JP2003528682A - 聴覚誘発電位のモニタリング - Google Patents

聴覚誘発電位のモニタリング

Info

Publication number
JP2003528682A
JP2003528682A JP2001571996A JP2001571996A JP2003528682A JP 2003528682 A JP2003528682 A JP 2003528682A JP 2001571996 A JP2001571996 A JP 2001571996A JP 2001571996 A JP2001571996 A JP 2001571996A JP 2003528682 A JP2003528682 A JP 2003528682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aep
index
patient
window
sweep
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001571996A
Other languages
English (en)
Inventor
イェンセン,エリック・ウェーバー
Original Assignee
ダンミーター・アクティーゼルスカブ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダンミーター・アクティーゼルスカブ filed Critical ダンミーター・アクティーゼルスカブ
Publication of JP2003528682A publication Critical patent/JP2003528682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4821Determining level or depth of anaesthesia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/316Modalities, i.e. specific diagnostic methods
    • A61B5/369Electroencephalography [EEG]
    • A61B5/377Electroencephalography [EEG] using evoked responses
    • A61B5/38Acoustic or auditory stimuli

Abstract

(57)【要約】 患者の意識のレベルを示す信号を抽出するための方法および装置であって、患者に反復聴覚刺激を与えるステップと、外生入力を用いた自己回帰モデルを用いて患者によって生成されたAEPをモニタするステップと、その後、指数(AAI)を計算するステップとを含み、この指数は表示されるかその他の態様で用いられて、麻酔の深さを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
この発明は、人間の聴覚誘発電位をモニタする際に麻酔の深さを表わす指標を
計算するための方法および装置、ならびにこの方法をコンピュータで実施するよ
う適応させたコンピュータプログラムに関する。
【0002】 麻酔の深さの評価は、一般に、血圧、心拍数、瞳孔のサイズ等の生理学的指標
の臨床的観察に基づく。一般的な麻酔の最中に神経筋遮断薬を用いると、通常な
らば意識を示す臨床徴候が不能化される。患者自身が、手術中に完全に意識があ
り、最悪の場合では痛みと心臓不整脈とを知覚したと述べる多くの事態が存在す
る。したがって、麻酔の深さを評価するための方法および装置に対する必要性が
ある。多くの調査結果が既に公開されており、そこでは一般的な麻酔の期間中の
意識のレベルを示すのに聴覚誘発電位(AEP)が用いられている。AEPはE
EG信号のサブ要素であり、聴覚刺激によって誘発され、頭皮電極で記録され、
コンピュータによって増幅され分析される。AEPは進行中のEEGからの雑音
に埋め込まれた電気的な小さな信号であり、この理由のために、AEP信号を抽
出するために高度な信号処理が必要とされる。AEP信号は、従来、刺激信号に
対する応答の、最大1000回の反復を平均することで抽出される。これはきわ
めて時間を消費するプロセスであり、実施するのに最大何分か、典型的には2−
3分かかり、麻酔科医が適切な麻酔投与量の予測変数としてAEP信号を用いな
ければならない場合には、時間がかかりすぎる。
【0003】 国際特許出願第WO98/10801(PCT/GB97/02435)号か
ら、麻酔の深さを表す指数を計算するための制御システムおよび方法が公知であ
る。麻酔の深さを示す指数を計算する方法は、患者によって生成されたAEPを
モニタし、モニタされたAEP信号の粗さに対応する信号をもたらすことに基づ
く。未処理のAEP信号は、所与の期間の一連の掃引またはフレームに分割され
、各掃引は反復する聴覚刺激と同期される。n個の掃引が順次記録され、平均さ
れて時間平均掃引を生成する。この時間平均掃引に対して麻酔指数が計算される
。新しい一連の掃引が記録されるたびに、新しい時間平均掃引が最新のn個の掃
引から決定され、その時間平均掃引に対して麻酔指数が計算される。このように
して、指数は常に更新される。
【0004】 患者が意識を失うと、ほとんどのAEPのピークの振幅は小さくなり、その潜
時も一般に増加することが観察されてきた。これらの変化はほとんど同時に、す
べての患者で同一方向に生じる。したがって、適切な指数とはこれらの変化を反
映するものである。
【0005】 指数を計算するための実験アルゴリズムが開発されてきた。このアルゴリズム
は、移動時間平均掃引の連続する2点間の、各々の差の平方根の総和に基づく。
この聴覚誘発電位指数は以下の等式によってもたらされる。
【0006】
【数4】
【0007】 式中、x1からx256は時間平均フレームのサンプル点であり、kはスケーリング
定数である。
【0008】 AEP指数はフィルタされた時間平均掃引の各々に対して計算され、指数対時
間のプロットを生成してスクリーンに表示することができる。患者が覚醒してい
ると、指数は典型的に80から90の範囲にあるが、麻酔中では典型的に35か
ら40の範囲にある。
【0009】 『メソッズ・オブ・インフォメーション・イン・メディスン(Methods of Inf
ormation in Medicine)』、1996;35:256−260にある、E.W.
