JP2003530001A - レーキ受信機及びレーキ受信機を操作する方法 - Google Patents

レーキ受信機及びレーキ受信機を操作する方法

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JP2003530001A JP2001573648A JP2001573648A JP2003530001A JP 2003530001 A JP2003530001 A JP 2003530001A JP 2001573648 A JP2001573648 A JP 2001573648A JP 2001573648 A JP2001573648 A JP 2001573648A JP 2003530001 A JP2003530001 A JP 2003530001A
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fingers
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ギアンコラ,ディエゴ
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ユビネティクス リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 レーキ受信機(40)は、フィンガにおいて、符号空間における特別な位置で受信される信号の進んだサンプルE1Pと遅れたサンプルL1Pの間のパワーにおける差異を検出するように構成された減算器(31)を備えている。減算器(33)は、同じ方法で、隣接するフィンガ上で動作する。受信機は、フィンガどうしが、符号空間内で、共に接近していることが検出されたら、減算器(31,33)に供給される信号の振幅を減少させるように動作する乗算器(32,34)を備えている。フィンガは、それによって、共に動くことを阻止され、かつ、フィンガからの信号は、それによって、別々に処理され続ける。乗算器(32,34)の増倍率を制御するためのデータは、参照テーブル(41)に格納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーキ(rake)受信機に関し、かつレーキ受信機を操作する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】
受信信号を処理するために、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)無線受信機で、
レーキ受信機を用いることは、一般的である。レーキ受信機は、いくつかの相関
器、通常4つの相関器を備えていて、それらは、加算器に加えられる出力が並列
になるように配置されている。加算器の出力は、レーキ受信機の出力信号となっ
ている。各相関器は「フィンガ」と呼ばれ、各フィンガは個別に制御可能となっ
ている。受信信号上に変調されている符号と同じ周波数及び位相で、疑似ランダ
ムノイズ(PN)符号を生成し、見通し(line-of-sight;LOS)信号との相関を達成す
ることが必要なので、符号の遅れたバージョンを、受信信号と混合することによ
って、遅れたマルチパス信号を分離することが可能である。相関を発生させるた
めには、符号遅延が、LOS信号とマルチパス信号との間の時間遅延に等しくなけ
ればならない。実際には、受信機の制約及びノイズの影響により、図1に示すよ
うな特性が得られる。
【0003】 図1に、短時間の間に受信した信号における、符号遅延に対する振幅のグラフ
を示す。LOS信号10は、最も大きい振幅を持っているので、最も強いものとして
、明瞭に観察される。また、マルチパス信号11,12,13も、符号遅延軸(或いは、
符号空間)に沿った様々な場所で観察され、これらは、それぞれが他のものとは
関連がない振幅を有している。この図には示されていないが、信号の各成分は、
それ自身のキャリア位相を有している。レーキ受信機の各フィンガは、受信信号
の成分10〜13を追跡するように制御される。通常、1つのフィンガがLOS信号10を
追跡し、他のフィンガが、それぞれマルチパス信号11〜13を追跡する。しかしな
がら、しばしば、LOS信号10は、十分に強くはなく、このような場合には、各フ
ィンガは、個々のマルチパス信号を追跡してしまう。フィンガは、ミキサ及び遅
延素子を備えていて、これらは、相関信号(correlated signal)を供給するよ
