放射状に冷却される回転ディスクである。回転ディスクは、ディスクと
モータの固定子(図示せず)との間の熱転移を排除する磁気ベアリング(図示せ
ず)によって支持される。放出気体分子が、バッフル602を通過してバリア9
02に当たる場合、その運動量が減少される。バリア902が冷却されるため、
バリア902に当たる放出気体分子はバリア902上で凝縮する傾向がある。バ
リア902上で凝縮する分子は、圧力ゾーン104内をさらに進みEUVリソグ
ラフィシステム100の投影光学部品上で凝縮することを妨げられる。
【0047】 図10に示されるように、バリア902は、回転しながら、EUV光がバリア
902を通過し、それ故にウェハ126を露光することを可能にする、少なくと
も1つのアパーチャ1002を有する。図9に示されるように、モータ904は
、アパーチャ1002が定期的に煙突304上を通過するように、バリア902
を回転させるために使用される。モータ904は、好適にはオイルフリーの磁気
ベアリングを備えたモータであり、それにより投影光学部品を汚染する可能性を
減少させ、ディスクを非常に冷たい状態に維持し易くさせる。これは、磁気ベア
リングを介して伝導される熱がないからである。アパーチャ1002が煙突30
4上を通過し、センサー907が、アパーチャ位置表示器908を感知し、(例
えば、電磁気)信号を通信リンク909を介してEUV光源同期化モジュール9
10に送信する。位置表示器908は、センサー907によって感知されるもの
であれば何であってもよい。例えば、位置表示器908は、金属ピックアップデ
バイス、反射テープまたはセンサー907によって検出される電磁気放射の通過
を可能にする穴であり得る。機械装置のような、使用され得るその他の位置表示
手段は、本明細書において記載される関連技術の当業者に明らかである。
【0048】 本発明の好適な実施形態において、EUV光源同期化モジュール910が信号
をセンサー907から受信するときはいつでも、EUV光源114がトリガーさ
れる。EUV光源114は、アパーチャ1002が煙突304上にある場合にの
みトリガーされるため、バリア902は、EUV光に対するバリアとして作用し
ない。
【0049】 ウェハ126がEUV光に露光されるときはいつでも、放出気体が生じる。E
UV光露光によって生成される炭化水素の放出気体分子が、気体放出軽減デバイ
ス124の開口部306に入り、バッフル602を通過し得る前に、バリア90
2が、アパーチャ1002が煙突304の開口部を越えて移動するように回転す
る。このように、バッフル602を通過することが可能な任意の炭化水素の放出
気体分子が、バリア902によって止められ、圧力ゾーン104内にさらに進ま
ないようにされる。圧力ゾーン104では、炭化水素の放出気体分子は、EUV
リソグラフィシステム100の投影光学部品を汚染する可能性がある。
【0050】 炭化水素の放出気体分子が圧力ゾーン104に達することを防ぐ気体放出軽減
システム900の別の要素は、選択的バリアガスシステム911である。バリア
ガスシステム911は、例えばアルゴンなどの重い気体を、煙突304の漏斗型
セクション402内に注入する。重い気体は、次いで開口部306を介して煙突
304に入る炭化水素の放出気体分子に対するバリアとして作用する。炭化水素
の放出気体分子が重いバリアガス分子と衝突すると、放出気体分子は、その運動
量を重いバリアガス分子と交換する。これは、炭化水素の放出気体分子の伝播の
方向をランダムにするが、速度は弱めない。(気体において、運動エネルギーお
よび温度は同等である。それ故に、平均的な分子の速度を弱める唯一の方法は、
気体を冷却することである。分子の速度を弱めることは、他の気体とランダムに
衝突することによってはなされ得ない。)次いで、ランダムにされた放出気体分
子は、煙突304から気体放出軽減デバイス124のダクト204を介して圧力
ゾーン106内に移動する気体の自然なフローによって、煙突304から運び去
られる。
【0051】 図9に見られ得るように、気体放出軽減デバイス124の漏斗型セクション4
02の形状により、1つ以上の容量性のフォーカシングデバイス916がウェハ
126の露光エリアに近接して装着されることが可能になる。ウェハ126が気
体放出軽減デバイス124の開口部306に近接していることで、開口部306
を介して煙突304を出ようとする気体のフローが制限され、これによって気体
がダクト204を介して流れ、圧力ゾーン106に達することを保証する。ダク
ト204の長さは、ダクト204の排出開口部502が、例えばチャック128
またはステップ・アンド・スキャンデバイス130などのウェハステージ機器に
よってブロックされることが決してないようにする長さである。
【0052】 (真空中フォトリソグラフィシステムにおけるフォトレジスト気体放出を軽減
する好適な方法) 図11は、本発明による真空中リソグラフィシステムにおけるフォトレジスト
気体放出を軽減する好適な方法を示すフローチャートである。方法1100は、
