JP4335454B2 - レーザ増幅システム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、レーザ活性媒体を有する固体本体、固体本体内を数回通過するポンピング放射フィールドを生成するためのポンピング放射源、ポンピング放射源と固体本体の間に配置されかつ固体本体内に入るポンピング放射フィールドの枝部を固体本体上に集束させる光学ポンピング放射結像手段、及び、固体本体から出射するポンピング放射フィールドの枝部を、固体本体内に進入しかつ出射する時は異なる枝部の形で、固体本体上に再び集束させる少なくとも1つの光学再集束手段を含んで成るレーザ増幅システムに関する。
【0002】
このタイプのレーザ増幅システムは、例えばEP0632551から知られている。このレーザ増幅システムによると、固体本体から出射する枝部は、単に偏向されて固体本体上に再集束される。
【0003】
かかる光学再集束手段の欠点は、これによって、集束されるべきポンピング放射フィールドの断面のサイズがつねに増大するか、又はポンピング放射フィールドの一部分が固体本体上に再び再集束されないことの結果として多大な損失が発生する、という事実にある。固体本体内のレーザ活性媒体の吸収度はポンピング出力が一回しか通過しない場合に低くなることから可能なかぎり数多くのポンピング放射フィールド通過回数が目標とされるということを前提とした上で、特に、固体本体内で可能なかぎり高いポンピング放射出力密度を達成することが問題となる。
【0004】
従って本発明の優先的な目的は、一般タイプのレーザ増幅システムを改善して、できるだけわずかな資源を用いて固体本体内に可能なかぎり高いポンピング放射出力密度を生成することである。
【0005】
この目的は、本発明に従うと、冒頭で記述したタイプのレーザ増幅システムにおいて、光学再集束手段が、固体本体から出射する枝部を中間のコリメートされた枝部へと変え、中間のコリメートされた枝部を、固体本体内に再び進入しその上に集束される枝部へと変えることによって達成される。
【0006】
本発明の効果は、中間のコリメートされた枝部を生成する結果として、再集束にもかかわらずポンピング光スポットの直径をほぼ同じサイズに保つことが可能であり、このために、大きなビーム断面に適合させる必要のある光学再集束手段の集束枝部のために必要である光学素子を必要としない、と言う事実にある。さらに、再集束中の結像の質も同じく基本的に一定に保つことができる。
【0007】
ポンピング放射フィールドが次々と連続した複数の光学再集束手段を通過することが特に好ましい。これは、特に基本的に等しいポンピング放射スポット直径を伴うポンピング放射フィールドにおいて基本的に一定で最大断面積を目的とする場合、結像品質に関するそれらの効果が特に明白になるからである。
【0008】
純粋に理論的には、1つの固体本体をポンピングすることのみならずむしろ複数の固体本体をポンピングするために、複数の光学集束手段を提供することも考えることができる。
【0009】
ポンピング放射源の出力の最適利用下で1つの同じポンピング放射フィールドで基本的に一定のポンピング放射スポット直径の場合、数個の光学再収束手段入射枝部が同じ固体本体内に入り、それによって特に、1個の同じ個体本体内でレーザ活性媒体をポンピングすることを可能にする時、本発明の効果は特に明らかである。
【0010】
このことは、同じ固体本体内に進入する枝部が固体本体の同じ体積領域内に進入し、それによって、一定のポンピング放射スポット直径が生成されるという事実を用いて、このポンピング放射スポット直径に断面積において対応する体積領域を同様に複数の光学再集束手段により複数回ポンピングさせることかでき、その結果ポンピング放射出力の特に高い開発が確保される場合、特に好ましく実現され得うる。
【0011】
特に幾何学的見地から特に好ましく実現可能な本発明のレーザ増幅システムの一実施形態では、各々の光学再集束手段は、中間のコリメートされた枝部の第1の部分枝部を形成するべく固体本体から出射するポンピング放射フィールドの枝部を再整形し、この第1の部分枝部をこの第1の部分枝部の次に延びる中間のコリメートされた枝部の第2の部分枝部へと再整形し、第2の部分枝部から固体本体内に進入する枝部を形成することを提供する。
【0012】
光学再集束手段は、中間のコリメートされた枝部を2個の部分枝部に折り返すことに基づいて必要となる空間に関して、特に好ましく構成されうる。
【0013】
中間のコリメートされた枝部のこのような折返しは、各々の光学再集束手段が中間のコリメートされた枝部の第1の部分枝部をその第2の部分枝部に結像するための偏向素子を有する場合に、特に好ましく達成可能である。
【0014】