うに動作する。相関信号のキャリア位相は、任意の値にされ、これは、各フィン
ガにおいて同じ値であり、かつ、各信号の振幅は、アルゴリズムに応じて調節さ
れる。全てのフィンガからの信号は、次に、加算器によって合計され、それによ
って、受信信号からの効率的な信号の受け入れがもたらされる。レーキ受信機は
、要するに、適切な信号を求めて符号空間を「詮索」し、時間及びキャリア位相
において、それらを相互に一致させ、その後、それらを合計する。レーキ受信機
は、LOS信号またはマルチパス信号のうちの1つでのみ動作する受信機と比べて、
信号対雑音比(signal-to-noise ratio;SNR)が著しく高い。
【0004】 受信機は、送信機、例えばセルラ基地局に対して移動するので、図1に示した
特性は、いくつかの道筋をたどって変化する。最も著しい場合には、破壊的な重
ね合わせが、信号のパワーを乱高下させる。パワーの変化のレート及び周波数は
、詳細には、伝播チャネルの力学に応じて変化する。また、マルチパス信号11-1
3も、信号経路の長さの差がLOS経路に対して変化するので、いずれにせよ、符号
空間に沿って動く。また、信号のキャリア位相も、よりゆっくりとではあるが、
時間の経過と共に変化する。
【0005】 受信信号の成分を検出し、かつ、時間と共に、それらを追跡するために、各フ
ィンガに、遅延ロックループ(delay locked loop;DLL)を用いることが知られて
いる。信号10〜13は、約1チップ(チップとは、変調しているPN符号の遷移の間で
とり得る最も短い距離である)の使用可能な幅を持つ傾向があるので、各フィン
ガは、1チップの2分の1の距離だけ規則正しく間隔を開けられた3つの符号の位
置で符号空間をサンプリングすることができる。ここでは、最も位相が進んだ符
号のサンプルを、進んだサンプルと呼び、時間通りのサンプル及び遅れたサンプ
ルとは、だんだんに大きくなる符号位相のサンプルであるものとする。追跡され
る信号を持つ所定のフィンガのアライメント不良の度合と、アライメント不良の
方向とが、進んだサンプルからの信号のパワーを遅れたサンプルからの信号のパ
ワーと比較することによって検出される。パワーの差と、差の符号とが、符号空
間に沿ったフィンガの動きを制御するために、フィードバック信号として供給さ
れる。信号のキャリア位相はDLLによって考慮されないので、これは非干渉性(n
on-coherent)DLLとして知られている。
【0006】 信号取得後、各フィンガの位置は、その、それぞれのDLLによって更新される
。更なる資源は、フィンガを割り当ることが望ましい新たな信号のための符号空
間を検索することに割り当てられる。
【0007】 また、各フィンガは、それと関連する振幅検出器及びキャリア位相検出器を備
えている。これらの検出器からの信号は、フィンガによって供給された信号を、
それらが加算器に供給される前に修正するために用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
LOS信号10及びマルチパス信号11〜13、或いは、2つのマルチパス信号のどちら
であってもよいが、2つの隣接する信号がお互いに接近すると、LOSのどちらかの
側にある障害物から反射された信号によって起こるような問題が起こることが知
られている。信号どうしが、約1チップ離れた距離に達すると、それらは加えら
れて、少なくとも初めに、より広いパルスの形を有する、1つの信号のように見
える傾向がある。このような場合には、1つのフィンガが、それに対して割り当
てられる可能性がある。もちろん、2つの信号は、異なるキャリア位相及び異な
るパワーを有しているかもしれないし、多くの場合には、符号空間における異な
る位置も有している。従来の受信機のように、2つの信号を1つのものとして扱う
と、受信機における信号復元率が損なわれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の様相によれば、複数のフィンガから成るレーキ受信機において
、各フィンガは、受信信号に、局所的に生成された符号を掛ける手段を有してい
て、前記受信信号と前記符号との間の位相差は、各フィンガのために別々に制御
可能となっており、これにより、各フィンガは、受信信号の符号空間における、
受信信号の一部を形成している各々の電磁線を受け取るための位置に導かれ、前
