JP2003528964A - 黒色トリスアゾ金属錯体色素 - Google Patents

黒色トリスアゾ金属錯体色素

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(4)のトリスアゾ色素の金属錯体に関する。式中、Rは、OH、O(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アルキル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C 〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、SONH、SON[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C)−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C〜C)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、および/またはハロゲンで、1個または複数個、すなわち2,3,4,5個置換されたアリール基を表し、Rは、OH、O(C〜C)アルキル、COOM、またはSOMを表し、R、R、およびRは、水素または置換基であり、Rは、非置換であるか、あるいは1個または複数個置換された、単環式または二環式で、炭素環式または複素環式の芳香族化合物(aromatic)、同様に置換されたピラゾール基、または同様に置換されたピリドン基を表す。この色素は、本発明の色素を含む、天然または合成繊維材料の染色および刷り込み用、記録用流体(特にインクジェット法による)、紙パルプの着色用に調製された流体、および電子写真トナーのための着色剤として、粉体ラッカー、およびカラーフィルタに使用することができる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、黒色トリスアゾ錯体色素、その調製方法、および記録用流体、特に
、インクジェット印刷プロセス中での使用、また電子写真トナー、粉体コーティ
ング、カラーフィルタのための着色剤としての使用も記述する。インクジェット
プロセスは、無接触印刷プロセスであり、通常は、ドロップオンデマンドおよび
連続ストリームの2つの形式がある。ドロップオンデマンドの原理は、ノズルか
らの液滴状のインクを適正な時期に適正な位置に付着させ、一方連続ストリーム
では、インクが連続的に放出され、次いで、たとえば紙などの受像媒体上に当り
、または偏向されて回収容器に入る。高鮮鋭度で高解像度の印刷物を得るために
は、そこに存在する記録用流体および色素は、特に耐光性、耐水性、純度、粒子
がないこと、溶解度、保存時の安定性、粘度、表面張力、伝導度、カラー強度、
色相、輝度に関する非常に厳しい必要条件に適合しなければならない(EP−A
−0 825 233、およびUS−A−5 188 664)。これら全ての
中で最も重要な役割は、インク中に用いた色素によって果される。多数の色素が
開発されてきたが、最新のインクジェット印刷プロセスの必要条件に適合するも
のはわずかしかない。
【0002】 当初は、従来の食品、繊維、紙の分野の色素が、インクジェットへ適用するた
めの特別な改変をした後に使用された。その例は、C.I.フードブラック2(
1)に関するものであり、構造が類似の化合物も同様、インク中の黒色色素とし
て使用された(JP59−093,766)。
【0003】
【化6】
【0004】 しかし、それがもたらす印刷物は純粋な黒色でなく、青味がかった黒色である
。さらに、耐光性が不十分である。この欠点を最小限に抑えるために、C.I.
フードブラック2の置換基を変えると、より中性の黒色をもたらし、改善した耐
水性を有する一般式(2)の黒色色素が得られる(US−A−5053495)
【0005】
【化7】
【0006】 実際、カルボキシル基を導入すると、耐水性は改善されたが、同時に色素分子
が凝集体を形成し、これが受像媒体中に浸透したとしても極めて少量だけなので
、色落ち堅牢度に対する欠点も有している。
【0007】 C.I.ダイレクトブラック62(3)などジスアゾおよびテトラアゾ色素の
金属錯体を用いて、耐光性の改善が達成される(DE−A−19831095)
【0008】
【化8】
【0009】 それによって堅牢性が改善されるが、色素(3)は全ての必要条件は満足しな
い。たとえば、保存中の安定性が劣ることに加えて、使用媒体中への可溶性が不
十分である。
【0010】 したがって、特にインク中の耐光性、耐水性、溶解度、保存中の安定性が従来
技術の黒色色素より優れ、同時にインクジェット分野のために必要なその他の特
性を持つ色素が必要である。
【0011】 驚くべきことに、前記の必要条件が本明細書で以下に定義する水溶性色素によ
って実現されることを発見した。
【0012】 したがって、本発明は、一般式(4)のトリスアゾ色素の金属錯体を提供する
【0013】
【化9】
【0014】 式中、Rは、OH、O(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アル
キル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C 〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、S
NH、SON[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH
(C〜C)−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH 、NH(C〜C)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ
(C〜C)−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、および
ハロゲンからなる群から選択した1個または複数個、たとえば2、3、4、また
は5個の置換基で置換されたアリールであり、 Rは、OH、O(C〜C)アルキル、COOM、またはSOMであり
、 R、RおよびRは、同じかまたは異なり、それぞれが、H、OH、O(
〜C)−アルキル、O(C〜C)−アルキル−COOM、O(C
)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(
〜C)−アルキル、COOM、SOM、SONH、SON[ヒド
ロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C)−アルキル、
SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C〜C)−アル
キル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル] 、N[(C〜C)−アルキル]、およびハロゲンからなる群から選択さ
れ、 Rは、非置換であるか、またはOH、O(C〜C)−アルキル、O(C 〜C)−アルキル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O
[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COO
M、SOM、SONH、CONH−フェニル、SONH−フェニル、S
N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C
−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C
)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C
−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、ハロゲン、およびフェニ
ルスルホからなる群から選択した1個または複数個、たとえば2、3、4、また
は5個の置換基で置換された、単環式または二環式の、炭素環式または複素環式
の芳香族基、あるいは同様に置換されたピラゾールまたはピリドンの基であり、 Mは、水素、1価の金属カチオン、多価金属カチオンの1当量分、または非置
換であるかまたはアルキル、アルコキシアルキルもしくはヒドロキシアルキルで
置換されたアンモニウムイオンである。
【0015】 本発明において、錯体化した金属原子が、アルミニウム、クロム、鉄、コバル
ト、ニッケルまたは銅である、式(4)の色素である。
【0016】 上記の定義において、アリールは好ましくはフェニルまたはナフチルであり、
アシルは好ましくはホルミル、アセチル、またはプロピオニルである。
【0017】 本発明のトリスアゾ金属錯体色素では、金属原子が好ましくは、式(4a)に
示すように結合している。
【0018】
【化10】
【0019】 式中、好ましくはMが、Al、Cr、Fe、Co、NiまたはCu、特にC
uであり、 R20が、C〜C−アルキルであり、 nが、0またはlであり、 Xが、化学結合、−CO−または−SO−である。
【0020】 好ましくはRが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、SO
、およびNHからなる群から選択した1、2、または3個の置換基で置換され
た、フェニルまたはナフタレン基であり、 好ましくはRが、OHまたはCOOMであり、 好ましくはRが、H、メチル、またはO(C〜C)−アルキルであり、 好ましくはRおよびRが、それぞれH、COOM、またはSOMであり
、 好ましくはRが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、SO
、NH、NHアリール、NHアシル、およびフェニルスルホからなる群から選
択した1、2、または3個の置換基で置換された、フェニル、ナフチル、ピリジ
ルまたはピラゾール基であり、 好ましくはMが、H、Na、K、Li、Ca/2またはアンモニウムである。
【0021】 R〜RおよびMがそれぞれ上記の好ましい意味を有する、式(4)の色素
の銅錯体が特に好まれる。
【0022】 特に好ましい色素は、以下の式(5)〜(13)に従う。
【0023】
【化11】
【0024】 本発明はまた、式(4)のトリスアゾ色素の金属錯体を調製する方法であって
、式(14)のナフトールアミンをジアゾ化すること、および
【0025】
【化12】
【0026】 得られたジアゾニウム塩を式(15)の化合物と結合させること、および H−R (15) 得られた式(16)の化合物を
【0027】
【化13】
【0028】 式(17)のジアゾニウム塩と結合させること、および
【0029】
【化14】 (式中、Xは、アニオン、たとえば塩化物、または硫酸塩である) 金属塩溶液で錯体化することを含む方法を提供する。
【0030】 最初に式(14)の化合物をジアゾニウム塩(17)と結合させ、次にジアゾ
化を行い、化合物(15)と結合させることも可能である。
【0031】 さらに、同じ条件下でジアゾニウム塩(17)を構築ブロック(14)に結合
させ、次に、もう一方のジアゾ化を行い、化合物(15)と結合させることも可
能である。最終ステップは、金属塩溶液で金属化する段階であり、同じ方法にし
たがって、または実施例Xに記載の方法によって実施される。
【0032】 上記のジアゾ化および結合のステップは、慣用の方法によって実施してもよい
【0033】 ジアゾ化は好ましくは、0〜10℃およびpH1〜3で、水溶液または懸濁液
中で亜硝酸ナトリウムにより実施される。