光学再集束手段の追加の設計に関して、更なる詳細は示されていない。例えば1つの効果的な実施形態では、各々の光学再集束手段が、出射アームを中間のコリメートされた枝部に結像させるためのコリメート素子を有することを提供する。このことはすなわち、出射枝部の中間のコリメートされた枝部への結像が簡単な方法で実現できるという事を意味している。
【0015】
さらに、付加的な実施形態では、各々の光学再集束手段は、中間のコリメートされた枝部を固体本体内に進入する枝部に結像させるための集束素子を有することになっている。
【0016】
純粋に理論的に、この発明の解決法によれば、ポンピング放射源が、1つの光学再集束手段からもう1つの光学再集束手段へと移行するときに毎回反射無く固体本体を通過するような形で、固体本体のポンピングを実施することが可能となる。
【0017】
しかしながら、特に好ましい形態は、反射器が固体本体の平坦面と結びつけられており、出射枝部が反射器における入射枝部の反射の結果もたらされる場合に達成できる。これは、この場合、固体本体の2倍のポンピングが、反射に起因して既に生じているからである。
【0018】
反射器との関係における個々の枝部の整列に関しては、これまでさらなる詳細は示されていない。特に好ましい条件は、各光学再集束手段の中間のコリメートされた枝部の部分枝部が、反射器の反射表面への法線に対し平行に延びている場合に達成可能である。
【0019】
光学再集束手段の中間のコリメートされた枝部の両方の部分枝部が法線に対し平行に延びている場合に、さらに一層好ましい結像環境が作成される。
【0020】
固体本体に進入するポンピング放射フィールドの枝部及び反射器における該枝部の反射の結果もたらされるその出射枝部は、反射器の反射表面に対する法線を通って延びる1つの平面を構成する。
【0021】
かかる解決法によると、光学再集束手段は、固体本体から出射する各々の光学再集束手段の枝部及び固体本体の中に進入するその枝部が、法線を通って延びる異なる平面の中に配置されるように、設計されことが好ましい。
【0022】
光学再集束手段のコリメート素子の配置に関しては、これまで特定の詳細は示されたことがない。例えば1つの好ましい実施形態では、全ての光学再集束手段のコリメート素子は法線を中心として配置されているようになっている。
【0023】
この点に関して、全ての光学再集束手段のコリメート素子が、法線を中心として同じ半径方向距離のところに配置されることが好ましい。
【0024】
その上、連続する光学再集束手段のコリメート素子が、法線を中心として同じ角距離で配置されていることが特に効果的である。
【0025】
再集束の光学的品質に関して特に好ましい1つの解決法は、全ての光学再集束手段のコリメート素子が同一設計のものであることである。
【0026】
同じ要領で、集束素子に関して、全ての光学再集束手段の集束素子が法線を中心として配置されることが好ましい。
【0027】
この点に関して、全ての光学再集束手段の集束素子が法線を中心として同じ半径方向距離で配置されることが特に望ましい。
【0028】
角距離に関しては、同様に、連続する光学再集束手段の集束素子が法線を中心として同じ角距離で配置されることが同様に効果的である。
【0029】
全ての光学再集束手段の集束素子が同一設計のものである場合が特に好ましい。
【0030】
特にコリメート素子の設計に関しては、これまでさらなる詳細は全く示されていない。例えば、コリメート素子としてレンズを使用することが考えられる。コリメート素子が凹面ミラーで形成されている場合に特に好ましい構成が達成できる。
【0031】
断面がパラボラ面であるか又は円形であるミラーが凹面ミラーとして使用される場合が、特に好都合である。
【0032】
これらのミラーは、原則として線焦点を生成するような形で設計され得る。
【0033】
しかしながら、凹面ミラーが基本的に点焦点を生成するような形で凹面ミラーを設計する場合が特に好ましい。
【0034】
コリメート素子に特に効果的な形態では、それらは回転対称ミラーのセグメントで形成されるようになっており、ここでこのミラーは好ましくは、反射表面への法線に対し回転対称となるように設計されている。
【0035】
同様にして、集束素子に関してはさらなる詳細は示されていない。理論的に、集束素子をレンズとして設計することも考えられる。この点に関しても、特に凹面ミラーが効果的であることが実証されている。
【0036】
凹面ミラーは、断面がパラボラ面又は円形であるミラーとして設計されるのが好都合である。
【0037】
凹面ミラーに関しては、同様に、線焦点を生成するミラーを使用することも考えられる。しかしながら、集束素子が回転対称ミラーのセグメントによって形成され、この回転対称ミラーが、反射表面への法線に対し同様に回転対称となるように設計されていることが特に望まれる。