イェンセン(E.W. Jensen)、P.リンドホーム(P. Lindholm)およびS.W.
ヘンネバーグ(S.W. Henneberg)による、「麻酔の深さの速やかな変化を測定す
るための、外生入力を用いた中潜時聴覚誘発電位の自己回帰モデリング(Autore
gressive Modeling with Exogenous Input of Middle-Latency Auditory-Evoked
Potentials to Measure Rapid Changes in Depth of Anesthesia)」との題名
の論文は、掃引ごとのAEP推定値を生成するためのシステム特定方法、および
外生入力を用いた自己回帰モデリング(ARX)を記載する。この方法は、アル
フェンタニルおよびプロポフォルの麻酔下にあった10名の患者で臨床的に評価
された。プロポフォルの導入とNa−Paの振幅が最初の振幅の25%に減少し
た時点との時間間隔が測定された。これらの測定値は、プロポフォル導入の間、
ARXの推定によるAEPがMTAの推定によるAEPと比べ、有意識から意識
消失への移行をたどるのがはるかに速い(p<0.05)ことを示した。
【0010】 この発明の目的は、より安全な結果が比較的より速やかに達成され、それによ
り、たとえば手術で、完全麻酔をせずに患者を処置するリスクが減少するよう、
この測定方法を改良することである。
【0011】 ARXモデリングを用いることにより、遅延は約6秒にまで減少する。 この発明の第2の目的は、麻酔の手続きをより効果的に(時間効率を良く)し
、職員の仕事量を減じることである。
【0012】 この発明の第3の目的は、意識のレベルを連続してモニタするための、持ち運
びが可能で設置および運転が容易な装置を作成することである。
【0013】 このことは、たとえば、請求項8に開示された装置を用い、請求項1に開示さ
れた方法によって達成される。
【0014】 さらに有利な特徴は、従属クレームで開示されたものによって達成される。 この発明に従った方法および装置を用いると、たいていは15回ほどのわずか
な反復でAEPを抽出し、それによって遅延を約6秒にまで短縮する可能性が達
成される。AEPはいくつかのピークと谷とを含む極めて複雑な信号であるため
に、AEPを写像して1つの数字に、すなわち、解釈が容易であってなおAEP
と同じ情報を含むARX指数にすることが望ましい。このことは、この方法に従
うことにより、さらに、この発明に従った装置を用いることによって可能となる
。ARX指数は、患者の覚醒時には典型的に60より大きくなり、患者が麻酔下
にあると減少する。意識の消失は、典型的に指数が28より下がると生じる。
【0015】 この発明に従った装置は、3つの表面電極、たとえば、プロプライタリイな(
propritary)3つの表面電極を用いるだけで動作することができ、その結果は以
下の通りになる。
【0016】 −完全に更新されたAEPが数秒以内で得られる。 −従来の移動時間平均法よりもはるかに速くAEP指数を計算する。
【0017】 −意識消失からの移行およびその逆の移行をたどることが一段と速やかである
【0018】 −一貫した正確な読出し。 −手術室で用いるための、可能な最適化された表示。
【0019】 −操作および清掃の容易なタッチスクリーン。 −完全グラフィック表示。
【0020】 この発明に従った方法および装置は、一般的な麻酔の期間中、麻酔薬の耐性お
よび感度に関する患者の生物学的変化から独立して意識のレベルをモニタする。
【0021】 この発明に従った方法は、請求項13および14で開示されるように、コンピ
ュータで行なうことができる。
【0022】 次に、図面を参照してこの発明をより詳細に説明する。
【0023】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図1では、AEP(聴覚誘発電位)を抽出し、患者の麻酔の深さを示す指数を
計算するためのシステム1が概略的に示される。
【0024】 患者2に対し、ヘッドホン、イヤホン、または同様のものによって送出される
反復音声信号を与える。このような音声信号は、約1−2msの短期間のクリッ
ク形式の雑音信号で患者の両耳に送出され、AEPまたは聴覚誘発電位として公
知の特有の電位を、患者の脳波(EEG)応答において生成する。ヘッドホンお
よび音声信号を生成するための機器、たとえば、信号発生器は図1に示されない
【0025】 EEG信号(脳波信号)がもたらされる電極は、患者2の頭部に装着される。
3つまたはそれより多くの電極、たとえば頭皮電極を用いることができる。3つ
の電極を用いる場合、それらは以下の位置で患者2に装着される。すなわち、前
頭中央に正の電極、左前頭にリファレンス電極、および耳の後ろ、好ましくは乳
様突起領域に負の電極を置く。他の位置を用いても同様の結果が得られる。
【0026】 電極は患者のケーブルに接続され、このケーブルは増幅器3に至る。この増幅
器3は高い同相除去比(CMMR)を備えた計測増幅器である。増幅されたアナ
ログ信号は、A/Dコンバータ(図示せず)によってデジタル化され、デジタル
処理ユニット4に送られる。このデジタルユニットは、パーソナルコンピュータ
(PC)、特に、シングルボードパーソナルコンピュータの形をとってよい。デ
ジタル化された信号は分析されてコンピュータ4に記憶されるが、これは、AE
P(聴覚誘発電位)を抽出するためのアルゴリズムおよび指数を計算するための
アルゴリズムに従ってプログラミングされる。AEPを抽出し、指数を計算する
ためのこれらの方法は、後により詳細に説明する。
【0027】 AEPおよび指数はディスプレイ6に表示され、入力機器5を用いてコンピュ
ータ4に命令を与えることができる。この入力機器5は、タッチプレートまたは
タッチスクリーンの形をとってよく、ディスプレイに触れることによってコンピ
ュータに命令を与えることができるよう、ディスプレイ6と組合せることができ
る。
【0028】 指数およびAEP信号の、抽出され計算された値は、接続7を用いて外部装置
(図示せず)に伝送することができ、この接続はRS−232接続の形をとって
よい。外部装置は、たとえば、薬剤を患者に投与するための装置であってよい。
したがって、このシステムを用い、麻酔の深さに関して、患者に送出される薬剤
の量を制御することができる。外部装置の他の例は、患者をモニタまたは処置す
るための装置、たとえば、呼吸器系を制御するための装置である。
【0029】 この発明の実施例に従った、方法およびシステムに含まれる手続きまたは関数
