JP2003530706A - 堆積処理に用いる装置に対し実施されるクリーニング量を決定する方法 - Google Patents

堆積処理に用いる装置に対し実施されるクリーニング量を決定する方法

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Abstract

(57)【要約】 遠隔マイクロ波プラズマクリーニングシステムの終点を決定する方法。一実施形態では、その方法は、いくつかのステップから構成される。最初のステップでは、電気デバイスに堆積処理を施す。次に、電気デバイスは、プラズマクリーニング処理を施される。続くステップでは、電気デバイスの性能特性が、測定される。最後のステップでは、電気デバイスに施されたクリーニング量が、性能特性のベースライン値と電気デバイスの性能特性の測定値との関係に基づいて計算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本開示の分野は、半導体を製造するための材料堆積に関するプロセスに関係す
る。特に、堆積処理に用いる装置に対し実施されるクリーニング量を決定する方
法が、開示される。より具体的には、本開示は、遠隔マイクロ波プラズマクリー
ニングシステムの終点を決定する方法に関し、そのシステムは、堆積装置をクリ
ーンにするために用いられる。
【0002】 (背景技術) 現在のデジタル集積回路(IC)デバイスの勢力と有用性により、集積化レベ
ルは、大いに高まってる。抵抗器、ダイオード、トランジスタ等の電気部品は、
基本チップ、あるいは、ICに、フォトリソグラフィーおよび化学気相成長(C
VD)を用いて製造される。フォトリソグラフィーは、ICにおける機構の形状
を定義し、一方、CVDは、生成される部品または機構に適切な種類の材料をウ
エハに堆積するために用いられる。
【0003】 一定の大きさのチップまたはダイにおける部品の数を増やすために、部品の大
きさを縮小する継続的な動きがある。ICの適正な性能に対する深刻な障害は、
製造プロセスの任意の段階におけるICの汚染である。従って、IC製造中の汚
染を減らすための必要性が、生じる。
【0004】 汚染を提供する一段階は、CVD段階である。この段階では、ウエハは、CV
Dチャンバに置かれ、真空が、確立されて、適切な材料が、化学気相としてチャ
ンバに導入される。これらの材料は、結果的に、ウエハに堆積する。しかし、こ
れらの同材料は、ウエハを保持する装置、すなわち、CVDチャンバにも堆積す
る。同じチャンバが、ウエハに対する堆積処理に繰り返し使用されるため、堆積
材料の蓄積物が、装置に生じる。この材料の蓄積物は、材料がチャンバ壁から剥
がれるため、汚染の根源となりえる。CVDチャンバ壁に蓄積する材料の1つは
、酸化被膜である。従って、堆積処理により生じるCVDチャンバ壁の材料蓄積
物を除去する必要性が、生じる。
【0005】 CVDチャンバ壁をクリーニングする従来の1つの方法では、マイクロ波エネ
ルギーにより、遠隔にてプラズマを発生する。プラズマは、フッ素ラジカルから
なり、そのフッ素ラジカルは、CVDチャンバに運ばれて、CVDチャンバの酸
化被膜蓄積物を中和する。遠隔プラズマ発生の重要な利点は、CVDチャンバ壁
をイオンエネルギー衝突から守り、それにより、チャンバ壁に対する損傷を防ぐ
ことである。しかし、遠隔プラズマ発生の補足的な弱点は、CVDチャンバ壁の
クリーニングの完了を検知する方法がないことである。つまり、遠隔プラズマク
リーニングを用いる時に、終点を示すことができるチャンバ内のフッ素種をモニ
ターすることは、不可能である。従って、遠隔クリーニング処理の終点を決定す
る方法に対する必要性が、生じる。
【0006】 ここで従来技術の図1を参照すると、遠隔クリーニング処理のための従来の終
点検知構成を示すグラフ100が示される。グラフ100は、時間の横座標10
4および膜厚の縦座標102を有する。堆積処理106が、しばらくの間行われ
、それにより、CVDチャンバ壁のような堆積装置に、膜厚103の蓄積物が生
じる。十分な膜厚103が蓄積された後、クリーニング処理108が、しばらく
の間行われる。従来の方法では、単に時間を操作する以外に、クリーニング処理
の終点を決定する方法はない。従って、速度A110aまたは速度B110b等
の多くの異なりえるクリーニング速度の1つに堆積チャンバを施す、予め決めら
れた時間112の後、クリーニング処理は、停止する。しかし、クリーニング時
間の長さ、あるいは、クリーニング速度が、CVDチャンバ壁に蓄積した膜厚に
対して適切ではない場合、クリーニング不足状態あるいは過剰クリーニング状態
が、存在する。
【0007】 より具体的には、クリーニング不足状態は、従来技術の図1において、CVD
チャンバ壁に残る残留層116により示される。クリーニング不足状態では、汚
染要素が、CVDチャンバに依然として存在し、そのため、その後のICの任意
の堆積処理における完全性にリスクが生じる。また、過剰クリーニング状態は、
過剰クリーン膜厚118により示され、それは、実際には、CVDチャンバ壁か
ら下地材料を除去することを表す。後者の場合、CVDチャンバ壁は、過剰クリ
ーニングにより、損傷を受ける。交換費用が高いため、CVDチャンバの過剰ク
リーニングは、望ましくない状態である。クリーニング不足および過剰クリーニ
ングの両方の有害な影響のため、いつ遠隔クリーニング処理が、CVDチャンバ
壁において完了したかを決定する、非常に正確な方法に対する必要性が、生じる
【0008】 要約すると、ICを製造する間の汚染を減らす必要性が、生じる。従って、堆
積処理により生じるCVDチャンバ壁の材料蓄積物を除去する必要性が、生じる
。また、遠隔クリーニング処理の終点を決定する方法に対する必要性が、生じる
。最後に、クリーニング不足および過剰クリーニングの両方の有害な影響のため
、いつ遠隔クリーニング処理が、CVDチャンバ壁において完了したかを、非常
に正確に決定する必要性が、生じる。
【0009】 (発明の開示) 本発明は、ICを製造する間の汚染を減らす方法を提供する。より具体的には
、本発明は、堆積処理により生じるCVDチャンバ壁の材料蓄積物を正確に除去
