JP2003529920A - レーザ増幅系 - Google Patents

レーザ増幅系

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Abstract

(57)【要約】 レーザ媒質を有する固体と、レーザ媒質の励起された状態を形成するための励起源と、固体を複数回貫通する増幅放射場とを有しており、当該増幅放射場からレーザ光が放出可能であるレーザ増幅系を改良して、できるだけ単純な光学的手段で増幅放射場が固体をできるだけ多く通過できるようにするために、放射場誘導光学系が設けられており、当該放射場誘導光学系が、増幅放射場を局所的に別様に進む複数の入射枝として固体中に進入させ、入射枝とは局所的に別様に出射枝として固体から進出させ、さらに放射場誘導光学系が少なくとも1つの転向ユニットを有しており、当該転向ユニットが固体から進出する少なくとも1つの枝から、当該枝から局所的に分離して進み固体中に入射する枝を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、レーザ媒質を有する固体と、レーザ媒質の励起された状態を形成す
るための励起源と固体を複数回貫通する増幅放射場とを有しており、当該増幅放
射場からレーザ光が放出可能であるレーザ増幅系に関する。
【0002】 従来の技術 このようなレーザ増幅系は従来技術、たとえば欧州特許第0632551号に
より公知である。
【0003】 このレーザ増幅系では、増幅放射場が固体を複数回貫通する場合でも、個々の
枝がそれ自身に逆反射されるように誘導される。
【0004】 このような増幅放射場の短所は、増幅放射場が固体を通過する高い数が非常な
コストによってしか達成できないことである。
【0005】 それゆえ本発明の課題は、冒頭に記載した種類のレーザ増幅系を改良して、増
幅放射場が固体を通過するできるだけ高い数をできるだけ単純な光学的手段で達
成できるようにすることである。
【0006】 発明の概要 上記の課題を解決するために、本発明に従い冒頭に記載した種類のレーザ増幅
系において、放射場誘導光学系が設けられており、当該放射場誘導光学系が、増
幅放射場を局所的に別様に進む複数の入射枝の形で固体中に進入させ、当該固体
から出射枝の形で入射枝とは少なくとも局所的に別様に進出させ、さらに放射場
誘導光学系が少なくとも1つの転向ユニットを有しており、当該転向ユニットが
固体から進出する少なくとも1つの枝から、当該枝から局所的に分離して進んで
固体中に入射する枝を形成する。
【0007】 この本発明による解決の長所は、増幅放射場が固体を通過する回数を高めるこ
とができ、しかも入射枝と出射枝とがそれぞれ互いに局所的に別様に進むことに
よって、固体中の励起されたレーザ媒質を最適に利用することが可能な点である
【0008】 入射枝が常に同一の固体に入射すると特に好都合である。
【0009】 入射枝が固体の常に同一の容積範囲に入射するとなお好都合である。
【0010】 出射枝からまたもや転向ユニットによって形成される入射枝の断面を拡大しな
いために、放射場誘導光学系が出射枝から中間収束を経て入射枝を形成するよう
になっていることが好ましい。
【0011】 この場合、中間収束は転向ユニットから独立に行われることができる。本発明
による放射場誘導光学系をできるだけコンパクトに構成できるように、中間収束
が転向ユニットの領域で行われるようになっているので、中間焦点が直接転向ユ
ニット内に位置することが避けられる点である。
【0012】 特に合理的な解決は、中間収束により転向ユニットの2つの転向部材間に位置
する中間焦点が生じるようになっている。
【0013】 この場合、転向部材を中間焦点からできるだけ遠くに配置するために、中間焦
点が2つの転向部材間の中央に位置すると特に好ましい。
【0014】 放射場の断面積の単位面積当り強度は中間焦点の近傍で上昇するので、中間焦
点の両側に位置している転向部材の間の光学距離が、転向ユニット内に進入する
入力枝と転向ユニットから進出する出力枝との間隔よりも大きいことが好都合で
ある。
【0015】 その場合、中間焦点の両側に位置している転向部材の間の光学距離が、入力枝
と出力枝との間隔の少なくとも2倍に相当すると好都合である。
【0016】 特に好適な解決は、転向ユニットが増幅放射場をループで誘導し、当該ループ
が転向ユニットの入力枝と出力枝とを基準として拡張方向で、入力枝と出力枝と
の間隔よりも大きい延長を有するようになっている。
【0017】 このように放射場が拡張方向で拡張することにより、中間焦点の両側に位置し
ている転向部材ができるだけ大きい間隔を得ることができる。
【0018】 ループの拡張方向における延長が、入力枝と出力枝との間隔の少なくとも2倍
であることが好都合である。
【0019】 以上説明した実施例の枠内では、放射場誘導光学系が転向ユニットを用いて少
なくとも1つの出射枝を入射枝に変換することを前提としている。
【0020】 しかし、放射場誘導光学系が少なくとも1つの転向ユニットを用いて複数の出
射枝を複数の入射枝に変換すると、本発明による解決は簡単に実現できる。
【0021】 個々の実施例に関するこれまでの説明の枠内では、増幅放射場のそれぞれ入射
枝と出射枝がどのように形成されるかについて記述されなかった。
【0022】 原理的には拡散する枝又は収斂する枝として形成することが考えられようが、
通過数を増すと枝の断面も増大するという短所がある。
【0023】 入射枝と出射枝の断面を等しい大きさに保つことができ、それによって励起さ
れたレーザ媒質を有する固体の容積範囲を放射場の増幅に最適に利用できるよう
にするために、放射場誘導光学系が増幅放射場を形成し、当該増幅放射場におい
て固体に入射すると固体から出射する枝とが視準された枝であることが好都合で
ある。
【0024】 視準された出射枝から再び視準された入射枝を形成するように、放射場誘導光
学系が少なくとも1回再視準するように構成されていることが好都合である。
【0025】 再視準するとは、視準された放射場を、中間収束を介して視準された放射場に
変換することを意味する。
【0026】 さらによいのは、放射場誘導光学系が複数回再視準するように構成されて、複
数の視準された出射枝が1つの視準された入射枝に変換され得ることである。
【0027】 入射枝と出射枝を視準された枝として形成した場合、放射場誘導光学系により
再視準する度に、すなわち視準された出射枝を視準された入射枝に変換する際に
、視準された出射枝を視準された入射枝との間に中間収束された枝が形成される
と、増幅放射場の形成に関して特に好都合である。
【0028】 再視準と転向ユニットとの協働に関してこれまで詳しく説明しなかった。その
特に有利な解決において、再視準の際に必要な中間収束された枝がそれぞれ本発