【0034】 アゾ結合は好ましくは、0〜20℃およびpH3〜9で、水溶液または 懸濁
液中で実施される。
【0035】 個々のジアゾニウム塩と個々の結合成分のモル比は、好ましくは1:(0.8
〜2)である。
【0036】 金属Mによる錯体化は、金属塩の水溶液、たとえば金属の硫酸塩、塩化物、
臭化物、硫酸水素塩、炭酸水素塩、または炭酸塩を、式(4)のトリスアゾ化合
物に加えることによって好都合に達成される。錯体化には、必要なら大気圧を超
える圧力下でpHを2〜6に調整し、60〜130℃の温度に加熱するのが好都
合である。
【0037】 本発明の色素はまた、混合ノズル、および反応容器中に補助的な反応フェーズ
を伴なうまたは伴なわない連続流動反応装置中で、酸またはアルカリ水溶液の形
の当量の開始材料を連続的に混合することによって調製してもよい。
【0038】 本発明の色素は、得られたままの反応混合物、好ましくは水溶液から、膜ろ過
による事前の部分的なまたは完全な脱塩を行いまたは行わずに、塩析、ろ過、噴
霧乾燥によって単離することができる。しかし、単離ステップを省略して、本発
明の色素を含む反応混合物を、膜ろ過による事前の部分的なまたは完全な脱塩を
行いまたは行わずに、有機および/または無機の塩基、および/または湿潤剤を
加えることによって直接濃厚な色素溶液に転換してもよい。あるいは、錯体色素
は、プレスケーク(望むならば、洗浄プロセス中も含めて)または粉末として使
用してもよい。
【0039】 濃厚な色素溶液のための有効な無機の塩基としては、たとえば、水酸化リチウ
ム、炭酸リチウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム、アンモニアがある。有効な有機の塩基としては、たとえば、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノプ
ロパノール、3−アミノプロパノール、ジプロパノールアミン、トリプロパノー
ルアミン、N−メチルアミノエタノール、N,N−ジメチルアミノエタノール、
N−フェニルアミノプロパノール、エチレンジアミン、テトラメチルエチレンジ
アミン、テトラメチルプロピレンジアミン、テトラメチルヘキシレンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、ポリエチレンイミンがある。
【0040】 濃厚な色素溶液のための有効な湿潤剤としては、たとえば、ホルムアミド、尿
素、テトラメチル尿素、ε−カプロラクタム、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチルグリコ
ール、メチルセルソルブ、グリセロール、N−メチルピロリドン、1,3−ジエ
チル−2−イミダゾリジノン、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン
酸ナトリウム、ブチルモノグリコール硫酸ナトリウムがある。
【0041】 本発明はまた、本発明のトリスアゾ金属錯体色素を、天然または合成繊維材料
(たとえば、ポリエステル、絹、ウール、混紡織物)の染色および印刷用、特に
様々な記録媒体上への文字と画像の記録用に、また紙またはセルロースのパルプ
着色用に使用することも提供する。
【0042】 本発明のトリスアゾ金属錯体色素は、たとえば、電子写真のトナーおよびディ
ベロッパー、たとえば1成分および2成分粉体トナー、磁気トナー、液体トナー
、重合トナー、その他の特殊なトナー中の着色剤として有用である。
【0043】 通常のトナーバインダーは、スチレン、スチレン/アクリレート、スチレン/
ブタジエン、アクリレート、ポリエステル、フェノールおよびエポキシ樹脂、ポ
リスルホン、ポリウレタン(単独でまたは組合せて)、またポリエチレンおよび
ポリプロピレンなど、付加重合、重付加、および重縮合樹脂であり、各バインダ
ーはさらに電荷制御剤、ワックスまたは流動剤などの成分を含むことができ、あ
るいは後でこの添加剤で改変される。
【0044】 本発明のトリスアゾ金属錯体色素はさらに、粉末および粉体コーティング中、
特に、たとえば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート
、繊維材料、紙、またはゴムからなる対象物の表面コーテング用に使用される摩
擦電気式または静電気式の吹付け粉体コーティング中の着色剤として有用である
。粉体コーティングに用いられる樹脂は、通常エポキシ樹脂、カルボキシルおよ
びヒドロキシルを含むポリエステル樹脂、ポリウレタンおよびアクリル樹脂であ
り、慣用の硬化剤と共に用いられる。樹脂の組合せも使用される。たとえば、エ
ポキシ樹脂はしばしばカルボキシルおよびヒドロキシルを含むポリエステル樹脂
との組合せで使用される。
【0045】 本発明の錯体色素はまた、加色法だけでなく減色法でも色を生成するためのカ
ラーフィルタ用の着色剤としても有用である(P.Gregory「Topic
s in Applied Chemistry:High Technolo
gy Applications of Organic Colorants
」Plenum Press、New York、1991年、15〜25頁)
【0046】 記載した応用例では、本発明の錯体色素は、それら互いの、または他の色素と
の、および/または顔料との色素混合物として使用してもよい。さらに、本発明
の色素は、イエロー、マゼンタ、シアンのシェードに関するインクセットとして
使用してもよい。イエロー、マゼンタ、シアンのシェードには、たとえばC.I
.アシッドイエロー17、C.I.アシッドイエロー23、C.I.ダイレクト
イエロー86、C.I.ダイレクトイエロー98、C.I.ダイレクトイエロー
132、C.I.リアクテブイエロー37、C.I.アシッドレッド52、C.