【0038】
コリメート素子及び集束素子の焦点距離に関しては、これまでさらなる詳細は示されていない。理論的には、異なる焦点距離を使用することが考えられるだろう。しかしながら、光学再集束手段の全てのコリメート素子が同じ焦点距離をもつ場合が特に好都合であることが立証されている。
【0039】
さらに、光学再集束手段の全ての集束素子が同じ焦点距離をもつ場合が有利であることも立証されている。
【0040】
特に好ましい解決法では、全ての光学再集束手段のコリメート素子のみならず集束素子も同じ焦点距離を有する。
【0041】
コリメート素子及び集束素子の生産及び調整に関して好都合である1つの解決法では、全ての光学再集束手段のコリメート素子及び集束素子が、単一の回転対称な凹面ミラーのセグメントによって形成されるようになっている。しかしながら、この場合、個々のセグメントを互いとの関係において傾斜又は傾けて配列することも考えられるだろう。
【0042】
従って、コリメート素子および全光学再集束手段の集束素子を、ミラー面が連続となるようにして単一の回転対称凹面ミラーで形成し、それによって、コリメート素子のみならず集束素子が、回転対称凹面ミラーの回転軸、特に反射器の反射面に垂直なラインに対して同じ整列関係を有するようする解決方法がより簡単である。
【0043】
全ての光学再集束手段の偏向素子の配置に関しては、これまでのところ、さらなる詳細は示されていない。例えば1つの効果的な実施形態では、全ての光学再集束手段の偏向素子が法線を中心として配置されるようになっている。
【0044】
この点において、好ましくは、全ての光学再集束手段の偏向素子は、法線を中心として同じ半径方向距離で配置されるようになっている。
【0045】
幾何学的見地から見て特に好ましい1つの解決法では、連続する光学再集束手段の偏向素子は、法線を中心として同じ角距離で配置されるようになっている。
【0046】
構築上の見地から見て特に好ましい解決法では、全ての光学再集束手段の偏向素子が同一設計のものとなるようになっている。
【0047】
各々の光学再集束手段のコリメート素子及び集束素子の相対的配置に関しては、これまでにさらなる詳細は示されていない。例えば、必要に応じてコリメート素子と集束素子の間の距離を選択することが考えられるだろう。しかしながら、特に好ましい結像条件は、各光学再集束手段のコリメート素子と集束素子の間の距離が基本的にその焦点距離の合計に対応する場合に達成できる。特に、等しい焦点距離の場合、コリメート素子と集束素子の間の距離はおよそその焦点距離の2倍である場合に特に効果的である。
【0048】
本発明の解決方法における更なる特徴およびその効果は、実施形態を示す図面と共に以下の記載から明らかである。
【0049】
(実施形態)
図1〜4に示す本発明のレーザ増幅システムの1実施形態は、レーザ活性媒体及び平坦でも湾曲したものでもありうる後方及び前方平坦面を有するディスク形状の固体本体10を含んで成る。固体本体10は、後方平坦面が反射器12上にある状態で載っており、ここで反射器12はそれ自体、冷却用フィンガー14が、間にある反射器12を介して固体本体10を冷却するような形で、冷却用フィンガー14の端面上に載っている。この固体本体10の中で、ポンピング放射フィールドは、以下で詳細されるように、前方平坦面16を介して結合(カップルイン)されており、レーザ活性媒体により部分的に吸収され、反射器12において反射され、レーザ活性媒体により部分的に吸収され、次にカップルアウトされる。その上、レーザ放射フィールド18がこの平坦面から出射し、これは、固体本体10と面して反射器12と共にレーザ放射フィールド18のための共振器を形成するミラー20に衝突する。
【0050】
このタイプのレーザシステムは、例えばEP0632551に記載されているように動作し、このEP0632551は、その全体が、レーザの動作様式及び反射器12及び冷却用フィンガー14上の固体本体の配置に関して参照指示されている。
【0051】
全体として30という番号で呼称されているポンピング放射カップルイン(結合)システムは、固体本体10内でレーザ活性媒体をポンピングするために具備されており、これは、例えば1個のダイオードレーザ又は複数のダイオードレーザであるようなポンピング放射源33から来るポンピング放射フィールド34を集束する光学ポンピング放射結像出力2および、これに結合されかつこれがコリメートされた枝部36として、全体として40で示すパラボラミラーのセグメント401に達することを可能とする光ガイドを備えている。このパラボラミラー40は、図3aおよび4aに示す様に、その反射パラボラ面セグメント421によって、固体本体10内に進入する枝部を形成するポンピング放射フィールドの集束された枝部(レッグ)44を生成する。
