JP2003530931A - 二重懸架クロゼットが適合可能な収容アッセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、懸架クロゼットと一体の収容アッセンブリに関し、靴ホルダーを形成する少なくとも２つの低位水平バー（１４）、少なくとも短い衣服を吊すために高位バー（１０）と低位バー（１４）の間の実質的に中間に配置される中間水平懸架クロゼットバー（１６）、低位部分が低位バー（１４）上に摺動装着されており、高位部分が中間懸架クロゼットバー（１６）の一端部と一体であり、ワードローブバーの前記中間の他端部が各々リンネル類用のクロゼット（Ａ）と懸架クロゼット（Ｂ）の２つの区画に分離する垂直柱（５）に摺動装着される垂直かつ可動式の仕切（１５）を包含している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、収容アッセンブリに関し、さらに詳しくは棚及び／又は箪笥と懸架
クロゼット区画と一体のリンネル区画からなるアッセンブリに関するものである
。

【０００２】

【従来の技術】

実施例に依存する懸架クロゼット区画は、オーバコート又はレインコートのよ
うな長い衣服を吊すための上位部分における単独の水平バーか、２つの積み重ね
た水平バー、上位部分の一方とおよそ中間部分の他方、ジャケット又はその類の
ように短い衣服を懸架可能であるこれらのバーの各々のいずれかを包含する。

【０００３】 懸架クロゼットのバーが、２つの直立した懸架クロゼット区画の間で、不変に
若しくは取り外し可能に固定されるかどうかを、この区画のユーザは、購入する
か若しくはアッセンブリを組み立てるかのいずれかを２つの構成の間で選択しな
ければならない。仮にユーザが２つの上位の懸架クロゼットバーを選択すると、
ユーザは最大の収容容積を得るが、レインコート、その他のような長い衣服を置
かなければならない。仮にユーザが単独懸架クロゼットバーを選択すると、ユー
ザは長い衣服を収容することができるが、懸架クロゼットの高さの５０％を損な
う。

【０００４】 一度決定が為されると、それが実質的に最終的である。なぜなら、例えば長い
衣服を収容するために低位バーが除去されるように、たとえバーが取り出されて
も半分だけ収容能力が減少し、かつユーザが他の収容手段を有していなければ、
その議論の外である。

【０００５】 最大の懸架衣料収容容量を過大に減少させることなくユーザの要求容量に調整
することができる調整可能な二重懸架クロゼットと一体に収容アッセンブリを提
供することによりこの問題を解決することが本発明の目的である。

【０００６】

【発明の実施の形態】

この目的のために、本発明による収容アッセンブリは、少なくとも二つの靴ホ
ルダを形成する下位水平バー、短い衣服を掛けるために上位バーと下位バーの間
の実質的に中途に配置した少なくとも一つの中間水平懸架クロゼットバー、そし
て低位部が低位バーの上を摺動可能でかつ上位部が中間懸架クロゼットバーの一
端と一体である垂直かつ可動式の隔壁で構成され、この中間懸架クロゼットバー
の他端は、懸架クロゼット区画からリンネル区画を直立分離している鉛直面を貫
通して摺動可能である。

【０００７】 リンネル区画から懸架クロゼット区画を分離している鉛直面に対向している前
記隔壁において、中間懸架クロゼットバーと一体の移動式隔壁は、このようにし
てクリアランス位置の間の様々な位置を占有することができ、このように残され
ているこのリンネル［原文のまま］区画は完全に自由であり、最大使用の位置に
おいて、この隔壁が、懸架クロゼット区画の外側鉛直面に抗して配置されており
かつ両懸架上で短い衣服を収容するために中間バーの完全な使用を許容する。中
間位置におけるバーは短い衣服を支持することができるが、上位バーはさらに懸
架クロゼットの外側鉛直面と垂直部の間に残した距離に依存する多数の長い衣服
を支持することができ、そして、この距離はユーザにより要求されるように増加
させ又は減少させられる。

【０００８】 この非膨張性の配置は、調整が非常に容易で、懸架クロゼット内の収納選択を
飛躍的に改善し、着用者と季節の両方の衣服に順応させることができる。 詳細な実施例によると、この配置は、固定した区画と一体のユニット若しくは
伸張ユニットに適用することができ、そのタイプの例はフランス特許９３ ０４
０９５に開示してある。

【０００９】 他の特徴と利点は、広げることができる収容アッセンブリのための本発明の実
施例により、添付した図面に関連して以下の記述に見出される。 図１は、収容ユニットの透視図である。 図２は、中間位置における分離した区分の正面図である。 図３は、バーに関してガイド・ベアリングの実施例を拡大表示した部分［原文
のまま］断面図である。 図４は、リンネル区画の内側直立部分の上位部分の高さにおける部分側面図で
ある。