する方法を提供する。本発明は、遠隔クリーニング処理の終点を決定する方法を
提供することにより、実現する。特に、本発明は、いつ遠隔クリーニング処理が
、CVDチャンバ壁において完了したかを決定する正確な方法を提供し、それに
より、クリーニング不足および過剰クリーニングの両方の有害な影響を大いに取
り除く。
【0010】 特に、本発明の一実施形態は、遠隔マイクロ波プラズマクリーニングシステム
における終点決定の方法を提供する。一実施形態において、その方法は、いくつ
かのステップから構成される。最初のステップでは、容量電気デバイスを、CV
Dチャンバが各クリーニングの間施される堆積処理に施す。次に、例えばコンデ
ンサ等の容量電気デバイスは、CVDチャンバに同様に施されるプラズマクリー
ニング処理に施される。コンデンサの容量性能特性は、クリーニング処理の間、
測定される。最後のステップでは、コンデンサに施されるクリーニング量が、性
能特性のベースライン値とコンデンサの性能特性の測定値との関係に基づいて計
算される。ベースライン値は、堆積膜のないコンデンサの容量性能特性を表し、
クリーニングの完了を示すことができる。この方法は、電気デバイスにおけるク
リーニング効果が、CVDチャンバ壁におけるクリーニング効果に概ね等しいと
推定する。クリーニングの終点になると、指示が提供される。
【0011】 本発明の他の実施形態では、種々の実施形態において、比較処理を行う。一実
施形態では、比較処理は、メモリに結合されるプロセッサにより実施される。そ
のプロセッサは、クリーニング処理の間、ベースライン値を容量電気デバイスの
性能特性測定値と比較するステップを実施する。他の実施形態では、比較処理は
、アナログオペレーショナルアンプにより実施される。
【0012】 本発明の上記および他の利点は、図に例示した以下の優良な実施形態の詳細な
説明を読むことにより、当業者にとって明白になるものである。
【0013】 (最良の発明の実施の形態) 本発明の優良な実施形態について詳細に説明するとともに、その例を添付図面
に示す。本発明を、良好な実施形態に関して説明するが、本発明は、これらの実
施形態に制限されるものではない。逆に本発明は、代替、変更、均等物におよぶ
べきものであり、それらは添付のクレームにより明らかにされる本発明の要旨お
よび範囲内に含まれるものである。さらに、以下の本発明の詳細な説明において
、本発明を完全に理解するために、多くの明確な詳説をしている。しかし、当業
者にとって、これらの明確な詳説がなくても本発明を実施できることは、明らか
である。それ以外の場合は、公知の方法、工程、構成要素および回路は詳述せず
、本発明の観点を不必要に曖昧にしないようにしている。
【0014】 例えば工程等の後述の詳細な説明には、他のコンピュータまたはデジタルシス
テムメモリ内のデータビットに対する操作のプロシージャ、ロジックブロック、
プロセシング、および、記号的な表現を用いて示されるものがある。このような
説明および表現は、当業者が用いる手段であり、彼らの仕事の要旨を最も効果的
に他の当業者に伝えるものである。プロシージャ、ロジックブロック、プロセシ
ング等が、本明細書に記載され、概して一貫性のある一連のステップまたは命令
であり、所望の結果を導くと考えられる。このステップは、物理量の物理的操作
を必要とするものである。通常は、必須ではないが、これらの物理的操作は、電
気あるいは磁気信号の形式をとり、その信号を、プロセッサ内で記憶、転送、結
合、比較、および、それ以外操作をすることができる。便宜上、および共通使用
に関して、本発明では、これらの信号を、ビット、値、素子、記号、文字、用語
、数等と呼ぶ。
【0015】 しかし、これら全ての用語は、物理的操作および物理量を指すと解釈されるべ
きであり、当該技術で共通に使用する用語を考慮してさらに解釈するための単な
る便利な表示であることを、心にとめておくべきである。以下の説明から明らか
なように、特に明言されない場合、本発明の説明全体を通して、「施す」、「測
定する」、「決定する」、「受信する」、「繰り返す」、「検知する」などの言
葉は、作用およびプロセスに言及すると理解され、それらは、データを操作およ
び変換する電子コンピューティングデバイスにより実行可能である。データは、
デバイスのレジスターおよびメモリ内の物理(電子)量として表現されており、
他のデータに変換されて、同様に、デバイス構成要素、コンピューターシステム
メモリ、レジスタ、あるいは、他の情報記憶、送信、表示デバイス内の物理量と
して表現される。
【0016】 ここで図2Aを参照すると、本発明の一実施形態による、堆積チャンバ202
におけるクリーナー214の終点検知システム203のブロック図200が示さ
れている。具体的には、終点検知システム203は、コンデンサ206、信号発
生器224、コンパレータ212、および、ベースライン性能ブロック220を
含む。コンデンサ206は、物理的に堆積チャンバ内に配置され、CVDチャン
バ壁にみられるのと同じ堆積環境にさらされる。コンデンサ206は、コンパレ
ータ212および信号発生器224に結合される。コンパレータ212は、ベー
スライン性能ブロック220にも結合される。コンパレータ212は、出力22
6を有し、この出力226は、指示器222、または、フィードバックループ2
16を経て遠隔クリーナーブロック214のどちらかに、あるいは、両方に結合
される。
【0017】 図2Aの本実施形態では、コンデンサ206を利用し、堆積材料の蓄積物およ
び除去を検知する。しかし、本発明は、他の電気デバイスを用いて、堆積材料の
蓄積物および除去を検知することにも好適である。例えば、発光ダイオードの放
射率を、堆積材料の蓄積物および除去による変化をとらえるために、モニターし
てもよい。本実施形態は、堆積チャンバ202内に1つのみコンデンサを示すが
、本発明は、複数の容量素子を用いて、堆積チャンバ202に施される堆積およ
びクリーニング処理を検知することにも好適である。例えば、複合終点検知回路
を用いて、互いに平均をとり、より均一なバランスのとれた検知システムを提供
してもよい。このシステムは、堆積処理および検知システムにおける変化を利用
でき、従って、検知システムのなんらかの「ノイズ」を減少する。また、コンデ