は、Aラインモニタ(AAI:AラインARX指数)と呼ばれ、図2に示される
【0030】 患者からの信号を表すデータは一連の未処理の掃引11の形で処理ユニット4
に導入される。この発明の実施例では、これらの掃引11は900Hzのサンプ
リング周波数でもたらされ、各掃引は70個のサンプルを含み、80msの掃引
長を有する。信号を生成するために用いられるクリック刺激は2msの持続時間
を有し、正常聴力レベルを超える70dBの強度であった。
【0031】 各掃引は、この掃引がさらなる処理に含まれるべきか否かを決定するために、
まず、人工アルゴリズム12によって処理される。2種類の人工アルゴリズムが
用いられる。
【0032】 第1に、1つの掃引内にアーチファクトが存在する場合、未処理のデータの振
幅は、一般的に通常の掃引の振幅よりもはるかに大きい。ある範囲の数で示され
、A/Dコンバータに許容される振幅は、たとえば0−65534である。EE
Gの範囲の95%は15000−55000であり、したがって、或るサンプル
が5000より低いか60000を超える場合、後続の或る数のサンプル、たと
えば400個のサンプルは拒絶される。
【0033】 第2に、増幅器3の飽和の後の期間中に、信号は通常の範囲に、すなわち、1
5000−55000に移行する。しかしながら、この期間中に、聴覚刺激から
生じるクリックアーチファクトが観察されることがある。したがって、クリック
アーチファクトを検出するアルゴリズムが実現される。クリックの前の10個の
サンプルの平均差が計算される。すなわち、ある掃引nの最初のサンプルと掃引
n−1の最後のサンプルとの間の差が、たとえば、前に計算された平均差の5倍
より大きい場合、後続の或る数のサンプル、たとえば、次の800個のサンプル
は拒絶される。
【0034】 信号雑音比(SNR)を改善するために、移動タイマ平均(MTA)および外
生入力を用いた自己回帰(ARX)モデルを適用する前に、帯域通過フィルタ1
3をシステム内に含む。このフィルタは、この発明の実施例では16ないし15
0Hzの帯域を有し、デジタル方式で実現される、5次のバターワース(Butter
worth)フィルタであってよい。
【0035】 AEPの速やかな抽出を容易にするARXモデル(外生入力を用いた自己回帰
)は、一般化されたARXモデルを示す図3を参照して次に説明される。
【0036】 ARXモデルは、デジタル信号を分析するために、ARモデルに外生入力を加
えることによって得られる。したがって、ARXモデルは以下の等式によって規
定される。
【0037】
【数5】
【0038】 式中、nは後退係数(a1...an)の次数であり、mは前進係数(b1...bm)の
次数である。出力はyであり、uは外生入力であり、eはエラーである。
【0039】 図3では、ホワイトノイズによって駆動され、平均化されたEEG活量によっ
て規定されるARの部分22が示される。15個の掃引を用いて事前の平均化を
行なってもよい。
【0040】 ブロック23への外生入力uは、或る数の掃引、たとえば最新の256個の掃
引を平均化することよって生成されるAEPである。ARXモデルからの出力y
は、或る数の、好ましくは15個の、平均化されたEEG背景活動度およびAE
Pを含む最新の収集された掃引の平均値である。モデルの係数が決定されると、
外部入力uのIIRフィルタによってARX−AEPが得られる。
【0041】 たとえば、5次のモデルでは、ARXの等式は以下のようになる。
【0042】
【数6】
【0043】 エラー項eは削除され、等式は行列形式に書込まれる。
【0044】
【数7】
【0045】 上に示された等式システムは、線形方程式の優決定組である。したがって、ガ
ウスの消去法(Gaussian elimination)またはLU分解では満足な結果をもたら
すことができないであろう。優決定系を解くための極めて強力な方法は、この問
題を最小二乗平均(LMS)の観念で解く、特異値分解(SVD)である。行列
がフルランクを有さないことを意味する、マトリクス内の特異点は、行列が明ら
かな先験知識のないデータで構成される場合、頻繁に生じる。特異点は、等式内
に両義性がある場合に生じ得る。これはパラドクスである。なぜなら、一方では
このシステムは優決定であり(未知数よりも等式の個数が多い)ながら、同時に
、あまりに多くの等式が互いに線形(または線形に近い)組合せであるために解
が不定であるからである。SVDは特異値の問題を診断して解き、有意義な数値
結果を生成することに加え、LMS根をもたらす。
【0046】 モデルの次数は誤差関数を考慮することによって決定される。誤差関数は以下
の等式によって規定される。
【0047】
【数8】
【0048】 式中、e(i)=y(i)−y^(i)であり、Nは1つの掃引内のサンプル
数である。変数y(i)およびy^(i)は或る数の掃引、たとえば15個の掃
引の、それぞれ実数および予測された事前平均である。同定はアンダーソン(An
derson)の試験によって、予測誤差eの信用性(whiteness)に対して行なわれ
る。予測誤差が95%の信頼性のレベルで信用できる場合、同定は容認される。
nおよびmの最適値は、アカイケ H.(Akaike H.)によって規定された最終
予測誤差(FPE)関数(アカイケ「統計的な予測変数の同定(Statistical pr
edictor identification)」、アニュアルズ・オブ・ザ・インスティテュート・
オブ・スタティスティカル・マスマティクス(Ann. Inst. Statist. Math)19
70;第225、203−217号)を最小にすることによって選択される。
【0049】
【数9】
【0050】 式中、nはARXモデルの係数の総数である。 FPEは誤差関数を最小化する必要性と、ARXモデルのパラメータの数を制
限する必要性とを表す。
【0051】 ARXモデルの次数は、理想的には各掃引ごとに計算されるべきである。これ
は極めて時間を消費するプロセスであり、したがって、高速処理時間の必要性に
従うために、後退係数および前進係数の両方に対して5の平均モデル次数が選択
された。別の適切な数字、好ましくは10未満の数字が選択されてよいことは明
らかである。
【0052】 図2が示すように、ブロック15からの出力は、256個の掃引にわたって各
掃引に均等に重みを付けて計算した移動時間平均(MTE)によって得られたA
EPであり、これはディスプレイ6(図1)に送られて、AEPMTA表示16と