明による転向ユニットを通過するようになっている。
【0029】 原理的に、各々の再視準のために放射場誘導光学系の固有の再視準光学系を設
けることが考えられよう。
【0030】 この場合、中間収束された枝が、各再視準の焦点距離の2倍に相当する光学距
離を通過することが合理的である。
【0031】 種々の再視準光学系の構成に関して、種々異なる再視準を種々異なる焦点距離
で行うことが考えられよう。
【0032】 すべての再視準光学系が同じ焦点距離を有すると特に好都合である。
【0033】 複数の再視準光学系が1つの放射場形成部材にまとめられていると特に好都合
である。
【0034】 少なくとも1つの再視準を誘起する本発明による放射場形成部材は、増幅放射
場によって貫通される部材、たとえばレンズ系又は最も単純な場合には唯一のレ
ンズとして形成できる。
【0035】 しかしこれとは択一的に、放射場形成部材を反射部材として形成することも考
えられる。
【0036】 最も単純な場合には、反射するように形成された放射場形成部材は凹面鏡とし
て形成されている。
【0037】 このような放射場形成部材は本発明により各々の再視準のために収束部材と視
準部材とを有しており、視準された出射枝を中間収束された枝に変換し、次いで
再び中間収束された枝を視準された入射枝に変換することが可能である。
【0038】 特に好適な解決において、複数の収束部材及び複数の視準部材が1つの放射場
形成部材にまとめられている。
【0039】 放射場形成部材の特に好適な構成形態は、放射場形成部材が固体を貫通する中
心軸線に回転対称形に構成されている。
【0040】 このような回転対称形の構成で、中心軸線に対して回転対称形に構成及び配置
されたレンズ系か、又は中心軸線に回転対称形に構成されて作用する鏡系が設け
られている。
【0041】 このような鏡系は最も単純な場合では、視準部材及び収束部材が中心軸線に回
転対称形に構成された凹面鏡の領域であるように構成されている。
【0042】 このような凹面鏡は、たとえば放物面鏡であってよい。
【0043】 しかしまた、凹面鏡を円環体凹面鏡として形成することも考えられる。
【0044】 転向ユニットの数に関しては、個々の実施例に関する以上の説明との関連では
詳細に記述されなかった。
【0045】 有利な実施例は、放射場誘導光学系が少なくとも2つの転向ユニットを包含し
ており、各々の転向ユニットが出射枝の1つから形成された、増幅放射場の入力
枝から、当該入力枝から局所的に分離して進む出力枝を形成し、この出力枝から
対応する入射枝が形成されるようになっている。
【0046】 原理的には、出射枝から形成される各々の入射枝に対して固有の転向ユニット
を設けることが考えられよう。
【0047】 しかし設計上特に有利な解決は、少なくとも1つの転向ユニットが、固体から
出射する少なくとも2つの枝から形成された入力枝から少なくとも2つの出力枝
を形成し、これらの出力枝から固体に入射する対応する枝が形成されるので、転
向ユニットの数は2つに減らすことができて有利である。
【0048】 さらに、放射場誘導光学系が2つの転向ユニットを包含しており、各々の転向
ユニットの出力枝が固体中に入射する枝を形成し、この入射枝それ自体から固体
を貫通した後で出射枝が生じ、この出射枝からそれぞれ他方の転向ユニットの入
力枝が形成される。
【0049】 このような解決は2つの転向ユニットを特に有利に結合できることによって、
非常にコンパクトな光学的解決が得られる。
【0050】 本発明による別の有利な放射場誘導光学系は、第1及び第2の転向ユニットを
包含しており、両転向ユニットがそれぞれ転向ユニットに付属する唯一の転向対
称面に対して相対的に増幅放射場を転向することにより、増幅放射場の少なくと
も3種類の出射枝から形成された少なくとも3つの入力枝を、入力枝から局所的
に分離して進む少なくとも3つの出力枝に変換し、当該出力枝から少なくとも3
つの入射枝が生じるようになっている。
【0051】 本発明による放射場誘導光学系の別の有利な構成は、少なくとも1つの転向ユ
ニットを有しており、当該転向ユニットが少なくとも1つの入力枝から、放射場
誘導光学系の中心軸線を基準にして所定の角度間隔だけずれて位置している出力
枝を形成し、しかもこの入力枝とこれによって形成された出力枝との間の角度範
囲に少なくとも1つの別の入力枝が位置しているようにした。
【0052】 本発明の別の好適な解決は、放射場誘導光学系が、第1の転向対称面に対して
相対的に増幅放射場を転向する第1の転向ユニットと、第2の転向対称面に対し
て相対的に増幅放射場を転向する第2の転向ユニットとを有しており、これらの
転向対称面が互いに、好ましくは増幅放射場が放射場誘導光学系と固体を通過す
る際に発生する入射枝と出射枝の合計で360°を除した角度に相応する角度で
進むようにした。
【0053】 ここで増幅放射場が通過するとは、増幅放射場が放射場誘導光学系を通って拡
散し、しかも拡散方向が維持されていることを意味する。
【0054】 転向対称面を中心軸線に対して相対的に配置することに関して、これまで詳細
な記述は行わなかった。特に好適な解決は、転向対称面が中心軸線に対して平行
に延びるようになっている。
【0055】 転向対称面が中心軸線を貫通して延びていると特に好都合である。
【0056】 転向ユニットの入力枝と出力枝の配置構成に関して、これまで詳しい説明はな
されなかった。そこで、増幅放射場の入力枝が空間的に互いに分離して延びてい
ると特に好都合である。
【0057】 この場合、増幅放射場の入力枝が放射場誘導光学系の中心軸線を取り囲んで互
いに所定の角度間隔で配置されていると特に好都合である。
【0058】 さらに、出力枝が互いに分離して進むと有利である。
【0059】 また、出力枝が入力枝から分離して進むのも同様に好都合である。
【0060】 出力枝が、放射場誘導光学系の中心軸線を取り囲んで互いに相対的に、かつ入
力枝に対して相対的に所定の角度間隔で配置されていると特に合理的である。
【0061】 この場合、増幅放射場が放射場誘導光学系を通過する際に発生する入力枝と出
力枝とが、放射場誘導光学系の中心軸線を取り囲む周囲の空間に重ならないよう
に配置されていると特に好都合である。
【0062】 増幅放射場の入力枝及び出力枝ならびに入射枝が、通過の際に放射場誘導光学
系の中心軸線を取り囲む空間内に重ならないように配置されていると、さらに有
利である。
【0063】 特に有利な解決は、入力枝と出力枝とが、それぞれ放射場誘導光学系の中心軸
線を取り囲む分離された空間セグメント内に配置され、空間セグメント内部でそ
れらの拡散方向に対して横断方向に進んでいる。
【0064】 空間セグメントは、中心軸線の周囲にほぼ同じ角度範囲にわたって延びるよう
に配置されていることが好都合である。