記受信機は、隣接するフィンガ間の距離の少なくとも一部に応じて、隣接するフ
ィンガを導く手段を有していることを特徴とする受信機が提供される。
【0010】 好ましくは、前記の導く手段は、ひとたび、予め定められた分離に到達したら
、隣接するフィンガの方に向かうフィンガの相対的な動きを阻止する。前記受信
機は、それぞれのフィンガによって受信された信号のパワーに応じて変化するフ
ィンガの位置を順次更新するように構成されたスケジューラを有していてもよく
、このような場合に、前記スケジューラは、より低いパワーの信号を有するフィ
ンガの位置を更新する前に、より高いパワーの信号を有するフィンガの位置を更
新する。好ましくは、前記スケジューラは、信号のパワーに基づいて、降順でフ
ィンガの位置を更新する。
【0011】 前記受信機は、あるフィンガと関連する、進んだ信号と遅れた信号との間のパ
ワーにおける差異を検出するように構成された検出器を更に有していて、前記検
出器は、検出されたパワーの差異に基づいて、そのフィンガの位置を制御するた
めのフィードバック信号を供給するように構成され、前記検出器の出力は、隣接
するフィンガ間の距離に応じて変化すると都合がよい。ここで、フィンガ間の距
離に応じて変化する検出器の前に、第1のフィンガの進んだパワーの信号、かつ/
または、隣接する、より進んだ符号位相フィンガの遅れたパワーの信号に重み付
けを行うように構成された重み付けエレメントを有していることが好ましい。フ
ィンガ間の距離を表している信号に応じて、前記重み付けエレメントを制御する
ために、重み付け信号を供給するように構成された重み付け信号発生器を有して
いることが更に好ましい。ここで、前記重み付け信号発生器は、フィンガの測定
されたパワーとフィンガ間の距離とに応じて変化する重み付け信号を供給しても
よい。前記重み付け信号発生器は、参照テーブルを有していてもよい。そのよう
な受信機は、第1及び隣接するフィンガの各々の進んだパワー信号及び遅れたパ
ワー信号の重み付けを行うために用いられる重み付け信号を別々に制御する手段
を有していてもよい。
【0012】 本発明の他の様相によれば、本発明によるレーキ受信機を備えている無線受信
機、及び、そのような無線受信機を備えている無線電話機が提供される。
【0013】 本発明の更なる他の様相によれば、複数のフィンガを有するレーキ受信機を操
作する方法において、前記方法は、各フィンガにおいて、受信信号に、局所的に
生成された符号を掛けるステップを有していて、前記受信信号と前記符号との間
の位相差は、各フィンガのために別々に制御可能となっており、これにより、各
フィンガは、受信信号の符号空間における、受信信号の一部を形成している各々
の電磁線を受け取るための位置に導かれ、前記フィンガは、隣接するフィンガ間
の距離の少なくとも一部に応じて導かれることを特徴とする方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、単なる一例としての本発明の実施形態を、添付の図を参照して説明する
【0015】 図2を参照すると、受信機20は、一般に、信号遅延素子21と、を含む、第1及び
第2のバンクの相関器22,23と、第1及び第2の量子化器24,25とを備えている。相
関器22及び量子化器24は、第1のフィンガの一部を形成し、かつ、相関器23及び
量子化器25は、第2のフィンガの一部を形成している。信号遅延素子は、概略的
に示されている。それは、タップ付遅延線路を想定している。そこからの出力は
、チャネル特有のOVSF符号のチップ期間の8分の1に等しい、連続する遅延を持っ
て受信される信号を示す。そのチャネルは、パイロットチャネル、制御チャネル
または特定用途のデータ/音声チャネルであってもよい。隣接する出力間の符号
空間における距離は、受信機のオーバーサンプリング率(oversampling factor;
OSF)の逆数である。OVSF符号の特性は、多くの文献に記載されている。OVSF符号
は、(図示していない)送信機において、受信信号上に変調される。遅延要素21に
沿って、矢印26の方へ向かうと、出力における、受信信号が遅延する量が、より
大きくなる。従って、第1のフィンガは、LOS信号を基準とした場合に、第2のフ
ィンガによって処理される信号の遅延より少ない遅延を持つ信号を処理する。第
1のフィンガは、もちろん、LOS信号を処理してもよい。
【0016】 各フィンガは、遅延素子21の出力のうちの3つから信号を受け取る。第1のフィ