して表示され得る。さらに、帯域フィルタ13からの出力、すなわち、EEG信
号はディスプレイ6(図1)に送られ、EEG表示14として表示され得る。
【0053】 ブロック15からの出力もまた、ブロック17からの出力とともにARXモデ
ル18に送られ、より少ない数の掃引、好ましくは15個の掃引に対してMTA
を生成する。ARXモデル18からの出力は、上で説明されたように、ARXに
よって抽出されたAEPであり、AEPARXと呼ばれるが、これもまたディスプ
レイ装置6(図1)に送られて、AEPARX表示19として表示され得る。
【0054】 麻酔のレベルを定量化するために、AEPARXを写像して指数にすることが望
ましい。このことを行なうために、ARXモデルからの出力が指数計算のために
ブロック20に送られる。この関数は以下に説明される。
【0055】 ブロック20によって計算された指数はAラインARX指数(AAI)と呼ば
れ、ディスプレイ装置6(図1)に表示することができ、AAI−(AEPARX- )指数表示21として表示することができる。AEPはいくつかのピークを含む
。中潜時AEP(MLAEP)に対応する、潜時10−100msを有するピー
クの振幅は、患者が麻酔下にあると減少し、それと同時にピークの潜時が延長さ
れることが一般的に認められている。この発明に従った指数は、情報を失わない
ようにこれらの2つの規則を保持する。さらに、信頼性のある指数を得るために
、以下の前提に従うものとする。
【0056】 1.手術および麻酔薬とは独立した、可能な多数の患者に対する有効性。 2.雑音と意識の変化とを識別するために、覚醒状態と昏睡状態との間に良好
なダイナミクスが求められる。
【0057】 AEP指数はAEPのウィンドウ内で計算されるが、これはウィンドウの開始
および終了を除外する場合がある。好ましくは、ウィンドウは20−80msの
AEPウィンドウであり、AEPの潜時および振幅の変化は均等に重み付けされ
る。ウィンドウの20msの開始はBAEP(聴覚脳幹誘発電位)および耳介筋
のアーチファクトを含まぬように選択され、ウィンドウの80msの終了はLL
AEPを含まぬよう選択される。なぜなら、BAEPおよびLLAEP(長潜時
の聴覚誘発電位)は麻酔の深さとうまく相関しないからである。この発明に従っ
たAEP指数(AAI)は、これまでの試験において、意識のある患者と麻酔下
にある患者との優れた識別を行なってきた。AEP指数(AAI)は麻酔中の睡
眠レベルを反映するよう規定される。
【0058】 まず、yは以下のように規定される。
【0059】
【数10】
【0060】 式中、xiは掃引のサンプルであり、k1は定数であり、これは、好ましくは0,
0100より大きく0,02000より小さく、特に、0,0165となるよう
選択されてよく、k2およびk3はAEPウィンドウの開始および終了を含まぬよ
う選択された、総和のそれぞれ開始および終了サンプルである。
【0061】 AEPウィンドウが70個のサンプルを含む場合、k2は好ましくは17であ
ってよく、k3は69であってよい。
【0062】 AAI指数は以下のように規定される。
【0063】
【数11】
【0064】 式中、k4、k5、k6、k7およびpは定数である。好ましくは、0,2500<
4<0,3000であり、最も好ましい形式ではk4=0,2786である。好
ましくは43,0000<k5<43,5000であり、最も好ましい形式では
5=43,2857である。好ましくは9,1000<k6<9,8000であ
り、最も好ましい形式ではk6=9,3769である。好ましくは0,25<k7 <0,30であり、最も好ましい形式ではk7=0,28である。好ましくは4
≦p≦6であり、最も好ましい形式ではp=5である。
【0065】 この発明の最も好ましい実施例では、ARX指数は以下のように規定される。
【0066】
【数12】
【0067】 この指数は0から99の範囲にあり、値の上昇は意識のレベルの上昇を示す。 この発明に従った方法は、たとえばプログラム言語であるボーランドパスカル
(Borland Pascal)を用い、適合するソフトウェアでプログラミングを行なった
、たとえば486MHzのクロック周波数を有するシングルボードコンピュータ
等のコンピュータ4で本質的に実施することができ、この明細書で説明され、方
法の請求項で開示される方法およびアルゴリズムまたはそれらの部分は、望まし
い結果、すなわち、上述のAAI指数の計算および表示が得られるよう実施され
る。この発明に従ったプログラムは、任意の公知の種類の、コンピュータによる
読出可能な媒体に記憶させることができ、コンピュータ4に容易にインストール
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AEP(聴覚誘発電位)を抽出し、指数を計算するための、この
発明のシステムの実施例の概略図である。
【図2】 この発明の実施例に従った、AEP(聴覚誘発電位)の抽出およ
び指数計算をもたらすのに必要な手順を有するブロック図である。
【図3】 この発明に従って用いられる、一般化されたARXモデル(外生
入力を用いる自己回帰)を示すブロック図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月3日(2002.12.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【数1】 式中、k4、k5、k6、k7およびpは定数であり、yは以下のように規定され、
【数2】 式中、xiは掃引のサンプルであり、k1は定数であり、好ましくは0,0100
より大きく0,02000より小さく、特に、0,0165となるよう選択され
てよく、k2およびk3は開始および終了サンプルであり、それぞれk2およびk3 は総和のそれぞれ開始および終了サンプルであり、AEPウィンドウの開始およ
び終了を含まぬよう選択されるか、 または指数が以下のように規定されること、すなわち
【数3】 を特徴とする、装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
【発明の背景】 この発明は、反復聴覚刺激への応答として患者によって生成された聴覚誘発電
位(AEP)をモニタするための手段と、聴覚刺激の、少ない反復数、好ましく
は10より大きく50より小さい回数以内でAEPを抽出するための手段と、外
生入力を用いた自己回帰モデル(ARX)を用いるための手段と、麻酔を示す指