【００１０】 大まかに言えば、収容ユニットは２つの区画で構成されており、即ち、棚２と
引き出し３とを取り付けたリンネル区画Ａと、懸架クロゼット区画Ｂである。こ
れらの区画は、外面４、内面５と外面６の間の垂直な直立部分で限定される。

【００１１】 実施例において、壁における２つのリセスの壁面間の段違いに適応することが
できる収容アッセンブリの幅が伸張性に対応して図示されており、ユニットは２
つの独立したモジュール、すなわち、直立部４と５、棚２、引き出し３及び水平
天板７からなる段形状の第一モジュールＭ１と、外側直立部６、天板８及び垂直
返し部９からなる第二モジュールＭ２で構成されている。

【００１２】 図１と図２は、返し部９が第一モジュールＭ１の天板７上に支持されている間
、返し部９［原文のまま］が内側直立部５の伸張部５ａ上で支持されていること
を明瞭に示している。

【００１３】 モジュールＭ２は、一端が直立部６に接続されかつ他端が直立部５を貫通して
、より正確には壁５に孔１３を配置した合成材料からなるベアリング１２を貫通
して、摺動可能な水平懸架クロゼットバー１０と一体の上位部に装備される。

【００１４】 外側直立部６は、また、靴ホルダーを形成している２つの水平バー１４の両端
と一体の低位部に不可欠であり、これらのバーの両端は、直接かまたは中間のプ
ラスチックベアリング１２経由のどちらかで、内側直立部５の低位部を貫通して
摺動可能になっている。本発明によると、直立部５と６と同程度の高さではない
可動式垂直隔壁１５の低位部は、これらの２本のバー１４上で摺動可能である。

【００１５】 一実施例において、この摺動移動はスピードが制限されかつ可動隔壁１５に装
着したプラスチックベアリング１２を経て生じる。 その上位端部の近くにおいて、可動式隔壁１５は中間懸架クロゼットバー１６
の端部の一つと一体であり、ベアリング１２を介して制限されたスピードで摺動
可能な他端部が内側直立部５に適合している。

【００１６】 図１と２は、箪笥の側面若しくは棚の端部と一致しないような垂直な配置であ
りかつ好ましくは即座に下部の棚２及び下部のボード７になるように配列される
バー１０、バー１６及びバー１４に対して内側直立部５に適合している様々なベ
アリング１２が示してある。 このようなベアリング１２に近接する棚は、リンネル区画Ａの中へ通るバー１
０、１６若しくは１４の突起の先端を隠すように帯２ａを提供するのに都合がよ
い。

【００１７】 バー１０、１６、１４が外部直立部６とモジュールＭ２の返し部９の間の段差
と同程度の長さを有しており、したがって、アッセンブリが最大伸張の位置であ
るときでも内側直立部５により支持可能にするために懸架クロゼット区画Ｂの幅
よりも長いことは明白である。

【００１８】 この配列と共に、２つの末端位置の間で様々な中間位置を占めるように可動式
隔壁１５は直立部５と６の間で横に移動可能であり、この隔壁１５におけるクリ
アランス位置が、直立部５に対向しかつ完全に自由な懸架クロゼット区画Ｂから
離れ、最大限の位置は外部直立部６の内面に対向しかつ懸架クロゼット区画の全
幅を横切って伸びる中間のハンガーを形成する可動式隔壁１５において使用する
。この位置において、上位ハンガーと下位ハンガーはジャケットのような短い衣
服のみを吊すことができる。

【００１９】 仮にユーザが一つ以上の長い衣服を懸架クロゼットに収容したいなら、ユーザ
は簡単に可動式垂直隔壁１５を区画Ｃを形成するように図２の値Ｓに移動し、上
位バー１０から吊した長い衣服を収容することができる。図２は、この構成にお
いて、中間ハンガーの収容容量が上位ハンガーの短い衣服のための収容容量とし
て同様に減少し、全体の中間ハンガーが除去されるよりも範囲が小さいことを示
している。

【００２０】 この配列によりオペレータは、長い衣服に適合させるために短い衣服の容量に
多大な影響を及ぼすことなく、区画Ｃの幅を所望する容量に様々に変えることが
できる。

【００２１】 実施例で示した例えば上位バー１０のような懸架クロゼットバーの一つは、羽
布団若しくは毛布用の棚を形成する様々な補足バー２０を伴う。 バー２０は、バー１０のように直立部６に一端部が固定され、他端において内
側直立部５に適合したベアリング１２を介して限定されたスピードで摺動するこ
とが可能である。