ンサを、互いに、例えば並列に結合して、より高感度な応答性を提供可能である
【0018】 ベースラインブロック220は、クリーニングをモニターするために、コンデ
ンサまたは選択された電気デバイスのベースライン性能特性を提供する。ベース
ライン性能特性は、電気デバイスに基づいており、その電気デバイスは、その表
面上の堆積材料の蓄積物および除去を検知するために用いられる。このように、
ベースライン性能は、ベースラインしきい値電圧、または、ベースライン時定数
のような性能特性でありえる。ベースラインブロック220の性能特性は、種々
のソースによって設定できる。例えば、ベースライン性能特性は、堆積処理を施
されない複製された(duplicate)電気デバイスからの生の入力値でもよい。ま
た、性能特性は、電圧ソースのような他の電気的ソースにより設定されてもよい
。さらに他の実施形態では、デジタルシステム内のメモリから、ベースライン性
能特性を生成してもよい。
【0019】 図2Aの堆積チャンバ202は、ウエハ204およびコンデンサ206をその
内部に有する。堆積チャンバ202の構造と作用は、当該技術に公知であり、こ
こでは明瞭性のために省略されている。堆積チャンバ202は、任意の種類の堆
積チャンバでもよい。例えば、堆積チャンバは、プラズマ化学気相成長チャンバ
(PECVD)、あるいは、高密度プラズマ化学気相成長チャンバ(HDP C
VD)でもよい。本実施形態は、チャンバのクリーニングに利用されているが、
本発明は、堆積や被膜蓄積物を施される任意の機器や装置のクリーニングに好適
である。また、本発明は、堆積チャンバのような装置上の被膜蓄積物を、堆積処
理の間、モニターすることにも好適である。
【0020】 図2Aのクリーナー214は、任意の種類の遠隔クリーナーでもよい。例えば
、クリーナー214は、遠隔マイクロ波プラズマクリーンシステムでもよく、そ
れはマイクロ波エネルギーを利用してフッ素ラジカルを発生する。クリーナー2
14を堆積チャンバ202に結合する矢印は、フッ素ラジカルが、遠隔クリーナ
ーブロック214から堆積チャンバ202に運ばれることを示す。このように、
遠隔システムは、チャンバ壁に対するイオンエネルギーの衝撃を避け、それによ
り、チャンバ壁に対する損傷を防ぐ。本実施形態は、遠隔クリーナー214を用
いているが、本発明は、装置内クリーナーのような他の種類のクリーニングシス
テムにも適用できる。さらに、本実施形態は、クリーニングのためにフッ素媒体
を用いているが、本発明は、他のクリーニング材料を用いることに好適である。
【0021】 図2Bを参照すると、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いる
コンパレータ212の一実施形態のブロック図が、示されている。コンパレータ
212は、互いに結合するプロセッサ208およびメモリ210を含む。第1入
力252および出力226は、プロセッサ208に結合される。本実施形態にお
いて、第1入力252は、図2Aのコンデンサブロック206により提供される
【0022】 ベースラインブロック220は、メモリ210内に設けられ、電気デバイスの
ベースライン性能特性を保持する。ベースライン性能特性は、図2Aのベースラ
インブロック220で言及した、多数の性能特性のどれでもよい。メモリ内にベ
ースラインブロック220を設けることにより、本実施形態は、速くて簡潔なベ
ースライン性能特性設定方法を提供する。
【0023】 本発明のコンパレータ212で使用されるメモリ210は、読取り専用記憶装
置(ROM)のような永久メモリ、または、ランダムアクセス記憶装置(RAM
)のような一時メモリのどちらでもよい。また、メモリ210は、他の任意の種
類のメモリストレージでもよく、プログラム命令を含むことができ、ハードドラ
イブ、CD−ROM、またはフラッシュメモリのようなメモリストレージでもよ
い。さらに、プロセッサ208は、専用コントローラ、現存のシステムプロセッ
サ、マイクロプロセッサ、または、状態機械のような形式のいずれかでもよい。
本実施形態は、コンパレータブロック内に設けられたメモリおよびプロセッサユ
ニットを示すが、例えば、堆積チャンバのプロセッサ及びメモリ等の、任意のプ
ロセッサ及びメモリユニットも使用できる。
【0024】 図2Cを参照すると、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いる
コンパレータの他の実施形態のブロック図が、示されている。コンパレータ21
2は、出力226ラインに加えて、オペレーショナルアンプ250を含み、その
オペレーショナルアンプ250は、第1入力252および第2入力254に結合
される。第1入力252が、第2入力254により設定されたしきい値電圧に到
達する時、オペレーショナルアンプ250は、その出力226を一ロジックレベ
ルから他のロジックレベルに変化させ、例えば、一実施形態では高から低へ変化
させる。本実施形態では、しきい値電圧は、コンデンサのベースライン性能特性
であり、一方、堆積チャンバ内のコンデンサの性能は、第1入力として提供され
る。
【0025】 オペレーショナルアンプ250は、当該技術において公知の多くの異なる構成
の1つでもよい。例えば、オペレーショナルアンプ250は、簡単なしきい値検
知器でもよく、あるいは、高速相補形CMOSコンパレータでもよい。また、オ
ペレーショナルアンプ250は、電圧のような物理的変化量をモニターするレベ
ル検知器の機能を、あるいは、入力電圧が特定電圧帯内に入る時を指示するウィ
ンドウ検知器の機能を果たすことができる。
【0026】 図3Aを参照すると、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いる
平行極板コンデンサが、示されている。平行極板コンデンサ300は、第1極板
である極板A302a、および、第2極板である極板B302bを含み、間隙3
06により隔てられている。始めは、間隙306は、周囲大気で満たされている
。信号入力324は、極板A302aに結合され、一方、アースGND312は
、極板B302bに結合される。信号入力324は、図2Aの信号発生器224