数(AAI)を計算するための手段とを含む、患者の意識のレベルを示す信号を
抽出するための装置に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】 このことは、請求項1に開示された装置を用いることによって達成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】 さらに有利な特徴は、従属クレームで開示されたものによって達成される。 この発明に従った装置を用いると、たいていは15回ほどのわずかな反復でA
EPを抽出し、それによって遅延を約6秒にまで短縮する可能性が達成される。
AEPはいくつかのピークと谷とを含む極めて複雑な信号であるために、AEP
を写像して1つの数字に、すなわち、解釈が容易であってなおAEPと同じ情報
を含むARX指数にすることが望ましい。このことは、この方法に従うことによ
り、さらに、この発明に従った装置を用いることによって可能となる。ARX指
数は、患者の覚醒時には典型的に60より大きくなり、患者が麻酔下にあると減
少する。意識の消失は、典型的に指数が28より下がると生じる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】 この発明に従った装置は、一般的な麻酔の期間中、麻酔薬の耐性および感度に
関する患者の生物学的変化から独立して意識のレベルをモニタする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】 この発明に従った計算は、請求項8および9で開示されるように、コンピュー
タで行なうことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0067】 この指数は0から99の範囲にあり、値の上昇は意識のレベルの上昇を示す。 この発明に従った装置は、たとえばプログラム言語であるボーランドパスカル
(Borland Pascal)を用い、適合するソフトウェアでプログラミングを行なった
、たとえば486MHzのクロック周波数を有するシングルボードコンピュータ
等のコンピュータ4で本質的に実施することができ、この明細書で説明され、請
求項で開示されるアルゴリズムまたはそれらの部分は、望ましい結果、すなわち
、上で説明されたAAI指数の計算および表示が得られるよう実施される。この
発明に従ったプログラムは、任意の公知の種類の、コンピュータによる読出可能
な媒体に記憶させることができ、コンピュータ4に容易にインストールされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の意識のレベルを示す信号を抽出する方法であって、患
    者に反復聴覚刺激を与えるステップと、患者によって生成された聴覚誘発電位(
    AEP)をモニタするステップと、外生入力を用いた自己回帰モデル(ARX)
    を用い、聴覚刺激の、少ない反復数、好ましくは10より大きく50より小さい
    回数以内でAEPを抽出するステップと、その後、麻酔の深さを示す指数(AA
    I)を計算するステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 指数の計算の際に、16Hzより高く150Hzより低い周
    波数を有する信号のみを用いるよう、AEP信号をフィルタするステップを含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 約100ms(ミリセカンド)からなるAEPウィンドウ、
    好ましくは、掃引の開始および終了を除外した20−80msのウィンドウ内の
    信号のみを指数の計算の際に用いることを特徴とする、請求項1および2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 指数は以下のように規定され、 【数1】 式中、k4、k5、k6、k7およびpは定数であり、yは以下のように規定され、 【数2】 式中、xiは掃引のサンプルであり、k1は定数であり、好ましくは0,0100
    より大きく0,02000より小さく、特に、0,0165となるよう選択され
    てよく、k2およびk3はAEPウィンドウの開始および終了を含まぬよう選択さ
    れた、総和のそれぞれ開始および終了サンプルであることを特徴とする、請求項
    1から3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 AEPウィンドウは最大80個のサンプルを含み、k2は好
    ましくは17であってよく、k3は好ましくは69であってよいことを特徴とす
    る、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 k4、k5、k6、k7、およびpは、 好ましくは0,2500<k4<0,3000であり、最も好ましい形式では
    4=0,2786であり、 好ましくは43,0000<k5<43,5000であり、最も好ましい形式
    ではk5=43,2857であり、 好ましくは9,1000<k6<9,8000であり、最も好ましい形式では
    6=9,3769であり、 好ましくは0,25<k7<0,30であり、最も好ましい形式ではk7=0,
    28であり、 好ましくは4≦p≦6であり、最も好ましい形式ではp=5であるように規定
    されることを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記指数は、 【数3】 のように規定されることを特徴する、請求項1から3のいずれか1つに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 患者の意識のレベルを示す信号を抽出するための装置であっ
    て、反復聴覚クリック刺激に対する応答として患者によって生成される聴覚誘発
    電位(AEP)をモニタするための手段と、聴覚刺激の、少ない反復数、好まし
    くは10より多く50より少ない回数以内でAEPを抽出するための手段と、外
    生入力を用いた自己回帰モデル(ARX)を用いるための手段と、麻酔の深さを
    示す指数(AAI)を計算するための手段とを含む、装置。
  9. 【請求項9】 AEP信号をフィルタするための手段、好ましくは16から
    150Hzの帯域を有する帯域フィルタ、および好ましくはデジタル方式で実装