【0065】 入力枝及び出力枝の空間セグメントならびに入射枝の空間セグメントがほぼ中
心軸線を包囲していると特に有利な空間利用が提供される。
【0066】 以下に本発明のその他の特徴及び利点を、若干の実施例の図面に基づいて詳細
に説明する。
【0067】 発明の実施の形態 図1及び図2に全体を示した本発明によるレーザ増幅系の第1の実施例は、レ
ーザ媒質を有する固体10を包含している。
【0068】 このようなレーザ媒質は、たとえば欧州特許第0632551号で説明されて
いるものである。
【0069】 固体10は正面側の扁平面12と裏側の扁平面14を有しており、裏側の扁平
面14で全体を16で示す反射体に載っている。反射体16は、たとえば皮膜と
して裏側の扁平面14に塗布された皮膜である。
【0070】 さらに、裏側の反射体16を通して冷却装置20により固体10の冷却が行わ
れる。この場合、冷却装置は、たとえば欧州特許第0632551号に記載され
ているコールドフィンガーである。
【0071】 固体10の両扁平面12及び14は平坦に形成されているとは限らず、たとえ
ば湾曲を有していてもよい。
【0072】 固体10のポンピングは、公知のポンピング装置、たとえばやはり欧州特許第
0632551号に記載されているように誘導できるポンピング放射場で行うこ
とができるが、ポンピング放射場をドイツ特許出願19835107号又は同第
19835108号に従って誘導し、固体10内に進入させることも考えられる
【0073】 この理由から、ポンピング放射源30が概略的にのみ示されている。ポンピン
グ放射源30は固体10中に入射するポンピング放射場32を形成し、このポン
ピング放射場が収束していることが好都合である。
【0074】 レーザ媒質によって形成されたコヒーレントな放射を最適に放出させるために
、全体を40で示す増幅放射場が設けられている。増幅放射場は放射場形成部材
42と第1の転向ユニット44及び第2の転向ユニット46とを包含している。
【0075】 放射場形成部材42と第1の転向ユニット44及び第2の転向ユニット46は
一緒に、全体を48で示す放射場誘導光学系を構成しており、これが増幅放射場
40の構成を規定している。
【0076】 放射場形成部材は、たとえば視準された枝を収束した枝に変換し、又はその逆
に変換する、すなわち収束又は視準することのできる部材である。
【0077】 放射場形成部材42のこのような実施例は、第1の実施例では放射場に貫通さ
れる部材であり、この部材はレンズ又はレンズ系によって構成され得る。
【0078】 第1の転向ユニット44は、第1の反射面52と第2の反射面54とを有する
内側の転向プリズム50を有している。これらの反射面は互いに楔形に延びてお
り、互いに離れる方向、すなわち互いに反対方向を向いている。さらに第1の転
向ユニット44は外側の転向プリズム56及び58を包含している。これらの転
向プリズム56及び58は、それぞれ互いにV字形に延びて互いに向き合わされ
た反射面60と62もしくは64と66を有している。
【0079】 反射面60及び66は、好ましくは内側の転向プリズム50の反射面52及び
54に対して平行に延びて、これらと向き合って配置されているので、反射面に
よって反射された散乱はそれぞれ当該反射面に向き合わされた反射面に衝突する
【0080】 さらに反射面62と64は、反射面60もしくは66に対して相対的に90°
の角度にあり、したがって互いに90°の角度で配置されている。この場合、反
射面62及び64により放射は、対応する反射面62もしくは66から来るもの
である限り、それぞれ一方の反射面から他方の反射面に反射される。
【0081】 同様に、第2の転向ユニット46も、互いに90°の角度で延びる、互いに反
対に向けられた2つの反射面72及び74を備えた内側の転向プリズム70を有
している。
【0082】 さらに第2の転向ユニット46は、それぞれ互いにV字形に延びて互いに向き
合わされた反射面80と82もしくは84と86を有する2つの外側の転向プリ
ズム76及び78を包含している。この場合、反射面80は反射面72と平行に
延び、反射面86は反射面74と平行に延びていて、それぞれ互いに平行に延び
る反射面は互いに向き合わされている。
【0083】 さらに反射面82と84は、反射面80及び86に対して90°の角度で延び
ていて、しかも互いに相対的に90°の角度にあり、同様に一方の反射面82及
び84は、放射が対応する転向ユニット76もしくは78の反射面80もしくは
86から来るものである限り、放射を他方の反射面84、82に反射する。
【0084】 全体として第1の転向ユニット44の全反射面52、54、60、62、64
、66は長手方向対称面90に対して垂直に延びており、第2の転向ユニット4
6の全反射面72、74、80、82、84、86は長手方向対称面92に対し
て垂直に延びている。長手方向対称面92は第1の対称面90と角度αを包囲し
ている。この角度αは、後に詳しく説明するように、増幅放射場40の視準され
た枝の数に依存し、360°を視準された枝の数で除した値である。
【0085】 さらに、長手方向対称面は90及び92は中心軸線94から間隔を置いて延び
ている。中心軸線は固体10と交差して、増幅放射場40の視準された枝に対称
形に延びている。
【0086】 この場合、内側の転向プリズム50の反射面52及び54は、第1の転向ユニ
ット44の転向対称面96に対して鏡像対称形に位置し、反射面72及び74は
第2の転向ユニット46の第2の転向対称面98に対称形に位置している。この
場合、これらの転向対称面96及び98は中心軸線94を貫通して延び、この中
心軸線94で交差している。この場合、転向対称面96及び98は同様に角度α
を包囲する。
【0087】 さらに、外側の転向プリズム56及び58の反射面60と66及び62と64
は、第1の転向対称面96に対して対称形に配置されていて、これらすべての反
射面は第1の転向対称面96に対して45°の角度で延びている。
【0088】 同様に、第2の転向ユニット46の外側転向プリズム76及び78の反射面8
0と86及び82と84は、第2の転向対称面98に対して対称形に配置されて
いて、これらすべての反射面は同様に第2の転向対称面98に対して45°の角
度で延びている。
【0089】 本発明による放射場誘導光学系48を有する増幅放射場40の構造が、図3か
ら図10に詳しく示されている。
【0090】 増幅放射場40の構成の出発点は拡散する枝100である。拡散する枝100
が好ましくは中心軸線94と平行に延び、放射場形成部材42により第1の視準
された入射枝1021に変換される。入射枝1021は、中心軸線94に対して角
度Eで固体10に進入する(図3)。
【0091】 固体10を貫通した後、反射体16で反射が行われて、固体10から出射する