に結合することができる。蓄積物320が、極板302aおよび302bの間に
堆積処理の結果として生じる。この蓄積物は、極板の容量的効果を変化させる。
【0027】 コンデンサの静電容量Cは、平方メートル単位の極板面積A、ファラデー/メ
ートル単位の誘電率e、および、メートル単位の極板間距離に基づいており、以
下の式〔1.1〕に示される。
【0028】 〔式1.1〕 C=e*A/d 異なる誘電体材料を平行極板302aおよび302bの間に置くことにより、コ
ンデンサの性能は、変化する。特に、比誘電率eは、問題となる材料の誘電率
を真空時の誘電率で割った値に等しく、表1.2に示すとおり様々な値をとりえ
る。
【0029】
【表1】 コンデンサのこの特徴的な性能により、コンデンサの極板間の材料の変化を検
知できる。例えば、極板間に真空のみ存在するベースラインコンデンサは、堆積
中に静電容量の劇的な変化を示し、極板間の真空が、テフロン(登録商標)のよ
うな他の絶縁物により置換される場合は、静電容量に2倍の変化を示す。
【0030】 図3Bを参照すると、終点検知システムに使用される容量回路が、本発明の一
実施形態により示されている。信号発生器224は、所定の応用のためる選択さ
れたコンパレータ回路および終点検知システムに応じて、パルス入力信号350
、または、正弦波交流入力信号352を有することができる。信号発生器224
は、図2Aに示したのと同様に、図3Bのコンデンサ206に結合される。コン
デンサ206は、抵抗素子360に結合され、その抵抗素子360は、次にアー
ス370に結合される。この回路配置は、動的抵抗−キャパシタンス(RC)回
路網を提供する。
【0031】 コンデンサ206は、図3Bに示されており、互いに結合した3つの容量素子
306a〜306cを有する。多数のコンデンサを互いに並列に結合することに
より、回路の検知度は、高まる。並列では、全コンデンサの静電容量の変化は、
全システムの静電容量に対して倍増効果を有する。より具体的には、この回路の
全静電容量Cは、式1.2のように示され、 〔式1.2〕 C=C+C+C ここでCからCは、各コンデンサのそれぞれの静電容量を示す。このように
、3つの並列コンデンサの静電容量が、極板間に堆積される材料、あるいは、極
板間から除去される材料により変化する場合、所定の供給電圧に対する回路の全
静電容量は、並列結合したコンデンサの数に等しい因子の倍の放射率変化によっ
て増加する。従って、その性能は、高まる。
【0032】 高まった性能は、容量回路の時定数性能により、式1.3の通り明示され、 〔式1.3〕 τ=R*C ここで、Rは、コンデンサおよびアースに結合される素子の抵抗、Cは、容量
回路の全静電容量である。放電する時のコンデンサの合成過渡電圧は、式1.4
に定義され、 〔式1.4〕 V(t)=E*(1−e−1/τ) ここで、Eは、供給電圧、V(t)は、時間t経過時のコンデンサの過渡電圧
、eは、自然対数である。このように、容量回路の全静電容量Cが、増加する
と、時定数が増加し、網の過渡電圧は、大いに影響を受ける。
【0033】 本構成は、素子の並列結合を用いているが、本発明は、直列結合のような他の
実施形態にも好適である。さらに、極板の大きさ、および、その間隔は、システ
ムの応用性および所望の応答性によって、幅広い範囲を有する。
【0034】 図4を参照すると、本発明の一実施形態による、遠隔クリーニング処理のため
の終点検知構成の動作を示すグラフが示されている。グラフ400は、時間の横
座標404および静電容量の縦座標402を有する。堆積処理406が、時間4
06の間行われ、図3Aに示すコンデンサ300、および、図2Aに示すCVD
チャンバ202の壁のような堆積装置に、被膜蓄積物320をもたらす。堆積処
理406に続いて、クリーニング処理があり、時間408の間行われる。測定静
電容量418は、堆積処理406およびクリーニング処理408の両方の間、発
生する。このように、クリーニング処理の終わりを検知するための終点検知シス
テムは、いつ堆積処理を停止し、クリーニング処理を開始すべきかを検知するた
めに用いることも可能である。
【0035】 グラフ400は、例えば、速度A410aまたは速度B410bのようなクリ
ーニング速度に関係なく、かつ、クリーニング時間412aまたは412bに関
係なく、測定静電容量418が、概ねベースライン静電容量レベル416に到達
するまで、クリーニング処理408が、続くことを示している。本発明を用いる
ことにより、チャンバ壁のクリーニング不足が、防がれる。このように、本発明
は、不十分にクリーニングされたチャンバ壁からの汚染の可能性を減少する。こ
のことは、さらに、チャンバ内で製造されるICの歩留まりや性能を低下する可
能性を減少する。同様に、本発明は、チャンバ壁の過剰クリーニングを回避する
。結果として、本発明は、過剰クリーニングにより生じる損傷からチャンバ壁を
守る。全体として、本発明は、正確なメカニズムおよび装置を提供して、堆積チ
ャンバのクリーン性を効率的に維持する。
【0036】 図5を参照すると、本発明の一実施形態による、遠隔クリーニング処理の正確
な終点検知をするのために実施するステップのフローチャート5000が、示さ
れている。本発明のフローチャート5000の実施形態を用いることにより、堆
積チャンバのための遠隔クリーニングの正確な終点検知が、得られる。これは、
堆積チャンバ内の汚染要素を減らし、必要量のみ堆積チャンバをクリーニングし
、そして、過剰クリーニングからチャンバ壁に対する損傷を防ぐことにより、時
間、お金および資源を減じる。フローチャート5000の本実施形態は、クリー
ニング処理の終点を検知することに利用されるが、本発明は、いつ堆積処理が、
堆積チャンバにて臨界被膜蓄積物に到達したか、そしてその結果、クリーニング
処理を必要とするかを検知することにも好適である。また、本実施形態は、堆積
チャンバにおいてフローチャート5000を実施するが、本発明は、他の装置の
堆積処理およびクリーニング処理のために実施することもできる。
【0037】 フローチャート5000は、ステップ5002から始まる。本実施形態のステ
ップ5002では、電気デバイスの性能特性のベースライン値を受信する。一実