【００２２】 図１は、例えば仮に収容アッセンブリが短い子供用の衣服を収容するように設
計されている場合には、バー１０と２０の別の一組を設置することができるベア
リング１２とブラインドホール２１が、それぞれ、上位バー１０と中間バー１６
の間に構成される直立部５と６を示している。これらのバーは、上位部が羽布団
若しくは毛布を保管するのに使用されることを可能にする。

【００２３】 図４は、そのバーが懸架クロゼットバー１０と共に使用される際、これらが、
このバー１０を超えてコートハンガーのフックの挿入に干渉することがないよう
にこのバー１０の上記レベルに配置され、さらに所定の位置に羽布団又は毛布を
保管する穴２５を形成していることを示している。

【００２４】 この懸架クロゼット配列は、もちろん、２つの固定した区画と一体に収容アッ
センブリとして適用することができる。この場合、バー１６のみが内側直立部５
を貫通して摺動可能であり、他のバー１０、１４及び２０は直立部５と６に直接
若しくは間接的に接続されている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 収容ユニットの透視図である。

【図２】 中間位置における分離した区分の正面図である。

【図３】 バーに関してガイド・ベアリングの実施例を拡大表示した部分［
原文のまま］断面図である。

【図４】 リンネル区画の内側直立部分の上位部分の高さにおける部分側面
図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ２つの区画で限定される３つの鉛直直立部（４、５、６）に
   おける二重の懸架クロゼットを一体に装着可能な収容アッセンブリ、すなわち、
   棚（２）及び／又は引き出し（３）と一体のリンネル区画（Ａ）と、 長い衣服を吊すために上位部に水平バー（１０）を配置しアッセンブリが以下
   で特徴付けられた懸架クロゼット区画（Ｂ）、 懸架クロゼット区画（Ｂ）は、少なくとも２つの低位水平バー（１４）が靴ホ
   ルダを形成しており、少なくとも一つの中間水平懸架クロゼットバー（１６）が
   、上位バー（１０）と短い衣服を吊すための下位バー（１４）の間の実質的に中
   途に配置され、 低位部が低位バー（１４）上で摺動可能であり、かつ上位部が中間懸架クロゼ
   ットバー（１６）の一端部と完全に一体である垂直可動式隔壁（１５）、この中
   間懸架クロゼットバーの他端部が、懸架クロゼット区画（Ｂ）からリンネル区画
   （Ａ）を分離している鉛直直立部（５）を貫通して摺動可能である。
2. 【請求項２】 直立部（１５）に設けた貫通孔（１３）に配置したプラスチ
   ックベアリング（１２）を介して、中間懸架クロゼットバー（１６）が限定され
   たスピードで摺動可能であることを特徴とする請求項１に記載の収容アッセンブ
   リ。
3. 【請求項３】 この区画の棚（２）の一つの裏面に対して接近するリンネル
   区画（Ａ）の中へその部分を延ばすという方法で垂直状態下で中間水平懸架クロ
   ゼットバー（１６）が位置付けられていることを特徴とする請求項１に記載の収
   容アッセンブリ。
4. 【請求項４】 可動式垂直隔壁（１５）は、低位バー（１４）上で限定され
   たスピードで摺動可能にするプラスチックベアリング（１２）が提供されること
   を特徴とする請求項１に記載の収容アッセンブリ。
5. 【請求項５】 上位懸架クロゼットバー（１０）とそれら下位靴ホルダバー
   （１４）は、リンネル区画（Ａ）から離れたそれらの端部で、懸架クロゼット区
   画（Ｂ）の外側直立部（６）とそれぞれ接続されており、その上、それらの他端
   に近接したリンネル区画（Ａ）の内部直立部（５）内のベアリング（１２）で摺
   動し、 この内側直立部（５）は、２つの直立部（４、５）、天板（７）と棚（２）と
   引き出し（３）で構成される段形式であり、懸架クロゼット区画（Ｂ）を限定し
   ている第二モジュール（Ｍ２）と区別した第一モジュール（Ｍ１）の一部となっ
   ており、 この第二モジュール（Ｍ２）は、上位バー（１０）と低位バー（１４）を支え
   る外部直立部（６）と、裏側区画の内側直立部（５）の伸長部（５ａ）上に置か
   れている上位水平パネル（８）から構成されていることを特徴とする請求項１に
   記載の収容アッセンブリ。
6. 【請求項６】 少なくとも上位水平懸架クロゼットバー（１０）が、いくつ
   かの補助バー（２０）を付随させており、羽布団又は毛布の棚を形成する各補助
   バー（２０）は、懸架クロゼットバー（１０）のように懸架クロゼット区画の直
   立部に接続されており、かつリンネル区画（Ａ）の内側直立部（５）を貫通して
   限定されたスピードで摺動可能であることを特徴とする請求項１に記載の収容ア
   ッセンブリ。