    された5次のバターワースフィルタをさらに含むことを特徴とする、請求項8に
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 約700−1000Hz、好ましくは約900Hzの周波
    数のサンプリングで掃引をもたらすための手段と、最大100msのAEPウィ
    ンドウとを含むことを特徴とし、さらに、指数の計算の際にウィンドウ、好まし
    くは、掃引の開始および終了を除外した20−80msのウィンドウ内の信号の
    みを用いることを特徴とする、請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項4−7に記載の方法に従った、麻酔の深さを示す指
    数(AAI)を計算するための手段を含むことを特徴とする、請求項8−10の
    いずれか1つに記載の装置。
  12. 【請求項12】 計算された指数(AAI)を表示するか信号送出する手段
    を含むことを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータプログラミングコード手段を含むコンピュー
    タプログラムであって、前記手段は、前記プログラムがコンピュータで動作する
    際に、請求項1−7のいずれか1つの全ステップを実施するよう適合される、コ
    ンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータによる読出可能な媒体で実現化される、請求
    項13に記載のコンピュータプログラム。
JP2001571996A 2000-03-31 2000-11-15 聴覚誘発電位のモニタリング Pending JP2003528682A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DKPA200000537 2000-03-31
DK200000537 2000-03-31
PCT/DK2000/000636 WO2001074248A1 (en) 2000-03-31 2000-11-15 Monitoring auditory evoked potentials

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003528682A true JP2003528682A (ja) 2003-09-30

Family

ID=8159392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001571996A Pending JP2003528682A (ja) 2000-03-31 2000-11-15 聴覚誘発電位のモニタリング

Country Status (17)

Country Link
US (1) US6868345B1 (ja)
EP (1) EP1272106A1 (ja)
JP (1) JP2003528682A (ja)
KR (1) KR100742296B1 (ja)
AU (2) AU2001213824B2 (ja)
BR (1) BR0017185B1 (ja)
CA (1) CA2402922A1 (ja)
CZ (1) CZ20023135A3 (ja)
HK (1) HK1052452A1 (ja)
HU (1) HUP0300714A2 (ja)
MX (1) MXPA02009653A (ja)
NO (1) NO20024451L (ja)
NZ (1) NZ521549A (ja)
PL (1) PL198745B1 (ja)
RU (1) RU2262294C2 (ja)
WO (1) WO2001074248A1 (ja)
ZA (1) ZA200207375B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003242511A1 (en) * 2002-12-13 2004-07-09 Danmeter A/S Methods of evaluating the level of consciousness using aep eeg and anfis
DE102004052305A1 (de) * 2004-10-28 2006-05-04 Universitätsklinikum Hamburg-Eppendorf Verfahren zum Betreiben einer Auswertungseinrichtung sowie Vorrichtung zur Messung einer Narkosetiefe
WO2006122349A1 (en) * 2005-05-17 2006-11-23 Compumedics Medical Innovations Pty Ltd Method and apparatus for monitoring consciousness during anaesthesia
CN100341462C (zh) * 2005-10-20 2007-10-10 上海交通大学 双耳交替刺激的脑干听觉诱发电位描记装置
US8145297B2 (en) * 2005-11-14 2012-03-27 General Electric Company Measurement of EEG reactivity
US8064993B2 (en) * 2005-11-14 2011-11-22 General Electric Company Measurement of EEG reactivity
CN102686152A (zh) 2009-10-16 2012-09-19 飞机医疗有限公司 换能器安装件以及可佩带式监控器
CN103228209A (zh) 2010-09-21 2013-07-31 皮层动力学有限公司 复合脑功能监视和显示系统
EP2535000A1 (en) * 2011-06-17 2012-12-19 Technische Universität München Method and system for quantifying anaesthesia or a state of vigilance
RU2499546C2 (ru) * 2011-10-20 2013-11-27 Виталий Михайлович Сокольский Способ управления многокомпонентной анестезией при общехирургических вмешательствах