施形態では、性能特性は、コンデンサの静電容量値である。他の実施形態におい
ては、性能条件は、しきい値電圧、または、容量素子の時定数量である。また、
本発明は、他の電気デバイスを用いることに好適であり、その電気デバイスの性
能特性は、堆積処理または堆積による蓄積物を除去するクリーニングによって影
響される。例えば、そのデバイスは、発光ダイオードでもよく、その強度の性能
特性は、堆積処理および堆積による蓄積物のクリーニング処理によって影響され
る。
【0038】 ベースライン値のソースは、例えば、一実施形態では、図5の入力5002a
等の付加的外部デバイスにより提供される。また、ベースライン性能値は、他の
実施形態では、図5の入力5002b等の同デバイスに堆積を実施する前に所定
のデバイスにより提供される。ステップ5002は、一実施形態では、図2に示
したベースラインブロック220によって実施される。より具体的には、ベース
ライン性能値は、メモリユニットから受信することができ、それは、図2Bのメ
モリブロック210内のベースラインブロック220として示されている。また
、性能値は、堆積やクリーニング処理を受けない二重電気デバイスから受信可能
で、従って、常に、時間に対して一定のベースライン値を提供する。さらに、他
の実施形態では、ベースライン性能特性を、異なるデバイスから提供しており、
そのデバイスは理論的ベースライン値を示す。例えば、電圧調整器は、一定の電
圧ソースを提供してもよく、それは、電気デバイスの理論的ベースライン性能特
性を表し、堆積およびクリーニング処理のモニターに用いられる。ステップ50
02についで、フローチャート5000は、ステップ5004に進む。
【0039】 本実施形態のステップ5004では、電気デバイスは、堆積処理を施される。
ステップ5004は、一実施形態では、コンデンサ206に堆積チャンバ202
内で図2Aに示す通り堆積処理208を施すことにより実施される。このように
、堆積処理により、コンデンサ206は堆積媒体により包囲され、その堆積媒体
は、極板に付着して、コンデンサ206の静電容量を変化する。本発明は、電気
デバイスを堆積チャンバに配置しているが、本発明は、電気デバイスを、堆積チ
ャンバのチャンバ壁に施される堆積処理を正しく反映する他の装置に施すことに
も好適である。例えば、電気デバイスは、遠隔クリーニング発生装置を堆積チャ
ンバに結合するコンジット内に収容されてもよい。
【0040】 ステップ5004で生じる平行極板コンデンサ300に対する堆積による蓄積
物が、一実施形態では、図3Aに示される。平行極板コンデンサ300は、極板
302aおよび302b間に蓄積物を有し、それは、静電容量に影響を及ぼす。
本実施形態は、コンデンサの特定の向きおよび物理的変数を示しているが、本発
明は、コンデンサの多くの異なる構成を用いることに好適である。例えば、多数
のコンデンサが、並列あるいは直列に結合されて、より速く、より正確な、ある
いは、よりバランスのよい応答性を提供することができる。例えば、図3Bは、
並列に結合する3つのコンデンサの例を提供し、応答性を高めている。本発明は
、平坦な平行極板構成以外の構成を有するコンデンサを用いることに好適である
。例えば、電気デバイスは、ロール平行極板コンデンサでもよい。ステップ50
04についで、フローチャート5000は、ステップ5006に進む。
【0041】 本実施形態のステップ5006では、照会処理が、クリーニング処理が望まれ
るかどうかを決める。クリーニング処理が望まれる場合、フローチャート500
0は、ステップ5008へ進む。しかし、クリーニング処理が、望まれない場合
は、フローチャート5000は、ステップ5004に戻る。
【0042】 ステップ5006では、本発明は、任意の基準を用いることに好適であり、そ
の基準によりクリーニング処理の開始を決定する。例えば、クリーニング処理を
開始するための基準は、堆積処理を施された集積回路あるいはウエハの、歩留ま
りまたは性能に基づいてもよい。また、クリーニング処理は、累積堆積時間に基
づいて開始可能であり、その累積堆積時間は、チャンバ壁上の堆積による蓄積物
、および、チャンバ壁からの汚染要素殼に相関している。
【0043】 さらにステップ5006の他の実施形態では、クリーニング処理をモニターす
るために用いる電気デバイスの性能に基づいて、クリーニングを開始できる。す
なわち、ベースライン値から離れる性能特性の変化は、クリーニング処理を開始
する基準となりえる。例えば、ステップ5002で述べたような性能特性は、図
4に示す堆積処理406の間の測定静電容量418のように、堆積処理の間測定
されて、堆積被膜の厚さを示すことができる。この場合、堆積処理406は、し
きい値静電容量レベル420に堆積処理を施された電気デバイスが到達する時に
、停止する。特定しきい値静電容量または他の性能特性レベルの選択は、チャン
バ壁または他の要因から発生する汚染要素に関する実験データに基づいて行うこ
とができる。
【0044】 ステップ5008は、ステップ5006の照会処理により、クリーニング処理
が望まれる場合に生じる。本実施形態のステップ5008では、電気デバイスは
、クリーニング処理を施される。ステップ5008は、一実施形態では、図2A
のクリーナー214によって実施される。本発明は、クリーナー214に対して
任意の種類のクリーニング構成を用いることに好適である。例えば、クリーナー
214は、遠隔マイクロ波プラズマクリーニングシステムでもよく、それは、マ
イクロ波エネルギーを用いてフッ素ラジカルを発生する。また、本発明は、同様
に装置内クリーニングシステムを用いることに好適である。さらに、本実施形態
は、クリーニングにフッ素媒体を用いているが、本発明は、他のクリーニング材
料を用いることに好適である。ステップ5008についで、フローチャートは、
ステップ5010に進む。
【0045】 本実施形態のステップ5010では、電気デバイスの性能特性が測定される。
ステップ5010の性能特性は、ステップ5002で用いるのと同じである。ま
たは、ベースラインに用いる性能特性と合理的な関連性があれば、異なる性能特