I.アシッドレッド289、C.I.リアクテブレッド23、C.I.リアクテ
ブレッド180、C.I.アシッドブルー9、C.I.ダイレクトブルー199
などの色素だけでなく、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメント
イエロー74、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー
97、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー139
、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー155、C
.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I
.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメ
ントレッド176、C.I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッ
ド185、C.I.ピグメントレッド269、C.I.ピグメントバイオレット
19、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C
.I.ピグメントブルー15:4などの顔料も含まれる。
【0047】 反応性染料の場合、求核試薬と反応した染料もインクセットに使用することが
できる。
【0048】 本発明の色素は、特に記録用流体、とりわけ、インクジェット印刷プロセス用
の水性または非水性インク、また、ホットメルトプロセスによって機能するまた
はマイクロエマルジョンに基づくインク用だけでなく、その他の印刷、複写、マ
ーキング、書写、作図、捺印、または登録のプロセス用のものを調製するのに有
用である。
【0049】 さらに、本発明の錯体色素は、有機および無機材料を着色するのに有用である
【0050】 本発明はまた、1種または複数の本発明による色素を、シェーディング用のそ
の他の水可溶性色素とともにまたはそれなしで含む記録用流体も提供する。その
記録用流体の厳密な組成は、所期の目的に適合していなければならない。
【0051】 調製済みの記録用流体は通常、1種または複数、たとえば2、3、または4種
のトリスアゾ金属色素を合計で0.1〜50重量%、水0〜99重量%、有機溶
媒および/または湿潤剤0.5〜99.5重量%を含む。好ましい実施形態では
、記録用流体は、色素0.5〜15重量%、水35〜75重量%、有機溶媒およ
び/または湿潤剤10〜50重量%を含む。別の好ましい実施形態では、色素0
.5〜15重量%、水0〜20重量%、有機溶媒および/または湿潤剤70〜9
9.5重量%を含む。調製済みの記録用流体は、さらに以下の添加剤を含んでも
よい。
【0052】 記録用流体調製用の水は、好ましくは蒸留水または脱塩水の形で使用する。記
録用流体中に含まれる溶媒および/または湿潤剤は、有機溶媒またはそうした溶
媒の混合物でもよく、この場合水溶性溶媒が好ましい。有用な溶媒としては、た
とえば一価または多価アルコール、そのエーテルおよびエステル、たとえばメタ
ノール、エタノール、プロパンノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブ
タノール;二価または三価アルコール(特に炭素原子が2〜6個のもの)、たと
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセロール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール;多価アルコールの低級
アルキルエーテル、たとえばエチレングリコールモノメチル、モノエチル、また
はモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルまたはモノエチルエ
ーテル;たとえばアセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルペンチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、
ジアセトンアルコールなどケトンおよびケトンアルコール;アミド、たとえばジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン;また尿素
、テトラメチル尿素、チオジグリコール、ε−カプロラクタムがある。
【0053】 本発明の記録用流体はさらに慣用の添加剤、たとえば保存剤、カチオン、アニ
オン、または非イオン性界面活性物質(界面活性剤および湿潤剤)、また粘度調
節剤、たとえばポリビニルアルコール、接着性および耐磨耗性を増すための皮膜
形成剤またはバインダーとして、セルロース誘導体または水溶性の天然または合
成の樹脂を含んでもよい。
【0054】 アミン、たとえばエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、ジイソプロピルアミンは、主に記録
用流体のpHを上昇させるために使用される。これは記録用流体中に通常0〜1
0重量%、好ましくは0.5〜5重量%存在する。
【0055】 インクジェット印刷プロセス用の記録用流体は、その印刷プロセスの実施形態
、たとえば連続式ジェット、間欠式ジェット、インパルスジェット、コンパウン
ドジェットプロセスかどうかに応じて、たとえばpH緩衝剤として働くための、
電気伝導度、比熱、熱膨張係数、伝導度を調整するための添加剤をさらに含むこ
とができる。
【0056】 本発明による記録用流体を保存した場合、不鮮明な印刷またはノズルの目詰ま
りをもたらす沈殿物は生成されない。
【0057】 本発明の記録用流体は、粘度および表面張力に関しては、インクジェットプロ
セスに適する範囲にある。それは、光学濃度が高く、耐光性、耐水性、耐磨耗性
、解像力に優れた印刷画像を提供する。
【0058】 実施例1: 1−ヒドロキシ−7−アミノ−3−ナフトエ酸(14)0.05モルを塩酸(
10N)18mlに導入し、混合物を室温で18時間撹拌する。次に、反応容器
に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.6g(脱塩水10mlに溶解した)を
1〜2時間かけて滴下し、次にこの混合物を5〜8℃で4時間撹拌する。過剰の
亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。次に、ジアゾ化したナフトエ酸を、予め
水酸化ナトリウム水溶液でpHを4〜6に調節し25gの氷で冷却しておいた3
−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−(4−スルホフェニル)−4−ピラゾール
(19)の溶液(脱塩水60ml中に0.05モル溶かした)に10分間かけて
加える。酢酸ナトリウム5gを加え、炭酸水素ナトリウム10gでpHを3〜5
に調整し、次に、混合物を15〜20°Cで6時間撹拌すると、式(20)の化
合物が生成される。
【0059】 別の容器中で、2−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−ナフタ
レン−6,8−ジスルホン酸(21)0.05モルを塩酸(10N)10mlと
混合し、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)をこの溶液に45分かけて
滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸で壊す。こうして得られた
懸濁液を式(20)の化合物に滴下し、この混合物を炭酸ナトリウムでpH5〜
6に調整する。最後に結果として生じた式(22)のトリスアゾ化合物に銅を反
応させる(copper)ために、pHを3〜5に調整し、反応混合物に硫酸銅
7.8gおよび酢酸ナトリウム5.7gを加える。このバッチをオートクレーブ
に移し、100〜120°C、3バールで12〜20時間撹拌する。反応終了後
、チオ硫酸塩6gを加え、このバッチを80〜100°Cで4〜6時間撹拌する
。次に、色素溶液を膜ろ過によって脱塩し、乾燥する。
【0060】 収量:黒色粉末52g UV−VIS(2.238mg/100ml):λmax =412nm λmax =582nm IR(KBr):3433(COOH)、1637(C=C)、1459、1
191(SO )cm−1
【0061】
【化15】
【0062】 実施例2: 実施例1によって調製された色素(9)を、脱塩ステップの後、保存剤、たと
えばMergal K 10N0.2重量%と混合すると、インクジェットプロ
セス用の記録用流体を調製するのにきわめて有用な、安定な色素溶液(10重量
%)が得られる。
【0063】 実施例3: 純粋な色素の含有量が4重量%の記録用流体を調製する実施例:実施例1によ
り脱塩された純粋な色素4gを、ジエチレングリコール20.0g、N−メチル
ピロリドン2.5g、トリエタノールアミン1.0g、および脱塩水76.5g
の混合物中に、25℃で撹拌しながら導入し、その中に溶解させる。こうして調
製されたインクは、非常に優れた耐光性と耐水性を有するジェット黒色印刷物を
提供する。
【0064】 実施例4: 2−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−ナフタレン−6,8−
ジスルホン酸(21)0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0
〜5°Cに冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)
を45分間かけて滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊
す。こうして得た懸濁液を、pH8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7
−アミノ−3−ナフトエ酸(18)0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下す
る。カップリング中は炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に