第1の視準された枝1041が生じる。枝1041は中心軸線94に対して角度A
で進む。この場合、角度Aは角度Eに等しい。
【0092】 この第1の視準された出射枝1041が放射場形成部材42に当り、これによ
って第1の中間収束された枝1061に変換される。1061は収束した枝部分1
081を包含しており、枝部分1081それ自体は中心軸線94に対して平行に延
びる部分と共に、いわゆる第1の入力枝1421を形成し、反射面52に衝突し
、この反射面52によって転向対称面96に垂直に反射面60に反射され、ここ
から反射面62に反射され、再び第1の転向対称面96に垂直に反射面64に向
かって拡散する(図3)。
【0093】 この場合、放射場形成部材42が次のように構成されていると好都合である。
すなわち、中間収束された枝1061の収束した枝部分1081の中間焦点1101 が転向対称面96内に位置し、それによって焦点1101から出発して転向対称
面96を起点としてこれに垂直に、第1の拡散枝部分1121が拡散し、反射面
64に衝突し、これによって反射面66に反射され、次いでこれにより再び反射
面54に反射される。反射面54は第1の中間収束された枝1061のこの拡散
する枝部分1121を放射場形成部材42に転向して、しかもこの枝部分1121 が中心軸線94に平行に位置調節された部分を形成する。この部分は、いわゆる
第1の出力枝144をなし、これにより放射場形成部材42に衝突する。
【0094】 全体として中間収束された枝1061は平面114内を、長手方向対称面90
と平行に、ただし間隔を置いて、かつ転向対称面96に対称形に第1の転向ユニ
ット44を通って進む(図4)。
【0095】 放射場形成部材42は、第1の中間収束された枝1061から第2の視準され
た入射枝1022を形成し、これは固体10に当って貫通するので、反射体16
により第2の視準された出射枝1042が形成される(図5)。
【0096】 この視準された出射枝1042は放射場形成部材42に衝突し、これにより第
2の中間収束された枝1062に変換され、これはその第2の入力枝1422で中
心軸線94と平行に進んで、反射面72に収束された枝部分1082として衝突
し、反射面72、反射面80及び反射面82によって反射されて、第2の転向ユ
ニット46の転向対称面98内に位置する中間焦点1102を形成する。中間焦
点1102を起点にして、中間収束された枝1062が拡散する枝部分1122
して反射面84に向かって広がり、これによって反射面86に反射され、またこ
れによって反射面74に反射されるので、拡散する枝部分1122は再び第2の
出力枝1442として中心軸線94と平行に放射場形成部材42に当る。
【0097】 この場合、第2の中間収束された枝は全体として、長手方向対称面92と平行
に、ただし間隔を置いて延びている平面116内を進み、第2の転向ユニット4
6を通り、さらに転向対称面98に対称形に進む(図6)。
【0098】 この第2の出力枝1442から放射場形成部材42は再び第3の視準された入
射枝1023を形成し、これは固体10に入射し、そこから反射体16により第
3の視準された出射枝1043が形成され、これはまた放射場形成部材42に衝
突する。放射場形成部材42は第3の視準された出射枝1043から第3の中間
収束された枝1063を形成し、これは第3の入力枝1423として、また収束さ
れた枝部分1083として反射面54に当り、次いで反射面66に反射され、さ
らに反射面66により反射面64に反射されて、図7に示すようにやはり転向対
称面96内に位置する中間焦点1103まで拡散する。
【0099】 中間焦点1103を起点にして拡散する枝部分1103が反射面62に向かって
広がり、ここから反射面60に向かって広がり、次いで反射面52に当り、これ
によってまた中心軸線94と平行に反射されて第3の出力枝1443を形成する
【0100】 第3の中間収束された枝1063も、平面118内を進む。平面118は長手
方向対称面90と平行に、ただし間隔を置いて延びており、したがってまた平面
114と平行であるが、平面114と合同ではない(図8)。
【0101】 さらに第3の中間収束された枝1063も同様に転向対称面96に対して対称
形に進む。
【0102】 平面114及び118は長手方向対称面90に対称形に位置していることが好
都合である。
【0103】 第3の中間収束された枝1063から放射場形成部材42は、図9に示されて
いるように、第4の視準された入射枝1024を形成し、これは固体10に入射
し、そこから反射体16により第4の視準された出射枝1044が形成され、こ
れはまた放射場形成部材42に衝突し、そこから放射場形成部材42は第4の中
間収束された枝1064を形成し、これは図9及び図10に示されているように
、最初に収束された枝部分1084として反射面74に当り、次いで反射面86
に反射され、それから反射面84に反射される。このとき焦点1104は再び転
向対称面98内に位置している。
【0104】 焦点1104を起点にして拡散する枝部分1124が形成されて、反射面82、
反射面80、そして反射面72に衝突する。これにより第4の中間収束された枝
1064も平面120内を進む。平面120は長手方向対称面92と平行に、し
たがってまた平面116とも平行であるが、平面116と合同ではない(図10
)。
【0105】 平面116及び120が長手方向対称面92に対称形に位置していることが好
都合である(図2)。
【0106】 第4の中間収束された枝1064はその第4の入力枝1424を起点にして転向
対称面98にほぼ対称形に、しかし完全な対称性から外れて放射場形成部材42
まで進まず、拡散する枝部分1124によりその中心軸線94と平行に延びる第
4の出力枝1444で、出力鏡129に衝突する。出力鏡129は拡散する枝1
124を中心軸線94に対して横断方向に転向し、図9及び図10に示されてい
るように、放射場誘導光学系48から放出された枝として発生させる。この場合
、この放出された枝は、たとえば拡散する枝として別のレーザ増幅系に進入でき
る。出力鏡129に到達すると、増幅放射場40による放射場誘導光学系48の
通過は完了する。
【0107】 図2に示すように、全体として増幅放射場40の視準されたすべての枝102
及び104は、それぞれ中心軸線94を取り囲む個々の空間セグメント1301
から1308に位置しており、すべての空間セグメント130は中心軸線94の
周囲で等しい角度間隔にわたって延びている。
【0108】 さらに、空間セグメント1301から1304で拡散している視準された枝は第
2の転向ユニット46と協働し、空間セグメント1305から1308で拡散して
いる視準された枝は第1の転向ユニット44と協働する。
【0109】 第1の転向ユニット44も第2の転向ユニット46も各々の中間収束された枝