ンガは、遅延素子21の連続する出力から受け取られる、進んだ信号E1、時間通り
の信号O1及び遅れた信号L1を持っている。遅延素子21の出力は、1チップの8分
の1だけ離れた間隔を開けられているので、E1信号とL1信号は、1チップの4分の
1だけ離れている。第2のフィンガもまた、同様に、進んだ信号、時間通りの信号
及び遅れた信号E2、O2及びL2を持っている。スクランブル符号発生器27及びOVSF
符号発生器28は、符号を供給し、これらは、ミキサ29において混合され、その結
果として生じる合成信号が、出力30上に供給され、これは、各々のバンクの相関
器22,23に供給される。スクランブル符号発生器27は、(図示していない)送信機
、例えば、セルラ電話基地局に固有のスクランブル符号を供給し、かつ、OVSF符
号発生器28は、チャネルに固有のOVSF符号を供給する。受信機20は、例えば、セ
ルラ電話の無線受信機の一部であってもよい。スクランブル符号発生器27及びOV
SF符号発生器28は、従来の方法で、位相及び周波数が制御される。相関器22は、
ミキサの出力30に供給された合成信号を、並列なE1、O1及びL1信号の各々と混合
し、それぞれパワー信号E1P、O1P及びL1Pを生成する。同様に、相関器23は、パ
ワー信号E2P、O2P及びL2Pを供給するように動作する。
【0017】 信号E1P、O1P、L1P、E2P、O2P及びL2Pは、受信信号を形成する2つの隣接する
電磁線、例えば、図1の電磁線11及び12の頂点付近で見いだされる信号である。
信号E1P及びL1Pは、減算器31の別々の入力に供給されるが、L1P信号は、乗算器3
2を介して供給される。同様に、信号L2P及びE2Pは、第2の減算器33に供給される
が、E2P信号は、第2の乗算器34を介して供給される。乗算器32及び34は、それぞ
れのパワー信号入力に供給された信号に、参照テーブル(LUT)36の出力35に供給
された重み付け信号を、それぞれ掛ける。(図示していない)検出器は、O1信号が
得られる遅延素子21の出力と、O2信号が得られる出力との間の符号空間における
距離を検出する。このようにして検出された距離は、LUT36に、入力信号として
供給される。LUT36は、2つの列を有していて、第1の列は、1チップの8分の1の
分解能での、第1及び第2のフィンガ間にあり得る距離に関するデータを含み、か
つ、第2の列は、対応する重み付けデータを含んでいる。図3に、特に有利なデー
タの組み合わせを示す。
【0018】 図3に示したように、重み付けデータ値は、0.25チップ分離のためのゼロから
、1.75チップ分離のための1まで増加する。1チップ分離より下における、チッ
プ分離による重み付け値の上昇率より、1チップ分離より上における上昇率の方
が大きい。この図では、1.75チップから2チップにかけて、わずかに減少してい
る。最高の重み付けデータは、特に、DLLによって構成されるパルス形成フィル
タの形によって決まり、特別な形は、分離の増加と共に、重み付け値のわずかな
減少を必要とするかもしれない。
【0019】 通常動作の間、すなわち、符号空間における第1及び第2のフィンガ間の距離が
十分に大きいので、フィンガによって追跡された信号が構造的に(constructive
ly)加えられないとき、動作は、次のとおりである。LUT36は、(図示していない
)検出器から、フィンガ間の距離が2チップより大きいことを示す信号を受け取る
。これに応じて、LUT36の出力35には、重み付け信号として1が供給される(重み
付け信号は、LUTに格納された重み付けデータ値と同じである)。従って、減算器
31は、相関器22のバンクからL1P及びE1P信号を受け取るが、L1P信号は、乗算器3
2によって重み付けされない。減算器31は、量子化器24に、L1P及びE1P信号の振
幅における差異と、差異の符号とを表している信号を供給する。量子化器24は、
減算器から差異信号を受け取り、フィンガが、電磁線と比べて、1チップの16分
の1以上、進んでいることが確認されたら、増分出力信号を供給し、フィンガが
、対応する電磁線と比べて、1チップの16分の1以上、進んでいることが確認さ
れたら、減分信号を供給し、信号なしの場合には、別の方法をとる。このように
して供給された信号は、フィードバック信号として、(37で概略的に示された)制
御装置に供給され、これは、事実上、遅延素子21に沿ってフィンガを動かし、こ