、pHを塩酸で<1に調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3
.8g(脱塩水10mlに溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバ
ッチを5〜10°Cで4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去
する。その後、このジアゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でp
Hを4〜6に調整し氷25gで冷却した3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−
(4−スルホフェニル)−4−ピラゾール(19)(脱塩水60ml中に0.0
5モルを溶かした)の溶液に、10分間かけて加える。酢酸ナトリウム5gを加
え、炭酸水素ナトリウム10gでpHを3〜5に調整し、その後このバッチを1
5〜20℃で6時間撹拌すると、式(22)の化合物が生成される。次に、色素
溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60℃に加熱し
た、硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%)21m
lからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、この温度
を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、膜ろ過を
実施する。
【0065】 収量:黒色粉末53g UV−VIS(2.442mg/100ml):λmax =414nm λmax =583nm IR(KBr):3435(COOH)、1640(C=C)、1460、1
194(SO )cm−1
【0066】 実施例5: 1−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−フェニル−4−スルホ
ン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°Cに冷却す
る。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分間かけて
滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こうして得た
懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミノ−3−
ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリング中は炭
酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で<1に調
整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水10ml
に溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10°Cで4
時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、このジア
ゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを8〜9に調整し氷2
5gで冷却した2−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジカルボン酸(脱塩水60
ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、10分間かけて加える。炭酸ナト
リウム5gを加え、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する。次に、
色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60℃に加
熱した、硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%)2
1mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、この
温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、膜ろ
過を実施する。
【0067】 乾燥により、色素(5)を収量51gで黒色粉末として得る。
【0068】 UV−VIS(2.440mg/100ml):λmax =420nm λmax =598nm IR(KBr):3420(COOH)、1650(C=C)、1420、1
180(SO )cm−1
【0069】 実施例6: 1−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−フェニル−3,5−ジ
カルボン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°Cに
冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分間
かけて滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こうし
て得た懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミノ
−3−ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリング
中は炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で<
1に調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水1
0mlに溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10°
Cで4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、こ
のジアゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを8〜9に調整
し氷25gで冷却した2−ヒドロキシナフタレン−3−カルボン酸(脱塩水60
ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、10分間かけて加える。炭酸ナト
リウム5gを加え、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する。次に、
色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60℃に加
熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%)21
mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、この温
度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、膜ろ過
を実施する。
【0070】 乾燥により、色素(6)を収量54gで黒色粉末として得る。
【0071】 UV−VIS(2.450mg/100ml):λmax =411nm λmax =589nm IR(KBr):3410(COOH)、1660(C=C)、1420、1
190(SO )cm−1
【0072】 実施例7: 2−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−ナフタレン−4,8−
ジスルホン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°C
に冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分
間かけて滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こう
して得た懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミ
ノ−3−ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリン
グ中は炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で
<1に調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水
10mlに溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10
°Cで4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、
このジアゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを8〜9に調
整し氷25gで冷却した2−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジカルボン酸(脱
塩水60ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、10分間かけて加える。
炭酸ナトリウム5gを加え、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する
。次に、色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め6
0℃に加熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25
%)21mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後
、この温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え
、膜ろ過を実施する。