【0052】
ポンピング放射フィールドのこの入射枝部44は、その前方平坦面16を介して固体本体10内に入り、それを通過し、反射器12によって反射され、それによって、パラボラミラー40のセグメント405の反射パラボラ面セグメント425上に衝突し、全体として48という番号で呼称されたコリメート済み枝部の第1の部分枝部48aとしてこのセグメントにより反射される、発散する出射枝部46が形成されることになる。
【0053】
入射枝部44、出射枝部46を介してコリメート済み枝部36から開始して再びコリメート済み部分枝部48aを得るためには、パラボラミラー40は、固体本体10が好ましくはその平坦面を反射器12に置いた状態でパラボラミラー40の焦平面50内に位置設定されるように、又さらに、反射器12の反射面に対する鉛直線又は法線52がパラボラ面42との関係における対称軸を表わしかくしてその焦点をも通って延びるような形で、配置されている。
【0054】
さらに、好ましくは、コリメート済み枝部36は、法線52に対して平行に延び、この心合せで表面セグメント421上に当たるようになっており、さらに部分枝部48aは同様に法線52に対し平行に延びるようになっている。
【0055】
この点に関して、法線52は同様に、好ましくは、法線52に対し対称に配置された固体本体10の体積領域内でのポンピングが、入射枝部44及び出射枝部46によってもたらされるような形で、固体本体10との関係における中央垂直線を形成する。
【0056】
さらに、この幾何学的配置では、入射枝部44及び出射枝部46はそれぞれ、法線52を通って延びる平面54に対し平行かつミラー対称に位置設定されている。
【0057】
コリメート済み枝部48の部分枝部48aは、表面セグメント425から開始して、法線52に平行な方向で、図1に例示された偏向素子60上に衝突するまで伝播し(なおここで、この偏向素子は、図1に例示されており、例えば、互いに直角を成して延びかつコリメート済み枝部48の部分枝部48aが、図1に例示されているようにこの部分枝部48aに平行かつそれに沿って延びる部分枝部48b内に結像させられるような形で心合せされている2つのミラー表面62及び64を有するように設計されている)、再びパラボラミラー40の方向へと伝播し、かくして、図4bに例示されているように、再度固体本体19内に進入する枝部66を生成する反射するパラボラセグメント424をもつパラボラミラー40の表面セグメント404に衝突する。
【0058】
全体として、パラボラミラー40のセグメント405及び404ならびに光学偏向手段60は、かくして、全体として70という番号で呼称され出射枝部46をコリメート済み枝部48に結像させこれを固体本体10内に進入する枝部66に再び結像させる光学再集束手段を形成する。なおここで入射枝部66は、図5bから明らかであるように、まさに法線52を通って延びているものの平面541との関係においてこの場合45°という角度だけ方向転換させられている1つの平面542の中に位置設定されている。
【0059】
固体本体10内に進入する枝部66はここで、光学偏向手段160と共に部分枝部148a及び148bを伴うコリメート済みビーム148を形成するパラボラミラー40のセグメント408に出射枝部146が到達するにつれて、固体本体10と結びつけられた反射器12によって反射される。
【0060】
なおここで前記ビーム148は、その隣りにあるセグメント407まで延び、セグメント407により入射枝部166内に結像させられ、この枝部166は再び固体本体10内に入るがこの場合、法線52を通って延び平面542との関係において45°だけ再度方向転換させられている平面543まで対称的に延び、かくして、セグメント488及び407ならびに光学偏向手段160は全体として付加的な1つの光学再集束手段170を形成するようになっている(図4c及び5c)。
【0061】
反射器12における反射に起因して固体本体10から再び出射した枝部246は、セグメント402及び403ならびに光学偏向手段260から形成された付加的な光学再集束手段270によって再び固体本体10上に集束され、かくしてコリメート済み枝部248を形成しかつ付加的な入射枝部266を形成する。なおここでこの入射枝部266は、平面543との関係において再び45°だけ方向転換されている平面544の中に位置設定されている。再び反射器12によって反射された出射枝部346は、図4d及び図5dに例示されているように、パラボラミラー40のセグメント406上に衝突し、ここでこのミラー40のパラボラ反射面セグメント426は、出射発散枝部346を反射器350上に衝突するコリメート済み枝部348に結像させ、この反射器350はこれをそれ自体の中へと反射し戻し、かくしてポンピング放射フィールドは再び光学再集束手段270、170及び70の中を逆方向に通過し再び固体本体10内を複数回通過し、毎回反射器12によって反射され、かくして最後には、戻りポンピング放射フィールドは再び光学ポンピング放射結像手段32ひいてはポンピング放射源33の方向にコリメート済み枝部36’の形で伝播することになる。ただしこの場合、このポンピング放射フィールドは、ここで固体本体10内を全体として16回通過することから、入射ポンピング放射フィールド34に比べその強度が著しく低下している。