れにより、フィンガは、電磁線に、より近くなるように並べられる。量子化器24
は、従来の推論ロジックを用いる。第2のフィンガの動作も同様である。
【0020】 (図示していない)検出器が、LUT36に対して、フィンガ間の距離が1.75以下に
なったことを示す信号を供給したとき、LUTは、乗算器32及び34に、重み付け信
号として、1未満の値を供給する。第1のフィンガにおいては、これによって、L1
P信号の重み付けの程度が低下し、その結果は、減算器31が受け取る。従って、
減算器31は、真にL1P及びE1P信号のパワーの差を表してはいないパワー信号を受
け取り、かつ、量子化器24に供給される信号は、それゆえに、意図的に歪められ
ている。乗算器32がなかったとしても、L1Pパワー信号を減少させることによっ
て、量子化器24は、フィンガが遅延素子21に沿って、発見される程度までインク
リメントする必要がないことを示す信号を見いだす。更に、図3のグラフは、フ
ィンガ間の距離が減少すると、この効果が増加することを示している。従って、
フィンガ間の距離が、1.75チップ分離を超えて近づくとき、受信機20は、お互い
の方へ向かうフィンガの相対的な動きを意図的に減速させる。たとえ、電磁線が
集中し続け、それに続いて離されたとしても、受信した電磁線の正確な形に応じ
て、フィンガは、通常、お互いの動きを停止する。
【0021】 これは、フィンガが符号空間上で電磁線を正確に追跡することを妨げるかもし
れないが、たとえ2つの電磁線のキャリア位相が異なっていたとしても、2つの電
磁線がオーバーラップし、1つのフィンガによって追跡されるような、従来技術
に対する改良を提供するとも考えられる。
【0022】 スケジューラ38は、相関器22及び23から、時間通りのパワー信号O1P及びO2Pを
受け取るように構成されている。スケジューラ38は、パワー信号O1P及びO2Pのう
ちのいずれがより大きい振幅を持っているかを検出し、それに応じて量子化器24
及び25を制御する。特に、スケジューラ38は、量子化器24,25を制御し、より高
いパワーを持つフィンガに関連する方が、そのフィンガの位置を最初に更新され
るようにする。ひとたびフィンガの位置が更新されたら、フィンガ間に距離を持
つことができるように、信号O1P及びO2Pの振幅が変更される。スケジューラ38は
、続けて、もう一方の量子化器24,25を制御し、そのフィンガの位置を更新する
。これは、フィンガがオーバーラップすることに対する耐性を増加させる。
【0023】 次に、図4を参照すると、代替の受信機40が示されているが、図2と同一の構成
要素に対しては、同一の参照符号を用いることとする。フィンガ間の距離を検出
する(図示していない)検出器は、二次元LUT41の行選択入力45に、指示信号を供
給する。O1P及びO2P信号は、除算器42の別々の入力に供給され、除算器42は、O1
Pの振幅をO2Pの振幅で割った値を表す信号を出力43上に供給する。逆の信号が、
出力44上に供給される。除算器42の出力43,44は、LUT41における、それぞれの列
選択入力に加えられる。適当な重み付けデータが、LUT41に格納される。LUT41内
の入力45及び43によって示された位置に格納された重み付けデータ値は、重み付
け信号として、乗算器32に供給される。同様に、入力45及び44によって示された
位置のデータ値は、乗算器34に提供される。図5に、LUT41のための適当なデータ
値を示す。
【0024】 図5に、O1PをO2Pで割った値を、変化させた場合の、フィンガ分離に対する重
み付け値を示す。O1PをO2Pで割った値は、矢印50の方向に沿って増加している。
従って、本発明によって提供される受信機40は、フィンガが受信する電磁線のパ
ワーに応じて、共に動くフィンガの減衰に重み付けを行う。このような方法にお
いては、より強い電磁線は、より弱い電磁線の影響による損害を、あまり受けな
いのと同時に、より弱い電磁線は、より損なわれる。弱い電磁線より、強い電磁
線の方が、信号再生に、より多く寄与するので、有利である。
【0025】 次に、図6を参照すると、レーキ受信機60が、それぞれが入力61から64を持つ
、第1から第4のフィンガを備えているのが示されている。入力61から64は、タッ
プ付遅延線路65からとられる。相関器は、説明を簡単にするために、示さない。
隣接するフィンガの間に、減結合器66から68があり、それぞれは、その減結合器