性を用いることができる。ステップ5010は、一実施形態では、図4のグラフ
400により示される。測定静電容量418は、クリーニング処理408の間に
生じる。ステップ5010は、一実施形態では、図2Aのコンパレータ212に
より実施される。コンパレータのより具体的な実施形態は、デジタルの実施形態
として図2Bに、アナログの実施形態として図2Cに示される。ステップ501
0についで、フローチャート5000は、ステップ5012に進む。
【0046】 本実施形態のステップ5012では、電気デバイス上に施されたクリーニング
量が、計算される。つまり、実験または分析データに基づいて、ステップ501
0からの測定性能特性が、ステップ5002からの性能特性のベースライン値と
比較され、2つの値がどれほど近いかを決定し、それによりコンデンサのクリー
ン性を決定することができる。ステップ5012は、一実施形態では、図4のグ
ラフ400のデータを用いて実施される。例えば、クリーニング処理が、速度A
410aのように線形の場合、そして、測定性能特性が、点422にある場合、
コンデンサは、概ねベースライン値416との中間にあり、従って、概ね半分ク
リーンである。本発明は、多くの異なるクリーニング性能を用いることに、また
多くの異なるモデルに好適であり、そのモデルは、分析的にあるいは実験的に電
気デバイスに施されたクリーニング量を決定する。ステップ5012についで、
フローチャート5000は、ステップ5014に進む。
【0047】 本実施形態のステップ5014では、装置におけるクリーニング量が、電気デ
バイスにおけるクリーニング量に基づいて決定される。ステップ5014は、電
気デバイスに実施されるクリーニング量に関するステップ5012からの情報を
、チャンバ壁に実施されるクリーニング量に関する評価に変換する。ステップ5
012と同じように、本発明は、多くの異なる実験的および分析的なモデルを利
用することに好適であり、そのモデルは、電気デバイスのクリーン性とチャンバ
壁のクリーン性の関係を関連付ける、あるいは、予測する。このステップは、異
なる形状、大きさ、および、物理的相互作用に基づき、チャンバ壁に対する堆積
結果が、電気デバイスに対する堆積結果とは正確には一致しないと仮定する。こ
のステップは、装置に実際に施される本当のクリーニング量を決める全体プロセ
スにおいて、付加的な精度向上のための変換要因を提供できるようにしている。
ステップ5014についで、フローチャート5000は、ステップ5016に進
む。
【0048】 本実施形態のステップ5016では、照会処理により、装置がクリーンかどう
かを決定する。装置が、クリーンであると決定される場合、フローチャート50
00は、ステップ5018に進む。しかし、装置が、クリーンではないと決定さ
れる場合、フローチャートは、ステップ5008に戻る。このように、本発明は
、クリーニング処理の進行をモニターし、完了する時を決定する。本発明は、照
会処理が生じる異なる回数で、および、照会処理が生じる異なる頻度で使用する
ことに好適である。
【0049】 ステップ5018は、ステップ5016の照会処理により、装置がクリーンと
決定される場合に、生じる。本実施形態のステップ5018では、クリーニング
処理の終点が、指示される。その指示は、異なる実施形態により提供可能であり
、コンパレータ212からの出力226が、指示器222に結合される図2Aの
実施形態等によって提供されることができる。指示器222は、クリーニング処
理の完了を示すなんらかの視聴覚装置でもよい。また、図2Aの同出力226は
、フィードバック線216を経由してクリーナーユニット214に接続し、自動
的にクリーニング処理を停止することができる。本実施形態は、クリーニング処
理が、終了したことを示す特定の例を提供するが、本発明は、任意の種類の指示
器を用いることに好適である。ステップ5018についで、フローチャート50
00は、終了する。
【0050】 本実施形態のフローチャート5000は、ステップの特定の順序および量を示
すが、本発明は、他の実施形態にも適している。例えば、フローチャート500
0に提供される全ステップが、本発明に必要とは限らない。さらに、追加のステ
ップを、本実施形態で示すステップに付け加えてもよい。同様に、ステップの順
序は、応用によって変更することができる。フローチャート5000は、一連の
プロセスとして示されるが、連続的な、あるいは、並行的なプロセスとして実施
可能である。
【0051】 フローチャート5000における、ステップに対する多くの命令、および、ス
テップからのデータ入力と出力は、手動にて、アナログ回路またはデジタル回路
により実施可能である。デジタル回路では、ステップおよびデータは、メモリに
記憶され、プロセッサにより実行可能である。例えば、コンパレータ212のメ
モリ210およびプロセッサ208は、堆積チャンバ、そのコントローラ、また
はクリーニング処理システムに属することができる。本実施形態のメモリストレ
ージは、読取り専用記憶装置(ROM)のような永久メモリ、または、ランダム
アクセス記憶装置(RAM)のような一時メモリのどちらでもよい。メモリは、
また、他の種類のメモリストレージでもよく、プログラム命令を含むことができ
、ハードドライブ、CD−ROM、またはフラッシュメモリでもよい。さらに、
プロセッサは、専用コントローラ、現存のシステムプロセッサのどちらでもよく
、あるいは、専用デジタル信号プロセシング(DSP)プロセッサでもよい。ま
た、命令は、状態機械等の形式を用いて実行されてもよい。
【0052】 ここに示された実施形態をみると、本発明は、IC製造中の汚染を減少する方
法を提供する。より具体的には、本発明は、堆積処理により生じるCVDチャン
バ壁における材料の蓄積物を正確に除去するための方法を提供する。本発明は、
遠隔クリーニング処理の終点を決定する方法を提供することにより、上記を実現
する。特に、本発明は、いつ遠隔クリーニング処理が、CVDチャンバ壁におい
て完了したかを決定する、正確な方法を提供して、それにより、クリーニング不
足および過剰クリーニングの両方の有害な影響を大いに取り除く。
【0053】 先に述べた本発明の特定な実施形態の説明を、例示と解説のために示した。こ