【0062】
それぞれの光学再集束手段70、170及び270は好ましくは、コリメート済み枝部48、148及び248が、図6に例示されているように、光学結像中にその挙動に関して、あたかも距離2fのところに配置されたかのごとく作用するように設計されている。なおここでfはパラボラミラー40の焦点距離を表わし、パラボラ面42と焦平面50の間の距離を定義する。
【0063】
光学再集束手段70、170及び270のこのような設計を用いると、図6に例示されているように、基本的に同じポンピングスポット直径Dで固体本体10上にポンピング放射フィールドをつねに集束することが可能である。なおここで、このポンピングスポット直径は、ポンピング放射フィールドの発散量及びパラボラミラー40焦点距離によって左右される。
【0064】
例えば、結像誤差は別にして、ポンピングスポット直径Dはポンピング光放射の供給のための光ファイバーの場合においては、以下のような結果をもたらす。
【0065】
D=f/fk×d
【0066】
なお式中、fkは、ポンピング放射フィールドのコリメートのための光学コリメート手段の焦点距離であり、dは、ポンピング放射フィールドが出射するファイバの直径である。
【0067】
光学再集束手段がおよそfという焦点距離(特に、そのセグメント401〜408が同じ焦点距離fをもつパラボラミラー40を使用するとき)及び焦点距離2fにほぼ対応する経路にわたるそれぞれのコリメート済み枝部48、148及び248の誘導を有するような形で、この発明によって光学再集束手段の寸法を決定すると、多数の再集束にもかかわらず、焦点スポット直径のサイズの増加を回避することができ、かくして、固体本体内のポンピング放射フィールドの最適な出力密度をそのポンピングのために生成することができる。光学再集束手段は好ましくは、焦点距離fを有し、コリメート済み枝部は、できるかぎり正確に2fに対応する経路全体にわたり誘導される。
【0068】
本発明に従って例示された実施形態の一変形形態では、パラボラミラー40のセグメント401を削除し、集束された入射枝部44を用いて直接固体本体10内でレーザ活性媒体を励起させることが可能である。
【0069】
さらに、もう1つの変形形態として、反射表面62及び64を伴う代りにプリズムとして光学偏向手段60、160及び260を設計することも可能であり、この場合、コリメート済み枝部148に関して経路2fに対応する結像条件をほぼ達成するために、プリズムの屈折率を変えることにより、結像条件の変更が考慮に入れられることになる。
【0070】
さらに、固体本体内のポンピング放射フィールドの大きな吸収ひいては低い出力密度の場合に反射器350の代りに第2のポンピング放射源を具備することも可能であり、この放射源は、コリメート済み枝部348に対応するコリメート済みポンピング光がセグメント406上に当たり、かくしてこれが次に光学再集束手段270、170及び70の中を逆方向に通過するようにすることを可能にする。
【0071】
さらなる変形形態においては、特に長い焦点距離で適切な結像の質を提供する円環ミラーが、パラボラミラー40の代りに具備されていてよく、これは、少なくとも理論上は、固体本体10上への集束中、理想的な結像条件を提供する。
【0072】
その形状に関して最適な形で表面セグメント421〜428を利用するためには、さらに、最終的に1つの光ガイドにより生成される1つのコリメート済み枝部36の代りに、複数の光ガイドを使用することが考えられる。これらの複数の光ガイドは、その後全体でコリメート済み枝部36を形成するように組合せることのできるそれぞれのコリメートされた部分枝部を形成する。このコリメート済み枝部36はこの場合、1つの平面内の光ガイドの終端の配置によって規定される任意のあらゆる断面形状を有することができ、例えば、同様にその断面形状に関してそれぞれの表面セグメント421〜428の形状に適合させられる。
【0073】