と接続されているフィンガ間の距離を検出するように構成された(図示していな
い)それぞれの検出器と、(図示していない)それぞれの参照テーブル、例えば、
図2の参照テーブルとを備えている。減結合器66は、第1のフィンガの遅れたパワ
ーのライン71に挿入された乗算器70と、第2のフィンガの進んだパワーのライン7
3に挿入された乗算器72とに対する出力69上に、重み付け信号を供給する。各フ
ィンガは、それぞれ、減算器74から77を備えていて、図2を参照して上述したも
のと、ほぼ同じ方法で動作する。図6は、いかにして、本発明が、2個を超えるフ
ィンガを持つ受信機に適用されるかを示す。もちろん、4個を超えるフィンガが
設けられてもよく、6個もしくは8個のフィンガが受信機60内にあることが好まし
い。6個もしくは8個のフィンガを持つのが、ハードウェアの複雑さと、信号再生
率との間での良い折衷案である。
【0026】 タップ付遅延線路構成の代りに、「小」メモリ方式を用いて、本発明を実現す
ることが可能である。その中では、(OVSF符号及び固有の送信機符号を含む)スク
ランブルシーケンスの位相を変化させ、かつ、これを受信信号と混合することに
よって、フィンガの整合が行われる。この構成においては、各フィンガは、別々
の符号位相を用い、このフィンガは、1チップ(8サンプル)長の、短いタップ付遅
延線路に沿って可動にする。フィンガが、その小さいタップ付遅延線路の一端か
ら離れたら、遅延線路に加えられる符号の位相が、それに応じて変えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な受信信号の相関グラフを示す。
【図2】 本発明によるレーキ受信機の部品を概略的に示す。
【図3】 図2の参照テーブルに格納される重み付け値を示す。
【図4】 本発明によるレーキ受信機の部品を概略的に示す。
【図5】 図4の参照テーブルに格納される重み付け値を示す。
【図6】 本発明によるレーキ受信機の部品を概略的に示す。
【符号の説明】
20,40 受信機(レーキ受信機) 22,23 相関器 24,25 量子化器 27 スクランブル符号発生器 28 OVSF符号発生器 29 ミキサ 31,33 減算器 32,34 乗算器 36,41 参照テーブル 38 スケジューラ
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月13日(2002.12.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 フィンガ間の距離に応じて変化する検出器の上流に、第1の
フィンガの進んだパワーの信号、かつ/または、隣接する、より進んだ符号位相
フィンガの遅れたパワーの信号に重み付けを行い、それによって、フィードバッ
ク信号に影響を与えるように構成された重み付けエレメントを更に有している ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の受信機。
【請求項】 フィンガ間の距離を表している信号に応じて、前記重み付け
エレメントを制御するために、重み付け信号を供給するように構成された重み付
け信号発生器を更に有している ことを特徴とする請求項に記載の受信機。
【請求項】 前記重み付け信号発生器は、フィンガの測定されたパワーと
フィンガ間の距離とに応じて変化する重み付け信号を供給する ことを特徴とする請求項に記載の受信機。
【請求項】 前記重み付け信号発生器は、参照テーブルを有している ことを特徴とする請求項またはに記載の受信機。
【請求項】 第1及び隣接するフィンガの各々の進んだパワー信号及び遅
れたパワー信号の重み付けを行うために用いられる重み付け信号を別々に制御す
る手段を更に有している ことを特徴とする請求項からのうちのいずれか一項に記載の受信機。
【請求項】 それぞれのフィンガによって受信された信号のパワーに応じ
て変化するフィンガの位置を順次更新するように構成されたスケジューラを更に
有している ことを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか一項に記載の受信機。
【請求項10】 前記スケジューラは、より低いパワーの信号を有するフィ
ンガの位置を更新する前に、より高いパワーの信号を有するフィンガの位置を更
新する ことを特徴とする請求項に記載の受信機。
【請求項11】 前記スケジューラは、信号のパワーに基づいて、降順でフ