上述の気体放出軽減デバイスおよびシステムの実施形態を用いて実施され得る。
方法1100をより明確に記載するために、方法1100は、例示のEUVリソ
グラフィシステム100を用いて記載される。しかし、関連技術の当業者に理解
されるように、方法1100は、例示のEUVリソグラフィシステム100に加
え、その他のリソグラフィシステムにおいても実施され得る。
【0053】 方法1100は、工程1102に始まる。工程1102において、リソグラフ
ィシステム100の真空チャンバ102は、仕切り109を用いて、2つの圧力
ゾーン104および106に分割される。圧力ゾーン104および106は、双
方とも真空を確立するために排気され得る。
【0054】 工程1104において、リソグラフィシステム100の投影光学部品は、圧力
ゾーン104内に設けられ、リソグラフィシステム100のウェハステージは、
圧力ゾーン106に設けられる。投影光学部品は、投影光学部品と接触し得るフ
ォトレジスト放出気体の数を限定するために、ウェハステージとは異なる圧力ゾ
ーンに配置される。
【0055】 工程1106において、気体放出軽減デバイス124は、仕切り109に結合
される。気体放出軽減デバイス124は、煙突304およびバッフル602を有
する。気体放出軽減デバイス124の目的は、圧力ゾーン104と106との間
の気体のフローを制御し、一方で化学線の光を通すことである。気体放出軽減デ
バイス124がいかに気体のフローを制御するかは上述されている。
【0056】 工程1108において、圧力差は、圧力ゾーン104と106との間の気体の
粘性フローを確立するために、圧力ゾーン104と106との間に造り出される
。圧力差を造り出すために、圧力ゾーン104および106は排気され、ここで
圧力ゾーン106における圧力は、圧力ゾーン104の圧力より低い圧力になる
まで排気される。圧力ゾーン104は、ミラー122Fとウェハ126との間の
圧力ゾーン104における気体の粘性フローを維持するに十分な圧力で維持され
る。本発明の1実施形態において、約24mTorrの圧力が、気体の粘性フロ
ーを保証するために、リソグラフィプロセス中に圧力ゾーン104において維持
される。約10mTorrの圧力が、圧力ゾーン106において維持される。
【0057】 工程1100において、回転バリアが使用され、放出気体分子が煙突304か
ら圧力ゾーン104に向かって伝播することをブロックする。ウェハ126がE
UV光に露光されるときはいつでも、放出気体が生じる。例えば炭化水素放出気
体分子などのEUV光露光によって生成される放出気体分子は、気体放出軽減デ
バイス124の開口部306に入り、バッフル602を通過し得る前に、バリア
902は回転され、この結果アパーチャ1002が、煙突304の開口部を越え
て移動される。このように、バッフル602を通過することが可能な任意の炭化
水素の放出気体分子が、バリア902によって止められ、圧力ゾーン104に入
らないようにされる。圧力ゾーン104では、炭化水素の放出気体分子はリソグ
ラフィシステム100の投影光学部品を汚染する可能性がある。
【0058】 方法1100の選択的な工程1112において、バリア902は、冷却装置ユ
ニット906によって放射状に冷却される。放出気体分子が、バッフル602を
通過しバリア902に当たる場合、その運動量は減少される。バリア902が冷
却されるため、バリア902に当たる放出気体分子はバリア902上で凝縮する
傾向がある。バリア902上で凝縮する分子は、圧力ゾーン104内にさらに進
み、EUVリソグラフィシステム100の投影光学部品上で凝縮しないようにさ
れる。
【0059】 方法1100の選択的な工程1114において、バッフル602は冷却される
。バッフル602を冷却することで、バッフル602への運動量のかなりの量を
移させることなしに、放出気体分子がバッフル602に当たり跳ね返る可能性が
減少する。
【0060】 方法1100の選択的な工程1114において、バリアガスは、煙突304の
漏斗型セクション内に注入される。本工程において、バリアガスシステム911
は、例えばアルゴンなどの重い気体を、煙突304の漏斗型セクション402内
に注入する。重い気体は、次いで開口部306を介して煙突304に入る放出気
体分子に対するバリアとして作用する。放出気体分子が重いバリアガス分子と衝
突するため、放出気体分子は、その運動量を重いバリアガス分子と交換する。こ
れは、放出気体分子の伝播方向をランダムにし、放出気体分子が、煙突304か
ら気体放出軽減デバイス124のダクト204を介して圧力ゾーン106内に伝
わる気体の自然なフローによって、煙突304から運び去られることを可能にす
る。
【0061】 方法1100の工程のそれぞれを実施する方法は、上記の図1〜10を参照し
ながらさらに説明される。本明細書の記載の関連技術の当業者に明らかであるよ
うに、工程1102〜1116の実施方法を記載するために使用された以外の本