図7に例示された発明力あるレーザ増幅システムのさらなる実施形態においては、個々の光学再集束手段70’、170’及び270’の偏向素子は、連続する平坦な反射表面76をもつ平面ミラー74のセグメント72、172及び272により形成されており、一方パラボラミラー40’の個々のセグメント40’1〜40’8はもはやいかなる一様なパラボラ面を形成せず、むしろそれぞれの光学再集束手段70’、170’及び270’に属するセグメント42’5及び42’4又は40’8及び40’7又は42’3及び42’2が各々、法線52との関係において傾動させられコリメート済み枝部48のもう1つの部分枝部へと反射のため併合する1つのコリメート済み部分枝部を形成するような形で、その個々の表面セグメント42’1〜42’8と共に傾動させられる。なおここで前記コリメート済み枝部48は同様に、法線との関係において傾動させられるように延び、一方、それぞれの出射枝部46及び146及び246及びそれぞれの入射枝部66及び166及び266は各々、それぞれ平面501及び502又は502及び503又は503及び504に対し平行かつ対称的に延びている。
【0074】
パラボラミラー40’のセグメントは、先行実施形態の場合と同様、円環ミラーのセグメントであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかるレーザ増幅システムの透視図であって、前方上面から見た場合を示す。
【図2】 本発明の第1の実施形態にかかるレーザ増幅システムの透視図であって、後方下側から見た場合を示す。
【図3】 固体本体に進入し反射によってそこから出射する、この発明のレーザ増幅システムの各枝部を示す透視図であって、図3a〜3dの各々において、入射枝部及び対応する出射枝部が例示されている。
【図4】 1平面内に配置される、図3にかかる入射枝部及び出射枝部の例示であり、ここで図4a−4bは、図3a−3dに従った例示に対応する。
【図5】 図3の矢印Aの方向の平面図を示し、図5a〜5dは、図3a〜3dに対応する。
【図6】 図1〜5に従った第1の実施形態における中間コリメートを伴う結像の概略図を示す。
【図7】 本発明のレーザ増幅システムの第2の実施形態の部分的概略透視図を示す。

Claims (32)

  1. レーザ活性媒体を有する固体本体(10)、前記固体本体(10)内を数回通過するポンピング放射フィールドを生成するためのポンピング放射源(33)、前記ポンピング放射源(33)と前記固体本体(10)の間に配置されかつ前記固体本体(10)内に入るポンピング放射フィールドの枝部(44)を前記固体本体(10)上に集束させる光学ポンピング放射結像手段(32、40)、及び、前記固体本体(10)から出射するポンピング放射フィールドの出射枝部(46、146、246)を、前記出射枝部(46、146、246)とは異なる前記固体本体(10)内に進入する入射枝部(66、166、266)の形で前記固体本体(10)上に再び集束させる少なくとも1つの光学再集束手段(70、170、270)を含んで成るレーザ増幅システムにおいて、前記光学再集束手段(70、170、270)が、前記固体本体(10)から出射する出射枝部(46、146、246)を中間のコリメートされた枝部(48、148、248)へと再整形し、前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)を再度、前記固体本体(10)内に再び進入しその上に集束される前記入射枝部(66、166、266)へと再整形することを特徴とするレーザ増幅システム。
  2. 前記ポンピング放射フィールドが次々に連続して複数の前記光学再集束手段(70、170、270)の中を通過することを特徴とする請求項1に記載のレーザ増幅システム。
  3. 複数の前記光学再集束手段(70、170、270)の前記入射枝部(66、166、266)がつねに同じ前記固体本体(10)内に進入することを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅システム。
  4. 同じ前記固体本体(10)内に進入する前記入射枝部(66、166、266)が前記固体本体(10)の同じ体積領域内に進入することを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザ増幅システム。