【0073】 乾燥により、色素(7)を収量52gで黒色粉末として得る。
【0074】 UV−VIS(2.428mg/100ml):λmax =415nm λmax =588nm IR(KBr):3440(COOH)、1660(C=C)、1450、1
170(SO )cm−1
【0075】 実施例8: 1−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−フェニル−3−スルホ
ン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°Cに冷却す
る。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分間かけて
滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こうして得た
懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミノ−3−
ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリング中は炭
酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で<1に調
整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水10ml
に溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10°Cで4
時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、このジア
ゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを4〜6に調整し氷2
5gで冷却した3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−(4−スルホフェニル)
−4−ピラゾール(脱塩水60ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、1
0分間かけて加える。酢酸ナトリウム5gを加え、炭酸水素ナトリウム10gで
pHを3〜5に調整し、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する。次
に、色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60℃
に加熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%)
21mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、こ
の温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、膜
ろ過を実施する。
【0076】 乾燥により、色素(8)を収量50gで黒色粉末として得る。
【0077】 UV−VIS(2.266mg/100ml):λmax =438nm λmax =588nm IR(KBr):3425(COOH)、1645(C=C)、1470、1
185(SO )cm−1
【0078】 実施例9: 2−ヒドロキシ−1−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−ナフ
タレン−4−スルホン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で
0〜5°Cに冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中
)を45分間かけて滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により
壊す。こうして得た懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ
−7−アミノ−3−ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。
カップリング中は炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、p
Hを塩酸で<1に調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8
g(脱塩水10mlに溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチ
を5〜10°Cで4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する
。その後、このジアゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを
4〜6に調整し氷25gで冷却した3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−(4
−スルホフェニル)−4−ピラゾール(脱塩水60ml中に0.05モルを溶か
した)の溶液に、10分間かけて加える。酢酸ナトリウム5gを加え、炭酸水素
ナトリウム10gでpHを3〜5に調整し、その後このバッチを15〜20℃で
6時間撹拌する。次に、色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この
溶液を、予め60℃に加熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびア
ンモニア(25%)21mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90
℃に加熱した後、この温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチ
オ硫酸塩を加え、膜ろ過を実施する。
【0079】 乾燥により、色素(10)を収量53gで黒色粉末として得る。
【0080】 UV−VIS(2.326mg/100ml):λmax =430nm λmax =580nm IR(KBr):3440(COOH)、1645(C=C)、1470、1
175(SO )cm−1
【0081】 実施例10: 2−[(4−アミノ−3−メトキシ−6−メチルフェニル)アゾ]−ナフタレ
ン−4,8−ジスルホン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷
で0〜5°Cに冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml
中)を45分間かけて滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸によ
り壊す。こうして得た懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキ
シ−7−アミノ−3−ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する
。カップリング中は炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、
pHを塩酸で<1に調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.
8g(脱塩水10mlに溶解した)を滴下により1〜2時間かけて加え、その後
このバッチを5〜10°Cで4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸
で除去する。その後、このジアゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶
液でpHを4〜6に調整し氷25gで冷却した1−ヒドロキシ−7−アミノ−3
−ナフトエ酸(脱塩水60ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、10分
間かけて加える。酢酸ナトリウム5gを加え、炭酸水素ナトリウム10gでpH
を3〜4に調整し、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する。次に、
色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60℃に加
熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%)21
mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、この温
度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、膜ろ過
を実施する。
【0082】 乾燥により、色素(11)を収量52gで黒色粉末として得る。
【0083】 UV−VIS(2.288mg/100ml):λmax =418nm λmax =570nm IR(KBr):3455(COOH)、1660(C=C)、1440、1
170(SO )cm−1
【0084】 実施例11: 1−[(4−アミノ−3−カルボキシフェニル)アゾ]−フェニル−3−スル
ホン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°Cに冷却
する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分間かけ
て滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こうして得
た懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミノ−3
−ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリング中は
炭酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で<1に
調整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水10m