発明の実施形態もまた、本発明の精神および範囲から逸脱せず、方法1100を
実施するために使用され得る。
【0062】 (結論) 本発明の種々の実施形態が上述されてきており、EUV光真空中リソグラフィ
システムにおける気体放出を軽減するために使用され得る。これらの実施形態は
、例示のためのみに提示されてきており、本発明を限定しないことが理解される
べきである。上述の実施形態の形態および詳細における種々の変更が、特許請求
の範囲において定義される本発明の精神および範囲から逸脱することなく行われ
得ることが関連技術の当業者によって理解される。それ故、本発明の範囲は、上
述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、上掲の特許
請求の範囲および均等物によってのみ定義されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明が使用され得る極紫外線リソグラフィシステムの図である。
【図2】 図2は、図1のシステムの投影光学部品の図である。
【図3】 図3は、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1部の平面図で
ある。
【図4A】 図4Aは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1部の底面図
である。
【図4B】 図4Bは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1部の側面図
である。
【図5】 図5は、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1部の側面図で
ある。
【図6A】 図6Aは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイス用バッフルの平
面図である。
【図6B】 図6Bは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイス用バッフルの背
面図である。
【図7A】 図7Aは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1実施形態の
側面図である。
【図7B】 図7Bは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1実施形態の
側面図である。
【図7C】 図7Cは、本発明によるフォトレジスト気体放出軽減デバイスの1実施形態の
平面図である。
【図8】 図8は、図1のシステムの1部の詳細図である。
【図9】 図9は、本発明によるフォトレジスト放出気体軽減システムの図である。
【図10】 図10は、本発明によるフォトレジスト放出気体軽減システムの回転バリアの
図である。
【図11】 図11は、本発明によるフォトレジスト放出気体を軽減する1方法を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙突と、 該煙突に流体的に結合されたダクトと、 該煙突内に配置されたバッフルと、 を備えるフォトレジスト気体放出軽減装置。
  2. 【請求項2】 前記ダクトが、 注入開口部と、 少なくとも1つの排出開口部と、 を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記バッフルが、光を通過させる切り抜き部を有する複数の
    バッフルプレートを備える、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記煙突が、断面を有する光の束を通過させる開口部を第1
    の端部に有し、該開口部の形状が該断面の形状に実質的に一致する、請求項1に
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 光の束を通過させる少なくとも1つのアパーチャを有する回
    転バリアであって、該回転バリアが、前記煙突の近傍に位置付けられ、この結果
    該回転バリアの該アパーチャのうちの1つが該煙突の第2の端部の近傍を通過す
    るときを除き、該回転バリアが該煙突の該第2の端部を実質的に閉ざす、回転バ
    リアをさらに備える、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記回転バリアに放射状に結合された冷却装置ユニットをさ
    らに備える、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記回転バリアに結合されたモータをさらに備える、請求項
    6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記モータが磁気ベアリングを備える、請求項7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 パルス型光源をトリガーすることと、前記回転バリアの前記