106で、入力枝142と出力枝144とが間隔ABを有するループ140を形
成する。ループ140は少なくとも1つの拡張方向EXで、間隔ABよりも大き
い、好ましくは間隔ABの2倍である延長AUを有している。
【0110】 このようにすることにより、中間収束された枝106の各中間焦点110の両
側に位置する鏡面、たとえば鏡面62と64又は鏡面82と84は、ループ14
0の延長AUに対応する相互間隔を有している。この間隔は好ましくは延長AU
の半分であり、それぞれの焦点110の次に配置されている反射面62と64も
しくは82と84はできるだけ焦点から離れていて、それぞれの反射面62と6
4もしくは82と84でできるだけ大きい放射断面、したがって放射断面の単位
面積当りできるだけ小さい強度が得られるようにしてあるので、放射断面の単位
面積当りの強度が過大であることによる反射面62と64もしくは82と84の
損傷は回避できる。
【0111】 さらに転向ユニット44と46は、放射場形成部材42を起点として再び放射
場形成部材42に帰還する各々のループ1401〜1403における光学距離の大
きさが等しくなるように構成されている。その結果として、最も単純なケースで
は、焦点距離が等しいすべての空間セグメント1301から1308で放射場形成
部材42は視準された枝102、104の1つを、中間視準された枝106の1
つに、又はその逆に変換できる。
【0112】 寄生モードを回避しようとするならば、1つ以上の中間焦点110に、たとえ
ばピンホールとして形成された空間フィルターを付属させる。
【0113】 図11及び図12に示されている本発明によるレーザ増幅系の第2の実施例に
おいて、第1の実施例と同一の部材には同じ参照符号を付したので、全面的に第
1の実施例に関する説明に依拠することができる。
【0114】 特に転向ユニット44及び46は、第1の実施例と同様に放射場形成部材42
に対して相対的に配置されている。
【0115】 第1の実施例とは異なり、放射場形成部材42は増幅放射場によって貫通され
ず、放射場形成部材42は反射部材として、たとえば断面が放物面状の反射面や
円環体状の反射面を有することのできる凹面鏡として形成されている。
【0116】 これにより転向ユニットを貫通するループ1401〜1403は放射場形成部材
42の、個々の視準された枝102及び104と同じ側に位置している。
【0117】 その結果として、内側の転向プリズム50’及び70’は、中心軸線94を基
準にして円形の開口部51もしくは71’を備えていて、視準された枝102、
104が妨げられずに貫通できるようになっている。この場合、開口部51及び
71は、中間収束された枝106の、中心軸線94と平行に拡散する部分が、反
射面52と54もしくは72と74で常に完全に反射するように寸法設計されて
いる。
【0118】 すなわち、中心軸線を基準とした開口部51及び71の半径は、中間収束され
た枝106の、中心軸線94と平行に延びる部分の中心軸線94からの間隔より
も小さい。
【0119】 その他の点では、図13から図20に示されているように、第2の実施例にお
ける増幅放射場40の構造は第1の実施例と同様である。
【0120】 図21及び図22に示されている本発明によるレーザ増幅系の第3の実施例で
は、固体10は反射体を装備されておらず、増幅放射場40’に配置されていて
、この増幅放射場40’が固体10を貫通できるようになっている。
【0121】 さらに、固体10の貫通放射方向で固体10の両側に同一の放射場形成部材4
2a及び42bが配置されており、それらの各々が視準された枝102又は10
4を中間収束された枝106に変換し、また逆に変換することができる。
【0122】 最も単純なケースでは、放射場形成部材42a及び42bは同一の凹面鏡とし
て形成されている。
【0123】 さらに、第1の転向ユニット44は固体10の一方の側に配置されていて、放
射場形成部材42bによって形成される中間収束された枝106を拡張する働き
をする。他方、第2の転向ユニット46は固体10の反対側に配置されていて、
放射場形成部材42aによって形成される中間収束された枝106を拡張する働
きをする。
【0124】 原理的には増幅放射場の構造は第2の実施例におけるのと同様であるが、それ
ぞれ固体の貫通放射が行われる点が異なっている。
【0125】 増幅放射場40’の構造は、図23から図28に詳しく示されている。
【0126】 たとえば入射枝100から放射場形成部材42aによって第1の視準された入
射枝1021が形成されて、固体10に入射し、これを貫通する。このとき固体
10から入射枝1021と同じ方向に拡散する第1の視準された出射枝1041
放射場形成部材42bに当る。放射場形成部材42bは第1の中間収束された枝
1061を形成し、これは内側の転向プリズム50’の反射面52に衝突し、こ
れにより外側の転向プリズム56の第1の転向ユニット44の反射面60に、次
いで反射面62に転向される。この場合、収束された枝部分1081は焦点11
1を形成し、ここから中間収束された枝1061の拡散する枝部分1121が第
1の転向ユニット44の外側転向プリズム58に向かって拡散され、次いで反射
面64及び66によって反射されて、再び反射面54に衝突する。反射面54は
中間収束された枝1061を再び放射場形成部材42bに向かって転向し、放射
場形成部材42bそれ自体は再び反射によって第2の視準された入射枝1022
を形成する(図23、図24)。
【0127】 図25及び図26に示されているように、固体10を通過した後で第2の視準
された出射枝1042が形成されて、放射場形成部材42aに当る。放射場形成
部材42aそれ自体は再び第2の中間視準された枝枝1062を形成し、これは
第2の転向ユニット46の内側転向プリズム70の反射面72に当り、これによ
り外側の転向プリズム76の反射面80に、次いで反射面82に反射されて、収
束された枝部分1082が最後に中間焦点1102を形成し、これを起点にして拡
散する枝部分1122が外側の転向プリズム78に向かって拡散し、反射面84
及び86によって反射され、最後に内側の転向プリズム70’の反射面74に当
り、これによって放射場形成部材42aに向かって転向される。
【0128】 内側の転向プリズム70’は第3の入射枝1023を形成し、ここからまた第
3の視準された出射枝1043が生じて、放射場形成部材42bに衝突し、これ
は再び第3の中間収束された枝1063を形成し、その収束された枝部分1083 で反射面66及び反射面64で反射した後、中間焦点1103を形成する。また
もや発生する拡散する枝部分1123が外側の転向ユニット56に当り、反射面
62及び反射面60で反射した後、再び内側の転向プリズム50’の反射面62
に衝突する。転向プリズム50’は第3の中間収束された枝1063を放射場形