lに溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10°Cで
4時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、このジ
アゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを4〜6に調整し氷
25gで冷却した3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−(4−スルホフェニル
)−4−ピラゾール(脱塩水60ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、
10分間かけて加える。酢酸ナトリウム5gを加え、炭酸水素ナトリウム10g
でpHを3〜5に調整し、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌する。
次に、色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予め60
℃に加熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(25%
)21mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱した後、
この温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を加え、
膜ろ過を実施する。
【0085】 乾燥により、色素(12)を収量51gで黒色粉末として得る。
【0086】 UV−VIS(2.646mg/100ml):λmax =428nm λmax =590nm IR(KBr):3430(COOH)、1650(C=C)、1465、1
180(SO )cm−1
【0087】 実施例12: 1−[(4−アミノ−3−メトキシフェニル)アゾ]−フェニル−3−スルホ
ン酸0.05モルを塩酸(10N)10mlと混合し、氷で0〜5°Cに冷却す
る。この溶液に、亜硝酸ナトリウム3.4g(水10ml中)を45分間かけて
滴下する。過剰の亜硝酸ナトリウムをスルファミン酸により壊す。こうして得た
懸濁液を、pHを8.5〜9.0に調整した1−ヒドロキシ−7−アミノ−3−
ナフトエ酸0.05モルの溶液に、0〜5°Cで滴下する。カップリング中は炭
酸ナトリウムでpHを8.5〜9.0に維持する。次に、pHを塩酸で<1に調
整し、反応容器に氷15gを加え、亜硝酸ナトリウム3.8g(脱塩水10ml
に溶解した)を1〜2時間かけて滴下し、その後このバッチを5〜10°Cで4
時間撹拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で除去する。その後、このジア
ゾ化した構成単位を、予め水酸化ナトリウム水溶液でpHを8〜9に調整し氷2
5gで冷却した2−ヒドロキシナフタレン−3−N−フェニルカルボキサアミド
(脱塩水60ml中に0.05モルを溶かした)の溶液に、10分間かけて加え
る。炭酸ナトリウム5gを加え、その後このバッチを15〜20℃で6時間撹拌
する。次に、色素溶液をジエタノールアミン12gと混合する。この溶液を、予
め60℃に加熱した硫酸銅13g(水50mlに溶解した)およびアンモニア(
25%)21mlからなる溶液と混合する。このバッチを88〜90℃に加熱し
た後、この温度を4時間維持し、最後に、実施例1の記述と同様にチオ硫酸塩を
加え、膜ろ過を実施する。
【0088】 乾燥により、色素(13)を収量54gで黒色粉末として得る。
【0089】 UV−VIS(2.400mg/100ml):λmax =419nm λmax =581nm IR(KBr):3445(COOH)、1660(C=C)、1420、1
155(SO )cm−1
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月12日(2002.2.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、Rは、OH、O(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アル
キル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C 〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、S
NH、SON[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH
(C〜C)−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH 、NH(C〜C)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ
(C〜C)−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、およびハ
ロゲンからなる群から選択した1個または複数個の置換基で置換されたアリール
であり、 Rは、OH、O(C〜C)アルキル、COOM、またはSOMであり
、 R、R、およびRは、同じかまたは異なり、それぞれが、H、OH、O
(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アルキル−COOM、O(C 〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、
(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、SONH、SON[ヒ
ドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C)−アルキル
、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C〜C)−ア
ルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル
、N[(C〜C)−アルキル]、およびハロゲンからなる群から選択
され、 Rは、非置換であるか、またはOH、O(C〜C)−アルキル、O(C 〜C)−アルキル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O
[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COO
M、SOM、SONH、CONH−フェニル、SONH−フェニル、S
N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C
−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C
)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C
−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、ハロゲン、およびフェニ
ルスルホからなる群から選択した1個または複数の置換基で置換された、単環式
または二環式の複素環式の芳香族基、あるいは同様に置換されたピラゾールまた
はピリドンの基であり、 Mは、水素、1価の金属カチオン、多価金属カチオンの1当量分、または非置
換であるか、またはアルキル、アルコキシアルキルもしくはヒドロキシアルキル
で置換されたアンモニウムイオンである。]
【化2】 [式中、MがAl、Cr、Fe、Co、NiまたはCu、特にCuであり、 R20が、C〜C−アルキルであり、 nが、0または1であり、 Xが、化学結合、−CO−または−SO−である。]
【化3】 得られたジアゾニウム塩を式(15)の化合物と結合させること、および H−R (15) 得られた式(16)の化合物を
【化4】 式(17)のジアゾニウム塩と結合させること、および
【化5】 [式中、Xは、アニオンである] 金属塩溶液で錯体化することを含む方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】 式中、Rは、OH、O(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アル
キル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C 〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、S
NH、SON[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH
(C〜C)−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH 、NH(C〜C)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ
(C〜C)−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、および
ハロゲンからなる群から選択した1個または複数個、たとえば2、3、4、また
は5個の置換基で置換されたアリールであり、 Rは、OH、O(C〜C)アルキル、COOM、またはSOMであり
、 R、RおよびRは、同じかまたは異なり、それぞれが、H、OH、O(
〜C)−アルキル、O(C〜C)−アルキル−COOM、O(C
)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(
〜C)−アルキル、COOM、SOM、SONH、SON[ヒド
ロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C)−アルキル、
SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C〜C)−アル
キル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル] 、N[(C〜C)−アルキル]、およびハロゲンからなる群から選択さ