  5. 各々の前記光学再集束手段(70、170、270)が、前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)の第1の部分枝部(48a、148a、248a)を形成するべく前記固体本体(10)から出射する前記ポンピング放射フィールドの前記出射枝部(46、146、246)を再整形し、この第1の部分枝部(148a、168a、248a)を前記第1の部分枝部(48a、148a、248a)の次に配置された前記中間のコリメートされた前記枝部(48、148、248)の第2の部分枝部(48b、148b、248b)へと再整形し、前記第2の部分枝部(48b、148b、248b)から前記固体本体(10)内に進入する前記入射枝部(66、166、266)を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  6. 各々の前記光学再集束手段(70、170、270)が、前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)の前記第1の部分枝部(48a、148a、248a)を前記第2の部分枝部(48b、148b、248b)に結像するための偏向素子(60、160、260)を有することを特徴とする請求項5に記載のレーザ増幅システム。
  7. 各々の前記光学再集束手段(70、170、270)が、前記出射枝部(46、146、246)を前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)に結像させるためのコリメート素子(425、42842 3 )を有することを特徴とする請求項に記載のレーザ増幅システム。
  8. 各々の前記光学再集束手段(70、170、270)が、前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)を前記固体本体(10)内に入る前記入射枝部(66、166、266)に結像させるための集束素子(424、427、422)を有することを特徴とする請求項に記載のレーザ増幅システム。
  9. 反射器(12)が前記固体本体(10)の平坦面と結びつけられていること及び前記出射枝部(66、166、266)は前記反射器(12)における前記入射枝部(46、146、246)の反射の結果もたらされることを特徴とする請求項に記載のレーザ増幅システム。
  10. 前記各光学再集束手段(70、170、270)の前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)の前記第1または第2の部分枝部(48a、b、148a、b、248a、b)が、前記反射器(12)の反射表面に対する法線(52)に対し平行に延びていることを特徴とする請求項9に記載のレーザ増幅システム。
  11. 前記光学再集束手段(70、170、270)の前記中間のコリメートされた枝部(48、148、248)の前記第1および第2の部分枝部(48a、b、148a、b、248a、b)が、前記法線(52)に対し平行に延びていることを特徴とする請求項10に記載のレーザ増幅システム。
  12. 前記固体本体(10)に進入するポンピング放射フィールドの枝部(44、66、166、266)及び前記反射器(12)における該枝部の反射の結果もたらされるその出射枝部(46、146、246、346)が、前記反射器(12)の反射表面に対する前記法線(52)を通って延びる平面(541、542、543、544)の中に位置設定されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のレーザ増幅システム。
  13. 前記固体本体(10)から出射する各々の前記光学再集束手段(70、170、270)の前記出射枝部(46、146、246)及び前記固体本体(10)の中に進入するその入射枝部(66、166、266)が、前記法線(52)を通って延びる異なる平面(541、542、543、及び544)の中に位置設定されていることを特徴とする請求項12に記載のレーザ増幅システム。
  14. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)が前記法線(52)を回転対称の軸として前記法線(52)の周囲に配置されていることを特徴とする請求項12又は13に記載のレーザ増幅システム。
  15. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)が、前記法線(52)を中心として同じ半径方向距離のところに配置されていることを特徴とする請求項14に記載のレーザ増幅システム。
  16. 連続する前記光学再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)が、前記法線(52)を中心として等方位角間隔で配置されていることを特徴とする請求項14又は15に記載のレーザ増幅システム。