成部材42bに転向し、これは図27及び図28に示されているように、第3の
収束された枝から第4の視準された入射枝1024を形成する。入射枝1024
固体10を貫通した後、第4の視準された出射枝1044になる。この出射枝1
044はもはや放射場形成部材42aには当らず、直接出力鏡130’によって
転向され、放出される放射132’を形成する。
【0129】 第4の出射枝1044を放射場形成部材42aに衝突させ、第4の中間収束さ
れた枝1064を形成した後に放出させることも可能であろう。
【0130】 第3の実施例においても、第1及び第2の実施例におけるのと同じく、転向ユ
ニット44及び46において中間収束された枝106をループ140で誘導し、
それぞれの転向対称面96もしくは98に対して相対的に拡張させる。
【0131】 第2及び第3の実施例において同じ参照符号を使用し、種々の部材について別
途説明がない限り、第1の実施例に関する説明に全面的に依拠する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるレーザ増幅系の第1の実施例の概略的な斜視図である。
【図2】 図1の線2−2に沿った断面図である。
【図3】 図1に示す本発明によるレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第1の入射枝
、第1の出射枝及び第1の中間収束した枝が示されている。
【図4】 図3の線4−4に沿った断面図である。
【図5】 図1に示す本発明によるレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第2の入射枝
、第2の出射枝及び第2の中間収束した枝が示されている。
【図6】 図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】 図1に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第3の入射枝、第3の出射
枝及び第3の中間収束した枝が示されている。
【図8】 図7の線8−8に沿った断面図である。
【図9】 図1に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第4の入射枝、第4の出射
枝及び第4の中間収束した枝が示されている。
【図10】 図9の線10−10に沿った断面図である。
【図11】 図1と類似の本発明によるレーザ増幅器の第2の実施例を示す。。
【図12】 図12は、図11の線12−12に沿った断面図である。
【図13】 図11に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第1の入射枝、第1の出
射枝及び第1の中間収束した枝が示されている。
【図14】 図13の線14−14に沿った断面図である。
【図15】 図11に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第2の入射枝、第2の出
射枝及び第2の中間収束した枝が示されている。
【図16】 図15の線16−16に沿った断面図である。
【図17】 図11に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第3の入射枝、第3の出
射枝及び第3の中間収束した枝が示されている。
【図18】 図17の線18−18に沿った断面図である。
【図19】 図11に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第4の入射枝、第4の出
射枝及び第4の中間収束した枝が示されている。
【図20】 図19の線20−20に沿った断面図である。
【図21】 図1と類似の本発明によるレーザ増幅器の第3の実施例を示す。。
【図22】 図21の線22−22に沿った断面図である。
【図23】 図21に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第1の入射枝、第1の出
射枝及び第1の中間収束した枝が示されている。
【図24】 図23の線24−24に沿った断面図である。
【図25】 図21に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第2の入射枝、第2の出
射枝及び第2の中間収束した枝が示されている。
【図26】 図25の線26−26に沿った断面図である。
【図27】 図21に示すレーザ増幅器の斜視図で、増幅放射場の第3の入射枝、第3の出
射枝及び第3の中間収束した枝が示されている。
【図28】 図27の線28−28に沿った断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギーゼン,アドルフ ドイツ連邦共和国,71272 レニンゲン, コルンブルーメンベーク 21 Fターム(参考) 5F072 AB00 JJ02 KK05 KK18

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ媒質を有する固体と、レーザ媒質の励起された状態を
    形成するための励起源と、前記固体を複数回貫通する増幅放射場とを有しており
    、当該増幅放射場からレーザ光が放出可能である、レーザ増幅系において、 放射場誘導光学系(48)が設けられており、当該放射場誘導光学系(48)
    が、増幅放射場(40)を局所的に別様に進む複数の入射枝(102)の形で固
    体(10)中に進入させ、当該固体(10)から出射枝(104)の形で入射枝
    (102)とは少なくとも局所的に別様に進出させ、さらに放射場誘導光学系(
    48)が少なくとも1つの転向ユニット(44、46)を有しており、当該転向
    ユニットが前記固体(10)から進出する少なくとも1つの枝(104)から、
    当該枝(104)から局所的に分離して進んで固体中に入射する枝(102)を
    形成することを特徴とするレーザ増幅系。
  2. 【請求項2】 前記入射枝(102)が常に同一の固体(10)に入射する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ増幅系。
  3. 【請求項3】 前記入射枝(102)が前記固体(10)の常に同一の容積
    範囲に入射することを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅系。
  4. 【請求項4】 前記放射場誘導光学系(48)が出射枝(104)から中間
    収束(110)を経て入射枝(102)を形成することを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  5. 【請求項5】 中間収束(110)が前記転向ユニット(44,46)の領