ィンガの位置を更新する ことを特徴とする請求項10に記載の受信機。
【請求項16】 フィードバック信号を供給する前に、第1のフィンガの進
んだパワーの信号、かつ/または、隣接する、より進んだ符号位相フィンガの遅
れたパワーの信号に重み付けを行い、前記重み付けは、フィンガ間の距離に応じ
て変化し、それによって、フィードバック信号に影響を与える ことを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
【請求項17】 フィンガ間の距離を表している信号に応じて、前記重み付
けステップを制御するために、重み付け信号を供給する ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】 前記重み付け信号は、フィンガの測定されたパワーとフィ
ンガ間の距離とに応じて供給される ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】 第1及び隣接するフィンガの各々の進んだパワー信号及び
遅れたパワー信号の重み付けを行うために用いられる重み付け信号を別々に制御
するステップを更に有している ことを特徴とする請求項14から18のうちのいずれか一項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィンガから成るレーキ受信機において、各フィンガ
    は、受信信号に、局所的に生成された符号を掛ける手段を有していて、前記受信
    信号と前記符号との間の位相差は、各フィンガのために別々に制御可能となって
    おり、これにより、各フィンガは、受信信号の符号空間における、受信信号の一
    部を形成している各々の電磁線を受け取るための位置に導かれ、前記受信機は、
    隣接するフィンガ間の距離の少なくとも一部に応じて、隣接するフィンガを導く
    手段を有している ことを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 ひとたび、予め定められた分離に到達したら、隣接するフィ
    ンガの方に向かうフィンガの相対的な動きを阻止する手段を更に有している ことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 【請求項3】 それぞれのフィンガによって受信された信号のパワーに応じ
    て変化するフィンガの位置を順次更新するように構成されたスケジューラを更に
    有している ことを特徴とする請求項1又は2に記載の受信機。
  4. 【請求項4】 前記スケジューラは、より低いパワーの信号を有するフィン
    ガの位置を更新する前に、より高いパワーの信号を有するフィンガの位置を更新
    する ことを特徴とする請求項3に記載の受信機。
  5. 【請求項5】 前記スケジューラは、信号のパワーに基づいて、降順でフィ
    ンガの位置を更新する ことを特徴とする請求項4に記載の受信機。
  6. 【請求項6】 あるフィンガと関連する、進んだ信号と遅れた信号との間の
    パワーにおける差異を検出するように構成された検出器を更に有していて、前記
    検出器は、検出されたパワーの差異に基づいて、そのフィンガの位置を制御する
    ためのフィードバック信号を供給するように構成され、前記検出器の出力は、そ
    のフィンガと隣接するフィンガとの間の距離に応じて変化する ことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の受信機。
  7. 【請求項7】 フィンガ間の距離に応じて変化する検出器の前に、第1のフ
    ィンガの進んだパワーの信号、かつ/または、隣接する、より進んだ符号位相フ
    ィンガの遅れたパワーの信号に重み付けを行い、それによって、フィードバック
    信号に影響を与えるように構成された重み付けエレメントを更に有している ことを特徴とする請求項6に記載の受信機。
  8. 【請求項8】 フィンガ間の距離を表している信号に応じて、前記重み付け
    エレメントを制御するために、重み付け信号を供給するように構成された重み付
    け信号発生器を更に有している ことを特徴とする請求項7に記載の受信機。
  9. 【請求項9】 前記重み付け信号発生器は、フィンガの測定されたパワーと