れらの説明は、本発明を包括するものではなく、あるいは、本発明を開示した形
状に厳密に限るものではなく、多くの変更や変形が、上記の教示を考慮すれば明
らかに可能である。本発明の原理およびその実践的応用を最適に説明するために
、実施形態を選択して記述しており、それにより、当業者は、意図する個々の用
途に適すように種々の変更を加えて本発明および種々の実施形態を最適な状態で
利用することが可能になる。本発明の範囲は、ここに添付のクレームおよびその
均等物により明らかにされるべきものである。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、本明細書に組み込また明細書の一部であり、本発明の実施形
態を例示して、詳細な説明とともに本発明の原理を説明している。本説明におい
て参照する図面は、特別に言及された場合を除き一定の縮尺率で描かれたもので
はないと理解されるべきである。
【図1】 従来技術の図1は、従来のクリーニング処理を遠隔クリーニング処理にて示す
グラフである。
【図2A】 図2Aは、本発明の一実施形態による、堆積チャンバにおけるクリーニング処
理の終点検知システムのブロック図である。
【図2B】 図2Bは、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いられるコンパ
レータの一実施形態のブロック図である。
【図2C】 図2Cは、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いられるコンパ
レータの他の実施形態のブロック図である。
【図3A】 図3Aは、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いられる平行極
板コンデンサである。
【図3B】 図3Bは、本発明の一実施形態による、終点検知システムに用いられる容量回
路である。
【図4】 図4は、本発明の一実施形態による、遠隔クリーニング処理の終点検知構成の
動作を示すグラフである。
【図5】 図5は、本発明の一実施形態による、遠隔クリーニング処理の正確な終点検知
のために実施されるステップのフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイオー、ベンカテスワラ、アンナプラガ ーダ アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、ウッドメドー、コート、1577 Fターム(参考) 4K030 DA06 KA39 5F045 AA03 AA06 BB08 BB10 EB06 EH18

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堆積処理に用いる装置に対し実施されるクリーニング量を決定する方法であっ
    て、 a)前記堆積処理を化学気相成長(CVD)チャンバにおいて実施する工程と
    、 b)電気デバイスに前記CVDチャンバにおいて前記堆積処理を施す工程と、 c)前記CVDチャンバにクリーニング処理を施す工程と、 d)前記電気デバイスに前記CVDチャンバにおいて前記クリーニング処理を
    施す工程と、 e)前記電気デバイスの性能特性の値を測定する工程と、 f)前記性能特性のベースライン値を、工程e)で測定した前記性能特性の前
    記値と比較し、前記電気デバイスに実施されるクリーニング量を決定する工程と
    、 を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 g)前記装置に実施される前記クリーニング量を、工程f)において決定され
    た、前記電気デバイスに実施される前記クリーニング量に基づいて決定する工程
    、 をさらに備えることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の方法において、前記電気デバイスが、コンデンサであ
    ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、前記コンデンサが、平行極板コンデンサである
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、前記性能特性が、前記平行極板コンデンサの静
    電容量値であることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、 g)前記堆積処理を前記電気デバイスに施す前に、前記電気デバイスの性能に
    基づく前記性能特性の前記ベースライン値を受信する工程を、 さらに備えることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、前記性能特性の前記ベースライン値が、前記堆
    積処理を施されない付加的電気デバイスの性能に基づくことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項いずれかに記載の方法において、前記性能特性の前記ベースライン
    値が、メモリに記憶されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項いずれかに記載の方法において、前記装置が、堆積チャンバである
    ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、前記堆積チャンバが、プラズマ化学気相成長
    (PECVD)チャンバであることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、 g)前記クリーニング処理の終点を検知する工程であって、工程e)で測定さ
    れた前記電気デバイスの前記性能特性の前記値が、前記性能特性の前記ベースラ
    イン値に概ね等しい時に、前記終点が、生じる工程を、 さらに備えることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の方法において、 g)前記クリーニング処理の間、前記電気デバイスの前記性能特性を継続的に