    域で行われることを特徴とする請求項4に記載のレーザ増幅系。
  6. 【請求項6】 中間収束(110)により転向ユニット(44,46)の2
    つの転向部材(56,58;76,78)の間に位置する中間焦点(110)が
    生じることを特徴とする請求項5に記載のレーザ増幅系。
  7. 【請求項7】 前記中間焦点(110)が2つの転向部材(56,58;7
    6,78)の間の中央に位置することを特徴とする請求項6に記載のレーザ増幅
    系。
  8. 【請求項8】 前記中間焦点(110)の両側に位置している転向部材(5
    6,58;76,78)の間の光学距離(AU)が、前記転向ユニット(44,
    46)内に進入する入力枝(142)と転向ユニット(44,46)から進出す
    る出力枝(144)との間隔(AB)よりも大きいことを特徴とする請求項6又
    は7に記載のレーザ増幅系。
  9. 【請求項9】 前記中間焦点(110)の両側に位置している転向部材(5
    6,58;76,78)の間の光学距離(AU)が、入力枝(142)と出力枝
    (144)との間隔(AB)の少なくとも2倍に相当することを特徴とする請求
    項8に記載のレーザ増幅系。
  10. 【請求項10】 前記転向ユニット(44,46)が増幅放射場(40)を
    ループ(140)で誘導し、当該ループ(140)が転向ユニット(44,46
    )の入力枝(142)と出力枝(144)とを基準として拡張方向(EX)で、
    入力枝(142)と出力枝(144)との間隔(AB)よりも大きい延長(AU
    )を有していることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載のレーザ
    増幅系。
  11. 【請求項11】 拡張方向(EX)におけるループ(140)の延長(AU
    )が、入力枝(142)と出力枝(144)との間隔(AB)の少なくとも2倍
    であることを特徴とする請求項10に記載のレーザ増幅系。
  12. 【請求項12】 前記放射場誘導光学系(48)が複数の出射枝(104)
    から、当該出射枝(104)とは局所的に別様に進んで入射枝(102)を形成
    することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  13. 【請求項13】 前記放射場誘導光学系(48)が増幅放射場(40)を形
    成し、当該増幅放射場(40)において固体(10)に入射する(102)と固
    体(10)から出射する枝(104)とが視準された枝であることを特徴とする
    請求項1から12のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  14. 【請求項14】 前記放射場誘導光学系(48)が少なくとも1回再視準す
    るように構成されていることを特徴とする請求項13に記載のレーザ増幅系。
  15. 【請求項15】 前記放射場誘導光学系(48)が複数回再視準するように
    構成されていることを特徴とする請求項14に記載のレーザ増幅系。
  16. 【請求項16】 前記放射場誘導光学系(48)により各々の再視準時に中
    間収束された枝(106)を形成することを特徴とする請求項14又は15に記
    載のレーザ増幅系。
  17. 【請求項17】 前記中間収束された枝(106)が放射場誘導光学系の転
    向ユニット(44,46)を通過することを特徴とする請求項16に記載のレー
    ザ増幅系。
  18. 【請求項18】 前記放射場誘導光学系(48)が各々の再視準のために再
    視準光学系(42)を有していることを特徴とする請求項14から17のいずれ
    か1項に記載のレーザ増幅系。
  19. 【請求項19】 各々の中間収束された枝(106)が、各再視準光学系(
    42)の焦点距離の2倍に相当する光学距離を通過することを特徴とする請求項
    18に記載のレーザ増幅系。
  20. 【請求項20】 前記再視準光学系(42)の全てが同じ焦点距離を有する
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載のレーザ増幅系。
  21. 【請求項21】 複数の再視準光学系が1つの放射場形成部材(42)にま
    とめられていることを特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載のレ
    ーザ増幅系。
  22. 【請求項22】 前記固体(10)の一方の側に配置されている再視準光学
    系が1つの放射場形成部材(42、42a)にまとめられていることを特徴とす
    る請求項21に記載のレーザ増幅系。
  23. 【請求項23】 前記再視準光学系の全てが1つの放射場形成部材(42)
    にまとめられていることを特徴とする請求項22に記載のレーザ増幅系。
  24. 【請求項24】 前記放射場形成部材(42)が1つのレンズ系を備えてい
    ることを特徴とする請求項19から23のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  25. 【請求項25】 前記放射場形成部材が反射部材(42´、42a)として
    形成されていることを特徴とする請求項19から23のいずれか1項に記載のレ
    ーザ増幅系。
  26. 【請求項26】 前記放射場形成部材(42´、42a、42b)が凹面鏡
    として形成されていることを特徴とする請求項25に記載のレーザ増幅系。
  27. 【請求項27】 前記放射場誘導光学系(48)が少なくとも2つの転向ユ
    ニット(44、46)を備え、各々の転向ユニット(44、46)が出射枝(1
    04)の1つから形成された、増幅放射場(40)の入力枝(142)から、当
    該入力枝から局所的に分離して進む出力枝(144)を形成し、この出力枝(1
    44)から対応する入射枝(102)が形成されることを特徴とする請求項1か
    ら26のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  28. 【請求項28】 少なくとも1つの転向ユニット(44)が、固体(10)
    から出射する少なくとも2つの枝(104)から形成された入力枝(142)か
    ら少なくとも2つの出力枝(144)を形成し、これらの出力枝(144)から
    固体(10)に入射する対応する枝(104)が形成されることを特徴とする請