    アパーチャが前記煙突の前記第2の端部の近傍を通過することとを同期化する光
    源同期化モジュールをさらに備える、請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記煙突の前記第2の端部に対する、前記アパーチャの位
    置を判定するセンサーモジュールをさらに備える、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記バッフルが前記煙突から断熱される、請求項4に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 前記バッフルが冷却される、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ダクトが、前記バッフルおよび前記回転バリアの温度
    より高い温度に維持されるように加熱される、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記煙突に結合されたバリアガスシステムであって、該バ
    リアガスシステムが、バリアガスを該煙突内に注入する、バリアガスシステムを
    さらに備える、請求項4に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記バリアガスがアルゴンを含む、請求項14に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 煙突を有する気体放出軽減デバイスと、 該煙突内に配置されたバッフルと、 光を通過させる少なくとも1つのアパーチャを有する回転バリアであって、該
    回転バリアが、該煙突の近傍に位置付けられ、この結果該回転バリアの該アパー
    チャのうちの1つが該煙突の端部の近傍を通過するときを除き、該回転バリアが
    該煙突の該端部を実質的に閉ざす、回転バリアと、 該回転バリアに放射状に結合し、該回転バリアを冷却する冷却装置ユニットと
    、 を備えるフォトレジスト気体放出軽減システム。
  17. 【請求項17】 前記回転バリアの前記アパーチャのうちの1つが、前記煙
    突の前記端部の近傍を通過するときを判定するセンサーと、 該センサーから信号を受信し、パルス型光源をトリガーする光源同期化モジュ
    ールと、 をさらに備える、請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記回転バリアに結合されたモータをさらに備える、請求
    項17に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記煙突に結合されたバリアガスシステムであって、該バ
    リアガスシステムが、バリアガスを該煙突内に注入する、バリアガスシステムを
    さらに備える、請求項18に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記バリアガスがアルゴンを含む、請求項19に記載のシ
    ステム。
  21. 【請求項21】 真空中リソグラフィシステムにおけるフォトレジスト気体
    放出を軽減する方法であって、 (1)仕切りを用いて、真空チャンバを第1および第2の圧力ゾーンに分割す
    る工程と、 (2)該リソグラフィシステムの投影光学部品を該第1の圧力ゾーン内に設け
    、該リソグラフィシステムのウェハステージを該第2の圧力ゾーン内に設ける工
    程と、 (3)該第1の圧力ゾーンと該第2の圧力ゾーンとの間の圧力差を造り出す工
    程と、 (4)煙突およびバッフルを有する気体放出軽減デバイスを該仕切りに結合さ
    せる工程と、 (5)該第1の圧力ゾーンから該第2の圧力ゾーンへの気体のフローを確立し
    、該気体が該気体放出軽減デバイスを介して該第1の圧力ゾーンから該第2の圧
    力ゾーンに流れるようにする工程と、 を包含する方法。
  22. 【請求項22】 (6)回転バリアを用いて、前記煙突から前記第1の圧力
    ゾーンに向かって伝播する放出気体分子をブロックする工程をさらに包含する、
    請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 (7)前記回転バリアを冷却する工程をさらに包含する、
    請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 (8)前記バッフルを冷却する工程をさらに包含する、請
    求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 (9)バリアガスを前記煙突の漏斗型セクション内に注入
    する工程をさらに包含する、請求項24に記載の方法。
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