    モニターする工程を、 さらに備えることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の方法において、 g)前記クリーニング処理の前に、前記CVDチャンバにおいて複数の堆積処
    理を前記電気デバイスに施す工程を、 さらに備えることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項いずれかに記載の方法において、前記クリーニング処理が、遠隔マ
    イクロ波プラズマクリーニング処理であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項いずれかに記載の方法において、前記堆積処理が、前記電気デバイ
    スに施されており、前記装置に行った堆積処理と概ね等しいことを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の方法において、工程e)において測定された前記電気デバイス
    に対する前記性能特性の前記値が、前記堆積処理を施されない電気デバイスによ
    り実行されることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 堆積処理に用いる装置に対するクリーニング処理をモニターするための電気デ
    バイスであって、 前記装置および当該電気素子に対する前記堆積処理に伴い、性能特性の第2値
    を提供するための、電気素子と、 前記電気素子の前記性能特性の第1値を提供するための入力と、 前記電気素子に結合される信号発生器と、 前記電気素子および前記入力に結合されるコンパレータであって、前記コンパ
    レータは、前記性能特性の前記第1値を前記性能特性の前記第2値と比較し、そ
    れにより、前記電気素子に対して実施されるクリーニング量を示すコンパレータ
    と を備えることを特徴とする電気デバイス。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の電気デバイスにおいて、前記装置および前記電気素子に対す
    る前記クリーニング処理に伴い、前記電気素子が、性能特性の前記第2値を提供
    するためにさらに用いられることを特徴とする電気デバイス。
  19. 【請求項19】 請求項17または18記載の電気デバイスにおいて、 前記入力に結合される付加的電気素子であって、前記付加的電気素子が、前記
    性能特性の前記第1値を提供することに適合した付加的電気素子を、 さらに備えることを特徴とする電気デバイス。
  20. 【請求項20】 請求項17〜19のいずれかに記載の電気デバイスにおいて、前記コンパレー
    タが、 前記コンパレータに結合される出力ラインであって、前記電気素子に実施され
    る前記クリーニング量を示すための出力ラインを、 備えることを特徴とする電気デバイス。
  21. 【請求項21】 請求項17〜19のいずれかに記載の電気デバイスにおいて、前記コンパレー
    タが、 オペレーショナルアンプ、 を備えることを特徴とする電気デバイス。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の電気デバイスにおいて、前記オペレーショナルアンプが、し
    きい値検知器であることを特徴とする電気デバイス。
  23. 【請求項23】 請求項18記載の電気デバイスにおいて、前記コンパレータが、前記電気デバ
    イスに対して実施される前記クリーニング量を、前記装置に対して実施されるク
    リーニング量を示すものに変換するためのものである、ことを特徴とする電気デ
    バイス。
  24. 【請求項24】 請求項17記載の電気デバイスにおいて、前記コンパレータが、 プロセッサと、 コンピューター読取り可能メモリであって、当該コンピューター読取り可能メ
    モリは、前記プロセッサに結合されており、当該コンピューター読取り可能メモ
    リは、内部に記憶されるプログラム命令を含み、実行時、前記堆積処理に用いる
    前記装置に対し実施されるクリーニング量を決定する方法を実行する、コンピュ
    ーター読取り可能メモリと、 を備え、 前記方法は、 a)前記電気デバイスから前記性能特性の前記第1値を受信する工程と、 b)前記電気デバイスが、前記堆積処理を施された後、前記電気デバイスの前
    記性能特性の第2値を測定する工程と、 c)前記電気デバイスに対する前記性能特性の前記第1値および前記第2値を
    比較して、前記電気デバイスに実施されるクリーニング量を決定する工程と、 を備えることを特徴とする電気デバイス。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の電気デバイスにおいて、前記方法が、前記コンピューター読
    取り可能メモリに記憶される前記プログラム命令により実行され、 d)前記装置に実施される前記クリーニング量を、工程c)において決定され
    た、前記電気デバイスに実施される前記クリーニング量に基づいて決定する工程
    を、 さらに含むことを特徴とする電気デバイス。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の電気デバイスにおいて、前記方法が、前記コンピューター読
    取り可能メモリに記憶される前記プログラム命令により実行され、 d)前記クリーニング処理の終点を検知する工程であって、前記終点は、前記
    性能特性の前記第2値が、前記性能特性の前記第1値に概ね等しいときに生じる
    工程、 をさらに含むことを特徴とする電気デバイス。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の電気デバイスにおいて、前記方法が、前記コンピューター読
    取り可能メモリに記憶される前記プログラム命令により実行され、 d)前記電気デバイスの前記性能特性を、前記クリーニング処理の間、継続的
    にモニターする工程を、 さらに含むことを特徴とする電気デバイス。
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