    求項1から27のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  29. 【請求項29】 前記放射場誘導光学系(48)が2つの転向ユニット(4
    4、46)を包含しており、各々の転向ユニット(44、46)の出力枝(14
    4)が固体(10)中に入射する枝(102)を形成し、この枝(102)それ
    自体から固体(10)を貫通した後で出射枝(104)が生じ、この枝からそれ
    ぞれ他方の転向ユニット(46、44)の入力枝(142)が形成されることを
    特徴とする請求項1から28のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  30. 【請求項30】 前記放射場誘導光学系(48)が第1及び第2の転向ユニ
    ット(44、46)を包含しており、両転向ユニット(44、46)がそれぞれ
    転向ユニット(44、46)に付属する唯一の転向対称面(96、98)に対し
    て相対的に増幅放射場(40)を転向することにより、増幅放射場の少なくとも
    3種類の出射枝(104)から形成された少なくとも3つの入力枝(142)を
    、入力枝(142)から局所的に分離して進む少なくとも3つの出力枝(144
    )に変換し、当該出力枝(144)から少なくとも3つの入射枝(102)が生
    じることを特徴とする請求項1から29のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  31. 【請求項31】 前記放射場誘導光学系(48)が少なくとも1つの転向ユ
    ニット(44)を有しており、当該転向ユニットが少なくとも1つの入力枝(1
    421)から、放射場誘導光学系(48)の中心軸線(94)を基準にして所定
    の角度間隔だけずれて位置している出力枝(1441)を形成し、しかもこの入
    力枝(1421)とこれによって形成された出力枝(1441)との間の角度範囲
    に少なくとも1つの別の入力枝(1423)が位置しているようにしたことを特
    徴とする請求項1から30のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  32. 【請求項32】 前記放射場誘導光学系(48)が、第1の転向対称面(9
    6)に対して相対的に増幅放射場(40)を転向する第1の転向ユニット(44
    )と、第2の転向対称面(98)に対して相対的に増幅放射場(40)を転向す
    る第2の転向ユニット(46)とを有しており、前記転向対称面(96、98)
    が互いに所定の角度(α)で進むことを特徴とする請求項1から31のいずれか
    1項に記載のレーザ増幅系。
  33. 【請求項33】 前記第1及び第2の転向対称面(96、98)が互いに、
    好ましくは増幅放射場(40)が放射場誘導光学系(48)及び固体(10)を
    通過する際に発生する入射枝(102)と出射枝(104)の合計で360°を
    除した角度に相応する角度(α)で進むことを特徴とする請求項31に記載のレ
    ーザ増幅系。
  34. 【請求項34】 前記転向対称面(96、98)が中心軸線(94)に対し
    て平行に延びていることを特徴とする請求項32又は33に記載のレーザ増幅系
  35. 【請求項35】 前記転向対称面(96、98)が中心軸線(94)を貫通
    して延びていることを特徴とする請求項34に記載のレーザ増幅系。
  36. 【請求項36】 前記増幅放射場(40)の入力枝(142)が互いに空間
    的に分離して進むことを特徴とする請求項26から34のいずれか1項に記載の
    レーザ増幅系。
  37. 【請求項37】 前記増幅放射場(40)の入力枝(142)が互いに相対
    的に放射場誘導光学系(48)の中心軸線(94)を取り囲んで所定の角度間隔
    で配置されていることを特徴とする請求項36に記載のレーザ増幅系。
  38. 【請求項38】 前記出力枝(144)が互いに分離して進むことを特徴と
    する請求項26から37のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  39. 【請求項39】 前記出力枝(144)が入力枝(142)から分離して進
    むことを特徴とする請求項26から38のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  40. 【請求項40】 前記出力枝(144)が互いに相対的に、かつ入力枝(1
    42)に対して相対的に放射場誘導光学系(48)の中心軸線(94)を取り囲
    んで所定の角度間隔で配置されていることを特徴とする請求項36から39のい
    ずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  41. 【請求項41】 前記増幅放射場(40)が放射場誘導光学系(48)を通
    過する際に発生する入力枝(142)と出力枝(144)とが、放射場誘導光学
    系(48)の中心軸線(94)の周囲に重ならないように配置されていることを
    特徴とする請求項26から40のいずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  42. 【請求項42】 前記放射場誘導光学系(48)及び固定体(10)を通過
    する際に増幅放射場の入力枝(142)及び出力枝(144)ならびに入射枝(
    100)が、放射場誘導光学系(48)の中心軸線(94)を取り囲む空間内に
    重ならないように配置されていることを特徴とする請求項41に記載のレーザ増
    幅系。
  43. 【請求項43】 前記入力枝(142)及び出力枝(144)が、それぞれ
    放射場誘導光学系(48)の中心軸線(94)を取り囲む分離された空間セグメ
    ント(130)に配置されていて、空間セグメント(130)の内部でそれらの
    拡散方向に対して横断方向に進んでいることを特徴とする請求項39から42の
    いずれか1項に記載のレーザ増幅系。
  44. 【請求項44】 空間セグメント(130)が、中心軸線(94)の周囲に
    ほぼ同じ角度範囲にわたって延びていることを特徴とする請求項42に記載のレ
    ーザ増幅系。
  45. 【請求項45】 前記入力枝(142)及び出力枝(142)の空間セグメ
    ント(1302〜1308)、ならびに入射枝(100)の空間セグメント(13
    1)がほぼ中心軸線(94)を包囲していることを特徴とする請求項43又は
    44に記載のレーザ増幅系。
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