    フィンガ間の距離とに応じて変化する重み付け信号を供給する ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  10. 【請求項10】 前記重み付け信号発生器は、参照テーブルを有している ことを特徴とする請求項8または9に記載の受信機。
  11. 【請求項11】 第1及び隣接するフィンガの各々の進んだパワー信号及び
    遅れたパワー信号の重み付けを行うために用いられる重み付け信号を別々に制御
    する手段を更に有している ことを特徴とする請求項7から10のうちのいずれか一項に記載の受信機。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のうちのいずれか一項に記載のレーキ受
    信機を備えている無線受信機。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の無線受信機を備えている無線電話機。
  14. 【請求項14】 複数のフィンガを有するレーキ受信機を操作する方法にお
    いて、前記方法は、各フィンガにおいて、受信信号に、局所的に生成された符号
    を掛けるステップを有していて、前記受信信号と前記符号との間の位相差は、各
    フィンガのために別々に制御可能となっており、これにより、各フィンガは、受
    信信号の符号空間における、受信信号の一部を形成している各々の電磁線を受け
    取るための位置に導かれ、前記フィンガは、隣接するフィンガ間の距離の少なく
    とも一部に応じて導かれる ことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 ひとたび、予め定められた分離に到達したら、隣接するフ
    ィンガの方に向かうフィンガの相対的な動きは阻止される ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 それぞれのフィンガによって受信された信号のパワーに応
    じて変化するフィンガの位置が順次更新される ことを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 より低いパワーの信号を有するフィンガの位置を更新する
    前に、より高いパワーの信号を有するフィンガの位置を更新する ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記フィンガの位置は、信号のパワーに基づいて、降順で
    更新される ことを特徴とする請求項17に記載の受信機。
  19. 【請求項19】 あるフィンガと関連する、進んだ信号と遅れた信号との間
    のパワーにおける差異を検出するステップと、検出されたパワーの差異に基づい
    て、そのフィンガの位置を制御するためのフィードバック信号を供給するステッ
    プとを更に有していて、前記フィードバック信号は、そのフィンガと隣接するフ
    ィンガとの間の距離に応じて変化する ことを特徴とする請求項14から18のうちのいずれか一項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 フィードバック信号を供給する前に、第1のフィンガの進
    んだパワーの信号、かつ/または、隣接する、より進んだ符号位相フィンガの遅
    れたパワーの信号に重み付けを行い、前記重み付けは、フィンガ間の距離に応じ
    て変化し、それによって、フィードバック信号に影響を与える ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 フィンガ間の距離を表している信号に応じて、前記重み付
    けステップを制御するために、重み付け信号を供給する ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記重み付け信号は、フィンガの測定されたパワーとフィ
    ンガ間の距離とに応じて供給される ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 第1及び隣接するフィンガの各々の進んだパワー信号及び
    遅れたパワー信号の重み付けを行うために用いられる重み付け信号を別々に制御
    するステップを更に有している ことを特徴とする請求項20から22のうちのいずれか一項に記載の方法。
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