ES2877551T3 (es) 2013-04-24 2021-11-17 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Procedimiento de funcionamiento de un dispositivo de control para controlar un dispositivo de infusión
CN111419179B (zh) 2013-11-07 2023-04-07 赛佛欧普手术有限公司 检测神经功能的系统
EP3600024A4 (en) 2017-03-22 2021-01-06 SafeOp Surgical, Inc. MEDICAL SYSTEMS AND METHODS FOR DETECTION OF CHANGES IN ELECTROPHYSIOLOGICALLY AVOID POTENTIALS
EP4064732B1 (en) 2018-06-29 2023-10-25 Interacoustics A/S System for validation of hearing aids for infants using a speech signal
CN109498003A (zh) * 2019-01-04 2019-03-22 深圳市舟洁信息咨询服务有限公司 监测麻醉深度的装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463691B2 (ja) * 1984-10-23 1992-10-12 Nippon Koorin Kk
EP0813840A1 (de) * 1996-06-17 1997-12-29 ERICH JAEGER GmbH & Co. KG Verfahren und Messanordnung zum Messen von reizevozierten Potentialen des Gehirns
JPH10501163A (ja) * 1994-06-09 1998-02-03 アスペクト メディカル システムズ インク. 脳のバイオポテンシャル分析システム及び方法
WO1998010701A1 (en) * 1996-09-11 1998-03-19 The University Court Of The University Of Glasgow Anaesthesia control system
JPH11509430A (ja) * 1995-03-28 1999-08-24 エスシーエス メドシンプロジエクト アクチーボラグ 人間の麻酔の程度を決定しおよび監視する方法とデバイス

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9022623D0 (en) 1990-10-18 1990-11-28 Univ Manchester Depth of anaesthesia monitoring
US5697379A (en) * 1995-06-21 1997-12-16 Neely; Stephen T. Method and apparatus for objective and automated analysis of auditory brainstem response to determine hearing capacity
US6493576B1 (en) * 1996-06-17 2002-12-10 Erich Jaeger Gmbh Method and apparatus for measuring stimulus-evoked potentials of the brain
US6196977B1 (en) * 1999-04-26 2001-03-06 House Ear Institute Method for detection on auditory evoked potentials using a point optimized variance ratio
US6556861B1 (en) * 2000-11-20 2003-04-29 New York University Fetal brain monitor

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463691B2 (ja) * 1984-10-23 1992-10-12 Nippon Koorin Kk
JPH10501163A (ja) * 1994-06-09 1998-02-03 アスペクト メディカル システムズ インク. 脳のバイオポテンシャル分析システム及び方法
JPH11509430A (ja) * 1995-03-28 1999-08-24 エスシーエス メドシンプロジエクト アクチーボラグ 人間の麻酔の程度を決定しおよび監視する方法とデバイス
EP0813840A1 (de) * 1996-06-17 1997-12-29 ERICH JAEGER GmbH & Co. KG Verfahren und Messanordnung zum Messen von reizevozierten Potentialen des Gehirns
WO1998010701A1 (en) * 1996-09-11 1998-03-19 The University Court Of The University Of Glasgow Anaesthesia control system

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6010049513, Erik Weber Jensen, Marianne Nygaard, Steen W. Henneberg, ""On−line analysis of middle latency auditory evoked potentials (MLAEP) for monitoring depth of anaes", Medical Engineering & Physics, 1998, 第20巻, p.722−728, Elsevier Science Ltd. *
JPN6010049514, Erik Weber Jensen, Toni Escobet, Angela Nebot, Pere Caminal, ""DEFINITION OF A DEPTH OF ANAESTHESIA INDEX USING FUZZY INDUCTIVE REASONING (FIR)"", Proceedings of The Joint First BMES/EMBS conference Serving Humanity, Advancing Technology, 19991013, p.920, US, IEEE *