れ、 Rは、非置換であるか、またはOH、O(C〜C)−アルキル、O(C 〜C)−アルキル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O
[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COO
M、SOM、SONH、CONH−フェニル、SONH−フェニル、S
N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C
−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C
)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C
−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、ハロゲン、およびフェニ
ルスルホからなる群から選択した1個または複数個、たとえば2、3、4、また
は5個の置換基で置換された、単環式または二環式の複素環式の芳香族基、ある
いは同様に置換されたピラゾールまたはピリドンの基であり、 Mは、水素、1価の金属カチオン、多価金属カチオンの1当量分、または非置
換であるか、またはアルキル、アルコキシアルキルもしくはヒドロキシアルキル
で置換されたアンモニウムイオンである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】 好ましくはRが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、SO
、およびNHからなる群から選択した1、2、または3個の置換基で置換され
た、フェニルまたはナフタレン基であり、 好ましくはRが、OHまたはCOOMであり、 好ましくはRが、H、メチル、またはO(C〜C)−アルキルであり、 好ましくはRおよびRが、それぞれH、COOM、またはSOMであり
、 好ましくはRが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、SO
、NH、NHアリール、NHアシル、およびフェニルスルホからなる群から選
択した1、2、または3個の置換基で置換されたピリジルまたはピラゾール基で
あり、 好ましくはMが、H、Na、K、Li、Ca/2またはアンモニウムである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
【化6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 11/00 C09D 11/00 4L055 D06P 1/10 D06P 1/10 D21H 17/07 D21H 17/07 21/28 21/28 A G03G 9/09 G03G 9/08 361 Fターム(参考) 2H005 AA06 CA22 2H086 BA55 4H057 AA02 BA25 DA01 4J038 JC38 KA08 MA02 NA03 NA04 NA26 4J039 BA32 BA36 BA37 BA38 BA39 BC42 BC59 BC65 BC72 BC73 BC75 BC77 BC79 BE01 BE22 CA06 CA07 GA24 4L055 AG34 AG35 AH03 FA12 FA30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(4)のトリスアゾ色素の金属錯体。 【化1】 [式中、Rは、OH、O(C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アル
    キル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C 〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COOM、SOM、S
    NH、SON[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH
    (C〜C)−アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH 、NH(C〜C)−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ
    (C〜C)−アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、およびハ
    ロゲンからなる群から選択した1個または複数個の置換基で置換されたアリール
    であり、 Rは、OH、O(C〜C)アルキル、COOM、またはSOMであり
    、 R、R、およびRは、同じかまたは異なり、それぞれが、H、OH、O
    (C〜C)−アルキル、O(C〜C)−アルキル−COOM、O(C 〜C)−アルキル−SOM、O[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、
    (C〜C)−アルキル、COOM、SOM、SONH、SON[ヒ
    ドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C)−アルキル
    、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C〜C)−ア
    ルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル
    、N[(C〜C)−アルキル]、およびハロゲンからなる群から選択
    され、 Rは、非置換であるか、またはOH、O(C〜C)−アルキル、O(C 〜C)−アルキル−COOM、O(C〜C)−アルキル−SOM、O
    [ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、(C〜C)−アルキル、COO
    M、SOM、SONH、CONH−フェニル、SONH−フェニル、S
    N[ヒドロキシ(C〜C)−アルキル]、SONH(C〜C
    −アルキル、SON[(C〜C)−アルキル]、NH、NH(C
    )−アルキル、NHアシル、NHアリール、N[ヒドロキシ(C〜C
    −アルキル]、N[(C〜C)−アルキル]、ハロゲン、およびフェニ
    ルスルホからなる群から選択した1個または複数の置換基で置換された、単環式
    または二環式で、炭素環式または複素環式の芳香族基、あるいは同様に置換され
    たピラゾールまたはピリドンの基であり、 Mは、水素、1価の金属カチオン、多価金属カチオンの1当量分、または非置
    換であるかまたはアルキル、アルコキシアルキルもしくはヒドロキシアルキルで
    置換されたアンモニウムイオンである。]
  2. 【請求項2】 Rが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、S
    M、およびNHからなる群から選択した1、2、または3個の置換基で置
    換された、フェニルまたはナフタレン基である請求項1に記載の金属錯体。
  3. 【請求項3】 Rが、OHまたはCOOMである請求項1または2に記載
    の金属錯体。
  4. 【請求項4】 Rが、H、メチル、またはO(C〜C)−アルキルで
    ある請求項1から3の一項または複数項に記載の金属錯体。
  5. 【請求項5】 Rが、H、COOM、またはSOMである請求項1から
    4の一項または複数項に記載の金属錯体。
  6. 【請求項6】 Rが、H、COOM、またはSOMである請求項1から
    5の一項または複数項に記載の金属錯体。
  7. 【請求項7】 Rが、OH、O(C〜C)−アルキル、COOM、S
    M、NH、NHアリール、NHアシル、およびフェニルスルホからなる群
    から選択した1、2、または3個の置換基で置換されたフェニル、ナフチル、ピ
    リジルまたはピラゾール基である請求項1から6の一項または複数項に記載の金
    属錯体。
  8. 【請求項8】 式(4a)の化合物を特徴とする請求項1から7の一項また
    は複数項に記載の金属錯体。 【化2】 [式中、MがAl、Cr、Fe、Co、NiまたはCu、特にCuであり、 R20が、C〜C−アルキルであり、 nが、0または1であり、 Xが、化学結合、−CO−または−SO−である。]
  9. 【請求項9】 請求項1から8の一項または複数項に記載のトリスアゾ色素
    の金属錯体を調製する方法であって、式(14)のナフトールアミンをジアゾ化
    すること、および 【化3】 得られたジアゾニウム塩を式(15)の化合物と結合させること、および H−R (15) 得られた式(16)の化合物を 【化4】 式(17)のジアゾニウム塩と結合させること、および 【化5】 [式中、Xは、アニオンである] 金属塩溶液で錯体化することを含む方法。
  10. 【請求項10】 請求項1から8の一項または複数項に記載のトリスアゾ色
    素の金属錯体を使用する方法であって、天然または合成繊維材料の染色および印
    刷用、記録媒体上への文字と画像の記録用、紙またはセルロースのパルプ着色用
    に、また電子写真トナーおよび粉体コーティングのための着色剤として使用する
    方法。
  11. 【請求項11】 1種または複数の請求項1から8の一項または複数項に記
    載の金属錯体色素を含む記録用流体。
  12. 【請求項12】 1種または複数の金属錯体色素0.1〜50重量%と、水
    0〜99重量%と、有機溶媒、湿潤剤またはその組合せ0.5〜99.5重量%
    とを含む請求項11に記載の記録用流体。
  13. 【請求項13】 1種または複数の金属錯体色素0.5〜15重量%と、水
    35〜75重量%と、有機溶媒、湿潤剤またはその組合せ10〜50重量%とを
    含む、請求項11に記載の記録用流体。
  14. 【請求項14】 1種または複数の金属錯体色素0.5〜15重量%と、水
    0〜20重量%と、有機溶媒、湿潤剤またはその組合せ70〜99.5重量%と
    を含む、請求項11に記載の記録用流体。
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