  17. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)が、同一設計のものであることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  18. 前記光学再集束手段(70、170、270)の前記集束素子(424、427、422)が、前記法線(52)を回転対称の軸として、前記法線(52)の周囲に配置されていることを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  19. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記集束素子(424、427、422)が、前記法線(52)を中心として同じ半径方向距離で配置されていることを特徴とする請求項18に記載のレーザ増幅システム。
  20. 連続する前記光学再集束手段(70、170、270)の前記集束素子(424、427、422)が前記法線(52)を中心として等方位角間隔で配置されていることを特徴とする請求項18又は19に記載のレーザ増幅システム。
  21. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記集束素子(424、427、422)が同一設計のものであることを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  22. 前記コリメート素子(425、428、423)が凹面ミラーによって形成されていることを特徴とする請求項10〜21のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  23. 前記コリメート素子(425、428、423)が、回転対称ミラー(40)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項22に記載のレーザ増幅システム。
  24. 前記集束素子(424、427、422)が凹面ミラーで形成されていることを特徴とする請求項10〜23のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  25. 前記集束素子(424、427、422)が前記回転対称ミラー(40)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項24に記載のレーザ増幅システム。
  26. 全ての前記光学的再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)が同じ焦点距離を有することを特徴とする請求項10〜25のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  27. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記集束素子(424、427、422)が同じ焦点距離を有することを特徴とする請求項10〜26のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  28. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記コリメート素子(425、428、423)及び前記集束素子(424、427、422)が単一の回転対称凹面ミラー(40)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項27に記載のレーザ増幅システム。
  29. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記偏向素子(60、160、260)が、前記法線(52)を回転対称の軸として前記法線(52)の周囲に配置されていることを特徴とする請求項10〜28のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  30. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記偏向素子(60、160、260)が前記法線(52)を中心として同じ半径方向距離で配置されていることを特徴とする請求項29に記載のレーザ増幅システム。
  31. 連続する前記光学再集束手段(70、170、270)の前記偏向素子(60、160、260)が前記法線(52)を中心として等方位角間隔で配置されていることを特徴とする請求項30に記載のレーザ増幅システム。
  32. 全ての前記光学再集束手段(70、170、270)の前記偏向素子(60、160、260)が同一設計のものであることを特徴とする請求項31に記載のレーザ増幅システム。
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