JPN6010049515, M. Elkfafi J. S. Shieh D. A. Linkens J. E. Peacock, ""Intelligent signal processing of evoked potentials for anaesthesia monitoring and control"", IEE Proc. − Control Theory Appl., 199707, 第144巻、第4号, p.354−360 *
JPN6010049516, E. W. Jensen, P. Lindholm, S. W. Henneberg, ""Autoregressive Modeling with Exogenous Input of Middle−Latency Auditory−Evoked Potentials to Measur", Methods of Information in Medicine, 199609, 第35巻、第3号, p.256−260, DE, F. K. Schattauer Verlagsgegesellschaft mbH *

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030004359A (ko) 2003-01-14
AU1382401A (en) 2001-10-15
KR100742296B1 (ko) 2007-07-24
HUP0300714A2 (en) 2003-06-28
CZ20023135A3 (cs) 2003-06-18
NO20024451L (no) 2002-10-21
RU2262294C2 (ru) 2005-10-20
ZA200207375B (en) 2003-09-15
NO20024451D0 (no) 2002-09-18
PL358452A1 (en) 2004-08-09
BR0017185B1 (pt) 2009-01-13
CA2402922A1 (en) 2001-10-11
HK1052452A1 (zh) 2003-09-19
RU2002125505A (ru) 2004-03-20
AU2001213824B2 (en) 2004-06-03
EP1272106A1 (en) 2003-01-08
WO2001074248A1 (en) 2001-10-11
US6868345B1 (en) 2005-03-15
PL198745B1 (pl) 2008-07-31
MXPA02009653A (es) 2004-05-04
BR0017185A (pt) 2003-03-18
NZ521549A (en) 2003-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhang et al. EEG complexity as a measure of depth of anesthesia for patients
CN105105714B (zh) 一种睡眠分期方法及系统
US6067467A (en) EEG operative and post-operative patient monitoring method
US7025729B2 (en) Apparatus for detecting sleep apnea using electrocardiogram signals
US7228169B2 (en) Method and apparatus for determining the cerebral state of a patient with fast response
JP2003528682A (ja) 聴覚誘発電位のモニタリング
EP1870032B1 (en) Separation of natural and drug-induced sleep of a subject
JPH1085197A (ja) Eegデータの評価方法及び装置ならびにニューラルネットワークの訓練方法
JP2006514570A (ja) 麻酔および鎮静監視のシステムおよび方法
JP2013539998A (ja) 複合脳機能モニタリング・表示システム
JP2015521076A (ja) 知覚消失の検出
WO2021109601A1 (zh) 一种麻醉深度的测量方法、存储介质及电子设备
JPWO2009157185A1 (ja) 痛み判定装置
AU2001213824A1 (en) Monitoring auditory evoked potentials
Asyali et al. Determining a continuous marker for sleep depth
JPH11509430A (ja) 人間の麻酔の程度を決定しおよび監視する方法とデバイス
Alawieh et al. A real-time ECG feature extraction algorithm for detecting meditation levels within a general measurement setup
CN112263768A (zh) 一种基于听觉节律的焦虑治疗方法和系统
CN113017647A (zh) 监测用户清醒状态的方法、装置、电子设备及介质
KR20180073114A (ko) 진정마취심도 모니터링 방법 및 그 장치
Elkfafi et al. Intelligent signal processing of evoked potentials for anaesthesia monitoring and control
JP2022520211A (ja) 非薬理的に誘発された修正された意識状態のレベルを監視するための方法およびシステム
JP2004350797A (ja) 脳波の評価方法及びその評価装置
CN117017234B (zh) 多参数集成麻醉监测与分析系统
Preethi et al. Design of H-IoT based pregnancy monitoring device in free-living environment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208